説明

情報処理装置

【課題】必要とする正しい時刻情報を得ることができるとともに、本人以外の他人によるなりすましを抑制できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、操作者が時刻情報登録画面中の時刻情報登録用ボタンをタッチ操作した場合に、その際の出勤・退勤時刻情報を操作者情報および日付情報に関連付けて登録する時刻情報登録手段11を備える。また、情報処理装置1は、操作者に対してサイン入力を促すサイン情報登録画面において、操作者がタッチ操作によりサイン入力をした場合に、そのタッチ操作によるサイン入力に基づくサイン情報を登録された各時刻情報ごとに関連付けて登録するサイン情報登録手段12を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、必要とする正しい時刻情報を得ることができるとともに、本人以外の他人によるなりすましを抑制できる情報処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記の特許文献1に記載された作業者管理装置等の情報処理装置が知られている。
【0003】
この従来の情報処理装置は、複数の作業場所ごとに備えられ各作業場所ごとに入出時刻を打刻するタイムレコーダと、各タイムレコーダからの打刻情報を入力して作業者が入出した場所および滞在時間を管理する管理手段とを具備し、タイムレコーダは、各作業者の指紋を入力する指紋入力手段と、各作業者の個人情報および指紋情報を予め記憶し入力された指紋の照合を行ない作業者を特定する作業者特定手段と、作業者の特定に基づき入出時刻を打刻する打刻手段とを備えている。
【特許文献1】特開2001−307163号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の情報処理装置のように本人確認を指紋認証で行なう構成では、例えば本人であるにもかかわらず、指の置き方や、指の皮膚の状態等によっては、認証NGとなることがある。このため、指を何回も置き直す等、認証OKがでるまで無駄な時間を要し、必要とする正しい時刻情報を得ることができないおそれがある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、必要とする正しい時刻情報を得ることができるとともに、本人以外の他人によるなりすましを抑制できる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の情報処理装置は、タッチ操作可能なタッチパネル表示部を備える情報処理装置であって、前記タッチパネル表示部に表示された時刻情報登録画面中の時刻情報登録用ボタンがタッチ操作された場合に、そのタッチ操作された際の時刻情報を操作者情報および日付情報に関連付けて登録する時刻情報登録手段と、前記タッチパネル表示部に表示され操作者に対してサイン入力を促すサイン情報登録画面において、操作者のタッチ操作によりサイン入力が行なわれた場合に、そのタッチ操作によるサイン入力に基づくサイン情報を前記登録された各時刻情報ごとに関連付けて登録するサイン情報登録手段とを備えるものである。
【0007】
請求項2記載の情報処理装置は、請求項1記載の情報処理装置において、サイン情報登録画面がタッチパネル表示部に表示された後、予め設定された制限時間が経過した場合に、タッチ操作によるサイン入力を行なえないようにするサイン入力制限手段を備えるものである。
【0008】
請求項3記載の情報処理装置は、請求項1または2記載の情報処理装置において、サイン情報登録画面上でサイン入力の際におけるタッチ操作速度に応じてサインの線の太さが変化するようになっているものである。
【0009】
請求項4記載の情報処理装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の情報処理装置において、登録された複数のサイン情報の中から、特異なサイン情報を抽出する特異サイン抽出手段を備えるものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る発明によれば、時刻情報登録画面中の時刻情報登録用ボタンがタッチ操作された場合にそのタッチ操作された際の時刻情報を操作者情報および日付情報に関連付けて登録する時刻情報登録手段と、サイン情報登録画面において操作者のタッチ操作によりサイン入力が行なわれた場合にそのタッチ操作によるサイン入力に基づくサイン情報を登録された各時刻情報ごとに関連付けて登録するサイン情報登録手段とを備えるため、必要とする正しい時刻情報を得ることができるとともに、本人以外の他人によるなりすましを抑制できる。
