説明

地域案内システム

【課題】
ディスプレイに周辺地域の地図や施設の案内を表示してユーザにタイムリーなサービスを提供する。
【解決手段】
ディスプレイ201と、
周辺地域の地図情報を格納した地図データベース101および前記周辺地域内に存在する施設毎にその特別情報を格納した施設データベース102を備えたコンテンツ管理コンピュータ10と、地図データベースおよび施設データベースを参照して、ディスプレイに周辺地域の地図および特別情報を表示する表示コンテンツ制御コンピュータ20とを備え、表示コンテンツ制御コンピュータは、ユーザからの操作入力に対応して地図上での経路を検索し、検索した経路を表示すると共に、検索した経路の近傍に存在する特別情報を有する施設にマークを付して表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地域案内システムに係り、特に地域の地図を表示してユーザに最新の情報を提供することのできる地域案内システム関する。
【背景技術】
【0002】
駅周辺地域などの公共空間には、周辺の地図や代表的な建物、地名などを示した掲示板が設置されている。また、施設を紹介する情報キオスクのような端末が設置されているところもある。
【0003】
また、特許文献1には、自動車の現在位置と入力された目的位置とから移動経路を決定し、移動経路上において一定間隔になるように休憩場所を設定し、設定された休憩場所付近に存在する店舗データを店舗データ記憶部から抽出し、抽出した店舗情報を表示部に表示する自動車用情報提供装置が示されている。
【0004】
また、特許文献2には、案内のための時間情報、場所情報、案内情報を持ち、これらを時系列で表す案内用スクリプトを用意しておき、このスクリプトを変換した構造化データをもとに、状況獲得部から得た現在時刻または現在時点と一致するインストラクションを実行することが示されている。
【0005】
また、特許文献3には、テーマパーク等に関する案内情報を従来のガイドブックや案内用の地図などの書籍試料類に代えて電子案内情報形式により配布することが示されている。
【特許文献1】特開2001−324337号公報
【特許文献2】特開2000−215211号公報
【特許文献3】特開2002−123640号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来技術は、単一事業者がユーザに情報を提供するものであり、複数の施設において、それぞれの事業者が同様のことを行う場合には、それぞれの事業者がシステム一式を導入する必要がある。
【0007】
また、情報提供者がアピールを目的に頻繁に情報提供を行う場合は、ユーザは情報提供者が提供する情報をすべて受動的に受けとることになるため、端末等の限られた画面スペースでは、取得したい情報が取得し難くなる可能性がある。
【0008】
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、作成した最新のコンテンツを地図上に表示し、ユーザにリアルタイムで提供することのできる地域案内システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
【0010】
ディスプレイと、周辺地域の地図情報を格納した地図データベースおよび前記周辺地域内に存在する施設毎にその特別情報を格納した施設データベースを備えたコンテンツ管理コンピュータと、地図データベースおよび施設データベースを参照して、ディスプレイに周辺地域の地図および特別情報を表示する表示コンテンツ制御コンピュータとを備え、
表示コンテンツ制御コンピュータは、ユーザからの操作入力に対応して地図上での経路を検索し、検索した経路を表示すると共に、検索した経路の近傍に存在する特別情報を有する施設にマークを付して表示する。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、以上の構成を備えるため、ディスプレイに周辺地域の地図や施設の案内を表示してユーザにタイムリーなサービスを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる地域案内システムの全体構成を説明する図である。地域案内システムは、行楽地の最寄り駅など人々の往来が多い地区にディスプレイを設置し、このディスプレイに周辺地域の地図や施設の案内を表示することによりユーザにサービスを提供することができる。
【0013】
