保温時も炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器
【課題】
保温付電気炊飯器に於いて、米飯の乾燥や変色、厭な臭気を作らない保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器を提供するものである。
【解決手段】
保温付炊飯器に炊き上がって食した後、残った保温中の米飯にIC電動給水調整器で時間的水供給の間を組込んで過熱器や加圧パイプを通り蒸気噴出口より噴出された蒸気は蒸気溜気通過室を介して内蓋に設けた第１，２次蒸気噴出口より内鍋の米飯上に霧状にした水蒸気を噴出できるようにした。
保温付電気炊飯器に於いて、米飯の乾燥や変色、厭な臭気を作らない保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器を提供するものである。
【解決手段】
保温付炊飯器に炊き上がって食した後、残った保温中の米飯にIC電動給水調整器で時間的水供給の間を組込んで過熱器や加圧パイプを通り蒸気噴出口より噴出された蒸気は蒸気溜気通過室を介して内蓋に設けた第１，２次蒸気噴出口より内鍋の米飯上に霧状にした水蒸気を噴出できるようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、保温付電気炊飯器に関し、より詳しくは、従来、出回っている保温付電気炊飯器は、朝炊いた米飯を食した後に、其のまま保温して其の日の昼食時や夕食時に米飯を食するのであるが、昼食時は勿論のこと夕食時に於いては、保温時間が増すごとに比例して米飯は乾燥し、又、変色し、厭な臭気が漂う米飯になってゆくので炊きたての米飯を求めているのが常である。保温時も炊きたて米飯機能を有する保温付電気炊飯器に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、電気炊飯器に関し、薄くて色艶がよくパリッとした食間のあるおこげをことができる炊飯器は炊き上げ工程よりも温度を高く設定し過熱手段として電力供給を大きくして内釜無い温度を短時間に過加熱状態で過熱して、炊き上がった炊飯物に焦げ目をつける焦がし工程を実行するものはあった。（特許文献１参照）
【０００３】
従来、電気炊飯器に関し、炊飯器本体に対して着脱可能とされた蓋体を振動溶着による接合で構成することにより、密閉空間内に、断熱材と金属系の熱反射部材とを配設して、溶着度が低下することが無くなり、耐久性を大幅に向上させることにより、蓋体の水洗い時に於いても、内部に水が侵入することがなくなるようにするとともに、蓋体からの放熱を極力抑え得ることとなり、省エネ性能の向上を図るようにしているものはあった。（特許文献２参照）
【０００４】
従来、電磁誘導過熱式電気炊飯用の内釜に関し、フッ素樹脂をコーティング、表面に釉薬層を形成した焼物よりなり、その内周側における釉薬層の表面に金属溶射層を介してフッ素樹脂コート層を設けるとともに、その外周面側の所定の位置に電磁誘導過熱ようの加熱部材を設けてなる電磁誘導過熱式電気炊飯器の内釜なるものはあった。（特許文献３参照）
【０００５】
従来、電気炊飯器の蒸気孔構造に関し、炊飯ジャー等の電気炊飯器の蓋に設けたおねば溜りに流入する蒸気混じりのおねばの蒸気とおねばを確実に分離して、滞留するおねばの分量を少なくしておねば溜りの容積を小さくするとともに、吹きこぼれを防止する電気炊飯器はあった。（特許文献４参照）
【０００６】
従来、炊飯保温電子レンジに関し、炊飯ジャーと電子レンジを位置一対型とした炊飯保温電子レンジにセラミックの炊飯釜を使用し、ヒーターによって炊飯、保温を行ない、電子レンジによる際加熱を一体として行なえるようにし、低音保温したご飯をセラミックの炊飯釜に入れたまま電子レンジによる再加熱によって炊きたてと同じようなご飯の温度にすることができると共に、ご飯の移し替かえの手間を省き、２時間以上の保温もできるようにしたものはあった。（特許文献５参照）
【０００７】
従来、電気炊飯器用の保温蓋及び保温蓋により冷えた米飯を温め直す方法に関し、残った米飯を電気炊飯器の中に入れたまま長時間保温状態にして置くと米飯の表面が乾燥したり劣化して味が劣るようになる。そこで多数の小さな穴を開けたうちカバーと穴の無い外カバーを組合せ、その空間を設けた保温蓋を保温中の米飯の上に被せる。この保温蓋の効果によって米飯は炊きたてのまま２４時間以上に渡り保温せれ、乾燥せず、味、風味を失わない。又、冷めた米飯、ラップに包みこまれた米飯も保温蓋を用いると同じ効果があるものはあった。（特許文献６参照）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００８】
【特許文献１】特開２０１０−１６２０６０号公報
【特許文献２】特開２０１０−２１３０１３号公報
【特許文献３】特開２０１０−２４６５９７号公報
【特許文献４】特開２０００−３００４２７号公報
【特許文献５】実開平４−１３０７２６号公報
【特許文献６】特開２００９−２２４０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００９】
上記特許文献１に於いては、電気炊飯器に関し、薄くて色艶がよくパリッとした食感のあるおこげをつけることができる炊飯器であり、特許文献２に於いては、炊飯本体に対して着脱可能とされた蓋体を振動溶着による接合で構成し、内部への水侵入を防止し得るようにした炊飯器であり、特許文献３に於いては、フッ素樹脂をコ−ティングすることにより、ご飯のこびりつき、焦げつきを防止するようにした電磁誘導加熱式電気炊飯器用内鍋で耐久性を高くするものであり、特許文献４に於いては、蓋に設けた蒸気孔により、蒸気混じりのおねばりを分離させおねばり分量を小さくし、吹きこぼれを防止する電気炊飯器であり、特許文献５に於いては、低音保存したご飯を炊飯釜に入れたまま再加熱によって炊き立てと同じようなご飯の温度にすると共にご飯の移し換えの手間を省き１２時間以上の保温もできるようにしたものであり、特許文献６に於いては、保温蓋及び保温蓋により冷えた米飯を温め直す方法を取り入れた電気炊飯器の考案や発明であった。
