説明

新規除草剤

置換基が請求項1に記載の、除草剤としての使用に適する式(I)の化合物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】

(式中、
Gは、水素又はアルカリ金属、アルカリ土類金属、スルホニウム、アンモニウム又は潜在(lantentiating)基であり、
1は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、ハロメチル、ハロエチル、ビニル、エチニル、ハロゲン、C1−C2アルコキシ又はC1−C2ハロアルコキシであり、
2、R3及びR4は、各々独立に、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、ハロメチル、ハロエチル、ビニル、エチニル、ハロゲン、C1−C2アルコキシ又はC1−C2ハロアルコキシであり、
5及びR12は、各々独立に、水素、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、ハロゲン又はC1−C6アルコキシカルボニルであるか、又は
5及びR12は一緒になって、任意に酸素又は硫黄原子を含有する3〜7員の炭素環を形成し、及び
6、R7、R8、R9、R10及びR11は、各々独立に、水素又は置換基であるか、又はR7及びR8、又はR9及びR10は、それが結合する炭素原子と一緒になって、ケト、任意に置換されるアルケニル又は任意に置換されるイミノ単位を形成するか、又はR7、R8、R9及びR10のうちの任意の2つが一緒になって、O、S又はNから選択されるヘテロ原子を任意に含有する、任意に置換される3〜8員の炭素環を形成するか、又はR7及びR10が一緒になって結合を形成する)
の化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、
6及びR11は、各々独立に、水素、ハロゲン、ホルミル、シアノ又はニトロであるか、又は
6及びR11は、各々独立に、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C3−C7シクロアルキル、C3−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、又は
6及びR11は、各々独立に、基COR13、CO214又はCONR1516、CR17=NOR18、CR19=NNR2021、NHR22、NR2223又はOR24であり、ここで、
13は、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
14は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
15は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
16は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、C1−C6アルキルスルホニル、フェニルスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、アミノ、C1−C6アルキルアミノ、ジC1−C6アルキルアミノ、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、又は
15及びR16は、任意に酸素、硫黄又は窒素原子を含有する、任意に置換される3〜7員の環を形成するために結合してもよく、
17及びR19は、各々独立に、水素、C1−C3アルキル又はC3−C6シクロアルキルであり、
18、R20及びR21は、各々独立に、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、フェニル又はヘテロアリールであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
22は、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、C1−C6アルキルスルホニル、フェニルカルボニル、フェノキシカルボニル、フェニルアミノカルボニル、フェニルチオカルボニル、フェニルスルホニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニル、ヘテロアリールチオカルボニル又はヘテロアリールスルホニルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
23は、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、C1−C6アルキルスルホニル、フェニル又はヘテロアリールであって、これら全ての置換基は任意に置換され、又は
22及びR23は、酸素、硫黄又は窒素原子を任意に含有する、任意に置換される3〜7員の環を形成するために結合してもよく、ここでこれら全ての置換基は任意に置換され、及び
24は、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、トリ(C1−C6アルキル)シリル、フェニル又はヘテロアリールであって、これら全ての置換基は任意に置換される、化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、
7、R8、R9及びR10は、各々独立に、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、ホルミル、アミノ、シアノ又はニトロであるか、又は
7、R8、R9及びR10は、各々独立に、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシC1−C6アルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6アルチオC1−C6アルキル、C1−C6アルキルスルフィニルC1−C6アルキル、C1−C6アルキルスルホニルC1−C6アルキル、C3−C7シクロアルキル、C4−C7シクロアルケニル、トリ(C1−C6アルキル)シリル、アリール、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、又は
7、R8、R9及びR10は、各々独立に、基COR13、CO214又はCONR1516、CR17=NOR18、CR19=NNR2021、NR2223又はOR24であり、ここで、
13は、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
14は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
15は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
16は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C7シクロアルキル、C5−C7シクロアルケニル、C1−C6アルキルスルホニル、アミノ、C1−C6アルキルアミノ、ジC1−C6アルキルアミノ、フェニル、ヘテロアリール又は3〜7員のヘテロシクリルであって、これら全ての置換基は任意に置換され、又は
15及びR16は、任意に酸素、硫黄又は窒素原子を含有する、任意に置換される3〜7員の環を形成するために結合してもよく、
17及びR19は、各々独立に、水素、C1−C3アルキル又はC3−C6シクロアルキルであり、
18、R20及びR21は、各々独立に、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、フェニル又はヘテロアリールであって、これら全ての置換基は任意に置換され、
22及びR23は、各々独立に、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、C1−C6アルキルスルホニル、フェニル又はヘテロアリールであるか、又は
22及びR23は、酸素、硫黄又は窒素原子を任意に含有する、任意に置換される3〜7員の環を形成するために結合してもよく、ここでこれら全ての置換基は任意に置換され、及び
24は、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C7シクロアルキル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルチオカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、C1−C6アルキルスルホニル、トリ(C1−C6アルキル)シリル、フェニル又はヘテロアリールであって、これら全ての置換基は任意に置換される、化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物であって、
7及びR8、又はR9及びR10は、=O単位を一緒になって形成するか、又は=CR2526単位を形成するか、又は=NR27単位を形成し、又はR7、R8、R9及びR10のうちの任意の2つが環を形成し、当該環は、O、S又はNから選択されるヘテロ原子を任意に含有する、3〜8員の環であって、C1−C3アルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキル、ハロゲン、フェニル、フェニルであって、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、C1−C4アルキルカルボニル、C1−C4アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されるフェニル、ヘテロアリール又はヘテロアリールであって、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C4アルコキシ、C1−C4ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、C1−C4アルキルカルボニル、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されるヘテロアリールにより任意に置換される環であり、ここで、
25及びR26は、各々独立に、水素、ハロゲン、シアノ又はニトロであるか、又は
25及びR26は、各々独立に、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルアミノ、ジC1−C6アルキルアミノ、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルアミノカルボニル、ジC1−C6アルキルアミノカルボニル、N−フェニル−N−C1−C6アルキルアミノカルボニル、N−フェニルC1−C6アルキル−N−C1−C6アルキルアミノカルボニル、N−ヘテロアリール−N−C1−C6アルキルアミノカルボニル、N−ヘテロアリールC1−C6アルキル−N−C1−C6アルキルアミノカルボニル、フェニル、ヘテロアリール、C3−C8シクロアルキル又は3〜7員のヘテロシクリルであり、これら全ての置換基は任意に置換されるか、又は
25及びR26は一緒になって、O、S又はNから選択されるヘテロ原子を任意に含有する5〜8員の環であって、C1−C2アルキル又はC1−C2アルコキシにより任意に置換される環を形成するために結合してもよく、
27は、ニトロ又はシアノであるか、又は
27は、C1−C6アルキルアミノ、ジC1−C6アルキルアミノ、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、フェノキシ、フェニルアミノ、N−フェニル−N−C1−C6アルキルアミノ、N−フェニルC1−C6アルキル−N−C1−C6アルキルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリールアミノ、N−ヘテロアリール−N−C1−C6アルキルアミノ又はN−ヘテロアリールC1−C6アルキル−N−C1−C6アルキルアミノであり、これら全ての置換基は任意に置換される、化合物。
【請求項5】
1、R2及びR4はメチルであり、R3は水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
1、R2及びR4はメチルであり、R3は水素であり、及びR7、R8、R9及びR10は、各々独立に、水素、シアノ、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシC1−C6アルキル、3〜7員のヘテロシクリル、任意に置換されるアリール又は任意に置換されるヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
5及びR12は、各々独立に、水素又はC1−C3アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
1はメチル、エチル、ビニル、エチニル、シクロプロピル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ又はC1−C2アルコキシであり、及び
2、R3及びR4は、各々独立に、水素、メチル、エチル、ビニル又はエチニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
式(AH)
【化2】

