説明

二重壁構造の角形容器およびその製造方法

【課題】肉厚にむらのない製造方法による二重壁構造の角形容器を提供する。
【解決手段】成形用金型1を用いて回転成形法により成形する、二重壁構造の角形容器の製造方法であり、成形用金型の成形空間内に成形材料を投入後、前記成形用金型を内側から加熱しながら回転成形する第1成形工程と、前記成形用金型を外側から加熱しながら回転成形する第2成形工程とを有しており、前記第1成形工程の成形終了後に前記第2成形工程の成形を開始する、二重壁構造の角形容器の製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、大型の二重壁構造の角形容器および前記角形容器の製造に適した製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ポリタンクのような大型箱形容器は、回転成形法により製造されることが多く、質量を軽減する観点から、内壁面と外壁面の間が中空(リブを有する場合もある)乃至は発泡層を有する二層壁構造のものが使用されている。
【0003】
このような二層成型体を回転成形法で形成する場合は、外側金型と内側金型を組み合わせ、外側金型と内側金型との間に粉末材料を入れた後、金型全体を高温炉内で加熱しながら回転させて金型壁面に粉末材料を融着させ、冷却した後、金型から取り出す工程が採用される。
【0004】
しかし、従来の二層構造体の回転成形法では、上記のように加熱炉内にて、外側金型側から加熱していたため、外側金型側の加熱状態は良好であるが、内側金型側は外側金型側の加熱温度と比較すると低くなってしまい、内外の金型面に温度差が生じることから、製品の内壁面と外壁面の肉厚にむらが生じる問題がある。
【特許文献1】特開2005−28803号公報
【特許文献2】特開2005−111819号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1、2の発明は、いずれも金型の内側と外側から同時に加熱する方式により、二重壁構造の角形容器を製造する技術として開示されている。しかし、これらの先行技術では、加熱するための熱風炉が必要であったり、送風機が必要であったりするため、設備が高価で大型化が困難であり、大型成形品の製造には不向きな成形方法であった。
【0006】
本発明は、内壁面と外壁面の肉厚にむらがなく、発泡構造とした場合でも、発泡層が表面に露出することがない大型の二重構造の角形容器と、その製造に適した製造法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、課題の解決手段として、
内壁面の最大肉厚(t)、最小肉厚(t)、内壁面の平均肉厚(tav)が下記式(1)を満たし、
外壁面の最大肉厚(T)、最小肉厚(T)、外壁面の平均肉厚(Tav)が下記式(2)を満たし、
内壁面の平均肉厚(tav)と外壁面の平均肉厚(Tav)が下記式(3)を満たす二重壁構造の角形容器を提供する。
式(1):
/tav×100=140%以下
/tav×100=60%以上
/t×100=233%以下
式(2):
/Tav×100=140%以下
/Tav×100=60%以上
/T×100=233%以下
式(3):
av/Tav×100=71%以上
また本発明は、他の課題の解決手段として、成形用金型を用いて回転成形法により成形する、二重壁構造の角形容器の製造方法であり、
成形用金型の成形空間内に原料粉末を投入後、前記成形用金型を内側から加熱しながら回転成形する第1成形工程と、前記成形用金型を外側から加熱しながら回転成形する第2成形工程とを有しており、
前記第1成形工程の成形終了後に前記第2成形工程の成形を開始する、二重壁構造の角形容器の製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の製造方法により得られた角形容器は、内壁面及び外壁面の肉厚にむらがなく、非発泡構造及び発泡構造のいずれの場合でも、美しい外観を有している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を図面により説明する。図1(a)は、本発明の製造方法の第1工程で使用する成形装置及びその使用方法の概念図(但し、成形用金型1は一部を切り欠いて図示している。)、図1(b)は、成形用金型の縦断面図、図2は、本発明の製造方法の第2工程で使用する成形装置及びその使用方法の概念図、図3は、本発明の製造方法により得られた角形容器の縦断面図である。
【0010】
図1(b)に示す所望形状の角形容器を成形するための成形用金型1は、内側金型2と外側金型3からなるものであり、内側金型2と外側金型3の間には中空部4が設けられている。中空部4は、原料投入口を除いて密閉されている。成形用金型1の大きさは、目的とする容器の大きさに応じて設定することができる。
【0011】
まず、所要量の原料粉末を、成形用金型1の図示していない原料投入口から中空部4内に投入する。原料粉末を投入後、原料投入口は閉塞する。