【００１０】
本発明は、上記のような従来の問題点や欠点を改善して、保温時も炊き立て米飯機能を有する保温付炊飯器に関し、米を溶き保温付電気炊飯器に入れ規定の水をはり時間をセットし電源を入れると定められた時間になると米飯が出来上がり、美味しく食することが出来ることは素晴らしい発明であったが、しかし、朝食に食した後、昼食用と夕食用に保温付電気炊飯器で多めに炊いた米飯は、朝食時は非常に美味しい米飯が嗜めることが出来るが、５〜６時間置いた昼食時には、少し乾燥変色硬めの米飯を食しなければならない。又、夕食時に於いては、１０時間以上の保温時間が経過しているため保温されている米飯の状態は釜の縁当りは硬く乾燥し変色も進み臭気も漂うようになっており、食するのも厭になること度々であることは慣例であった。そこで、乾燥や変色、厭な臭気を作らない保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器を提供するものである。
尚、図全体の実施の形態を実施例として説明し、上記のような従来の問題点や欠点を改善して解決するものであって、外釜本体１９の外側に設けた給水口１４より水を給水した水は、ＩＣタイマーがセットされた電動給水コック２を通りフロートで水量が調整され逆止弁付フローと３を通過し水加熱器５に入り過熱ヒーターチュウブ２１で加熱され第２次加圧パイプ６を通り伸縮自在パイプ２２を通して長方の蒸気噴射口７より霧状の蒸気を第２次蒸気溜気通過室２５と第１次蒸気溜気通過室２６にゆき逃げ場（加圧された水蒸気が必要以上に加圧された時は本体外蓋２０の設けた蒸気抜口１０より蒸気は排出される安全弁が設けられている）の無い蒸気は内蓋１５に設けた第２次蒸気噴出口８と第１次噴出口１３より炊飯内鍋内の保温時の米飯に霧状に噴出され、炊き上がった米飯と同じように光沢と柔らかさと湿度を取り戻し変色と厭な臭いもせず美味しい米飯を嗜むことができる保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器を提供出来るようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【００１１】
本発明は、外釜本体の内側に連結付帯する部材や本体内釜と本体外蓋に内部部材を設け、前記本体内釜内部に備える炊飯内鍋と炊飯内鍋蓋を設け一体の炊飯器を構成した保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器であって、前記保温付炊飯器は、円筒底周縁全体に底を形成し円筒上部縁の肩に蝶番を備え前記外釜本体を設け、内側に円形空間を備え円筒底周縁全体に底を形成し前記両内外釜上部肩で連結し二層として前記本体内釜を設け、且つ、前記本体内釜の底中心に円形開口部を設け、前記円形開口部上に前記円形開口部より大きな円形中心に熱応動開閉器の頭部が突出するよう円形開口部を設けた前記本体内釜を設け、前記本体内釜に炊飯内鍋を入れると前記本体内釜に設けた熱応動開閉器に接触し米飯は炊き上がる炊飯内鍋を設け、円形ドーム型本体外蓋は上部にフックや前記外釜本体と係合さす蝶番を備え前記本体外蓋裏に突起を備える平板の裏蓋を設け形成し、前記外釜本体内側の円形空間に四角形の開口部を備えた給水口１４を前記外釜内壁に係合させ給水タンクとタイマー付ＩＣ電動給水コックと接続されているフロート逆止弁続いて蒸気逆止弁を設け、前記外釜本体の底中央に熱応動開閉器を前記本体内釜と接合させ設け、その横に円形パイプ状の水加熱器と加熱ヒーターを抱合わせ横Ｕ字型に接合させ設け、第２次加圧パイプを前記外釜本体と前記本体内釜内の肩に設けた孔を貫通させ嵌合し前記第２次加圧パイプの一方には伸縮自在パイプの先に蒸気噴出口を設け、前記各部材の接続には銅製パイプを設け形成し、前記炊飯内釜は、上部に前記炊飯内蓋を載せるヒンジと前記炊飯内釜を取り出す持ち手を設け、前記内蓋は、円形で二つの円形突起台形と円形中心に円形の台形を設け、円形の中心に本体外蓋裏に設けてある内蓋止めと脱着自在な穴を設け、前記円形の内蓋１５の外側縁の上部返し部と円形中心に円形突起台形間に円周を等間隔にして５つの吹出し穴（第２次蒸気噴出口８）や中心に円形突起台形と円形の台形間に円周を等間隔にして８つの吹出し穴（第１次蒸気噴出口１３）を設け、前記外釜本体の蝶番と前記外釜蓋の蝶番を係合させ一体化させ前記外釜蓋を閉めることにより第２蒸気溜気通過室と第１蒸気溜気通過室が気密室になり圧縮された蒸気は炊飯内蓋に設けられた第２次蒸気噴出口と第１次蒸気噴出口より炊飯内鍋の保温状態の米飯に霧状の蒸気が噴出されるようにした保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器。
【発明の効果】
【００１２】
本発明の保温付炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器は、朝食、昼食、夕食の３食用に多めの米飯を炊いても、朝食時に食した美味しい米飯を昼食時や夕食時にも同じように美味しい米飯を食することが出来るので、米飯に関し諸々の難題特に営業として起業している一般の飲食店、ファミリーレストラン、旅館、温泉旅館、ホテル等々がお客に提供する米飯が無駄にならず、又、多めに炊いた米飯が乾燥もせず変色、厭な臭気もなくなる）が本発明で生成した水蒸気を保温中の米飯に適切な時間に噴射することで解決でき社会に貢献できて憂いあるものである。
