説明

前庭障害の治療のための選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニスト

本発明は、前庭障害の治療および/または予防のためのヒスタミンH4受容体アンタゴニストまたはヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
前庭障害の治療および/または予防で使用される選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニスト。
【請求項2】
前記選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニストが、小有機分子、抗体およびアプタマーからなる群から選択される、請求項1に記載の選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニスト。
【請求項3】
前記選択的H4受容体アンタゴニストが、1−[(5−クロロ−1H−ベンズイミダゾール−2−イル)カルボニル]−4−メチルピペラジン、1−[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルピペラジン、4−((3R)−3−アミノピロリジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[6,7]シクロヘプタ[1,2−d]ピリミジン−2−イルアミンまたはシス−4−(ピペラジン−1−イル)−5,6,7a,8,9,10,11,11a−オクタヒドロベンゾフロ[2,3−h]キナゾリン−2−アミンからなる群から選択される、請求項2に記載の選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニスト。
【請求項4】
前庭障害の治療および/または予防のためのヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤。
【請求項5】
前記ヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤が、アンチセンスRNAまたはDNA分子、低分子干渉RNA(siRNA)およびリボザイムからなる群から選択される、請求項4に記載のヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤。
【請求項6】
前記前庭障害が、回転性めまい、良性発作性めまい、前庭神経炎、メニエール病の発作、内リンパ水腫、外リンパ瘻、前庭障害を伴う頭部外傷、内耳出血、慢性もしくは急性内耳性感染症、漿液性内耳炎、圧外傷、自己免疫性内耳疾患、前庭症候群を伴う片頭痛、中耳の外科的治療後の前庭症候群、中耳、内リンパ嚢または橋小脳の角度、内耳のチャネル病、慢性メニエール病、前庭シュワン細胞腫、老人性前庭障害、家族性突発性めまいおよび運動失調からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれかに記載の選択的ヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤。
【請求項7】
鼓膜を介する投与のための請求項1〜6のいずれかに記載の選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニストまたはヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤。
【請求項8】
前庭障害の治療および/または予防のための請求項1〜6のいずれかに記載の選択的ヒスタミンH4受容体アンタゴニストまたはヒスタミンH4受容体遺伝子発現阻害剤を含む医薬組成物。
【請求項9】
ゲルである請求項8に記載の医薬組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2012−513968(P2012−513968A)
【公表日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542833(P2011−542833)
【出願日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【国際出願番号】PCT/EP2009/067897
【国際公開番号】WO2010/072829
【国際公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【出願人】(511074305)インセルム(インスティチュート ナショナル デ ラ サンテ エ デ ラ リシェルシェ メディカル) (5)
【Fターム(参考)】