説明

放電灯点灯装置、画像投影装置

【課題】高圧放電灯の点灯始動時における効率化を図るとともに、照度の立ち上がりの速い放電灯点灯装置を実現する。
【解決手段】高圧パルス電圧による高圧放電灯17の始動時はランプの電圧検出信号dおよび電流検出信号eに基づき制御回路18内に予め記録されているデューティ出力により高圧放電灯17を定格以下となる電力制御を行う。制御回路18の電力制御はランプ始動から数十秒後に一時的に定格以上の電力をランプに供給し、その後は定格電力まで緩やかに電力を低下させるようにした。これにより、点灯始動時における電力の効率化を図るとともに、照度の立ち上がりを速くすることが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、メタルハライドランプ等の高圧放電灯を高圧パルス電圧により始動させる放電灯点灯装置およびこれを用いた画像投影装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、低温時に水銀フリーの高圧放電灯を始動させた場合は、この高圧放電灯の目標供給ランプ電力に沿って実供給ランプ電力を調整することにより、ランプ電力を適切に制御して光束の立ち上がりを早めるとともに、短時間で安定点灯へと落ち着かせている。(例えば、特許文献1)
【特許文献1】特開2006−73537公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記した特許文献1の技術は、自動車前照灯用HIDのような定格電力の小さなランプを対象にしたもので、プロジェクターのような定格電力の大きなランプでは、始動直後のランプ電圧が低い状態から大電力を投入すると、大きなランプ電流が流れて点灯始動時の効率が悪化する、という問題があった。
【0004】
この発明の目的は、点灯始動時における効率化を図るとともに、照度の立ち上がりの速い放電灯点灯装置およびこれを用いた画像投影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するために、この発明の放電灯点灯装置では、入力直流電圧を所望の直流電圧に変換して出力するDC/DCコンバータと、前記直流電圧を交流電力に変換し、高圧放電灯に投入するDC/ACインバータと、前記放電灯の始動時に、該放電灯に高圧パルス電圧を印加するランプ始動回路と、前記放電灯のランプ電圧およびランプ電流を検出し、該検出信号に応じて前記放電灯の点灯制御を行う制御回路と、を具備し、前記放電灯の始動から所定時間後に一時的に定格以上の電力を前記放電灯に供給し、所定時間経過後は、定格電力まで緩やかに電力を低下させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
この発明によれば、ランプ始動から数十秒後に一時的に定格以上の電力をランプに供給し、その後は定格電力まで緩やかに電力を低下させることで、点灯始動時の点灯回路へのストレスの低減を図るとともに、照度の立ち上がり特性を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】
図1は、この発明の放電灯点灯装置の一実施形態について説明するための回路ブロック図である。
【0009】
図1において、11は直流電源であり、この電源11の直流電圧を降圧させるDC/DCコンバータ12に供給する。DC/DCコンバータ12は、電源11の正極から例えばMOS型FETトランジスタによるスイッチ素子SWを介してチョークコイルLの一端とアノードが接地されたダイオードDのカソードにそれぞれ接続する。コイルLの他端は平滑用コンデンサC1を介して接地するとともに、ランプ電圧検出部13を介して接地する。ランプ電圧検出部13の接地側とコンデンサC1の接地側との間にランプ電流検出部14を介在させる。
【0010】
