説明

断熱ラベル

断熱ラベルであって、断熱コーティングを含む第1の材料層と、該第1の層に結合する第2の収縮材料層とを備え、該第2の層はグラフィックを含む、断熱ラベルを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包括的にはラベル、より詳細には容器に設けられる断熱(insulative)ラベルに関する。
【背景技術】
【0002】
少なくとも幾つかの既知のラベルは、容器の内容物に断熱性をもたらすような、容器の周囲に巻き付けられる厚紙等の材料層を備える。このようなラベルは一般に容器と一体になる(coupled)ものでなく、容器の外面上にスライドフィットする(slide over)ように構成されている。さらに、かかるラベルは、繊維又は他の同様の材料からなる複数の層を備えていてもよい。加えて、かかるラベルは一般的には扱いにくく分厚いものであり、そのためラベルの使用及び製造は困難なものとなっている。加えて、多くの既知のラベルは慣行的に何も記載されていない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一態様では、断熱ラベルであって、当該ラベルは、断熱コーティングを含む第1の材料層と、当該第1の層に結合する第2の収縮材料層とを備え、当該第2の層はグラフィックを含む、断熱ラベルを提供する。
【0004】
さらなる態様では、断熱ラベルであって、第1の面と第2の面とを含む材料層と、第2の面が容器に接するように材料層を容器に取り付ける前に材料層の第2の面に塗布される断熱コーティングとを備える、断熱ラベルを提供する。
【0005】
さらなる態様では、断熱ラベルであって、当該ラベルは、グラフィックを含む第1の材料層と、第2の材料層に塗布される断熱コーティングとを備え、第2の材料層は、第1の材料層及び第2の材料層を容器に取り付ける前に第1の材料層に結合される、断熱ラベルを提供する。
【0006】
さらなる態様では、断熱ラベルであって、グラフィックを含む第1の収縮材料層と、当該第1の層と結合するように構成される第2の収縮材料層とを備える、断熱ラベルを提供する。第2の層は、第1の層と第2の層との間の貼り合せ用接着剤を含む断熱コーティングを含む。
【0007】
さらなる態様では、ラベルを製造する方法を提供する。当該方法は、少なくとも1つの材料層を準備すること、断熱コーティングを当該少なくとも1つの材料層に塗布すること、及び当該断熱コーティングの特性を変えて所与の断熱コーティングとなるように当該少なくとも1つの材料層を加熱することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】容器及び断熱ラベルの例示的な実施形態の斜視図である。
【図2】図1に示される断熱ラベルの断面図である。
【図3】図1に示される断熱ラベルの代替的な実施形態の断面図である。
【図4】図1に示される断熱ラベルの代替的な実施形態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、断熱ラベル及び当該断熱ラベルを製造する方法を提供する。一実施形態において、ラベルは、容器の断熱を促進する断熱コーティングを備える。
【0010】
容器に関連する本発明の適用を参照して本発明を以下に説明する。一実施形態において、ラベルは、断熱コーティングを伴う少なくとも1つの材料層から構成される。但し、このことは当業者にとって認識可能であり、且つ本明細書中の教示によって導かれるが、本発明は、カートン、トレー、箱、瓶、缶及びジャーを含むがこれらに限定されない任意の好適な容器に適用可能である。
【0011】
特定の実施形態において、ラベルは、製品、製品の製造業者及び/又は製品の販売業者を知らせる印を含むがこれらに限定されない少なくとも1つの表示を備える。例えば、表示としては、製品の名称を示すと共に製品を簡潔に説明する印刷テキスト、製品の製造業者及び/若しくは販売業者を示すロゴ及び/又は商標、並びに/又は注目を引くデザイン及び/若しくは装飾が挙げられる。ラベルは、本明細書に記載及び/又は例示されるような、任意の好適なサイズ、形状及び/又は配置、即ち、任意の好適なサイズ、形状及び/又は配置を有する任意の好適な数の層を有し得る。
【0012】
本発明によれば、断熱ラベルストック(stock)を提供する。当該ラベルストックを個々の長さに切断しラベル10、100及び200を作製する。耐熱性を有する断熱コーティング20をラベルストックに塗布する。図1に示すように、ラベル10は、容器に断熱性をもたらすように容器に取り付けられるように構成されている。
