説明

制御装置、画像表示装置および制御方法

【課題】 裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることが可能な制御装置等を提供すること。
【解決手段】 制御装置200が、立体視用の画像の観察者の位置を示す位置情報が入力される入力部150と、立体視用の画像が表示される表示領域よりも観察者側に配置されるスクリーンであって、かつ、マスクパターン画像が表示されるスクリーンである第1のスクリーンの位置およびマスクパターン画像の少なくとも一方を、位置情報に基づいて調整させる制御部110を含んで構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、裸眼立体視用の制御装置、画像表示装置および制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
立体視には、液晶シャッター等の眼鏡を使用する方式と眼鏡を使用しない裸眼立体視の方式がある。眼鏡を使用する方式の場合、眼鏡をかける煩わしさの問題や、時分割表示等による眼鏡の透過率低下等によって表示が暗くなる問題がある。例えば、特開2004−118140号公報では、裸眼立体視の方式として、レンチキュラーシートやパララックスバリアを用いて裸眼立体視を行う方式が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−118140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特開2004−118140号公報の方式では、パララックスバリアのスリットの位置や幅が固定されているため、画像の観察者の位置が限定されてしまう問題がある。
【0005】
本発明にかかるいくつかの態様は、上記課題を解決することにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることが可能な制御装置、画像表示装置および制御方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様の1つである制御装置は、立体視用の画像の観察者の位置を示す位置情報が入力される入力部と、前記立体視用の画像が表示される表示領域よりも観察者側に配置されるスクリーンであって、かつ、マスクパターンを示すスクリーンである第1のスクリーンの位置および前記マスクパターンの少なくとも一方を、前記位置情報に基づいて調整させる制御部と、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の態様の1つである画像表示装置は、前記制御装置と、前記表示領域を有する第2のスクリーンと、を含むことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の態様の1つである制御方法は、制御装置による制御方法であって、立体視用の画像の観察者の位置を示す位置情報が入力され、前記立体視用の画像が表示される表示領域よりも観察者側に配置されるスクリーンであって、かつ、マスクパターンを示すスクリーンである第1のスクリーンの位置および前記マスクパターンの少なくとも一方を、前記位置情報に基づいて調整させることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、制御装置等は、画像の観察者の位置に応じて、マスクパターンを示す第1のスクリーンの位置およびマスクパターンの少なくとも一方を調整させることにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。
【0010】
また、前記制御部は、前記マスクパターンを示すマスクパターン画像を生成する画像生成部に対し、前記マスクパターン画像におけるマスク幅を調整させることにより、前記マスクパターンを調整させてもよい。これによれば、制御装置等は、マスク幅を調整したマスクパターン画像を生成させることにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。
【0011】
また、前記制御部は、前記観察者を含む撮像画像を示す前記位置情報に基づき、前記観察者の位置を決定してもよい。これによれば、制御装置等は、撮像画像に基づき、観察者の位置を決定することにより、観察者の位置に応じた制御をより適切に行うことができる。
【0012】
また、前記制御部は、前記第1のスクリーンを移動させる駆動部に対し、前記第1のスクリーンの位置を調整させる制御を行ってもよい。これによれば、制御装置等は、第1のスクリーンの位置が調整されるように、当該第1のスクリーンを移動させることにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。
【0013】
また、本発明の態様の1つである画像表示装置は、前記制御装置と、前記第1のスクリーンと、前記駆動部と、を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、画像表示装置は、第1のスクリーンの位置が調整されるように、当該第1のスクリーンを移動させてマスクパターンを表示することにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。
【0015】
また、前記画像表示装置は、前記第2のスクリーンに前記立体視用の画像を投写するプロジェクターを含んでもよい。これによれば、画像表示装置は、画像の大きさを調整して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】第1の実施例におけるリアプロジェクターの一例を示す図である。
【図2】第1の実施例におけるリアプロジェクターの機能ブロック図である。
【図3】第1の実施例におけるプロジェクターのハードウェアブロック図である。