【図面の簡単な説明】
【００１３】
【図１】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外部形状と内部構造の配置断面図
【図２】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外釜本体と本体内釜内に設置した給水タンクと適宜な水量調整を行なう水量調整器と接合されている蒸気逆止弁断面図
【図３】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器に内臓されている第２次加圧パイプと伸縮自在なパイプと第２次蒸気溜気通過室と第２次蒸気噴出口の配置断面図、図３−aと第２次加圧パイプと連動している伸縮自在パイプの斜視図、図３−b
【図４】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の内蓋半分の平面図
【発明を実施するための形態】
【００１４】
以下、本発明の実施の形態を実施例となる図１〜図４の参照に基づいて説明する。
【００１５】
図１は、本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外部形状と内部構造の配置断面図であって、前記電気炊飯器は、外釜本体１９と係合する本体外蓋２０で円筒底周辺縁全部に底を形成し且つ、前記円筒上部円周縁全部に開閉自在な蓋を形成した外形で、前記外釜本体１９と本体内釜１７の内側に空間を設け、前記本体内釜１７は円筒形の内部壁と前記内部壁円周縁全部に円形の底を備え、前記円形の底中央に円形開口部を設け、前記円形開口部の外周縁に間を取り等間隔に８個のビス穴４４を設け、前記円形開口部より１０ｍｍ程大きな円形板４３に８個のビス穴４４を備え支えビス１８で嵌合し設け、前記円形板４３の中央に前記円形熱応動開閉器２３の上部スプリング３２を備えた頭部が充分頭出しできるような円形開口部を設けると良い。前記外釜本体１９の内側の空間底部に円形熱応動開閉器２３や加熱ヒーターチュウブ２１と水加熱器５を設置し前記円形板に嵌合し設け、前記円形熱応動開閉器２３を制御するIC制御器３３を前記外釜本体１９の底部空間に設けると良い。前記外釜本体１９と本体内釜１７の内部側円周空間に給水タンク１を合体する水量調整器となる第２次加圧パイプ６を設け、前記外釜本体１９の外側上部の一部に給水タンク１に水を注ぐ給水口１４の四角形の開口部を設け、前記外釜本体１９の下部の一部に電源スイチ２９を設け、前記外釜本体１９外釜本体上部肩４０には上部肩中心に上向き突起部と平坦部を設け炊飯器鍋用肩付ヒンジ４１を前記本体内鍋１７用に設け、前記外釜本体上部肩４０外側壁の中心に前記本体蓋１７と係合する横孔を設け、前記外釜本体上部肩４０の前記横孔と上向き突起部間にスプリングゴム２７を備え伸縮自在パイプ２２を備え通す縦孔を設けると良い。
前記本体外蓋２０は、前記本体外蓋２０上部には本体外蓋上部フック３８を一体化して備え、前記本体外蓋２０の上部縁と前記本体蓋内部３９縁より蓋中心点位置の真ん中の点にドーム型円形筒状（半径１５ｍｍ）の蒸気抜口１０を前記本体蓋表裏を突抜きさせて設け、前記ドーム型筒状の内側下部にゴム製落し円板４２を設け必要外の蒸気を排出すると良い。前記本体外蓋２０裏の中心に前記炊飯内鍋１６の脱着自在な内蓋１５を係合するクッションゴム１１を備える内蓋止め１２を設け、前記本体蓋２０の裏に前記内蓋１５を押え、且つ、第２次蒸気溜気通過室２５と第１次蒸気溜気通過室２６の壁の役目もするスプリング２４を備えた遮断ゴム９を設け、前記本体外蓋２０と一体化フックの付け根部分に蝶番に横穴を備え前記外釜本体上部肩に設けた蝶番に横孔とに前記外釜本体１９と前記本体外蓋を蓋止メビス２８で留めると良い。前記本体外蓋２０裏の開閉蝶番より間を取り、伸縮自在パイプ２２を係合するように硬めの孔を備えたスプリングゴム２７を設け、前記本体外蓋２０の開閉する側のスプリングゴムは孔なしのものを用いると良い。尚、各部材の接続に用いる材料は銅製で同径のパイプ３０を使用すると良い。
【００１６】
図２は、本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外釜本体１９と本体内釜１７内に設置した給水タンク１と適宜な水量調整を行なうタイマー付IC電動給水コックスイチ２、電動給止水開閉ギャ３４、電動給止水回転式注入口３５、フロートブレ止リング３６、逆止弁付フロート３、接続ニップル３７、蒸気逆止弁４、パイプ３０、の各部材等々の水量調整器と接合されている蒸気逆止弁４の断面図であって、前記外釜本体１９の開閉する前記本体外蓋２０側の前記外釜上部肩４０下に間を取り設けた四角形の開口部裏上部に給水タンク１上部を嵌合させ、入口下部に給水タンク１の外壁面を前記外釜本体１９の四角形の開口部下内側に接着し設け、前記開口部には給水のとき開閉するノブ３１を設け、その下に電動給止水回転式注入口３５より５０分に１回開放せれるように電動給止水開閉ギア３４と連動しているタイマー付IC電動給水コックスイチ２（製造会社がプログラム設定）が設けられ、且つ、水量調整と安全の為蒸気の漏れを防止することを兼ねる逆止弁付フロート３や蒸気逆止弁４を備えた給水調整器が設けられた構造を用いたので良い。又、前記外釜本体１９の水量調整器の下部に炊飯用電源スイチ２９を設けると良い。
【００１７】
図３は、本発明の実施例の形態の実施例となる図３−aと図３−bで説明する。
図３−aは、電気炊飯器に内蔵されている第２次加圧パイプ６と伸縮自在なパイプ２２と第２次蒸気溜気通過室２５と第２次蒸気噴出口８の配置断面図であって、
