説明

加熱調理器

【課題】クランプが半がかり状態のままで加熱されることを防止することができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】炊飯器の蓋部に、下端にラッチ爪部71cを具備するラッチ71が回動自在に設置され、炊飯器の本体に、ラッチ爪部71cが係合するための固定部81が設けられている。炊飯器の本体天板13に発光素子101が、固定部81に受光素子102が、それぞれ設置されているから、ラッチ71が固定部81の方向に付勢されて、固定部81に正常に係合すると、発光は遮られるため、半がかり状態であることを検知することができる。そして、かかる検知結果をパネル表示また音声によって報知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は加熱調理器に係り、特に、加熱調理器の開口部を覆う蓋体が開閉自在に軸支されている加熱調理器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の加熱調理器、たとえば炊飯器は、内釜を収納自在な本体と、本体上部の開口部を覆う蓋体と、内釜に入れられた米類を加熱・調理するための加熱手段および制御手段と、を有している。蓋体の一方側(後側)は本体に回動自在に軸支され、他方側(前側)は本体に着脱自在に係合している。
そして、炊飯中に内釜内の加圧力に起因する蓋体の開きを防止するため、蓋体にクランプを回動自在に設け、該蓋体クランプが本体の一部に喰い込むようにしたクランプ機構が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2007−029402号公報(第7−8頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたクランプ機構は、略く字状に形成されたクランプが、蓋体に固定したクランプシャフトに回動自在に軸支され、常時、屈曲方向(喰い込み部の先端の方向)に付勢されている。一方、本体に設けられたクランプ受けは、テーパ面と、該テーパ面に連なった略水平の被係合面と、を有している。
そして、クランプの下端は屈曲して、喰い込み部(係合部)が形成されているから、蓋体を閉じた際、喰い込み部はテーパ面に案内され、クランプは被係合面から遠ざかる方向に回動した後、喰い込み部がテーパ面から外れたところで、クランプは被係合面の方向に回動して、喰い込み部が被係合面に喰い込むように係合するものである。
したがって、使用者が蓋体を十分に押さないで、完全に閉じていない場合には、喰い込み部はテーパ面に案内されたままの状態で、テーパ面から外れないため、喰い込み部が被係合面に係合しない状態や、テーパ面から外れても、異物等の介在によって喰い込み部が被係合面に十分に係合しない状態(いわゆる「クランプの半がかり」の状態)になる。そして、このような「クランプの半がかり」の状態に気付かないまま加熱を開始すると、炊飯中に蓋体が開いて、お米が生煮えになるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、クランプの半がかり状態では加熱が開始されないようにしたり、クランプの半がかり状態を使用者に確実に気付かせたりして、加熱中に蓋体が開放しないようにすることができる加熱調理器を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る炊飯器は、内釜を収納自在であって、上部に開口部を具備する本体と、
該本体に回動自在に軸支され、前記開口部を開閉するための蓋体と、
前記内釜に入れられた被調理物を加熱するための加熱手段と、
該加熱手段を制御するための制御手段と、
該制御手段を介して前記加熱手段を起動または停止するために操作される操作手段と、
前記蓋体に設けられた係合手段が、前記本体に設けられた被係合手段に係合している係合状態を検知するための係合検知手段と、を有するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、蓋体に設けられた係合手段が本体に設けられた被係合手段に係合している係合状態を検知するための係合検知手段を有するから、係合検知手段が正常な係合をしていないこと(たとえば、半がかり状態)を検知することができる。したがって、かかる検知結果に基づいて、加熱手段が起動(通電を開始)しないようにしたり、正常に係合していないことを使用者に報知したりすることが可能になるため、加熱中に蓋体が開くことが防止される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
[実施の形態1]
(炊飯器)
図1〜図3は本発明の実施の形態1に係る炊飯器を説明するものであって、図1は蓋体が開放された状態を示す斜視図、図2は蓋体を閉じた状態を示す側面視の断面図、図3は蓋体を開放する操作状態を示す側面視の一部の断面図である。