図において、10はコンテンツ管理コンピュータであり、ディスプレイ201が設置されている周辺地域の地図データ、周辺地域内に立地する案内対象施設(例えば、店舗、イベント会場等)の案内情報(例えば広告・宣伝・告知情報)をコンテンツとして管理する。また、コンテンツ管理コンピュータ10はこれらの情報の提供サービスと運用を一括して行う。20は表示コンテンツ制御コンピュータであり、表示内容の元データを編集して、広告・宣伝・イベント情報等のコンテンツデータを作成し、作成したコンテンツデータをディスプレイ201あるいはユーザ手持ちの携帯端末等に表示する。30はコンテンツ作成端末であり、案内対象施設の案内情報を作成してコンテンツ管理コンピュータ10に伝送する。なお、コンテンツ作成端末30を携帯電話等の携帯端末で構成して、施設データベース102に格納するコンテンツを頻繁に更新することにより、タイムリーな情報(例えば、いまパンが焼き上がったこと、残り数が僅かになったこと等)をユーザに提供することができる。なお、入力に際してはコンテンツ作成端末を認証するための手続きを行うことが望ましい。
【0014】
101は、周辺地域の地図データを格納した地図データベース、102は施設データベースであり、案内対象施設の名称、画像データ、所在地、および業種等の基本情報、並びに案内対象施設の特別情報および特別情報として取り扱う期間の情報等を格納する。103は、情報入力端末であり、施設の管理者等は該端末を操作して施設の基本情報を施設データベースに登録することができる。
【0015】
201は、周辺地域の地図や施設の案内を表示するための大型のディスプレイ、202は、ディスプレイの表面を覆うように取り付けられ、パネルの表面に触れることで、ディスプレイに表示されたコンテンツに連携した操作を可能にするタッチパネル、203は、ディスプレイの近傍に設置されて、ディスプレイに表示されたコンテンツと連携した操作を可能にする操作端末、204は、ディスプレイを利用するユーザが所有する携帯電話等の携帯端末であり、端末204には所要のプログラムをダウンロードして該ソフトウエアを実行することにより、ディスプレイ201に表示された広告等の内容を携帯端末にダウンロードすることがでる。これにより、ディスプレイ201付近から立ち去った後においても、ユーザ自身が検索したルートや施設情報に関する情報を閲覧することが可能となる。
【0016】
図2は、ディスプレイ201に表示する画面を説明する図である。図に示すようにディスプレイ201上に周辺地域の地図画面401を表示し、該画面中に現在地402,目的地403、現在地402から目的地403までの経路404を表示する。また、地図上の案内対象施設406,407については施設の名称等を表示する。また、経路404の近傍に存在する案内対象施設については施設の名称等を表示し、現時点において特別情報(タイムセールに関する情報、イベント情報等のタイムリーな情報)を有する施設については特別情報が存在する旨のマーク(例えば「特別情報」)を付して表示する。ユーザはこのマークを選択することによりタイムリーな(的時性のある)特別情報を閲覧することができる。
【0017】
図3は、コンテンツ管理コンピュータ10の処理を説明するフロー図である。コンテンツ管理コンピュータ10は、店舗等の案内対象施設の広告等の案内情報をコンテンツとして管理し、管理する情報を地図上に表示することによりユーザに提供する。
【0018】
まず、ステップ501において、サービスの提供を行う施設の管理者がコンテンツ作成端末30を用いて作成した案内情報をコンテンツとして取り込む。
【0019】
ステップ502において、ユーザがディスプレイ上に配置したタッチパネルあるいは携帯端末204の操作して、目的地までの経路を検索する操作を行ったか否かを判断する。ユーザが操作を行わなかった場合には、そのまま処理を終了する。ユーザが操作を行った場合は、ステップ503において、現在位置から目的地までの最適な経路を演算する。ステップ504において、演算結果である最適経路を地図上に表示する。
【0020】
次に、ステップ505において、ユーザが検索した目的地までの経路の近傍にある施設を検索する。
【0021】
ステップ506において、検索した施設のうち特別情報が格納された施設があるか否かを検索する。特別情報が格納された施設が存在しない場合は処理を終了する。特別情報を格納した施設が存在する場合は、ステップ507において、特別情報が存在することを示すマーク「特別情報」を表示する。ステップ508において、前記マークを見たユーザの操作入力を待つ。ユーザの操作入力がなされない場合は処理を終了する。ユーザがタッチパネル202、操作端末203、あるいはユーザ自身が持つ携帯端末204を用いて前記マークを選択操作した場合は、ステップ509において選択した施設の特別情報をディスプレイ201上等に表示する。これにより、今現在ディスプレイ201上に表示しないと効果が現れないようなイベントや、商店のタイムサービスなどタイムリーに表示することができる。
【0022】
図4は、携帯電話等のコンテンツ作成端末を用いてコンテンツを作成し施設データベースに登録する際の処理を説明するフロー図である。コンテンツ作成端末30では、案内対象施設の案内情報を作成してコンテンツ管理コンピュータ10に伝送する。
【0023】
