説明

流量制御装置

【課題】流量制御装置において、組付性の向上を図ると共に小型化を図る。
【解決手段】流量制御装置10が、圧力流体の供給される第1ポート12を有する第1ボディ14と、前記第1ボディ14に対して組み付けられる第2ボディ18とを備え、前記第1ボディ14の内部には、第1ポート12から第2ポート16へと流通する圧力流体の流通状態を制御する弁機構20が設けられている。また、第1ボディ14の第1連結部30が、第2ボディ18の上端部に形成された第2連結部128の内部に挿入され係合されることにより、前記第1ボディ14と前記第2ボディ18とが一体的に連結される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁部を有するロッドを軸線方向に変位させることにより、一組のポート間を流通する流体の流量を制御可能な流量制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本出願人は、シリンダ等の流体圧機器に配管を介して接続され、該流体圧機器に供給・排出される流体の流量を調整することにより、該流体圧機器の動作を制御可能な流量制御装置を提案している(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平4−95180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記の提案に関連してなされたものであり、部品点数の削減及び組付性の向上を図ると共に小型化を図ることが可能な流量制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記の目的を達成するために、本発明は、弁部を有するロッドを軸線方向に変位させることにより、一組の第1ポートと第2ポートとの間を流通する流体の流量を制御可能な流量制御装置において、
前記第1ポートを有し、前記流体を供給又は排出するチューブが接続される継手部と、前記ロッドを軸線方向に沿って案内するガイド部と、前記弁部の着座するシート部とを有する第1ボディと、
前記第1ボディの下部に設けられ、前記流体の排出又は供給される前記第2ポートを有する第2ボディと、
を備え、
前記第1ボディの外周面には、前記第2ボディの内周面に当接するチェック弁が保持されるホルダ部が形成され、前記第1ボディと前記第2ボディとの間には、前記第1ポートに連通し、前記流体の流通する流路が形成されると共に、前記第1ボディの外周端部に設けられた第1連結部と、前記第2ボディの端部に設けられた第2連結部とが連結されることを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、流量制御装置を構成する第1ボディが、チューブの接続される継手部と、弁部を有したロッドを軸線方向に沿って案内するガイド部と、前記弁部の着座するシート部と、第2ボディに当接するチェック弁を保持可能なホルダ部とを備えているため、それぞれ別個の部材から構成されていた従来技術の流量制御装置と比較し、その部品点数及び組付工数の削減を図ることができる。その結果、流量制御装置の組付性を向上することが可能となる。
【0007】
また、シート部を第1ボディに対して一体的に設けているため、該シート部を別体で設けた場合と比較し、流量制御装置の軸線方向(矢印A、B方向)に沿った高さを抑制することが可能となるため、前記流量制御装置の小型化を図ることができると共に、前記第1ボディを樹脂製材料から形成した場合には、金属製材料を複数の部材で用いていた従来技術の流量制御装置と比較して軽量化を図ることが可能となる。
【0008】
さらに、第1ボディは、ガイド部、シート部及びホルダ部が軸線方向に沿って同軸上に設けられ、継手部が、軸線と直交するように設けられた断面略L字状に形成するとよい。
【0009】
さらにまた、第1ボディには、第1連結部の下端より下方に流体の流通する連通孔を形成するとよい。これにより、第1ボディに対して連通孔を加工した際、その加工治具等を前記第1連結部に干渉させることなく離脱させることができる。
【0010】
またさらに、連通孔は、第1ボディの軸線を中心として半径外方向に延在させるとよい。
【0011】
また、第1ボディには、第2ボディの内部に挿入され、該第2ボディの内周面又は外周面に対して嵌合される位置決め手段を備えるとよい。
【0012】
さらに、位置決め手段は、第1ボディの下端部に形成され、第2ボディの第2ポートに対して嵌合される第1嵌合部と、第2連結部の内周面に嵌合される第2嵌合部と、を備え、前記第2嵌合部を、前記第1連結部とするとよい。
【0013】
さらにまた、位置決め手段は、第1ボディの下端部に形成され、第2ボディの第2ポートに対して嵌合される第1嵌合部と、前記第2連結部の外周面に嵌合される第2嵌合部と、を備え、前記第2嵌合部を、前記第1連結部としてもよい。
【0014】
これにより、第1ボディと第2ボディとを組み付ける際、第1嵌合部と第2嵌合部とが嵌合されることによって前記第1ボディと第2ボディとが簡便且つ確実に同軸上に配置される。
【0015】
