説明

操作キーの照光装置およびそれを用いた電話機

【課題】キートップを大きく確保しつつ、キートップを明るく、かつ均一に照光することが可能な操作キーの照光装置およびそれを用いた電話機を提供する。
【解決手段】光透過性を有し、複数連接されたキートップ4aが蓋体2の開口2aから露出したキーパッド4と、キーパッド4を内部から照光する照光手段とを有する操作キーの照光構造において、キーパッド4には、それぞれのキートップ4a間の裏面にガイド溝が設けられ、照光手段は、ガイド溝に沿って配置され、側面を主光出射面とした導光路5aおよび分光路5bとからなる導光体5と、導光路5aの両端部から光を入射させる発光素子8とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話や、PHS(Personal Handyphone System)や、PDA(Personal Digital Assistance)などに用いられる操作キーの照光装置およびそれを用いた電話機に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話や、PHSや、PDAなどの操作キーを内部から明るく照らすことで、暗所でも使用できるようにした操作キーの照光構造がある。
【0003】
従来の操作キーの照光構造を図6に基づいて説明する。蓋体20に設けられたそれぞれの開口24からキートップ21が露出するように配置されている。そして基板22に設けられた発光素子23の光を両側にあるキートップ21へ照射してキートップ21を内部から明るく照らすものである。
【0004】
図6に示す発光素子23からの光を直接キートップ21に照射する従来の操作キーの照光構造の他に、導光体を用いたものが(特許文献1,2)に記載されている。
【0005】
(特許文献1)に記載のキーバックライト照明効果装置は、キートップを有するキーシートと、スイッチ接点が設けられたプリント板と、その間に設けられ、スイッチ接点を露出させる貫通孔が形成された導光体と、導光体へ光を照射する発光素子とを備えており、プリント板の表面を白色に印刷したものである。
【0006】
(特許文献2)に記載の携帯端末装置の操作キー照明構造は、複数の操作キーを有する操作部と、操作部に対向して配設された長方形状で板状の導光部材と、導光部材の側方に配設された発光素子とを備えており、導光部材には操作部に対向する面およびその裏面の少なくとも一方の面には発光素子からの光を操作部側に反射するV字状溝が設けられている。
【特許文献1】特開平9−55143号公報
【特許文献2】特開2002−300258号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、図6に示される従来の操作キーの照光構造では、輝度むらを少なくするために、発光素子23の最も輝度の高い真上の光は蓋体20によって遮り、発光素子23からの斜め上方に出射される光でそれぞれのキートップ21を内部から照らしているので、輝度の高い発光素子23を用いても効率よく輝度アップを図ることができない。
【0008】
また、(特許文献1)に記載のキーバックライト照明効果装置は、導光板にプリント板のスイッチ接点を露出させる貫通孔が形成されているので、キーシート全体を平均して照光することができない。
【0009】
また、(特許文献2)に記載の携帯端末装置の操作キー照明構造は、導光部材に形成されたV字状溝から主に光が反射するので、やはりキーシート全体を均一に照光することができない。
【0010】
更に、これらの操作キーは、蓋体に形成された個々の開口からそれぞれのートップを露出させているので、限られた蓋体に割り当てられた操作キーの領域の中では、キートップの面積を広く確保するには限界がある。携帯電話、PHSやPDAでは、小型化が進む反面、操作性の向上が図られているので、キートップを大きくするために、蓋体の開口から複数連接されたキートップを蓋体で仕切ることなく露出させる方が、数字やその他の文字を大きく認識しやすく表示するためにも、美観を向上させるためにも望ましい。
【0011】
そこで本発明は、キートップを大きく確保しつつ、キートップを明るく、かつ均一に照光することが可能な操作キーの照光装置およびそれを用いた電話機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の操作キーの照光構造は、光透過性を有し、複数連接されたキートップが蓋体の開口から露出したキーパッドと、前記キーパッドを内部から照光する照光手段とを有する操作キーの照光構造において、前記キーパッドには、それぞれのキートップ間の裏面にガイド溝が設けられ、前記照光手段は、前記ガイド溝に沿って配置され、側面を主光出射面とした導光路と、前記導光路の一端部または両端部から光を入射させる光源とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、蓋体の開口から複数連接されたキートップを露出させ、それぞれのキートップ間の裏面にガイド溝を設け、照光手段として、ガイド溝に沿って配置され側面を主光出射面とした導光路と、導光路の一端部または両端部から光を入射させる光源とを備えたことで、キートップを大きく確保しつつ、キートップを明るく、かつ均一に照光することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の請求項1の発明は、光透過性を有し、複数連接されたキートップが蓋体の開口から露出したキーパッドと、キーパッドを内部から照光する照光手段とを有する操作キーの照光構造において、キーパッドには、それぞれのキートップ間の裏面にガイド溝が設けられ、照光手段は、ガイド溝に沿って配置され、側面を主光出射面とした導光路と、導光路の一端部または両端部から光を入射させる光源とを備えたことを特徴としたものである。
