説明

毛髪および睫毛においてカールを保持する方法

【課題】髪および睫毛においてカールを保持するための化粧組成物を提供する。
【解決手段】ケラチン様物質に保持有効量のトランスグルタミナーゼ酵素を含む、ヘア・スタイリング組成物、ヘア・コンディショニング組成物または睫毛に塗布するための化粧用組成物を提供する。該ケラチン様物質においてカールを保持、増強または付与することが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、毛髪および睫毛を処理するための方法に関する。より具体的に言うと、本発明は、毛髪および睫毛においてカールを保持するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
自分の毛髪がウェーブまたはカール(天然もしくは非天然)している人なら誰でも自然と知っていることだが、湿気および湿度は、手入れの行き届いたヘアスタイルにとって最も嫌なものである。じっとりした雨の日が「格好悪い髪型の日」という大衆文化的定義を獲得するという現象は非常によくみられる。この作用に対する技術的説明は周知である。カールの崩れは、毛髪のタンパク質構造中の1つ以上の結合が分断された結果である。毛髪は3種の主な結合、すなわち、水分の影響を受ける水素結合(最も弱い結合)、水分および熱の影響を受ける塩-ペプチド結合(脂肪族アミノ酸側鎖間の疎水性相互作用)、ならびに毛髪の靭性および弾力性に大きく関与しているシスチン/システイン結合を含む。毛髪が著しく弾力性に富むのは、毛髪中の主な安定力として機能するこれらの結合の存在によるところが大きい。湿度により髪の毛の長さ、量(膨張)、および直径が増大することが以前に証明されている。また、熱も毛髪に膨張作用を及ぼす可能性がある。言い換えると、これらの作用は毛髪の力学的摩擦特性(すなわち、曲げまたは弾性)に影響を及ぼす。巻毛が水分と熱の両方に曝されると、前記の結合(塩および水素)は、毛髪が膨張してその長さを増し、結果として「カールの下垂(curl droop)」が起きるほどの悪影響を受ける。
【0003】
技術的説明が存在することは、大気中にわずかな湿度が存在すると決まって「縮れ」に悩まされる人々にとっては殆ど慰めにならない。また、この湿度によって生じる髪の乱れの被害者にとっても、殆ど救いにならない。よくある解決策は、硬質成形ポリマーを利用してカールを押さえることを目的としたスタイリングジェルの使用である。しかし、このタイプの製品は、その効果にばらつきがある。真に効果的な製品には毛髪をゴワつかせたり、ベタつかせたり、また不自然な感触にするものが多いが、より自然な感触にする製品は大抵厳しい気象条件に耐えられない。従って、巻毛を水分に耐えられるようにするだけでなく、毛髪の感触を柔らかくかつ自然な状態にしうるカール保持製品が依然として必要とされている。
【発明の開示】
【0004】
発明の概要
本発明は、ケラチン様物質に保持有効量のトランスグルタミナーゼを含む組成物を塗布することを含む、該ケラチン様物質においてカールを保持する方法に関する。また本発明は、ケラチン様物質に保持有効量のトランスグルタミナーゼを含む組成物を塗布することにより、該ケラチン様物質においてカールを増強するかまたは該ケラチン様物質にカールを付与する方法にも関する。また本発明は、保持有効量のトランスグルタミナーゼを含有する、ヘア・スタイリング製品またはヘア・コンディショニング製品、および睫毛トリートメント製品にも関する。
【0005】
発明の詳細な説明
トランスグルタミナーゼは、利用可能なグルタミン残基のアミド基転移によりタンパク質の翻訳後修飾を触媒する酵素群である。その主な結果は、タンパク質間のグルタミル-リシン架橋である。これらの酵素は、毛髪および爪を含む全身に生まれつき存在する。トランスグルタミナーゼについて、幾つかの局所用途が提案されている。日本国特許第2719166号には、トランスグルタミナーゼと、毛髪の水分保持力を高めることで傷んだ毛髪のトリートメントに有用であると言われている多価アルコールとを含有する組成物が開示されている。日本国特許第3083908号では、トランスグルタミナーゼをポリエチレングリコールまたは他のあかぎれ治療用の水溶性物質と組み合わせて使用することが示唆されている。また、活性成分を皮膚、毛髪または爪に繋ぎ止める際の使用についても示唆されている(米国第5,490,980号)。国際公開第01/21145号では、毛髪染料の耐変色性を改良するためにトランスグルタミナーゼを使用することが教示されている。国際公開第01/21139号では、傷んだケラチン繊維を再構築する際に使用するための、トランスグルタミナーゼとトランスグルタミナーゼに対して基質活性を有する活性物質との組み合わせが示唆されている。米国特許第5,525,336号には、皮膚、毛髪または爪に塗布して保護層を形成するための、角質細胞タンパク質とトランスグルタミナーゼとの組み合わせが開示されている。
