改善された溶解性を有する医薬組成物
要約
本発明は固体状の核形成を抑制する医薬/添加剤のくみあわせの特性を確認するために医薬、添加剤を含む混合物をスクリーニングする方法である。また、本発明はさらに、薬物を再結晶化/沈殿阻害剤と任意に増強剤と混合することにより、胃液条件において、低溶解度の薬物の溶解度、溶解性及びバイオアベイラビリティを増加させることに関する。
本発明は固体状の核形成を抑制する医薬/添加剤のくみあわせの特性を確認するために医薬、添加剤を含む混合物をスクリーニングする方法である。また、本発明はさらに、薬物を再結晶化/沈殿阻害剤と任意に増強剤と混合することにより、胃液条件において、低溶解度の薬物の溶解度、溶解性及びバイオアベイラビリティを増加させることに関する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
医薬組成物を製造する方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)少なくとも1つの賦形剤溶液を1つの化合物溶液とともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、各混合物の性状は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固形状の核形成の発現が抑制された医薬化合物/賦形剤の組み合わせを選択し、
(h)医薬化合物/賦形剤の組み合わせからなる医薬組成物を製造することを含む方法。
【請求項2】
(a)工程(d)における異なる性状は、賦形剤又は医薬化合物の同一性又は量を含み、
(b)各溶液が水溶液からなり、
(c)混合液が胃液又は腸液を擬似し、
(d)化合物溶液が過飽和であり、
(e)複数の容器が複数のウェルプレート形式で存在し、
(f)少なくとも分配工程を自動液体ハンドリング装置で行い、
(g)完全な混合をミキサーを使用して形成し、
(h)混合液をインキュベートする工程を一定の温度で行い、
(i)温度をほぼ37℃とし、
(j)固体状の核形成の発現を、混合液の光散乱の測定により決定し、
(k)光散乱を比濁計を用いて測定し、
(l)医薬組成物/賦形剤の組み合わせを選択する前に、固形状の核形成の生成物の結晶度を測定する工程をさらに含み、
(m)結晶度を複屈折スクリーニングにより測定し、又は
(n)医薬組成物を得る請求項1の方法。
【請求項3】
医薬組成物を製造する方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)賦形剤溶液の一つを化合物溶液の一つとともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、賦形剤は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固形状の核形成の発現が抑制された賦形剤を選択し、
(h)医薬化合物と選択された賦形剤とを含む医薬組成物を製造することを含む方法。
【請求項4】
請求項3の方法によって得られた医薬組成物。
【請求項5】
医薬化合物の固体状の核形成の、賦形剤が介在する抑制を分析する方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)各賦形剤溶液の一つを化合物溶液の一つとともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、各賦形剤は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固体状の核形成の発現時間によって混合液の性状をランク付けすることを含む方法。
【請求項6】
医薬化合物の固体状の核形成を抑制する賦形剤をスクリーニングする方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)賦形剤溶液の一つを化合物溶液の一つとともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、賦形剤は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固体状の核形成の発現時間によって賦形剤をランク付けすることを含む方法。
【請求項7】
(a)胃液条件で低い溶解度を有する活性医薬成分の塩又は液体形態
(b)沈殿抑制剤、及び
(c)任意に増強剤
を含む医薬組成物であって、
該組成物が、胃液条件で、少なくとも5分間、薬物の結晶化/沈殿を抑制する医薬組成物。
【請求項8】
(a)沈殿抑制剤が界面活性剤であり、
(b)界面活性剤が、10 dyne/cm未満の界面張力又は42 dyne/cm未満の表面張力を有し、
(c)界面活性剤がエーテル官能基を有し、
(d)界面活性剤がポロキサマーであり、
(e)ポロキサマーが10 dyne/cm未満の界面張力又は42 dyne/cm未満の表面張力を有し、
(f)界面活性剤が臨界ミセル濃度以上の濃度で存在し、
(g)組成物が増強剤を含み、
(h)組成物が増強剤としてセルロースエステルを含み、
(i)組成物が増強剤としてHPC又はHPMCを含み、
(j)組成物が増強剤としてHPCを含み、
(k)再結晶化/沈殿が少なくとも10分間抑制され、
(l)再結晶化/沈殿が少なくとも15分間抑制され、
(m)再結晶化/沈殿が少なくとも20分間抑制され、
(n)再結晶化/沈殿が少なくとも25分間抑制され、
(o)再結晶化/沈殿が少なくとも30分間抑制され、
(p)再結晶化/沈殿が少なくとも35分間抑制され、
(q)再結晶化/沈殿が少なくとも40分間抑制され、
(r)再結晶化/沈殿が少なくとも45分間抑制され、
(s)再結晶化/沈殿が少なくとも60分間抑制され、
(t)活性医薬成分がスルホンアミド活性医薬成分を含み、
(u)スルホンアミド活性医薬成分がベンゼンスルホンアミドであり、
(v)ベンゼンスルホンアミドが、セレコキシブ、デラコキシブ、バルデコキシブ、ロフェコキシブ又はエツリコキシブを含み、
(w)ベンゼンスルホンアミドがアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の形態であり、
(x)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が0.1mg/ml以下であり、
(y)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が10mg/ml以下であり、
(z)塩がアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩であり、
(aa)塩がナトリウム、カリウム、リチウム又はカルシウムであり、あるいは
(bb)塩が結晶である請求項7の医薬組成物。
【請求項9】
低い水溶性を有する薬物の過飽和濃度を与える医薬組成物の製造方法であって、その方法が、
(a)胃液条件で低い溶解度を有する活性医薬成分の塩又は液体形態
(b)沈殿抑制剤、及び
(c)任意に増強剤
をともに完全に混合する工程を含む方法。
【請求項10】
(a)活性医薬成分がスルホンアミド活性医薬成分を含み、
(b)スルホンアミド活性医薬成分がベンゼンスルホンアミドを含み、
(c)ベンゼンスルホンアミドが、セレコキシブ、デラコキシブ、バルデコキシブ、ロフェコキシブ又はエツリコキシブを含み、
(d)ベンゼンスルホンアミドがアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の形態であり、
(e)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が0.1mg/ml以下であり、又は、
(f)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が10mg/ml以下である請求項9に記載の医薬組成物の製造方法。
【請求項11】
請求項7に記載の医薬組成物であって、
(a)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも70%、
(b)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも80%、
(c)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも85%、
(d)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも90%、
(e)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも95%、
(f)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも2倍大きい、
(g)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも3倍大きい、
(h)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも4倍大きい、
(i)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも5倍大きい、
(j)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも10倍大きい、
(k)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも25倍大きい、