【0011】
請求項2に係る発明によれば、サイン情報登録画面がタッチパネル表示部に表示された後、予め設定された制限時間が経過した場合に、タッチ操作によるサイン入力を行なえないようにするサイン入力制限手段を備えるため、例えば本人以外の他人が本人のサインを見ながら時間をかけてサイン入力を行なうこと等を防止でき、本人以外の他人によるなりすましを効果的に抑制できる。
【0012】
請求項3に係る発明によれば、サイン情報登録画面上でサイン入力の際におけるタッチ操作速度に応じてサインの線の太さが変化するようになっているため、例えば人によって異なる筆記速度のくせ等が現れ出ることとなり、本人以外の他人によるなりすましを効果的に抑制できる。
【0013】
請求項4に係る発明によれば、登録された複数のサイン情報の中から、特異なサイン情報を抽出する特異サイン抽出手段を備えるため、本人以外の他人によるなりすましを容易に発見できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の情報処理装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1において、1は情報処理装置であるレジスター装置で、このタッチパネル式のレジスター装置1は、例えばクリーニング店等の店舗に設置される。そして、レジスター装置1は、商品(役務を含む)の価格に基づいて売上代金を決算するレジスター機能に加え、店舗で働く者の出勤時刻および退勤時刻等を管理するタイムレコーダ装置の機能を兼ね備えたものである。
【0016】
レジスター装置1は、図1に示されるように、制御部、記憶部および金銭収納部等を有する装置本体2を備えている。装置本体2の上面には略矩形環状の枠体3が立設され、この枠体3には操作者、すなわち例えばレジスター装置1が設置された店舗で働く作業者である担当者(例えば正社員、パート社員等)が指やタッチペンでタッチ操作可能な液晶式表示手段であるタッチパネル表示部4が設けられている。
【0017】
また、枠体3の一側端部には、磁気カードおよびICカード等のカードから情報、すなわち例えばカードを持った操作者に関する操作者情報(例えば氏名、社員番号等)を読み取るカードリーダ部5が設けられている。
【0018】
さらに、装置本体2の制御部には、社員証等に付されたバーコードから情報、すなわち例えばバーコード付きの社員証を持った操作者に関する操作者情報(例えば氏名、社員番号等)を読み取るバーコードリーダ部6が接続コード7を介して接続されている。なお、カードリーダ部5およびバーコードリーダ部6で顧客情報および商品情報等を読み取ることも可能である。
【0019】
また、装置本体2の制御部は、通常のレジスター機能に加え、時刻情報登録手段11、サイン情報登録手段12、サイン入力制限手段13および特異サイン抽出手段14等の機能を備えている。
【0020】
時刻情報登録手段11は、タッチパネル表示部4に表示された図4に示す時刻情報登録画面中の時刻情報登録用ボタン、すなわち例えば「出勤」ボタン(出勤時刻登録用ボタン)21および「退勤」ボタン(退勤時刻登録用ボタン)22がタッチ操作された場合に、そのタッチ操作された際の時刻情報である出勤時刻情報および退勤時刻情報を操作者情報(例えば操作者の氏名)および日付情報(例えば2008年8月11日月曜)に関連付けて登録する手段である。つまり、出勤の際に「出勤」ボタン21がタッチ操作された場合には時刻情報として出勤時刻情報が記憶部に登録され、退勤の際に「退勤」ボタン22がタッチ操作された場合には時刻情報として退勤時刻情報が記憶部に登録される。
【0021】
サイン情報登録手段12は、時刻情報登録用ボタン21,22のタッチ操作によってタッチパネル表示部4に表示され操作者に対してサイン入力を促す図5および図6に示すサイン情報登録画面(サイン入力画面)において、指による操作者のタッチ操作によりサイン入力が行なわれた場合に、そのタッチ操作によるサイン入力に基づくサイン情報(タッチ位置およびその各位置での時刻を含むもの)を対応する登録された各時刻情報ごとに関連付けて登録する手段である。つまり、サイン情報登録画面上でサイン入力が行なわれ、「確定」ボタン23がタッチ操作されると、サイン情報が各時刻情報ごとに対応して記憶部に登録される。
