説明

新たなメタロセン化合物、それを含む触媒、その触媒を使用するオレフィンポリマーの製造プロセス、ならびにオレフィンホモポリマーおよびコポリマー

工業的に適切な重合条件下で担持重合触媒中の成分として使用されるときに、インデニルリガンドの2つの利用可能な2位のいずれかにおける任意のα−分岐置換基を必要とせずに、ポリプロピレンまたはプロピレン/エチレンコポリマーなどの高モル質量ホモポリマーまたはコポリマーを提供する、特定のメタロセン化合物が提供される。一方のインデニルリガンドの2位の置換基は、水素、メチル、またはα位で分岐していない任意の他のC−C40炭化水素を含む任意のラジカルであってよく、他方のインデニルリガンドの2位の置換基は、任意のC−C40炭化水素ラジカルであってよい(ただしこの炭化水素ラジカルはβ位で分岐し、β−炭素原子は四級炭素原子であり単環炭化水素系の一部である)。このメタロセン形態によって、高い融点、非常に高いモル質量のホモポリプロピレンおよび非常に高いモル質量のプロピレン系コポリマーが提供される。さらに、本発明のメタロセンを含む触媒の活性/生産性レベルは並外れて高い。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式1を有する架橋メタロセン
【化1】

〔式中、Mは、元素周期律表の第IVb族の金属である。
およびRは、同一または異なって、水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、OH基、ハロゲン原子、またはNR32基から成る群より選択され、ここでR32は、炭素原子1〜約10個のアルキル基および炭素原子6〜約14個のアリール基であり、RおよびRは1個以上の環系を形成し得てもよい。
およびR4’は、同一または異なって、水素原子、ならびにSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含有する直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基から成る群より選択される。
10は、架橋性基であり、ここでR10は:
【化2】

から選択される。ここで、
40およびR41は、同じ記号を有するときでも、同一もしくは異なってもよく、Si、B、Al、O、S、N、P、ClおよびBrから成る群より選択されるヘテロ原子を場合により含有することが可能であり、ならびに水素原子、炭素原子1〜約30個を有するアルキル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子1〜約10個のフルオロアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基、アリールシリル基、および炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から成る群より選択され、ここでR40およびR41は、それらと結合する原子と共に1個以上の環系を形成してもよい。
xは、1〜18の整数である。
12は、ケイ素、ゲルマニウムまたはスズである。
10は場合により、2単位の式1と相互に結合することができる。
11およびR11’は、同一または異なって、それぞれシクロペンタジエニル環と共に、原子5〜7個の環サイズを有するさらなる飽和または不飽和環系を形成する2価C−C40基であり、ここでR11およびR11’は場合により、シクロペンタジエニル環に融合した環系内にヘテロ原子Si、Ge、N、P、OまたはSを含有する。
300は、以下の構造を有する:
【化3】

