説明

扁平物品仕分け装置及び扁平物品切出し装置

【課題】積み重ねられた書籍等の扁平物品を確実にばらして1冊ずつ切り出すことができる、省スペース及び低コストの扁平物品切出し装置を提供すること。
【解決手段】第1のコンベヤ22と、この第1のコンベヤの下流側に配置された、無端状ベルト30からなる第2のコンベヤ24とを備え、第2のコンベヤの搬送面は第1のコンベヤにより搬送されてきた扁平物品に当接するよう、下流ほど高くなるように傾斜配置されており、ベルトには、扁平物品の最大寸法よりも大きな間隔で搬送方向に沿って複数の桟が設けられている。このような構成においては、第1のコンベヤを搬送されてきた積重状態の扁平物品のうち最下部の扁平物品のみが第2のコンベヤの桟に接し、これにより引き上げられ、第1のコンベヤから第2のコンベヤに切り出される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、積み重ねられた書籍やCD、ビデオテープ等の扁平物品を一つずつ切り出すための扁平物品切出し装置、及び、そのような扁平物品切出し装置を備える扁平物品仕分け装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図書館においては、書籍が返却されると、所定の書棚や書庫にその書籍を戻すために、まず仕分け作業を行っている。通常、書籍の仕分けは職員による手作業であるが、作業の軽減化、効率化を図るべく、近年では、自動仕分け装置の導入が進められている。
【0003】
自動仕分け装置は、各書籍に貼り付けられたバーコードや無線ICタグ(RFID)等をスキャンし、その書籍の配架位置等の識別情報を読み取り、その読み取った情報に従って書籍を自動的に仕分けていくというものである。
【0004】
しかしながら、従来一般の自動仕分け装置は、書籍上の識別情報を読み取るために、書籍が1冊ずつ送り込まれる必要があった。このため、職員は、自動仕分け装置に接続されたコンベヤに書籍を1冊ずつ載せたり、或いは、積み重ねられた状態で書籍がコンベヤ上を搬送されている場合には、これをばらして一列に並べ直したりしなければならなかった。
【0005】
そこで、従来においては、例えば下記の特許文献1に開示されているような装置が提案されている。この装置は、複数のゾーンからなるコンベヤを備えており、このコンベヤは搬送方向下流ほどやや高くなるように傾斜して配置されている。各ゾーンは搬送速度が異なっており、隣接する下流側のゾーンほど高速となっている。また、このコンベヤに入口部分には、のれん状の段ばらし部材が配置されており、積重状態の書籍がそこを潜り抜けることで、部分的に重なった瓦状に山を崩した状態となる。書籍がこの状態でコンベヤを進むと、ゾーン間の速度の違いにより、書籍間の重なり部分が短くなり、最終的には書籍は1冊ずつにばらされる。
【特許文献1】特許第3546331号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したような、書籍をばらすための従来装置においては、段階的にコンベヤのゾーンを高速化するため、コンベヤが長大化し、高コストとなり、また大きな設置スペースが必要となるという問題がある。
【0007】
また、表面が粘着性のある書籍やビニールカバー付きの書籍が互いに重なり合っている状態では、上述した従来装置であっても書籍を1冊ずつ分離させることが困難となる場合もある。
【0008】
ビデオテープやCD、DVDといった扁平物品についても同様な課題がある。
【0009】
そこで、本発明はかかる従来における課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、積み重ねられた書籍等の扁平物品を確実にばらして1冊ずつ切り出すことができる、省スペース及び低コストの扁平物品切出し装置、及び、かかる扁平物品切出し装置を備える扁平物品仕分け装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決すべく、本発明は、積み重ねられた複数の書籍等の扁平物品から扁平物品を一つずつ切り出すための扁平物品切出し装置であって、第1のコンベヤと、この第1のコンベヤの下流側に配置された、無端状ベルトのような巻掛け循環駆動体からなる第2のコンベヤとを備え、第2のコンベヤの搬送面は第1のコンベヤにより搬送されてきた扁平物品に当接するよう、下流ほど高くなるように傾斜配置されており、巻掛け循環駆動体には、扁平物品の最大寸法よりも大きな間隔で搬送方向と直角方向に一つ以上の桟が設けられていることを特徴としている。
【0011】
