説明

光音響病変形成フィードバックを備えた組織切除装置

組織切除装置は、1つ又は複数のエネルギ・エミッタ(21)、及び組織(60)に組織切除術を施すために協働的な配置における1つ又は複数のエネルギ・エミッタ(21)及び1つ又は複数の光音響センサ(22)を使用する。動作上、エネルギ・エミッタ(21)は、中に病変(61)を形成するために組織(60)の標的部分に組織切除ビーム(TA)を放出し、あるいは、又は同時に、組織(60)からの光音響応答を励起するために、組織(60)の標的部分に光励起ビーム(PE)を放出する。光音響センサ(22)は、組織(60)の光音響応答を検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概括的には、組織内の病変を形成するための何れかのタイプの組織切除装置に関する。本発明は、特に、組織切除装置から光音響病変形成フィードバックを取得する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
心房細動(「AF」)切除は、処置の数の増加により、装置及び撮像ベンダーにとって成長機会として認識されている。クライオ(冷凍)、レーザ、及び高密度フォーカス超音波(「HIFU」)組織破壊に基づいた組織切除装置手法には、周囲の病変の配置を単純にする見込みがある。これは、肺静脈口を電気絶縁して、それにより、AFを治すために使用される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、病変形成の臨床的監視及び評価の手法は、未だ存在せず、病変のサイズ、深さ、及び、よって、経壁性に関する治療法中の生のフィードバックが妨げられている。前述の課題を解決するために、本発明は、光音響効果を使用して切除病変のリアルタイム評価を可能にする組織切除装置を提供する。特に、前述の組織切除装置は、当該技術分野において知られている心組織を切除し、音響組織応答を常に監視し、よって、切除処理を常に監視する光音響応答センサが本発明により、具備される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一形態には、組織切除術を組織に施すための、協働的な配置における1つ又は複数のエネルギ・エミッタ及び1つ又は複数の光音響センサを含む組織切除装置がある。動作上、エネルギ・エミッタは、中に病変を形成するために組織の標的部分に組織切除ビームを放出し、あるいは、又は同時に、組織からの光音響応答を励起するために、組織の標的部分に光励起ビームを放出し、それにより、光音響センサが、組織の光音響応答を検出する。
【0005】
本発明の第2の形態は、組織切除術制御システム、及び前述の組織切除装置を含むシステムである。動作上、組織切除術制御システムは、エネルギ・エミッタによる光励起ビーム及び組織切除ビームの放出を制御し、光音響センサによって検出された組織の光音響応答に基づいて組織内の病変の形成を監視する。
【0006】
本発明の第3の形態は、組織の組織切除術を行う方法である。上記方法は、組織切除ビームを組織に放出する工程であって、病変が組織内で形成される工程と、光励起ビームを組織に放出する工程であって、光音響応答が組織内で生成される工程と、組織の光音響応答を検出する工程であって、組織内の病変の形成が監視される工程とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明による、組織切除システムの実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による、組織切除システムの実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明による、光音響病変形成フィードバックを備えた組織切除術手法を表すフローチャートである。
【図4】本発明による、バルーン・レーザ切除カテーテルの第1の例示的な実施例を示す図である。
【図5】本発明による、バルーン・レーザ切除カテーテルの第1の例示的な実施例を示す図である。
【図6】本発明による、バルーン・レーザ切除カテーテルの第1の例示的な実施例を示す図である。
【図7】本発明による、バルーン・レーザ切除カテーテルの第2の例示的な実施例を示す図である。
【図8】本発明による、バルーン・レーザ切除カテーテルの第2の例示的な実施例を示す図である。
【図9】本発明による、バルーン・レーザ切除カテーテルの第2の例示的な実施例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の前述の形態及び他の形態、並びに、本発明の種々の特徴及び利点は、添付図面と併せて読まれると、本発明の種々の実施例の以下の詳細な説明から更に明らかになるであろう。詳細な説明及び添付図面は、限定するよりも、本発明を例証しているに過ぎず、本発明の範囲は、特許請求の範囲、及びその均等物によって規定される。
【実施例】
【0009】
図1及び図2を参照すれば、本発明の組織切除システム10は、1つ又は複数の光音響センサ22及び1つ又は複数のエネルギ・エミッタ21を有する組織切除装置20である。一般に、装置20のエミッタ21の1つ又は複数は、組織60を切除するためにレーザ切除コントローラ30によって駆動される。あるいは、又は同時に、装置20のエミッタ21の1つ又は複数は、組織60による光音響応答を生成するために光励起コントローラ40によって駆動される。一方、装置20の光音響センサ22は、組織60による前述の光音響応答を検出し、光音響モニタ50は、装置20の光音響センサ22によって検出される光音響応答に基づいて組織60において形成される病変61の光音響画像を生成する。
