説明

構造要素を結合するためのデバイス

少なくともそれらの長さの一部分にわたり、ほとんど蟻継手のような、徐々に減少する断面を有する楔形状の係合部品303、304を有するオス構成部品301及びメス構成部品302から構成され、前記オス構成部品及び前記メス構成部品は、互いに対する前記構造要素の相対的な移動のとき前記オス及びメス構成部品を楔的に係合させるために、前記構造要素307、308の面上又は縁部上に取り付け可能である構造要素を結合するためのデバイス。前記オス及びメス構成部品のおのおのは、互いに当接し、且つ前記オス構成部品が前記メス構成部品内に最大限に楔的に侵入することを防止するように配置するように設計される少なくとも1つの部分305’、305’’、306、306’を有し、それによって侵入のときの前記オス及びメス構成部品の互いの変形又はそれらの材料歪を避ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、それぞれ、添付の請求項1及び10のプレアンブルに開示するような、構造要素を結合するためのデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
構造要素を結合するための技術的解決策は既に知られており、このデバイスは、それらの長さの少なくとも一部分にわたるほとんど蟻継手のような、徐々に減少する断面を有する楔形状の係合部品を有するオス構成部品及びメス構成部品からなり、このオス構成部品及びメス構成部品は、互いに対し相対的にこの構造要素を移動させるとき、このオス及びメス構成部品を楔的に係合させるように構造要素の面上又は縁部上に取り付け可能である。
【0003】
最新技術をさらに示すために、出願人の国際特許出願のWO02/052108A1が参照される。
【0004】
しかしながら、この方法によって接合されるような構造要素の係脱は、楔動作が係合部品の変形又は材料歪を引き起こすので困難を伴うことがしばしば見られてきた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の目的は前記の知られた問題を回避することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、このデバイスは、独立請求項1及び10に述べる特徴によって特徴づけられる。
【0007】
本発明の追加の実施例は、添付のそれぞれの従属請求項2から9まで、及び11から13まで、及び図1から9までを参照する以下の開示から明らかである。
【0008】
次に、本発明を添付の図面を参照してより詳細に説明する。
【実施例】
【0009】
図1a及び1bはそれぞれ、参照番号101で示す、本デバイスのメス部品の正面図及び側面図である。オス部品は参照番号102で示す。メス部品上に、オス部品の凹部104、105と係合するように設計される2つの部分102、103が存在する。さらに、このメス部品は、オス部品上の楔部分107と協働するように設計される楔部分106を有する。
【0010】
図1eは、当接部分102、103が切欠き部104、105と協働している、一緒に接合されたオス部品及びメス部品を示す。
【0011】
図2aはメス部品201を示し、図2bはこのメス部品の側面図である。このメス部品は、図2c及び2dに示すように、オス部品上の対応する楔形状の係合部分203と協働するようになされた楔形状の係合部分202を有する。このオス構成部品は頂部部分204も備え、その底縁部は外側端部204’、204’’のところでメス部品201の楔202の上側縁部202’、202’’にぶつかって置かれるように設計される。
【0012】
図3a及び3bは、図2に示す解決策の1つの変形形態を示す。この図におけるオス部品は参照番号301によって、メス部品は参照番号302によって示す。オス部品は、メス部品上の楔部分304と楔係合するための楔形状の部分303を有する。このオス部品は上側部分305を有し、参照番号305’、305’’によって示すその下側外側縁部は、楔303のメス楔304内への挿入のとき、その縁部305’、305’’が縁部306、306’と当接するように設計される。この場合のオス構成部品303は、以前の解決策におけるように非常に深くメス構成部品304内に入り、これらの構成部品の相互の変形又はその材料の歪を引き起こすのを防止する。そのような変形又は材料の歪は必然的に2つの部品の係脱を困難にさせる。さらなる詳細は、一緒に接合されるオス部品及びメス部品を示す図3cからも理解することができる。オス部品301は、そのほかの点では図5f〜5hのオス部品511と同じである。同様に、メス部品302を、図5に参照番号512によって示す。
【0013】