【0015】
蓋体の開口から複数連接されたキートップを露出させることで、キートップの面積を仕切る蓋体分ほど広くすることができる。そして導光路がそれぞれのキートップ間の裏側に形成されたガイド溝に沿って配置され、その導光路の側面が主光出射面としているので、導光路を進行する光は、導光路の側面から主に出射され、ガイド溝の壁面から入射してキートップを内側から照光することができる。従って、キートップを大きく確保できるので各キートップの表示の視認性の向上を図りつつ、キーパッド全体を均一に照光することができる。
【0016】
本発明の請求項2の発明は、導光路は、キートップ側の表面および反対側となる裏面は鏡面に形成され、主光出射面とした側面は粗面に形成されていることを特徴としたものである。
【0017】
導光路のキーパッド側の表面と反対側となる裏面は鏡面に形成しているので、キーパッド側の表面およびその裏面で光を効率よく反射させて内部を進行させることで、表面側からの光の出射量を抑制することができる。そして反射しながら進行する光を、粗面に形成された側面から拡散光として出射させることができるので、キーパッドを照光する光の大部分を、側面からの光とすることができる。従って、導光路の表面からの光が輝度むらとなって、キーパッドを介して見えることを防止することができる。
【0018】
本発明の請求項3の発明は、導光路の側面からの光を反射する反射板が導光路の下側に設けられ、導光路は、キートップ側を長辺とし、反射板側を短辺とした断面台形状に形成されていることを特徴としたものである。
【0019】
導光路は、キートップ側を長辺とし、反射板側を短辺とした断面台形状に形成されているので、キートップを内部から照光する光は、この反射板の表面に反射した間接光とすることができるので、よりキーパッドへ輝度むらなく均一に照光することができる。
【0020】
本発明の請求項4の発明は、導光路には、分光路が設けられ、導光路と分光路との接続部は、導光路の側面に対して分光路の側面が鋭角となるように形成されていることを特徴としたものである。
【0021】
キートップの配置の状態に応じて導光路に分光路を設けるときは、導光路の側面に対して分光路の側面が鋭角となるように接続部が形成されているのが望ましい。例えば、直角または鈍角となるように接続されていると、導光路から分光路へ光が進行するときに接続部から光が漏れる量が多くなる。従って、導光路の側面に対して分光路の側面が鋭角となるように接続することで、漏れ光の量を少なくすることが可能である。
【0022】
本発明の請求項5の発明は、反射部の表面を白色に反射加工されたシートスイッチの面としたものである。
【0023】
反射部の表面を白色に反射加工することにより、間接的な照光となって、キートップの裏側の面までも広い範囲で照光することができる。
【0024】
本発明の請求項6の発明は、蓋体と、光透過性を有し、複数連接されたキートップが蓋体の開口から露出したキーパッドと、キーパッドを蓋体内部から照光する照光手段と、キーパッドにより押圧可能なシートスイッチを備え、キーパッドには、それぞれのキートップ間の裏面にガイド溝が設けられ、照光手段は、ガイド溝に沿って配置され、側面を主光出射面とした導光路と、導光路の一端部または両端部から光を入射させる光源とを備えたことを特徴としたキーの照光装置を用いた電話機である。
【0025】
この構成により、キートップを大きく確保できるので各キートップの表示の視認性の向上を図った電話機とすることができる。
【0026】
本発明の請求項7の発明は、シートスイッチの導光路に対向する面は反射加工された面であることを特徴としたキーの照光装置を用いた電話機である。
【0027】
この構成により、導光路の表面からの光が輝度むらとなって、キーパッドを介して見えることを防止した電話機とすることができる。
【0028】
(実施の形態)
本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造の構成を電話機、例えば携帯電話機の操作キーを例に図1から図4に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造を用いた携帯電話機の平面図である。図2は、本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造を用いた携帯電話機の分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造を説明する垂直断面図である。図4は、本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造の導光板を説明する斜視図である。
【0029】
