説明

染色用容器の回収洗浄装置

【課題】 染色用容器に収容された被染物及び染液の回収並びに染色用容器の洗浄を、迅速且つ容易に行うことができる染色用容器の回収洗浄装置を提供する。
【解決手段】 上部が開口し被染物及び染液が収容された容器Pを上下反転させる容器反転手段10と、反転した容器Pから落下する被染物及び染液を受ける回収手段20と、反転した容器Pの内部に洗浄液を噴射する洗浄手段30とを備え、回収手段20は、底部に染液の排出部を有する受器と、前記受器を傾動可能に支持する受器支持手段とを備える染色用容器の回収洗浄装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、染色用容器の回収洗浄装置に関し、より詳しくは、容器に収容された被染物及び染液を回収した後、容器を洗浄する染色用容器の回収洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
染液を貯留したポット内に生地を収容して、このポットを回転させることにより生地を染色するポット式の染色機が従来から知られている。例えば、特許文献1には、図13に示すように、被染物及び染液を収容する染色容器50と、染色容器50を回転させる回転軸52とを備え、回転軸52に固定された駆動用プーリ54を介して回転軸52に回転力を伝達するように構成されたユニット60を複数配置してなる染色機が開示されている。各ユニット60において、染色容器50の開口は上蓋56により閉じられ、上蓋56は取付部材58を介して回転軸52に取り付けられており、回転軸52の回転により染色容器50が回転し、生地が染色される。染色が終了した後は、染色容器50を取り外して上蓋56を開放し、染色された生地を取り出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−309476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の染色機は、染色容器50からの生地の取り出しや染液の回収、更には染色容器50の洗浄を、いずれも手作業で行う必要があるため、このような作業を複数のユニット60のそれぞれに対して行うことは煩雑で長時間を要するという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、染色用容器に収容された被染物及び染液の回収並びに染色用容器の洗浄を、迅速且つ容易に行うことができる染色用容器の回収洗浄装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の前記目的は、上部が開口し被染物及び染液が収容された容器を上下反転させる容器反転手段と、反転した容器から落下する被染物及び染液を受ける回収手段と、反転した容器の内部に洗浄液を噴射する洗浄手段とを備え、前記回収手段は、底部に染液の排出部を有する受器と、前記受器を傾動可能に支持する受器支持手段とを備える染色用容器の回収洗浄装置により達成される。
【0007】
この染色用容器の回収洗浄装置において、前記容器反転手段は、互いに平行に配置された一対のラックと、両端部に設けられたピニオンが前記ラックにそれぞれ噛合する回動軸と、前記回動軸に固定され容器の上下を挟持する挟持部材とを備え、前記回動軸の水平移動により前記挟持部材が回転し、挟持された容器が上下反転するように構成することができる。
【0008】
また、前記容器反転手段により上下反転した容器を、前記洗浄手段に向けて押圧して搬送する押圧搬送手段を更に備えることが好ましい。
【0009】
また、前記受器の底部は、周縁から中央に向けて下方に傾斜する一対の傾斜面を備え、前記排出部は一対の前記傾斜面の間に溝状に形成された構成にすることができる。この構成において、前記受器は、前記傾斜面のそれぞれに沿って被染物を落下させることができるように、両側に傾動可能に支持されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の染色用容器の回収洗浄装置によれば、染色用容器に収容された被染物及び染液の回収並びに染色用容器の洗浄を、迅速且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る染色用容器の回収洗浄装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す回収洗浄装置の容器反転装置を拡大して示す要部斜視図である。
【図3】図2に示す容器反転装置の作動後の状態を示す要部斜視図である。
【図4】図1に示す回収洗浄装置の回収装置を拡大して示す要部斜視図である。
【図5】図4に示す回収装置の作動後の状態を示す要部斜視図である。
【図6】図5に示す回収装置の作動後の状態を示す要部斜視図である。
【図7】図1に示す回収洗浄装置の洗浄装置を拡大して示す要部斜視図である。
【図8】図7に示す洗浄装置の作動後の状態を示す要部斜視図である。