またさらに、第1ボディには、ロッドを回転させる操作部を備え、前記操作部に前記ロッドの回転動作を規制する回転規制手段を設けるとよい。これにより、弁部によって流体が所望流量で制御されている状態において、回転規制手段によって操作部を介してロッドの回転動作を阻止することができるため、前記操作部が誤って回転した場合に懸念される前記流体の流量変化が防止される。
【0016】
また、操作部は、ロッドが回転可能な状態と、該ロッドの回転が規制された状態とを切換自在な切換手段を備えるとよい。これにより、ロッドの回転規制状態を解除し、該ロッドを回転させることによって流体の流量を制御することができ、該流量を所望量とした状態で再び切換手段によって簡便に前記ロッドの回転を規制して流量変化を防止し、一定流量で安定的に流通させることが可能となる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0018】
すなわち、流量制御装置を構成する第1ボディが、チューブの接続される継手部と、弁部を有したロッドを軸線方向に沿って案内するガイド部と、前記弁部の着座するシート部と、第2ボディに当接するチェック弁を保持可能なホルダ部とを備えているため、それぞれ別個の部材から構成されていた従来技術の流量制御装置と比較し、その部品点数及び組付工数の削減を図ることができる。その結果、流量制御装置の組付性を向上させることが可能となると共に、前記シート部を第1ボディに対して一体的に設けているため、該シート部を別体で設けた場合と比較し、流量制御装置の軸線方向(矢印A、B方向)に沿った高さを抑制することが可能となり、前記流量制御装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る流量制御装置の全体断面図である。
【図2】図1の流量制御装置における第1ボディの一部と第2ボディとを示す拡大断面図である。
【図3】図1に示す流量制御装置の分解斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】変形例に係る流量制御装置の全体断面図である。
【図6】図1に示す流量制御装置の一部省略平面図である。
【図7】図2に示すVII−VII線に沿った断面図である。
【図8】図1に示す流量制御装置におけるハンドルを上方へと移動させ、ニードルバルブをシート部から離間させた弁開状態を示す全体断面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る流量制御装置の全体断面図である。
【図11】図10に示す流量制御装置の分解斜視図である。
【図12】図10のXII−XII線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明に係る流量制御装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0021】
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係る流量制御装置を示す。
【0022】
この流量制御装置10は、図1〜図4に示されるように、圧力流体の供給される第1ポート12を有する第1ボディ14と、前記圧力流体の排出される第2ポート16を有し、前記第1ボディ14に対して組み付けられる第2ボディ18と、前記第1ポート12から第2ポート16へと流通する圧力流体(例えば、圧縮エア)の流通状態を制御する弁機構20と、前記弁機構20による圧力流体の流量を手動で制御するためのハンドル(操作部)22とを含む。なお、図1及び図2は、弁機構20を構成するニードルバルブ(ロッド)24によって第1ポート12と第2ポート16との連通が遮断された全閉状態を示している。なお、第1及び第2ボディ14、18は、例えば、樹脂製材料によって形成される。
【0023】
第1ボディ14は、例えば、樹脂製材料から形成され、円筒状に形成され軸線方向(矢印A、B方向)に沿って所定長さで延在する本体部26と、前記本体部26の側方に接続され内部に第1ポート12を有した接続部(継手部)28と、前記本体部26の外周側に形成され第2ボディ18と連結される第1連結部(第1嵌合部)30とから構成される。
【0024】
本体部26は、下端部に形成される第1筒部32と、該第1筒部32の上部に接続され該第1筒部32に対して拡径した第2筒部(ガイド部)34と、該第2筒部34の上部に接続され該第2筒部34に対して拡径した第3筒部36とからなる。そして、前記第1〜第3筒部32、34、36の内部には、それぞれ第1〜第3貫通孔38、40、42が形成される。この第1〜第3筒部32、34、36は、該第1筒部32から第3筒部36に向かって段階的に外周径が大きくなるように形成され、同様に、第1〜第3貫通孔38、40、42は、前記第1〜第3筒部32、34、36に対応して該第1貫通孔38、第2貫通孔40及び第3貫通孔42の順番で段階的に内周径が大きくなるように形成されている。
【0025】
第1筒部32の外周面には、環状のチェック弁44が環状溝を介して装着され、該第1筒部32の挿通される第2ボディ18の内壁面に当接している。このチェック弁44は、例えば、ゴム等の弾性材料から下方に向かって開口した断面略V字状に形成され、外周面から半径外方向に傾斜して突出した鍔部46が第2ボディ18に対して当接する。すなわち、第1筒部32は、チェック弁44を保持可能なホルダ部として機能する。