(l)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも50倍大きい、
(m)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも100倍大きい、
(n)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも250倍大きい、
(o)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも500倍大きい、
(p)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも750倍大きい、
(q)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも1000倍大きい、
(r)組成物のバイオアベイラビリティが中和型よりも少なくとも50%大きい、
(s)組成物のバイオアベイラビリティが中和型よりも少なくとも75%大きい、
(t)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも2倍、
(u)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも3倍、
(v)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも4倍、
(w)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも5倍、
(x)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも10倍、又は、
(y)線形用量レスポンスが7mg/kgまでの用量での投与で生じる医薬組成物。
【請求項12】
胃液条件で低い溶解度を有する活性医薬成分の塩又は液体の形態を含む医薬組成物。
【請求項13】
(a)スルホンアミドがベンゼンスルホンアミドであり、
(b)ベンゼンスルホンアミドが、セレコキシブ、デラコキシブ、バルデコキシブ、ロフェコキシブ又はエツリコキシブであり、
(c)ベンゼンスルホンアミドがセレコキシブであり、
(d)医薬性に許容される塩がアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の形態であり、
(e)アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩がナトリウム、リチウム、カリウム又はカルシウムであり、
(f)塩が結晶であり、あるいは
(g)塩が非晶質である請求項12の医薬組成物。
【請求項14】
セレコキシブのナトリウム塩を含む医薬組成物。
【請求項15】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、3.57、8.91及び10.69°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、11.29、16.69及び17.13°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、9.49、18.29及び19.85°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、3.57、10.69及び19.85°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、13.69、19.85及び21.53°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、11.29、22.39及び23.35°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、19.85°にピークを含み、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、8.91及び10.69°にピークを含み、又は、
(i)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、3.57、10.69、13.69及び19.85°にピークを含む請求項14の医薬組成物。
【請求項16】
セレコキシブのカリウム塩を含む医薬組成物。
【請求項17】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、9.11、12.23及び19.79°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、9.11、20.97、及び22.81°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、12.23、19.79、及び24.71°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、8.13、12.23及び19.79°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、4.99、9.11及び24.71°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、19.79°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、12.23及び 15.35°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、4.03、10.61、15.35及び22.81°にピークを含む請求項16の医薬組成物。
【請求項18】
セレコキシブのリチウム塩を含む医薬組成物。
【請求項19】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、4.14、9.04及び10.71°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、18.71、20.52及び23.00°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、10.71、18.71及び21.55°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、9.04、10.71及び12.47°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、12.47、15.75及び20.52°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、10.71°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、9.04及び15.08°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、12.46、15.75、20.52及び21.55°にピークを含む請求項18の医薬組成物。
【請求項20】
セレコキシブのカルシウム塩を含む医薬組成物。
【請求項21】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、7.82、9.27及び20.56°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、3.91、9.27及び27.35°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、11.66、14.93及び23.08°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、9.27、20.56及び27.35°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、16.96、19.03及び23.08°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、9.27°にピークを含み、又は、
(g)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、3.91及び20.56°にピークを含む請求項20の医薬組成物。
【請求項22】
活性医薬成分がセレコキシブであり、塩がさらに水又は溶媒分子を含む請求項12の医薬組成物。
【請求項23】
溶媒分子がプロピレングリコールである請求項22の医薬組成物。
【請求項24】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項25】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.77、7.57及び11.33°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、18.69及び20.65°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、16.13、22.69及び24.77°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、8.21、18.69及び22.69°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、14.23、20.65及び24.77°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.77°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.57及び20.65°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、16.13、18.69及び22.69°にピークを含む請求項24の医薬組成物。