【0013】
限定するものではないが、以下の成分:少なくとも1つのポリマー、複数の膨張性粒子(expandable particles)、水及び/又は溶媒からコーティング20を作る。例示的な実施形態では、ポリマーはバインダであり、膨張性粒子は微小球である。例示的なポリマーとしては、酢酸ビニル、アクリル樹脂、ポリウレタン、ビニルアルコール、ポリアミド及びエポキシが挙げられるが、これらに限定されない。例示的な溶媒としては、アルコール及び酢酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。代替的に、コーティング20は様々な他の好適な成分を含む。例示的な実施形態では、コーティング20は、約1:1〜1:2の比の膨張性粒子とポリマーとを含む。コーティング20中のポリマーの割合を増やすことによって、コーティング20の断熱効果が上がる。コーティング20を加熱し、硬化させると、コーティング20中の膨張性粒子及び/又はポリマーは膨張及び/又は発泡し、コーティング20の断熱性が向上する。例示的な実施形態では、コーティングが加熱されるにつれて、粒子中に元々含有されていた溶媒が流出し、粒子が膨張する。このように形成されたコーティング20は、冷たい飲み物を長期間冷たくしておくために、且つ熱い飲み物を長期間熱くしておくために用いることができる断熱性を有する。また、コーティング20によってラベルを介した熱及び冷気の伝導が低減するため、熱い飲み物又は冷たい飲み物を含む容器の取扱いが容易になる。したがって、飲み物の消費者は、容器をより快適に把持することができる。コーティング20の別の特性は、当該コーティング20が、ラベルを容器に接着させるのに用いることができる接着剤として機能することができる点である。
【0014】
図2に示すように、ラベル10は、第1の材料層22と、第2の材料層23とを備える。ラベルストックの第1の層22には、コーティング20が設けられる。例示的な実施形態では、第1の層22が非収縮フィルムである。第1の層22のコーティング20は発泡していても発泡していなくてもよい。加えて、例示的な実施形態では、第2の層23は、第1の層22上のコーティング20に結合するように構成される収縮フィルムである。第2の層23は、グラフィック及び/又は印を含んでいてもよい。
【0015】
例示的な実施形態では、第1の層22は高分子フィルムから作られる。高分子フィルムは、限定するものではないが、 ポリエチレン、ポリプロピレン及びポリエステルから作られる透明な可塑性の可撓性フィルムである。例示的な実施形態では、ポリエステルは48ゲージである。代替的に、第1の層22は、限定するものではないが、布、紙ベース材料、及び/若しくは箔ベース材料、並びに/又は当業者に既知であり且つ本明細書中に提示される教示によって導かれる別の好適な材料から作られる。一実施形態において、紙ベース材料は40ポンド坪量〜80ポンド坪量を有する。箔ベース材料としては、金属化された配向ポリプロピレン(OPP)、金属化された配向ポリスチレン(OPS)、金属化されたポリ塩化ビニル(PVC)及び金属化されたポリエチレンテレフタレート(PET)が挙げられる。
【0016】
例示的な実施形態において、第2の層23は収縮材料である。収縮材料は、PVC、グリコール変性PET、ポリ乳酸(PLA)及び/又はOPSの1つである。
【0017】
ラベル10の作製中、例示的な実施形態では、第1の層22を第2の層23に結合させてラベル10を形成し、その後、容器25の断熱を促進させるようラベル10を容器25に取り付ける。
【0018】
より具体的には、コーティング20を第1の層22の第1の面24に塗布する。例示的な実施形態では、コーティング20を第1の層22の表面上に噴霧する。代替的には、限定するものではないが、コーティング20を第1の層22上にロール塗工すること、コーティング20を第1の層22上に塗装すること、第1の層22をコーティング20中に浸漬させること、グラビア印刷、フレクシャー印刷(flexure)、及び/又はロッド塗工等の他のプロセスによって、コーティング20を第1の層22に塗布する。一実施形態では概して、コーティング20を第1の層22の全面に塗布する。しかしながら、他の実施形態では、コーティング20を第1の層22の全面に塗布しない。コーティング20を第1の層22上に2回以上噴霧し、第1の層22上のコーティング20の厚みを厚くした。典型的には、コーティングは、約0.5ミル〜3.0ミルの厚みを有する。