【0026】
また、第1筒部32の下端部には、複数のフィン48が周方向に沿って等間隔離間するように設けられ、前記第1筒部32の外周面に対して半径内方向に所定幅で形成されると共に、下方(矢印A方向)に向かって所定長さで延在している。
【0027】
そして、第1筒部32を構成する複数のフィン48が第2ポート16の内周面に摺接することにより、前記第1筒部32を含む第1ボディ14の本体部26と第2ボディ18とが同軸上となるように位置決めされる。すなわち、フィン48は、第1ボディ14の本体部26を第2ボディ18に対して同軸上に配置して位置決めを行う位置決め手段として機能する。
【0028】
また、フィン48は、第2ポート16に供給された流体の流れを整流して下流側へと流通させる整流機能も兼ね備えている。
【0029】
一方、第1貫通孔38は、略一定径で軸線方向(矢印A、B方向)に沿って貫通し、後述する弁機構20のニードルバルブ24の一部が挿通される。
【0030】
第2筒部34は、本体部26の軸線方向(矢印A、B方向)に沿った略中央部に形成され、その内部の第2貫通孔40には、弁機構20を構成するニードルバルブ24(後述する)が変位自在に挿通されている。そして、第2筒部34には、軸線と直交方向に貫通した一対の連通孔50a、50bが形成され、該第2筒部34の外部と第2貫通孔40とが連通する。
【0031】
連通孔50a、50bは、断面略長方形状に開口し、第2筒部34の軸線を中心として該軸線と直交方向に一直線上に形成されると共に、前記連通孔50a、50bの位置が、後述する第1連結部30の下端部より下方(矢印A方向)となるように形成されている。
【0032】
なお、この連通孔50a、50bは、第2筒部34において半径方向に向かって略水平に貫通する場合に限定されるものではなく、例えば、図5の第1ボディ14aに形成される連通孔52a、52bのように、外周側に向かって所定角度で下方へと傾斜するように形成してもよい。この場合も、連通孔52a、52bが、第1連結部30の下端部より下方(矢印A方向)となるように形成される。
【0033】
また、第2筒部34の下部には、第1筒部32との境界部に弁機構20を構成するニードルバルブ24の着座可能なシート部54が形成される。シート部54は、第1筒部32の内周面と第2筒部34の内周面とを接続する平面状に形成され、本体部26の軸線と直交するように形成される。
【0034】
第3筒部36には、その軸線方向(矢印A、B方向)に沿った略中央部から半径外方向に拡径した後、下方(矢印B方向)に向かって延在する第1連結部30が接続されると共に、前記第1連結部30の接続される部位と略同一高さで接続部28が接続されている。
【0035】
また、第3筒部36の上部には、外周面に沿って複数の歯を有した第1噛合部56が設けられる(図7参照)。この第1噛合部56は、断面三角形状の歯が半径方向に凹凸状且つ連続的に形成され、後述するハンドル22が噛合される。
【0036】
さらに、第1噛合部56の下方には、第3筒部36の外周面に対して下方(矢印A方向)に向かって徐々に半径外方向に突出する第1凸部58と、該第1凸部58に対してさらに下方に形成される断面三角形状の第2凸部60とが設けられる。なお、第1及び第2凸部58、60は、第3筒部36の外周面に沿って環状に形成されている。
【0037】
第1連結部30は、本体部26を構成する第2及び第3筒部34、36に対して半径外方向に所定間隔だけ離間し、下方(矢印A方向)に向かって所定長さで延在している。そして、第1連結部30の下端部近傍には、外周面に形成された環状溝を介してOリング62が装着されると共に、前記環状溝に対して若干だけ上方(矢印B方向)には、第2ボディ18の係合される係合溝64が形成されている。
【0038】
一方、第3筒部36の第3貫通孔42は、上方(矢印B方向)に向かって開口し、第2貫通孔40との境界部に隣接するようにナット66が嵌合されて固定されると共に、前記第3貫通孔42の上部には、後述するハンドル22の一部が挿入されている。そして、ナット66には、弁機構20のニードルバルブ24が螺合されている。
【0039】
接続部28は、本体部26に対して直交した水平方向に延在し、該本体部26から離間する方向に向かって第1ポート12が開口している。すなわち、接続部28は、本体部26に対して側方に所定長さで突出するように形成されている。換言すれば、第1ボディ14は、本体部26と接続部28とから断面略T字状に形成され、前記接続部28は、前記本体部26から離間する方向に延在している。
【0040】
この接続部28には、開口した端部側に第1ポート12が形成され、該第1ポート12に隣接した本体部26側には、前記第1ポート12より縮径した第1接続孔68が形成され、該第1接続孔68に隣接したさらに本体部26側には、前記第1接続孔68より縮径した第2接続孔70が形成される。そして、第2接続孔70は、本体部26の外周側と第1連結部30との間に設けられた流路72と連通している。この第1ポート12には、圧力流体を供給する流体用チューブ(チューブ)74を接続するための継手機構75が設けられる。