【請求項26】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物が水和物である請求項24の医薬組成物。
【請求項27】
水和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、18.43、19.21、及び22.13°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、6.97、13.93及び19.45°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、3.47及び21.27°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、3.82°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、8.69、18.45及び20.84°にピークを含み、又は、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、6.97及び19.45°にピークを含む請求項26の医薬組成物。
【請求項28】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物が無水物又は二水和物である請求項24の医薬組成物。
【請求項29】
セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項30】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.75、7.47及び18.31°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、18.31及び21.73°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、15.65、20.49及び22.51°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、14.89、18.31及び24.97°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、15.65、20.49及び23.03°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.47、15.65及び22.51°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.75°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.47及び15.31°にピークを含み、又は、
(i)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、15.65、21.73及び24.97°にピークを含む請求項29の医薬組成物。
【請求項31】
セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物が無水物である請求項29の医薬組成物。
【請求項32】
セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項33】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.79、11.41及び15.93°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、18.29、19.87及び20.63°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、9.83、20.63及び25.09°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、8.19、16.45及び19.87°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、19.19、21.13及び25.09°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.41°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、18.29及び20.63°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.79、8.19、15.93及び25.09°にピークを含む請求項32の医薬組成物。
【請求項34】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物を含む医薬組成物。
【請求項35】
三水和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、6.95、13.95及び25.71°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、3.43、6.95及び19.43°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、11.83、16.39及び21.21°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、10.25、18.21及び22.61°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、12.95、16.39及び22.61°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、16.39°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、6.95及び21.21°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、3.43、10.25、13.95及び25.71°にピークを含む請求項34の医薬組成物。
【請求項36】
セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項37】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.43、7.03及び10.13°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.75、14.11及び16.61°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、17.61、18.49及び22.81°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、10.13、20.97及び22.81°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、17.61、22.81及び25.93°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.03、16.61及び18.49°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、16.61°にピークを含み、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.75及び 20.97°にピークを含み、又は
(i)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.03、14.11、17.61及び22.81°にピークを含む請求項36の医薬組成物。
【請求項38】
共結晶を含む医薬組成物であって、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む医薬組成物。
【請求項39】
共結晶が、が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、9.62、17.78及び20.44°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、9.63、22.10及び24.70°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、16.01、19.31及び21.19°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、17.78、20.44及び23.80°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、9.63、16.01及び19.31°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、17.78°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、3.77及び9.63°にピークを含み、又は
