説明

携帯端末装置

【課題】コスト安で高い視認性を得ることができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】表示側筐体4の内部から該表示側筐体4に設けられた投光窓4aを介して光を外部に投光する照明装置10を備えるPHS端末Aであって、照明装置10は、表示側筐体4の幅方向に延びる回転軸12周りに回転自在な回転部材11と、回転軸12周りに複数配置され、回転部材11の側面13に向けて互いに異なる方向で、複数の異なる色調の光を投光する投光装置30と、側面13の少なくとも一部に設けられると共に、複数の投光装置30から投光された光の少なくとも一部を投光窓4aに向けて反射可能な反射部20とを有するという構成を採用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System)端末等の携帯端末装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
携帯電話機やPHS端末等の携帯端末装置では、例えば着信等のときに筐体の一部に設けられた投光窓を照明装置により発光させることによって、着信状態であることをユーザに知らせることがなされている。
このような照明装置を有する携帯端末装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の携帯端末装置によれば、バイブレータの重りに反射部を設けて、該反射部に光を投光することにより、筐体の平面方向に沿った多方向を光らせることで高い視認性を得ることができる。
【特許文献1】特開2005−51397号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、近年の照明装置では、投光窓を介して光を投光する投光装置にLED(Light Emitting Diode)を採用して、このLEDから投光される光の色調をドライバIC等の電子部品により電気的に調節することで輝度や色等を変化させ、イルミネーション効果を発現させて視認性の向上を図ることがなされている。
しかしながら、上記携帯端末装置では、LEDの色調を調節するため専用のドライバICを別途設ける必要があるためコスト高になるという問題がある。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、コスト安で高い視認性を得ることができる携帯端末装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明は、筐体の内部から該筐体に設けられた投光窓を介して光を外部に投光する照明装置を備える携帯端末装置であって、上記照明装置は、所定方向に延びる回転軸周りに回転自在な回転部材と、上記回転軸周りに複数配置され、上記回転部材の側面に向けて互いに異なる方向で、複数の異なる色調の光を投光する投光装置と、上記側面の少なくとも一部に設けられると共に、複数の上記投光装置から投光された光の少なくとも一部を上記投光窓に向けて反射可能な反射部とを有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、複数の異なる色調の光が複数の方向から回転部材に投光される。回転部材は反射部を備えると共に回転駆動することによって、反射部の角度を連続的に変化させ、その角度に応じた上記光の少なくとも一部を投光窓に導光する。このことから、投光窓に様々な色調の変化を発現させることが可能となる。
【0006】
また、本発明では、複数の上記投光装置は、互いに輝度を異ならせた色調の光を投光するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、輝度の変化によるイルミネーション効果により視認性を高めることができる。
【0007】
また、本発明では、複数の上記投光装置は、互いに色を異ならせた色調の光を投光するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、色の変化によるイルミネーション効果により視認性を高めることができる。
【0008】
また、本発明では、複数の上記投光装置は、上記回転部材の回転方向のいずれか一方に向かうにつれて、上記色調が徐々に変化するように配置されるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、投光窓に輝度や色が徐々に変化するグラデーション効果を発現させることができる。
【0009】
また、本発明では、上記回転部材の回転方向及び回転速度の少なくともいずれか一方を調節可能な調節装置が設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、回転部材の回転方向及び回転速度の少なくともいずれか一方を調節することによって、上記異なる色調の光を投光窓に導光するタイミングや周期を調節することが可能となり、投光窓に発現する色調の変化を一定ではなく、様々に変化させることができる。
【0010】
また、本発明では、上記側面は、上記回転軸と平行な平面を少なくとも1つ有し、上記平面に上記反射部が設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、回転軸と平行な平面に反射部が設けられるため、回転部材の回転軸周りの回転により反射部の角度を変化させることができる。
【0011】
また、本発明では、上記筐体の内部には偏心部材を回転させて振動を生じさせる振動モータが設けられており、上記回転部材は、上記偏心部材であるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、光を反射する反射部を有する回転部材を振動モータの偏心部材として兼用することにより、装置内の部品点数の増加を抑制することができる。また、例えば着信時に回転させることによって振動と光とを同時に発現させることができ、ユーザに着信状態をより確実に認識させることができる。