本体外蓋２０の外釜本体上部肩４０と連結されている平板の中心より上向き突起部と平板一方端より下方へ炊飯鍋用肩付ヒンジ４１を備え前記本体内釜１７とを接着し設け、前記本体外蓋２０と前記本体内釜１７間に空間を設けると良い。且つ、前記本体外蓋２０と平板上向き突起部間に蒸気噴射口７を備える第２次加圧パイプ６の先の伸縮自在な箇所が挿入突き抜け出来るように孔を設け嵌合すると良い。
炊飯内鍋１６は平板上向き突起部状に顎を預けるように縁部をアングル型にして設け前記本体内釜１７の背には内蓋１５を乗せられるようにすると良い。前記内蓋１５には第２次、第１次蒸気噴出口８、１３を設けると良い。
本体外蓋２０と内蓋１５との間は第２次蒸気溜気通過室２５とその横は内蓋１５裏に設けたスプリング２４を備ええた遮断ゴム９で分けられた第１次蒸気溜気通過室２６で蒸気が溜まると内蓋１５に設けた第１次、第２次蒸気噴出口より炊飯内鍋１６の炊き上がっている米飯へ水蒸気がまんべんなく放出され米飯が炊きたてのようになるので良い。又、必要以上の蒸気は第１次蒸気溜気通過室２６上に設けたゴム製落し円板の安全弁４２を通して蒸気抜口１０より放出されるので良い。
図３−bは、第２次加圧パイプ６と連動している伸縮自在パイプ２２の斜視図であり、本体外蓋２０の頻繁な開閉に対応すべく蛇腹製にしておくと良い。蛇腹の一方の端は長方の蒸気噴射口７とするので１００分の１の長方の空間孔を設けると良い。
【００１８】
図４は、本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の内蓋１５の半分の平面図で、
内蓋１５は、円形で前記円形縁は上部返し部を備えた中心に突起を備えた２つの台形突状型４５と台形型４６を設け、円形の中心の前記台形型に本体外蓋２０裏に設けてあるクッションゴム１１を備えた内蓋止め１２と係合する脱着自在な穴４７を設け、前記円形の内蓋１５の外側縁の上部返し部と中心に突起を備えた台形突状型間に円周を等間隔にして５つの穴（第２次蒸気噴出口８）や中心に突起を備えた台形突状型４５と台形型４６間に円周を等間隔にして８つの穴（第１次蒸気噴出口１３）を設けると良い。
【符号の説明】
【００１９】
１ 給水タンク
２ タイマー付ＩＣ電動給水コックスイチ
３ 逆止弁付フロート
４ 蒸気逆止弁
５ 水加熱器
６ 第２次加圧パイプ
７ 長方の蒸気噴出口
８ 第２次蒸気噴出口
９ 遮断ゴム
１０ 蒸気抜口
１１ クッションゴム
１２ 内蓋止め
１３ 第１次蒸気噴出口
１４ 給水口
１５ 内蓋
１６ 炊飯内鍋
１７ 本体内釜
１８ 支えビス
１９ 外釜本体
２０ 本体外蓋
２１ 加熱ヒーターチュウブ
２２ 伸縮自在パイプ
２３ 円形熱応動開閉器
２４ スプリング
２５ 第２次蒸気溜気通過室
２６ 第１次蒸気溜気通過室
２７ スプリングゴム
２８ 蓋止めビス
２９ 炊飯用電源スイチ
３０ パイプ
３１ ノブ
３２ 上部スプリング
３３ IC湿度制御
３４ 電動給止水開閉ギア
３５ 電動給止水回転式注入口
３６ フロートブレ止めリング
３７ 接続ニップル
３８ 本体外釜上部フック
３９ 本体外蓋内部
４０ 外釜本体上部肩
４１ 炊飯鍋用肩付ヒンジ
４２ ゴム製落し円板の安全弁
４３ 円形板
４４ ビス孔
４５ 台形突状型
４６ 台形型
４７ 脱着自在な穴
【技術分野】
【０００１】
本発明は、保温付電気炊飯器に関し、より詳しくは、従来、出回っている保温付電気炊飯器は、朝炊いた米飯を食した後に、其のまま保温して其の日の昼食時や夕食時に米飯を食するのであるが、昼食時は勿論のこと夕食時に於いては、保温時間が増すごとに比例して米飯は乾燥し、又、変色し、厭な臭気が漂う米飯になってゆくので炊きたての米飯を求めているのが常である。保温時も炊きたて米飯機能を有する保温付電気炊飯器に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、電気炊飯器に関し、薄くて色艶がよくパリッとした食間のあるおこげをことができる炊飯器は炊き上げ工程よりも温度を高く設定し過熱手段として電力供給を大きくして内釜無い温度を短時間に過加熱状態で過熱して、炊き上がった炊飯物に焦げ目をつける焦がし工程を実行するものはあった。（特許文献１参照）
【０００３】
従来、電気炊飯器に関し、炊飯器本体に対して着脱可能とされた蓋体を振動溶着による接合で構成することにより、密閉空間内に、断熱材と金属系の熱反射部材とを配設して、溶着度が低下することが無くなり、耐久性を大幅に向上させることにより、蓋体の水洗い時に於いても、内部に水が侵入することがなくなるようにするとともに、蓋体からの放熱を極力抑え得ることとなり、省エネ性能の向上を図るようにしているものはあった。（特許文献２参照）
【０００４】
従来、電磁誘導過熱式電気炊飯用の内釜に関し、フッ素樹脂をコーティング、表面に釉薬層を形成した焼物よりなり、その内周側における釉薬層の表面に金属溶射層を介してフッ素樹脂コート層を設けるとともに、その外周面側の所定の位置に電磁誘導過熱ようの加熱部材を設けてなる電磁誘導過熱式電気炊飯器の内釜なるものはあった。（特許文献３参照）
【０００５】
従来、電気炊飯器の蒸気孔構造に関し、炊飯ジャー等の電気炊飯器の蓋に設けたおねば溜りに流入する蒸気混じりのおねばの蒸気とおねばを確実に分離して、滞留するおねばの分量を少なくしておねば溜りの容積を小さくするとともに、吹きこぼれを防止する電気炊飯器はあった。（特許文献４参照）
【０００６】
従来、炊飯保温電子レンジに関し、炊飯ジャーと電子レンジを位置一対型とした炊飯保温電子レンジにセラミックの炊飯釜を使用し、ヒーターによって炊飯、保温を行ない、電子レンジによる際加熱を一体として行なえるようにし、低音保温したご飯をセラミックの炊飯釜に入れたまま電子レンジによる再加熱によって炊きたてと同じようなご飯の温度にすることができると共に、ご飯の移し替かえの手間を省き、２時間以上の保温もできるようにしたものはあった。（特許文献５参照）