【0022】
ここで、各時刻情報ごとに対応して登録されるサイン情報は、例えばサインの形状、スピード、書き順、1画目と2画目との間の時間等である。なお、サイン情報登録画面上でサイン入力の際におけるタッチ操作速度に応じてサインの線の太さが変化するようになっている。すなわち例えばタッチ操作速度が低速の場合はサインの線が太くなり、タッチ操作速度が高速の場合はサインの線が細くなる。
【0023】
サイン入力制限手段13は、サイン情報登録画面がタッチパネル表示部4に表示された後、予め設定された制限時間(例えば20秒)が経過した場合に、タッチ操作によるサイン入力を行なえないようにする手段である。つまり、制限時間が経過すると、サイン情報登録画面がサイン入力を受け付けない状態となる。なお、制限時間は、適宜変更可能である。
【0024】
特異サイン抽出手段14は、記憶部に登録された複数のサイン情報の中から、特異なサイン情報を抽出する手段である。つまり、後の勤務時間集計処理の際等において、所定期間、例えば1箇月の間に登録された複数のサイン情報が呼び出され、これら複数のサイン情報に関する平均とばらつきとの比較により特異なサイン情報が自動的に抽出される。
【0025】
次に、レジスター装置1の作用等を説明する。
【0026】
図2はタッチパネル表示部4に表示された担当者呼出画面(操作者呼出画面)の一例である。
【0027】
この担当者呼出画面は、現在の日時(例えば2008年8月11日(月) 8時53分51秒)を表示する日時表示部31を有している。また、この担当者呼出画面は、予め登録された操作者情報である担当者情報を呼び出してタッチパネル表示部4に表示させるための呼出用ボタンである「担当者を選択してください」ボタン32を有している。
【0028】
そして、操作者である担当者が「担当者を選択してください」ボタン32をタッチ操作すると、図3に示すように、担当者選択画面がタッチパネル表示部4に表示される。
【0029】
この図3に示す担当者選択画面(操作者選択画面)は、予め登録された複数の担当者情報すなわち例えば担当者の名称(氏名)を表示する複数の担当者名称表示部33を有している。また、この担当者選択画面は、「上スクロール」ボタン34、「下スクロール」ボタン35、「選択」ボタン36および「キャンセル」ボタン37を有している。
【0030】
そして、担当者は、複数の担当者名称表示部33の中から、自己の氏名を表示する一の担当者名称表示部33を選択した後、「選択」ボタン36をタッチ操作する。すると、図4に示すように、タッチパネル表示部4には、時刻情報(出勤時刻情報・退勤時刻情報)を登録するための画面である時刻情報登録画面が表示される。
【0031】
この図4に示す時刻情報登録画面は、現在の日時を表示する日時表示部31と、選択された担当者の名称を表示する名称表示部(担当者情報表示部)41と、日付情報を表示する日付表示部42と、過去に登録された出勤時刻情報および退勤時刻情報を表示する出退勤時刻表示部43とを有している。
【0032】
また、この時刻情報登録画面は、出勤時刻情報を登録するための「出勤」ボタン21と、退勤時刻情報を登録するための「退勤」ボタン22と、事後の出勤時刻情報を登録するための「事後出勤登録」ボタン44と、登録された今月の出勤時刻情報および退勤時刻情報を呼び出してタッチパネル表示部4に表示させるための今月呼出用ボタンである「今月のタイムカードを見る」ボタン45と、登録された先月の出勤時刻情報および退勤時刻情報を呼び出してタッチパネル表示部4に表示させるための先月呼出用ボタンである「先月のタイムカードを見る」ボタン46と、メニュー画面に戻るための「メニューへ戻る」ボタン47とを有している。
【0033】
なお、カードやバーコードから担当者を呼び出す場合は、カードリーダ部5やバーコードリーダ部6でカードやバーコードから担当者情報を読み取り、この読み取った情報から判別された担当者に関する時刻情報登録画面がタッチパネル表示部4に表示される。
【0034】
