説明

充放電回路およびモータ駆動回路

【課題】スイッチの切り換えタイミングを検出する回路などが必要でなく全体の回路構成が簡単であり、電圧降下の少ないこと。
【解決手段】電気二重層キャパシタ21と電流制限回路22とを備え、電流制限回路22は、電気二重層キャパシタに流れる電流を制御するFET23と、FETに流れる電流を検出する第1の抵抗R1と、FETのゲートに電圧を印加する第2の抵抗R2と、FETのゲートに接続され、第1の抵抗によって検出された電流が所定以上になったときにオンして当該FETをオフするように接続されたトランジスタ24と、を備え、第2の抵抗R2は、電気二重層キャパシタ21のFET23が接続された端子とは異なる他方の端子とFET23のゲートとの間に接続されてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部回路から供給される電流によって充電され蓄えた電気を前記外部回路に放電することが可能な、電気二重層キャパシタを用いた充放電回路、およびそれを用いたモータ駆動回路に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、電気二重層を利用した大容量のキャパシタである電気二重層キャパシタは、二次電池に代わるものとしてしばしば用いられている。近年においては、メモリなどのバックアップ電源にとどまらず、例えば、種々の装置の急速立ち上げ用の電源、無停電電源装置、または電気自動車の電源などに用いられている。
【0003】
電気二重層キャパシタは、内部抵抗が極めて低く、その充電時に大電流が流れて回路を損傷するおそれがある。これを防止するために、通常、電気二重層キャパシタを用いるときは、電流を制限するための回路が併用される。
【0004】
例えば、オンオフする複数のスイッチング素子を電気二重層キャパシタと直列に設け、スイッチング素子と並列に接続された抵抗を短絡することによって充電電流の制限と充電時間の短縮とを図る回路が提案されている(特許文献1、2)。
【0005】
また、燃料電池などの電源と電気二重層キャパシタとを用いて負荷の変動に耐える電気自動車のための電源制御装置が提案されている(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−118828号
【特許文献2】特開2004−180470号
【特許文献3】特開平8−214453号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の回路は、抵抗とスイッチとの組み合わせによって過大な電流を制限するものであるが、操作スイッチをオンオフする回路、および操作スイッチの切り換えタイミングを検出する回路が必要であり、全体の回路構成が複雑になる。
【0008】
特許文献2の回路は、操作スイッチをFETに置き換えたものであり、特許文献1と同様に全体の回路構成が複雑になる。
【0009】
特許文献2の図8に電流制限回路を用いた例が示されているが、図8の例では、電流制限回路の全体と電気二重層キャパシタとが直列に接続されることとなるので、充電時における電圧降下が大きく、効率が悪い。
【0010】
特許文献3の図2には、電源によって電気二重層キャパシタを充電する際の電流制限回路が示されているが、電流制限回路の全体と電気二重層キャパシタとが電源に対して直列に接続されることとなるので、やはり充電時における電圧降下が大きく、効率が悪い。
【0011】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、スイッチの切り換えタイミングを検出する回路などが必要でなく全体の回路構成が簡単であり、電圧降下の少ない充放電回路、およびそれを用いたモータ駆動回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の実施形態に係る回路は、外部回路から供給される電流によって充電され蓄えた電荷を前記外部回路に放電することが可能な充放電回路であって、電気二重層キャパシタと、前記電気二重層キャパシタに流れる電流の大きさを制限するための電流制限回路と、を備え、前記電流制限回路は、前記電気二重層キャパシタの一方の端子に接続されて当該電気二重層キャパシタに流れる電流を制御するFETと、前記FETに流れる電流の大きさを検出するために前記FETのソースに接続された第1の抵抗と、前記FETのゲートに電圧を印加して当該FETをオンするように接続された第2の抵抗と、前記FETのゲートに接続され、前記第1の抵抗によって検出された電流が所定以上になったときにオンして当該FETをオフするように接続されたフィードバック素子と、を備え、前記第2の抵抗は、前記電気二重層キャパシタの前記FETが接続された端子とは異なる他方の端子と前記FETのゲートとの間に接続されてなる。
【0013】
また、1つの前記電気二重層キャパシタに対して、複数の前記電流制限回路が並列に設けることも可能である。
【発明の効果】
【0014】