まず、ステップ601において、施設の管理者は広告・宣伝・イベント情報等のディスプレイ201に表示したい案内情報(コンテンツ)を作成する。ステップ602において、作成した案内情報に、特別情報である旨の表示「特別情報」を付加するか否かを判断する。特別情報を付加する場合には、ステップ603に進み、ステップ603において、案内情報をネットワークを介してコンテンツ管理コンピュータ10に送信する。ステップ604において、コンテンツ管理コンピュータ20は受信した案内情報を施設データベース102に格納し、特別情報を含む案内情報であることを登録する。ステップ605において、特別情報として取り扱う期間等の条件を施設データベース102に入力する。
【0024】
ステップ602において、特別情報を付加することを選択しなかった場合には、ステップ606において、ネットワークを通じてコンテンツ管理コンピュータ10にステップ601にて作成した案内情報を送信し、ステップ607において、コンテンツ管理コンピュータ内の施設データベース102に格納して登録する。
【0025】
図5は、コンテンツ制御コンピュータ10が管理する施設データベース102のテーブル内容を説明する図である。図において701は施設IDであり、案内対象施設を識別するための固有番号である。702は案内対象施設の名称であり、ユーザが施設の検索を行った際などに、店名や施設名としてディスプレイ201に表示される。703は案内対象施設の地図上の地点を表す座標データであり、ディスプレイ201に地図を表示した場合に、施設を表すアイコンの表示箇所を指定するデータである。704は対象施設の住所であり、ユーザが施設の検索を行った際に、施設が立地する住所としてディスプレイに表示する。705は施設の連絡先であり、ユーザが施設の検索を行った時には、電話番号や電子メールアドレスなどの施設と連絡をとるための連絡先としてディスプレイ201に表示する。706は施設の種別であり、ユーザが施設の検索を行った際に施設の業種や利用目的としてディスプレイ201に表示する。707は施設がユーザに向けて表示する基本案内情報である案内文データ、画像データ、ムービーデータ等を格納した案内ファイルを示す固有番号であり、ファイル内容はユーザに向けた広告・宣伝・告知のコンテンツとしてディスプレイ201に表示する。
【0026】
708は、前記基本情報(施設ID701〜固有番号707)に付加して表示する特別情報を格納したファイルを示す固有番号であり、ファイル内容はユーザに向けた広告・宣伝・告知のコンテンツ(例えば特別情報がある旨の表示「特別情報」)としてディスプレイ201に表示する。
【0027】
709は特別情報を特別情報としてディスプレイ201に表示する開始時間を示す特別情報配信開始時刻、710は特別情報を特別情報としてディスプレイ201に表示する有効期限である。これにより、特別情報を事前に契約で決められた期間中のみ表示することができ、ディスプレイ201の画面が特別情報の表示で一杯になってしまうことを防ぐことができる。
【0028】
図6は、複数のユーザがユーザ毎に割り当てられたキャラクタを操作して案内サービスを受ける際の処理を説明する図である。また、図7は、携帯端末を操作して割り当てられたキャラクタを操作している際のディスプレイ201の表示画面を説明する図、図8は、携帯端末を介して割り当てられたキャラクタを操作している際の携帯端末204の表示画面を説明する図である。
【0029】
各ユーザは、前もって、携帯端末204にアプリケーションのインストールを行うことにより、携帯端末204のボタンを操作して、ユーザ毎に割り当てられたキャラクタをディスプレイ201上で操作することができる。ユーザは、割り当てられたキャラクタの動きを操作することにより、情報の選択、決定、あるいは携帯端末へのダウンロードを行うことができる。これにより各ユーザのプライバシーあるいは匿名性を確保することができる。なお、ユーザの端末操作入力は公衆網や赤外線等の通信手段を介して表示コンテンツ制御コンピュータ20に伝送することが可能である。
【0030】
図6において、まず、ステップ801において、ユーザは携帯端末204を用いてディスプレイに表示されたキャラクターの操作を行うために必要なアプリケーションがインストールされているか否か確認する。アプリケーションがインストールされていない場合には、ステップ802において、携帯端末204にアプリケーションをインストールする。ステップ803において、ユーザはインストール済みの前記アプリケーションを起動する。ステップ804において、公衆網や赤外線等の通信手段によるネットワークを通じて表示コンテンツ制御コンピュータ20とデータの通信を開始するための準備を行う。ステップ805において、同一のディスプレイ201を用いて同時にサービスを利用しているユーザが複数する場合を想定し、現在、他のユーザが使用していないキャラクタを検索し、その一覧を携帯端末204の表示画面に表示する。
【0031】