そして、例えば出勤した担当者は、名称表示部41に表示された自己の名称を確認してから、「出勤」ボタン21をタッチ操作する。すると、そのタッチ操作された際の出勤時刻情報が操作者情報(担当者情報)および日付情報に関連付けられて登録されるとともに、図5に示すようにタッチパネル表示部4には担当者(操作者)に対してサイン入力を促す画面であるサイン情報登録画面が表示される。
【0035】
この図5に示すサイン情報登録画面は、入力されたサインを表示するサイン表示部51と、予め設定されたコメント、すなわち例えば「おはようございます。枠内にフルネームでサインをしてください。(20秒以内で、お書きください。)」というコメントを表示するコメント表示部50とを有している。また、このサイン情報登録画面は、サイン入力に基づくサイン情報を登録するためのサイン情報登録用ボタンである「確定」ボタン23と、サインを書き直すための「書き直す」ボタン52と、サイン情報の登録をキャンセルするための「キャンセル」ボタン53とを有している。
【0036】
そして、その出勤した担当者が、予め設定された制限時間(例えば20秒)内に指先のタッチ操作によりサイン入力を行ない、「確定」ボタン23をタッチ操作すると、サイン入力に基づくサイン情報が対応する登録された出勤時刻情報に関連付けられて登録される。
【0037】
一方、例えば退勤する担当者は、名称表示部41に表示された自己の名称を確認してから、「退勤」ボタン22をタッチ操作する。すると、そのタッチ操作された際の退勤時刻情報が操作者情報(担当者情報)および日付情報に関連付けられて登録されるとともに、図6に示すようにタッチパネル表示部4には担当者(操作者)に対してサイン入力を促す画面であるサイン情報登録画面が表示される。
【0038】
この図6に示すサイン情報登録画面は、図5に示すものと同様、コメント表示部50、サイン表示部51、「確定」ボタン23、「書き直す」ボタン52および「キャンセル」ボタン53を有している。なお、この場合、コメント表示部50には、例えば「おつかれさまでした。枠内にフルネームでサインをしてください。(20秒以内で、お書きください。)」というコメントが表示される。
【0039】
そして、その退勤する担当者が、予め設定された制限時間(例えば20秒)内に指先のタッチ操作によりサイン入力を行ない、「確定」ボタン23をタッチ操作すると、サイン入力に基づくサイン情報が対応する登録された退勤時刻情報に関連付けられて登録される。
【0040】
ここで、例えば図5や図6に示すサイン情報登録画面がタッチパネル表示部4に表示された後、制限時間が経過した場合には、コメント表示部50上の「20秒以内で、お書きください。」が「制限時間を超えました。」という表示に変わり、サインの入力(描画)を受け付けない状態になる。この状態下で、担当者は、「確定」ボタン23、「書き直す」ボタン52および「キャンセル」ボタン53のいずれかを選択する。再度書き直す場合は「書き直す」ボタン52をタッチ操作し、制限時間は超えてしまったが現状でもよい場合は「確定」ボタン23をタッチ操作し、そもそもサイン情報の登録をキャンセルする場合は「キャンセル」ボタン53をタッチ操作する。
【0041】
そして、例えば勤務時間集計処理の際等には、例えば1箇月の間に各操作者に対して各出退勤時刻情報ごとに登録された複数のサイン情報が呼び出され、これら複数のサイン情報に関する平均とばらつきとの比較により特異なサイン情報が自動的に抽出される。
【0042】
したがって、このようなレジスター装置1によれば、「出勤」ボタン21および「退勤」ボタン22がタッチ操作された場合にそのタッチ操作された際の出勤時刻情報および退勤時刻情報を操作者情報および日付情報に関連付けて登録する時刻情報登録手段11と、「出勤」ボタン21および「退勤」ボタン22のタッチ操作により表示されるサイン情報登録画面において操作者のタッチ操作によりサイン入力が行なわれた場合にそのタッチ操作によるサイン入力に基づくサイン情報を登録された各時刻情報ごとに関連付けて登録するサイン情報登録手段12とを備えるため、必要とする正しい出退勤時刻情報を得ることができるとともに、本人以外の他人によるなりすましを抑制できる。
【0043】
また、サイン情報登録画面がタッチパネル表示部4に表示された後、予め設定された制限時間が経過した場合に、タッチ操作によるサイン入力を行なえないようにするサイン入力制限手段13を備えるため、例えば本人以外の他人が本人のサインを見ながらゆっくり時間をかけてサイン入力を行なうこと等を防止でき、本人以外の他人によるなりすましを効果的に抑制できる。
