説明

代謝関連障害の処置法における縮合ピラゾール誘導体およびその使用

本発明は、例えばRUP25受容体に対するアゴニストとして有用な薬理学的特性を示す式(Ia)の特定の縮合ピラゾール誘導体および薬学的に許容できるその塩に関する。本発明の化合物を含有する医薬組成物、ならびに本発明の化合物および組成物を、異脂肪血症、アテローム性動脈硬化症、冠状動脈性心疾患、インスリン抵抗性、2型糖尿病、シンドロームXなどを含む代謝関連障害の処置に使用する方法も本発明によって提供される。さらに、本発明は、α−グルコシダーゼ阻害剤、アルドースレダクターゼ阻害剤、ビグアニド、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、フィブラート、LDL異化促進剤、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤、インスリン分泌促進剤、DP受容体アンタゴニストなどのクラスに属する薬剤などのその他の活性薬剤と組合せた、本発明の化合物の使用も提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ia):
【化1】

の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物であって、ここで、
XはNであり、かつZはCRであるか、またはXはCRであり、かつZはNであり;
およびRは、それぞれH、C1〜6アシル、C1〜6アシルオキシ、C2〜6アルケニル、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルカルボキサミド、C1〜6アルキルチオカルボキサミド、C2〜6アルキニル、C1〜6アルキルスルホンアミド、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルキルチオウレイル、C1〜6アルキルウレイル、アミノ、C1〜6アルキルアミド、アミノ−C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオアミド、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C3〜7シクロアルキル、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ジアルキルカルボキサミド、C1〜6ジアルキルチオカルボキサミド、ハロゲン、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキル、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、複素環、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、およびチオールからなる群から独立して選択され;
およびRは、それぞれH、C1〜6アシル、C1〜6アシルオキシ、C2〜6アルケニル、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルカルボキサミド、C1〜6アルキルチオカルボキサミド、C2〜6アルキニル、C1〜6アルキルスルホンアミド、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルキルチオウレイル、C1〜6アルキルウレイル、アミノ、C1〜6アルキルアミド、アミノ−C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオアミド、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、カルバミミドイル、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C3〜7シクロアルキル、C3〜7シクロアルキルオキシ、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ジアルキルカルボキサミド、C1〜6ジアルキルチオカルボキサミド、C1〜6ジアルキルアミド、C1〜6ジアルキルチオアミド、ハロゲン、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキル、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、複素環、複素環−オキシ、複素環スルホニル、複素環−カルボニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヒドロキシル、ニトロ、C4〜7オキソ−シクロアルキル、フェノキシ、フェニル、スルホンアミド、スルホン酸、およびチオールからなる群から独立して選択され;ここで、該C1〜6アルキルは、C1〜6アシル、C1〜6アシルオキシ、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、アミノ、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C3〜7シクロアルキル、C3〜7シクロアルキルオキシ、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、ヒドロキシル、ニトロ、フェノキシ、およびフェニルからなる群から選択される置換基で場合により置換されているか;または
およびRは、それらが共に結合する炭素と一緒になってC3〜6シクロアルキルを形成し;
およびRは、それぞれH、C1〜6アシル、C1〜6アシルオキシ、C2〜6アルケニル、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルカルボキサミド、C1〜6アルキルチオカルボキサミド、C2〜6アルキニル、C1〜6アルキルスルホンアミド、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルキルチオウレイル、C1〜6アルキルウレイル、アミノ、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C3〜7シクロアルキル、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ジアルキルカルボキサミド、C1〜6ジアルキルチオカルボキサミド、ハロゲン、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキル、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、複素環、ヒドロキシル、ニトロ、スルホンアミド、およびチオールからなる群から独立して選択され;
は、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキシ、またはテトラゾール−5−イルである、
化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項2】
およびRが、それぞれH、C1〜6アシル、C1〜6アシルオキシ、C2〜6アルケニル、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキル、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルカルボキサミド、C1〜6アルキルチオカルボキサミド、C2〜6アルキニル、C1〜6アルキルスルホンアミド、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、C1〜6アルキルチオウレイル、C1〜6アルキルウレイル、アミノ、C1〜6アルキルアミド、アミノ−C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオアミド、アリールスルフィニル、アリールスルホニル、アリールチオ、カルバミミドイル、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C3〜7シクロアルキル、C3〜7シクロアルキルオキシ、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ジアルキルカルボキサミド、C1〜6ジアルキルチオカルボキサミド、C1〜6ジアルキルアミド、C1〜6ジアルキルチオアミド、ハロゲン、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキル、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、複素環、複素環−オキシ、複素環スルホニル、複素環−カルボニル、ヘテロアリール、ヘテロアリールカルボニル、ヒドロキシル、ニトロ、C4〜7オキソ−シクロアルキル、フェノキシ、フェニル、スルホンアミド、スルホン酸、およびチオールからなる群から独立して選択され、ここで、該C1〜6アルキルは、C1〜6アシル、C1〜6アシルオキシ、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、アミノ、カルボ−C1〜6アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C3〜7シクロアルキル、C3〜7シクロアルキルオキシ、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、ヒドロキシル、ニトロ、フェノキシ、およびフェニルからなる群から選択される置換基で場合により置換されている、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