図1〜図3において、炊飯器1は、内釜30を出し入れするための開口部を具備する本体10と、本体10に回動自在に軸支され、前記開口部を開閉するための蓋体20と、内釜30に入れられた被調理物(図示しない)を加熱するための加熱手段40と、加熱手段40を制御するための制御手段50と、制御手段50を介して加熱手段40を起動または停止するために操作される操作手段(炊飯開始を指令する「炊飯ボタン」に同じ)60と、を有している。
そして、蓋体20は、蓋体20に設けられた係合手段70と本体10に設けられた被係合手段80との係合によって本体10に固定され、かかる係合状態は係合検知手段100によって検知されるものである。
【0009】
(本体)
本体10は、底付きの略筒状である本体外筒11と、底付きの略筒状である本体内筒12と、本体外筒11の上部と本体内筒12の上部とを連結する略環状の本体天井13と、を具備している。
本体外筒11の前面(図中、左側面)には、操作手段(炊飯ボタン)60と報知手段(表示パネル91および発音装置92が配置され、側面には持ち運びのための本体把手15が回動自在に設置されている。
本体内筒12は内部に内釜30を収納自在であって、本体内筒12の内筒上縁(本体天井13の内縁に略相当する)14が、内釜30の上縁で外周側に突出して形成された外フランジ(以下、「内釜フランジ」と称す)31を支持している。
本体天井13の後面寄り(図中、右側)には、蓋体20を回動自在に軸支するためのヒンジを構成する蓋体支持軸16が設置され、前面寄り(図中、左側)には、蓋体20を開放不能に固定するための被係合手段80(これについては、別途詳細に説明する)が設けられている。
本体内筒12の底部の下面には加熱手段(電磁誘導コイル)40および温度計41が設置され、本体外筒11と本体内筒12との間の空間に、加熱手段40を駆動する制御手段(高周波発信器、マイコン等)50が配置されている。
【0010】
(蓋体)
蓋体20は、上蓋21、上蓋21との間にヒータ(図示せず)が設けられた中蓋22と、上蓋21に着脱可能に装着される内蓋23とからなり、蓋体20は後面寄りにおいて、蓋体支持軸16を具備するヒンジによって本体10に設置されている。なお、蓋体20は常時開放される方向に、図示しない付勢手段によって付勢されている。そして、蓋体20の前面寄りには、蓋体20を開閉するための係合手段70(これについては、別途詳細に説明する)が設けられている。
【0011】
(係合手段)
蓋体20に設けられた係合手段70は、略L字状に形成されたラッチ71を具備している。ラッチ71は、ラッチ垂直部71bと、ラッチ垂直部71bの上端に折れ曲がって連なるラッチ水平部71aと、ラッチ垂直部71bの下端に折れ曲がって連なるラッチ爪部71cと、から形成され、中蓋22に設置されたラッチ支持軸72に回動自在に支持されている。そして、ラッチ水平部71aの下面と中蓋22の上面との間に、付勢手段(コイルスプリング)73が設置され、付勢手段(コイルスプリング)73は、ラッチ71が被係合手段80の奥に向かって(図中、反時計回りの方向に同じ)回動するように付勢している(図2参照)。
【0012】
また、上蓋21にはラッチ開放ボタン74が昇降自在に配置され、ラッチ開放ボタン74の下端はラッチ水平部71aの上面に当接している。すなわち、ラッチ開放ボタン74は付勢手段73によって押し上げられている(図2参照)。したがって、使用者がラッチ開放ボタン74を押し込めば、ラッチ71は被係合手段80から抜け出す方向に向かって(図中、時計回りの方向に同じ)回動することになる(図3参照)。
なお、付勢手段73の配置位置は図示するものに限定するものではなく、たとえば、ラッチ垂直部71bに付勢手段73を当接するようにしたり、ラッチ71とラッチ開放ボタン74とを連結してラッチ開放ボタン74に付勢手段73を当接するようにしたりしてもよい。また、付勢手段73は、反発力または引っ張り力の何れを利用してもよい。
【0013】
(被係合手段)
本体10に設けられた被係合手段80は、内筒上縁(本体天井13の内縁に略相当する)14に前面(図中、左側)に向かってフランジ状に形成されている。すなわち、被係合手段80は、本体天井13との間に所定の隙間を形成する固定部81と、固定部81の前縁に連なって斜め後方かつ上方に向かって形成された案内部82とを有している。
したがって、使用者が、蓋体20を閉じたとき、まず、ラッチ71のラッチ爪部71cは案内部82に当接して摺動する。このとき、付勢手段73は圧縮されるから、ラッチ71は時計方向に回動する。そして、蓋体20が完全に閉じられると、ラッチ爪部71cは案内部82から外れたところで、ラッチ71の付勢手段73による反時計方向の回動によって、固定部81内に深く侵入することになる。
【0014】
(係合検知手段:光センサ)
図4は本発明の実施の形態1に係る炊飯器に設置された光センサからなる係合検知手段を模式的に説明する部分側面図であって、(a)は全がかりの状態、(b)は半がかりの状態である。図4において、光センサ100は、本体天井13に設置された発光素子101と、固定部81(蓋体20側)に設置された受光素子102とを具備する。したがって、ラッチ爪部71cが固定部81内に十分深く侵入した場合(以下、「全がかりの状態」と称す)には、発光された光はラッチ爪部71cによって遮られる(図4の(a)参照)、反対に、ラッチ爪部71cが固定部81内に十分深く侵入していない場合(半がかりの状態に同じ)には、発光された光は受光素子102に到達するから、何れの状態であるかを検知することができる。