(h)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、7.56、17.78、19.31及び22.10°にピークを含む請求項38の医薬組成物。
【請求項40】
セレコキシブカリウム塩の水和物を含む医薬組成物。
【請求項41】
水和物が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69、8.99及び13.35°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69、8.99及び13.35°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、18.85、21.45、及び22.39°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69、13.35及び24.77°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、10.65、18.85及び26.71°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、20.05°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69及び13.35°にピークを含み、又は
(h)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、8.99、18.85、20.05及び22.39°にピークを含む請求項40の医薬組成物。
【請求項42】
セレコキシブナトリウム塩の水和物を含む医薬組成物。
【請求項43】
水和物が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.51、11.59及び20.17°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、20.17及び11.59°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、19.57、21.55及び31.67°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.51及び8.89°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、12.97及び20.43°にピークを含み、又は
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、20.13°にピークを含む請求項42の医薬組成物。
【請求項44】
水和物の形態が、一水和物又は三水和物である請求項42の医薬組成物。
【請求項45】
水、SGF又はSIF中で活性医薬成分を過飽和にする高エネルギー種を含む医薬組成物。
【請求項1】
医薬組成物を製造する方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)少なくとも1つの賦形剤溶液を1つの化合物溶液とともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、各混合物の性状は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固形状の核形成の発現が抑制された医薬化合物/賦形剤の組み合わせを選択し、
(h)医薬化合物/賦形剤の組み合わせからなる医薬組成物を製造することを含む方法。
【請求項2】
(a)工程(d)における異なる性状は、賦形剤又は医薬化合物の同一性又は量を含み、
(b)各溶液が水溶液からなり、
(c)混合液が胃液又は腸液を擬似し、
(d)化合物溶液が過飽和であり、
(e)複数の容器が複数のウェルプレート形式で存在し、
(f)少なくとも分配工程を自動液体ハンドリング装置で行い、
(g)完全な混合をミキサーを使用して形成し、
(h)混合液をインキュベートする工程を一定の温度で行い、
(i)温度をほぼ37℃とし、
(j)固体状の核形成の発現を、混合液の光散乱の測定により決定し、
(k)光散乱を比濁計を用いて測定し、
(l)医薬組成物/賦形剤の組み合わせを選択する前に、固形状の核形成の生成物の結晶度を測定する工程をさらに含み、
(m)結晶度を複屈折スクリーニングにより測定し、又は
(n)医薬組成物を得る請求項1の方法。
【請求項3】
医薬組成物を製造する方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)賦形剤溶液の一つを化合物溶液の一つとともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、賦形剤は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固形状の核形成の発現が抑制された賦形剤を選択し、
(h)医薬化合物と選択された賦形剤とを含む医薬組成物を製造することを含む方法。
【請求項4】
請求項3の方法によって得られた医薬組成物。
【請求項5】
医薬化合物の固体状の核形成の、賦形剤が介在する抑制を分析する方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)各賦形剤溶液の一つを化合物溶液の一つとともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、各賦形剤は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固体状の核形成の発現時間によって混合液の性状をランク付けすることを含む方法。
【請求項6】
医薬化合物の固体状の核形成を抑制する賦形剤をスクリーニングする方法であって、
(a)複数の容器を用意し、
(b)複数の賦形剤溶液を用意し、
(c)複数の化合物溶液を用意し、それぞれ、その中に医薬化合物が溶解しており、
(d)賦形剤溶液の一つを化合物溶液の一つとともに、完全な混合液を形成するように各容器に分配し、賦形剤は、異なる容器において異なっており、
(e)該混合液をインキュベートし、
(f)固体状の核形成の発現を確認し、
(g)固体状の核形成の発現時間によって賦形剤をランク付けすることを含む方法。
【請求項7】
(a)胃液条件で低い溶解度を有する活性医薬成分の塩又は液体形態
(b)沈殿抑制剤、及び
(c)任意に増強剤
を含む医薬組成物であって、
該組成物が、胃液条件で、少なくとも5分間、薬物の結晶化/沈殿を抑制する医薬組成物。
【請求項8】
(a)沈殿抑制剤が界面活性剤であり、
(b)界面活性剤が、10 dyne/cm未満の界面張力又は42 dyne/cm未満の表面張力を有し、
(c)界面活性剤がエーテル官能基を有し、
(d)界面活性剤がポロキサマーであり、
(e)ポロキサマーが10 dyne/cm未満の界面張力又は42 dyne/cm未満の表面張力を有し、
(f)界面活性剤が臨界ミセル濃度以上の濃度で存在し、
(g)組成物が増強剤を含み、
(h)組成物が増強剤としてセルロースエステルを含み、
(i)組成物が増強剤としてHPC又はHPMCを含み、
(j)組成物が増強剤としてHPCを含み、
(k)再結晶化/沈殿が少なくとも10分間抑制され、
(l)再結晶化/沈殿が少なくとも15分間抑制され、
(m)再結晶化/沈殿が少なくとも20分間抑制され、
(n)再結晶化/沈殿が少なくとも25分間抑制され、
(o)再結晶化/沈殿が少なくとも30分間抑制され、
(p)再結晶化/沈殿が少なくとも35分間抑制され、
(q)再結晶化/沈殿が少なくとも40分間抑制され、
(r)再結晶化/沈殿が少なくとも45分間抑制され、
(s)再結晶化/沈殿が少なくとも60分間抑制され、
(t)活性医薬成分がスルホンアミド活性医薬成分を含み、
(u)スルホンアミド活性医薬成分がベンゼンスルホンアミドであり、
(v)ベンゼンスルホンアミドが、セレコキシブ、デラコキシブ、バルデコキシブ、ロフェコキシブ又はエツリコキシブを含み、
(w)ベンゼンスルホンアミドがアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の形態であり、
(x)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が0.1mg/ml以下であり、
(y)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が10mg/ml以下であり、
(z)塩がアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩であり、
(aa)塩がナトリウム、カリウム、リチウム又はカルシウムであり、あるいは
(bb)塩が結晶である請求項7の医薬組成物。
【請求項9】
低い水溶性を有する薬物の過飽和濃度を与える医薬組成物の製造方法であって、その方法が、
(a)胃液条件で低い溶解度を有する活性医薬成分の塩又は液体形態
(b)沈殿抑制剤、及び
(c)任意に増強剤
をともに完全に混合する工程を含む方法。
【請求項10】
(a)活性医薬成分がスルホンアミド活性医薬成分を含み、