およびRが相互にシスである、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
XがNであり、ZがCRであり、Rがカルボ−C1〜6アルコキシまたはカルボキシである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
XがNであり、ZがCRであり、Rがカルボキシである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
XがNであり、ZがCRであり、Rがテトラゾール−5−イルである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
XがCRであり、Rがカルボ−C1〜6アルコキシまたはカルボキシであり、ZがNである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
XがCRであり、Rがカルボキシであり、ZがNである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
XがCRであり、Rがテトラゾール−5−イルであり、ZがNである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
がHまたはハロゲンである、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
がHである、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
がHまたはハロゲンである、請求項1から11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
がHである、請求項1から11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
およびRが共にHである、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
がHまたはハロゲンである、請求項1から14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
がHである、請求項1から14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
がHまたはハロゲンである、請求項1から16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
がHである、請求項1から16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
およびRが共にHである、請求項1から14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
、R、R、およびRがそれぞれHである、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
およびRが、それぞれH、C1〜6アルキル、およびハロゲンからなる群から独立して選択され、ここで、該C1〜6アルキルが、C1〜6アシルオキシ、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、アミノ、C3〜7シクロアルキルオキシ、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、ヒドロキシル、フェノキシ、およびフェニルからなる群から選択される置換基で場合により置換されている、請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
がHまたはC1〜6アルキルであり、RがH、C1〜6アルキル、またはハロゲンであり、ここで、該C1〜6アルキルが、C1〜6アシルオキシ、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルアミノ、C1〜6アルキルスルフィニル、C1〜6アルキルスルホニル、C1〜6アルキルチオ、アミノ、C3〜7シクロアルキルオキシ、C2〜6ジアルキルアミノ、C1〜6ハロアルコキシ、C1〜6ハロアルキルスルフィニル、C1〜6ハロアルキルスルホニル、C1〜6ハロアルキルチオ、ヒドロキシル、フェノキシ、およびフェニルからなる群から選択される置換基で場合により置換されている、請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
がHもしくはC1〜6アルキルであり、RがH、C2〜6アルケニル、C1〜6アルキル、C3〜7シクロアルキル、ハロゲン、またはフェニルであり、ここで、該C1〜6アルキルが、C1〜6アルコキシ、C1〜6アルキルチオ、ヒドロキシル、フェノキシ、およびフェニルからなる群から選択される置換基で場合により置換されているか、または
およびRが、それらが共に結合する炭素と一緒になってシクロプロピル、シクロペンチル、もしくはシクロヘキシル基を形成する、請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
がHまたはC1〜6アルキルであり、RがH、C2〜6アルケニル、C1〜6アルキル、ハロゲン、またはフェニルであり、ここで、該C1〜6アルキルがC1〜6アルコキシ、ヒドロキシル、フェノキシ、およびフェニルからなる群から選択される置換基で場合により置換されている、請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
がHまたはCHであり、RがH、CH、またはベンジルである、請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
がHまたはCHであり、RがH、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、n−ブチル、n−ペンチル、ビニル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、ベンジル、フェニル、またはフェノキシメチルである、請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
がHもしくはCHであり、Rが、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、n−ブチル、n−ペンチル、ビニル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、ベンジル、フェニル、フェノキシメチル、メチルスルファニルメチル、エトキシメチル、シクロプロピル、1−ブト−2−エニル、もしくはアリルであるか、または
およびRが、それらが共に結合する炭素と一緒になってシクロプロピル、シクロペンチル、もしくはシクロヘキシル基を形成する、
請求項1から20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
XがNであり、かつZがCRであるか、ここでRが、カルボキシル、−COEt、もしくはテトラゾール−5−イルであり、または
XがCRであり、ここで、Rは、カルボキシル、−COEt、もしくはテトラゾリルである、かつZがNであり;
、R、R、およびRがそれぞれHであり;
がHまたはCHであり;
が、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、n−ブチル、n−ペンチル、ビニル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、ベンジル、フェニル、もしくはフェノキシメチルである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物;あるいは薬学的に許容できるその塩、水和物、または溶媒和物。
【請求項29】
XがNであり、ZがCRであり、Rがカルボキシル、−COEt、もしくはテトラゾール−5−イルであり;
、R、R、およびRがそれぞれHであり;
がHもしくはCHであり;
が、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、イソブチル、n−ブチル、n−ペンチル、ビニル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、ベンジル、フェニル、もしくはフェノキシメチルである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項30】
XがNであり、ZがCRであり、かつRがカルボキシルであるか;または
XがCRであり、Rがカルボキシルもしくはテトラゾール−5−イルであり、かつZがNであり;
、R、R、およびRがそれぞれHであり;
がHもしくはCHであり;
がH、CH、もしくはベンジルである、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、あるいは薬学的に許容できるその塩、水和物、または溶媒和物。
【請求項31】
構造:
【化2】