【0006】
本出願人らの知る限りでは、トランスグルタミナーゼがこれまでに毛髪または睫毛などのケラチン様物質におけるカール保持に関して開示または使用されたことは無い。意外なことに、トランスグルタミナーゼ含有組成物で処理した巻毛を高い湿度に曝すと、同一条件下で未処理の毛髪よりも実質的に良くカールが保持される(実施例2を参照されたい)。この結果は活性物質が比較的低濃度である場合に得られ、またその効果は、該物質が最初に洗い流されていたとしても、数時間にわたって維持される。いずれの理論にも束縛されるつもりは無いが、トランスグルタミナーゼは、毛髪中により多く見られるアミノ酸のうちの2つであるリシンとグルタミンとの架橋を形成する際に、熱および湿度による分断に対して水素またはイオン結合よりもずっと耐性がある共有結合を形成すると考えられている。トランスグルタミナーゼで処理した毛髪を、典型的には大気中に見出される濃度の水分に曝露しても、毛髪の引き伸ばし(すなわち、真っ直ぐにすること)(「カールの下垂」)が殆どまたは全く起こらない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明で利用するトランスグルタミナーゼは、あらゆる供給源由来のあらゆるトランスグルタミナーゼとすることができる。利用可能なトランスグルタミナーゼ供給源としては、限定するものではないが、粘菌、アルファルファ、モルモット、および枯草菌(Bacillus subtilis)またはストレプトベルティシリウム(Streptoverticillium)などの細菌が挙げられる。カール用製品に使用されるトランスグルタミナーゼの「カール保持有効量」(重量パーセント)は、その物質が何であるかに応じて変更することができる。何故なら、異なる供給源は異なる酵素効力を示す場合があるからである。トランスグルタミナーゼのある好適な形態は、Ajinomoto USA(Ames, IA)からActiva(商標)TG_TIという商品名で入手することができる。この製品は、粉末化した微生物酵素とグラム当たり86〜135単位のトランスグルタミナーゼ活性(.86〜1.35%活性物質/g)に相当するマルトデキストリンとの組み合わせである。別の好適な製品は、1.5〜3単位/mgタンパク質のモルモット肝トランスグルタミナーゼであり、これはSigma Chemical Companyから入手することができる。このタイプの製品を製剤化する際の指針として、前記Activa(商標)物質の好適な重量パーセント濃度は組成物全体の約0.5〜約1.75重量%(約.004〜約.025重量%のトランスグルタミナーゼ)とし、最も良い結果は約.75〜約1.25%(約.006〜約.017%のトランスグルタミナーゼ)の場合に得られ、また最適な結果は約1%(約.0086〜約.0135%のトランスグルタミナーゼ)の場合に得られる。量が多いと、効果が上がらないように見えるばかりか、実際にその効果が打ち消される場合もあることが観察されている(実施例3を参照されたい)。これらの指針によれば、種々の効力を有する所定の入手可能なトランスグルタミナーゼ製品の最適濃度を決定することは、十分に当業者の技術範囲内にある。また、「保持有効量」は、ケラチン様物質においてカールを保持するのに有効な量と、既存のカールを増強するかまたはそれまで何も無かった箇所にカールを付与するのに有効な量の両方を指すものと理解されたい。
【0008】
トランスグルタミナーゼは、以下の指針に沿って、毛髪または睫毛への塗布に適したあらゆるタイプの媒体に製剤化することができる。トランスグルタミナーゼの最適な活性はpH約5〜約9で観察されるが、pH約6〜約7が特に好ましい。熱および/または界面活性剤、特に陰イオン界面活性剤、および特に熱存在下の陰イオン物質もまた前記酵素の活性に影響を及ぼす可能性があるため、製剤時には対象とする使用条件下でトランスグルタミナーゼの活性を有意に変更することのない界面活性剤を選択するよう注意する必要がある。これらの指針によれば、トランスグルタミナーゼを、種々の製品タイプ、すなわち、ジェル、クリーム、ローション、美容液、乳液、懸濁液、または毛髪もしくは睫毛への塗布に利用しうる任意のタイプの局所送達系に容易に製剤化することができる。製剤の方法および指針は、例えば、Harry’s Cosmeticology, 第8版、M. Reiger編、2000(この文献の記載内容は参照により本明細書中に含まれるものとする)中に見出すことができる。毛髪に塗布する場合、前記製品は、例えば、スタイリング製品、コンディショナーまたはシャンプーとすることができる。睫毛に塗布する場合、前記製品は、睫毛トリートメント製品、ラッシュ・プライマー、ラッシュ・トップコート、またはマスカラの形態とすることができるが、各形態はさらに色素を含有していてもよい。