本発明によると、スイッチの切り換えタイミングを検出する回路などが必要でなく全体の回路構成が簡単であり、電圧降下の少ない充放電回路、およびそれを用いたモータ駆動回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の第1の実施形態のモータ駆動回路を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のモータ駆動回路を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施形態のモータ駆動回路を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
〔第1の実施形態〕
図1には、荷物の移送または車輪の駆動などを行うモータMを、直流の電源11によって駆動するモータ駆動回路1の例が、第1の実施形態として示されている。
【0017】
図1において、モータ駆動回路1は、電源11および充放電回路12を有する。
【0018】
電源11は、負荷であるモータMを駆動するための電力を供給する。電源11の電圧Vcは、例えば数十ボルト程度である。電源11として、電池、二次電池、商用電源を用いた直流電源回路などを用いることができる。電源11には、電源のオンオフを切り換えるために、スイッチ13が直列に接続されている。
【0019】
なお、電源11、スイッチ13、および電源ラインDLは、外部回路の例である。
【0020】
充放電回路12は、電源11に対して並列的に接続され、モータMを駆動するために補助的に用いられ、また、モータMによる発電電力を回収して蓄電(回生)するために用いられる。
【0021】
充放電回路12は、電気二重層キャパシタ21、および電気二重層キャパシタ21に流れる電流Isの大きさを制限するための電流制限回路22を備える。
【0022】
電流制限回路22は、電気二重層キャパシタ21の一方の端子に接続されて当該電気二重層キャパシタ21に流れる電流Isを制御するFET23、FET23に流れる電流Isの大きさを検出するためにFET23のソースに接続された第1の抵抗R1、FET23のゲートに電圧を印加して当該FET23をオンするように接続された第2の抵抗R2、および、FET23のゲートに接続され、第1の抵抗R1によって検出された電流Isが所定以上になったときにオンしてFET23をオフするように接続されたトランジスタ24を備える。
【0023】
また、後で説明するように、1つの電気二重層キャパシタ21に対して、複数の電流制限回路22を並列に接続して設けてもよい。
【0024】
以下、さらに詳しく説明する。
【0025】
図1において、電源11からの電力またはモータMの発電した電力を蓄えるために、また蓄えた電力をモータMに供給するために、電気二重層キャパシタ21が設けられている。電気二重層キャパシタ(電気二重層コンデンサ)21は、その正極が電源ラインDLに接続され、負極側がFET23などを介してグランドラインGLに接続される。
【0026】
電気二重層キャパシタ21の容量の大きさは、モータMの出力およびモータ駆動回路1の用途などに応じて決定すればよく、例えば、数F(ファラド)〜数十Fとすることが可能である。
【0027】
FET23は、電力制御用のNMOS−FETである。FET23は、そのソースが第1の抵抗R1を通じてグランドラインGLに接続され、ドレインは電気二重層キャパシタ21の負極に接続される。
【0028】
第1の抵抗R1は、FET23のドレイン−ソース間に流れる電流Isによる電圧降下を発生する。第1の抵抗R1の両端に発生する電圧Vbが、トランジスタ24の接合部飽和電圧(ベース−エミッタ電圧)よりも大きくなると、トランジスタ24にベース電流が流れてトランジスタ24がオンする。
【0029】
接合部飽和電圧は、シリコンバイポーラトランジスタでは0.6〜0.7ボルト程度であるので、電圧Vbがこれより大きくなるような電流Isが電気二重層キャパシタ21に流れると、トランジスタ24はオンする。
【0030】
したがって、例えば、電気二重層キャパシタ21に流れる電流(充電電流)Isを2Aに制限したい場合には、接合部飽和電圧を0.6ボルトとして、0.6/2=0.3、つまり第1の抵抗R1の抵抗値を0.3オームとすればよい。この場合に、制限電流は2Aとなる。
【0031】
ゲートは、電源11からのプラスの電圧Vcが印加されるように、第2の抵抗R2を介して電気二重層キャパシタ21の正極側に接続される。つまり、第2の抵抗R2は、電気二重層キャパシタ21の負極側にではなく、電源ラインDLに接続され、電源11またはモータMの正極と直接的に接続されている。
【0032】
ゲートには、ゲートに一定の電圧Vaを印加するための定電圧ダイオード25が接続される。定電圧ダイオード25は、また、ゲートに過大な電圧が印加されることを防いでFET23を保護する作用も果たす。
【0033】
ゲートに一定の電圧Vaが印加されているときには、FET23はオンの状態となり、ドレイン−ソース間の電圧(飽和電圧)はほぼ0ボルトとなる。つまり、FET23は導通状態となる。なお、電圧Vaを適当な値に設定することにより、FET23はその値に応じた電流Isを流す定電流動作を行うことが可能である。
【0034】