【0012】
また、本発明では、上記投光窓は、光を拡散する拡散部材から形成されているという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、投光窓において光を略均一に拡散させることができ、視認性を向上させることができる。
【0013】
また、本発明では、上記投光装置は、LEDであるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、LEDにより光が投光される。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、筐体の内部から該筐体に設けられた投光窓を介して光を外部に投光する照明装置を備える携帯端末装置であって、上記照明装置は、所定方向に延びる回転軸周りに回転自在な回転部材と、上記回転軸周りに複数配置され、上記回転部材の側面に向けて互いに異なる方向で、複数の異なる色調の光を投光する投光装置と、上記側面の少なくとも一部に設けられると共に、複数の上記投光装置から投光された光の少なくとも一部を上記投光窓に向けて反射可能な反射部とを有するという構成を採用することによって、複数の異なる色調の光が複数の方向から回転部材に投光される。回転部材は反射部を備えると共に回転駆動することによって、反射部の角度を連続的に変化させ、その角度に応じた上記光の少なくとも一部を投光窓に導光する。このことから、本発明では、ドライバIC等の電子部品を用いることなく、投光窓に様々な色調の変化を発現させることが可能となる。
したがって、本発明は、コスト安で高い視認性を得ることができる携帯端末装置が得られる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明の本実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、本発明の携帯端末装置をPHS(Personal Handy-phone System)端末に適応した場合の例について説明する。
【0016】
先ず、図1を参照してPHS端末Aの構成について説明する。
図1は、本実施形態におけるPHS端末Aの外観を示す斜視図である。
本実施形態のPHS端末Aは、図1に示すように表示側本体1と操作側本体2とがヒンジ構造3によって連結された折りたたみ形式のものである。
【0017】
表示側本体1には、表示側本体1の外装を形成する表示側筐体(筐体)4と、表示側筐体4の一方の面側(表示面側1a)に設けられる表示部5と、表示部5と同一面側であって表示部5の上方に設けられる受話口6とを有する構成となっている。
表示部5は、例えば、液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等から形成されて所望の画像や文字等を表示するものであり、表示側筐体4の略中央部に嵌合されて設けられる。
受話口6は、表示部5の上方に形成され、表示側筐体4内に設けられた不図示のスピーカと外部とを連通する構成となっている。
【0018】
操作側本体2は、操作側本体2の外装を形成する操作側筐体7と、操作側筐体7の一方の面側(操作面側2a)に設けられる操作部8と、操作部8と同一面上であって操作部8の下方に設けられる送話口9とを有する構成となっている。
操作部8は、電源キー、テンキーや各種の機能キーから構成されており、ユーザによる各種の操作指示を受け付ける構成となっている。
送話口9は、操作部8の下方に形成され、操作側筐体7内に設けられた不図示のマイクと連通する構成となっている。
【0019】
次に、図2及び図3を参照してPHS端末Aの内部に設けられた照明装置10の構成について説明する。
図2は、本実施形態におけるPHS端末Aの閉状態の外観を示す斜視図である。
図3は、図2における線視X−X断面図である。
図2に示すように、表示側筐体4の他方の面側(背面側1b)には、投光窓4aが設けられている。投光窓4aは、表示側筐体4の内部に設けられた照明装置10から投光される光を外部に導光するものである。この投光窓4aは、光を拡散して全体を略均一の照度にする拡散部材からなる。
【0020】
図3に示すように照明装置10は、投光窓4aの裏側に設けられており、回転部材(偏心部材)11と、反射部20と、複数の投光装置30とを概略備える。
回転部材11は、所定方向に延びる回転軸12周りに回転自在な構成となっている。本実施形態では、回転軸12が表示側筐体4の幅方向(図3において紙面垂直方向)と一致するように設定される。また、回転部材11は、その側面13に回転軸12と平行な平面13aを一つ有する略半月形状を有し、その重心が偏心するように配設される。この回転部材11は、不図示の振動モータに接続されて回転駆動することによって、着信時等に振動を生じさせる構成となっている。また、振動モータは、不図示の制御装置(調節装置)の制御の下、回転部材11の回転方向及び回転速度の少なくともいずれか一方を調節可能な構成となっている。
【0021】
反射部20は、回転部材11の側面13であって、回転軸12と平行な平面13aの一面に設けられる。反射部20としては、鏡面部材や平面13aにメッキ処理等を施したもの等から構成される。この反射部20は、回転部材11と一体となって回転駆動することにより、複数の投光装置30から投光される光の少なくとも一部を投光窓4aに向けて反射可能な構成となっている。
【0022】
投光装置30は、回転部材11の周囲を囲うように、回転軸12周りに複数配置される。これら投光装置30は、略円弧形状のホルダ31に支持されており、所定間隔を空けて配置される。ホルダ31の材質としては、投光装置30から投光される光が投光装置30の隙間において反射しないような低い反射率あるいは非反射の部材からなるものであることがイルミネーション効果を高める上で望ましい。