【0041】
継手機構75は、第1ポート12に挿入された流体用チューブ74を係止するチャック76と、前記第1ポート12の内周面に係合されるガイド78と、該ガイド78に沿って変位自在であり、前記チャック76による前記流体用チューブ74の係止状態を解除するリリースブッシュ80と、前記第1ポート12と流体用チューブ74とに当接して気密を保持するパッキン82とを有する。
【0042】
チャック76は、例えば、薄板材をプレス加工することにより略円筒状に形成され、その一端部に形成され半径内方向に向かって傾斜した爪部84と、他端部に形成され半径外方向に向かって折曲された係止部86とを備える。
【0043】
ガイド78は、チャック76と同様に、例えば、薄板材をプレス加工することにより略円筒状に形成され第1ポート12の内周面に当接するように設けられる。
【0044】
リリースブッシュ80は、例えば、樹脂製材料から円筒状に形成され、その一端部側が、第1ポート12内においてガイド78及びチャック76の内周側に挿入される。この一端部には、半径外方向に膨出し、先端側に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成され、チャック76の爪部84に臨むように設けられる。
【0045】
パッキン82は、例えば、ゴム等の弾性材料から断面略T字状に形成され、第1ポート12内において第1接続孔68との境界部に当接するように配置される。このパッキン82は、リング状に形成され、その外周面に形成されて第1ポート12の内周面に当接する膨出部92と、内周面から突出して流体用チューブ74の外周面に摺接するシール部94とを含む。
【0046】
弁機構20は、第1ボディ14を構成する本体部26の内部に挿通され軸線方向(矢印A、B方向)に変位するニードルバルブ24を含み、前記ニードルバルブ24は、軸線方向(矢印A、B方向)に沿って所定長さを有する軸体からなる。詳細には、ニードルバルブ24は、本体部26を構成する第2筒部34の第2貫通孔40に挿通され、その内周面に摺接することによって軸線方向に沿って案内される。すなわち、第2筒部34は、ニードルバルブ24を軸線方向に沿って案内するガイド部として機能する。
【0047】
また、ニードルバルブ24は、その下端部に形成され、流体の流量を制御可能な制御部96と、前記制御部96の上部に接続され第1ボディ14のシート部54に着座可能な着座部98と、前記着座部98の上部に形成され、上端部側まで延在するシャフト部100とを含む。
【0048】
制御部96は、先端に向かって徐々に縮径し、第1筒部32の第1貫通孔38に挿通され、最も先端に設けられる第1制御面102と、該第1制御面102の上方に形成される第2制御面104とを有する。第1制御面102は、第2制御面104と比較し、ニードルバルブ24の軸線に対する傾斜角度が大きく設定されている。すなわち、第1制御面102は、第2制御面104に対してより先細状となるように形成されている。
【0049】
着座部98は、断面円形状に形成され、制御部96に対して半径外方向に拡径し、第1ボディ14の第2貫通孔40に挿通されている。そして、着座部98の外周面には、環状溝を介してOリング106が装着され、第2貫通孔40の内周面に当接している。なお、Oリング106は、着座部98の下面がシート部54に着座した際、連通孔50a、50bより上方(矢印B方向)となる位置に装着されている。
【0050】
シャフト部100は、2つの円弧面を有する断面略長方形状で形成され(図3及び図6参照)、軸線方向に沿って所定長さで形成されて第2及び第3貫通孔40、42に挿通される。シャフト部100の外周面には、ねじ108が刻設され、本体部26の内部に設けられたナット66に螺合されると共に、前記シャフト部100の上端部にはハンドル22が連結される。これにより、シャフト部100を含むニードルバルブ24をハンドル22によって回転させることによって該ニードルバルブ24を本体部26の軸線方向に沿って進退動作する。
【0051】
ハンドル22は、図2、図3及び図5に示されるように、有底円筒状に形成され、上部に設けられる円盤状のベース部110と、前記ベース部110の外縁部から下方に向かって延在する外壁部112と、前記ベース部110の略中心部から下方に向かって延在する環状の内壁部114とを備え、前記内壁部114の内周側には、ニードルバルブ24のシャフト部100が挿入されるシャフト孔116が形成される。
【0052】
そして、ハンドル22は、第1ボディ14を構成する本体部26の上部側から装着され、シャフト孔116にニードルバルブ24のシャフト部100が挿通されると共に、外壁部112が第3筒部36の外周側、内壁部114が前記第3筒部36の内周側となるように装着される。この際、ハンドル22は、軸線方向(矢印A、B方向)に沿って変位自在に設けられ、内壁部114が第3筒部36とニードルバルブ24との間に配置されているため、前記第3筒部36及びニードルバルブ24に沿って案内される。
【0053】
