説明

ワイヤーハーネス固定具

【課題】使用材料の無駄を極力減らすことができると共に、最小の手間でワイヤーハーネスに取り付けることのできるワイヤーハーネス固定具を提供すること。
【解決手段】パネルの取付孔に挿入することで取付孔に係止可能なアンカー突起15と、アンカー突起15の支柱部12が上面に立設するベース板11と、を有するクリップ10と、ワイヤーハーネスWの外周に接着しながら巻き付け可能となるように片面が接着面1aとされ、長さ方向に一定の間隔で、クリップ10のアンカー突起15が挿通可能で且つベース板11が挿通不可能な大きさの貫通孔2が形成された帯状のクッションテープ2と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パネルの取付孔に係止可能なクリップを備えたワイヤーハーネス固定具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のワイヤーハーネス固定具の例として、図2に示すように、帯板状のベース板81の長さ方向の中間部にアンカー突起82を突設したクリップ80が知られている。このクリップ80を用いてワイヤーハーネスWを車体パネル(図示略)に固定する場合は、ベース板81の長さ方向の両端部をワイヤーハーネスWにテープ110を巻き付けることで固定し、その状態で、クリップ80のアンカー突起82を車体パネルの取付孔に挿入し係止させることで、ワイヤーハーネスWをクリップ80によりパネルに固定している。
【0003】
また、図3は特許文献1に記載された従来のワイヤーハーネス固定具の例を示している。
このワイヤーハーネス固定具105は、図3(a)に示すように、周壁に長手方向に沿って延びるスリット101が形成された筒状の外装保護材100と、前記スリット101に装着されるクリップ120と、前記外装保護材100の両端を固定することで前記スリット101を確保する巻き付けテープ110とからなり、図3(b)、(c)に示すように、クリップ120に形成された2つの隙間126に、外装保護材100のスリット101を形成する突き合わせ部102が挿入されることで、クリップ120がスリット101の長手方向に沿って移動可能とされている。
【0004】
クリップ120は、下部支柱123により互いに連結されたベース板121およびパネル押え板122と、ベース板121とパネル押え板122との間に確保された前記隙間126と、パネル押え板122の上に立設されたアンカー突起127とを有するもので、アンカー突起127は、パネル押え板122に基端が支持された上部支柱124と、該上部支柱124の先端に連設された弾性係止羽根125とで構成されている。
【0005】
このワイヤーハーネス固定具105を使用する場合は、まず、ワイヤーハーネスWの外周に外装保護材100を被せ、外装保護材100の長手方向の一方の端部を、テープ110を巻き付けることでワイヤーハーネスWに固定する。次に、スリット101の両側の突き合わせ部102をクリップ120の隙間126に挿入することで、クリップ120をスリット101に差し込み、その後、外周保護材100の他方の端部を、テープ110を巻き付けることでワイヤーハーネスWに固定する。これにより、クリップ120が、外装保護材100に軸線方向に移動自在に装着される。あとは、クリップ120の位置を決めた上で、車体パネルの取付孔(図示せず)にアンカー突起127を係合させることにより、ワイヤーハーネスWを車体パネルに取り付けることができる。この場合、クリップ120の位置を調整できるので、取付対象部に対する取付公差を吸収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−267469号公報(図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、図2に示した従来のワイヤーハーネス固定具(クリップ80)の場合、テープ110を巻き付ける際に、アンカー突起81を避けながら、ベース板81の長手方向の両側にテープ110を巻き付けなくてはならず、そのためテープ110の巻き付け量が増えると共に、巻き付け手間が増えるという問題があった。
【0008】
また、図3に示した従来のワイヤーハーネス固定具105は、取付公差を吸収することを主目的として、外装保護材100の使用を前提としたものであるため、樹脂の使用量が多くコスト高になる上、ワイヤーハーネスWに取り付ける際の作業が面倒であるという問題があった。
【0009】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用材料の無駄を極力減らすことができると共に、最小の手間でワイヤーハーネスに取り付けることのできるワイヤーハーネス固定具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤーハーネス固定具は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) パネルの取付孔に挿入することで該取付孔に係止可能なアンカー突起と、該アンカー突起の支柱部が上面に立設するベース板と、を有するクリップと、