ここで、R301は、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、もしくは炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、炭素原子1〜約20個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリールオキシ基から成る群より選択される直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基、または置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基であり、ここで該基の各々は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい。
302は、炭素原子2〜約20個の置換もしくは非置換アルキル基、および炭素原子3〜約20個の置換もしくは非置換アルケニル基から成る群より選択される炭化水素基であり、それらの基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよく、さらにR302は、β炭素原子と単環を形成する。
は、R300の意味を有するが、Rは、R300と同一である必要はなく、またはRは、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClまたはBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含有してもよい直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基であり、またはRは、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子3〜約20個のアルキルアルケニル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、および炭素原子9〜約40個のアルキルアリールアルケニル基から成る群より選択される(ただしRは、いずれの場合にもα位において分岐していない)。〕
【請求項2】
およびRが、同一もしくは異なって、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基およびハロゲン原子から成る群より選択され、RおよびRが共に1個以上の環系を形成してもよく、ならびにMが、ジルコニウムまたはハフニウムである、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項3】
およびRが、同一または異なって、メチル、塩素またはフェノラートである、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項4】
および/またはR4’が水素原子、炭素原子1〜20個のアルキル基、炭素原子2〜20個のアルケニル基、炭素原子6〜20個のアリール基、炭素原子7〜40個のアリールアルキル基、炭素原子8〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択される、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項5】
および/またはR4’が水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、炭素原子6〜約10個のアリール基、炭素原子7〜約20個のアリールアルキル基、炭素原子8〜約20個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約20個のアリールアルケニル基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択される、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項6】
およびR4’がどちらも水素である、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項7】
10が、R4041Si=、R4041Ge=、R4041C=、または−(R4041C−CR4041)−であり、ここでR40およびR41が、同一または異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子7〜約14個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約14個のアルキルアリール基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択される、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項8】
架橋単位R10が、R4041Si=またはR4041Ge=であり、ここでR40およびR41が、同一または異なって、それぞれメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、シクロペンチル、シクロペンタジエニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、ベンジル、トリメチルシリルおよび3,3,3−トリフルオロプロピルから成る群より選択される、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項9】
基R11およびR11’が、同一または異なって、それぞれ式1α、β、γ、δ、φ、およびνならびに式1α’、β’、γ’、δ’、φ’、およびν’でそれぞれ示した基から選択される2価基から成る群より選択され、ここで、式1ならびに式1α〜νおよび1α’〜ν’それぞれにおけるアスタリスク「*」および「**」が、R11およびR11’をシクロペンタジエニル環に結合する化学結合を示し、
【化4】