【0012】
原料粉末は、角形容器が非発泡構造であるか、発泡構造であるかによって、適切なものを選択使用することができる。
【0013】
角形容器が非発泡構造の場合は、熱可塑性樹脂と必要に応じて配合された各種添加剤の混合物からなる1種類の粉末を用いる。
【0014】
角形容器が発泡構造の場合は、熱可塑性樹脂粉末(必要により各種添加剤を含む)と熱可塑性樹脂、発泡剤、架橋剤、必要応じて配合された各種添加剤からなる粉末(発泡粉末)の2種類を別々の粉末として用いる。ここで、発泡粉末は、熱可塑性樹脂粉末よりも十分に大きな径(好ましくは5〜20倍程度)を有している。
【0015】
原料粉末として用いる熱可塑性樹脂粉末は、目的とする角形容器の用途と、回転成形が可能なものであることを考慮して選択することができ、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアミド、エチレン酢酸ビニル共重合体、フッ素樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアリレーンスルフィド樹脂等を用いることができる。
【0016】
次に、図1(a)、図2に示す公知の装置により、第1成形工程において、成形用金型1の内側金型2の外表面2aを加熱しながら、外側金型3の外表面3bを加熱することなく、回転成形する。
【0017】
回転成形法は周知の成形方法(例えば、通称「ロックンロール直火成形」が知られている)であり、加熱しながら金型を回転させ、金型表面に沿って原料粉末を融着させる成形法である。回転は、1軸又は多軸(通常は2軸)で回転するが、2軸で水平方向及び垂直方向に回転させる方法(ダッチロール状態に回転させる方法)が好ましい。
【0018】
図1(a)に示すように成形用金型1は支持軸5で支持されており、支持軸5の両端には、鉄製の1対の大径車輪6a、6bが取り付けられている。更に1対の大径車輪6a、6bには、それと共に回転するガス管11が取り付けられており、ガス管11には、複数のバーナー10が接続されている。複数のバーナー10は、図示していないガス源に接続されており、成形用金型1の内表面(内側金型2の外表面2a)に向かって火炎を放射できるようになっている。
【0019】
1対の大径車輪6a、6bには、金属製の2対の小径車輪7a、7b(図面では、手前側の1対の小径車輪7a、7bのみが図示されている)が接触された状態で組み合わされている。1対の大径車輪6a、6bは、2対の小径車輪7a、7bの回転を受けて回転するようになっている。
【0020】
2対の小径車輪7a、7bは、2本の支持軸8(図面では、手前側の1本のみが図示されている)の両端に取り付けられており、2本の支持軸8の間には複数のバーナー9が固定配置されている。支持軸8と複数のバーナー9は、図示されていない揺動可能な架台(揺動架台)上に固定されている。複数のバーナー9は、図示していないガス源に接続されており、成形用金型1の外表面(外側金型3の外表面3b)に向かって火炎を放射できるようになっている。
【0021】
第1工程では、図示していない揺動架台と支持軸8の駆動装置を作動させることにより、2本の支持軸8とバーナーを回転させる(ダッチロール状に回転させる)と、一定方向に2対の小径車輪7a、7bが回転し、それらの回転を受け、1対の大径車輪6a、6bが逆方向に回転する(ダッチロール状に回転する)。1対の大径車輪6a、6bの回転により、支持軸5、成形用金型1、ガス管11、バーナー10も同方向に回転する。
【0022】
そして、成形用金型1と共に回転するバーナー10から火炎を放射することにより、内側金型2の外表面2a全体を均一に直火加熱する。このとき、バーナー9からは火炎は放射されない。
【0023】
非発泡構造用の原料粉末の場合、回転成形することにより、熱可塑性樹脂粉末は内側金型2の内表面2bと外側金型3の内表面3a側に移行し、熱により、中空部4内の内側金型2の内表面2bに融着する。
【0024】
発泡構造用の原料粉末の場合、回転成形することにより、粒径の小さな熱可塑性樹脂粉末が先に内側金型2の内表面2b側と外側金型3の内表面3a側に移行して、粒径の大きな発泡粉末は熱可塑性樹脂粉末で包囲されたような状態となる。そして、熱により、中空部4内の内側金型2の内表面2bに融着する。発泡粉末は一部が発泡して、中空部4内に部分的に発泡層が形成される。
【0025】
次に、第2工程において、第1成形工程の成形終了後に、成形用金型1の外側金型3の外表面3bを加熱しながら、内側金型2の外表面2aを加熱することなく、回転成形する。
【0026】
第2工程では、第1工程と同様にして成形用金型1をダッチロール状に回転させながら、バーナー10の火炎放射を停止して、バーナー9からの火炎放射を行うことで、外側金型3の外表面3b全体を均一に加熱する。
【0027】