ベース部110の外周面には、半径外方向に突出した複数の凸部からなる把持部118が設けられ、図示しない作業者がハンドル22を把持して回転させる際、把持部118によって滑り止め機能が果たされる。
【0054】
また、ベース部110の下面側には、外壁部112の内周面から半径内方向に突出し、複数の歯を有した第2噛合部120が形成される(図7参照)。第2噛合部120は、断面三角形状の複数の歯が半径方向に凹凸状に形成され、第1ボディ14の上部に形成された第1噛合部56に嵌合されることによって回転方向への変位が規制される。すなわち、第1及び第2噛合部56、120は、第1ボディ14に対するハンドル22の回転動作を規制する回転規制手段として機能する。
【0055】
この第2噛合部120は、ハンドル22の周方向に沿って互いに等角度離間するように分割して設けられる。
【0056】
外壁部112の下端部には、半径内方向に直角に折曲されたフック部122が設けられ、前記フック部122は、ハンドル22の周方向に沿って等角度離間するように複数(例えば、3箇所)設けられている。換言すれば、複数のフック部122は、第2噛合部120の間となる位置にそれぞれ配置されている。
【0057】
第2ボディ18は、円筒状に形成され、下端部に形成され外周面にねじ132の刻設された取付部124と、前記取付部124の上部に形成された断面六角形状の締付部126と、前記締付部126に隣接した上端部に形成され、第1ボディ14の第1連結部30に連結される第2連結部(第2嵌合部)128と、前記第2ボディ18の内部を軸線方向に沿って貫通する挿通孔130とを備える。
【0058】
取付部124は、例えば、図示しない流体圧機器S等に対して外周面に設けられたねじ132を介して接続され、その内部には、略一定径からなる第2ポート16が形成される。この第2ポート16は、挿通孔130の一部を構成している。そして、第2ポート16には、第1ボディ14を構成する第1筒部32のフィン48が挿入され、その内周面に摺接することによって前記第1ボディ14が、第2ポート16を有した第2ボディ18に対して同軸上となるように位置決めされる。
【0059】
また、挿通孔130は、第2ポート16の上部側(矢印B方向)において、半径外方向に拡径し、その内周面には第1ボディ14に装着されたチェック弁44が当接している。
【0060】
締付部126は、例えば、図示しない工具を用いて流量制御装置10を他の流体圧機器S等に接続する際に用いられる。そして、接続部28の内部に形成された挿通孔130は、第2ポート16と連通し、上方に向かって徐々に拡径するように延在している。
【0061】
第2連結部128は、その内周面が最も半径外方向に拡径するように形成され、その内周面には、半径内方向に突出した突起部134が環状に形成される。また、第2連結部128の内周径は、第1連結部30の外周径と略同一に設定されている。そして、第2連結部128が、第1ボディ14を構成する第1連結部30の外周側を覆うように装着された際、突起部134が係合溝64に挿入されて係止されると共に、前記第2連結部128の内周面が、第1連結部30の外周面と当接する。
【0062】
これにより、第2連結部128を含む第2ボディ18に対して第1連結部30を含む第1ボディ14が連結され、相対的な軸線方向への変位が規制されると共に、前記第1連結部30と第2連結部128とが嵌合されているため、前記第1ボディ14の本体部26と第2ボディ18とが同軸上となるように位置決めされる。
【0063】
また、互いに連結された第1及び第2ボディ14、18は、軸線方向(矢印A、B方向)への相対変位が規制されているが、突起部134と係合溝64との係合作用下に該第1及び第2ボディ14、18の軸線を中心として周方向に回転自在に連結される。
【0064】
本発明の第1の実施の形態に係る流量制御装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、ここでは、図1、図2及び図4に示されるように、弁機構20を構成するニードルバルブ24が、ハンドル22の回転作用下に下降し、該ニードルバルブ24の着座部98がシート部54に着座して第1ポート12と第2ポート16との連通が遮断された全閉状態であり、しかも、ハンドル22が下方へと移動した第1噛合部56と第2噛合部120とが噛合した回転規制状態を初期状態として説明する。
【0065】
この初期状態において、図示しない流体圧機器S等から第2ボディ18の第2ポート16へと圧力流体が供給されることにより、前記圧力流体が第1ボディ14のフィン48によって整流され、第1筒部32の第1貫通孔38を通じて上方へと流通する。なお、この場合、第1ボディ14と第2ボディ18との間にはチェック弁44が設けられており、その鍔部46が下方に向かって開口するように設けられている。そのため、第1ボディ14と第2ボディ18との間を通じた圧力流体の下流側への流通が阻止される。
【0066】
そして、図示しない作業者がハンドル22を軸線方向に沿って上方(矢印B方向)へと移動させ、ニードルバルブ24の回転変位が規制された状態を解除する(図8及び図9参照)。この際、ハンドル22のフック部122が、第2凸部60の下方に保持された状態から該第2凸部60と第1凸部58との間へと移動し、前記第1凸部58に係合されることにより、第1ボディ14からの脱抜が防止される。