第2の抵抗R2は、FET23のゲートに電圧Vaを印加してFET23をオンするためのものであり、その抵抗値は、FET23の仕様またはスイッチング速度などに応じて設定することが可能である。例えば、第2の抵抗R2の抵抗値を数十KΩ〜100KΩ程度とすることが可能である。
【0035】
FET23のゲートにはトランジスタ24のコレクタが接続されているので、トランジスタ24がオンしたときには、ゲートの電圧Vaが低下し、これによってFET23はオフとなって電流Isが減少する。そうすると、第1の抵抗R1の両端に発生する電圧Vbが小さくなり、トランジスタ24がオフする。このような動作によって、FET23に流れる電流Isは一定に保たれる。
【0036】
なお、FET23には、そのドレインとグランドラインGLとの間に、逆方向の電流を流すためのダイオード26が接続される。電気二重層キャパシタ21が放電するときには、FET23の状態による影響を受けることなく、蓄えられた電荷がダイオード26を通ってモータMに流れる。
【0037】
但し、通常、FET23には、ダイオード26に相当する素子がドレイン−ソース間に内蔵されているので、その場合にはダイオード26を省略することも可能である。
【0038】
次に、モータ駆動回路1の動作について説明する。
【0039】
スイッチ13をオフの状態からオンにすると、電源11の電圧Vcが電源ラインDLに印加され、電気二重層キャパシタ21に充電されるとともに、モータMが回転駆動される。
【0040】
電気二重層キャパシタ21が充電されるときに、FET23によって電流Isの最大値が制限され、これによって電源11および電源ラインDLなどの回路が保護される。
【0041】
なお、スイッチ13をオンにしてから数秒程度、例えば2〜5秒程度で電気二重層キャパシタ21の充電が完了するように、電流Isの値を設定しておくことが可能である。
【0042】
スイッチ13をオフにすると、またはモータMの負荷が急激に大きくなると、電気二重層キャパシタ21に充電された電荷が放電してモータMに流れる。これによって、モータMの負荷の急激な変化に対応することが可能である。
【0043】
電気二重層キャパシタ21が放電するときに、放電回路にはダイオード26のみが介在しているので、ダイオード26のみを介してモータMに急速放電される。したがって、放電時における電圧降下が極めて少なく、電気二重層キャパシタ21に蓄えられた電荷が効率的に利用される。
【0044】
また、FET23に流れる電流Isが制限電流に達しない場合に、ゲートには第2の抵抗R2を介して充分な電圧Vaが印加されるので、FET23の飽和電圧が低くなり、FET23による電圧降下および電力損失が少ない。
【0045】
このように、本実施形態のモータ駆動回路1によると、モータMの回生エネルギによって電気二重層キャパシタ21を効率的に充電し、電気二重層キャパシタ21に充電された電荷を効率的に再利用することができる。
【0046】
この点、従来においては、電気二重層キャパシタ21の充電時において、充放電回路12の全体が直列に接続されるため、電圧降下が大きく、効率が悪かった。
【0047】
また、充放電回路12の全体が電気二重層キャパシタ21と直列になるように構成した場合、つまり例えば、第2の抵抗R2を電源ラインDLに接続するのではなく、電気二重層キャパシタ21の負極側に接続した場合には、電流制限回路22の動作の安定性を確保するのが容易ではなくなり、第1の抵抗R1または第2の抵抗R2などによる電圧降下が大きくなる。
〔第2の実施形態〕
図2には、第2の実施形態のモータ駆動回路1Bの例が示されている。
【0048】
図2の第2の実施形態のモータ駆動回路1Bについては、図1に示した第1の実施形態のモータ駆動回路1との相違点についてのみ説明する。
【0049】
すなわち、図2において、1つの電気二重層キャパシタ21に対し、2つの電流制限回路22a,22bが設けられる。各電流制限回路22a,22bは、第1の実施形態で説明した電流制限回路22と同じである。
【0050】
すなわち、電気二重層キャパシタ21に流れる電流Isは、2つの電流制限回路22a,22bにほぼ等分に分散される。これにより、電流Isによる各電流制限回路22a,22bにおける発熱量は低減されるので、各電流制限回路22a,22bを小型化することができる。
【0051】
モータ駆動回路1Bでは、2つの電流制限回路22a,22bを用いたが、3つ以上の電流制限回路22a,22b,22c…を用いてもよい。
〔第3の実施形態〕
図3には、第3の実施形態のモータ駆動回路1Cの例が示されている。
【0052】
図3の第3の実施形態のモータ駆動回路1Cにおいて、モータMは例えば3相交流モータであり、そのようなモータMの回転速度および回転方向を制御するためのドライバ回路14が設けられている。また、ドライバ回路14およびモータ駆動回路1Cの全体を制御するために、全体制御回路15が設けられている。
【0053】
ドライバ回路14は、例えばスイッチング制御素子をブリッジ接続してその導通角を位相制御するようにしたインバータ回路などの公知の回路を用いることができる。ドライバ回路14によって、モータMの回転の開始、停止、回転方向、回転速度などを制御することができる。