図1に示すように、携帯電話機1は、平面視矩形状に形成された蓋体2に、操作キー3を備えている。操作者は、操作キー3を操作して携帯電話機1から発信したり、着信したり、電子メールを、作成・閲覧したりする。
【0030】
図2に示すように、操作キー3は、キーパッド4と、導光体5と、キースイッチを有するシートスイッチ6と、回路基板7とを備えている。
【0031】
キーパッド4は、数字キーと機能キーとを備え、数字キーは、矩形状に形成されたキートップ4aが、マトリクス状に、縦列4個、横列3個連接され、蓋体2に形成された開口2aから蓋体2によって仕切られることなく露出している。
【0032】
キーパッド4は、透光性を有するシリコンゴムで形成されている。図3に示すように、キーパッド4には、それぞれのキートップ4aを区分するように溝4bが、表面と裏面に形成されている。また裏面には、溝4bの開口を拡幅するように導光体5を収容するガイド溝4cが形成されている。
【0033】
図2および図4に示すように、導光体5は、発光素子8から出射された光を一端部から入射する2本の導光路5aと、この2本の導光路5aに接続される3本の分光路5bと、3本の分光路5bを端部で接続して強度を向上させる補強部5cとを備え、略格子状に形成されている。
【0034】
導光体5は、透過性を有するアクリル樹脂またはポリカーボネート樹脂で断面略台形状に形成され、長辺がキートップ4a側、短辺がシートスイッチ6側となるように配設されている。導光体5のキートップ4a側となる表面および反対側となる裏面は鏡面に、形成されている。また導光体5の側面は粗面に形成されていることで、側面を主に光が出射する主光出射面とすることができる。この導光体5の表面および裏面や側面の加工は、導光体5を形成する際に用いられる金型に対して、表面および裏面に対応する面や、側面に対応する面を鏡面仕上げまたは粗面仕上げとすることで容易に形成することができる。導光体5の表面と裏面とを鏡面とするのが、表面と裏面とで光を反射させて進行させることができるので望ましい。
【0035】
導光路5aと分光路5bとの接続部5dは、導光路5aの側面に対して分光路5bの側面が鋭角となるように形成されている。
【0036】
図2に示すように、シートスイッチ6は、表面が白色に反射加工されたPET(Polyethylene terephthalate)で形成され、内部にキートップ4aに対応させたドームスイッチ6aが配置されている。シートスイッチ6の裏面は、ドームスイッチ6aの接点端子が露出している。シートスイッチ6の表面は、導光体5の側面から出射された光を反射しやすいようにされているのが望ましいので、本実施の形態のように白色とする以外に、表面に光沢を有するフィルムを貼着させるとか、光沢を有する材質のものを採用するとか、アルミニウムやその他の金属などの金属光沢を利用するなどとすることができる。このように、シートスイッチ6の表面を白色とすることで、反射板としての機能を持たせることができる。また導光体5の側面から出射された光を反射することができればよいので、シートスイッチ6を光透過性を有する材質のもので形成し、更にシートスイッチ6の下面に新たに反射板を設けてもよい。
【0037】
回路基板7は、シートスイッチ6のドームスイッチ6aの接点端子に対応して電極が形成されている。また回路基板7には、光源として発光素子8がシートスイッチ6の切り欠き部6bを介して導光路5aの両端部の位置となるように4個配設されている。
【0038】
以上のように構成される本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造の使用状態を図面に基づいて説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造の使用状態を説明する図である。
【0039】
図2,図3および図5に示すように、導光体5の導光路5aのそれぞれの端部に配設された発光素子8から出射された光は、導光路5a内を反射しながら進行する。発光素子8は、導光路5aの両端部に配設されているので、発光素子8の輝度は、導光路5aの半分まで照光できる程度あればよい。
【0040】
導光路5aのキーパッド4側となる表面と反対側となる裏面は、鏡面に形成されているので反射しやすく、表面側からの光の出射量を抑制することができるので、導光路5aの外側へ漏れ難い。従って、キーパッド4を照らす光が輝度むらとならない。つまり図6に示す従来の操作キー3の照光構造のように、キートップ4aをそれぞれ蓋体2で仕切ることで、直接発光素子8からの光を遮り、輝度むらを防止する必要がないため、キートップ4aのそれぞれの面積を広く確保することができるだけでなく、美観も向上させることができる。
【0041】
導光路5aの側面は、粗面に形成されているので、反射する光と、外側へ出射する光とに分かれる。外側へ出射する光は散乱光となってキーパッド4に設けられたガイド溝4cの壁面から入射してキートップ4aを内側から照光する。
【0042】
導光路5a内を反射しながら進行する一部の光は、分光路5bへ進行する。導光路5aと分光路5bとの接続部5dは、導光路5aの側面に対して分光路5bの側面が鋭角となるように形成されているので、分光路5bへ進行する際に、接続部5dからの漏れ光を少ないものとすることができる。分光路5bも同様に、表面と裏面とが鏡面に形成されているので反射しやすく、分光路5bの外側へ漏れ難い。また、側面は、粗面に形成されているので、側面から出射する光は散乱光となってキーパッド4に設けられたガイド溝4cの壁面から入射してキートップ4aを内側から照光する。