【0010】
特に、組織切除システム10は、本発明による、光音響病変形成フィードバックを備えた組織切除術手法を表す図3中に示すフローチャート70を実現する。
【0011】
図3を参照すれば、フローチャート70の段階S72は、図1に示すように、組織60の標的部分に組織切除ビームTAを放出するよう装置20のエネルギ・エミッタ21の1つ又は複数を起動させるレーザ切除コントローラ30を含む。実際には、組織切除ビームTAは、何れかのソース(例えば、レーザ、RFソース、又は高強度超音波ソース)から生成することができ、何れかの形式(例えば、単一の長パルス、連続波ビーム、又は一連の短パルス)で生成することができ、必要に応じて、変調することができる。
【0012】
フローチャート70の段階S74は、図2に示すように、組織60の切除された標的部分に光励起ビームPEを放出するよう装置20のエミッタ21の1つ又は複数を起動させる光励起コントローラ40を含む。実際には、光励起ビームPEは、何れかのソース(例えば、レーザ、RFソース、又は高強度超音波ソース)から生成することができ、何れかの形式(例えば、単一の長パルス、連続波ビーム、又は一連の短パルス)で生成することができ、必要に応じて、変調することができる。更に、組織切除ビームTA及び光励起ビームPEは、組織60の同じ標的部分に装置20の同じエミッタ21によってインタリーブされて放出され、若しくは順次放出され、又は、組織60の別々の標的部分に装置20の別々のエミッタ21によって同時に放出され得る(例えば、組織60の一標的部分が組織切除ビームTAによって切除される一方、組織60の、先行して切除された別の標的部分は、光励起ビームPEによって励起される)。
【0013】
フローチャート70の段階S76は、当業者において知られているように光励起ビームPEに応じて、組織60による光音響応答PRを検出する、装置20の光音響センサ22を含む。実際には、装置20の光音響センサ22は、何れかの構造的形態(例えば、超音波圧電センサ、P−MUTS、C−MUT,ファブリー・ペロー光学的干渉、又は光共振器ベースのトランスデューサ)を有し得る。
【0014】
フローチャート70の段階S78は、組織60の検出された光音響応答PRに基づいて組織60に形成された病変61の光音響画像を生成する光音響モニタ50を含む。それにより、組織60の切除術を続けるか否かを判定するために光音響画像が利用される。一実施例では、そうした決定は、モニタ50の自動化された機能であり、それにより、モニタ50は、病変61が閾値特徴(例えば、所定のサイズ及び/深度)を有する旨を光音響画像が示すと、フローチャート70を終結させる。別の実施例では、決定は、モニタ50の手作業の機能であり、それにより、モニタ50は、組織60の切除術を終結させるか否かをシステム10のユーザが判定することを容易にするよう、病変61の閾値特徴の現在のリストを備えた光音響画像を表示する。
【0015】
組織切除コントローラ30、光励起コントローラ40、及び光音響画像モニタ50は、組織切除術制御システムを構成する。実際には、このシステムは、本発明の組織切除装置を制御するために、必要に応じて、コントローラ30、コントローラ40及びモニタ50を組み入れた何れかの構造的構成を有し得る。
【0016】
本発明の更なる理解を容易にするために、次に、バルーン・レーザ切除装置120(図4乃至6)及びバルーン・レーザ切除装置220(図7乃至9)について、本明細書において、組織61(例えば、肺静脈管組織)内の周囲病変63を形成する意味合いで説明する。
【0017】
図4乃至図6を参照すれば、バルーン・レーザ切除装置120は、膨らませることができるバルーン122をそこに付着させ、内視鏡123、超音波圧電センサ124及びレーザ・エミッタ125を収容するカテーテル121を使用する。レーザ切除術を行うために、バルーン122は、レーザ・エミッタ122からのレーザ・ビームが病変63に進むことを可能にし、組織62からの超音波が超音波圧電センサ124に戻ることを可能にする適切な光音響媒質122で充填される。特に、バルーン122及び媒質126の材料の組成は、レーザ・エミッタ125から組織62へのレーザ・ビームの最適な信号伝搬、及び超音波圧電センサ124への光音響応答の最適な信号伝搬を容易にするよう組織62の音響インピーダンスにマッチし得る(例えば、ラテックス・バルーン122内に充填された塩水媒質126)。実際には、媒質126は、バルーン122内で一定の温度を維持するよう定期的に洗い流し得る。
【0018】
バルーンの膨張後、カテーテル121を常に回転させることが開始され、内視鏡123は、図4に示すように組織62の標的部分を配置させるために使用される。組織62の標的部分を配置させると、高電力の連続波ビーム、又は高エネルギ光パルスの形態のレーザ切除ビームLAが、図5に示すように、組織62内に病変63を形成するために、組織62の標的部分に、媒質126を介してレーザ・エミッタ125から放出される。レーザ切除ビームLAとインタリーブさせ、又はレーザ切除ビームLAの後に、マイクロ秒程度の、低エネルギの近赤外レーザ・パルスの形式の光励起ビームPEは、組織62を照射して、それにより、図6に示す超音波圧電センサ124によって検出される光音響応答PRを誘起するために使用される。実際には、レーザ切除ビームLA(図5)及び光励起ビームPE(図6)は、電気機械的に駆動されたレンズ又はミラーを使用して切除病変63の標的化を改善させるために必要に応じて偏向させ得る。
