説明

制御回路及びこれを用いたデータ保持装置

【課題】セットの部品点数削減や低消費電力化を実現することが可能な制御回路及びこれを用いたデータ保持装置を提供する。
【解決手段】制御回路10は、トリガ信号TRIGGERに特定の信号パターンが現れたときに制御部11の動作に必要な内部クロック信号LCLKの生成を開始し、少なくとも制御部11において所定の処理が完了するまで内部クロック信号LCLKの生成を継続した後、内部クロック信号LCLKの生成を停止する内部クロック生成部12と、内部クロック信号LCLKを用いて前記所定の処理を実行する制御部11と、を有する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
トリガ信号に特定の信号パターンが現れたときに前記制御部の動作に必要な内部クロック信号の生成を開始し、少なくとも前記制御部において所定の処理が完了するまで前記内部クロック信号の生成を継続した後、前記内部クロック信号の生成を停止する内部クロック生成部と;
前記内部クロック信号を用いて前記所定の処理を実行する制御部と;
を有することを特徴とする制御回路。
【請求項2】
前記制御部は、前記トリガ信号に現れる複数の信号パターン毎に異なる処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
【請求項3】
前記制御部は、前記内部クロック信号のほかに、外部から入力される外部クロック信号を用いても動作することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御回路。
【請求項4】
前記制御部は、その内部状態に関わらず制御対象回路に対して一定値の制御信号を出力する動作モードを備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の制御回路。
【請求項5】
前記内部クロック生成部は、前記内部クロック信号の生成に際して論理素子の多段接続構造を利用することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の制御回路。
【請求項6】
前記内部クロック生成部は、前記内部クロック信号の生成に際して論理素子のループ構造を利用することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の制御回路。
【請求項7】
前記内部クロック生成部は、前記トリガ信号に重畳する特定の周波数成分を除去するフィルタを含むことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の制御回路。
【請求項8】
前記フィルタは、キャパシタを含むことを特徴とする請求項7に記載の制御回路。
【請求項9】
前記キャパシタは、強誘電体キャパシタであることを特徴とする請求項8に記載の制御回路。
【請求項10】
前記フィルタは、リセット信号に応じて前記キャパシタを放電する放電回路を含むことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の制御回路。
【請求項11】
前記内部クロック生成部は、自身の内部における前記トリガ信号の伝搬制御を行う信号伝搬制御回路を含むことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の制御回路。
【請求項12】
前記信号伝搬制御回路は、ラッチ回路であることを特徴とする請求項11に記載の制御回路。
【請求項13】
前記信号伝搬制御回路は、論理和演算器であることを特徴とする請求項11に記載の制御回路。
【請求項14】
電源電圧を監視して前記制御部及び前記内部クロック生成部を初期化するための内部リセット信号を生成するリセット部をさらに有することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の制御回路。
【請求項15】
前記リセット部は、前記電源電圧がCMOS回路の動作可能電圧に達してから、所定のローレベル出力期間が経過するまでの間、前記内部リセット信号をローレベルに保持することを特徴とする請求項14に記載の制御回路。
【請求項16】
前記リセット部は、
ソースが電源電圧の印加端に接続され、ゲートが入力信号の入力端に接続されたPチャネル型電界効果トランジスタと;
アノードが前記Pチャネル型電界トランジスタのドレインに接続され、カソードが前記内部リセット信号の出力端に接続されたダイオードまたはダイオード接続型トランジスタと;
ソースが接地端に接続され、ゲートが前記入力信号の入力端に接続され、ドレインが前記内部リセット信号の出力端に接続されたNチャネル型電界効果トランジスタと;
を含むことを特徴とする請求項15に記載の制御回路。
【請求項17】
前記リセット部は、前記Pチャネル型電界効果トランジスタ及び前記Nチャネル型電界効果トランジスタの両ゲートと前記入力信号の入力端との間に挿入されたインバータをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の制御回路。
【請求項18】