【図9】図8に示す洗浄装置の作動後の状態を示す要部斜視図である。
【図10】図9に示す洗浄装置の作動後の状態を示す要部斜視図である。
【図11】図1に示す回収洗浄装置の作動を説明するための概略側面図である。
【図12】図1に示す回収洗浄装置の作動を説明するための概略側面図である。
【図13】従来の染色装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る染色用容器の回収洗浄装置の全体構成を示す斜視図である。本実施形態の染色用容器の回収洗浄装置は、染色後の被染物が収容された容器を受け取り、被染物及び染液の回収と容器内の洗浄を行うものである。
【0013】
図1に示すように、染色用容器の回収洗浄装置1は、ベルトコンベア(図示せず)等により搬送された無蓋有底のポット状の容器Pを上下反転させる容器反転装置10と、上下反転した容器Pから落下する被染物及び染液を受ける回収装置20と、被染物及び染液を回収後の容器Pを洗浄する洗浄装置30と、容器Pを洗浄装置30に押圧搬送する押圧搬送装置40とを備えており、これらは枠体2内に設けられている。
【0014】
図2は、図1に示す容器反転装置10を矢示A方向に見た拡大斜視図である。図2に示すように、容器反転装置10は、枠体2に水平方向に延びるように設けられた一対のラック11a,11bと、両端部にピニオン12a,12bを有する回転軸13と、回転軸13に固定された2つの挟持部材14a,14bとを備えている。各挟持部材14a,14bは、L字状の保持ブラケット141a,141bの上端に支持棒142a,142bを取り付けて側面視コ字状に形成されており、容器Pの上下を挟持することができる。保持ブラケット141a,141bの間には、容器Pの底面と接触して転動することにより容器Pを受け入れる複数の転動ローラ143が設けられている。
【0015】
一対のラック11a,11bは、ピニオン12a,12bとそれぞれ噛合しており、回転軸13が矢示B方向の移動により回転すると、図3に示すように、回転軸13に固定された挟持部材14a,14bが回転して、挟持部材14a,14bに挟持された容器Pが上下反転するように構成されている。また、回転軸13の両端には、ラック11a,11bと平行となるように枠体2に取り付けられたレール部材15a,15bにより案内されるスライダ16a,16bが取り付けられている。各スライダ16a,16bは、エアシリンダ等の容器反転用シリンダ17a,17bのロッド171a,171bが取り付けられており、ロッド171a,171bの進退によって回転軸13を移動することができる。
【0016】
図4は、図1に示す回収装置20を矢示C方向に見た拡大斜視図である。図4に示すように、回収装置20は、被染物及び染液を収容可能な受器21と、受器21の下部を支持する回動軸22と、受器21が回動軸22まわりに揺動するように回動軸22を回動自在に支持する軸受部材23a,23bとを備えている。受器21の底部は、周縁から中央に向けて下方に傾斜する一対の傾斜面211a,211bを備えており、一対の傾斜面211a,211bの間には、回動軸22の軸線に沿って延びる溝状の排出部212が形成されている。一対の傾斜面211a,211bの両側は、側板213a,213bにより覆われている。
【0017】
受器21は、図5に示すように、倒立状態となった容器Pの直下に位置するように配置されており、容器Pから落下する被染物及び染液を受け取る。排出部212の下方には、染液回収器(図示せず)が配置されており、受器21に収容されて排出部212から流出する染液を回収することができる。
【0018】
回動軸22には、2つのレバー24a,24bが割締めを介して固定されており、枠体2に支持された受台傾斜用シリンダ25a,25bの各ロッドの先端が、それぞれレバー24a,24bの先端と係合している。一方の受台傾斜用シリンダ25aのロッドが進出すると、回動軸22の回転により、図6に示すように受器21が傾斜して被染物が一方の傾斜面211aに沿って落下し、下方に配置された被染物回収器(図示せず)に回収される。これに対し、他方の受台傾斜用シリンダ25bのロッドが進出すると、回動軸22は上記と反対方向に回転することにより、受器21は被染物が他方の傾斜面211bに沿って落下するように傾斜して、被染物が不良品回収器(図示せず)に回収される。このように、動作する受台傾斜用シリンダ25a,25bの選択により、受器21の傾動方向を変化させて被染物の落下方向を振り分けることができ、良品と不良品とを分離して回収することができる。
【0019】
押圧搬送装置40は、図3に示すように、回転自在に支持された押圧ローラ41a,41bを有する押圧部材42が、枠体2に支持された容器搬送用シリンダ43のロッド43aにブラケット44を介して取り付けられており、図3に示す状態からロッド43aが矢示B方向に後退することにより、押圧部材42が2つの挟持部材14a,14bの間を通過して押圧ローラ41a,41bが容器Pの側面と接触し、容器Pを洗浄装置30に搬送する。
