説明

代謝系、心血管系および他の障害の処置のためのステアロイル−CoA不飽和化酵素(SCD)阻害剤としての2−(ピラジン−2−イル)−チアゾールおよび2−(1H−ピラゾール−3−イル)チアゾール誘導体ならびに関連化合物

本発明は、一般的に、ステアロイル−CoA不飽和化酵素の阻害剤の分野に関し、例えばヘテロ環誘導体、および、ステアロイル−CoA不飽和化酵素(SCD)、好ましくはSCD1が介在する種々のヒトの疾患、特に脂質濃度の上昇に関連する疾患、心血管疾患、糖尿病、肥満、代謝症候群、皮膚科学的障害などの処置および/または予防における、該化合物の使用に関する。本発明は、式(I):
【化1】


[式中、
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
Qは、
【化2】


である。]
の化合物を提供する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
Qは、
【化2】

であり;
ここで、Qが、
【化3】

であるとき、
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R6a))N(R)−、−N(R)((R6a)N=)C−、−C(=N(R6a))N(R)−、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキニレン、アルケニレン、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Vは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−CRC(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)O−、−(CR)N(R)S(O)−、−N(R)C(=N(R5a))NR−、−N(R)((R5a)N=)C−、−C(=N(R5a))N(R)−、−(CR)CR=CR、アルキニレン、アルケニレン、アルキニル、アルキレンまたは直接結合から選択され;
tは1または2であり;
pは、0、1または2であり;
nは、1から6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノおよび−N(R)からなる群から選択され;
は、アルキル、ハロ、−N(R)、ハロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、−N(R)、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から選択され;
およびRは、水素、アルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から独立して選択され;
5aおよびR6aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノからなる群から独立して選択され;
そして、
ここで、Qが、
【化4】

であるとき、
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R6a))N(R)−、−N(R)((R6a)N=)C−、−C(=N(R6a))N(R)−、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキニレン、アルケニレン、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Vは、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−CRC(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)O−、−(CR)N(R)S(O)−、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキニレン、アルケニレン、アルキレンまたは直接結合から選択され;
tは1または2であり;
qは0、1または2であり;
rは、0、1または2であり;
nは、1から6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノおよび−N(R)からなる群から選択され;
は、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、−N(R)、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から選択され;
およびRは、水素、アルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から独立して選択され;
5aおよびR6aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノからなる群から独立して選択される。]
の化合物;または、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、それらの薬学的に許容される塩、それらの医薬組成物またはプロドラッグ。
【請求項2】
Qが、
【化5】

であり;
Vが、アリール、−N(R)−、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Wが、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−C(O)O−または直接結合から選択され;
XがNまたはCHであり;
YがSであり;
pが、0、1または2であり;
が、水素、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
が、水素、アルキル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
が、水素またはアルキルであり;
が、水素またはアルキルである、
請求項1に記載した化合物。
【請求項3】
Qが、
【化6】

であり;
Vが、アリール、−N(R)−、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Wが、−N(R)C(O)−または−C(O)O−から選択され;
Xが、NまたはCHであり;
YがSであり;
pが、0、1または2であり;
が、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
が、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールおよびアラルキルからなる群から選択され;
が、水素またはアルキルであり;
が、水素またはアルキルである、
請求項1に記載した化合物。
【請求項4】
Qが、
【化7】

であり;
Vが、アルキレンまたは直接結合であり;
Wが、−N(R)C(O)−であり;
Xが、NまたはCHであり;
YがSであり;
pが、0、1または2であり;
が、アルキル、アリール、アラルキルおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
が、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールおよびアラルキルからなる群から選択され;
がアルキルであり;
が水素である、
請求項1に記載した化合物。
【請求項5】
Qが、
【化8】

であり;
Vが、−(CR)O−、アリール、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Wが、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−C(O)O−または直接結合から選択され;
Xが、NまたはCHであり;
YがSであり;
qが、0、1または2であり;
が、水素、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
が、水素、アルキル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
が、水素またはアルキルであり;
が、水素またはアルキルであり;
が、水素またはアルキルである、
請求項1に記載した化合物。
【請求項6】
Qが、
【化9】

であり;
Vが、−(CR)O−、アリール、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Wが、−N(R)C(O)−または−C(O)O−から選択され;
Xが、NまたはCHであり;
YがSであり;
qが、0、1、または2であり;
が、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキルおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択され;
が、水素、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールおよびアラルキルからなる群から選択され;
が、水素またはアルキルであり;
が、水素またはアルキルであり;
が、水素またはアルキルである、
請求項1に記載した化合物。
【請求項7】
Qが、
【化10】

