説明

化合物−946

式(I)


の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩、その調製のための方法、それを含有する医薬組成物及び治療における、例えば、癌、そして特にmTORキナーゼ及び/又は1以上のPI3K酵素によって仲介される疾病のような増殖性疾患の治療におけるその使用。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式(I):
【化1】

[式中、
Xは、−CR=CR−、−CR=CRCR−、−CRCR=CR−、−C≡C−、−C≡CCR−、−CRC≡C−、−NRCR−、−OCR−、−SCR−、−S(O)CR−、−S(O)CR−、−C(O)NRCR−、−NRC(O)CR−、−NRC(O)NRCR−、−NRS(O)CR−、−S(O)NRCR−、−C(O)NR−、−NRC(O)−、−NRC(O)NR−、−S(O)NR−、及び−NRS(O)−から選択される連結基であり;
Y及びYは、独立にN又はCRであり、但し、Y及びYの一方はNであり、そして他方はCRであり;
は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルC1−6アルキルから選択される基であり、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、R、−OR、−SR、−SOR、−SO、−COR、−CO、−CONR10、−NR10、−NRCOR10、−NRCO10、−NRCONR1015、−NRCOCONR1015、及び−NRSO10から選択される1以上の置換基によって置換されていてもよく;
は、C1−6アルキル、カルボシクリル及びヘテロシクリルから選択される基であり、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R11、−OR11、−SR11、−SOR11、−SO11、−COR11、−CO11、−CONR1112、−NR1112、及び−NR11COCONR1216から独立に選択される1以上の置換基によって置換されていてもよく;
は、ハロ、シアノ、ニトロ、−R13、−OR13、−SR13、−SOR13、−SO13、−COR13、−CO13、−CONR1314、−NR1314、−NR13COR14、−NR13CO14、及び−NR13SO14から選択され;
及びRは、独立に水素又はC1−6アルキルであり;
又は、R及びRは、これらが接続している原子又は複数の原子と一緒に、1、2、又は3個の環の炭素原子がN、O、又はSで置き換えられていてもよい4〜10員の炭素環又は複素環を形成し、そしてこの環は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、及びビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよく;
及びRは、水素、ハロ、シアノ、ニトロ及びC1−6アルキルから独立に選択され;
は、水素、ハロ、シアノ及びC1−6アルキルから選択され;
及びR10は、独立に水素、又はC1−6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルC1−6アルキルから選択される基であり、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、及びビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよく;
11及びR12は、独立に水素、又はC1−6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルC1−6アルキルから選択される基であり、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、及びビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよく;
13、R14、R15及びR16は、独立に水素、又はC1−6アルキル、カルボシクリル、カルボシクリルC1−6アルキル、ヘテロシクリル、及びヘテロシクリルC1−6アルキルから選択される基であり、この基は、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルキル、ハロC1−6アルコキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルコキシ、C1−6アルコキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシC1−6アルコキシ、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ビス(C1−6アルキル)アミノ、アミノC1−6アルキル、(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、ビス(C1−6アルキル)アミノC1−6アルキル、シアノC1−6アルキル、C1−6アルキルスルホニル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、C1−6アルキルスルホニル(C1−6アルキル)アミノ、スルファモイル、C1−6アルキルスルファモイル、ビス(C1−6アルキル)スルファモイル、C1−6アルカノイルアミノ、C1−6アルカノイル(C1−6アルキル)アミノ、カルバモイル、C1−6アルキルカルバモイル、及びビス(C1−6アルキル)カルバモイルから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい]
の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項2】
YがCHであり、YがNである、請求項1に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項3】
Xが、−S(O)CR−、又は−C(O)NHR−である、請求項1又は2に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項4】
Xが、−S(O)CH−、−S(O)CH(CH)−、−S(O)C(CH−、又は−C(O)NH−である、請求項3に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項5】
が、メチル、エチル、イソプロピル、sec−ブチル、イソブチル、フェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、3−フルオロ−4−メトキシフェニル、4−メトキシ−3−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシピリジン−5−イル、2−メトキシピリジン−4−イル、2−メトキシピリジン−4−イル、2−アセトアミドピリジン−5−イル、2−アセトアミドピリジン−4−イル、及び4−[(アニリノカルボニル)アミノ]フェニルから選択される基である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項6】
−XRが、−CHSO−R及び−C(CHSO−Rから選択される基であり、ここにおいて、Rは、メチル、エチル、イソプロピル、sec−ブチル、イソブチル、又はフェニルであり;又は、
−XRは、−NHCO−Rであり、ここにおいて、Rは、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、3−フルオロ−4−メトキシフェニル、4−メトキシ−3−トリフルオロメチルフェニル、2−メトキシピリジン−5−イル、2−メトキシピリジン−4−イル、2−メトキシピリジン−4−イル、2−アセトアミドピリジン−5−イル、2−アセトアミドピリジン−4−イル、又は4−[(アニリノカルボニル)アミノ]フェニルである、請求項5に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項7】
が、モルホリニル、ピペリジニル、フェニル、ナフチル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、フラニル、チエニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、アザインドリル、インドリル、キノリニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラニル、ジベンゾフラニル、ベンゾチエニルから選択され、この基は、ハロ、メチル、メトキシ、ヒドロキシメチル、シアノメチル、フェノキシ、ピロリジニル、−CONH、−CONHCH、及び−CON(CHから独立に選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項8】
が、(ピラゾール−3イル)アミノ、ヒドロキシピペリジニル、インドール−4−イル、インドール−5−イル、インドール−6−イル、アザインドリル、ベンズイミダゾール−5−イル、3−(ピラゾール−4−イル)フェニル、4−(ピラゾール−4−イル)フェニル、2−アミノカルボニルインドール−5−イル、3−アミノカルボニルインドール−5−イル、2−アミノカルボニルインドール−6−イル、3−アミノカルボニルインドール−6−イル、モルホリニル、2−(ピラゾール−4−イル)チアゾール−5−イル、又はメチルモルホリニルである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項9】
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−4−メトキシ−ベンズアミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−3−メトキシ−ベンズアミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−3−メトキシ−ベンズアミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−6−メトキシ−ピリジン−3−カルボキサミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−2−メトキシ−ピリジン−4−カルボキサミド、