【0044】
さらに、サイン情報登録画面上でサイン入力の際におけるタッチ操作速度に応じてサインの線の太さが変化するようになっているため、筆圧を検知できないタッチパネルであっても、例えば人によって異なる筆記速度のくせ等が現れ出ることとなり、本人以外の他人によるなりすましを効果的に抑制できる。
【0045】
また、登録された複数のサイン情報の中から、所定期間内の複数のサイン情報に関する平均とばらつきとの比較により特異なサイン情報を自動抽出する特異サイン抽出手段14を備えるため、出退勤時におけるなりすましによるサインを検出することが可能となり、本人以外の他人によるなりすましを容易かつ確実に発見できる。
【0046】
さらに、予め登録しておいたサイン情報と出退勤時のサイン入力に基づくサイン情報とを照合するサイン認証ではなく、単なる打刻時のサインの登録であるため、予め本人のサインの登録も不要であり、また予め本人のサインの登録も不要であることから、本人のサインの経時変化に対する処置も不要となり、さらに急いでいる時等に汚い字で書いてしまった場合に認証できないといった不具合もなく、スムーズな業務が可能である。
【0047】
なお、上記実施の形態では、情報処理装置としてタイムレコーダ装置の機能を兼ね備えたレジスター装置について説明したが、例えばタイムレコーダ装置の専用機でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の概略斜視図である。
【図2】担当者呼出画面の例を示す図である。
【図3】担当者選択画面の例を示す図である。
【図4】時刻情報登録画面の例を示す図である。
【図5】出勤時のサイン情報登録画面の例を示す図である。
【図6】退勤時のサイン情報登録画面の例を示す図である。
【符号の説明】
【0049】
1 情報処理装置
4 タッチパネル表示部
11 時刻情報登録手段
12 サイン情報登録手段
13 サイン入力制限手段
14 特異サイン抽出手段
21 時刻情報登録用ボタンである「出勤」ボタン
22 時刻情報登録用ボタンである「退勤」ボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチ操作可能なタッチパネル表示部を備える情報処理装置であって、
前記タッチパネル表示部に表示された時刻情報登録画面中の時刻情報登録用ボタンがタッチ操作された場合に、そのタッチ操作された際の時刻情報を操作者情報および日付情報に関連付けて登録する時刻情報登録手段と、
前記タッチパネル表示部に表示され操作者に対してサイン入力を促すサイン情報登録画面において、操作者のタッチ操作によりサイン入力が行なわれた場合に、そのタッチ操作によるサイン入力に基づくサイン情報を前記登録された各時刻情報ごとに関連付けて登録するサイン情報登録手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
サイン情報登録画面がタッチパネル表示部に表示された後、予め設定された制限時間が経過した場合に、タッチ操作によるサイン入力を行なえないようにするサイン入力制限手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
サイン情報登録画面上でサイン入力の際におけるタッチ操作速度に応じてサインの線の太さが変化するようになっている
ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
【請求項4】
登録された複数のサイン情報の中から、特異なサイン情報を抽出する特異サイン抽出手段を備える
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図3】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−55239(P2010−55239A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−217647(P2008−217647)
【出願日】平成20年8月27日(2008.8.27)
【出願人】(591261428)株式会社ライト (10)
【Fターム(参考)】