説明

架橋複素環化合物およびその使用

本開示は、個体においてヒスタミン受容体を調節するために使用することができる新たな化合物に関する。新たな架橋複素環[4,3−b]インドール化合物を包含する新規な化合物が記載されている。医薬組成物も提供されている。前記化合物を含む医薬組成物、同様に、認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害および/または神経障害の治療を包含する様々な治療用途における前記化合物の使用方法もまた提供されている。本発明の化合物は、新規なヒスタミン受容体調節剤として記載され、また、神経変性疾患を治療する際に使用することもできる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(E)の化合物またはその塩もしくは溶媒和物:
【化326】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
は、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
mおよびqは独立に、0または1であり;
pは、1または2であり;
nは、1または0であるが、但し、Qが置換複素環であり、その際、前記置換複素環がラクタムである場合にのみ、nは0であり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8a、R8b、R8c、R8d、R8eおよびR8fはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しているか、ジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成しているか、ビシナルR8(a〜f)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜f)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜f)が、ビシナルR8(a〜f)と一緒になって結合を形成している場合、前記ジェミナルR8(a〜f)はヒドロキシル以外であり;
10は、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、アルキニルまたはシアノである]。
【請求項2】
、X、XおよびX10がCRである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
、X、XおよびX10のうちの少なくとも1つがNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
がそれぞれ独立に、H、ハロまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルである、請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
がH、非置換C〜Cアルキル、アシルまたはカルボニルアルコキシである、請求項1から4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
が非置換C〜Cアルキルである、請求項1から5のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
、R10、R3aおよびR3bがそれぞれHである、請求項1から6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
pが1である、請求項1から7のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
8a、R8b、R8c、R8d、R8eおよびR8fがそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、非置換C〜Cアルキルであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、カルボニル部分を形成しているか、またはジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成している、請求項1から8のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
式(E−1)の化合物である、請求項1に記載の化合物。
【化327】

【請求項11】
がCRであり、ここで、RはH、ハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれ、CRであり、ここで、RはHであり、Rがメチルであり、R、R10、R3aおよびR3bがそれぞれHであり、Qが下式を有する、請求項10に記載の化合物。
【化328】

【請求項12】
化合物1〜165またはその塩からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
式(A−1)の化合物またはその塩:
【化329】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
qは、0または1であり;
8a、R8b、R8cおよびR8dはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しているか、ジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成しているか、ビシナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜d)が、ビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成している場合、前記ジェミナルR8(a〜d)は、ヒドロキシル以外であり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノまたはアルコキシである]。
【請求項14】
がCRであり、ここで、Rは、H、ハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれCRであり、ここで、RはHであり、Rがメチルであり、R8aおよびR8bがそれぞれ、存在する場合にはHであり、R8cおよびR8dがそれぞれHであり、Qが、下式からなる群から選択される、請求項13に記載の化合物:
【化330】

【請求項15】
式(A−2)の化合物またはその塩:
【化331】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
qは0または1であり;
8a、R8b、R8c、R8d、R8eおよびR8fはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しているか、ジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成しているか、ビシナルR8(a〜f)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜f)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜f)が、ビシナルR8(a〜f)と一緒になって結合を形成している場合、前記ジェミナルR8(a〜f)はヒドロキシル以外であり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニル、置換または非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシまたはアシルアミノである]。
【請求項16】
およびXがそれぞれ独立に、CRであり、ここで、RはH、ハロまたはメチルであり、XおよびX10がそれぞれCHであり、Rがメチルであり、R8aおよびR8bがそれぞれ、存在する場合にはHであり、R8cおよびR8dがそれぞれHであり、R8eおよびR8fがそれぞれ独立に、H、ヒドロキシまたはメチルであり、Qが:
【化332】

からなる群から選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
式(F−1)の化合物またはその塩:
【化333−1】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
およびR10はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、シクロアルキルまたはカルボニル部分を形成しており;
pは、1または2であり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
11およびR12は独立に、H、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、またはそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、または一緒になって、結合を形成して、アセチレニル部分をもたらし;
【化333−2】

は、R11およびR12が独立に、HまたはC〜Cアルキルである場合に、いずれかのEまたはZ二重結合配置の存在を示し;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、アルキニルまたはシアノである]。
【請求項18】
がメチルであり、R、R3a、R3bおよびR10がそれぞれHであり、pが1であり、XがCRであり、ここで、Rはハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれCHであり、R11がHであり、R12がメチルであり、Qが置換フェニルである、請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
式(F−2)の化合物またはその塩である:
【化334】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
およびR10はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、シクロアルキルまたはカルボニル部分を形成しており;
pは、1または2であり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、アルキニルまたはシアノである]。
【請求項20】
がメチルであり、R、R3a、R3bおよびR10がそれぞれHであり、pが1であり、XがCRであり、ここで、Rはハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれCHであり、Qが置換ピリジルである、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
式(B)の化合物またはその塩もしくは溶媒和物:
【化335】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
は、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノ、ニトロであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、非置換アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、カルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
pは、1または2であり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、カルボニルアルコキシ、チオール、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8c、R8d、R8eおよびR8fはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキルであるか、またはそれが結合している炭素およびジェミナルRと一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
10は、H、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ヒドロキシルまたはアルコキシルであり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシまたはアシルアミノである]。
【請求項22】
下記の受容体:アドレナリン受容体(例えば、a1A、a1B、a1D、a2A、a2Bおよび/またはa2c、)、セロトニン受容体(例えば、5−HT2A、5−HT2B、5−HT2C、5−HT5A、5−HTおよび/または5−HT)、ドーパミン受容体(例えば、D2L)およびヒスタミン受容体(例えば、H、Hおよび/またはH)のうちの少なくとも1種を調節する、請求項の1から21のいずれかに記載の化合物。
【請求項23】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を個体において治療する方法であって、前記治療を必要とする個体に、有効量の式(E)の化合物またはその薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法:
【化336】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
は、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
mおよびqは独立に、0または1であり;
pは、1または2であり;
nは、1または0であるが、但し、Qが置換複素環であり、その際、前記置換複素環がラクタムである場合にのみ、nは0であり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8a、R8b、R8c、R8d、R8eおよびR8fはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しているか、ジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成しているか、ビシナルR8(a〜f)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜f)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜f)が、ビシナルR8(a〜f)と一緒になって結合を形成している場合、前記ジェミナルR8(a〜f)はヒドロキシル以外であり;
10は、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、アルキニルまたはシアノである]。
【請求項24】
前記化合物が、式(E−1)の化合物である、請求項23に記載の化合物。
【化337】