【化5】

式中、R、R、R、R、およびRならびにまたR5’、R6’、R7’、R8’およびR9’が、R55、R66、R77、R88およびR99ならびにまたR55’、R66’、R77’、R88’およびR99’と同様に、同一もしくは異なって、それぞれ水素原子、ならびにSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択されるヘテロ原子を含むかまたは含まない直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基から成る群より選択され、
式中、前記R、R、R、R、R、R5’、R6’、R7’、R8’、R’、R55、R66、R77、R88、R99、R55’、R66’、R77’、R88’およびR99’は、炭素原子2〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群から個別に選択され、
式中、2個の隣接するラジカルRとRもしくはR5’とR6’もしくはRとRもしくはR6’とR7’もしくはRとRもしくはR7’とR8’もしくはRとRもしくはR8’とR9’が、R55とR66もしくはR55’とR66’もしくはR66とR77もしくはR66’とR77’もしくはR77とR88もしくはR77’とR88’もしくはR88とR99もしくはR88’とR99’と同様にそれぞれの場合で、飽和または不飽和炭化水素環系を形成し得る、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項10】
11およびR11’が同一または異なっており、R11が式1γの2価基であり、ならびにR11’が式1α’、β’、およびγ’の2価基から選択されるか、またはR11およびR11’が同一または異なって、式1αと1α’の、式1βと1β’の、式1γと1γ’の、式1δと1δ’の、式1φと1φ’の、および式1νと1ν’の、それぞれによる2価基から成る群より選択される、請求項9に記載のメタロセン。
【請求項11】
55、R66、R77、R88およびR99ならびにまたR55’、R66’、R77’、R88’およびR99’はそれぞれ水素原子であり、R、R、R、RおよびRならびにまたR5’、R6’、R7’、R8’およびR9’は、同一または異なって、それぞれ水素原子、置換もしくは非置換アルキルシリルもしくはアリールシリル基、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、および炭素原子6〜約40個のアリール基から成る群より選択され、該基の各々が、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、またはここで2個の隣接するラジカルR/RおよびR5’/R6’が、炭化水素環系を形成するか、またはRおよびR5’は、同一もしくは異なって、それぞれ炭素原子6〜約40個の置換もしくは非置換アリール基である、請求項9に記載のメタロセン。
【請求項12】
55、R66、R77、R88およびR99ならびにR55’、R66’、R77’、R88’およびR99’がそれぞれ水素原子であり、R、R、R、RおよびRならびにR5’、R6’、R7’、R8’およびR9’が、同一または異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、炭素原子6〜約40個のアリール基から成る群より選択され、ここで2個の隣接するラジカルRとRおよびまたR5’とR6’が、共に環系を形成するか、またはRおよびR5’が、同一もしくは異なって、それぞれ炭素原子6〜約40個の置換もしくは非置換アリール基である、請求項9に記載のメタロセン。
【請求項13】
301は、場合によりハロゲン化されてもよい直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基であり、R302は、炭素原子2〜約20個の置換もしくは非置換アルキル基、および炭素原子3〜約20個の置換もしくは非置換アルケニル基から成る群より選択され、それらの基のいずれかは、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい(ただしR302はβ−炭素原子を含む単環である)、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項14】
301は、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子1〜約20個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリールオキシ基、および炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から成る群より選択され、R302は、炭素原子3〜約7個の置換もしくは非置換アルキル基であり、該基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい(ただしR302はβ−炭素原子を含む単環である)、請求項13に記載のメタロセン。
【請求項15】
300は、6個を超える炭素原子を含有する、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項16】
は、R300について記載したものと同じ組から選択されてもよいが、Rは、R300と同一である必要はなく、またはRが、炭素原子1〜約20個の直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基である(ただしRはα位において分岐していない)、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項17】
が、炭素原子1〜20個のアルキル基、炭素原子7〜約20個のアルキルアリール基、炭素原子3〜約20個のアルキルアルケニル基、および炭素原子9〜約20個のアルキルアリールアルケニル基から成る群より選択される、請求項16に記載のメタロセン。
【請求項18】
およびR300が同じであるか、またはRが、メチル基、場合によりハロゲン化されてもよい炭素原子7〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基、炭素原子7〜約10個のアルキルアリール基および炭素原子3〜約10個のアルキルアルケニル基から成る群より選択される(ただしRが、α位において環式でも分岐でもない)、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項19】
は、R300について記載したものと同じ組から選択されるが、R300と同一である必要はない、請求項1に記載のメタロセン。
【請求項20】
およびR300は、それぞれ6個を超える炭素原子を含有する、請求項19に記載のメタロセン。
【請求項21】
オレフィン重合反応条件下で炭素原子2〜約20個をそれぞれ有する1つ以上のオレフィンを、式1を有する架橋メタロセン成分を含む触媒系と接触させるステップを含む、オレフィン重合プロセス
【化6】

〔式中、Mは、元素周期律表の第IVb族の金属である。
およびRは、同一または異なって、水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、OH基、ハロゲン原子、またはNR32基から成る群より選択され、ここでR32は、炭素原子1〜約10個のアルキル基および炭素原子6〜約14個のアリール基であり、RおよびRは1個以上の環系を形成し得てもよい。
およびR4’は、同一または異なって、水素原子、ならびにSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含有する直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基から成る群より選択される。
10は、架橋性基であり、ここでR10は:
【化7】

から選択される。ここで、
40およびR41は、同じ記号を有するときでも、同一もしくは異なってもよく、Si、B、Al、O、S、N、P、ClおよびBrから成る群より選択されるヘテロ原子を場合により含有することが可能であり、ならびに水素原子、炭素原子1〜約30個を有するアルキル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子1〜約10個のフルオロアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基、アリールシリル基、および炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から成る群より選択され、ここでR40およびR41は、それらと結合する原子と共に1個以上の環系を形成してもよい。
xは、1〜18の整数である。
12は、ケイ素、ゲルマニウムまたはスズである。
10は場合により、2単位の式1と相互に結合することができる。
11およびR11’は、同一または異なって、それぞれシクロペンタジエニル環と共に、原子5〜7個の環サイズを有するさらなる飽和または不飽和環系を形成する2価C−C40基であり、ここでR11およびR11’は場合により、シクロペンタジエニル環に融合した環系内にヘテロ原子Si、Ge、N、P、OまたはSを含有する。
300は、以下の構造を有する:
【化8】