なお、第1成形工程の成形途中に第2成形工程の成形を開始してもよいが、その場合には、第1成形工程の成形が80%以上進行した時点(例えば、実験により、第1成形工程に要する時間を求め、所要時間から第1工程の進行度合いを確認する)で第2成形工程の成形を開始することが好ましい。この場合、第2工程の成形途中で第1工程の成形が終了したときは、直ちに内側金型2の表面の加熱を停止する。
【0028】
非発泡構造用の原料粉末の場合、中空部4内の外側金型3の内表面3a側に存在する熱可塑性樹脂粉末が、熱により、外側金型3の内表面3aに融着する。
【0029】
発泡構造用の原料粉末の場合、熱可塑性樹脂粉末が、熱により、中空部4内の外側金型3の内表面3aに融着する。発泡粉末は残部が発泡して、中空部4内には発泡層が形成される。
【0030】
第1工程及び第2工程における成形終了後、冷却し、成形用金型1を内側金型2と外側金型3に分離して、角形容器20を取り出す。
【0031】
得られた角形容器20は、内壁面21と外壁面22を有する二重壁構造のものであり、内壁面21と外壁面22の間は中空部23(又は発泡構造部23)である。角形容器20の外皮となる内壁面21と外壁面22は、原料粉末として用いた熱可塑性樹脂からなるものである。
【0032】
得られた角形容器20は、一辺が1000mm以上、好ましくは1200mm以上、より好ましくは1400mm以上であり、深さが400mm以上、好ましくは600mm以上、より好ましくは800mm以上である。なお、平面形状が長方形の容器の場合は、一辺の長さは短辺の長さである。
【0033】
得られた角形容器20は、内壁面の最大肉厚(t)、最小肉厚(t)、内壁面の平均肉厚(tav)が下記式(1)を満たすものである
式(1):
/tav×100=140%以下
/tav×100=60%以上
/t×100= 233%以下
得られた角形容器20は、外壁面の最大肉厚(T)、最小肉厚(T)、外壁面の平均肉厚(Tav)が下記式(1)を満たすものである。
【0034】
式(2):
/Tav×100=140%以下
/Tav×100=60%以上
/T×100= 233%以下
得られた角形容器20は、内壁面の平均肉厚(tav)と外壁面の平均肉厚(Tav)が下記式(3)を満たすものである。
【0035】
式(3):
av/Tav×100=71%以上。
【0036】
最大肉厚、最小肉厚、平均肉厚は、角形容器20の4つの側面及び底面(角部は除く)ごとに、それぞれ10箇所ずつの厚みをキャリパーゲージで測定して、最大肉厚、最小肉厚、平均肉厚を求めた。
【0037】
本発明の製造方法で得られる角形容器は、大型で二重壁構造が求められる容器全般に使用することができる。
【実施例】
【0038】
実施例1(非発泡構造の角形容器の製造)
図1、図2に示す装置を用いて、非発泡構造の角形容器を製造した。
【0039】
まず、成形用金型1(縦1751mm、横1277mm、深さ927mm中空部の厚み103mm)の中空部4内に、低密度線状ポリエチレン(LLDPE,融点125℃)(商品名 ノバテックUR951,日本ポリエチレン株式会社製)60kgを投入した。
【0040】
(第1工程)
次に、内側金型2内の全ての面が加熱できるように配置した計9本のガスバーナー10により、表面温度が190〜220℃になるように加熱しながら、二軸回転して、15分間かけて回転成形した。
【0041】
(第2工程)
次に、内側のガスバーナー10による加熱を停止した後、外側金型3内の全ての面が加熱できるように配置した計30本のガスバーナー9により、表面温度が190〜220℃になるように加熱しながら、二軸回転して、30分間かけて回転成形した。
【0042】
その後、室温にて冷却して、縦1697mm、横1237mm、深さ898mm、厚み101mmの二重構造(非発泡構造)の角形容器を得た。
【0043】
内壁面の最大肉厚(t):7.1
内壁面の最小肉厚(t):3.5
内壁面の平均肉厚(tav):5.2
式(1):
/tav×100=136%
/tav×100=67%
/t×100=166%。
【0044】
外壁面の最大肉厚(T):8.0
外壁面の最小肉厚(T):5.5
外壁面の平均肉厚(Tav):6.8
式(2):
/Tav×100=118%
/Tav×100=81%
/T×100=145%。
【0045】
内壁面の平均肉厚(tav):5.2
外壁面の平均肉厚(Tav):6.8
式(3):
av/Tav×100=76%。
【0046】
実施例2(非発泡構造の角形容器の製造)
低密度線状ポリエチレンを高密度ポリエチレン(HDPE,融点131℃)(商品名 ハイゼックス5000S,プライムポリマー株式会社製)に代え、加熱温度を220〜240℃にしたほかは、実施例1と同様にして、同寸法の非発泡構造の角形容器を得た。
【0047】
内壁面の最大肉厚(t):6.7
内壁面の最小肉厚(t):3.3
内壁面の平均肉厚(tav):4.8
式(1):
/tav×100=140%
/tav×100=69%
/t×100= 203%。
【0048】
外壁面の最大肉厚(T):8.2
外壁面の最小肉厚(T):5.5
外壁面の平均肉厚(Tav):6.5