【0009】
また、本発明の方法で使用する組成物は、該組成物の使用目的に沿う他の化粧品添加物を含んでいてもよい。かかる添加物は当分野で周知であり、その具体例はCosmetics, Toiletries and Fragrance Associationによって出版されたInternational Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook, 第9版(その記載内容は参照により本明細書中に含まれるものとする)中に見出すことができる。前記組成物中に採用しうる本質的に不活性な物質の具体例としては、限定するものではないが、皮膚軟化剤(例えば、種々のオイル(シリコーンまたは炭化水素)、脂肪アルコール、エステル、ワックスなど)、被膜剤(例えば、セルロース、アクリル酸または酢酸誘導体)、増粘剤ならびにゲル化剤、保湿剤、湿潤剤、着色剤、界面活性剤、特に非イオンおよび陽イオン界面活性剤、ならびに他の化粧上許容しうる物質を挙げることができる。また、前記組成物は、この組成物の用途に沿う活性物質を含有していてもよい。具体例としては、皮膚(頭皮)および毛髪コンディショニング剤、日焼け止め剤、抗刺激剤、抗炎症剤、抗菌剤、育毛促進剤、酸化防止剤などが挙げられる。
【0010】
本発明の方法は、幾つかのやり方で実施することができる。ヘア・コンディショナー、スタイリング製品、またはシャンプーとして塗布する場合、これらの製品を、該製品を塗布する際に典型的な様式で塗布する。スタイリング製品、および一部のコンディショナーは毛髪上に放置される場合があるが、典型的にはコンディショナーおよびシャンプーは毛髪から洗い流される。しかし、トランスグルタミナーゼは毛髪に直接染着するため、シャンプーおよびコンディショナーの通常の塗布時間(すなわち、数分)内に毛髪へ十分に結合させることができる。さらに、ヘアドライヤー(約45℃)またはシャワー水(約60℃)の使用時にみられるような高温(約55℃が好ましい)に曝露することにより、反応速度が適度に上昇する。また、反応速度は、最適pH、すなわち、pH約6〜7を有する製法を利用して制御することもできる。睫毛用製品として塗布する場合、該製品は明らかに放置されるものであるから、洗い流すかどうかは問題にならない。
【0011】
前記方法の利点は、様々な形で認識することができる。トランスグルタミナーゼの好適な用途は、巻毛のトリートメント時に、普通はカールを引き伸ばして下垂させてしまう湿度および/または熱存在下でのカール保持を支援することである。この方法は、自然に、化学的に(すなわち、パーマをかけて)または機械的に(例えば、ヘアカーラー、ヘアアイロンなどを用いてセットすることにより)カールした毛髪に適用することができる。前記製品は、使用者が必要に応じて(例えば、湿度が高い時期に)上記の通りに塗布してもよいし、または大気条件とは無関係に、カールを確実に保持するために日常的に使用してもよい。また、トランスグルタミナーゼ製品を使用することによって多湿条件下では毛髪同様にカールが失われやすい睫毛においてカールを保持することもできるし、毛髪の場合と同様に、この方法を、必要に応じてまたは好みで睫毛に適用することにより、初めから自然にカールしている睫毛、または例えばアイラッシュ・カーラーを用いて人工的にカールさせた睫毛に使用することができる。さらに、トランスグルタミナーゼは通常全毛髪中に存在する成分に作用するので、そのカールの有無にかかわらず、前記組成物を使用することにより、僅かにウェーブがかかっているかもしくは最初は全くカールしていない毛髪または睫毛においてカールを増強または付与することもできる。他の実施し得る用途は、当業者には自明であろう。
【実施例】
【0012】
以下の非限定的実施例により、本発明をさらに説明する。
【0013】
実施例1. 以下の製法を用いて、本発明の方法において有用な組成物を例示する。
A. 「タイト」カール用スタイリング製品
【0014】
【表1】