であり;
Vが、−(CR)O−または直接結合であり;
Wが、−N(R)C(O)−であり;
Xが、NまたはCHであり;
YがSであり;
qが、0、1、または2であり;
が、アルキル、アリール、アラルキルおよびヘテロアリールからなる群から選択され;
が、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリールおよびアラルキルからなる群から選択され;
が、アルキルであり;
が水素である、
請求項1に記載した化合物。
【請求項8】
該化合物が以下に示すものからなる群から選択される、請求項1に記載した化合物:
4−メチル−2−[6−((E)−スチリル)−ピラジン−2−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−(6−クロロ−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−(6−フェネチル−ピラジン−2−イル)−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{6−[(E)−2−(4−フルオロ−フェニル)−ビニル]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−{6−[(E)−2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ビニル]−ピラジン−2−イル}−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{6−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−(6−ベンジル−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[6−(3−フェニル−プロピル)−ピラジン−2−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−(5−ブロモ−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[5−(3−フェニル−プロピル)−ピラジン−2−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{5−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{6−[(4−フルオロ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−(6−ジメチルアミノ−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{6−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−[6−(3−フェネチル−ピロリジン−1−イル)−ピラジン−2−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−{6−[メチル−(3−フェニル−プロピル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{6−[(4−メトキシ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{6−[(3−メトキシ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−{6−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−エチル]−ピラジン−2−イル}−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−(6−{[2−(4−フルオロ−フェノキシ)−エチル]−メチル−アミノ}−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−(6−{[2−(4−フルオロ−フェノキシ)−エチル]−メチル−アミノ}−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)−アミド;
4−メチル−2−[6−(メチル−ピリジン−3−イルメチル−アミノ)−ピラジン−2−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−[6−(メチル−ピリジン−4−イルメチル−アミノ)−ピラジン−2−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−{6−[メチル−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{6−[(4−フルオロ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{6−[(4−フルオロ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)−アミド;
2−{6−[(4−フルオロ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 シクロプロピルメチルアミド;
2−(6−ベンジルオキシ−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{6−[(4−ジフルオロメトキシ−ベンジル)−メチル−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−(6−{[2−(4−メトキシ−フェノキシ)−エチル]−メチル−アミノ}−ピラジン−2−イル)−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−(2H−ピラゾール−3−イル)−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−(1−フェネチル−1H−ピラゾール−3−イル)−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−[1−((R)−2−ヒドロキシ−2−フェニル−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[(R)−2−(4−フルオロ−フェニル)−2−ヒドロキシ−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェノキシ)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(3−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−(3−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−[1−((S)−2−ヒドロキシ−2−フェニル−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−ヒドロキシ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−(2−フェノキシ−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(3−メチル−ブチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−((R)−2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−(2−フェノキシ−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−(2−フェノキシ−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−((S)−2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(1H−インドール−3−イル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−[1−(2−シクロプロピル−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
4−メチル−2−[1−(2−メチル−2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェノキシ)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (2−ピリジン−3−イル−エチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ピリジン−3−イルアミド;
4−メチル−2−[1−(2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−フルオロ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−((R)−2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−((S)−2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(3−トリフルオロメチル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(2−メチル−2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(4−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(4−トリフルオロメチル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−{1−[2−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(2−ヒドロキシ−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(2−フェニルアミノ−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)アミノ−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−{1−[2−(メチル−フェニルアミノ)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 4−フルオロ−ベンジルアミド;
2−[1−(3,5−ジフルオロ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−tert−ブチル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−クロロ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−クロロ−2−フルオロ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−エチル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−シアノ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(3−フルオロ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(4−メタンスルホニル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(4−ピラゾール−1−イル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(3−シアノ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(4−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
4−メチル−2−[1−(4−ピロール−1−イル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(3−クロロ−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−[1−(2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−5−メチル−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−ベンゾイルアミノ)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−ベンゼンスルホニルアミノ)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
2−{1−[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;
メタンスルホン酸 2−(3−{4−メチル−5−[(ピリジン−3−イルメチル)−カルバモイル]−チアゾール−2−イル}−ピラゾール−1−イル)エチルエステル;
4−{3−[4−メチル−5−(2−ピリジン−3−イル−アセチル)−2,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−ピラゾール−1−イルメチル}−安息香酸エチルエステル;
4−メチル−2−[1−(2−フェニル−プロピル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
2−{1−[2−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−1H−ピラゾール−3−イル}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド;
4−メチル−2−[5−メチル−1−(4−トリフルオロメチル−ベンジル)−1H−ピラゾール−3−イル]−チアゾール−5−カルボン酸 (ピリジン−3−イルメチル)アミド;および
2−[1−(2−シクロヘキシル−エチル)−1H−ピラゾール−3−イル]−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸 ベンジルアミド。
【請求項9】
請求項1に記載した式(I)の化合物、および
薬学的に許容される賦形剤または担体
を含む医薬組成物。
【請求項10】
ヒトのステアロイル−CoA不飽和化酵素(hSCD)活性を阻害する方法であって、hSCD源を、式(I):
【化11】