ここで、R301は、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、もしくは炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、炭素原子1〜約20個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリールオキシ基から成る群より選択される直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基、または置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基であり、ここで該基の各々は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい。
302は、炭素原子2〜約20個の置換もしくは非置換アルキル基、および炭素原子3〜約20個の置換もしくは非置換アルケニル基から成る群より選択される炭化水素基であり、それらの基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよく、さらにR302は、β炭素原子と単環を形成する。
は、R300の意味を有するが、Rは、R300と同一である必要はなく、またはRは、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含有してもよい直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基であり、またはRは、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子3〜約20個のアルキルアルケニル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、および炭素原子9〜約40個のアルキルアリールアルケニル基から成る群より選択される(ただしRは、いずれの場合にもα位において分岐していない)。〕
【請求項22】
およびRが、同一もしくは異なって、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基およびハロゲン原子から成る群より選択され、RおよびRが共に1個以上の環系を形成してもよく、ならびにMが、ジルコニウムまたはハフニウムである、請求項21に記載のプロセス。
【請求項23】
およびRが、同一または異なって、メチル、塩素またはフェノラートである、請求項21に記載のプロセス。
【請求項24】
および/またはR4’が水素原子、炭素原子1〜20個のアルキル基、炭素原子2〜20個のアルケニル基、炭素原子6〜20個のアリール基、炭素原子7〜40個のアリールアルキル基、炭素原子8〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択される、請求項21に記載のプロセス。
【請求項25】
および/またはR4’が水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、炭素原子6〜約10個のアリール基、炭素原子7〜約20個のアリールアルキル基、炭素原子8〜約20個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約20個のアリールアルケニル基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択される、請求項21に記載のプロセス。
【請求項26】
およびR4’がどちらも水素である、請求項21に記載のプロセス。
【請求項27】
10が、R4041Si=、R4041Ge=、R4041C=、または−(R4041C−CR4041)−であり、ここでR40およびR41が、同一または異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子7〜約14個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約14個のアルキルアリール基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択される、請求項21に記載のプロセス。
【請求項28】
架橋単位R10が、R4041Si=またはR4041Ge=であり、ここでR40およびR41が、同一または異なって、それぞれメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、シクロペンチル、シクロペンタジエニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、ベンジル、トリメチルシリルおよび3,3,3−トリフルオロプロピルから成る群より選択される、請求項21に記載のプロセス。
【請求項29】
基R11およびR11’が、同一または異なって、それぞれ式1α、β、γ、δ、φ、およびνならびに式1α’、β’、γ’、δ’、φ’、およびν’でそれぞれ示した基から選択される2価基から成る群より選択され、ここで、式1ならびに式1α〜νおよび1α’〜ν’それぞれにおけるアスタリスク「*」および「**」が、R11およびR11’をシクロペンタジエニル環に結合する化学結合を示し、
【化9】