【図4】第1の実施例における制御手順を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施例にパターン画像の一例を示す図である。
【図6】第1の実施例におけるスクリーンと目の位置の関係を示す模式図である。
【図7】第2の実施例における液晶モニターの一例を示す図である。
【図8】第2の実施例における液晶モニターの機能ブロック図である。
【図9】第2の実施例における液晶モニターのハードウェアブロック図である。
【図10】第2の実施例における制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明をリアプロジェクター等に適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0018】
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例におけるリアプロジェクター10の一例を示す図である。リアプロジェクター10は、内蔵するプロジェクター100から投写した画像を背面のミラー310で反射させることにより、透過型のスクリーン(第2のスクリーン、表示領域)210に立体視用の画像を表示する。また、リアプロジェクター10には、スクリーン210よりも観察者側に配置され、マスクパターン画像が表示される第1のスクリーンである液晶表示装置230が、観察者の方向に対して進退可能に設けられている。
【0019】
リアプロジェクター10は、撮像装置300によって観察者を撮像し、撮像データに基づいて観察者の位置を決定し、観察者の位置に応じて最適な立体視となるように液晶表示装置230を進退させる機能を有している。
【0020】
次に、このような機能を有するリアプロジェクター10の機能ブロックについて説明する。図2は、第1の実施例におけるリアプロジェクター10の機能ブロック図である。リアプロジェクター10は、撮像装置300と、プロジェクター100と、ミラー310と、スクリーン210と、液晶表示装置230と、液晶表示装置230を進退駆動する駆動装置220を含んで構成されている。
【0021】
また、プロジェクター100は、進退制御等を行う制御部110と、記憶部120と、記憶部120内のデータを更新する更新部130と、画像生成部140と、撮像装置300から観察者を含む撮像画像を示す位置情報が入力される入力部150と、ミラー310を介してスクリーン210に画像を投写する投写部190を含んで構成されている。また、記憶部120は、画像データ122、制御データ124、撮像データ126等を記憶している。なお、制御部110および入力部150は、液晶表示装置230の位置を調整する制御装置200としても機能する。
【0022】
図3は、第1の実施例におけるプロジェクター100のハードウェアブロック図である。プロジェクター100の各部の機能は、例えば、以下のハードウェアを用いて実装されてもよい。例えば、制御部110、更新部130はCPU910等、記憶部120はRAM920、フラッシュROM922等、画像生成部140は画像処理回路940等、入力部150はUSBインターフェイス950等、投写部190はランプ駆動回路990、ランプ991、照明光学系992、液晶駆動回路993、液晶ライトバルブ994、レンズ995等を用いて実装されてもよい。
【0023】
また、例えば、撮像装置300はCCDカメラであってもよく、スクリーン210は透過型のスクリーン等であってもよく、駆動装置220はモーター等であってもよく、液晶表示装置230は透過型の液晶パネルやフィルム液晶等であってもよい。
【0024】
次に、制御部110等による制御手順について説明する。図4は、第1の実施例における制御手順を示すフローチャートである。撮像装置300は、リアプロジェクター10の正面にいる画像の観察者を含む領域を撮像して撮像画像を示す位置情報を生成して入力部150に入力し、更新部130は、入力部150からの位置情報を撮像データ126として記憶部120に記憶する(ステップS1)。
【0025】
制御部110は、制御データ124と、撮像データ126に基づき、スクリーン210から観察者までの観察距離Lを決定する(ステップS2)。例えば、制御部110は、撮像画像に含まれる観察者の大きさが大きいほど観察距離Lが短いと決定することができる。また、制御データ124は、例えば、このような観察者の大きさと観察距離Lとの関係を示すデータ、後述する基準範囲を示すデータ等であってもよい。
【0026】
また、制御部110は、制御データ124に基づき、決定した観察距離Lが基準範囲内かどうかを判定する(ステップS3)。観察距離Lが基準範囲内でない場合、制御部110は、観察距離Lが基準範囲未満であるかどうかを判定する(ステップS4)。観察距離Lが基準範囲未満である場合、制御部110は、観察者から液晶表示装置230を遠ざけるように駆動装置220を制御し、駆動装置220は、当該制御に応じて液晶表示装置230をリアプロジェクター10の奥側に移動させる(ステップS5)。
【0027】
一方、観察距離Lが基準範囲を超えている場合、制御部110は、観察者に液晶表示装置230を近付けるように駆動装置220を制御し、駆動装置220は、当該制御に応じて液晶表示装置230を観察者側に移動させる(ステップS6)。
【0028】
画像生成部140は、画像データ122に基づき、マスクパターン画像を生成し、液晶表示装置230は、当該マスクパターン画像を表示する(ステップS7)。また、画像生成部140は、画像データ122に基づき、立体視用の画像を生成し、投写部190は、当該立体視用の画像をミラー310で反射させてスクリーン210に投写する(ステップS8)。
【0029】