【0054】
また、全体制御回路15は、ドライバ回路14に対して、制御のためのパルス列を出力し、または制御のための信号またはデータなどを出力するように構成することができる。全体制御回路15には、操作のための操作スイッチ、操作ボタン、表示灯、表示装置、記憶装置、演算処理装置などを含ませることができる。
【0055】
第3の実施形態のモータ駆動回路1Cによると、モータMの制御をより細かく行うことができる。
【0056】
なお、第3の実施形態のモータ駆動回路1Cにおいて、第2の実施形態のモータ駆動回路1Bのように複数の電流制限回路22a,22bを用いてもよい。
【0057】
このように、モータ駆動回路1,1B、1Cの構成、特に、電源11およびモータMの制御のための構成は、従来から公知の種々の構成とすることが可能である。
【0058】
上に述べた実施形態では、フィードバック素子としてトランジスタ24を用いたが、適当な演算回路などを用いてもよい。
【0059】
上に述べた実施形態では、FET23としてNMOS−FETを用いたが、PMOS−FETを用いてもよい。
【0060】
その他、電気二重層キャパシタ21、電流制限回路22、充放電回路12、電源11、またはモータ駆動回路1,1B、1Cの各部または全体の構成、構造、回路、形状、個数、数値、定数、配置などは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
【0061】
なお、本発明のモータ駆動回路のモータMとして、サーボモータ、同期電動機、永久磁石同期電動機、3相交流モータなど種々のモータを用いることができる。モータ駆動回路は、エレベータ、クレーン、プレス装置などのように物体が上下移動する装置、または急激な加減速制御を必要とする搬送装置などに応用することができる。
【符号の説明】
【0062】
1,1B、1C モータ駆動回路
11 電源
12 充放電回路
21 電気二重層キャパシタ
22 電流制限回路
23 FET
24 トランジスタ(フィードバック素子)
25 定電圧ダイオード
26 ダイオード
M モータ
R1 第1の抵抗
R2 第2の抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部回路から供給される電流によって充電され蓄えた電荷を前記外部回路に放電することが可能な充放電回路であって、
電気二重層キャパシタと、
前記電気二重層キャパシタに流れる電流の大きさを制限するための電流制限回路と、
を備え、
前記電流制限回路は、
前記電気二重層キャパシタの一方の端子に接続されて当該電気二重層キャパシタに流れる電流を制御するFETと、
前記FETに流れる電流の大きさを検出するために前記FETのソースに接続された第1の抵抗と、
前記FETのゲートに電圧を印加して当該FETをオンするように接続された第2の抵抗と、
前記FETのゲートに接続され、前記第1の抵抗によって検出された電流が所定以上になったときにオンして当該FETをオフするように接続されたフィードバック素子と、
を備え、
前記第2の抵抗は、前記電気二重層キャパシタの前記FETが接続された端子とは異なる他方の端子と前記FETのゲートとの間に接続されてなる、
ことを特徴とする充放電回路。
【請求項2】
1つの前記電気二重層キャパシタに対して、複数の前記電流制限回路が並列に設けられた、
請求項1記載の充放電回路。
【請求項3】
モータを駆動するためのモータ駆動回路であって、
前記モータに電力を供給するための電源と、
前記電源に並列的に接続される充放電回路と、
を有し、
前記充放電回路は、
電気二重層キャパシタと、
前記電気二重層キャパシタに流れる電流の大きさを制限するための電流制限回路と、
を備え、
前記電流制限回路は、
前記電気二重層キャパシタの一方の端子に接続されて当該電気二重層キャパシタに流れる電流を制御するFETと、
前記FETに流れる電流の大きさを検出するために前記FETのソースに接続された第1の抵抗と、
前記FETのゲートに電圧を印加して当該FETをオンするように接続された第2の抵抗と、
前記FETのゲートに接続され、前記第1の抵抗によって検出された電流が所定以上になったときにオンして当該FETをオフするように接続されたフィードバック素子と、
を備え、
前記第2の抵抗は、前記電気二重層キャパシタの前記FETが接続された端子とは異なる他方の端子と前記FETのゲートとの間に接続されてなる、
ことを特徴とするモータ駆動回路。
【請求項4】
1つの前記電気二重層キャパシタに対して、複数の前記電流制限回路が並列に設けられた、
請求項3記載のモータ駆動回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−105413(P2012−105413A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−250665(P2010−250665)
【出願日】平成22年11月9日(2010.11.9)
【出願人】(000204240)株式会社TAIYO (63)
【Fターム(参考)】