このような構成においては、第1のコンベヤを搬送されてきた積重状態の扁平物品は第2のコンベヤの搬送面に突き当たり、その衝撃で山が崩れる。そして、最下部の扁平物品のみが第2のコンベヤの桟に接し、これにより引き上げられ、第1のコンベヤから第2のコンベヤに切り出される。そして、第2のコンベヤの搬送面は傾斜しているため、前記桟から扁平物品が脱落するが、次続の桟に扁平物品は支持され、搬送されていく。
【0012】
かかる作用を確実とするために、第2のコンベヤの搬送面は、扁平物品が滑り落ちるよう低摩擦となっており、第1のコンベヤの搬送面及び桟は、扁平物品の搬送が可能なよう高摩擦となっていることが好ましい。
【0013】
また、本発明は、別の態様によれば、積み重ねられた複数の扁平物品を一つずつ切り出すための上述したような扁平物品切出し装置を備え、切り出した扁平物品を後続する仕分け装置にて仕分ける扁平物品仕分け装置を特徴とする。かかる扁平物品仕分け装置においては、扁平物品の仕分けがより確実に、また迅速に行われることとなる。
【発明の効果】
【0014】
上述したような構成の扁平物品切出し装置によれば、扁平物品の山から扁平物品を一つずつ確実に且つ自動的に切り出すことが可能となり、例えば図書館においては書籍返却作業の簡素化を図ることが可能となる。
【0015】
また、本発明による扁平物品切出し装置は、2台のコンベヤのみから構成されるため、装置の小型化が可能であり、また安価に製造することができる。更に、設置スペースも小さくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明による扁平物品切出し装置10及び扁平物品仕分け装置が適用された図書館の書籍返却システム100を示している。図示の書籍返却システム100は、書籍返却口に配置された返却コンベヤ12と、この返却コンベヤ12から延びる中継コンベヤ14と、中継コンベヤ14により搬送されてきた書籍を仕分ける自動仕分け装置16とを備えており、中継コンベヤ14と自動仕分け装置16との間に本発明による扁平物品切出し装置10が配置されている。
【0018】
返却コンベヤ12は、書籍を積み重ねた状態で置くことが可能となっている。ここに置かれた書籍は中継コンベヤ14へと移動する。
【0019】
図示実施形態においては、中継コンベヤ14の下流側部分は、独立して駆動する複数のバッファゾーン14a,14b,14cに区分されており、各バッファゾーン14a,14b,14cにて書籍を待機させ、所望のタイミングで扁平物品切出し装置10に書籍を一山ずつ送り込むことが可能となっている。以下で詳細に説明するが、扁平物品切出し装置10では、積み重ねられた書籍を1冊ずつにばらして自動仕分け装置16に送り出すことができる。
【0020】
自動仕分け装置16は周知のものであり、扁平物品切出し装置10から1冊ずつ送られてきた書籍上のバーコード或いは無線ICタグをスキャナ又は受信アンテナ18で読み取り、書籍を順次、所定のシュート(台車)20に仕分けていく。
【0021】
扁平物品切出し装置10は、図2に明示するように、中継コンベヤ14から続く第1のコンベヤ22と、その下流側に配置された第2のコンベヤ24とを備えている。本実施形態では、扁平物品切出し装置10は、更に、第2のコンベヤ24から搬送されてきた書籍を自動仕分け装置16に送る第3のコンベヤ26を備えている。
【0022】
本実施形態において、第1のコンベヤ22はベルトコンベヤであり、中継コンベヤ14から運ばれてきた積重状態の書籍を一旦崩した後、1冊ずつ第2のコンベヤ24に送り出す機能を有する。この第1のコンベヤ22にて書籍の山を崩し、また確実に書籍を第2のコンベヤ24に送り出すために、山の最下部に位置する書籍が搬送面を滑らないよう、第1のコンベヤ22を構成するベルト28は高摩擦のものが使用されている。また、第1のコンベヤ22の搬送面は水平でもよいが、書籍の山を崩し易くするために下流側の端部が上流側の端部よりも若干高くなるよう傾斜されていることが好ましい。
【0023】
第2のコンベヤ24もベルトコンベヤから構成されている。第2のコンベヤ24を構成するベルト(巻掛け循環駆動体)30は、第1のコンベヤ22のベルト28のと比して低摩擦のものが使用されている。また、第2のコンベヤ24の搬送面は、第1のコンベヤ22の搬送面よりも大きな角度をもって下流側の端部が高くなるよう傾斜されている。第2のコンベヤ24の傾斜角度は、ベルト30の材質等にもよるが、書籍が搬送面上を滑り落ちることのできる角度であり、後述の桟32によって搬送が可能となるよう、水平面に対して35度〜55度程度であることが好ましい。また、第2のコンベヤ24は、その搬送面に第1のコンベヤ22から搬送されてきた書籍が当接する位置に設置されている。
【0024】