ステップ806において、携帯端末204を操作して希望のキャラクタのデザインを選択する。ステップ807において、ステップ806で選択したキャラクタを画面上に表示する(図8a参照)。ステップ808において、ディスプレイ201上にユーザがステップ806にて選んだキャラクタを表示する(図7参照)。ステップ809において、ユーザは携帯端末204を操作し、地図が表示されているディスプレイ201上でキャラクタを関心のある店舗等の施設まで動かす。このようにユーザがキャラクタの選択してカーソルとして使用するため、ユーザは自身がディスプレイ201上で行っている操作を直感的に理解することができる。ステップ810において、ユーザがそのキャラクタが示している場所に関する情報を得るための操作として、携帯端末204のメニューボタンを操作したか否かを判断する。ステップ810でメニューボタンを操作すると、ステップ811において、携帯端末204の画面上に操作メニュー一覧を表示する(図8b参照)。メニュー一覧には、ユーザがサービスを受けているディスプレイ201からキャラクタが位置する店舗までの道筋を示す「目的地設定」、および地図上でキャラクタが位置する店舗に関する詳細な情報を見るための「情報表示」が存在する。
【0032】
ステップ812において、ユーザが「情報表示」を選択した場合、ステップ813において、選択した施設の基本情報や特別情報を施設データベースからネットワークを介して、ダウンロードして、携帯端末204の画面に表示する。ステップ814において、ステップ813において得られた施設に関する情報を、携帯端末204に保存するか否かを判断する。携帯端末204に保存することを選択した場合にはステップ815において携帯端末204のメモリに保存する。
【0033】
ステップ812において「目的地設定」を選択した場合は、ステップ816において、ユーザが携帯端末204の操作を通じて動かしたキャラクタが位置する場所を目的地として決定し、ネットワークを介して表示コンテンツ制御コンピュータ20に送信する。ステップ817において、ユーザが操作を行っているディスプレイ201が位置している場所を現在地とし、現在地からステップ816で決定した目的地までの最適なルートを表示コンテンツ制御コンピュータ20が計算する。ステップ818において、ステップ817で計算したルートをディスプレイ201に表示する。
【0034】
ステップ819において、同一のディスプレイ201で複数のユーザが同時にサービスを利用している場合には、現在地から各々のユーザの目的地までの複数のルートが同一のディスプレイ201に表示されることになり、その判別が困難となる。このため、ユーザ毎にルートを表すための線種あるいは線の色を割り当てる。このとき、割り当てた線種あるいは線の色を各ユーザの携帯端末204の画面に表示する(図8c)。なお、線種および線の色の割り当ては、キャラクタのデザインと同様にユーザが選択できるようにしてもよい。
【0035】
ステップ820において、ステップ817で計算した最適なルートの検索結果を携帯端末にダウンロードして保存するか否かをユーザの操作により判断する。ステップ820で保存することにした場合、ステップ821において、現在地から目的地までの地図およびルートを示すデータを、表示コンテンツ制御コンピュータ20からネットワークを通じて携帯端末204にダウンロードして、携帯端末204のメモリに保存する。
【0036】
図7は、前述のように、携帯端末を操作して割り当てられたキャラクタを操作している際のディスプレイ201の表示画面を説明する図である。図において、901は、ディスプレイに表示される周辺地域の地図画面、902はユーザが携帯端末204を用いて操作しているキャラクタ、903は他のユーザが携帯端末204を用いて操作しているキャラクタであり、904はユーザが指定した目的地と現在地との間を結ぶ最適な経路を示す。
【0037】
図8は、前述のように、携帯端末を介して割り当てられたキャラクタを操作している際の携帯端末204の表示画面を説明する図であり、図8(a)は携帯端末に画面に選択したキャラクタ1002を表示した例(ステップ808)を示す図であり、携帯端末のカーソルキーを操作して、選択したキャラクタを好みの施設まで移動させることができる。なお、このとき携帯端末204の画面およびディスプレイ201の画面には同一デザインのキャラクタ1002を表示する。
【0038】
図8(b)は、携帯端末204の画面上に表示した操作メニュー一覧(ステップ811)を示す図である。メニュー一覧には、ユーザがサービスを受けているディスプレイ201からキャラクタが位置する店舗までの道筋を示す「目的地設定」、および地図上でキャラクタが位置する店舗に関する詳細な情報を見るための「情報表示」が存在する。ユーザはこの何れかを選択することができる。
【0039】
図8(c)は、計算したルートをユーザ毎に表すために割り当てた線種あるいは線の色1006を各ユーザの携帯端末204の画面に表示した例(ステップ819)を示す図である。なお、このとき携帯端末204の画面およびディスプレイ201の画面には同一の線種および線の色で表示する。
【0040】