DC/DCコンバータ12の出力は、DC/DCコンバータ12から出力される直流電圧を交流電力に変換するDC/ACインバータ15を構成する例えばMOS型FETトランジスタによるスイッチ素子SW1〜SW4を組み合わせたフルブリッジのスイッチ素子SW1,SW4に接続する。スイッチ素子SW1はスイッチ素子SW3を介して接地し、スイッチ素子SW4はスイッチ素子SW2を介して接地する。スイッチ素子SW1,SW3の接続点とスイッチ素子SW3,SW2の接続点間には、振動波形形成および電流制限のためのコンデンサC2を介挿接続する。スイッチ素子SW1とSW2は同時にオンオフし、スイッチ素子SW3とSW4は同時にオンオフするが、極性反転信号によりそれぞれ逆にオンオフ動作が行われる。
【0011】
コンデンサC2の両端は、ランプ点灯時に高圧パルス電圧を発生させるランプ始動回路16に接続し、ランプ始動回路16の出力を高圧放電灯17に供給する。
【0012】
18は制御回路であり、制御回路18はスタート信号供給端子Stに供給されるスタート信号を受けてパルス幅制御部19をオンオフする制御信号a、パルス幅制御部19のデューティを制御するデューティ制御信号bをそれぞれ出力する。
【0013】
パルス幅制御部19はDC/DCコンバータ12をデューティ制御信号bに基づくデューティで駆動する出力パルスcを出力する。制御回路18には、DC/DCコンバータ12のランプ電圧検出部13の電圧検出信号dとランプ電流検出部14の電流検出信号eを供給する。
【0014】
さらに、制御回路18は、DC/ACインバータ15のスイッチ素子SW1,SW2とSW3,SW4を交互にオンオフさせ、DC/ACインバータ15の出力から交流電圧を得るための駆動パルス信号fを出力する。
【0015】
次に、図1の動作について図2のタイミングチャート、図3の始動時のランプ電力について説明するための波形図とともに説明する。
【0016】
先ず、高圧放電灯17を点灯させるためスタート信号端子Stにスタート信号が供給された制御回路18は、図2(a)に示す制御信号aをパルス幅制御部19に供給してオン制御させるとともに、パルス幅制御部19から出力される信号のデューティを制御するための図2(b)に示すデューティ制御信号bを供給する。デューティ制御信号bは、高圧放電灯17の駆動情報および予め制御回路18に記憶されたA〜Dのテーブル情報に基づき生成される。
【0017】
図2(c)に示すように、パルス幅制御部19の出力からは、始動時に時間の経過とともにデューティの異なる制御信号bに基づき、c1〜c4の異なるデューティの出力パルスcを生成し、この出力パルスcでDC/DCコンバータ12のスイッチ素子SWに供給する。
【0018】
DC/DCコンバータ12では、出力パルスcに基づきスイッチ素子SWをオンオフさせて電源11の直流電圧をスイッチングし、スイッチング出力を直流電圧に変換して出力する。この直流電圧は、制御回路18から出力される図2(f)に示す駆動パルス信号f1でDC/ACインバータ15のスイッチ素子SW1〜SW4をオンオフ制御する。例えば、スイッチ素子SW1,SW2は駆動パルス信号d1がHiレベルのときにオン、Loレベルのときにオフさせ、スイッチ素子SW3,SW4は駆動パルス信号d1がLoレベルのときにオン、Hiレベルのときにオフさせる。駆動パルス信号f2の周波数は、DC/DCコンバータ12よりも低い値に選定される。
【0019】
点灯の始動時および予熱時の駆動パルス信号f1は、例えば2秒間だけ比較的高い例えば17kHz程度の周波数でスイッチ素子SW1〜SW4を駆動し、通常点灯時の駆動パルス信号f2は、比較的低い例えば90Hz程度の周波数でスイッチ素子SW1〜SW4を駆動するようになっている。
【0020】
スイッチ素子SW1,SW2およびSW3,SW4を周波数の高い駆動パルスf1で交互にオンオフさせることによってこの期間は、ランプ始動回路16から高圧放電灯17に高圧パルス電圧を供給する。高圧放電灯17は高圧パルス電圧により高圧放電灯17を構成する電極間の絶縁が破壊されて点灯が始動する。
【0021】