6−アセトアミド−N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]ピリジン−3−カルボキサミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−2−メトキシ−ベンズアミド、
2−アセトアミド−N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]ピリジン−4−カルボキサミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−3−フルオロ−4−メトキシ−ベンズアミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−2−メトキシ−ピリジン−4−カルボキサミド、
6−アセトアミド−N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−2−メトキシ−ベンズアミド、
2−アセトアミド−N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]ピリジン−4−カルボキサミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−3−フルオロ−4−メトキシ−ベンズアミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−4−(フェニルカルバモイルアミノ)ベンズアミド、
N−[4,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−4−(フェニルカルバモイルアミノ)ベンズアミド、
N−[2,6−ビス[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−4−イル]−4−メトキシ−ベンズアミド、
2−[(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン−4−イル]−4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン、
1−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]ピペリジン−3−オール、
4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)−2−モルホリン−4−イル−ピリミジン、
3−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−5,7−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−1,3,5,8−テトラエン、
5−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
5−[4−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
5−[4−(ブタン−2−イルスルホニルメチル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
5−[4−(ブタン−2−イルスルフィニルメチル)−6−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
5−[4−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(プロパン−2−イルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
5−[4−(エチルスルホニルメチル)−6−[(3R)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)−N−(1H−ピラゾール−3−イル)ピリミジン−2−アミン、
4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)−2−[4−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]ピリミジン、
4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)−2−[3−(1H−ピラゾール−4−イル)フェニル]ピリミジン、
5−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール−3−カルボキサミド、
4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)−2−[2−(1H−ピラゾール−4−イル)−1,3−チアゾール−5−イル]ピリミジン、
6−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
6−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール−3−カルボキサミド、
5−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド、
6−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(メチルスルホニルメチル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール−2−カルボキサミド、
5−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]−1H−ベンゾイミダゾール、
3−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]−5,7−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−1,3,5,8−テトラエン、
5−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
4−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
6−[4−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]−6−(2−メチルスルホニルプロパン−2−イル)ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
4−[4−(ベンゼンスルホニルメチル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
5−[4−(ベンゼンスルホニルメチル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、
3−[4−(ベンゼンスルホニルメチル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−5,7−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−1,3,5,8−テトラエン、
6−[4−(ベンゼンスルホニルメチル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−インドール、及び
5−[4−(ベンゼンスルホニルメチル)−6−[(3S)−3−メチルモルホリン−4−イル]ピリミジン−2−イル]−1H−ベンズイミダゾール、
又は医薬的に受容可能なその塩、
のいずれか一つから選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項10】
増殖性疾患の治療における医薬として使用するための、請求項1〜9のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。
【請求項11】
増殖性疾患の治療において使用するための医薬の製造における、請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩の使用。
【請求項12】
ヒトのような温血動物における抗増殖効果の産生のための、請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩の使用。
【請求項13】
ヒトのような温血動物における抗増殖効果の産生において使用するための医薬の製造における、請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩の使用。
【請求項14】
このような治療を必要とするヒトのような温血動物において抗増殖効果を産生する方法であって、有効な量の請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩を、前記動物に投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項15】
このような治療を必要とするヒトのような温血動物において、癌、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、免疫性疾患、又は心血管性疾患を治療する方法であって、有効な量の請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩を投与することを含んでなる、前記方法。
【請求項16】
請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩を、医薬的に受容可能な希釈剤又は担体と共に含んでなる医薬組成物。
【請求項17】
医薬として使用のための、請求項1〜9のいずれか1項で定義された式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能なその塩。

【公表番号】特表2010−533161(P2010−533161A)
【公表日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−515603(P2010−515603)
【出願日】平成20年7月8日(2008.7.8)
【国際出願番号】PCT/GB2008/050549
【国際公開番号】WO2009/007751
【国際公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】