【0023】
投光装置30は、発光する光が指向性を有するLEDからなり、回転部材11の側面13に向けて互いに異なる方向から光を投光するように傾けて設けられる。また、投光装置30は、互いに異なる色調の光を側面13に向けて投光するようなものを選定して配置される。本実施形態では、互いに輝度を異ならせた色調の光を投光するように、それぞれの投光装置30の照明特性を選定する。なお、投光装置30は、電気的な抵抗を調節することにより照明特性を互いに異ならせる構成であっても良い。
これら投光装置30は、回転方向のいずれか一方(例えば、図3において時計回りの回転方向)に向かうにつれて、例えば輝度が徐々に高くなるように配置される。
【0024】
続いて、上記のように構成された照明装置10の作用について説明する。
着信を検知した不図示の制御装置は、不図示の振動モータを駆動させ、回転部材11を回転軸12周りに回転させる。回転部材11が振動モータにより回転すると偏心による振動が発生し、ユーザに着信を通知する。また、回転部材11が回転すると、側面13に設けられた反射部20が一体となって回転する。
このとき、複数の投光装置30は、互いに異なる色調の光を回転部材11の側面13に向けて投光する。
【0025】
側面13に向けて投光された複数の光の一部は、反射部20において略全反射し、投光窓4aに導光される。投光窓4aに導光される光は、反射部20を介するため投光窓4aと投光装置30との距離が確保され、投光窓4aを広い範囲で照明することが可能となる。また、投光窓4aに導光された光は、拡散部材の作用により投光窓4a全体を略均一に照明することとなる。
【0026】
回転部材11の回転に応じて反射部20の角度が変化すると、反射部20により反射される光が漸次変更される。ここで、図3において時計回りに投光装置30の光の輝度が徐々に高くなるように配置されており、回転部材11が同方向に回転すると、投光窓4aに出現する光の輝度が徐々に高く変化するイルミネーション効果が発現される。また、この輝度の変化は、振動モータの振動と同期されるため、ユーザに着信状態を効果的に認識させることが可能となる。
なお、反射部20が下側を向いた場合は、投光窓4aに一時的に光が導光されなくなるが、振動モータの回転数をある程度高めれば、視認性に影響を及ぼすことはない。逆に回転数を低くして、投光窓4aに一時的に光を導光させずに、点滅のイルミネーション効果を発現させても良い。
【0027】
したがって、上述した本実施形態によれば、表示側筐体4の内部から該表示側筐体4に設けられた投光窓4aを介して光を外部に投光する照明装置10を備えるPHS端末Aであって、照明装置10は、表示側筐体4の幅方向に延びる回転軸12周りに回転自在な回転部材11と、回転軸12周りに複数配置され、回転部材11の側面13に向けて互いに異なる方向で、複数の異なる色調の光を投光する投光装置30と、側面13の少なくとも一部に設けられると共に、複数の投光装置30から投光された光の少なくとも一部を投光窓4aに向けて反射可能な反射部20とを有するという構成を採用することによって、複数の異なる色調の光が複数の方向から回転部材11に投光され、回転部材11は反射部20を備えると共に回転駆動することによって、反射部20の角度を連続的に変化させて、その角度に応じた上記光の少なくとも一部を投光窓4aに導光させる。このことから、本実施形態では、ドライバIC等の電子部品を用いることなく、投光窓4aに様々な色調の変化を発現させることが可能となる。
したがって、本実施形態は、コスト安で高い視認性を得ることができるPHS端末Aが得られる効果がある。
【0028】
また、本実施形態では、複数の投光装置30は、互いに輝度を異ならせた色調の光を投光するという構成を採用することによって、輝度の変化によるイルミネーション効果により視認性を高めることができる。
【0029】
また、本実施形態では、複数の投光装置30は、回転部材11の回転方向のいずれか一方に向かうにつれて、上記色調が徐々に変化するように配置されるという構成を採用することによって、投光窓4aに輝度や色が徐々に変化するグラデーション効果を発現させることができる。
【0030】
また、本実施形態では、側面13は、回転軸12と平行な平面13aを1つ有し、平面13aに上記反射部20が設けられているという構成を採用することによって、回転部材11の回転軸12周り回転により反射部20の角度を変化させて、反射部20により反射される光を漸次変更させることができる。
【0031】
また、本実施形態では、表示側筐体4の内部には偏心部材を回転させて振動を生じさせる振動モータが設けられており、回転部材11は、上記偏心部材であるという構成を採用することによって、光を反射する反射部20を有する回転部材11を振動モータの偏心部材として兼用することにより、装置内の部品点数の増加を抑制することができる。また、例えば着信時に回転させることによって振動と光とを同時に発現させることができ、ユーザに着信状態をより確実に認識させることができる。
【0032】
また、本実施形態では、投光窓4aは、光を拡散する拡散部材から形成されているという構成を採用することによって、投光窓4aにおいて光を略均一に拡散させることができ、視認性を向上させることができる。
【0033】
また、本実施形態では、投光装置30は、LEDであるという構成を採用することによって、指向性のある光が他の光と混じることなく側面13に向けて投光されるため、色調の変化をより効果的に発現させることができる。
【0034】
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0035】