図3dは、2つの構造部材307、308を一緒に接合するために、楔動作で接合されるオス部品301及びメス部品302の底部斜視図である。これらの構造部材307、308はここでは支柱(post)又は間柱(stud)として示すが、この構造部材307、308は、例えば、サイドパネル及びさらにそのような要素に上側及び下側の横材(cross member)を有する壁要素の間柱として組み込むこともできることを理解されたい。図3d及び図3eからも明らかなように、1つ又は複数のオス部品301は、構造要素307の溝307’内に配置され、同様に1つ又は複数のメス部品302は、構造要素308の溝308’内に配置される。弾性的に降伏するシール部材又はシール・ストリップ309及び310が、構造要素の対向する縁部間に配設され、例えば、構造要素307のうちの1つのそれぞれのスロット307’’、307’’’に固定することができる。このオス部品及びメス部品を、係合する端部位置に持ってくるとき、構造部材間に存在する隙間は、このシール部材によってシールされる。同時に、このシール部材は、構造要素間を堅固にさせる。
【0014】
図4に示すような別の解決策では、メス構成部品401は楔形状の部品402を備え、その底部に楔形状部品402と続いて配置される部分404から外側に延びる突き出した停止部403を有する。同様に、図4cに示すように、オス部品405は、その長さの一部分にわたりメス部品上の楔形状係合部分402に入り係合するように設計される楔形状部分406を有する。しかしながら、図4dから、停止部分403がオス構成部品の楔形状係合部品406の最も狭い端部部分406’に当接し、それを支持するよう配置されていることが分かるであろう。
【0015】
例えば、図4aに示すようなメス部品を、例えば構造要素の端縁部407にどのように取付けできるかを図4eに示す。ここで、408は構造要素の支柱を示し、409、410は例えば、構造要素上のパネルを示す。
【0016】
図5a〜5dに示す解決策では、ばね要素502がメス構成部品501に取り付けられ、オス構成部品503のメス構成部品501との楔係合のとき、すなわち楔形状部分504、505の係合のときに、このばね要素が、その縁部部分506をオス構成部品503楔形状係合部品の縁部部分507とぶつかって置かれ、それによってオス及びメス構成部品の互いに対する軸方向移動を開放可能なように防止する。ばね502の下側部分は、オス構成部品の楔形状部分の上側部分のところでオス構成部品にぶつかって置かれる。このばね502の抑止動作を終わらせることによって、このメス部品501とオス部品505間の係合を開放するために、バー508がその開放ピン510を使用して留め金506をオス部品505との縁部係合を解く位置に押し戻すように、ホルダー及び案内部分509の助けによって回転できる開放バー508が設けられている。このデバイスの変形形態及び実際的な実施例は、図5eに見ることができ、そこではオス部品を参照番号511で示し、メス部品を参照番号512で示する。オス部品は楔形状部分513を、メス部品は対応する楔形状部分514を有する。曲がった、平ばねであることが好ましいばね515は、ねじ516によってメス部品に固定される。ばね515の下側部分が押し込まれるとき、オス部品とメス部品はそれらの相互係合が解かれ、2つの部品を分離することができる。
【0017】
図5eに示すその実際的な実施例を、より詳細に図5f〜hに示す。
【0018】
図5fは、その楔形状部分514を有し、ばね515をさらに備えるメス部品512を示す。図5gは、楔形状係合部分513を有するオス部品511を示す。図5hは、オス構成部品511及びメス構成部品512を示す。突起(lug)517が、メス構成部品の楔形状部分514の上部514’にぶつかって止まるのが分かるであろう。
【0019】
ばね515は、板ばねであることが好ましく、ばね開放の対抗力は、固定ねじ516の締め付けの程度によって調整可能であることができる。
【0020】
このデバイスの別の実施例を図6a〜6cに示す。この実施例は、図1及び図4に示す実施例に似ている。この図は、楔係合が起きるとき、オス構成部品601及びメス構成部品604の互いに対する軸方向の移動を制限するように設計される楔部分602及び突起部分603を有するオス部品601を示す。メス部品604は楔部分605を有し、その底部のところに、このメス構成部品604は、突起部分603及びその2つの突起部分603’、603’’に当接し、且つ支持するようにその楔形状係合部分605に続いて配置される部分を有する。メス部品上の当接部分を、それぞれ参照番号606及び607で示す。このようにすると、オス及び/又はメス構成部品の変形又は材料の歪は起きないが、オス部品601と604の間で楔協働が得られる。図6cに、メス部品604の端部部分604’が、端部部分604’と係合する角度部片608をどのように備えることができるかを示す。この角度部片608は、組立ての特別な場合に有用であり得る。
【0021】