第2のコンベヤ24におけるベルト30には、図3に明示するように、その循環方向に沿って一定の間隔で桟32が設けられている。桟32の高さは、搬送が予定されている全書籍のうち最も薄いものの厚さと同等か、その厚さよりも僅かに小さくされている。1冊の書籍だけを支持して搬送するためである。また、桟32と桟32の間隔は、搬送が予定されている全書籍のうち最も大きな横又は縦の寸法よりも大きくされている。この桟32の表面は、第1のコンベヤ22から送り込まれる書籍と接すると、これを引き上げることのできるよう高摩擦となっているが、その一方、かかる摩擦は、書籍が第1のコンベヤ22から離れた場合には第2のコンベヤ24の傾斜及び書籍の重量によって下方に滑り落ちる程度に制限されている。
【0025】
なお、ベルト30に桟が設けられていることから、第1のコンベヤ22と第2のコンベヤ24との間の隙間は比較的大きく、薄い書籍がその隙間から脱落するおそれがある。このため、第1のコンベヤ22と第2のコンベヤ24との間には、複数個の書籍落下防止用ピース34が横方向に適当な間隔で設けられていることが好ましく、この書籍落下防止用ピース34との干渉を防止すべく、図4に示すように、桟32は横方向に複数個に分割されている。
【0026】
第3のコンベヤ26は、第2のコンベヤ24から搬送されてきた書籍を自動仕分け装置16に導くためのものであり、図示のベルトコンベヤの他、ローラコンベヤ等の他の型式のコンベヤを用いることができる。また、第3のコンベヤ26を省略して、第2のコンベヤ24を直接、自動仕分け装置16に接続することも可能である。
【0027】
このような扁平物品切出し装置10は、実質的に2台のコンベヤ22,24から構成されているため、上述した特許文献1に開示されている装置に比して、安価であり、小型化を図ることが可能である。また、第2のコンベヤ24は傾斜されているため、コンベヤ24の全長よりも短い設置スペースでよい。
【0028】
なお、各コンベヤ22,24,26の架台36,38,40,42は、コンベヤ22,24,26の傾斜角度を調整することができるよう、適当な角度調整機構が設けられていることが好適である。
【0029】
また、返却コンベヤ12、中継コンベヤ14の各バッファゾーン14a,14b,14c、扁平物品切出し装置10の第1のコンベヤ22、自動仕切り装置16には、書籍の有無を検知するためのセンサ44a〜44gが設けられており、これらのセンサ44a〜44gからの信号によって制御装置(図示しない)が書籍返却システム100全体を制御するようになっている。
【0030】
次に、上述したような構成の扁平物品切出し装置10が設けられた書籍返却システム100の作用について説明する。
【0031】
まず、書籍返却口の返却コンベヤ12上に複数冊の書籍が積み重ねられた状態で載置されたならば、制御装置は、返却コンベヤ12に設けられたセンサ44aによって書籍が返却されたことを認識する。そして、中継コンベヤ14のバッファゾーン14a,14b,14cのいずれかが空いていることをセンサ44b,44c,44dにより確認したならば、返却コンベヤ12と中継コンベヤ14とを駆動し、書籍を積重状態のまま下流側へと搬送していく。書籍が中継コンベヤ14の下流のバッファゾーン14a,14b,14cに達したならば、各バッファゾーン14a,14b,14cに下流側から順に書籍を搬送し、待機させる。
【0032】
次いで、制御装置は、センサ44e,44fからの信号により扁平物品切出し装置10の第1のコンベヤ22上に書籍がないと判断したならば、中継コンベヤ14の最下流のバッファゾーン14cと扁平物品切出し装置10の第1〜第3のコンベヤ22,24,26を駆動する。そして、書籍の一山が中継コンベヤ14から扁平物品切出し装置10の第1のコンベヤ22に移載され、第2のコンベヤ24に達すると、書籍の山は第2のコンベヤ24の搬送面に突き当たり、その衝撃と第1のコンベヤ22の傾斜とにより山が崩れ、図3の(A)に示す状態となる。
【0033】
この状態から更に、最下部の書籍は高摩擦のベルト28によって第2のコンベヤ24のベルト30に押し付けられるが、第2のコンベヤ24のベルト30は低摩擦であるので、書籍の前端はベルト30上を滑り、第2のコンベヤ24に移載されるには至らない。
【0034】
この後、第2のコンベヤ24に接している書籍の前端部の下面に第2のコンベヤ24の桟32aが当接する。桟32の表面は高摩擦であるため、図3の(B)に示すように、書籍の前端部は桟32により引っ張り上げられる形となり、桟32と共に第2のコンベヤ24上を進んでいく。この際、書籍の前端部が持ち上がっていくため、後続の書籍の山は更に崩されていく。
【0035】
このようにして最下部の書籍のみが他の書籍から切り出され、第1のコンベヤ22から離れると、桟32aの摩擦では書籍を保持することができず、書籍は桟32aから分離してベルト30上を滑り、書籍の後端が次の桟32bに接して支持される(図3の(C))。この際、第1のコンベヤ22上の後続の書籍が第2のコンベヤ24上の書籍と干渉することを防止ないしは抑制するために、第2のコンベヤ24の搬送速度を第1のコンベヤ22の搬送速度よりも高速とし、切り出された書籍を速やかに下流側へと搬送していくことが好ましい。