【0019】
コーティング20が発泡しない(即ち、硬化しない)場合には、第1の層22を、摂氏120度〜摂氏150度の範囲に加熱する熱風炉に約5秒〜30秒間通すことによって、非収縮フィルムの第1の層22を発泡(即ち、硬化)させる。一実施形態では、コーティングを約10秒間加熱する。また、赤外線熱を使用することができる。さらに、ヒートガンなどを用いて熱を表面に直接印加することができる。例示的な実施形態では、ラベル10を容器25に施す前にコーティング20を硬化させる。代替的には、ラベル10を容器25に施した後にコーティング20を硬化させる。コーティング20を硬化させることによって、コーティング20の断熱性が向上することにより、コーティング20によって容器25の内容物の温度上昇が既知の容器よりも抑えられる。その上、コーティング20はラベルの貼り合せ用接着剤として機能することができる。
【0020】
例示的な実施形態において、裏刷によって第2の層23の第1の面30にグラフィックを施す。グラフィックを第2の層23上に裏刷りすることによって、消費者は第2の層23の第2の面32からラベル10のグラフィックを見ることができる。代替的には、グラフィックを第1の面30上に裏刷りせずに、第1の面30上に印刷する。加えて又は代替的に、グラフィックを第2の面32上に印刷してもよい。
【0021】
コーティング20を第1の層22上に硬化させて、第2の層23にグラフィックを施した後、第1の面30をコーティング20に結合してラベル10を形成する。より具体的には、例示的な実施形態では、第2の層23を第1の層22上にロール塗工し、所望のサイズ及び形状に切断し、第1の層22に接着して、その位置を固定した後、第1の層22上に収縮させる。代替的には、第2の層23を管状に形成し、第1の層22上にスライドフィットさせ、第1の層22全体を収縮させる。例示的な実施形態では、第1の層22及び第2の層23を互いに貼り合せない。代替的に第1の層22及び第2の層23を互いに貼り合せてもよい。例示的な実施形態では、第1の層22及び第2の層23を互いに結合してラベル10を形成した後、ラベル10を容器25に取り付ける。具体的には、第1の層22の第2の面33を容器25に取り付ける。
【0022】
一般に、ラベル10は、接着剤によって容器25の周囲に取り付けられ、そのため、ラベル10の少なくとも片側の縁35(図1に示す)に沿って接着剤ストリップ34(図1に示す)を備えている。
【0023】
図3に示すように、ラベル100はラベル10に対する代替的な実施形態である。ラベル100はラベル10に類似するものであり、同様の構成要素は同様の参照番号で特定される。本実施形態では、ラベル100は、容器25に取り付けられ、第1の層122と第2の層123とを備える。コーティング120が貼り合せ用接着剤として機能するように、コーティング20に類似のコーティング120を、第1の層122と第2の層123との間に配置する。第1の層122及び第2の層123は、上記の第2の層23に類似するものである。第1の層122は、第1の面126と第2の面128とを含み、第2の層123は、第1の面130と第2の面132とを含む。第1の層122及び第2の層123はそれぞれ、収縮材料から作られる。例示的な実施形態において、収縮材料はPVC、PETG、PLA及び/又はOPSの1つである。さらに、例示的な実施形態では、第2の層123がグラフィック及び/又は印を含む。
【0024】
ラベル100の作製中、第1の層122の第1の面126をコーティング120で噴霧する。上記のように、他の好適な方法を利用してコーティング120を第1の層122に塗布してもよい。また、コーティング120は貼り合せ用接着剤として機能し得る。グラフィックを、第2の層123の第1の面130上に印刷する。代替的には、グラフィックを、第2の層123の第2の面132に施す。さらに、上記のように、他の好適な方法を用いてグラフィックを第2の層123に施してもよい。
【0025】
