液体充填チューインガム組成物
【課題】新規なガム組成物の提供。
【解決手段】一実施形態では、液体充填組成物及びガムベースを含有するガム領域（放出調節成分を含みうる液体充填材を囲む）を含んでなるチューインガム又はバブルガム組成物を提供する。当該ガム領域には少なくとも１つのポリオールが含有され、２５℃で７２重量％未満の水溶性を有するポリオール組成物が含まれる。当該組成物は、ガム領域を囲むコーティング領域を含んでもよい。
【解決手段】一実施形態では、液体充填組成物及びガムベースを含有するガム領域（放出調節成分を含みうる液体充填材を囲む）を含んでなるチューインガム又はバブルガム組成物を提供する。当該ガム領域には少なくとも１つのポリオールが含有され、２５℃で７２重量％未満の水溶性を有するポリオール組成物が含まれる。当該組成物は、ガム領域を囲むコーティング領域を含んでもよい。
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【特許請求の範囲】
【請求項１】
（ａ）液体充填組成物と、
（ｂ）前記液体充填組成物を囲む、ガムベースを含有するガム領域を含んでなる組成物であって、
更なる前記ガム領域に、２５℃で７２重量％未満の水溶性を有するポリオール組成物が含まれ、前記ポリオール組成物に少なくとも１つのポリオールが含まれ、前記液体充填組成物に更に少なくとも１つの調節放出成分が含まれている組成物。
【請求項２】
前記調節放出成分が少なくとも部分的に封入されている、請求項１記載の組成物。
【請求項３】
前記調節放出成分により成分が長期放出される、請求項１記載の組成物。
【請求項４】
前記調節放出成分により成分が早期放出される、請求項１記載の組成物。
【請求項５】
前記放出調節成分が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１記載の組成物。
【請求項６】
（ｃ）第３領域を更に含み、前記第３領域により前記ガム領域の少なくとも一部が囲まれる、請求項１記載の組成物。
【請求項７】
前記ガム領域及び前記第３部位の少なくとも１つに第２調節放出成分が含まれる、請求項６記載の組成物。
【請求項８】
前記調節放出成分が前記第２調節放出成分と同じである、請求項７記載の組成物。
【請求項９】
前記調節放出成分が前記第２調節放出成分と異なる、請求項７記載の組成物。
【請求項１０】
（ａ）液体充填組成物と、
（ｂ）前記液体充填組成物を囲む、ガムベースを含有するガム領域を含んでなる組成物であって、
前記ガム領域に前記ガム領域に対して約３０〜８０重量％の量のマルチトールが含まれ、前記液体充填組成物に少なくとも１つの封入成分が含まれる組成物。
【請求項１１】
前記封入成分により前記成分が長期放出又は早期放出される、請求項１０記載の組成物。
【請求項１２】
前記封入成分が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１０の組成物。
【請求項１３】
（ｃ）第３領域を更に含み、前記第３領域により前記ガム領域の少なくとも一部が囲まれる、請求項１０記載の組成物。
【請求項１４】
前記ガム領域及び前記第３部位の少なくとも１つに、少なくとも１つの追加的な封入成分が含まれる、請求項１３記載の組成物。
【請求項１５】
前記封入成分及び前記追加的な封入成分が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より独立に選択される、請求項１４記載の組成物。
【請求項１６】
（ａ）前記ガム組成物に対して０超〜約１０重量％の中心充填材と、
（ｂ）前記ガム組成物に対して約５５〜約６５重量％のガム領域組成物と、
（ｃ）前記ガム組成物に対して約２５〜約３５重量％のコーティングを含んでなる組成物であって、
前記ガム組成物に約３ｇ以下のガムピースが更に含まれ、前記中心充填材に少なくとも１つの調節放出成分が含まれる組成物。
【請求項１７】
前記ガム領域及び前記コーティング組成物の少なくとも１つに、追加的な調節放出成分が含まれる、請求項１６記載のガム組成物。
【請求項１８】
前記調節放出成分及び前記追加的な調節放出部品が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より独立に選択される、請求項１７記載のガム組成物。
【請求項１９】
（ａ）液体充填組成物と、
（ｂ）前記液体充填組成物を囲むガム領域を含んでなる組成物であって、
前記ガム領域がガムベース、第一成分及び第二成分を含み、前記第一成分が封入され、前記第二成分が封入されておらず、前記ガム領域には更に２５℃で７２重量％未満の水溶性を有するポリオール組成物が含まれ、前記ポリオール組成物が少なくとも１つのポリオールを含む組成物。
【請求項２０】
前記第一成分及び前記第二成分が同じである、請求項１９記載の組成物。
【請求項２１】
前記第一成分及び前記第二成分が異なる、請求項１９記載の組成物。
【請求項１】
（ａ）液体充填組成物と、
（ｂ）前記液体充填組成物を囲む、ガムベースを含有するガム領域を含んでなる組成物であって、
更なる前記ガム領域に、２５℃で７２重量％未満の水溶性を有するポリオール組成物が含まれ、前記ポリオール組成物に少なくとも１つのポリオールが含まれ、前記液体充填組成物に更に少なくとも１つの調節放出成分が含まれている組成物。