高圧放電灯17の点灯に伴い電圧検出信号d1は、図2(d)に示すように駆動パルス信号f1が17kHzの周波数でDC/ACインバータ15を駆動している期間d1はノイズが重畳された状態の電圧を呈するが、90Hzの周波数で駆動している期間d2はノイズのない電圧が得られる。また、電流検出信号eは、図2(e)に示すように、駆動パルス信号f1が17kHzの周波数でDC/ACインバータ15を駆動している期間e1ではノイズが重畳された状態の電流を呈するが、90Hzの周波数で駆動している期間e2ではノイズのない電流が得られる。
【0022】
ランプ電圧検出部13で検出された電圧検出信号d2とランプ電流検出部14で検出されたe2は、制御回路18に供給し、これら電圧、電流検出信号と予め記憶されたテーブルに従い、DC/DCコンバータ12の出力であるランプ電力を決定している。
【0023】
ここで、制御回路18が電圧および電流検出信号とテーブルA〜Dに書き込まれた制御情報に基づき出力パルスcを生成し、ランプ電力が決定されることについて説明する。
【0024】
まず、制御回路18は、始動時から例えば20秒間、電圧検出信号d1,d2と電流検出信号e1,e2とテーブルAの内容に基づいたデューティの出力パルスc1を出力する。DC/DCコンバータ12は、図3のAに示すように出力パルスc1で決まるランプ電力、例えば定格電力150Wを生成する。
【0025】
次に、制御回路18は、電圧検出信号d2と電流検出信号e2とテーブルBの内容に基づいたデューティの出力パルスc2を出力する。DC/DCコンバータ12は、図3のBに示すように出力パルスc2で決まるランプ電力、例えば200Wを生成する。出力パルスc2の生成時間は例えば25秒間とする。
【0026】
出力パルスc2生成後に制御回路18は、電圧検出信号d2と電流検出信号e2とテーブルCの内容に基づいたデューティの出力パルスc3を出力する。出力パルスc3は、定格電力まで徐々にランプ電力を下げるデューティの内容となっている。このため図3のCに示すように、漸次ランプ電力を低減させ、定格の150Wにする。
【0027】
出力パルスc3に基づきランプ電力が定格の150Wとなる時間に制御回路18は、電圧検出信号d2と電流検出信号e2とテーブルDの内容に基づいたデューティの出力パルスc4を出力する。DC/DCコンバータ12は、図3のDに示すように出力パルスc4で決まるランプ電力、つまり定格電力150Wを生成する。以降この状態のランプ電力を維持する制御が行われる。
【0028】
図4は、図3で説明した電力制御と高圧放電灯の照度立ち上がりの関係について説明するための特性図である。
【0029】
図4は、始動時の時間とともに電圧検出信号と電流検出信号とこれらの検出信号に基づき予め設定されたデューティでランプ電力を生成する図3の電力制御を行った場合と、単に電圧検出信号と電流検出信号に基づきランプ電力を決定する従来との照度の立ち上がりを示している。
【0030】
図4に示すように、照度が定格の50%まで到達する時間が、従来は41秒程度を要していたが、この発明では28秒程度にまで短縮できる。また、照度が定格の80%まで到達する時間が、従来は59秒程度を要してしたが、この発明では44秒程度にまで短縮できる。
【0031】
このように、ランプ始動から数十秒後に一時的に定格以上の電力をランプに供給し、その後は定格電力まで緩やかに電力を低下させることで、点灯始動時の点灯回路へのストレスの低減を図るとともに、照度の立ち上がり特性を向上させることができる。
【0032】
なお、上記した実施の形態では、高圧放電灯17の定格電力を150Wにしたがこれに限らない。また、始動の所定時間後に一時的に定格以上の電力にする時間は、20秒を例としたが、15秒〜30秒間であれば構わない。始動から所定時間後に一時的に定格以上にする電力は、150Wから200Wにする例としたが、1.5倍〜2.0場合であればよい。さらに、一時的に定格電力を上昇させる時間は、20秒を例としたが、20秒〜20秒であればよい。
【0033】