【0067】
詳細には、ハンドル22をニードルバルブ24のシャフト部100に沿って上方(矢印B方向)へと移動させることにより、前記ハンドル22の内周側に設けられた第2噛合部120が、第1ボディ14の上端部に設けられた第1噛合部56から離脱されるため、前記ハンドル22の回転規制状態が解除される。
【0068】
このハンドル22を把持して所定方向に回転させることにより、ニードルバルブ24がナット66との螺合作用下に回転しながら上方(矢印B方向)へと変位する。この際、ニードルバルブ24のシャフト部100が、ハンドル22のシャフト孔116に沿って上方へと徐々に突出すると共に、前記ニードルバルブ24が、第2筒部34の第2貫通孔40によってガイドされた状態で上方へと変位する(図8及び図9参照)。
【0069】
これにより、ニードルバルブ24は、着座部98がシート部54に当接した状態から徐々に離間すると共に、制御部96の第2制御面104と第1貫通孔38との間の間隙が徐々に拡大する。そして、この間隙を通じて第2貫通孔40内へと流通した圧力流体が、一対の連通孔50a、50bを通じて半径外方向に流通して流路72へと供給される。この際、圧力流体は、ニードルバルブ24の制御部96と第1貫通孔38の内周面との間の間隙の大きさに比例した流量に制御される。
【0070】
最後に、圧力流体は、流路72に沿って上昇して第1ボディ14の接続部28へと流通した後、該接続部28に継手機構75を介して接続された流体用チューブ74を通じて他の流体圧機器へと所望の流量で流通する。そして、図示しない作業者がハンドル22を軸線方向に沿って下方(矢印A方向)へと移動させ、その第1噛合部56を第2噛合部120へと噛合させることにより、前記ハンドル22の回転が規制され、それに伴って、ニードルバルブ24の回転変位が規制された状態となる。
【0071】
すなわち、ニードルバルブ24の軸線方向(矢印A、B方向)に沿った変位量と、第2ポート16から連通孔50a、50bを通じて第1ポート12側へと流通する圧力流体の流量とが比例する。換言すれば、ニードルバルブ24の変位量を制御することによって圧力流体の流量が制御されることとなる。
【0072】
また、ハンドル22をさらに回転させ、ニードルバルブ24の第1制御面102がシート部54に臨む位置まで移動させることにより、第2制御面104に対して傾斜角度の大きく設定された第1制御面102と第1貫通孔38との間を通じて流通する圧力流体の流量をより一層増大させることができる。
【0073】
そして、流量制御装置10を通じて制御される圧力流体の流量が、図示しない流量計等によって所望流量であることが確認された後、作業者がハンドル22を下降させて第1噛合部56と第2噛合部120とを噛合させることにより該ハンドル22の回動動作を規制する。すなわち、ハンドル22の回転ロック状態とする。
【0074】
これにより、例えば、ハンドル22が誤って操作されてニードルバルブ24が回転してしまうことに起因した圧力流体の流量変化が確実に防止される。
【0075】
一方、第1ポート12からチューブを通じて導出される圧力流体の流量を減少させる場合には、上述したように第2ポート16から第1ポート12へと圧力流体が流通している状態で、図示しない作業者がハンドル22を把持して再び上方へと移動させた後、前述とは反対方向に前記ハンドル22を回転させ、ニードルバルブ24を第1ボディ14の本体部26に沿って下方(矢印A方向)へと移動させる。詳細には、ニードルバルブ24は、第2筒部34の第2貫通孔40によってガイドされた状態で下方へと変位することとなる。
【0076】
これにより、ニードルバルブ24の制御部96が、第1貫通孔38における下方へと変位し、該制御部96と前記第1貫通孔38との間の間隙が徐々に小さくなるため、該間隙を通じて下流側へと流通する圧力流体の流量が減少することとなる。そして、ハンドル22をさらに回転させ、ニードルバルブ24における着座部98がシート部54に当接することにより、該ニードルバルブ24の下方への移動が規制され、連通孔50a、50bを通じた第1ポート12と第2ポート16との連通が遮断された全閉状態となった初期状態となる。
【0077】
以上のように、第1の実施の形態では、流量制御装置10を構成する第1ボディ14を、樹脂製材料から形成し、継手機構75を介して流体用チューブ74の接続される接続部28と、該接続部28が接合される本体部26とから構成すると共に、前記本体部26には、チェック弁44の装着される第1筒部32と、弁機構20を構成するニードルバルブ24を変位自在に支持し、且つ、前記ニードルバルブ24の着座するシート部54を有した第2筒部34とが設けられる。
【0078】
このように、第1及び第2筒部32、34を有した本体部26と接続部28とを一体的に形成することにより、それぞれ別個の部材から構成されていた従来技術の場合と比較し、部品点数の削減及び組付工数の削減を図ることができる。その結果、流量制御装置10の組付性を向上することができる。