包括的に、第1の層122及び第2の層123を互いに結合させ、その場合、コーティング120が第1の層122と第2の層123との間に配置される。より具体的には、例示的な実施形態において、第1の層122をラベルストックから切断して管状に形成する。その後、第2の層123をラベルストックから所望のサイズ及び形状に切断し、管状に形成して第1の層122上にスライドフィットさせる。第1の層122及び第2の層123を容器25上にスライドフィットさせると同時に、容器25の周りに収縮させる。第1の層122及び第2の層123を容器25の周りに収縮させるために、第1の層122及び第2の層123を共に、華氏100度(摂氏約37.78度)〜華氏300度(摂氏約148.9度)の範囲の温度に加熱して、第1の層122及び第2の層123を容器25の周りに密接するよう収縮させる。第1の層122及び第2の層123を同時に容器25の周りに収縮させ、コーティング120を発泡(即ち硬化)させると、コーティング120の断熱性が促される。本実施形態では、コーティング120が、第1の層122と第2の層123との間の貼り合せ用接着剤として機能する。代替的に、他の好適な方法を用いて第1の層122を第2の層123と結合させる。
【0026】
図4に示すように、ラベル200はラベル10に対する代替的な実施形態である。ラベル200はラベル10に類似するものであり、同様の構成要素は同様の参照番号で特定される。
【0027】
本実施形態では、ラベル200は、容器25に取り付けられ、上記の第1の層22に類似する単層222を備える。コーティング20に類似のコーティング220を層222に塗布する。層222は、第1の面226と第2の面228とを含む。
【0028】
ラベル200を作製する方法は、層222の第1の面226にコーティング220を噴霧することを含む。上記のように、他の好適な方法を利用してコーティング220を層222に塗布してもよい。コーティング220を第1の面226に塗布したら、グラフィックを層222上に印刷する。より具体的には、本実施形態では、グラフィックを第2の面228上に印刷する。代替的には、グラフィックを、コーティング220上の第1の面226上に印刷する。上記のように、種々の好適な方法を用いてコーティング220を層222に塗布してもよい。コーティング220及びグラフィックを層222に施したら、好適な取付け法を用いて層222を容器25に取り付ける。具体的には、本実施形態では、第1の面226上のコーティング220を容器25の表面に接するようにする。
【0029】
ラベル200用のコーティング220の断熱性を向上させることは、ラベル10用のコーティング20の断熱性を向上させることと同様である。例示的な実施形態では、層222を容器25に取り付ける前に、コーティング220を摂氏120度〜摂氏150度の範囲で約10秒間加熱する。代替的には、層222を容器25に取り付けた後にコーティング220を加熱する。
【0030】
様々な特定の実施形態に鑑みて本発明を説明したが、特許請求の範囲の精神及び範囲内における変更形態を伴って本発明を実施し得ることは、当業者に理解されるであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
断熱ラベルであって、
断熱コーティングを含む第1の材料層と、
前記第1の層に結合する第2の収縮材料層とを備え、該第2の層がグラフィックを含む、断熱ラベル。
【請求項2】
前記第1の層が容器に接着剤によって結合するように構成される、請求項1に記載のラベル。
【請求項3】
前記断熱コーティング及び前記グラフィックが、前記ラベルを前記容器に接着剤によって取り付ける前に互いに隣接して配置される、請求項2に記載のラベル。
【請求項4】
前記断熱コーティングが、少なくとも1つのポリマーと、複数の膨張性粒子とを含む、請求項1に記載のラベル。
【請求項5】
前記ラベルが、約1:1〜1:2の比の前記複数の膨張性粒子と前記少なくとも1つのポリマーとを含む、請求項4に記載のラベル。
【請求項6】
前記断熱コーティングが、加熱されると特性を変えるように構成される、請求項4に記載のラベル。
【請求項7】
前記断熱コーティングが、加熱されると膨張するように構成される、請求項1に記載のラベル。
【請求項8】
前記コーティングが、噴霧及びロール塗工の少なくとも一方によって塗布される、請求項1に記載のラベル。
【請求項9】
前記第1の層が収縮材料及び非収縮材料の一方を含む、請求項1に記載のラベル。
【請求項10】
前記第1の層が、フィルム、紙ベース材料、及び箔ベース材料の少なくとも1つである、請求項1に記載のラベル。
【請求項11】
前記第2の層が前記コーティングに隣接する、請求項1に記載のラベル。
【請求項12】
断熱ラベルであって、
第1の面と第2の面とを含む材料層と、
該第2の面が容器に隣接するように前記材料層を該容器に取り付ける前に該材料層の該第2の面に塗布される断熱コーティングとを備える、断熱ラベル。