【０００７】
従来、電気炊飯器用の保温蓋及び保温蓋により冷えた米飯を温め直す方法に関し、残った米飯を電気炊飯器の中に入れたまま長時間保温状態にして置くと米飯の表面が乾燥したり劣化して味が劣るようになる。そこで多数の小さな穴を開けたうちカバーと穴の無い外カバーを組合せ、その空間を設けた保温蓋を保温中の米飯の上に被せる。この保温蓋の効果によって米飯は炊きたてのまま２４時間以上に渡り保温せれ、乾燥せず、味、風味を失わない。又、冷めた米飯、ラップに包みこまれた米飯も保温蓋を用いると同じ効果があるものはあった。（特許文献６参照）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００８】
【特許文献１】特開２０１０−１６２０６０号公報
【特許文献２】特開２０１０−２１３０１３号公報
【特許文献３】特開２０１０−２４６５９７号公報
【特許文献４】特開２０００−３００４２７号公報
【特許文献５】実開平４−１３０７２６号公報
【特許文献６】特開２００９−２２４０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００９】
上記特許文献１に於いては、電気炊飯器に関し、薄くて色艶がよくパリッとした食感のあるおこげをつけることができる炊飯器であり、特許文献２に於いては、炊飯本体に対して着脱可能とされた蓋体を振動溶着による接合で構成し、内部への水侵入を防止し得るようにした炊飯器であり、特許文献３に於いては、フッ素樹脂をコ−ティングすることにより、ご飯のこびりつき、焦げつきを防止するようにした電磁誘導加熱式電気炊飯器用内鍋で耐久性を高くするものであり、特許文献４に於いては、蓋に設けた蒸気孔により、蒸気混じりのおねばりを分離させおねばり分量を小さくし、吹きこぼれを防止する電気炊飯器であり、特許文献５に於いては、低音保存したご飯を炊飯釜に入れたまま再加熱によって炊き立てと同じようなご飯の温度にすると共にご飯の移し換えの手間を省き１２時間以上の保温もできるようにしたものであり、特許文献６に於いては、保温蓋及び保温蓋により冷えた米飯を温め直す方法を取り入れた電気炊飯器の考案や発明であった。
【００１０】
本発明は、上記のような従来の問題点や欠点を改善して、保温時も炊き立て米飯機能を有する保温付炊飯器に関し、米を溶き保温付電気炊飯器に入れ規定の水をはり時間をセットし電源を入れると定められた時間になると米飯が出来上がり、美味しく食することが出来ることは素晴らしい発明であったが、しかし、朝食に食した後、昼食用と夕食用に保温付電気炊飯器で多めに炊いた米飯は、朝食時は非常に美味しい米飯が嗜めることが出来るが、５〜６時間置いた昼食時には、少し乾燥変色硬めの米飯を食しなければならない。又、夕食時に於いては、１０時間以上の保温時間が経過しているため保温されている米飯の状態は釜の縁当りは硬く乾燥し変色も進み臭気も漂うようになっており、食するのも厭になること度々であることは慣例であった。そこで、乾燥や変色、厭な臭気を作らない保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器を提供するものである。
尚、図全体の実施の形態を実施例として説明し、上記のような従来の問題点や欠点を改善して解決するものであって、外釜本体１９の外側に設けた給水口１４より水を給水した水は、ＩＣタイマーがセットされた電動給水コック２を通りフロートで水量が調整され逆止弁付フローと３を通過し水加熱器５に入り過熱ヒーターチュウブ２１で加熱され第２次加圧パイプ６を通り伸縮自在パイプ２２を通して長方の蒸気噴射口７より霧状の蒸気を第２次蒸気溜気通過室２５と第１次蒸気溜気通過室２６にゆき逃げ場（加圧された水蒸気が必要以上に加圧された時は本体外蓋２０の設けた蒸気抜口１０より蒸気は排出される安全弁が設けられている）の無い蒸気は内蓋１５に設けた第２次蒸気噴出口８と第１次噴出口１３より炊飯内鍋内の保温時の米飯に霧状に噴出され、炊き上がった米飯と同じように光沢と柔らかさと湿度を取り戻し変色と厭な臭いもせず美味しい米飯を嗜むことができる保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器を提供出来るようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
【００１１】
本発明は、外釜本体の内側に連結付帯する部材や本体内釜と本体外蓋に内部部材を設け、前記本体内釜内部に備える炊飯内鍋と炊飯内鍋蓋を設け一体の炊飯器を構成した保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器であって、前記保温付炊飯器は、円筒底周縁全体に底を形成し円筒上部縁の肩に蝶番を備え前記外釜本体を設け、内側に円形空間を備え円筒底周縁全体に底を形成し前記両内外釜上部肩で連結し二層として前記本体内釜を設け、且つ、前記本体内釜の底中心に円形開口部を設け、前記円形開口部上に前記円形開口部より大きな円形中心に熱応動開閉器の頭部が突出するよう円形開口部を設けた前記本体内釜を設け、前記本体内釜に炊飯内鍋を入れると前記本体内釜に設けた熱応動開閉器に接触し米飯は炊き上がる炊飯内鍋を設け、円形ドーム型本体外蓋は上部にフックや前記外釜本体と係合さす蝶番を備え前記本体外蓋裏に突起を備える平板の裏蓋を設け形成し、前記外釜本体内側の円形空間に四角形の開口部を備えた給水口１４を前記外釜内壁に係合させ給水タンクとタイマー付ＩＣ電動給水コックと接続