【0079】
また、第1ボディ14が樹脂性材料から形成されているため、複数の別部材から構成され、且つ、金属製材料が用いられていた従来の流量制御装置と比較し、前記金属製材料の部材を削減することができるため、第1ボディ14を含む流量制御装置10の軽量化を図ることが可能となる。
【0080】
さらに、ニードルバルブ24の着座するシート部54を、第1ボディ14に一体的に設けることにより、前記シート部54を別体としていた場合に必要とされた組付工程を不要とし、前記第1ボディ14と第2ボディ18との軸線方向に沿った上下方向からの組付けのみで組み付けることが可能である。その結果、流量制御装置10の組付性の向上を図ることができる。
【0081】
さらにまた、シート部54を第1ボディ14に一体的に設けているため、該シート部54を別体で設けた場合と比較し、流量制御装置10の軸線方向(矢印A、B方向)に沿った高さを抑制することが可能となるため、前記流量制御装置10の小型化を図ることができる。
【0082】
またさらに、第1ボディ14において、本体部26に設けられる一対の連通孔50a、50bを該本体部26の外周側に形成される第1連結部30の下端部より下方となるように形成しているため、例えば、前記連通孔50a、50bを金型や加工治具等で成形する際に、前記第1連結部30と干渉することなく本体部26の軸線と直交方向となる水平方向に前記連通孔50a、50bを形成することができる。
【0083】
また、第1ボディ14と第2ボディ18とを組み付ける際、該第1ボディ14の第1筒部32を前記第2ボディ18の第2ポート16へと挿通することにより、前記第1ボディ14と第2ボディ18とが互いに嵌合され、同様に、第1ボディ14の第1連結部30と第2ボディ18の第2連結部128とを連結することにより、前記第1ボディ14と第2ボディ18とが互いに嵌合される。そのため、第1ボディ14と第2ボディ18とを、軸線方向に沿って所定間隔離間した2箇所において嵌合させることにより、前記第1ボディ14と第2ボディ18とを簡便且つ確実に同軸上に配置することができる。
【0084】
その結果、第1ボディ14に装着されたチェック弁44を確実に第2ボディ18へと当接させることができると共に、第1連結部30に装着されたOリング62も第2連結部128に対して確実に当接させることができるため、前記第1ボディ14と第2ボディ18との間の気密を高めることが可能となる。また、第1ボディと第2ボディとを組み付けた後に、同軸上となるように調整するための煩雑な調整作業が不要となるため、組付工数の大幅な削減を図ることも可能となる。
【0085】
またさらに、弁機構20を変位させるハンドル22は、作業者が把持して上方へと移動させることにより、第1噛合部56と第2噛合部120との噛合状態を解除してニードルバルブ24が回転動作可能な状態とし、一方、前記ハンドル22を下降させて第1噛合部56と第2噛合部120とを噛合させることにより、前記ニードルバルブ24の回転動作を規制する切換機能を備えているため、前記ハンドル22によってニードルバルブ24の変位規制状態を簡便且つ確実に切り換えることが可能となる。
【0086】
次に、第2の実施の形態に係る流量制御装置150を図10〜図12に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る流量制御装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0087】
この第2の実施の形態に係る流量制御装置150では、第1ボディ152の下端部において、その内部に第2ボディ154が嵌合されて連結されている点で、第1の実施の形態に係る流量制御装置10と相違している。
【0088】
この流量制御装置150は、図10〜図12に示されるように、圧力流体の供給される第1ポート12を有する第1ボディ152と、前記圧力流体の排出される第2ポート16を有し、前記第1ボディ152に対して組み付けられる第2ボディ154とを備え、前記第1ボディ152を構成する第1連結部30の内周面には、半径外方向に窪んだ係合溝156が環状に形成される。
【0089】
一方、第2ボディ154には、軸線方向(矢印A、B方向)に沿った略中央部に締付部158が形成され、その上部に形成される第2連結部128には、半径外方向に突出した環状の突起部160が形成される。そして、第1ボディ152と第2ボディ154とが連結される際、第2連結部128が第1連結部30の内周側に挿入され、突起部160が係合溝156に挿入され係合されると共に、前記第2連結部128の外周面と第1連結部30の内周面とが当接する。
【0090】
これにより、第1連結部30を含む第1ボディ152に対して第2連結部128を含む第2ボディ154が連結され、相対的な軸線方向への変位が規制されると共に、前記第1連結部30と第2連結部128とが嵌合されているため、前記第1ボディ152の本体部26と第2ボディ154とが同軸上となるように位置決めされる。
【0091】
また、互いに連結された第1及び第2ボディ152、154は、軸線方向(矢印A、B方向)への相対変位が規制されているが、突起部160と係合溝156との係合作用下に該第1及び第2ボディ152、154の軸線を中心として周方向に回転自在に連結される。