図7に、例えば、オス及びメス部品が建物要素の木の支柱内にねじ止めすることができない場合、例えば、軽量コンクリート(例えば、いわゆる「ytong」)「気泡コンクリート」、「クリンカー」コンクリート、いわゆる「ルカ(Leca)」要素、又は上側及び下側横材、パネルにおのおのの側面で対向する少なくとも硬い、耐UV表面を有し、間柱材なしで通常の建物要素の建物要素空洞の内側に任意選択の断熱材を有する高分子材料から建物要素701全体が基本的に作られている場合、どのように本発明を使用することができるかを示す。ただし、軽量コンクリート内でねじの満足した固定を得ることは困難であり、ねじの長手方向では不十分な固定しか得られない。図7に、要素701のおのおのの垂直縁部に沿って、この要素の端縁部のスロット704、705内を走る、例えば、形材アルミニウムの留め金具702、703が固定されているのを示す。そのような留め金具を固定するために、例えば、ナットとして働き、要素701に対して横方向に延びる固定ボルト707とねじ係合を形成する複数の固定ねじ706を使用することができる。この種の固定ねじ/固定ボルト解決法は、とりわけ、家具構造で知られている。別法として、拡大ボルトを使用することが可能であるが、これはより簡単な、より安価な解決策を与えず、留め金に関してはより不利である。頂部敷居708及び底部敷居(図示せず)での要素701の横方向留めを確実にするために、この要素の頂部及び底部は、要素の頂部及び底部のスロット(図示せず)内に位置する、例えばアルミニウムの形材留め金具709、710を備えることが好ましい。この場合は留め金具709などの留め金具は、頂部敷居の溝708’との係合を形成すべき、連結ストリップ711を部分的に収容するように設計される皿穴709’を有する。本明細書には示していないが、同じものが単独の敷居(sole sill)にも適用される。この原理は、前述のWO文書により詳細に説明されている。頂部敷居及び底部敷居、及び連結部片は、例えば木製であり得るが、勿論これらの要素が、例えば、押し出しアルミニウム製であることを予期することは可能である。留め金具709、710は留め金具702及び703と共に、要素701に良好な横方向からの固定を獲得しそれらが互いに係合もするので、1つの枠が実質的に要素701の周りに得られることが分かるであろう。留め金具709、710が留め金具702及び703と横方向に係合しているので、且つ、留め金具709、710にどんな垂直な引っ張りもないので、それらは要素701及び/又は留め金具702、703の上側及び下側端部に単純に接着することができる。図7は、垂直留め金具、この場合は留め金具702内に固定してねじ留めすることができる、ここでは例えばメス部品302のメス部品712の形態の連結要素も示す。参照番号713は、追加の連結要素(図示せず)に対するねじ穴を示す。
【0022】
図7に示す解決策は、材木へのアクセスが制限される、又は材木が高価である、或いは天候又は環境条件、例えば、大きな湿度変化、材木を食べる昆虫等によって、構造体の形態安定性及び寿命を保証するために、木材の使用を避けるべきであることを指示する世界の領域で特に適するであろう。
【0023】
図8a及び図8bは、オス構成部品803、804及びメス構成部品805、806をそれぞれに両方を有する2つの結合レール801、802を示す。構成部品807、808は、対向するレール802のそれぞれの溝809、810内で係合する。同様に、レール802の構成部品811、812は、レール801の溝又は切欠き部813、814と係合する。この構成部品807、808、811、812は横方向安定化を確実にし、且つ構成部品807、808、811、812のそれぞれの溝809、810、813、814内での垂直方向下向きの移動がこれらの溝の下側縁部によって制限されるので、同時にその材料歪を引き起こすオスとメス構成部品間の係合を防止する。
【0024】
図9a及び9bは、同様な方法で構造要素、例えば、ビルディング要素(図示せず)の端縁部上に嵌合するように設計される2つのレール901、902が存在する同様な解決策を示す。各レール901、902は、それぞれにオス構成部品903、904及びメス構成部品905、906の両方を有する。レール901及び902上それぞれにある構成部品907、908は、図8に示し図8に対して説明したように、対向するレール902、901上のそれぞれの溝909、910と係合し、それによって横方向の安定化と垂直方向の移動の制限を確実にする。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1a】本発明によるデバイスの第1の実施例の図である。
【図1b】本発明によるデバイスの第1の実施例の図である。
【図1c】本発明によるデバイスの第1の実施例の図である。
【図1d】本発明によるデバイスの第1の実施例の図である。
【図1e】本発明によるデバイスの第1の実施例の図である。
【図2a】本発明によるデバイスの第2の実施例の図である。
【図2b】本発明によるデバイスの第2の実施例の図である。
【図2c】本発明によるデバイスの第2の実施例の図である。
【図2d】本発明によるデバイスの第2の実施例の図である。
【図3a】本発明によるデバイスの第3の実施例の図である。
【図3b】本発明によるデバイスの第3の実施例の図である。
【図3c】本発明によるデバイスの第3の実施例の図である。