[式中、
Xは、NまたはCHであり;
Yは、NH、O、SまたはN−CHであり;
Qは、
【化12】

であり;
ここで、Qが、
【化13】

であるとき、
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R6a))N(R)−、−N(R)((R6a)N=)C−、−C(=N(R6a))N(R)−、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキニレン、アルケニレン、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Vは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−CRC(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)O−、−(CR)N(R)S(O)−、−N(R)C(=N(R5a))NR−、−N(R)((R5a)N=)C−、−C(=N(R5a))N(R)−、−(CR)CR=CR−、アルキニレン、アルケニレン、アルキニル、アルキレンまたは直接結合から選択され;
tは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
nは、1から6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノおよび−N(R)からなる群から選択され;
は、アルキル、ハロ、−N(R)、ハロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、−N(R)、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から選択され;
およびRは、水素、アルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から独立して選択され;
5aおよびR6aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノからなる群から独立して選択され;
そして、
ここで、Qが、
【化14】

であるとき、
Wは、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−N(R)C(O)N(R)−、−O−、−N(R)−、−S−、−S(O)−、−N(R)S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)C(=N(R6a))N(R)−、−N(R)((R6a)N=)C−、−C(=N(R6a))N(R)−、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキニレン、アルケニレン、アルキレンまたは直接結合から選択され;
Vは、−C(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−CRC(O)N(R)−、−(CR)C(O)−、−(CR)O−、−(CR)N(R)−、−(CR)N(R)C(O)−、−(CR)N(R)C(O)O−、−(CR)N(R)S(O)−、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アルキニレン、アルケニレン、または直接結合から選択され;
tは、1または2であり;
qは、0、1、または2であり;
rは、0、1または2であり;
nは、1から6であり;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロアリールアルキルからなる群から選択されるか、
または、Rは2から4個の環を有する多環構造であり、該環は、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から独立して選択され、該環の幾つかまたは全てが互いに縮合していてもよく;
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ハロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシル、シアノおよび−N(R)からなる群から選択され;
は、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、−N(R)、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から選択され;
およびRは、水素、アルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヒドロキシアルキル、シクロアルキルアルキルおよびアラルキルからなる群から独立して選択され;
5aおよびR6aは、水素、アルキル、シクロアルキルアルキルおよびシアノからなる群から独立して選択される。]
の化合物;または、その立体異性体、エナンチオマーまたは互変異性体、それらの薬学的に許容される塩、それらの医薬組成物またはプロドラッグと接触させることを含む方法。
【請求項11】
哺乳動物において、ステアロイル−CoA不飽和化酵素(SCD)が介在する疾患または障害を処置する方法であって、該処置が必要な哺乳動物に、治療有効量の請求項1に記載した式(I)の化合物を投与することを含む方法。
【請求項12】
該疾患または障害が、代謝症候群、症候群X、糖尿病、インシュリン抵抗性、ブドウ糖耐性減少、非インシュリン依存性真性糖尿病、II型糖尿病、I型糖尿病、糖尿病合併症、体重障害、体重減少、肥満度指数(body mass index)またはレプチン関連疾患である、請求項11に記載した方法。
【請求項13】
代謝症候群が、脂質代謝異常、肥満、インシュリン抵抗性、高血圧、ミクロアルブミン血症(microalbuminemia)、高尿酸血症、および凝固性亢進である、請求項12に記載した方法。
【請求項14】
体重障害が、肥満、体重過多、悪液質、および食欲不振である、請求項12に記載した方法。
【請求項15】
該疾患または状態が皮膚障害である、請求項11に記載した方法。
【請求項16】
該皮膚障害が湿疹、挫瘡、乾癬、またはケロイド瘢痕形成または予防である、請求項15に記載した方法。
【請求項17】
治療有効量の請求項1に記載した化合物を、治療有効量のインシュリン、インシュリン誘導体またはミメティック;インシュリン分泌促進物質;インスリン分泌性スルホニル尿素受容体リガンド;PPARリガンド;インシュリン感作物質;ビグアナイド;α−グルコース分解酵素阻害剤;GLP−1、GLP−1アナログまたはミメティック;DPPIV阻害剤;HMG−CoA還元酵素阻害剤;スクアレン合成酵素阻害剤;FXRまたはLXRリガンド;コレスチラミン;フィブレート類;ニコチン酸;またはアスピリンと組み合わせて含む医薬組成物。
【請求項18】
対象において、ステアロイル−CoA不飽和化酵素が介在する障害または疾患を処置する医薬組成物の製造のための、請求項1に記載した式(I)の化合物の使用。
【請求項19】
医薬として使用するための、請求項1に記載した式(I)の化合物。
【請求項20】
対象において、ステアロイル−CoA不飽和化酵素が介在する障害または疾患を処置する医薬組成物を製造するための、請求項1に記載した式(I)の化合物の使用。
【請求項21】
医薬として使用するための、請求項9または17に記載した医薬組成物。
【請求項22】
対象において、ステアロイル−CoA不飽和化酵素が介在する障害または疾患を処置する医薬の製造のための、請求項9または17に記載された医薬組成物の使用。

【公表番号】特表2010−501567(P2010−501567A)
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−525617(P2009−525617)
【出願日】平成19年8月22日(2007.8.22)
【国際出願番号】PCT/US2007/018554
【国際公開番号】WO2008/024390
【国際公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願人】(597011463)ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト (942)
【出願人】(506030826)ゼノン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (47)
【氏名又は名称原語表記】XENON PHARMACEUTICALS INC.
【Fターム(参考)】