【化3】

【化4】

を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、もしくは水和物。
【請求項32】
構造:
【化5】

を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、もしくは水和物。
【請求項33】
3b,4,4a,5−テトラヒドロ−2H−シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2−c]ピラゾール−3−カルボン酸、
1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸、および
4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレンからなる群から選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項34】
3bおよび4a、または1aおよび5aに割り当てられる2つの炭素についての立体配置が共にRである、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
1−ベンジル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1,1−ジメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1,1−ジメチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;および
1−ベンジル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項36】
1−メチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−イソブチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−ブチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−ペンチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−プロピル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−メトキシメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−エチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−ベンジル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−ベンジル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1,1−ジメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−フェニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−フェニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−エチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−メチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−ペンチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−イソプロピル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−ビニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−ビニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−エチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−メトキシメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;
1−ヒドロキシメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸エチルエステル;および
1−ヒドロキシメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項37】
1−メチルスルファニルメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−エトキシメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−シクロプロピル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−スピロシクロプロピル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
(E)−1−プロペニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
(Z)−1プロペニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
1−フェノキシメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
スピロ[1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−1,1’−シクロペンタン]−4−カルボン酸;
スピロ[1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−1,1’−シクロヘキサン]−4−カルボン酸;
1−アリル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;および
4−メチル−3b,4,4a,5−テトラヒドロ−2H−シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2−c]ピラゾール−3−カルボン酸;
1−シクロプロピルメチル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−4−カルボン酸;
からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項38】
1−メチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−エチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−プロピル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−イソブチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−フェニル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−ベンジル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−ペンチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−ブチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−イソプロピル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−フェノキシメチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1−ビニル−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−メトキシメチル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;および
[4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−1−イル]−メタノール;
からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項39】
1−シクロプロピル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
1−スピロシクロプロピル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
(E)−1−プロペニル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
(Z)−1−プロペニル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
5−(スピロ−[1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−1,1’−シクロペンタン]−4−イル)−1H−テトラゾール;
5−(スピロ−[1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン−1,1’−シクロヘキサン]−4−イル)−1H−テトラゾール;および
1−アリル−4−(2H−テトラゾール−5−イル)−1a,3,5,5a−テトラヒドロ−1H−2,3−ジアザ−シクロプロパ[a]ペンタレン;
からなる群から選択される、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容できるその塩、水和物、もしくは溶媒和物。
【請求項40】
1aに割り当てられる炭素についての立体配置がRであり、5aに割り当てられる炭素の立体配置がSである、請求項35から39のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項41】
1に割り当てられる炭素に結合した優先的な基についての立体配置がendoである、請求項31から40のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
1に割り当てられる炭素に結合した優先的な基についての立体配置がエキソである、請求項31から40のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物を薬学的に許容できる担体と共に含む医薬組成物。
【請求項44】
α−グルコシダーゼ阻害剤、アルドースレダクターゼ阻害剤、ビグアニド、HMG−CoAレダクターゼ阻害剤、スクアレン合成阻害剤、フィブラート、LDL異化促進剤、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、インスリン分泌促進剤、チアゾリジンジオン、およびDP受容体アンタゴニストからなる群から選択される薬剤をさらに含む、請求項43に記載の医薬組成物。
【請求項45】
代謝関連障害の処置方法であって、そのような処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物または請求項43に記載の医薬組成物を投与することを含む方法。
【請求項46】
代謝関連障害の処置方法であって、そのような処置を必要とする個体に、治療有効量の請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物とDP受容体アンタゴニストとを投与することを含む方法。
【請求項47】
前記DP受容体アンタゴニストが、
【化6】