図5は、第1の実施例にパターン画像の一例を示す図である。また、図6は、第1の実施例におけるスクリーン210と目の位置の関係を示す模式図である。立体視用の画像は、例えば、右目用の画像Rと、左目用の画像Lが交互に配置される。また、マスクパターン画像は、非透過の黒色領域(マスク)がマスク幅Wで形成され、各マスクの間に透過領域が形成される。なお、液晶表示装置230は、液晶の透過率を調整することにより、黒色領域および透過領域を液晶パネル等に形成することが可能である。
【0030】
以上のように、本実施例によれば、リアプロジェクター10は、画像の観察者の位置に応じて、マスクパターン画像が表示される液晶表示装置230の位置を駆動装置220に調整させることにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。
【0031】
また、本実施例によれば、リアプロジェクター10は、撮像画像に基づき、観察者の位置を決定することにより、観察者の位置に応じた制御をより適切に行うことができる。また、本実施例によれば、リアプロジェクター10は、プロジェクター100を用いることにより、画像の大きさを調整して表示することができるため、大きな画面であっても、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。
【0032】
(第2の実施例)
上述した制御装置200を実装可能な画像表示装置は、リアプロジェクター10に限定されず、例えば、液晶モニター、テレビ、前面投写型のプロジェクター等であってもよい。図7は、第2の実施例における液晶モニター20の一例を示す図である。液晶モニター20は、立体視用の画像が表示される液晶表示部212と、液晶表示部212よりも観察者側に設けられる液晶表示部232と、観察者を撮像する撮像部301を含んで構成されている。
【0033】
図8は、第2の実施例における液晶モニター20の機能ブロック図である。より具体的には、液晶モニター20は、撮像部301と、画像生成部141を制御して上述したマスク幅Wの調整等を行う制御部111と、記憶部121と、記憶部121内のデータを更新する更新部131と、画像生成部141と、撮像部301から観察者を含む撮像画像を示す位置情報が入力される入力部151と、液晶表示部212と、液晶表示部232を含んで構成されている。また、記憶部121は、画像データ122、制御データ124、撮像データ126等を記憶している。なお、制御部111および入力部151は、マスク幅Wを調整する制御装置201としても機能する。
【0034】
図9は、第2の実施例における液晶モニター20のハードウェアブロック図である。液晶モニター20の各部の機能は、例えば、以下のハードウェアを用いて実装されてもよい。例えば、撮像部301はCCDカメラ960等、制御部111、更新部131はCPU911等、記憶部121はRAM921、フラッシュROM923等、画像生成部141は画像処理回路941等、入力部151はUSBインターフェイス950等、液晶表示部212は液晶駆動回路996、液晶パネル998等、液晶表示部232は液晶駆動回路997、液晶パネル999等を用いて実装されてもよい。
【0035】
次に、制御部111等による制御手順について説明する。図10は、第2の実施例における制御手順を示すフローチャートである。撮像部301は、液晶モニター20の正面にいる画像の観察者を含む領域を撮像して撮像画像を示す位置情報を生成して入力部151に入力し、更新部131は、入力部151からの位置情報を撮像データ126として記憶部121に記憶する(ステップS11)。
【0036】
制御部111は、制御データ124と、撮像データ126に基づき、液晶表示部212から観察者までの観察距離Lを決定する(ステップS12)。また、制御部111は、制御データ124に基づき、決定した観察距離Lが基準範囲内かどうかを判定する(ステップS13)。観察距離Lが基準範囲内でない場合、制御部111は、観察距離Lが基準範囲未満であるかどうかを判定する(ステップS14)。観察距離Lが基準範囲未満である場合、制御部111は、マスク幅Wを基準値よりも狭く設定する(ステップS15)。一方、観察距離Lが基準範囲を超えている場合、制御部111は、マスク幅Wを基準値よりも広く設定する(ステップS16)。
【0037】
より具体的には、例えば、観察者の両目の間隔が10cm、液晶表示部212の画素ピッチが1mm、液晶表示部232と液晶表示部212の間隔が3cm、液晶表示部232のマスク幅Wが0.2mmの場合、観察距離Lが3m程度であれば、基準範囲内である。
【0038】
画像生成部141は、画像データ122に基づき、制御部111によって設定されたマスク幅Wでマスクパターン画像を生成し、液晶表示部232は、当該マスクパターン画像を表示する(ステップS17)。また、画像生成部141は、画像データ122に基づき、立体視用の画像を生成し、液晶表示部212は、当該立体視用の画像を表示する(ステップS18)。
【0039】
以上のように、液晶モニター20は、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。また、本実施例によれば、液晶モニター20は、マスク幅Wを調整したマスクパターン画像を生成することにより、裸眼立体視における画像の観察位置の自由度をより高めることができる。特に、本実施例によれば、液晶モニター20は、駆動機構を用いることなく、より簡易に観察位置の自由度をより高めることができる。
【0040】
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、変形が可能である。例えば、第1の実施例の構成と第2の実施例の構成は適宜組み合わせが可能である。より具体的には、例えば、制御部は、駆動装置220に対する進退制御と、画像生成部140に対するマスク幅の調整制御の両方を行ってもよい。また、画像の観察者は1人に限定されず、複数の観察者に対しても本発明は有効である。また、第2の実施例の制御部111は、マスク幅を0にすることにより、2Dで画像を観察させることも可能である。