(b)スルホンアミド活性医薬成分がベンゼンスルホンアミドを含み、
(c)ベンゼンスルホンアミドが、セレコキシブ、デラコキシブ、バルデコキシブ、ロフェコキシブ又はエツリコキシブを含み、
(d)ベンゼンスルホンアミドがアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の形態であり、
(e)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が0.1mg/ml以下であり、又は、
(f)37℃で測定された場合、活性医薬成分の水溶液が10mg/ml以下である請求項9に記載の医薬組成物の製造方法。
【請求項11】
請求項7に記載の医薬組成物であって、
(a)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも70%、
(b)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも80%、
(c)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも85%、
(d)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも90%、
(e)経口投与された組成物のバイオアベイラビリティが少なくとも95%、
(f)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも2倍大きい、
(g)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも3倍大きい、
(h)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも4倍大きい、
(i)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも5倍大きい、
(j)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも10倍大きい、
(k)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも25倍大きい、
(l)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも50倍大きい、
(m)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも100倍大きい、
(n)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも250倍大きい、
(o)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも500倍大きい、
(p)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも750倍大きい、
(q)インビボ又はインビトロでの溶解性分析において、Cmaxが中性型より少なくとも1000倍大きい、
(r)組成物のバイオアベイラビリティが中和型よりも少なくとも50%大きい、
(s)組成物のバイオアベイラビリティが中和型よりも少なくとも75%大きい、
(t)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも2倍、
(u)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも3倍、
(v)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも4倍、
(w)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも5倍、
(x)組成物のバイオアベイラビリティが中和型のバイオアベイラビリティの少なくとも10倍、又は、
(y)線形用量レスポンスが7mg/kgまでの用量での投与で生じる医薬組成物。
【請求項12】
胃液条件で低い溶解度を有する活性医薬成分の塩又は液体の形態を含む医薬組成物。
【請求項13】
(a)スルホンアミドがベンゼンスルホンアミドであり、
(b)ベンゼンスルホンアミドが、セレコキシブ、デラコキシブ、バルデコキシブ、ロフェコキシブ又はエツリコキシブであり、
(c)ベンゼンスルホンアミドがセレコキシブであり、
(d)医薬性に許容される塩がアルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の形態であり、
(e)アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩がナトリウム、リチウム、カリウム又はカルシウムであり、
(f)塩が結晶であり、あるいは
(g)塩が非晶質である請求項12の医薬組成物。
【請求項14】
セレコキシブのナトリウム塩を含む医薬組成物。
【請求項15】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、3.57、8.91及び10.69°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、11.29、16.69及び17.13°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、9.49、18.29及び19.85°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、3.57、10.69及び19.85°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、13.69、19.85及び21.53°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、11.29、22.39及び23.35°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、19.85°にピークを含み、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、8.91及び10.69°にピークを含み、又は、
(i)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩であり、X線回折パターンが、3.57、10.69、13.69及び19.85°にピークを含む請求項14の医薬組成物。
【請求項16】
セレコキシブのカリウム塩を含む医薬組成物。
【請求項17】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、9.11、12.23及び19.79°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、9.11、20.97、及び22.81°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、12.23、19.79、及び24.71°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、8.13、12.23及び19.79°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、4.99、9.11及び24.71°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、19.79°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、12.23及び 15.35°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブカリウム塩であり、X線回折パターンが、4.03、10.61、15.35及び22.81°にピークを含む請求項16の医薬組成物。
【請求項18】
セレコキシブのリチウム塩を含む医薬組成物。
【請求項19】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、4.14、9.04及び10.71°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、18.71、20.52及び23.00°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、10.71、18.71及び21.55°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、9.04、10.71及び12.47°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、12.47、15.75及び20.52°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、10.71°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、9.04及び15.08°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブリチウム塩であり、X線回折パターンが、12.46、15.75、20.52及び21.55°にピークを含む請求項18の医薬組成物。
【請求項20】
セレコキシブのカルシウム塩を含む医薬組成物。