前記リセット部は、前記内部リセット信号の出力端と接地端との間に接続されたキャパシタをさらに含むことを特徴とする請求項16または請求項17に記載の制御回路。
【請求項19】
ループ状に接続された複数の論理ゲートを用いてデータを保持するループ構造部と、強誘電体素子のヒステリシス特性を用いて前記ループ構造部に保持されたデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶部と、前記ループ構造部と前記不揮発性記憶部とを電気的に分離する回路分離部と、を有するデータ保持装置であって、
前記ループ構造部、前記不揮発性記憶部、及び、前記回路分離部の制御信号を生成する手段として、請求項1〜請求項18のいずれか一項に記載の制御回路を有することを特徴とするデータ保持装置。
【請求項20】
前記不揮発性記憶部は、前記データ保持装置の電源オン/オフ時に前記強誘電体素子の両端を接地端に短絡するスイッチ素子を含むことを特徴とする請求項19に記載のデータ保持装置。
【請求項21】
前記データ保持装置の電源オン/オフ時に前記スイッチ素子をオンさせるための保護信号を生成する保護信号生成回路をさらに有することを特徴とする請求項20に記載のデータ保持装置。
【請求項22】
前記スイッチ素子は、Nチャネル型電界効果トランジスタであり、
前記保護信号生成回路は、電源電圧が少なくともCMOS回路の動作可能電圧に達するまでの間、前記保護信号をハイレベルに保持することを特徴とする請求項21に記載のデータ保持装置。
【請求項23】
前記保護信号生成回路は、
ソースが電源電圧の印加端に接続され、ゲートが入力信号の入力端に接続され、ドレインが前記保護信号の出力端に接続されたPチャネル型電界効果トランジスタと;
ソースが接地端に接続され、ゲートが前記入力信号の入力端に接続され、ドレインが前記保護信号の出力端に接続されたNチャネル型電界効果トランジスタと;
を含み、
前記Pチャネル型電界効果トランジスタは、前記Nチャネル型電界効果トランジスタよりもオン抵抗値が小さくなるように設計されていることを特徴とする請求項22に記載の制御回路。
【請求項24】
電源電圧と所定の基準電圧とを比較することなく、前記電源電圧がCMOS回路の動作可能電圧に達してから所定のローレベル出力期間が経過するまでローレベルに保持されるリセット信号を生成することを特徴とするリセット回路。
【請求項25】
ソースが前記電源電圧の印加端に接続され、ゲートが入力信号の入力端に接続されたPチャネル型電界効果トランジスタと;
アノードが前記Pチャネル型電界トランジスタのドレインに接続され、カソードが前記リセット信号の出力端に接続されたダイオードまたはダイオード接続型トランジスタと;
ソースが接地端に接続され、ゲートが前記入力信号の入力端に接続され、ドレインが前記リセット信号の出力端に接続されたNチャネル型電界効果トランジスタと;
を含むことを特徴とする請求項24に記載のリセット回路。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37A】
image rotate

【図37B】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate

【図41】
image rotate

【図42】
image rotate

【図43】
image rotate

【図44】
image rotate

【図45】
image rotate

【図46】
image rotate

【図47】
image rotate

【図48】
image rotate

【図49】
image rotate

【図50】
image rotate

【図51】
image rotate

【図52】
image rotate

【図53A】
image rotate

【図53B】
image rotate

【図54A】
image rotate

【図54B】
image rotate

【図55】
image rotate

【図56】
image rotate

【図57】
image rotate

【図58】
image rotate

【図59】
image rotate

【図60】
image rotate

【図61】
image rotate

【図62】
image rotate

【図63】
image rotate

【図64】
image rotate

【図65】
image rotate

【図66】
image rotate

【図67】
image rotate

【図68】
image rotate

【図69】
image rotate

【図70】
image rotate

【図71】
image rotate

【図72】
image rotate


【公開番号】特開2012−134723(P2012−134723A)
【公開日】平成24年7月12日(2012.7.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−284567(P2010−284567)
【出願日】平成22年12月21日(2010.12.21)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】