【化7】

からなる群、または薬学的に許容できるその塩、溶媒和物、もしくは水和物から選択される、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
RUP25受容体を調整する方法であって、該受容体を請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物と接触させることを含む方法。
【請求項49】
RUP25受容体の調整を必要とする個体における代謝関連障害を処置するためにRUP25受容体を調整する方法であって、該受容体を治療有効量の請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物と接触させることを含む方法。
【請求項50】
前記化合物がアゴニストである、請求項48または49に記載の方法。
【請求項51】
前記アゴニストが部分アゴニストである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
アテローム性動脈硬化症の処置を必要とするヒト患者におけるアテローム性動脈硬化症を処置する方法であって、該患者に、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物を、アテローム性動脈硬化症を処置するために有効な量で投与することを含む方法。
【請求項53】
異脂肪血症の処置を必要とするヒト患者における異脂肪血症を処置する方法であって、該患者に、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物を、異脂肪血症を処置するために有効な量で投与することを含む方法。
【請求項54】
個体におけるHDLを上昇させる方法であって、該個体に治療有効量の、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項55】
前記個体が哺乳動物である、請求項45から47および49から54のいずれか1項に記載の方法。
【請求項56】
前記哺乳動物がヒトである、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
治療によるヒトまたは動物の身体の処置方法に使用するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項58】
治療によるヒトまたは動物の身体の代謝関連障害の処置方法に使用するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項59】
治療によるヒトまたは動物の身体の代謝関連障害の処置方法に使用するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物であって、該代謝関連障害が、異脂肪血症、アテローム性動脈硬化症、冠状動脈性心疾患、インスリン抵抗性、肥満、耐糖能障害、アテローム性疾患、高血圧、脳卒中、シンドロームX、心疾患、および2型糖尿病からなる群から選択される、化合物。
【請求項60】
治療によるヒトまたは動物の身体の代謝関連障害の処置方法に使用するため、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物であって、該代謝関連障害が、異脂肪血症、アテローム性動脈硬化症、冠状動脈性心疾患、インスリン抵抗性、および2型糖尿病からなる群から選択される、化合物。
【請求項61】
治療によるヒトまたは動物の身体のアテローム性動脈硬化症の処置方法に使用するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項62】
治療によりヒトまたは動物の身体のHDLを上昇させる方法に使用するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項63】
代謝関連障害の処置に使用するための薬剤を製造するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項64】
異脂肪血症、アテローム性動脈硬化症、冠状動脈性心疾患、インスリン抵抗性、肥満、耐糖能障害、アテローム性疾患、高血圧、脳卒中、シンドロームX、心疾患、および2型糖尿病からなる群から選択される代謝関連障害の処置に使用するための薬剤を製造するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項65】
アテローム性動脈硬化症の処置に使用するための薬剤を製造するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項66】
個体におけるHDL上昇に使用するための薬剤を製造するための、請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項67】
請求項1から42のいずれか1項に記載の化合物と、薬学的に許容できる担体とを混合することを含む、医薬組成物の製造方法。

【公表番号】特表2008−525476(P2008−525476A)
【公表日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−548472(P2007−548472)
【出願日】平成17年12月22日(2005.12.22)
【国際出願番号】PCT/US2005/046599
【国際公開番号】WO2006/069242
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【Fターム(参考)】