【0041】
また、第1の実施例における第1のスクリーンは液晶表示装置230等に限定されず、マスクパターンを示すものであればよく、例えば、マスクパターンが印刷されたフィルム等であってもよい。この場合、駆動装置220は、制御部110からの制御情報に基づき、当該フィルムを移動させてもよい。
【0042】
また、制御部110、111は、観察者の位置に応じて、裸眼立体視用の画像を調整(例えば、左目用の画像と右目用の画像の入れ替え等)させるように画像生成部140、141を制御してもよい。また、制御装置200、201は、上述した構成に限定されず、例えば、液晶表示装置230、液晶表示部232等の第1のスクリーンを含んでもよく、第1のスクリーンと、駆動装置220等の駆動部を含んでもよい。さらに、制御装置200、201は、情報記憶媒体からプログラムを読み取ることにより、上述した制御を行ってもよい。
【0043】
また、上述した位置情報は、撮像装置300等による撮像画像を示す情報に限定されず、例えば、複数の近接センサー等による位置情報、床面に設置された複数の押圧センサー等による位置情報、観察者による観察位置の入力による位置情報等であってもよい。また、入力部150、151は、USBインターフェイス950に限定されず、例えば、入力端子、CPU910、911に接続された入力ピン等であってもよい。
【0044】
また、プロジェクター100は、液晶プロジェクター(透過型、LCOS等の反射型)に限定されず、例えば、デジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクター等であってもよい。また、投写部190は、ランプ991の代わりに有機EL素子、シリコン発光素子、レーザーダイオード、LED等の固体光源を含む自己発光素子を採用してもよい。また、プロジェクター100の機能を複数の装置(例えば、PCとプロジェクター等)に分散してもよい。
【符号の説明】
【0045】
10 リアプロジェクター、20 液晶モニター、100 プロジェクター、110、111 制御部、120、121 記憶部、122 画像データ、124 制御データ、126 撮像データ、130、131 更新部、140、141 画像生成部、150、151 入力部、200、201 制御装置、210 スクリーン(第2のスクリーン)、212 液晶表示部(第2のスクリーン)、220 駆動装置(駆動部)、230 液晶表示装置(第1のスクリーン)、232 液晶表示部(第1のスクリーン)、300 撮像装置、301 撮像部、310 ミラー、910、911 CPU、920、921 RAM、922、923 フラッシュROM、940、941 画像処理回路、950 USBインターフェイス、960 CCDカメラ、980、981 電源、990 ランプ駆動回路、991 ランプ、992 照明光学系、993、996、997 液晶駆動回路、994 液晶ライトバルブ、995 レンズ、998、999 液晶パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体視用の画像の観察者の位置を示す位置情報が入力される入力部と、
前記立体視用の画像が表示される表示領域よりも観察者側に配置されるスクリーンであって、かつ、マスクパターンを示すスクリーンである第1のスクリーンの位置および前記マスクパターンの少なくとも一方を、前記位置情報に基づいて調整させる制御部と、
を含む制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記マスクパターンを示すマスクパターン画像を生成する画像生成部に対し、前記マスクパターン画像におけるマスク幅を調整させることにより、前記マスクパターンを調整させる、
制御装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記観察者を含む撮像画像を示す前記位置情報に基づき、前記観察者の位置を決定する、
制御装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の制御装置であって、
前記制御部は、前記第1のスクリーンを移動させる駆動部に対し、前記第1のスクリーンの位置を調整させる制御を行う、
制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の前記制御装置と、
前記第1のスクリーンと、
前記駆動部と、
を含む画像表示装置。
【請求項6】
請求項1〜4のいずれかに記載の前記制御装置と、
前記表示領域を有する第2のスクリーンと、
を含む画像表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像表示装置であって、
前記第2のスクリーンに前記立体視用の画像を投写するプロジェクターを含む画像表示装置。
【請求項8】
制御装置による制御方法であって、
立体視用の画像の観察者の位置を示す位置情報が入力され、
前記立体視用の画像が表示される表示領域よりも観察者側に配置されるスクリーンであって、かつ、マスクパターンを示すスクリーンである第1のスクリーンの位置および前記マスクパターンの少なくとも一方を、前記位置情報に基づいて調整させる、
制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−109194(P2013−109194A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254711(P2011−254711)
【出願日】平成23年11月22日(2011.11.22)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】