【請求項13】
前記材料層が、前記第1の面及び前記第2の面の少なくとも一方に施されるグラフィックをさらに含む、請求項12に記載のラベル。
【請求項14】
前記材料層が、収縮材料及び非収縮材料の少なくとも一方を含む、請求項12に記載のラベル。
【請求項15】
前記材料層が、フィルム材料、箔ベース材料、及び紙ベース材料の少なくとも1つを含む、請求項12に記載のラベル。
【請求項16】
前記断熱コーティングが、ポリマー及び複数の膨張性粒子の少なくとも一方を含む、請求項12に記載のラベル。
【請求項17】
前記断熱コーティングが、加熱されると膨張するように構成される、請求項12に記載のラベル。
【請求項18】
前記材料層を前記容器に取り付ける前に、熱が前記断熱コーティングに印加される、請求項17に記載のラベル。
【請求項19】
前記材料層を前記容器に取り付けた後に、熱が前記断熱コーティングに印加される、請求項17に記載のラベル。
【請求項20】
前記断熱コーティングが噴霧及びロール塗工の少なくとも一方によって塗布される、請求項12に記載のラベル。
【請求項21】
断熱ラベルであって、
グラフィックを含む第1の材料層と、
第2の材料層に塗布される断熱コーティングとを備え、前記第1の材料層及び該第2の材料層を容器に取り付ける前に、該第2の材料層が前記第1の材料層に結合される、断熱ラベル。
【請求項22】
断熱ラベルであって、
グラフィックを含む第1の収縮材料層と、
前記第1の層と結合するように構成される第2の収縮材料層とを備え、該第2の層が、前記第1の層と該第2の層との間の貼り合せ用接着剤を含む断熱コーティングを含む、断熱ラベル。
【請求項23】
前記断熱コーティングが、ポリマー及び複数の膨張性粒子の少なくとも一方を含む、請求項22に記載のラベル。
【請求項24】
前記断熱コーティングが、加熱されると特性を変えるように構成される、請求項22に記載のラベル。
【請求項25】
ラベルを製造する方法であって、
少なくとも1つの材料層を準備すること、
断熱コーティングを前記少なくとも1つの材料層に塗布すること、及び
前記断熱コーティングの特性を変えて断熱コーティングとなるように、前記少なくとも1つの材料層を加熱することを含む、ラベルを製造する方法。
【請求項26】
特性を変えることが、発泡及び膨張の少なくとも一方を含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記少なくとも1つの材料層を容器に取り付けることをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記断熱コーティングを塗布することが、噴霧及びロール塗工の少なくとも一方を含む、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
前記少なくとも1つの材料層を加熱することが、該少なくとも1つの材料層を容器に取り付ける前に該少なくとも1つの材料層を加熱することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項30】
前記少なくとも1つの材料層を加熱することが、該少なくとも1つの材料層を容器に付すと同時に該少なくとも1つの材料層を加熱することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項31】
前記少なくとも1つの材料層を加熱することが、該少なくとも1つの層を容器に付した後に該少なくとも1つの材料層を加熱することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項32】
前記断熱コーティングを容器及び材料層の少なくとも一方に塗布することをさらに含む、請求項25に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2010−504894(P2010−504894A)
【公表日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−530538(P2009−530538)
【出願日】平成19年9月21日(2007.9.21)
【国際出願番号】PCT/US2007/079173
【国際公開番号】WO2008/042624
【国際公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】