【請求項２】
前記調節放出成分が少なくとも部分的に封入されている、請求項１記載の組成物。
【請求項３】
前記調節放出成分により成分が長期放出される、請求項１記載の組成物。
【請求項４】
前記調節放出成分により成分が早期放出される、請求項１記載の組成物。
【請求項５】
前記放出調節成分が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１記載の組成物。
【請求項６】
（ｃ）第３領域を更に含み、前記第３領域により前記ガム領域の少なくとも一部が囲まれる、請求項１記載の組成物。
【請求項７】
前記ガム領域及び前記第３部位の少なくとも１つに第２調節放出成分が含まれる、請求項６記載の組成物。
【請求項８】
前記調節放出成分が前記第２調節放出成分と同じである、請求項７記載の組成物。
【請求項９】
前記調節放出成分が前記第２調節放出成分と異なる、請求項７記載の組成物。
【請求項１０】
（ａ）液体充填組成物と、
（ｂ）前記液体充填組成物を囲む、ガムベースを含有するガム領域を含んでなる組成物であって、
前記ガム領域に前記ガム領域に対して約３０〜８０重量％の量のマルチトールが含まれ、前記液体充填組成物に少なくとも１つの封入成分が含まれる組成物。
【請求項１１】
前記封入成分により前記成分が長期放出又は早期放出される、請求項１０記載の組成物。
【請求項１２】
前記封入成分が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項１０の組成物。
【請求項１３】
（ｃ）第３領域を更に含み、前記第３領域により前記ガム領域の少なくとも一部が囲まれる、請求項１０記載の組成物。
【請求項１４】
前記ガム領域及び前記第３部位の少なくとも１つに、少なくとも１つの追加的な封入成分が含まれる、請求項１３記載の組成物。
【請求項１５】
前記封入成分及び前記追加的な封入成分が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より独立に選択される、請求項１４記載の組成物。
【請求項１６】
（ａ）前記ガム組成物に対して０超〜約１０重量％の中心充填材と、
（ｂ）前記ガム組成物に対して約５５〜約６５重量％のガム領域組成物と、
（ｃ）前記ガム組成物に対して約２５〜約３５重量％のコーティングを含んでなる組成物であって、
前記ガム組成物に約３ｇ以下のガムピースが更に含まれ、前記中心充填材に少なくとも１つの調節放出成分が含まれる組成物。
【請求項１７】
前記ガム領域及び前記コーティング組成物の少なくとも１つに、追加的な調節放出成分が含まれる、請求項１６記載のガム組成物。
【請求項１８】
前記調節放出成分及び前記追加的な調節放出部品が、風味料、甘味料、感覚剤、呼気清涼化剤、デンタルケア成分、活性成分、薬草、発泡系、食欲抑制剤、増強剤、食用酸、微量栄養素、口内湿潤化成分、咽頭ケア成分及びそれらの組み合わせからなる群より独立に選択される、請求項１７記載のガム組成物。
【請求項１９】
（ａ）液体充填組成物と、
（ｂ）前記液体充填組成物を囲むガム領域を含んでなる組成物であって、
前記ガム領域がガムベース、第一成分及び第二成分を含み、前記第一成分が封入され、前記第二成分が封入されておらず、前記ガム領域には更に２５℃で７２重量％未満の水溶性を有するポリオール組成物が含まれ、前記ポリオール組成物が少なくとも１つのポリオールを含む組成物。
【請求項２０】
前記第一成分及び前記第二成分が同じである、請求項１９記載の組成物。
【請求項２１】
前記第一成分及び前記第二成分が異なる、請求項１９記載の組成物。
【公表番号】特表２００８−５４１７２１（Ｐ２００８−５４１７２１Ａ）
【公表日】平成２０年１１月２７日（２００８．１１．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−５１３５１９（Ｐ２００８−５１３５１９）
【出願日】平成１８年５月１０日（２００６．５．１０）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００６／０１８０７０
【国際公開番号】ＷＯ２００６／１２７２７７
【国際公開日】平成１８年１１月３０日（２００６．１１．３０）
【出願人】（５０７２６５１３３）キャドバリー アダムス ユーエスエー エルエルシー (55)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２０年１１月２７日（２００８．１１．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年５月１０日（２００６．５．１０）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００６／０１８０７０
【国際公開番号】ＷＯ２００６／１２７２７７
【国際公開日】平成１８年１１月３０日（２００６．１１．３０）
【出願人】（５０７２６５１３３）キャドバリー アダムス ユーエスエー エルエルシー (55)
【Ｆターム（参考）】
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