されているフロート逆止弁続いて蒸気逆止弁を設け、前記外釜本体の底中央に熱応動開閉器を前記本体内釜と接合させ設け、その横に円形パイプ状の水加熱器と加熱ヒーターを抱合わせ横Ｕ字型に接合させ設け、第２次加圧パイプを前記外釜本体と前記本体内釜内の肩に設けた孔を貫通させ嵌合し前記第２次加圧パイプの一方には伸縮自在パイプの先に蒸気噴出口を設け、前記各部材の接続には銅製パイプを設け形成し、前記炊飯内釜は、上部に前記炊飯内蓋を載せるヒンジと前記炊飯内釜を取り出す持ち手を設け、前記内蓋は、円形で二つの円形突起台形と円形中心に円形の台形を設け、円形の中心に本体外蓋裏に設けてある内蓋止めと脱着自在な穴を設け、前記円形の内蓋１５の外側縁の上部返し部と円形中心に円形突起台形間に円周を等間隔にして５つの吹出し穴（第２次蒸気噴出口８）や中心に円形突起台形と円形の台形間に円周を等間隔にして８つの吹出し穴（第１次蒸気噴出口１３）を設け、前記外釜本体の蝶番と前記外釜蓋の蝶番を係合させ一体化させ前記外釜蓋を閉めることにより第２蒸気溜気通過室と第１蒸気溜気通過室が気密室になり圧縮された蒸気は炊飯内蓋に設けられた第２次蒸気噴出口と第１次蒸気噴出口より炊飯内鍋の保温状態の米飯に霧状の蒸気が噴出されるようにした保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器。
【発明の効果】
【００１２】
本発明の保温付炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器は、朝食、昼食、夕食の３食用に多めの米飯を炊いても、朝食時に食した美味しい米飯を昼食時や夕食時にも同じように美味しい米飯を食することが出来るので、米飯に関し諸々の難題特に営業として起業している一般の飲食店、ファミリーレストラン、旅館、温泉旅館、ホテル等々がお客に提供する米飯が無駄にならず、又、多めに炊いた米飯が乾燥もせず変色、厭な臭気もなくなる）が本発明で生成した水蒸気を保温中の米飯に適切な時間に噴射することで解決でき社会に貢献できて憂いあるものである。
【図面の簡単な説明】
【００１３】
【図１】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外部形状と内部構造の配置断面図
【図２】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外釜本体と本体内釜内に設置した給水タンクと適宜な水量調整を行なう水量調整器と接合されている蒸気逆止弁断面図
【図３】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器に内臓されている第２次加圧パイプと伸縮自在なパイプと第２次蒸気溜気通過室と第２次蒸気噴出口の配置断面図、図３−aと第２次加圧パイプと連動している伸縮自在パイプの斜視図、図３−b
【図４】本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の内蓋半分の平面図
【発明を実施するための形態】
【００１４】
以下、本発明の実施の形態を実施例となる図１〜図４の参照に基づいて説明する。
【００１５】
図１は、本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外部形状と内部構造の配置断面図であって、前記電気炊飯器は、外釜本体１９と係合する本体外蓋２０で円筒底周辺縁全部に底を形成し且つ、前記円筒上部円周縁全部に開閉自在な蓋を形成した外形で、前記外釜本体１９と本体内釜１７の内側に空間を設け、前記本体内釜１７は円筒形の内部壁と前記内部壁円周縁全部に円形の底を備え、前記円形の底中央に円形開口部を設け、前記円形開口部の外周縁に間を取り等間隔に８個のビス穴４４を設け、前記円形開口部より１０ｍｍ程大きな円形板４３に８個のビス穴４４を備え支えビス１８で嵌合し設け、前記円形板４３の中央に前記円形熱応動開閉器２３の上部スプリング３２を備えた頭部が充分頭出しできるような円形開口部を設けると良い。前記外釜本体１９の内側の空間底部に円形熱応動開閉器２３や加熱ヒーターチュウブ２１と水加熱器５を設置し前記円形板に嵌合し設け、前記円形熱応動開閉器２３を制御するIC制御器３３を前記外釜本体１９の底部空間に設けると良い。前記外釜本体１９と本体内釜１７の内部側円周空間に給水タンク１を合体する水量調整器となる第２次加圧パイプ６を設け、前記外釜本体１９の外側上部の一部に給水タンク１に水を注ぐ給水口１４の四角形の開口部を設け、前記外釜本体１９の下部の一部に電源スイチ２９を設け、前記外釜本体１９外釜本体上部肩４０には上部肩中心に上向き突起部と平坦部を設け炊飯器鍋用肩付ヒンジ４１を前記本体内鍋１７用に設け、前記外釜本体上部肩４０外側壁の中心に前記本体蓋１７と係合する横孔を設け、前記外釜本体上部肩４０の前記横孔と上向き突起部間にスプリングゴム２７を備え伸縮自在パイプ２２を備え通す縦孔を設けると良い。
前記本体外蓋２０は、前記本体外蓋２０上部には本体外蓋上部フック３８を一体化して備え、前記本体外蓋２０の上部縁と前記本体蓋内部３９縁より蓋中心点位置の真ん中の点にドーム型円形筒状（半径１５ｍｍ）の蒸気抜口１０を前記本体蓋表裏を突抜きさせて設け、前記ドーム型筒状の内側下部にゴム製落し円板４２を設け必要外の蒸気を排出すると良い。前記本体外蓋２０裏の中心に前記炊飯内鍋１６の脱着自在な内蓋１５を係合するクッションゴム１１を備える内蓋止め１２を設け、前記本体蓋２０の裏に前記内蓋１５を押え、且つ、第２次蒸気溜気通過室２５と第１次蒸気溜気通過室２６の壁の役目もするスプリング２４を備えた遮断ゴム９を設け、前記本体外蓋２０と一体化フックの付け根部分に蝶番に横穴を備え前記外釜本体上部肩に設けた蝶番に横孔とに前記外釜本体１９と前記本体外蓋を蓋止メビス２８で留めると良い。前記本体外蓋２０裏の開閉蝶番より間を取り、伸縮自在パイプ２２を係合するように硬めの孔を備えたスプリングゴム２７を設け、前記本体外蓋２０の開閉する側のスプリングゴムは孔なしのものを用いると良い。尚、各部材の接続に用いる材料は銅製で同径のパイプ３０を使用すると良い。