ワイヤーハーネスの外周に接着しながら巻き付け可能となるように片面が接着面とされ、長さ方向の少なくとも1箇所に、前記クリップの前記アンカー突起が挿通可能で且つ前記ベース板が挿通不可能な大きさの貫通孔が形成された帯状のテープと、
を備えること。
(2) 上記(1)の構成のワイヤーハーネス固定具において、
前記テープが、厚み方向のクッション性を有するクッションテープよりなること。
(3) 上記(1)または(2)の構成のワイヤーハーネス固定具において、
前記貫通孔が、放射状にスリットを入れた切り込みによって形成されていること。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの構成のワイヤーハーネス固定具において、
前記貫通孔が前記テープの長手方向に間隔をおいて複数設けられており、前記テープが前記接着面を内面側にしてロール状に巻かれていること。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかの構成のワイヤーハーネス固定具において、
前記ベース板が正方形に形成されていること。
【0011】
上記(1)の構成のワイヤーハーネス固定具によれば、ワイヤーハーネスの外周に接着しながら巻き付けるテープに直接クリップを取り付けるための貫通孔を設けたので、最小のテープ巻き付け量と巻き付け手間で、クリップを使用可能な状態(パネルの取付孔に係止可能な状態)でワイヤーハーネスに簡単に固定することができる。即ち、テープに貫通孔が設けられていない場合は、アンカー突起をテープの外側に露出させておく必要があることから、アンカー突起を避けながら、例えば、ベース板の長手方向の両側にテープ巻きを施すことで、ベース板をワイヤーハーネスに固定しなくてはならず、従って、テープの巻き付け量が増えると共に、巻き付け手間が増えるという問題があったが、上記の構成のワイヤーハーネス固定具によれば、テープの裏面(接着面)側から貫通孔にアンカー突起を挿通させるだけで、アンカー突起をテープの外側に露出させることができるので、そのままテープをワイヤーハーネスの外周に巻き付けるだけで、最小のテープ巻き付け量と巻き付け手間で、クリップをワイヤーハーネスに固定することができる。
また、直接テープにクリップを取り付けることができるので、従来例のような外装保護材が不要であり、無駄な樹脂の使用量を減らすことができる。また、クリップ自体をワイヤーハーネスに直接取り付けることができるので、クリップの位置ずれの心配がなく、パネルに安定してワイヤーハーネスを固定することができる。
また、テープをワイヤーハーネスに巻き付けるだけで、クリップをワイヤーハーネスに固定できるので、結束バンドの基端に一体にアンカー突起を取り付けたバンドクリップの代わりに使うことができる。しかも、バンドクリップの場合は、ワイヤーハーネスの径に応じてバンドの先端に余長が発生するので、余長となる部分が無駄になっていたが、テープの場合は、必要長さ分だけカットして使うことができるので、無駄を極力減らすことができる。また、バンドクリップの場合は、ワイヤーハーネスに取り付ける際に、バンドを締め付けるための力が必要であるが、テープの場合は、ワイヤーハーネスの外周にあまり力を必要とせずに巻き付けることができるので、作業性の向上が図れる。
上記(2)の構成のワイヤーハーネス固定具によれば、クリップのアンカー突起をパネルの取付孔に挿入し係止させた際に、クッションテープがパネルに押圧接触することで、パネル押え片の代わりをするので、クリップに敢えてパネル押え片を設けておく必要がなく、クリップを簡素な構成にすることができる。
上記(3)の構成のワイヤーハーネス固定具によれば、例えば、放射状(Y字状や十字状など)にスリットを入れた切り込みによって貫通孔を形成しているので、完全な開口によって貫通孔を形成する場合と違い、スリットとスリットの間に残された暖簾状の舌片により、アンカー突起の最大径部の通過後の支柱部の周囲を覆うことができ、実質的な貫通孔の大きさを小さく塞ぐことができる。従って、ベース板の上面とテープの接着面との接着面積を増やすことができ、クリップの固定強度の向上に寄与することができる。例えば、クリップの支柱部の断面形状をY字状や十字状にし、切り込みを構成するスリットの形状を前記支柱部の断面形状に対応したY字状や十字状に形成することにより、アンカー突起の最大径部の通過した後の貫通孔をきれいに塞ぐことができる。
上記(4)の構成のワイヤーハーネス固定具によれば、ロールから引き出したテープの任意の貫通孔にクリップを取り付けることができるので、テープの巻き付け方に応じてクリップの位置を自由に選ぶことができ、使い勝手をよくすることができる。