【請求項25】
前記化合物を、化合物1〜165またはその薬学的に許容できる塩からなる群から選択する、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を個体において治療する方法であって、前記治療を必要とする個体に、有効量の式(A−1)の化合物またはその薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法:
【化338】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
qは、0または1であり;
8a、R8b、R8cおよびR8dはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しているか、ジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成しているか、ビシナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜d)が、ビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成している場合、前記ジェミナルR8(a〜d)は、ヒドロキシル以外であり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノまたはアルコキシである]。
【請求項27】
がCRであり、ここで、RはH、ハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれCRであり、ここで、RはHであり、Rがメチルであり、R8aおよびR8bがそれぞれ、存在する場合にはHであり、R8cおよびR8dがそれぞれHであり、Qが、下式からなる群から選択される、請求項26に記載の方法。
【化339】

【請求項28】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を個体において治療する方法であって、前記治療を必要とする個体に、有効量の式(A−2)の化合物またはその薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法:
【化340】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
qは0または1であり;
8a、R8b、R8c、R8d、R8eおよびR8fはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、それが結合している炭素およびジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しているか、ジェミナルR8(a〜f)と一緒になって、メチレンまたは置換メチレンを形成しているか、ビシナルR8(a〜f)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜f)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜f)が、ビシナルR8(a〜f)と一緒になって結合を形成している場合、前記ジェミナルR8(a〜f)はヒドロキシル以外であり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニル、置換または非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシまたはアシルアミノである]。
【請求項29】
およびXがそれぞれ独立に、CRであり、ここで、RはH、ハロまたはメチルであり、XおよびX10がそれぞれCHであり、Rがメチルであり、R8aおよびR8bがそれぞれ、存在する場合にはHであり、R8cおよびR8dがそれぞれHであり、R8eおよびR8fがそれぞれ独立に、H、ヒドロキシまたはメチルであり、Qが:
【化341】

からなる群から選択される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を個体において治療する方法であって、前記治療を必要とする個体に、有効量の式(F−1)の化合物またはその薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法:
【化342−1】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
およびR10はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、シクロアルキルまたはカルボニル部分を形成しており;
pは、1または2であり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
11およびR12は独立に、H、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシ、カルボニルアルコキシであるか、またはそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルキル、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、または一緒になって、結合を形成して、アセチレニル部分をもたらしており;
【化342−2】

は、R11およびR12が独立に、HまたはC〜Cアルキルである場合に、いずれかのEまたはZ二重結合配置の存在を示し;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、アルキニルまたはシアノである]。
【請求項31】
がメチルであり、R、R3a、R3bおよびR10がそれぞれHであり、pが1であり、XがCRであり、ここで、Rはハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれCHであり、R11がHであり、R12がメチルであり、Qが置換フェニルである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を個体において治療する方法であって、前記治療を必要とする個体に、有効量の式(F−2)の化合物またはその薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法:
【化343】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
およびR10はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシルまたは置換もしくは非置換C〜Cアルキルであり;
3aおよびR3bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、アミノ、置換アミノ、シクロアルキル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、またはR3aおよびR3bは一緒になって、シクロアルキルまたはカルボニル部分を形成しており;
pは、1または2であり;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、非置換アミノ、置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、アルキニルまたはシアノである]。
【請求項33】
がメチルであり、R、R3a、R3bおよびR10がそれぞれHであり、pが1であり、XがCRであり、ここで、Rはハロまたはメチルであり、X、XおよびX10がそれぞれCHであり、Qが置換ピリジルである、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を個体において治療する方法であって、それを必要とする個体に有効量の請求項1から22のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項35】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を治療するための医薬品の製造における、請求項1から22のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項36】
請求項1から22のいずれかに記載の化合物と、薬学的に許容できる担体とを含む医薬組成物。
【請求項37】
認識障害、精神障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を治療する際に使用するための、請求項1から22のいずれかに記載の化合物と指示書とを含むキット。

【公表番号】特表2011−515483(P2011−515483A)
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−501990(P2011−501990)
【出願日】平成21年3月24日(2009.3.24)
【国際出願番号】PCT/US2009/038142
【国際公開番号】WO2009/120720
【国際公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【出願人】(510115720)メディベイション テクノロジーズ, インコーポレイテッド (12)
【Fターム(参考)】