【0020】
図7は、図1に示す洗浄装置30を矢示A方向に見た拡大斜視図である。図7に示すように、洗浄装置30は、容器Pを倒立状態で搬送するローラコンベア31と、ローラコンベア31のローラ間の隙間を介して上方に突出するように上下動自在に支持され洗浄液を噴射する内部洗浄ノズル32と、容器Pに対して上方から洗浄液を噴射する外部洗浄ノズル33と、ローラコンベア31の隙間を介して上方に突出するように上下動自在に支持されエアを噴射するエアノズル34とを備えている。内部洗浄ノズル32、外部洗浄ノズル33及びエアノズル34は、ローラコンベア31の搬送方向上流側から下流側に向けて順次配置されており、内部洗浄ノズル32及びエアノズル34の直上位置で容器Pをそれぞれ停止させることができるように、容器Pの搬送位置を検出するための光ファイバセンサ等の位置検出センサ(図示せず)が配置されている。
【0021】
洗浄装置30の入口には、シリンダ35aにより上下動自在に支持されたシャッタ35bが設けられており、押圧搬送装置40の作動により容器Pが通過した後、図8に示すようにシリンダ35aの作動によりシャッタ35bを下降させることで、洗浄液が回収装置20に飛散するのを抑制することができる。容器Pは、図8に示す内部洗浄ノズル32の直上位置から、ローラコンベア31の作動により矢示B方向に搬送され、図9に示すようにエアノズル34の直上位置まで移動する。
【0022】
また、洗浄装置30は、図9に示す状態から、図10に示すようにローラコンベア31のローラ間の隙間を通過して上昇する支持ブラケット36a,36bを備えている。支持ブラケット36a,36bは、エアノズル34を挟んで搬送方向両側に配置されており、エアノズル34とは独立して上下動可能となるように、駆動プーリ37aと従動プーリ37bとの間に懸架された無端状のベルト37cに取り付けられている。また、支持ブラケット36a,36bには、容器Pの開口近傍の外周面と当接するように水平面に沿って回転自在に設けられた複数の水平ローラ361a,361bと、容器Pの開口縁と当接するように垂直面に沿って回転自在に設けられた複数の垂直ローラ362a,362bとがそれぞれ設けられている。また、支持ブラケット36a,36bと共に上下動するように支持されてモータ(図示せず)により垂直面に沿って回転駆動される駆動ローラ363が設けられている。容器Pは、水平ローラ361a,361bおよび垂直ローラ362a,362bにより支持されて、ローラコンベア31の搬送面から持ち上げられた状態で、回転駆動される駆動ローラ363が容器Pの開口縁と当接して、容器Pを軸心周りに回転する。
【0023】
次に、上記構成を備える染色用容器の回収洗浄装置1の作動について、図11及び図12に示す概略側面図を適宜参照しながら説明する。染色用の容器には、
前工程において、綿や、ナイロン、ポリエステル(カチオン可染)、アクリル等の化学繊維からなる被染物が収容されると共に、当該被染物に適した染液や助剤が注入され、容器を密閉して回転させることにより、被染物の染色が行われる。図11(a)に示すように、染色工程が行われた後の容器Pは、上部が開口した状態でベルトコンベア等の搬送装置Tにより容器反転装置10に搬送され、挟持部材14a(14b)により上下が挟持される。
【0024】
容器反転装置10は、図11(b)に示すように、容器Pを上下反転させて、被染物46及び染液47を回収装置20の受器21に収容する。収容された染液47は、受器21の排出部212から外部へ流出し、染液回収器(図示せず)に回収される。本実施形態においては、容器反転装置10がラック・ピニオン機構により容器Pを矢示B方向に水平搬送しながら上下反転できるように構成しているので、反転中の容器Pが他の構成要素と干渉し難くなりスムーズな反転を促すことができると共に、容器Pが反転しながら後述する押圧部材42を乗り越えることができるので、容器Pを簡易な構成により洗浄装置30に搬送可能とすることができる。但し、容器反転装置10の回転軸13をモータ等により回転可能に構成することで、容器Pを水平搬送せずに上下反転するようにしてもよい。
【0025】
染液47の回収後は、図11(c)に示すように、押圧搬送装置40の押圧部材42及び洗浄装置30のローラコンベア31の作動によって、容器Pを上下反転した状態で搬送し、位置検出センサ48aの検出により内部洗浄ノズル32の直上位置で停止する。また、これと同時に、回収装置20の受器21を傾斜させて、被染物46を被染物回収器49に落下させる。一方、カラーキッチン部や染色部などの前工程において染液の測定重量が規定外である等、外部の装置から染色不良の信号を受信した場合には、受器21を図11(c)とは反対方向に傾斜させ、不良品回収器(図示せず)に落下させる。このように、回収装置20により良品及び不良品を振り分けて回収することで、前工程や後工程を含めた一連の工程を停止させることなく不良品を排除することができる。
【0026】