上記(5)の構成のワイヤーハーネス固定具によれば、ベース板を正方形に形成したので、ベース板の4辺を基準にして、テープの向きとクリップの向きを合わせることができる。例えば、アンカー突起の向きを見ながら、ベース板の対向2辺をテープの両側縁に平行に位置合わせすることにより、アンカー突起の向きを揃えることができる。また、アンカー突起に方向性を持たせた場合は、ベース板の4辺の位置を置き換えることにより、アンカー突起の向きを90°単位で変化させることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ワイヤーハーネスの外周に巻き付けるテープに直接クリップを取り付けるための貫通孔を設けたので、最小のテープ巻き付け量と巻き付け手間で、クリップをワイヤーハーネスに簡単に固定することができる。また、外装保護材も不要であるから、使用する材料の無駄を極力減らすことができると共に、最小の手間でワイヤーハーネスに取り付けることができが、従って作業性と環境性の向上が図れる。
【0013】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態のワイヤーハーネス固定具の構成図で、(a)はテープにクリップを取り付ける前の状態を示す図、(b)はクリップを取り付けたテープをワイヤーハーネスに巻き付けている状態を示す図である。
【図2】従来のワイヤーハーネス固定具の例を示す斜視図である。
【図3】従来の別のワイヤーハーネス固定具の例を示す図で、(a)はワイヤーハーネス固定部をワイヤーハーネスに取り付けた状態を示す斜視図、(b)はクリップの斜視図、(c)はクリップの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態のワイヤーハーネス固定具の構成図で、(a)はテープにクリップを取り付ける前の状態を示す図、(b)はクリップを取り付けたテープをワイヤーハーネスに巻き付けている状態を示す図である。
【0016】
図1(a)、(b)に示すように、このワイヤーハーネス固定具は、厚さ方向にクッション性を有する帯状のクッションテープ1と、正方形のベース板11の上面にアンカー突起15を立設した樹脂製のクリップ10とからなる。
【0017】
アンカー突起15は、ベース板11の中央に立設された支柱部12と、この支柱部13の先端からベース板11に向けて斜めに延びる一対の弾性係止羽根13とからなる。弾性係止羽根13の自由端の外面には係止段部14が設けられており、アンカー突起15がパネルの取付孔(図示略)に挿入された際に、その係止段部14が取付孔の周縁に係合することで、アンカー突起15が抜け止めされて、クリップ10がパネルに固定される。
【0018】
テープ1は、ワイヤーハーネスWの外周に接着しながら巻き付けられるもので、片面が接着面1a、もう片面が非接着面1bとなっていて、接着面1aを内面側にしてロール状に巻かれている。ここでは、ロールを符号5で示す。このテープ1には、長さ方向に一定の間隔で複数の貫通孔2が形成されている。この場合の各貫通孔2は、クリップ10のアンカー突起15が挿通可能で且つベース板11が挿通不可能な大きさのもので、放射状(図示例では十字状)にスリット2aを入れた切り込みによって形成されている。
【0019】
次に、このように構成されたワイヤーハーネス固定具の使い方について説明する。
まず、図1(a)に示すように、テープ1の先端をロール5からある程度の長さだけ引き出して、矢印Aのようにテープ1の接着面1a側から貫通孔2にクリップ10のアンカー突起15を挿通させ、ベース板11の上面を接着面1aに押し当て接着させる。そして、クリップ10の取付位置を決めたら、図1(b)に示すように、ワイヤーハーネスWの外周にテープ1を接着しながら矢印Cのように巻き付ける。巻き付けたら、適当な長さの位置(図中のC線の位置)でカットし、あとはクリップ10のアンカー突起15を車体パネルの取付孔に挿入して係合させる。それにより、ワイヤーハーネスWを車体パネルに固定することができる。
【0020】
この際、テープ1に直接クリップ10を取り付けるための貫通孔2を設けているので、最小のテープ巻き付け量と巻き付け手間で、クリップ10を使用可能な状態(パネルの取付孔に係止可能な状態)でワイヤーハーネスWに簡単に固定することができる。
【0021】
即ち、テープ1の裏面側(接着面1a側)から貫通孔2にアンカー突起15を挿通させるだけで、アンカー突起15をテープ1の外側に露出させることができるので、そのままテープ1をワイヤーハーネスWの外周に巻き付けるだけで、最小のテープ巻き付け量と巻き付け手間で、クリップ10をワイヤーハーネスWに固定することができる。
【0022】
また、直接テープ1にクリップ10を取り付けることができるので、従来例のような外装保護材が不要であり、無駄な樹脂の使用量を減らすことができる。また、クリップ10自体をワイヤーハーネスWに直接取り付けることができるので、クリップ10の位置ずれの心配がなく、パネルに安定してワイヤーハーネスWを固定することができる。
【0023】
また、テープ1をワイヤーハーネスWに巻き付けるだけで、クリップ10をワイヤーハーネスWに固定できるので、結束バンドの基端に一体にアンカー突起を取り付けたバンドクリップの代わりに使うことができる。しかも、バンドクリップの場合は、ワイヤーハーネスの径に応じてバンドの先端に余長が発生するので、余長となる部分が無駄になっていたが、テープ1の場合は、ロール5に巻いたテープ1を必要長さ分だけカットして使うことができるので、無駄を極力減らすことができる。また、バンドクリップの場合は、ワイヤーハーネスWに取り付ける際に、バンドを締め付けるための力が必要であるが、テープ1の場合は、ワイヤーハーネスWの外周にあまり力を必要とせずに巻き付けることができるので、作業性の向上が図れる。