B. 「ソフト」カール用スタイリング製品
【0015】
【表2】

C. 睫毛カール用ジェル
【0016】
【表3】

D. カール増強用コンディショナー
【0017】
【表4】

【0018】
実施例II
本実施例を用いて、カール保持におけるトランスグルタミナーゼの用途について説明する。
【0019】
上記組成物AおよびBと実質的に同一な組成物を、それらで処理した毛髪においてカールを保持するそれらの能力について試験する。試験は次の通りに行った。茶色の巻毛はDe Meo Brothersから購入した。1グラムの毛髪を試験試料サイズとし、各試料の毛束の引き伸ばし長(長さc)を測定する。各毛髪試料を洗浄し、乾燥させる。1グラムの試験製品を各々に塗布し、トランスグルタミナーゼを含まない同一製品を他の試料の毛束に塗布してこれを対照とする。試料を乾燥させて(約10〜15分)、相対湿度90°および100°Fの湿度チャンバー内に置く。10分後、試料を取り出して再度そのカール状態(クレストからクレストまで)を測定し、全試料についてカール保持の基準値を得る。試料をチャンバーに戻し、3時間後に取り出して再度測定し、その後チャンバーに戻して7時間後に再度測定する。カール係数を算出するが、これはカールしている場合の長さを前記長さcで割ったものに相当する。この数値は巻毛が水分の存在下で引き伸ばしに抵抗するその程度を表しており、数が少ないほどカール長が短いこと、すなわちカール保持力が優れていることを示す。各試料のカール係数(5回反復測定値の平均)を表す結果を表1に示す。
【0020】
【表5】

この結果は、トランスグルタミナーゼで処理した試料が数時間にわたって優れたカール保持力を呈することを示している。
【0021】
実施例3:用量反応
トランスグルタミナーゼの濃度に対するカール保持パターンを決定するための試験を行う。試験は、種々の濃度のActiva(商標)製品を使用して行う。この製品中の実際の酵素濃度については先に論じたが、ここで論じる濃度はトランスグルタミナーゼおよびマルトデキストリンを含有する市販製品の濃度を表している。
【0022】
前記実施例に記載した毛髪試料を、濃度0、1%、2%、5%および10%の試験製品に30分間曝露し、カール係数を測定する。1%では、下垂が全くみられないどころか、カールの強さが16.6%増大した。しかし、2%では25%の下垂、5%では33%の下垂、および10%では16%の下垂がみられた。この試験を、曝露時間を60分にして繰り返す。この場合もやはり、1%ではカールが25%増大するが、2%、5%および10%では下垂が観察される(それぞれ16.6、25および16.6%の下垂)。このことは、高濃度のトランスグルタミナーゼがカールを保持しないばかりか、実際にはカールの下垂まで生じるという予想外の結果を示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケラチン様物質に保持有効量のトランスグルタミナーゼを含有する組成物を塗布することを含む、該ケラチン様物質においてカールを保持する方法。
【請求項2】
前記組成物のpHが約6〜約7である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記ケラチン様物質が毛髪である、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記組成物の塗布に続いて熱を加える、請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記ケラチン様物質が睫毛である、請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記トランスグルタミナーゼが前記組成物中に約0.001〜約0.5重量%の量で存在する、請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記トランスグルタミナーゼが前記組成物中に約0.003〜約0.3%の量で存在する、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記トランスグルタミナーゼが微生物のトランスグルタミナーゼである、請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記トランスグルタミナーゼが哺乳動物のトランスグルタミナーゼである、請求項1記載の方法。
【請求項10】
ケラチン様物質に保持有効量のトランスグルタミナーゼを含有する組成物を塗布することを含む、該ケラチン様物質においてカールを増強するかまたは該ケラチン様物質にカールを付与する方法。
【請求項11】
前記組成物のpHが約6〜約7である、請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記ケラチン様物質が毛髪である、請求項10記載の方法。
【請求項13】
前記組成物の塗布に続いて熱を加える、請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記ケラチン様物質が睫毛である、請求項10記載の方法。
【請求項15】
前記トランスグルタミナーゼが前記組成物中に約0.001〜約0.5重量%の量で存在する、請求項10記載の方法。
【請求項16】
前記トランスグルタミナーゼが前記組成物中に約0.003〜約0.3%の量で存在する、請求項15記載の方法。
【請求項17】
前記トランスグルタミナーゼが微生物のトランスグルタミナーゼである、請求項10記載の方法。
【請求項18】
前記トランスグルタミナーゼが哺乳動物のトランスグルタミナーゼである、請求項10記載の方法。
【請求項19】
保持有効量のトランスグルタミナーゼを含む、ヘア・スタイリング組成物またはヘア・コンディショニング組成物。
【請求項20】
保持有効量のトランスグルタミナーゼを含む、睫毛に塗布するための化粧用組成物。

【公開番号】特開2009−108085(P2009−108085A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−293817(P2008−293817)
【出願日】平成20年11月17日(2008.11.17)
【分割の表示】特願2004−559265(P2004−559265)の分割
【原出願日】平成15年12月5日(2003.12.5)
【出願人】(598100128)イーエルシー マネージメント エルエルシー (112)
【Fターム(参考)】