【0036】
図3の(C)に示す状態では、書籍の縦縁又は横縁が水平な桟32bにて支持されるため、書籍は搬送方向に対して平行又は直角に整列される。この状態で書籍は第3のコンベヤ26へと進んでいき、自動仕分け装置16に送り込まれる。書籍は搬送方向に対して平行又は直角に整列されているため、書籍に貼られたバーコード等のスキャンを効率的かつ確実に行うことができる。
【0037】
第1のコンベヤ22上に残る他の書籍も同様に、山の下側から1冊ずつ切り出されて、自動仕分け装置16に送られ、それぞれ所定のシュート20に送られる。
【0038】
このように、書籍が山積み状態で返却されても、1冊ずつ確実に、しかも姿勢を正した状態で自動的に切り出すことができ、書籍返却時に要する図書館員の手間を大幅に低減することができる。また、書籍を借りた者に対しても、書籍を1冊ずつ書籍返却口に置く等の要請をする必要がない。特に、館外の書籍返却口においても書籍を山積みの状態で返却することが可能となるので、従来のように1冊ずつ投函する方法に比して短時間で返却ができ、書籍の破損を防止することにもなる。
【0039】
なお、上では図書館の書籍についてのみ説明したが、ビデオテープやCD、DVD等の扁平物品についても本発明の扁平物品切出し装置10を同様に適用することが可能であり、図書館以外の施設、例えばDVDレンタルショップ等でも利用可能である。
【0040】
また、扁平物品切出し装置10の第1のコンベヤ22はベルトコンベヤに限られず、他の型式のコンベヤを用いることができる。更に、第2のコンベヤ24は、スラットコンベヤや金網チェーンコンベヤのような無端状の巻掛け循環駆動体から構成されたコンベヤであってもよい。
【0041】
更にまた、第1のコンベヤ上での書籍の山を崩すために、のれん状の段ばらし部材を第1のコンベヤに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明による扁平物品切出し装置及び扁平物品仕分け装置が適用された図書館の書籍返却システムを概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明による扁平物品切出し装置の一実施形態を示す側面図である。
【図3】(A)〜(C)は本発明による扁平物品切出し装置による書籍切出しの原理を示す説明図である。
【図4】本発明による扁平物品切出し装置における第1のコンベヤと第2のコンベヤとの間を示す概略平面図である。
【符号の説明】
【0043】
10…扁平物品切出し装置、12…返却コンベヤ、14…中継コンベヤ、14a,14b,14c…バッファゾーン、16…自動仕分け装置、18…スキャナ又は受信アンテナ、20…シュート、22…第1のコンベヤ、24…第2のコンベヤ、26…第3のコンベヤ、28,30…ベルト、32…桟、34…書籍落下防止用ピース、36,38,40,42…架台、44a〜44g…センサ、100…書籍返却システム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
積み重ねられた複数の扁平物品を一つずつ切り出すための扁平物品切出し装置(10)を備え、切り出した扁平物品を後続する仕分け装置(16)にて仕分ける扁平物品仕分け装置。
【請求項2】
積み重ねられた複数の扁平物品から扁平物品を一つずつ切り出すための扁平物品切出し装置(10)であって、
第1のコンベヤ(22)と、
前記第1のコンベヤ(22)の下流側に配置された、巻掛け循環駆動体(30)からなる第2のコンベヤ(24)と
を備え、
前記第2のコンベヤ(24)の搬送面は前記第1のコンベヤ(22)により搬送されてきた扁平物品に当接するよう、下流ほど高くなるように傾斜配置されており、
前記巻掛け循環駆動体(30)には、扁平物品の最大寸法よりも大きな間隔で搬送方向と直角方向に一つ以上の桟(32)が設けられている、扁平物品切出し装置。
【請求項3】
前記第2のコンベヤ(24)の搬送面は、扁平物品が滑り落ちるよう低摩擦となっており、
前記第1のコンベヤ(22)の搬送面及び前記桟(32)は、扁平物品の搬送が可能なよう高摩擦となっている、請求項2に記載の扁平物品切出し装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−280156(P2008−280156A)
【公開日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−127262(P2007−127262)
【出願日】平成19年5月11日(2007.5.11)
【出願人】(502380361)トーヨーカネツソリューションズ株式会社 (50)
【Fターム(参考)】