【0019】
図7乃至9を参照すれば、バルーン・レーザ切除装置220は、膨張可能なバルーン222を付着させ、フィッシュアイ内視鏡223、複数の超音波圧電素子を有するセンサ・アレイ224、及び複数のレーザ・エミッタを有するレーザ・アレイ224を有するカテーテル221を使用する。レーザ切除術を行うために、バルーン222は、レーザ・アレイ222からのレーザ・ビームが病変63に進むことを可能にし、組織62からの超音波がセンサ・アレイ224に戻ることを可能にする適切な光音響媒質226で充填される。特に、バルーン222及び媒質226の材料の組成は、(レーザ・アレイ225から組織62へのレーザ・ビームの最適な信号伝搬、及びセンサ・アレイ224への光音響応答の最適な信号伝搬を容易にするよう、組織62のその音響インピーダンスにマッチし得る(例えば、ラテックス・バルーン22内に充填された塩水媒質226)。実際には、媒質226は、バルーン222内で一定の温度を維持するよう定期的に洗い流され得る。
【0020】
バルーンの膨張後、カテーテル221は静止状態に維持され、内視鏡223は、図7に示すように組織62の標的部分を位置特定するために使用される。組織62の標的部分を位置特定すると、高エネルギ光パルス又は高電力の連続波ビームの形式のレーザ切除ビームLAは、図8に示すように組織62内の病変63を形成するよう、組織62の標的部分に媒質226を介してレーザ・アレイ225から放出される。レーザ切除ビームLAとインタリーブされ、又はレーザ切除ビームLAの後に、マイクロ秒程度の低エネルギ近赤外レーザ・パルスの形式の光励起ビ―ムPEを用いて組織62を照射し、それにより、図9に示すように、超音波圧電センサ・アレイ224によって検出される光音響応答PRが誘起される。実際には、レーザ切除ビームLA(図8)及び光励起ビームPE(図9)は、電気機械的に駆動されたレンズ又はミラーを使用して切除病変63の標的化を改善するために必要に応じて偏向させ得る。
【0021】
本発明のバルーン・レーザ切除装置の更なる実施例では、回転構成部分(図4乃至図6)及び静止構成部分(図7乃至9)の組合せを組み入れることができる。例えば、レーザ・エミッタは、ステアリングのための反射/偏向及びフォーカスのためのビーム屈折を可能にする静的レンズ・アセンブリであり得、光音響センサは、組織内に形成された病変を光音響撮像する目的で光音響センサを回転させることができる。更なる例により、レーザ・エミッタは、ステアリングのための反射/偏向及びフォーカスのためのビーム屈折を可能にする回転レンズ・アセンブリであり得、光音響センサは、組織内に形成された病変を光音響撮像する目的で静的であり得る。
【0022】
図1乃至9を参照すれば、本発明の組織切除装置を数多くのアプリケーションに利用することが可能であるということを当業者は認識するであろう。実際には、本発明の組織切除装置の実際の構造的構成は、装置の明示的なアプリケーションの特定事項に依存する。よって、本発明は、数多くの潜在的なアプリケーションのうち、本発明による、組織切除装置の最善の構造的構成の何れの特定のタイプも想定していない。
【0023】
なお図1乃至9を参照すれば、本発明による組織切除の光音響撮像により、切除された組織に対して通常の組織を区別することが可能であるということが実験で明らかにされている。例えば、800nmのレーザを備えた123mJ/cmのフル・レーザ・パワーから形成された切除組織及び通常の組織を含む心組織の場合、走査方向において1mmの間隔の心組織の20B個のモード・スライスを伴う22mm×20mmの病変形成領域にわたる走査により、切除組織は、通常の組織と視覚的に別個である旨が示される。Bモードのスライスの再構成の組合せにより、病変形成のCモード画像が再構成されている。
【0024】
本明細書及び特許請求の範囲記載の本発明の実施例は、現在、好ましいとみなされているが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱しない限り、種々の変更及び修正を行うことが可能である。本発明の範囲は特許請求の範囲に示す。均等物の定義及び範囲において行われる変更は全て、その中に含まれることを意図している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
組織切除装置であって、
組織切除術を組織に施すための、協働的な配置における少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び少なくとも1つの光音響センサを備え、
前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタは、中に病変を形成するために前記組織の標的部分に組織切除ビームを放出するよう動作可能であり、
前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタは、前記組織からの光音響応答を励起するために、前記組織の前記標的部分に光励起ビームを放出するよう更に動作可能であり、
前記少なくとも1つの光音響センサは、前記組織の前記光音響応答を検出するよう動作可能である組織切除装置。
【請求項2】