例えば、上述した実施形態では、複数の投光装置30が互いに輝度を異ならせた色調の光を投光すると説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、例えば複数の投光装置30が互いに色を異ならせた色調の光を投光するという構成を採用しても良い。
このような構成を採用することによって、本発明では、色の変化によるイルミネーション効果により視認性を高めることができる。この場合例えば、複数の投光装置30が、少なくとも赤、緑、青の光の三原色を投光できるように構成すれば、反射部20によって複数の色の異なる光を投光窓4aに導光し、混じり合わせることで様々な色を出現させることができる。
【0036】
また、例えば、上述した制御装置により、回転部材11の回転方向及び回転速度の少なくともいずれか一方を調節することで、異なる色調の光を投光窓4aに導光するタイミングや周期を調節し、投光窓4aに発現する色調の変化を一定ではなく、様々に変化させる構成であっても良い。
また、回転部材11の回転数は、ユーザの視覚特性に応じて設定することが望ましい。例えば、通常、振動を発生させるため振動モータが回転部材11を回転させる回転数は約10000rpm程度であるが、回転数が多いと色調の変化が視認できない場合もあるため、通常の回転数よりも低く設定することが望ましい。
また、本発明の照明装置10は、着信状態のときのみに動作するものではなく、例えば、着信動作の後に着信があったことをユーザに通知するために動作する構成であっても良い。この場合、回転部材11の回転数を高める必要はなく、例えば、数十〜数百rpm程度の回転数で、色調を変化させることが望ましい。
【0037】
また、例えば、回転部材11の形状は略半月形状に限定されるものではなく、他の形状、例えば多角形状を有し、その側面(平面)の全てもしくは一部に反射部20を設ける構成であっても良い。
図4は、別実施形態における照明装置10の構成を示す図であり、回転部材11は五角形状を有する。別実施形態における反射部20は、回転部材11の平面13aのそれぞれに設けられ、複数の投光装置30の光を投光窓4aに向けて反射可能な構成となっている。
【0038】
また、例えば、回転部材11は、光を透過するガラスやアクリル等の透明部材から構成されても良い。この構成によれば投光窓4aに一時的に光が導光されなくなることを防止することができる。
また、反射部20は、本実施形態の側面13の曲面の部位に設けられる構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施の形態におけるPHS端末の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるPHS端末Aの閉状態の外観を示す斜視図である。
【図3】図2における線視X−X断面図である。
【図4】本発明の別実施形態における照明装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0040】
4…表示側筐体(筐体)、4a…投光窓(拡散部材)、10…照明装置、11…回転部材(偏心部材)、12…回転軸、13…側面、13a…平面、20…反射部、30…投光装置、A…PHS端末(携帯端末装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体の内部から該筐体に設けられた投光窓を介して光を外部に投光する照明装置を備える携帯端末装置であって、
前記照明装置は、所定方向に延びる回転軸周りに回転自在な回転部材と、
前記回転軸周りに複数配置され、前記回転部材の側面に向けて互いに異なる方向で、複数の異なる色調の光を投光する投光装置と、
前記側面の少なくとも一部に設けられると共に、複数の前記投光装置から投光された光の少なくとも一部を前記投光窓に向けて反射可能な反射部とを有することを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
複数の前記投光装置は、互いに輝度を異ならせた色調の光を投光することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項3】
複数の前記投光装置は、互いに色を異ならせた色調の光を投光することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
【請求項4】
複数の前記投光装置は、前記回転部材の回転方向のいずれか一方に向かうにつれて、前記色調が徐々に変化するように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
【請求項5】
前記回転部材の回転方向及び回転速度の少なくともいずれか一方を調節可能な調節装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
【請求項6】
前記側面は、前記回転軸と平行な平面を少なくとも1つ有し、
前記平面に前記反射部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
【請求項7】
前記筐体の内部には偏心部材を回転させて振動を生じさせる振動モータが設けられており、
前記回転部材は、前記偏心部材であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
【請求項8】
前記投光窓は、光を拡散する拡散部材から形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
【請求項9】
前記投光装置は、LEDであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の携帯端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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