さらに、上記した実施形態では、高圧放電灯17の電圧検出信号eと電流検出信号fを入力しているが、高圧放電灯17の状態を検出する情報としては同じであり、何れか一方でも構わない。また、DC/ACインバータ15を構成するスイッチ素子SW1〜SW4はフルブリッジとしたが、スイッチ素子2個を使用するハーフブリッジ構成でも同様の手段を講じることにより、高圧パルス電圧に起因するノイズを抑え、制御回路の誤動作を防止することが可能である。
【0034】
図5は、この発明の放電灯点灯装置に関する他の実施形態について説明するためのフローチャートである。この実施形態は、制御回路18がマイクロコンピュータプログラムの処理によっても実現可能である。以下、図1〜図3を参照しながら図5について説明する。
【0035】
まず、制御回路18は点灯始動信号がスタート信号供給端子stに供給されたかを判断し(S1)、スタート信号がHiレベルであれば、パルス幅制御部19をオンする制御信号aとデューティ制御信号bをそれぞれ出力する(S2)。
【0036】
このとき制御回路18からパルス幅制御部19に供給されるデューティ制御信号bは、電圧制御信号dおよび電流検出信号eに基づき定格電力を生成させるテーブルAによるもので、このデューティ制御信号に基づく出力パルスc1を例えば20秒間出力する(S3)。
【0037】
この間の制御回路18は、DC/ACインバータ15のスイッチ素子SW1〜SW4を駆動させる17kHzの駆動信号f1を2秒間生成し(S4)、スイッチ素子SW1,SW2およびSW3,SW4を交互にオンオフさせることで、ランプ始動回路16から高圧放電灯17に高圧パルス電圧を供給する。高圧放電灯17では高圧パルス電圧により絶縁を破壊させて点灯を始動させる。2秒経過後は、90Hzの駆動信号f2でDC/ACインバータ15を駆動し、低電圧で高圧放電灯17の通常点灯を継続する。
【0038】
制御回路18では、始動から20秒が経過したかを判断(S5)する。20秒が経過すれば、制御回路18は、電圧検出信号dおよび電流検出信号eに基づき一時的に定格電力を200Wに上昇させるテーブルBでデューティ制御信号bを生成し、このデューティ制御信号に基づく出力パルスc2を例えば25秒間出力する(S6)。
【0039】
パルスc2の生成時間25秒が経過すると(S7)、電圧検出信号dおよび電流検出信号eに基づき200Wの電力を漸次定格電力150Wに降下させるテーブルCでデューティ制御信号bを生成し、このデューティ制御信号に基づく出力パルスc3で図3Cに示す電力制御を行う(S8)。
【0040】
ランプ電力が定格の150Wになったところで制御回路18は、電圧検出信号dおよび電流検出信号eに基づき定格電力を維持するテーブルDでデューティ制御信号bを生成し、このデューティ制御信号に基づく出力パルスc4で図3Dに示すように定格電力による点灯を維持する(S9)。
【0041】
このように、制御回路18をマイクロコンピュータによる処理を行った場合でも、ランプ始動から数十秒後に一時的に定格以上の電力をランプに供給し、その後は定格電力まで緩やかに電力を低下させることで、点灯始動時の点灯回路へのストレスの低減を図るとともに、照度の立ち上がり特性を向上させることができる。
【0042】
このマイクロコンピュータによる処理を行う実施形態のハード構成でも、高圧放電灯17の点灯の状態を検出する情報としては、何れか一方に入力でも構わない。また、DC/ACインバータ15を構成するスイッチ素子SW1〜SW4はフルブリッジとしたが、スイッチ素子2個を使用するハーフブリッジでも構わない。
【0043】
図6は、この発明の放電灯点灯装置を用いた画像投影装置に用いた場合の一実施形態について説明するための構成図である。
【0044】
図6において、61は画像投影装置の一種の液晶プロジェクタであり、この液晶プロジェクタ61は本体62を有し、本体62の前面側には投影開口63が形成される。また、本体62内には光源64が配設され、この光源64は高圧放電灯65と高圧放電灯65に光学的に対向した反射手段としてのリフレクタ66にて形成される。そして、光源64の照射方向の前方には、表示手段としての液晶パネル67が配設され、この液晶パネル67の前方の投影開口63に対応して投影手段としての投影レンズ68が配設されている。投影開口63の前方には、スクリーン69が配設される。