図8(d)は、選択した施設の基本情報や特別情報を施設データベースからネットワークを介してダウンロードして、携帯端末204の画面に表示した例(ステップ813)を示す図である。なお、このときクーポン1010等を発行することができる。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、行楽地の最寄り駅など人々の往来が多い地区にディスプレイを設置し、このディスプレイに周辺地域の地図や施設の案内を表示することによりユーザにタイムリーなサービスを提供することができる。また、ユーザに施設が通常提供する基本情報の他、期間限定のセールやイベント情報等のタイムリーな特別情報を提供することができる。このため観光客等に対しては適切な案内情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態にかかる地域案内システムの全体構成を説明する図である。
【図2】ディスプレイに表示する画面を説明する図である。
【図3】コンテンツ管理コンピュータの処理を説明するフロー図である。
【図4】コンテンツ作成端末を用いてコンテンツを作成し施設データベースに登録する際の処理を説明するフロー図である。
【図5】コンテンツ制御コンピュータが管理する施設データベースのテーブル内容を説明する図である。
【図6】複数のユーザがユーザ毎に割り当てられたキャラクタを操作して案内サービスを受ける際の処理を説明する図である。
【図7】携帯端末を操作して割り当てられたキャラクタを操作している際のディスプレイの表示画面を説明する図である。
【図8】携帯端末を介して割り当てられたキャラクタを操作している際の携帯端末の表示画面を説明する図である。
【符号の説明】
【0043】
10 コンテンツ管理コンピュータ
20 表示コンテンツ制御コンピュータ
30 コンテンツ作成端末
101 地図データベース
102 施設データベース
103 情報入力端末
201 ディスプレイ
202 タッチパネル
203 操作端末
204 携帯端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイと、
周辺地域の地図情報を格納した地図データベースおよび前記周辺地域内に存在する施設毎にその特別情報を格納した施設データベースを備えたコンテンツ管理コンピュータと、
地図データベースおよび施設データベースを参照して、ディスプレイに周辺地域の地図および特別情報を表示する表示コンテンツ制御コンピュータとを備え、
表示コンテンツ制御コンピュータは、ユーザからの操作入力に対応して地図上での経路を検索し、検索した経路を表示すると共に、検索した経路の近傍に存在する特別情報を有する施設にマークを付して表示することを特徴とする地域案内システム。
【請求項2】
請求項1記載の地域案内システムにおいて、
表示コンテンツ制御コンピュータは、前記マークの選択操作に応じて特別情報を表示することを特徴とする地域案内システム。
【請求項3】
請求項2記載の地域案内システムにおいて、
施設データベースは施設毎に格納した特別情報の有効期間を表す情報を保持することを特徴とする地域案内システム。
【請求項4】
請求項3記載の地域案内システムにおいて、
施設データベースに格納した特別情報および特別情報の有効期間を表す情報は携帯可能なコンテンツ作成端末から更新可能であることを特徴とする地域案内システム。
【請求項5】
請求項1記載の地域案内システムにおいて、
表示コンテンツ制御コンピュータは、複数のユーザからの操作入力に対応して、各ユーザ毎に線種あるいは色彩を割り当て、割り当てた線種あるいは色彩を用いて検索した経路をユーザ毎に表示することを特徴とする地域案内システム。
【請求項6】
請求項1記載の地域案内システムにおいて、
表示コンテンツ制御コンピュータは、複数のユーザからの操作入力に対応して、各ユーザ毎にキャラクタ割り当て、割り当てたキャラクタを操作入力に対応して移動させて施設を選択し、選択した施設の情報をユーザ毎に表示することを特徴とする地域案内システム。
【請求項7】
請求項5記載の地域案内システムにおいて、
ユーザからの操作入力は、ユーザが操作する携帯端末を介して入力することを特徴とする地域案内システム。
【請求項8】
請求項6記載の地域案内システムにおいて、
ユーザからの操作入力は、ユーザが操作する携帯端末を介して入力することを特徴とする地域案内システム。
【請求項9】
請求項7記載の地域案内システムにおいて、
ユーザが操作する携帯端末には、割り当てた線種あるいは色彩を表示することを特徴とする地域案内システム。
【請求項10】
請求項9記載の地域案内システムにおいて、
ユーザが操作する携帯端末には、割り当てたキャラクタを表示することを特徴とする地域案内システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−12077(P2006−12077A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−191892(P2004−191892)
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】