【請求項21】
塩の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、7.82、9.27及び20.56°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、3.91、9.27及び27.35°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、11.66、14.93及び23.08°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、9.27、20.56及び27.35°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、16.96、19.03及び23.08°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、9.27°にピークを含み、又は、
(g)前記形態が、セレコキシブカルシウム塩であり、X線回折パターンが、3.91及び20.56°にピークを含む請求項20の医薬組成物。
【請求項22】
活性医薬成分がセレコキシブであり、塩がさらに水又は溶媒分子を含む請求項12の医薬組成物。
【請求項23】
溶媒分子がプロピレングリコールである請求項22の医薬組成物。
【請求項24】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項25】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.77、7.57及び11.33°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、18.69及び20.65°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、16.13、22.69及び24.77°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、8.21、18.69及び22.69°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、14.23、20.65及び24.77°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.77°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.57及び20.65°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、16.13、18.69及び22.69°にピークを含む請求項24の医薬組成物。
【請求項26】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物が水和物である請求項24の医薬組成物。
【請求項27】
水和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、18.43、19.21、及び22.13°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、6.97、13.93及び19.45°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、3.47及び21.27°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、3.82°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、8.69、18.45及び20.84°にピークを含み、又は、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の水和物であり、X線回折パターンが、6.97及び19.45°にピークを含む請求項26の医薬組成物。
【請求項28】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物が無水物又は二水和物である請求項24の医薬組成物。
【請求項29】
セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項30】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.75、7.47及び18.31°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、18.31及び21.73°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、15.65、20.49及び22.51°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、14.89、18.31及び24.97°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、15.65、20.49及び23.03°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.47、15.65及び22.51°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.75°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.47及び15.31°にピークを含み、又は、
(i)前記形態が、セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.33、15.65、21.73及び24.97°にピークを含む請求項29の医薬組成物。
【請求項31】
セレコキシブカリウム塩プロピレングリコール溶媒和物が無水物である請求項29の医薬組成物。
【請求項32】
セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項33】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.79、11.41及び15.93°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、18.29、19.87及び20.63°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、9.83、20.63及び25.09°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、8.19、16.45及び19.87°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、19.19、21.13及び25.09°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.41°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、18.29及び20.63°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブリチウム塩プロピレングリコール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.79、8.19、15.93及び25.09°にピークを含む請求項32の医薬組成物。
【請求項34】
セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物を含む医薬組成物。
【請求項35】
三水和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、6.95、13.95及び25.71°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、3.43、6.95及び19.43°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、11.83、16.39及び21.21°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、10.25、18.21及び22.61°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、12.95、16.39及び22.61°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、16.39°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、6.95及び21.21°にピークを含み、又は、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩プロピレングリコール溶媒和物の三水和物であり、X線回折パターンが、3.43、10.25、13.95及び25.71°にピークを含む請求項34の医薬組成物。
【請求項36】
セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物を含む医薬組成物。
【請求項37】