式(2):
/Tav×100=126%
/Tav×100=85%
/T×100=149%。
【0049】
内壁面の平均肉厚(tav):4.8
外壁面の平均肉厚(Tav):6.5
式(3):
av/Tav×100=74%。
【0050】
実施例3(発泡構造の角形容器の製造)
図1、図2に示す工程にて、発泡構造の角形容器を製造した。
【0051】
まず、成形用金型1(実施例1のものと同寸法)の中空部4内に、高密度ポリエチレン(HDPE,融点131℃)(商品名ハイゼックス5000S,プライムポリマー株式会社製,平均粒径500μm)60kgと発泡粉末(平均粒径3000μm)35kgを投入した。
【0052】
発泡粉末は、低密度ポリエチレン、発泡剤、架橋剤、架橋助剤、発泡助剤
からなるものである。
【0053】
(第1工程)
次に、内側金型2内の全ての面が加熱できるように配置した計9本のガスバーナー10により、表面温度が220〜240℃になるように加熱しながら、二軸回転して、15分間かけて回転成形した。
【0054】
(第2工程)
次に、内側のガスバーナーによる加熱を停止した後、外側金型3内の全ての面が加熱できるように配置した計30本のガスバーナー9により、表面温度が220〜240℃になるように加熱しながら、二軸回転して、40分間かけて回転成形した。
【0055】
その後、室温にて冷却して、実施例1のものと同寸法の二重構造(発泡構造)の角形容器を得た。角形容器の外観は美しく、発泡層が外皮から露出している部分は全くなかった。
【0056】
内壁面の最大肉厚(t):7.1
内壁面の最小肉厚(t):4.0
内壁面の平均肉厚(tav):5.9
式(1):
/tav×100=120%
/tav×100=68%
/t×100=178%。
【0057】
外壁面の最大肉厚(T):6.5
外壁面の最小肉厚(T):3.4
外壁面の平均肉厚(Tav):5.2
式(2):
/Tav×100=125%
/Tav×100=65%
/T×100=191%。
【0058】
内壁面の平均肉厚(tav):5.9
外壁面の平均肉厚(Tav):5.2
式(3):
av/Tav×100=113%
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】(a)は本発明の製造方法の第1工程を説明するための概念図、(b)は成形用金型の断面図。
【図2】本発明の製造方法の第2工程を説明するための概念図。
【図3】本発明の製造方法で得られた角形容器の縦断面図。
【符号の説明】
【0060】
1 成形用金型
2 内側金型
3 外側金型
4 中空部
20 角形容器
21 内壁面
22 外壁面
23 中空部(又は発泡構造部)




【特許請求の範囲】
【請求項1】
一辺が1000mm以上で、深さが400mm以上の二重壁構造の角形容器であり、
内壁面の最大肉厚(t)、最小肉厚(t)、内壁面の平均肉厚(tav)が下記式(1)を満たし、
外壁面の最大肉厚(T)、最小肉厚(T)、外壁面の平均肉厚(Tav)が下記式(2)を満たし、
内壁面の平均肉厚(tav)と外壁面の平均肉厚(Tav)が下記式(3)を満たす二重壁構造の角形容器。
式(1):
/tav×100=140%以下
/tav×100=60%以上
/t×100=233%以下
式(2):
/Tav×100=140%以下
/Tav×100=60%以上
/T×100=233%以下
式(3):
av/Tav×100=71%以上
【請求項2】
二重壁構造の角形容器が発泡層を有するものである、請求項1記載の二重壁構造の角形容器。
【請求項3】
成形用金型を用いて回転成形法により成形する、二重壁構造の角形容器の製造方法であり、
成形用金型の成形空間内に原料粉末を投入後、前記成形用金型を内側から加熱しながら回転成形する第1成形工程と、前記成形用金型を外側から加熱しながら回転成形する第2成形工程とを有しており、
前記第1成形工程の成形終了後に前記第2成形工程の成形を開始する、二重壁構造の角形容器の製造方法。
【請求項4】
前記第1成形工程の成形途中に前記第2成形工程の成形を開始する、請求項3記載の二重壁構造の角形容器の製造方法。
【請求項5】
一辺が1000mm以上で、深さが400mm以上の二重壁構造の角形容器を製造する請求項3又は4記載の二重壁構造の角形容器の製造方法。
【請求項6】
二重壁構造の角形容器が発泡層を有するものである、請求項3〜5のいずれかに記載の二重壁構造の角形容器の製造方法。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−201468(P2008−201468A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−43140(P2007−43140)
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【出願人】(000207562)大日本プラスチックス株式会社 (23)
【Fターム(参考)】