本実施形態においては、受器21の底部が、周縁から中央に向けて下方に傾斜する一対の傾斜面211a,211bを備え、排出部212が一対の傾斜面211a,211bの間に溝状に形成されているので、排出部212からの染液47の排出を促すことができると共に、一対の傾斜面211a,211bのそれぞれに沿って被染物46を落下させて、振り分けを効率良く行うことができる。但し、受器21の形状は本実施形態のものに限定されず、染液47の排出部212を有すると共に、傾斜により被染物46を落下させることが可能な任意の形状とすることができる。また、受器21は、遠心脱水等により染液47を排出可能な脱水機構を備えるものであってもよく、この場合も脱水後に受器21を傾斜させて、被染物46を回収することができる。
【0027】
洗浄装置30において容器Pが停止した後は、図12(a)に示すように、ローラコンベア31の搬送面の下方から上方に向けて内部洗浄ノズル32を上昇させ、容器Pの内部から洗浄液を放射状に噴射し、容器Pの内壁面を洗浄する。内部洗浄の終了後は、内部洗浄ノズル32を下降させてローラコンベア31を再び作動させる。容器Pには、搬送途中で外部洗浄ノズル33により上方から洗浄液が噴射され、容器Pの外壁面が洗浄される。そして、図12(b)に示すように、位置検出センサ48bの検出によりエアノズル34の直上位置で容器Pが停止する。
【0028】
次に、図12(c)に示すように、ローラコンベア31の搬送面の下方から上方に向けてエアノズル34を上昇させ、容器Pの内部においてエアの噴射を開始した後、駆動ローラ363を駆動しながら、この駆動ローラ363等を支持する支持ブラケット(図示せず)を上昇させる。これにより、容器Pが回転しながら上昇し、容器Pの内壁面全体にエアを吹き付けて、付着している水滴を飛ばすことができる。容器Pを上昇させる代わりにエアノズル34を上下動させて、容器Pの内壁面の水滴を除去するようにしてもよい。
【0029】
また、図12(c)に示すように、容器Pの内部からエアを噴射するエアノズル34とは別に、容器Pの外壁面にエアを噴射する別のエアノズル341を設けてもよい。水滴が除去された容器Pは、再びカラーキッチン部などに搬送されて、再利用される。
【0030】
このように、本発明の染色用容器の回収洗浄装置によれば、収容された被染物及び染液の回収と並行して容器の洗浄を行うことができ、作業効率を高めることができる。
【符号の説明】
【0031】
1 回収洗浄装置
10 容器反転装置
11a,11b ラック
12a,12b ピニオン
13 回転軸
14a,14b 挟持部材
20 回収装置
21 受器
211a,211b 傾斜面
212 排出部
22 回動軸
30 洗浄装置
31 ローラコンベア
32 内部洗浄ノズル
33 外部洗浄ノズル
34 エアノズル
36a,36b 支持ブラケット
361a,361b 水平ローラ
362a,362b 垂直ローラ
363 駆動ローラ
40 押圧搬送装置
P 容器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部が開口し被染物及び染液が収容された容器を上下反転させる容器反転手段と、
反転した容器から落下する被染物及び染液を受ける回収手段と、
反転した容器の内部に洗浄液を噴射する洗浄手段とを備え、
前記回収手段は、底部に染液の排出部を有する受器と、前記受器を傾動可能に支持する受器支持手段とを備える染色用容器の回収洗浄装置。
【請求項2】
前記容器反転手段は、互いに平行に配置された一対のラックと、両端部に設けられたピニオンが前記ラックにそれぞれ噛合する回動軸と、前記回動軸に固定され容器の上下を挟持する挟持部材とを備え、
前記回動軸の水平移動により前記挟持部材が回転し、挟持された容器が上下反転するように構成された請求項1に記載の染色用容器の回収洗浄装置。
【請求項3】
前記容器反転手段により上下反転した容器を、前記洗浄手段に向けて押圧して搬送する押圧搬送手段を更に備える請求項1または2に記載の染色用容器の回収洗浄装置。
【請求項4】
前記受器の底部は、周縁から中央に向けて下方に傾斜する一対の傾斜面を備え、前記排出部は一対の前記傾斜面の間に溝状に形成されている請求項1から3のいずれかに記載の染色用容器の回収洗浄装置。
【請求項5】
前記受器は、前記傾斜面のそれぞれに沿って被染物を落下させることができるように、両側に傾動可能に支持されている請求項4に記載の染色用容器の回収洗浄装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−98281(P2011−98281A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−254326(P2009−254326)
【出願日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【出願人】(000001339)グンゼ株式会社 (919)
【Fターム(参考)】