溶媒和物の形態が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、3.43、7.03及び10.13°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.75、14.11及び16.61°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、17.61、18.49及び22.81°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、10.13、20.97及び22.81°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、17.61、22.81及び25.93°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.03、16.61及び18.49°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、16.61°にピークを含み、
(h)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、11.75及び 20.97°にピークを含み、又は
(i)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩イソプロパノール溶媒和物であり、X線回折パターンが、7.03、14.11、17.61及び22.81°にピークを含む請求項36の医薬組成物。
【請求項38】
共結晶を含む医薬組成物であって、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む医薬組成物。
【請求項39】
共結晶が、が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、9.62、17.78及び20.44°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、9.63、22.10及び24.70°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、16.01、19.31及び21.19°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、17.78、20.44及び23.80°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、9.63、16.01及び19.31°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、17.78°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、3.77及び9.63°にピークを含み、又は
(h)前記形態が、セレコキシブ及びニコチンアミドを含む共結晶であり、X線回折パターンが、7.56、17.78、19.31及び22.10°にピークを含む請求項38の医薬組成物。
【請求項40】
セレコキシブカリウム塩の水和物を含む医薬組成物。
【請求項41】
水和物が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69、8.99及び13.35°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69、8.99及び13.35°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、18.85、21.45、及び22.39°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69、13.35及び24.77°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、10.65、18.85及び26.71°にピークを含み、
(f)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、20.05°にピークを含み、
(g)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.69及び13.35°にピークを含み、又は
(h)前記形態が、セレコキシブカリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、8.99、18.85、20.05及び22.39°にピークを含む請求項40の医薬組成物。
【請求項42】
セレコキシブナトリウム塩の水和物を含む医薬組成物。
【請求項43】
水和物が、2θ角で表わしたピークを含むX線粉末回折パターンによって特徴付けられ、
(a)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.51、11.59及び20.17°にピークを含み、
(b)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、20.17及び11.59°にピークを含み、
(c)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、19.57、21.55及び31.67°にピークを含み、
(d)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、3.51及び8.89°にピークを含み、
(e)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、12.97及び20.43°にピークを含み、又は
(f)前記形態が、セレコキシブナトリウム塩の水和物であり、X線回折パターンが、20.13°にピークを含む請求項42の医薬組成物。
【請求項44】
水和物の形態が、一水和物又は三水和物である請求項42の医薬組成物。
【請求項45】
水、SGF又はSIF中で活性医薬成分を過飽和にする高エネルギー種を含む医薬組成物。
【図1】
【図2】
【図95】
【図99】
【図100】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31A】
【図31B】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35A】
【図35B】
【図35C】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40A】
【図40B】
【図40C】
【図40D】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72A】
【図72B】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図96】
【図97】
【図98】
【図101】
【図102】
【図2】
【図95】
【図99】
【図100】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31A】
【図31B】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35A】
【図35B】
【図35C】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40A】
【図40B】
【図40C】
【図40D】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72A】
【図72B】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図96】
【図97】
【図98】
【図101】
【図102】
【公表番号】特表2006−517527(P2006−517527A)
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−508617(P2005−508617)
【出願日】平成15年12月24日(2003.12.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/041273
【国際公開番号】WO2004/061433
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【出願人】(505036065)トランスフォーム・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (16)
【氏名又は名称原語表記】TRANSFORM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年12月24日(2003.12.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/041273
【国際公開番号】WO2004/061433
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【出願人】(505036065)トランスフォーム・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (16)
【氏名又は名称原語表記】TRANSFORM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]