【図3d】構造要素に取り付けられた第3の実施例の図である。
【図3e】構造要素に取り付けられた第3の実施例の図である。
【図4a】本発明によるデバイスの第4の実施例の図である。
【図4b】本発明によるデバイスの第4の実施例の図である。
【図4c】本発明によるデバイスの第4の実施例の図である。
【図4d】本発明によるデバイスの第4の実施例の図である。
【図4e】第4のデバイスの典型的な使用を示す図である。
【図5a】本発明によるデバイスの第5の実施例の図である。
【図5b】本発明によるデバイスの第5の実施例の図である。
【図5c】本発明によるデバイスの第5の実施例の図である。
【図5d】本発明によるデバイスの第5の実施例の図である。
【図5e】第5の実施例の変形形態を示す図である。
【図5f】第5の実施例の変形形態を示す図である。
【図5g】第5の実施例の変形形態を示す図である。
【図5h】第5の実施例の変形形態を示す図である。
【図6a】本発明によるデバイスの第6の実施例の図である。
【図6b】本発明によるデバイスの第6の実施例の図である。
【図6c】本発明によるデバイスの第6の実施例の図である。
【図7】本発明によるデバイスの第7の実施例の図である。
【図8a】本発明によるデバイスの第8の実施例の図である。
【図8b】本発明によるデバイスの第8の実施例の図である。
【図8c】本発明によるデバイスの第8の実施例の図である。
【図9a】本発明によるデバイスの第9の実施例の図である。
【図9b】本発明によるデバイスの第9の実施例の図である。
【図9c】本発明によるデバイスの第9の実施例の図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくともそれらの長さの一部分にわたり、ほとんど蟻継手のような、徐々に減少する断面を有する楔形状の係合部品を有するオス構成部品及びメス構成部品から構成され、前記オス構成部品及び前記メス構成部品は、互いに対する前記構造要素の相対的な移動のとき、前記オス及びメス構成部品を楔的に係合させるために、前記構造要素の面上又は縁部上に取り付け可能である構造要素を結合させるためのデバイスであって、前記オス及びメス構成部品のおのおのは、互いに当接し、且つ前記オス構成部品が前記メス構成部品内に最大限に楔的に侵入することを防止するように配置するように設計される少なくとも1つの部分を有し、それによって侵入のときの前記オス及びメス構成部品の互いの変形又はそれらの材料歪を避けることを特徴とするデバイス。
【請求項2】
前記オス構成部品が、前記メス構成部品の楔形状係合部品上のそれぞれの縁部部分に当接し、且つそれによって支持されるように配置される2つの突起部を備えることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記メス構成部品が、楔形状係合部分に続いて配置される部分から外側へ側面に延びる2つの突起物を備え、且つ前記メス構成部品が、前記突起部に当接し、支持するために、その楔形状係合部分と連続して配置される部分を同様に有することを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記メス構成部品が、前記楔形状係合部分に続いて配置される部分から延びる突起する停止部を備え、前記停止部は前記オス構成部品の楔形状係合部分の最も狭い端部部分に当接し、それを支持するように配置されることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記オス構成部品の前記メス構成部品内への挿入のとき、前記挿入を制限する手段として凹部の短い端部が前記突起部にぶつかって置かれるように、前記メス構成部品が前記オス構成部品の対応する前記凹部と係合するように設計される突起部を有することを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記オス構成部品の前記メス構成部品との楔係合のとき、前記オス構成部品の楔形状係合部品の縁部部分にぶつかって抑止機構の縁部部分と開放可能な係合の当接に入る前記抑止機構が、前記メス構成部品上に配置され、前記抑止機構がそれにより前記オス及びメス構成部品の軸方向の動きを開放可能なように抑止することを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載のデバイス。
【請求項7】
前記抑止機構が保持ばねであり、開放バーをその長手方向軸の周りに回転させるとき、前記バーに取り付けられたピン又は偏心円盤によって前記オス構成部品との前記係合を開放できるように前記ばねの曲げをもたらすように、前記オス及びメス構成部品によって画成される空間内に移動させることができる前記開放バーによって、前記ばねの前記オス構成部品との係合が開放可能であることを特徴とする、請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記保持ばねが板ばねであり、前記ばねの開放対抗力が、例えば、少なくとも1つの組み合わされた調整且つ固定ねじで調節可能であることを特徴とする、請求項6又は7に記載のデバイス。