【0045】
さらに、高圧放電灯65には放電灯点灯装置70が接続され液晶パネル67には液晶駆動回路71が接続され、放電灯点灯装置70および液晶駆動回路71は商用交流電源72が接続される。放電灯点灯装置70は高圧放電灯65を直流で点灯するものであっても、交流で点灯するものであっても構わない。
【0046】
上記した構成の画像投影装置は、まず、図1で説明した放電灯点灯装置70から供給される電力で光源64の高圧放電灯65を点灯させる。高圧放電灯65からの光は、直接あるいはリフレクタ66で反射させ、液晶パネル67の方向に照射される。液晶パネル67は、液晶駆動回路71で表示を変化させて、光源64からの光を透過させて投影レンズ68で投影し、スクリーン69上に映像が映し出される。
【0047】
なお、上記したリフレクタ66の放射方向は開放になっているが、透明な前面ガラスを配置し、リフレクタ66内に配置される高圧放電灯65を外部に対して密閉させても構わない。
【0048】
この実施形態では、定格電力の大きな液晶プロジェクタ用の高圧放電灯であっても点灯始動時における点灯効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】この発明の放電灯点灯装置に関する一実施形態について説明するための回路構成図。
【図2】図1の動作について説明するための説明図。
【図3】この発明の高圧放電灯の点灯制御について説明するための説明図。
【図4】この発明の効果について説明するための説明図。
【図5】この発明の放電灯点灯装置に関する他の実施形態について説明するためのフローチャート。
【図6】この発明の画像投影装置の一実施形態について説明するための構成図。
【符号の説明】
【0050】
11 電源
12 DC/DCコンバータ
13 ランプ電圧検出部
14 ランプ電流検出部
15 DC/ACインバータ
16 ランプ始動回路
17 高圧放電灯
18 制御回路
19 パルス幅制御部
SW,SW1〜SW4 スイッチ素子
L チョークコイル
D ダイオード
C1,C2 コンデンサ
61 液晶プロジェクタ
62 本体
65 高圧放電灯
69 スクリーン
70 放電灯点灯装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力直流電圧を所望の直流電圧に変換して出力するDC/DCコンバータと、
前記直流電圧を交流電力に変換し、高圧放電灯に投入するDC/ACインバータと、
前記放電灯の始動時に、該放電灯に高圧パルス電圧を印加するランプ始動回路と、
前記放電灯のランプ電圧およびランプ電流を検出し、該検出信号に応じて前記放電灯の点灯制御を行う制御回路と、を具備し、
前記放電灯の始動から所定時間後に一時的に定格以上の電力を前記放電灯に供給し、所定時間経過後は、定格電力まで緩やかに電力を低下させることを特徴とする放電灯点灯装置。
【請求項2】
前記高圧放電灯始動から15〜30秒間点灯初期動作させた後、定格電力の1.5〜2.0倍の電力を供給し、その後、20〜30秒間で元の定格電力まで、電力を徐々に低下させることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
【請求項3】
高圧放電灯を点灯させる請求項1の放電灯点灯装置と、
前記高圧放電灯を光源とし、該光源から放射される光に基づき画像を投影する画像投影装置本体と、を具備したことを特徴とする画像投影装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−235199(P2008−235199A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−76959(P2007−76959)
【出願日】平成19年3月23日(2007.3.23)
【出願人】(000111672)ハリソン東芝ライティング株式会社 (995)
【Fターム(参考)】