【化10】

式中、R、R、R、R、およびRならびにまたR5’、R6’、R7’、R8’およびR9’が、R55、R66、R77、R88およびR99ならびにまたR55’、R66’、R77’、R88’およびR99’と同様に、同一もしくは異なって、それぞれ水素原子、ならびにSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択されるヘテロ原子を含むかまたは含まない直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基から成る群より選択され、
式中、前記R、R、R、R、R、R5’、R6’、R7’、R8’、R’、R55、R66、R77、R88、R99、R55’、R66’、R77’、R88’およびR99’は、炭素原子2〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群から個別に選択され、
式中、2個の隣接するラジカルRとRもしくはR5’とR6’もしくはRとRもしくはR6’とR7’もしくはRとRもしくはR7’とR8’もしくはRとRもしくはR8’とR9’が、R55とR66もしくはR55’とR66’もしくはR66とR77もしくはR66’とR77’もしくはR77とR88もしくはR77’とR88’もしくはR88とR99もしくはR88’とR99’と同様にそれぞれの場合で、飽和または不飽和炭化水素環系を形成し得る、請求項21に記載のプロセス。
【請求項30】
11およびR11’が同一または異なっており、R11が式1γの2価基であり、ならびにR11’が式1α’、β’、およびγ’の2価基から選択されるか、またはR11およびR11’が同一または異なって、式1αと1α’の、式1βと1β’の、式1γと1γ’の、式1δと1δ’の、式1φと1φ’の、および式1νと1ν’の、それぞれによる2価基から成る群より選択される、請求項29に記載のプロセス。
【請求項31】
55、R66、R77、R88およびR99ならびにまたR55’、R66’、R77’、R88’およびR99’はそれぞれ水素原子であり、R、R、R、RおよびRならびにまたR5’、R6’、R7’、R8’およびR9’は、同一または異なって、それぞれ水素原子、置換もしくは非置換アルキルシリルもしくはアリールシリル基、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、および炭素原子6〜約40個のアリール基から成る群より選択され、該基のいずれかが、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、さらに2個の隣接するラジカルR/RおよびR5’/R6’が、炭化水素環系を形成するか、またはRおよびR5’は、同一もしくは異なって、それぞれ炭素原子6〜約40個の置換もしくは非置換アリール基である、請求項29に記載のプロセス。
【請求項32】
55、R66、R77、R88およびR99ならびにR55’、R66’、R77’、R88’およびR99’がそれぞれ水素原子であり、R、R、R、RおよびRならびにR5’、R6’、R7’、R8’およびR9’が、同一または異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、および炭素原子6〜約40個のアリール基から成る群より選択され、ここで2個の隣接するラジカルRとRおよびまたR5’とR6’が、共に環系を形成するか、またはRおよびR5’が、同一もしくは異なって、それぞれ炭素原子6〜約40個の置換もしくは非置換アリール基である、請求項29に記載のプロセス。
【請求項33】
301は、場合によりハロゲン化されてもよい直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基であり、R302は、炭素原子2〜約20個の置換もしくは非置換アルキル基、および炭素原子3〜約20個の置換もしくは非置換アルケニル基から成る群より選択され、それらの基のいずれかは、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい(ただしR302はβ−炭素原子を含む単環である)、請求項21に記載のプロセス。
【請求項34】
301は、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子1〜約20個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリールオキシ基、および炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から成る群より選択され、R302は、炭素原子3〜約7個の置換もしくは非置換アルキル基であり、該基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい(ただしR302はβ−炭素原子を含む単環である)、請求項33に記載のプロセス。
【請求項35】
300は、6個を超える炭素原子を含有する、請求項21に記載のプロセス。
【請求項36】
は、R300について記載したものと同じ組から選択されてもよいが、Rは、R300と同一である必要はなく、またはRが、炭素原子1〜約20個の直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基である(ただしRはα位において分岐していない)、請求項21に記載のプロセス。
【請求項37】
が、炭素原子1〜20個のアルキル基、炭素原子7〜約20個のアルキルアリール基、炭素原子3〜約20個のアルキルアルケニル基、および炭素原子9〜約20個のアルキルアリールアルケニル基から成る群より選択される、請求項36に記載のプロセス。
【請求項38】
およびR300が同じであるか、またはRが、メチル基、または場合によりハロゲン化されてもよい炭素原子7〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基、炭素原子7〜約10個のアルキルアリール基および炭素原子3〜約10個のアルキルアルケニル基から成る群より選択される(ただしRが、α位において分岐していない)、請求項21に記載のプロセス。
【請求項39】
は、R300について記載したものと同じ組から選択されるが、R300と同一である必要はない、請求項21に記載のプロセス。
【請求項40】
およびR300は、それぞれ6個を超える炭素原子を含有する、請求項39に記載のプロセス。
【請求項41】
オレフィンがプロピレンおよび/またはエチレンを含む、請求項21に記載のプロセス。
【請求項42】
オレフィンが式R−CH=CH−R(式中、RおよびRが、同一もしくは異なって、それぞれ水素原子または炭素原子1〜約20個を有するラジカルであるか、またはRおよびRは共に1個以上の環を形成してもよい)のオレフィンを少なくとも1つ含む、請求項21に記載のプロセス。
【請求項43】
オレフィンがエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンまたは1−オクテン、スチレン、1,3−ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、ビニルノルボルネン、ノルボルナジエン、エチルノルボルナジエン、ノルボルネン、テトラシクロドデセンおよびメチルノルボルネンから成る群より選択される1つ以上の化合物を含む、請求項21に記載のプロセス。
【請求項44】
下記一般式1aを有する架橋メタロセン
【化11】