【００１６】
図２は、本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の外釜本体１９と本体内釜１７内に設置した給水タンク１と適宜な水量調整を行なうタイマー付IC電動給水コックスイチ２、電動給止水開閉ギャ３４、電動給止水回転式注入口３５、フロートブレ止リング３６、逆止弁付フロート３、接続ニップル３７、蒸気逆止弁４、パイプ３０、の各部材等々の水量調整器と接合されている蒸気逆止弁４の断面図であって、前記外釜本体１９の開閉する前記本体外蓋２０側の前記外釜上部肩４０下に間を取り設けた四角形の開口部裏上部に給水タンク１上部を嵌合させ、入口下部に給水タンク１の外壁面を前記外釜本体１９の四角形の開口部下内側に接着し設け、前記開口部には給水のとき開閉するノブ３１を設け、その下に電動給止水回転式注入口３５より５０分に１回開放せれるように電動給止水開閉ギア３４と連動しているタイマー付IC電動給水コックスイチ２（製造会社がプログラム設定）が設けられ、且つ、水量調整と安全の為蒸気の漏れを防止することを兼ねる逆止弁付フロート３や蒸気逆止弁４を備えた給水調整器が設けられた構造を用いたので良い。又、前記外釜本体１９の水量調整器の下部に炊飯用電源スイチ２９を設けると良い。
【００１７】
図３は、本発明の実施例の形態の実施例となる図３−aと図３−bで説明する。
図３−aは、電気炊飯器に内蔵されている第２次加圧パイプ６と伸縮自在なパイプ２２と第２次蒸気溜気通過室２５と第２次蒸気噴出口８の配置断面図であって、
本体外蓋２０の外釜本体上部肩４０と連結されている平板の中心より上向き突起部と平板一方端より下方へ炊飯鍋用肩付ヒンジ４１を備え前記本体内釜１７とを接着し設け、前記本体外蓋２０と前記本体内釜１７間に空間を設けると良い。且つ、前記本体外蓋２０と平板上向き突起部間に蒸気噴射口７を備える第２次加圧パイプ６の先の伸縮自在な箇所が挿入突き抜け出来るように孔を設け嵌合すると良い。
炊飯内鍋１６は平板上向き突起部状に顎を預けるように縁部をアングル型にして設け前記本体内釜１７の背には内蓋１５を乗せられるようにすると良い。前記内蓋１５には第２次、第１次蒸気噴出口８、１３を設けると良い。
本体外蓋２０と内蓋１５との間は第２次蒸気溜気通過室２５とその横は内蓋１５裏に設けたスプリング２４を備ええた遮断ゴム９で分けられた第１次蒸気溜気通過室２６で蒸気が溜まると内蓋１５に設けた第１次、第２次蒸気噴出口より炊飯内鍋１６の炊き上がっている米飯へ水蒸気がまんべんなく放出され米飯が炊きたてのようになるので良い。又、必要以上の蒸気は第１次蒸気溜気通過室２６上に設けたゴム製落し円板の安全弁４２を通して蒸気抜口１０より放出されるので良い。
図３−bは、第２次加圧パイプ６と連動している伸縮自在パイプ２２の斜視図であり、本体外蓋２０の頻繁な開閉に対応すべく蛇腹製にしておくと良い。蛇腹の一方の端は長方の蒸気噴射口７とするので１００分の１の長方の空間孔を設けると良い。
【００１８】
図４は、本発明の形態の実施例となる電気炊飯器の内蓋１５の半分の平面図で、
内蓋１５は、円形で前記円形縁は上部返し部を備えた中心に突起を備えた２つの台形突状型４５と台形型４６を設け、円形の中心の前記台形型に本体外蓋２０裏に設けてあるクッションゴム１１を備えた内蓋止め１２と係合する脱着自在な穴４７を設け、前記円形の内蓋１５の外側縁の上部返し部と中心に突起を備えた台形突状型間に円周を等間隔にして５つの穴（第２次蒸気噴出口８）や中心に突起を備えた台形突状型４５と台形型４６間に円周を等間隔にして８つの穴（第１次蒸気噴出口１３）を設けると良い。
【符号の説明】
【００１９】
１ 給水タンク
２ タイマー付ＩＣ電動給水コックスイチ
３ 逆止弁付フロート
４ 蒸気逆止弁
５ 水加熱器
６ 第２次加圧パイプ
７ 長方の蒸気噴出口
８ 第２次蒸気噴出口
９ 遮断ゴム
１０ 蒸気抜口
１１ クッションゴム
１２ 内蓋止め
１３ 第１次蒸気噴出口
１４ 給水口
１５ 内蓋
１６ 炊飯内鍋
１７ 本体内釜
１８ 支えビス
１９ 外釜本体
２０ 本体外蓋
２１ 加熱ヒーターチュウブ
２２ 伸縮自在パイプ
２３ 円形熱応動開閉器
２４ スプリング
２５ 第２次蒸気溜気通過室
２６ 第１次蒸気溜気通過室
２７ スプリングゴム
２８ 蓋止めビス
２９ 炊飯用電源スイチ
３０ パイプ
３１ ノブ
３２ 上部スプリング
３３ IC湿度制御
３４ 電動給止水開閉ギア
３５ 電動給止水回転式注入口
３６ フロートブレ止めリング
３７ 接続ニップル
３８ 本体外釜上部フック
３９ 本体外蓋内部
４０ 外釜本体上部肩
４１ 炊飯鍋用肩付ヒンジ
４２ ゴム製落し円板の安全弁
４３ 円形板
４４ ビス孔
４５ 台形突状型
４６ 台形型
４７ 脱着自在な穴
【特許請求の範囲】
【請求項１】