【0043】
導光体5は、断面略台形状に形成され、長辺がキーパッド4側、短辺がシートスイッチ6側となるように配設されているので、導光体5の側面から出射した散乱光は、シートスイッチ6の表面に広く照光することができる。更にシートスイッチ6は白色とした反射加工が施されているので、間接的な照光となって、キートップ4aの裏側の面までも広い範囲で照光することができる。
【0044】
導光路5aと分光路5bとで略格子状に形成されることで、横列に3個、縦列に4個配置されたキートップ4aのそれぞれの間から照光することができる。
【0045】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、例えば、携帯電話機の横幅に発光素子を搭載する余裕があれば、分光路の端部に発光素子を配置して導光路とすることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、キートップを大きく確保しつつ、キートップを明るく、かつ均一に照光することが可能なので、携帯電話や、PHSや、PDAなどに用いられる操作キーの照光装置およびそれを用いた電話機に好適である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造を用いた携帯電話機の平面図
【図2】本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造を用いた携帯電話機の分解斜視図
【図3】本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造を説明する垂直断面図
【図4】本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造の導光板を説明する斜視図
【図5】本発明の実施の形態に係る操作キーの照光構造の使用状態を説明する図
【図6】従来の操作キーの照光構造を説明する図
【符号の説明】
【0048】
1 携帯電話機
2 蓋体
2a 開口
3 操作キー
4 キーパッド
4a キートップ
4b 溝
4c ガイド溝
5 導光体
5a 導光路
5b 分光路
5c 補強部
5d 接続部
6 シートスイッチ
6a ドームスイッチ
6b 切り欠き部
7 回路基板
8 発光素子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光透過性を有し、複数連接されたキートップが蓋体の開口から露出したキーパッドと、
前記キーパッドを内部から照光する照光手段とを有する操作キーの照光装置において、
前記キーパッドには、それぞれのキートップ間の裏面にガイド溝が設けられ、
前記照光手段は、前記ガイド溝に沿って配置され、側面を主光出射面とした導光路と、前記導光路の一端部または両端部から光を入射させる光源とを備えたことを特徴とする操作キーの照光装置。
【請求項2】
前記導光路は、前記キートップ側の表面および反対側となる裏面は鏡面に形成され、前記主光出射面とした側面は粗面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の操作キーの照光装置。
【請求項3】
前記導光路の側面からの光を反射する反射部が前記導光路の下側に設けられ、
前記導光路は、前記キートップ側を長辺とし、前記反射部側を短辺とした断面台形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の操作キーの照光装置。
【請求項4】
前記導光路には、分光路が設けられ、
前記導光路と前記分光路との接続部は、前記導光路の側面に対して前記分光路の側面が鋭角となるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかの項に記載の操作キーの照光装置。
【請求項5】
前記反射部は、表面が白色に反射加工されたシートスイッチの面である請求項3記載の操作キーの照光装置。
【請求項6】
蓋体と、
光透過性を有し、複数連接されたキートップが蓋体の開口から露出したキーパッドと、
前記キーパッドを蓋体内部から照光する照光手段と、
前記キーパッドにより押圧可能なシートスイッチを備え、
前記キーパッドには、それぞれのキートップ間の裏面にガイド溝が設けられ、
前記照光手段は、前記ガイド溝に沿って配置され、側面を主光出射面とした導光路と、前記導光路の一端部または両端部から光を入射させる光源とを備えたことを特徴とする電話機。
【請求項7】
前記シートスイッチの前記導光路に対向する面は反射加工された面であることを特徴とする請求項6記載の電話機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−236589(P2006−236589A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−45040(P2005−45040)
【出願日】平成17年2月22日(2005.2.22)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】