【請求項9】
角度部片が前記メス部品の少なくとも1つの端部部分に取り付け可能であることを特徴とする、請求項1から8までの一項又は複数項に記載のデバイス。
【請求項10】
構造要素の面又は縁部に取り付け可能な少なくとも2つのオス構成部品及び2つのメス構成部品から構成され、前記構造要素が互いに対して相対的に移動するとき前記オス及びメス要素を係合させるデバイスであって、前記オス構成部品が楔動作で前記メス構成部品内に移動可能なように設計される角度のついた鉤の形態であり、前記デバイスは2つの結合可能なレールから構成され、各レールが一体化されたユニットとして配置される少なくとも1対のオス及びメス構成部品を有し、レールのオス構成部品に隣接する凹部がこのレール内にメス構成部品を形成し、前記対向するレールのオス構成部品と係合するように設計され、前記レール間の相互係合のとき前記対向するオス構成部品が互いにぶつかって置かれる対向する面を有し、前記レールは互いに対して前記レールの垂直移動を制限し、その結果、前記オス及びメス構成部品の互いに対する移動及びそれらの係合の程度を制限するための係合部材を備えることを特徴とする、構造要素を結合するためのデバイス。
【請求項11】
前記レールの前記係合部材がさらに、前記レールの横方向安定化のために設計されることを特徴とする、請求項10に記載のデバイス。
【請求項12】
前記構造要素が、堆肥化できない材料、例えば、軽量コンクリートから構成され、前記オス部品及びメス部品を固定するための形材取付け留め金具が前記構造部材の少なくとも1つの端部部分に固定されることを特徴とする、請求項1から11までのうちの一項又は複数項に記載のデバイス。
【請求項13】
シール・ストリップが2つの隣接する構造部材の間に配設されることを特徴とする、請求項12に記載のデバイス。

【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図1d】
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【図1e】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図2d】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図3e】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図4d】
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【図4e】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図5d】
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【図5e】
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【図5f】
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【図5g】
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【図5h】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図7】
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【図8a】
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【図8b】
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【図8c】
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【図9a】
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【図9b】
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【図9c】
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【公表番号】特表2007−522417(P2007−522417A)
【公表日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−553077(P2006−553077)
【出願日】平成17年2月11日(2005.2.11)
【国際出願番号】PCT/NO2005/000047
【国際公開番号】WO2005/078205
【国際公開日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【出願人】(506276516)
【Fターム(参考)】