外釜本体の内側に連結付帯する部材や本体内釜と本体外蓋に内部部材を設け、前記本体内釜内部に備える炊飯内鍋と炊飯内鍋蓋を設け一体の炊飯器を構成した保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器であって、前記保温付炊飯器は、円筒底周縁全体に底を形成し円筒上部縁の肩に蝶番を備え前記外釜本体を設け、内側に円形空間を備え円筒底周縁全体に底を形成し前記両内外釜上部肩で連結し二層として前記本体内釜を設け、且つ、前記本体内釜の底中心に円形開口部を設け、前記円形開口部上に前記円形開口部より大きな円形中心に熱応動開閉器の頭部が突出するよう円形開口部を設けた前記本体内釜を設け、前記本体内釜に炊飯内鍋を入れると前記本体内釜に設けた熱応動開閉器に接触し米飯は炊き上がる炊飯内鍋を設け、円形ドーム型本体外蓋は上部にフックや前記外釜本体と係合さす蝶番を備え前記本体外蓋裏に突起を備える平板の裏蓋を設け形成し、前記外釜本体内側の円形空間に四角形の開口部を備えた給水口１４を前記外釜内壁に係合させ給水タンクとタイマー付ＩＣ電動給水コックと接続されているフロート逆止弁続いて蒸気逆止弁を設け、前記外釜本体の底中央に熱応動開閉器を前記本体内釜と接合させ設け、その横に円形パイプ状の水加熱器と加熱ヒーターを抱合わせ横Ｕ字型に接合させ設け、第２次加圧パイプを前記外釜本体と前記本体内釜内の肩に設けた孔を貫通させ嵌合し前記第２次加圧パイプの一方には伸縮自在パイプの先に蒸気噴出口を設け、前記各部材の接続には銅製パイプを設け形成し、前記炊飯内釜は、上部に前記炊飯内蓋を載せるヒンジと前記炊飯内釜を取り出す持ち手を設け、前記内蓋は、円形で二つの円形突起台形と円形中心に円形の台形を設け、円形の中心に本体外蓋裏に設けてある内蓋止めと脱着自在な穴を設け、前記円形の内蓋１５の外側縁の上部返し部と円形中心に円形突起台形間に円周を等間隔にして５つの吹出し穴（第２次蒸気噴出口８）や中心に円形突起台形と円形の台形間に円周を等間隔にして８つの吹出し穴（第１次蒸気噴出口１３）を設け、前記外釜本体の蝶番と前記外釜蓋の蝶番を係合させ一体化させ前記外釜蓋を閉めることにより第２蒸気溜気通過室と第１蒸気溜気通過室が気密室になり圧縮された蒸気は炊飯内蓋に設けられた第２次蒸気噴出口と第１次蒸気噴出口より炊飯内鍋の保温状態の米飯に霧状の蒸気が噴出されるようにしたことを特徴とする保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器。
【請求項１】
外釜本体の内側に連結付帯する部材や本体内釜と本体外蓋に内部部材を設け、前記本体内釜内部に備える炊飯内鍋と炊飯内鍋蓋を設け一体の炊飯器を構成した保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器であって、前記保温付炊飯器は、円筒底周縁全体に底を形成し円筒上部縁の肩に蝶番を備え前記外釜本体を設け、内側に円形空間を備え円筒底周縁全体に底を形成し前記両内外釜上部肩で連結し二層として前記本体内釜を設け、且つ、前記本体内釜の底中心に円形開口部を設け、前記円形開口部上に前記円形開口部より大きな円形中心に熱応動開閉器の頭部が突出するよう円形開口部を設けた前記本体内釜を設け、前記本体内釜に炊飯内鍋を入れると前記本体内釜に設けた熱応動開閉器に接触し米飯は炊き上がる炊飯内鍋を設け、円形ドーム型本体外蓋は上部にフックや前記外釜本体と係合さす蝶番を備え前記本体外蓋裏に突起を備える平板の裏蓋を設け形成し、前記外釜本体内側の円形空間に四角形の開口部を備えた給水口１４を前記外釜内壁に係合させ給水タンクとタイマー付ＩＣ電動給水コックと接続されているフロート逆止弁続いて蒸気逆止弁を設け、前記外釜本体の底中央に熱応動開閉器を前記本体内釜と接合させ設け、その横に円形パイプ状の水加熱器と加熱ヒーターを抱合わせ横Ｕ字型に接合させ設け、第２次加圧パイプを前記外釜本体と前記本体内釜内の肩に設けた孔を貫通させ嵌合し前記第２次加圧パイプの一方には伸縮自在パイプの先に蒸気噴出口を設け、前記各部材の接続には銅製パイプを設け形成し、前記炊飯内釜は、上部に前記炊飯内蓋を載せるヒンジと前記炊飯内釜を取り出す持ち手を設け、前記内蓋は、円形で二つの円形突起台形と円形中心に円形の台形を設け、円形の中心に本体外蓋裏に設けてある内蓋止めと脱着自在な穴を設け、前記円形の内蓋１５の外側縁の上部返し部と円形中心に円形突起台形間に円周を等間隔にして５つの吹出し穴（第２次蒸気噴出口８）や中心に円形突起台形と円形の台形間に円周を等間隔にして８つの吹出し穴（第１次蒸気噴出口１３）を設け、前記外釜本体の蝶番と前記外釜蓋の蝶番を係合させ一体化させ前記外釜蓋を閉めることにより第２蒸気溜気通過室と第１蒸気溜気通過室が気密室になり圧縮された蒸気は炊飯内蓋に設けられた第２次蒸気噴出口と第１次蒸気噴出口より炊飯内鍋の保温状態の米飯に霧状の蒸気が噴出されるようにしたことを特徴とする保温時炊き立て米飯機能を有する保温付電気炊飯器。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１２−１２０６０６（Ｐ２０１２−１２０６０６Ａ）
【公開日】平成２４年６月２８日（２０１２．６．２８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２７２１５８（Ｐ２０１０−２７２１５８）
【出願日】平成２２年１２月７日（２０１０．１２．７）
【特許番号】特許第４６９０５０４号（Ｐ４６９０５０４）
【特許公報発行日】平成２３年６月１日（２０１１．６．１）
【出願人】（５０１４４３９７３）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年６月２８日（２０１２．６．２８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１２月７日（２０１０．１２．７）
【特許番号】特許第４６９０５０４号（Ｐ４６９０５０４）
【特許公報発行日】平成２３年６月１日（２０１１．６．１）
【出願人】（５０１４４３９７３）
【Ｆターム（参考）】
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