〔式中、Mは、元素周期律表の第IVb族の金属である。
およびRは、同一または異なって、水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、OH基、ハロゲン原子、またはNR32基から成る群より選択され、ここでR32は、炭素原子1〜約10個のアルキル基および炭素原子6〜約14個のアリール基であり、RおよびRは1個以上の環系を形成し得てもよい。
およびR4’は、同一または異なって、水素原子、ならびにSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含有する直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基から成る群より選択される。
10は、架橋性基であり、ここでR10は:
【化12】

から選択される。ここで、
40およびR41は、同じ記号を有するときでも、同一もしくは異なってもよく、Si、B、Al、O、S、N、P、ClおよびBrから成る群より選択されるヘテロ原子を場合により含有することが可能であり、ならびにそれぞれ水素原子、炭素原子1〜約30個を有するアルキル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子1〜約10個のフルオロアルキル基、炭素原子1〜約10個のアルコキシ基、炭素原子6〜約10個のアリールオキシ基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基、アリールシリル基、または炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から成る群より選択され、ここでR40およびR41は、それらと結合する原子と共に1個以上の環系を形成してもよい。
xは、1〜18の整数である。
12は、ケイ素、ゲルマニウムまたはスズである。
10は場合により、2単位の式1と相互に結合することができる。
300は、以下の構造を有する:
【化13】