請求項1記載の組織切除装置であって、
前記組織の前記標的部分を照射するための内視鏡
を更に備える組織切除装置。
【請求項3】
請求項1記載の組織切除装置であって、
前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び前記少なくとも1つの光音響センサを収容するカテーテルと、
前記カテーテルに付着させられ、前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び前記少なくとも1つの光音響センサを取り囲む膨張可能なバルーンと
を備え、前記バルーンは、光音響変換媒質により、前記カテーテルを介して膨張させるよう動作可能である組織切除装置。
【請求項4】
請求項1記載の組織切除装置であって、前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び前記少なくとも1つの光音響センサは、前記組織切除術を施している間に回転する組織切除装置。
【請求項5】
請求項1記載の組織切除装置であって、
前記組織は肺静脈管組織であり、
前記病変は、前記肺静脈管組織内に形成された周囲病変である組織切除装置。
【請求項6】
組織切除システムであって、
組織切除術制御システムと、
組織切除装置とを備え、前記組織切除装置は、
組織切除術を組織に施すための、協働的な配置における少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び少なくとも1つの光音響センサを含み、
前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタは、中に病変を形成するために前記組織の標的部分に組織切除ビームを放出するよう前記組織切除術制御システムによって制御可能であり、
前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタは、前記組織からの光音響応答を励起するために前記組織の前記標的部分に光励起ビームを放出するよう前記組織切除術制御システムによって制御可能であり、
前記少なくとも1つの光音響センサは、前記組織切除術制御システムによる前記病変の光音響画像の生成を容易にするために前記組織の前記光音響応答を検出するよう動作可能である組織切除システム。
【請求項7】
請求項6記載の組織切除システムであって、
前記組織の前記標的部分を照射するための内視鏡
を更に備える組織切除システム。
【請求項8】
請求項6記載の組織切除システムであって、
前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び前記少なくとも1つの光音響センサを収容するカテーテルと、
前記カテーテルに付着させられ、前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び前記少なくとも1つの光音響センサを取り囲む膨張可能なバルーンとを備え、前記バルーンは、光音響変換媒質により、前記カテーテルを介して膨張させるよう動作可能である組織切除システム。
【請求項9】
請求項6記載の組織切除システムであって、前記少なくとも1つのエネルギ・エミッタ及び前記少なくとも1つの光音響センサの少なくとも一方は、前記組織切除術を施している間に回転する組織切除システム。
【請求項10】
請求項6記載の組織切除システムであって、
前記組織は肺静脈管組織であり、
前記病変は、前記肺静脈管組織内に形成された周囲病変である組織切除システム。
【請求項11】
請求項6記載の組織切除システムであって、前記組織切除制御システムは、
前記少なくとも1つのエミッタにより、前記組織切除ビームの放出を制御するよう動作可能な組織切除コントローラと、
前記少なくとも1つのエミッタにより、前記光励起ビームの放出を制御するよう動作可能な光励起コントローラと、
前記少なくとも1つの光音響センサによって検出された前記組織の光音響応答に基づいて前記組織内の前記病変の形成を監視するよう動作可能な光音響画像モニタと
を含む組織切除システム。
【請求項12】
組織の組織切除術を行う方法であって、
組織切除ビームを前記組織に放出する工程であって、病変が前記組織内に形成される工程と、
光励起ビームを前記組織に放出する工程であって、光音響応答が前記組織内に生成される工程と、
前記組織の前記光音響応答を検出する工程であって、前記組織内の前記病変の形成が監視される工程と
を含む方法。
【請求項13】
請求項12記載の方法であって、前記組織切除ビーム及び前記光励起ビームの放出は同時である方法。
【請求項14】
請求項12記載の方法であって、前記組織切除ビーム及び前記光励起ビームの放出はインタリーブされる方法。
【請求項15】
請求項12記載の方法であって、前記組織切除ビーム及び前記光励起ビームの放出は順次である方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2011−507651(P2011−507651A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−540196(P2010−540196)
【出願日】平成20年12月15日(2008.12.15)
【国際出願番号】PCT/IB2008/055312
【国際公開番号】WO2009/083859
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】