【0015】
なお、発光素子101を固定部81(蓋体20側)に設置して、受光素子102を本体天井13に設置してもよい。また、ラッチ爪部71cに替わる部分が、ラッチ爪部71cが全がかりの状態においてのみ存在する位置で、ラッチ爪部71cが半がかりの状態においては退避している位置に、光センサ100を設置してもよい。
さらに、光センサに替えて、発光素子101または受光素子102の一方の位置に、磁気的材料検知センサ(透磁率の変動等を利用)や、電気的材料検知センサ(誘電率の変動等を利用)のような非接触式の検知手段を設置してもよい。
【0016】
(係合検知手段:マイクロスイッチ)
図5は本発明の実施の形態1に係る炊飯器に設置されたマイクロスイッチからなる係合検知手段を模式的に説明する部分側面図であって、(a)は全がかりの状態、(b)は半がかりの状態である。図5において、マイクロスイッチ200は、固定部81(蓋体20側)の下面に突出するように設置されている。したがって、ラッチ爪部71cが全がかりの状態に到達したとき、ラッチ爪部71cの端面がマイクロスイッチ200に当接して、「材料有り」信号を発し、一方、ラッチ爪部71cが半がかりの状態のとき、ラッチ爪部71cの端面はマイクロスイッチ200に当接しないから、「材料有り」信号が発せられることがない。
【0017】
なお、ラッチ爪部71cに替わる部分が、ラッチ爪部71cが全がかりの状態においてのみ存在する位置で、ラッチ爪部71cが半がかりの状態においては退避している位置に、マイクロスイッチ200を設置してもよい。
また、ラッチ71と腕材が設置されたラッチ支持軸72とを一体化して、ラッチ支持軸72を回動自在に支持し、ラッチ爪部71cが全がかりの状態においてのみ、前記腕材が当接する位置に、マイクロスイッチ200を設置してもよい。
さらに、マイクロスイッチ200に替えて、ラッチ71と回動自在に支持されたラッチ支持軸72とを一体化して、ラッチ支持軸72の回転角度を検知する角度センサを設置してもよい。
【0018】
(制御方法:光センサ)
図6は本発明の実施の形態1に係る炊飯器における制御方法を説明するフローチャートであって、光センサが設置された場合である。
図6において、炊飯ボタン60が押される(ONされる)と、制御手段50は、まず発光素子101に発光を指令し(S11)、当該発光を受光素子102が検知させる(S12)。そして、検知している(受光している)場合には、「半がかりの状態でない(全がかりの状態)」と判断して(S16)、炊飯シーケンスを開始する(S17)。
一方、受光素子102が検知していない(受光していない)場合には、「半がかりの状態」と判断して(S14)、炊飯シーケンスへの移行を停止(動作停止)して、その旨を表示・報知する(S15)。
【0019】
そして、作業者が、蓋体20を押し込み、炊飯ボタン60を再度押した場合には、前記ステップ(S11〜S17)を繰り返すことになる。
なお、前記表示とは、表示パネル91に、たとえば「蓋がロックされていません」とか、「蓋が完全に閉まっていませんので、蓋を押し付けて下さい」とかの文章を点灯または点滅させたり、あるいは、半がかりの状態を示す模式図を点灯または点滅させるものである。また、前記報知とは、発音装置92によって、前記文章を読み上げたり、所定の警報音(チャイムやサイレン等)を発したりするものである。
【0020】
(制御方法:マイクロスイッチ)
図7は本発明の実施の形態1に係る炊飯器における制御方法を説明するフローチャートであって、マイクロスイッチが設置された場合である。
図7において、炊飯ボタン60が押される(ONされる)と、制御手段50は、まずマイクロスイッチ200への通電を確認し(S21)、マイクロスイッチ200が材料有り(ON)になっているか否か判断する(S22)。そして、材料が有り(ON)になっている場合には、「半がかりの状態でない(全がかりの状態)」と判断して(S26)、炊飯シーケンスを開始する(S27)。
【0021】
一方、材料が無い(OOF)になっていると判断した場合には、「半がかりの状態」と判断して(S24)、炊飯シーケンスへの移行を停止(動作停止)して、その旨を表示・報知する(S25)。そして、作業者が、蓋体20を押し込み、炊飯ボタン60を再度押した場合には、前記ステップ(S21〜S27)を繰り返すことになる。
【0022】
したがって、簡単な機構によって、ラッチ爪部71cの半がかりの状態が検知され、その状態が使用者に対して表示・警報されるから、使用者は迅速かつ容易に半がかりの状態を解消することができるため、加熱中に蓋体が開くことが防止される。よって、お米を美味しく炊き上げることができる。
【0023】