【0092】
さらに、第2ボディ154の締付部158には、下面側に環状溝を介してシール部材162が装着され、例えば、第2ボディ154の取付部124が図示しない流体圧機器S等に接続される際、前記シール部材162が前記流体圧機器S等の端面に当接する。これにより、第2ボディ154と流体圧機器S等との間を通じた圧力流体の漏出が防止されることとなる。
【0093】
なお、本発明に係る流量制御装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【符号の説明】
【0094】
10、150…流量制御装置 12…第1ポート
14、14a、152…第1ボディ 16…第2ポート
18、154…第2ボディ 20…弁機構
22…ハンドル 24…ニードルバルブ
26…本体部 28…接続部
30…第1連結部 44…チェック弁
50a、50b、52a、52b…連通孔
54…シート部 56…第1噛合部
66…ナット 72…流路
74…流体用チューブ 75…継手機構
96…制御部 98…着座部
100…シャフト部 120…第2噛合部
124…取付部 126、158…締付部
128…第2連結部 130…挿通孔
162…シール部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁部を有するロッドを軸線方向に変位させることにより、一組の第1ポートと第2ポートとの間を流通する流体の流量を制御可能な流量制御装置において、
前記第1ポートを有し、前記流体を供給又は排出するチューブが接続される継手部と、前記ロッドを軸線方向に沿って案内するガイド部と、前記弁部の着座するシート部とを有する第1ボディと、
前記第1ボディの下部に設けられ、前記流体の排出又は供給される前記第2ポートを有する第2ボディと、
を備え、
前記第1ボディの外周面には、前記第2ボディの内周面に当接するチェック弁が保持されるホルダ部が形成され、前記第1ボディと前記第2ボディとの間には、前記第1ポートに連通し、前記流体の流通する流路が形成されると共に、前記第1ボディの外周端部に設けられた第1連結部と、前記第2ボディの端部に設けられた第2連結部とが連結されることを特徴とする流量制御装置。
【請求項2】
請求項1記載の流量制御装置において、
前記第1ボディは、前記ガイド部、前記シート部及び前記ホルダ部が軸線方向に沿って同軸上に設けられ、前記継手部が、前記軸線と直交するように設けられた断面略L字状に形成されることを特徴とする流量制御装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の流量制御装置において、
前記第1ボディには、前記第1連結部の下端より下方に前記流体の流通する連通孔が形成されることを特徴とする流量制御装置。
【請求項4】
請求項3記載の流量制御装置において、
前記連通孔は、前記第1ボディの軸線を中心として半径外方向に延在することを特徴とする流量制御装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の流量制御装置において、
前記第1ボディには、前記第2ボディの内部に挿入され、該第2ボディの内周面又は外周面に対して嵌合される位置決め手段を備えることを特徴とする流量制御装置。
【請求項6】
請求項5記載の流量制御装置において、
前記位置決め手段は、前記第1ボディの下端部に形成され、前記第2ボディの第2ポートに対して嵌合される第1嵌合部と、
前記第2連結部の内周面に嵌合される第2嵌合部と、
を備え、
前記第2嵌合部が、前記第1連結部であることを特徴とする流量制御装置。
【請求項7】
請求項5記載の流量制御装置において、
前記位置決め手段は、前記第1ボディの下端部に形成され、前記第2ボディの第2ポートに対して嵌合される第1嵌合部と、
前記第2連結部の外周面に嵌合される第2嵌合部と、
を備え、
前記第2嵌合部が、前記第1連結部であることを特徴とする流量制御装置。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の流量制御装置において、
前記第1ボディには、前記ロッドを回転させる操作部を備え、前記操作部には、前記ロッドの回転動作を規制する回転規制手段が設けられることを特徴とする流量制御装置。
【請求項9】
請求項8記載の流量制御装置において、
前記操作部は、前記ロッドが回転可能な状態と、該ロッドの回転が規制された状態とを切換自在な切換手段を備えることを特徴とする流量制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−149488(P2011−149488A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−11174(P2010−11174)
【出願日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【出願人】(000102511)SMC株式会社 (344)
【Fターム(参考)】