ここで、R301は、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、もしくは炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基、炭素原子1〜約20個のアルコキシ基、炭素原子6〜約20個のアリールオキシ基から成る群より選択される直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基、または置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基であり、ここで該基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよい。
302は、炭素原子2〜約20個の置換もしくは非置換アルキル基、および炭素原子3〜約20個の置換もしくは非置換アルケニル基から成る群より選択される炭化水素基であり、該基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよく、R302は、β炭素原子と単環を形成する。
は、R300の意味を有するが、Rは、R300と同一である必要はなく、またはRは、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClまたはBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含有してもよい直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基であり、またはRは、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子3〜約20個のアルキルアルケニル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、および炭素原子9〜約40個のアルキルアリールアルケニル基から成る群より選択される(ただしRは、いずれの場合にもα位において分岐していない)。
、R、RおよびRならびにまたR5’、R6’、R7’およびR8’が、同一または異なって、それぞれ水素原子、直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基、または置換もしくは非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択され、該基の各々は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよく、さらに隣接するラジカルRとRもしくはRとRもしくはRとRおよびまたR5’とR6’もしくはR6’とR7’もしくはR7’とR8’がそれぞれの場合において炭化水素環系を形成してもよい。〕
【請求項45】
、R、RおよびRならびにまたR5’、R6’、R7’およびR8’が、同一もしくは異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約20個のアルキル基、炭素原子2〜約20個のアルケニル基、炭素原子6〜約40個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から選択される直鎖、環式または分岐鎖の炭化水素基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択され、それらの基は、Si、B、Al、O、S、NまたはPなどの1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、および/またはF、ClまたはBrなどのハロゲン原子を含有してもよく、さらに隣接するラジカルRとRもしくはRとRもしくはRとRおよびまたR5’とR6’もしくはR6’とR7’もしくはR7’とR8’がそれぞれの場合において炭化水素環系を形成してもよい、請求項44に記載のメタロセン。
【請求項46】
直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基がSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有し、ならびに/または隣接するラジカルRとRもしくはRとRもしくはRとRおよびまたR5’とR6’もしくはR6’とR7’もしくはR7’とR8’がそれぞれの場合において炭化水素環系を形成してもよい、請求項45に記載のメタロセン。
【請求項47】
、R、RおよびRならびにまたR5’、R6’、R7’およびR8’が、同一または異なって、それぞれ水素原子、置換もしくは非置換アルキルシリルもしくはアリールシリル基、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、および炭素原子6〜約40個のアリール基から成る群より選択され、ならびにここで隣接するラジカルRとRおよびまたR5’とR6’が飽和または不飽和炭化水素環系を形成してもよい、請求項44に記載のメタロセン。
【請求項48】
、R、RならびにまたR6’、R7’およびR8’は、同一もしくは異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約10個のアルキル基、炭素原子2〜約10個のアルケニル基、炭素原子6〜約20個のアリール基、炭素原子7〜約40個のアリールアルキル基、炭素原子7〜約40個のアルキルアリール基、炭素原子8〜約40個のアリールアルケニル基から選択される直鎖、環式または分岐鎖の炭化水素基、置換または非置換アルキルシリル基、アルキル(アリール)シリル基およびアリールシリル基から成る群より選択され、隣接するラジカルRとRもしくはRとRは、R6’とR7’またはR7’とR8’と同様に、それぞれの場合において炭化水素環系を形成してもよく、さらに該基は、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、
およびR5’は、同一もしくは異なって、それぞれSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有してもよい炭素原子6〜約40個の置換または非置換アリール基である、請求項44に記載のメタロセン。
【請求項49】
直鎖、環式もしくは分岐鎖の炭化水素基がSi、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有してもよい、請求項48に記載のメタロセン。
【請求項50】
、RおよびRならびにまたR6’、R7’およびR8’が同一もしくは異なって、それぞれ水素原子、置換または非置換アルキルシリル、アリールシリル基、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、炭素原子6〜約10個のアリール基から成る群より選択され、これらの基のいずれかは、Si、B、Al、O、S、N、P、F、ClおよびBrから成る群より選択される1個以上のヘテロ原子を含有してもよく、さらにRおよびR5’は、同一または異なって、それぞれ炭素原子6〜約40個の置換または非置換アリール基である、請求項44に記載のメタロセン。
【請求項51】
、RおよびRならびにまたR6’、R7’およびR8’が、同一もしくは異なって、それぞれ水素原子、炭素原子1〜約10個の直鎖、環式もしくは分岐鎖のアルキル基、および炭素原子6〜約10個のアリール基から成る群より選択され、ここでRおよびR5’は、同一または異なって、それぞれナフチル、4−(C−C10−アルキル)フェニルまたは4−(C−C20−アリール)フェニル、例えば、4−メチル−フェニル、4−ビフェニル、4−エチル−フェニル、4−n−プロピル−フェニル、4−イソプロピル−フェニル、4−tert−ブチル−フェニル、4−sec−ブチル−フェニル、4−シクロヘキシル−フェニル、4−トリメチルシリル−フェニル、4−アダマンチル−フェニル、4−(C−C10−フルオロアルキル)−フェニル、3−(C−C10−アルキル)−フェニル、3−(C−C10−フルオロアルキル)−フェニル、3−ビフェニルなどの3−(C−C20−アリール)フェニル、3,5−ジ−(C−C10−アルキル)−フェニル、3,5−ジメチル−フェニル、3,5−ジ−(C−C10−フルオロアルキル)−フェニル、3,5−ジ(トリフルオロメチル)−フェニル、3,5−(C−C20−アリール)フェニルおよび3,5−ターフェニルから成る群より選択される、請求項44に記載のメタロセン。