【0024】
また、本実施形態のワイヤーハーネス固定具によれば、クリップ10のアンカー突起15をパネルの取付孔に挿入し係止させた際に、クッションテープ1がパネルに押圧接触することで、パネル押え片の代わりをするので、クリップ10に敢えてパネル押え片を設けておく必要がなく、クリップ10を簡素な構成にすることができる。
【0025】
また、本実施形態のワイヤーハーネス固定具によれば、放射状(Y字状や十字状など)にスリット2aを入れた切り込みによって貫通孔2を形成しているので、完全な開口によって貫通孔を形成する場合と違い、スリット2aとスリット2aの間に残された暖簾状の舌片2bにより、アンカー突起10の最大径部(弾性係止羽根13)の通過後の支柱部12の周囲を覆うことができ、実質的な貫通孔2の大きさを小さく塞ぐことができる。従って、ベース板11の上面とテープ1の接着面1aとの接着面積を増やすことができ、クリップ10の固定強度の向上に寄与することができる。
【0026】
因みに、クリップ10の支柱部12の断面形状を、貫通孔2を構成する切り込みの形状に合わせたY字状や十字状に形成することにより、アンカー突起15の最大径部の通過した後の貫通孔2を、よりきれいに塞ぐことができる。
【0027】
また、本実施形態のワイヤーハーネス固定具によれば、テープ1に一定間隔で複数の貫通孔2を設けることによって、ロール5から引き出したテープ1の任意の貫通孔2にクリップ10を取り付けられるようにしているので、テープ1の巻き付け方に応じてクリップ10の位置を自由に選ぶことができ、使い勝手を良くすることができる。
【0028】
また、本実施形態のワイヤーハーネス固定具によれば、ベース板11を正方形に形成しているので、ベース板11の4辺を基準にして、テープ1の向きとクリップ10の向きを合わせることができる。例えば、アンカー突起15の向きを見ながら、ベース板11の対向2辺をテープ1の両側縁に平行に位置合わせすることにより、アンカー突起15の向きを揃えることができる。また、アンカー突起15に方向性を持たせた場合は、ベース板11の4辺の位置を置き換えることにより、アンカー突起15の向きを90°単位で変化させることができる。
【0029】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0030】
例えば、上記実施形態では、テープ1をロール状に巻いているが、単に適当な長さにカットしてあるテープを使用してもよい。また、貫通孔2は少なくとも1個以上設けられていればよい。また、貫通孔2は、切り込みではなく、完全な開口として形成してもよい。
【符号の説明】
【0031】
1 クッションテープ
1a 接着面
2 貫通孔
2a スリット
10 クリップ
11 ベース板
12 支柱部
15 アンカー突起
W ワイヤーハーネス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パネルの取付孔に挿入することで該取付孔に係止可能なアンカー突起と、該アンカー突起の支柱部が上面に立設するベース板と、を有するクリップと、
ワイヤーハーネスの外周に接着しながら巻き付け可能となるように片面が接着面とされ、長さ方向の少なくとも1箇所に、前記クリップの前記アンカー突起が挿通可能で且つ前記ベース板が挿通不可能な大きさの貫通孔が形成された帯状のテープと、
を備えることを特徴とするワイヤーハーネス固定具。
【請求項2】
前記テープが、厚み方向のクッション性を有するクッションテープよりなることを特徴とする請求項1に記載したワイヤーハーネス固定具。
【請求項3】
前記貫通孔が、放射状にスリットを入れた切り込みによって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載したワイヤーハーネス固定具。
【請求項4】
前記貫通孔が前記テープの長手方向に間隔をおいて複数設けられており、前記テープが前記接着面を内面側にしてロール状に巻かれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載したワイヤーハーネス固定具。
【請求項5】
前記ベース板が正方形に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載したワイヤーハーネス固定具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−246264(P2010−246264A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−92103(P2009−92103)
【出願日】平成21年4月6日(2009.4.6)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】