以上、実施の形態1として炊飯器を説明しているが、本発明における加熱調理器はこれに限定するものではなく、内部に収納した物を単に加熱するだけのたとえば給湯器(給湯ジャー)等を含むものである。このとき、内釜は本体に固定され、出し入れ不能になる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
以上より、本発明の加熱調理器は、蓋体が完全に閉じていない状態が検知されることから、加熱中に蓋体が開かないよう未然に対応することが可能になるため、各種加熱調理器および各種加熱装置として広く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施の形態1に係る炊飯器の蓋体が開放された状態を示す斜視図。
【図2】図1に示す炊飯器の蓋体を閉じた状態を示す側面視の断面図。
【図3】図1に示す炊飯器の蓋体を開放する操作状態を示す側面視の一部の断面図。
【図4】図1に示す炊飯器に設置された光センサを説明する部分側面図。
【図5】図1に示す炊飯器に設置されたマイクロスイッチを説明する部分側面図。
【図6】光センサが設置された場合の制御方法を説明するフローチャート。
【図7】マイクロスイッチが設置された場合の制御方法を説明するフローチャート。
【符号の説明】
【0026】
1:炊飯器(加熱調理器)、10:本体、11:本体外筒、12:本体内筒、13:本体天井、15:本体把手、16:蓋体支持軸、20:蓋体、21:上蓋、22:中蓋、23:内蓋、30:内釜、31:内釜フランジ、40:加熱手段、41:温度計、50:制御手段、60:炊飯ボタン(操作手段)、70:係合手段、71:ラッチ、71a:ラッチ水平部、71b:ラッチ垂直部、71c:ラッチ爪部、72:ラッチ支持軸、73:付勢手段、74:ラッチ開放ボタン、80:被係合手段、81:固定部、82:案内部、91:表示パネル、92:発音装置、100:光センサ(係合検知手段)、101:発光素子、102:受光素子、200:マイクロスイッチ(係合検知手段)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内釜を収納自在であって、上部に開口部を具備する本体と、
該本体に回動自在に軸支され、前記開口部を開閉するための蓋体と、
前記内釜に入れられた被調理物を加熱するための加熱手段と、
該加熱手段を制御するための制御手段と、
該制御手段を介して前記加熱手段を起動または停止するために操作される操作手段と、
前記蓋体に設けられた係合手段が、前記本体に設けられた被係合手段に係合している係合状態を検知するための係合検知手段と、
を有する加熱調理器。
【請求項2】
前記係合検知手段が、前記係合手段が前記被係合手段に正常に係合していることを検知した場合に限り、前記制御手段は前記加熱手段の起動を可能にすることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記係合検知手段は、前記操作手段の前記加熱手段を起動または停止するための操作に連動して、起動または停止されることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記本体または前記蓋体の一方または両方に表示部が設けられ、該表示部に前記加熱手段の運転状態または前記係合検知手段が検知した係合状態の一方または両方が表示されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記本体または前記蓋体の一方または両方に警報手段が設けられ、前記係合検知手段が検知した係合状態が正常でない場合、前記制御手段は前記警報手段を起動して前記正常でないことを報知することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記係合検知手段は、前記係止手段が所定位置に到達していることを検知する光センサー、磁気センサーまたはマイクロスイッチの何れかであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記係合手段は前記蓋体に回動自在に軸支され、ラッチ垂直部と、該ラッチ垂直部の上端に設けられたラッチ水平部と、前記ラッチ垂直部の下端部に設けられたラッチ爪部と、を具備し、
前記被係合手段は前記本体に固定された固定部を具備し、
前記係合手段が回動することによって、前記ラッチ爪部が前記固定部の下面に係合することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の加熱調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−191(P2009−191A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−162245(P2007−162245)
【出願日】平成19年6月20日(2007.6.20)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(000176866)三菱電機ホーム機器株式会社 (1,201)
【Fターム(参考)】