【請求項52】
メタロセンが:
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(1−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−フェニル−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(2−ナフチル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(4−メチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(3,5−ジメチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピル−シクロオクチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(4−トリメチルシリル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロペンチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロノニル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロオクチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロペンチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロノニル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロオクチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロブチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘキシル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロペンチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロヘプチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロノニル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロオクチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロブチル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−プロピルシクロプロピル)メチル]−4−(4−エチル−フェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(5−メチル−1,3−ジオキサン−5−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(5−エチル−1,3−ジオキサン−5−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(2,2,5−トリメチル−1,3−ジオキサン−5−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(2,2−ジメチル−5−エチル−1,3−ジオキサン−5−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(3−メチル−オキセタン−3−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(3−エチル−オキセタン−3−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−メチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
ジメチルシランジイルビス[2−[(1−エチルシクロヘキサ−3−エン−1−イル)メチル]−4−(tert−ブチルフェニル)−1−インデニル]−ジルコニウムジクロライド、
から成る群より選択される化合物、ならびに類似のジルコニウムジメチル化合物、ならびに上記の各々のジルコニウム−ビフェノラートおよびジルコニウム−ビスフェノラートである、請求項44に記載のメタロセン。
【請求項53】
オレフィン重合反応条件下で炭素原子2〜約20個をそれぞれ有する1つ以上のオレフィンを、請求項44に記載の架橋メタロセン成分を含む触媒系と接触させるステップを含む、オレフィン重合プロセス。
【請求項54】
オレフィンがプロピレンおよび/またはエチレンを含む、請求項53に記載のプロセス。
【請求項55】
オレフィンが式R−CH=CH−R(式中、RおよびRが、同一もしくは異なって、それぞれ個別に水素原子または炭素原子1〜約20個を有するラジカルであるか、またはRおよびRは共に1個以上の環を形成してもよい)を有するオレフィンを少なくとも1つ含む、請求項53に記載のプロセス。
【請求項56】
オレフィンがエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンまたは1−オクテン、スチレン、1,3−ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、ビニルノルボルネン、ノルボルナジエン、エチルノルボルナジエン、ノルボルネン、テトラシクロドデセンおよびメチルノルボルネンから成る群より選択される1つ以上の化合物を含む、請求項53に記載のプロセス。
【請求項57】
オレフィン重合反応条件下で炭素原子2〜約20個をそれぞれ有する1つ以上のオレフィンを、請求項52に記載の架橋メタロセン成分を含む触媒系と接触させるステップを含む、オレフィン重合プロセス。
【請求項58】
オレフィンがプロピレンおよび/またはエチレンを含む、請求項57に記載のプロセス。
【請求項59】
オレフィンが式R−CH=CH−R(式中、RおよびRが、同一もしくは異なって、それぞれ個別に水素原子または炭素原子1〜約20個を有するラジカルであるか、またはRおよびRは共に1個以上の環を形成してもよい)を有するオレフィンを少なくとも1つ含む、請求項57に記載のプロセス。
【請求項60】
オレフィンがエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテンまたは1−オクテン、スチレン、1,3−ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、ビニルノルボルネン、ノルボルナジエン、エチルノルボルナジエン、ノルボルネン、テトラシクロドデセンおよびメチルノルボルネンから成る群より選択される1つ以上の化合物を含む、請求項57に記載のプロセス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2012−513463(P2012−513463A)
【公表日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−543489(P2011−543489)
【出願日】平成20年12月31日(2008.12.31)
【国際出願番号】PCT/US2008/014144
【国際公開番号】WO2010/077230
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【出願人】(509162540)ルムス・ノボレン・テクノロジー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (5)
【氏名又は名称原語表記】LUMMUS NOVOLEN TECHNOLOGY GMBH
【Fターム(参考)】