(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R8、R9、R11及びR12は、請求項1で定義されたとおりである)の化合物の製造方法であって、
式(H)
【化3】

の化合物を、式(AI)
【化4】

の化合物と、触媒の存在下又は不存在下、及び溶媒の存在下又は不存在下で反応させることを含んでなる、製造方法。
【請求項10】
式(AI)
【化5】

(式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR12は、請求項1で定義されたとおりである)の化合物であって、式
【化6】

の化合物を除く、化合物。
【請求項11】
製剤補助剤を含んでなることに加え、除草有効量の式Iの化合物を含んでなる、除草組成物。
【請求項12】
製剤補助剤を含んでなることに加え、除草有効量の式Iの化合物及びさらなる除草剤を含んでなる、除草組成物。
【請求項13】
製剤補助剤を含んでなることに加え、除草有効量の式Iの化合物、さらなる除草剤及び薬害軽減剤(safener)を含んでなる、請求項11に記載の除草組成物。
【請求項14】
有用植物の作物における雑草及び草木の制御方法であって、除草有効量の、式Iの化合物、又は当該化合物を含んでなる組成物を、前記植物又はその存在場所に施用することを含んでなる方法。

【公表番号】特表2010−535724(P2010−535724A)
【公表日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−519374(P2010−519374)
【出願日】平成20年8月6日(2008.8.6)
【国際出願番号】PCT/EP2008/006467
【国際公開番号】WO2009/019005
【国際公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【出願人】(500371307)シンジェンタ リミテッド (141)
【Fターム(参考)】