説明

点字情報の認識方法とその認識方法を備えた点字情報伝達盤およびその点字情報伝達盤を備えた点字対応携帯電話端末。

【課題】従来の点字は指先という狭い感覚感受範囲での認識となるため、指先の感覚が鈍化した視覚障害者は点字認識が困難である。感覚感受範囲を拡げることで点字の認識が容易になるようにした、新たな点字認識方法と、その方法を採用した指を固定するための位置決め構造を有し、利用者が片手で誤認せずに刺激を認識できるようにした点字情報伝達盤、および、視覚障害者に受信メール等の文字情報を容易に伝えられるようにした点字対応携帯電話端末を提供することを目的とする。
【解決手段】扁平な筐体の平面に、2列3段計6点の点字を、2本の指に各3点ずつ振り分け、点字情報を触覚刺激ピンによる押圧刺激に変換したうえで、所定の位置に定位させた指の掌側の指先から付け根に渡る範囲において感受、認識できる点字情報伝達盤を備えた点字対応携帯電話端末とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、点字認識方法とその認識方法を採用した点字情報伝達盤および、この点字情報伝達盤を採用した点字対応携帯電話端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の点字認識方法は、指先の腹で設置されている6点点字の凹凸を感受し情報を認識するものである(以下、「第1の従来方式」という。)。また、特異な点字認識方法を採用した点字情報提示装置として特開2002−123169号公報に開示されている「指装着型点字情報提示装置」などが知られている(以下、「第2の従来方式」という。)。さらに、点字情報提示装置を用いた携帯電話端末として特開2002−344608号公報に開示されている「点字対応携帯端末」が知られている。(以下、「第3の従来方式」という。)
【0003】
上記第1の従来方式は縦3個、横2列の6点の凸字で構成され、指先の腹で感受する方法がとられている。
【0004】
また、上記第2の従来方式は点字の各点を両手6本の指に振り分け、各指に提示装置を装着し、6本の指それぞれに異なった感覚刺激を与えることで点字を認識させる点字提示装置である。
【0005】
さらに、上記第3の従来方式は文字情報を点字情報に変換する変換手段と、複数の棒の昇降により点字情報を表現する表示手段を備えた点字対応携帯端末であって、表示手段において表現される点字情報が任意の時間毎に更新されることを特徴とする点字対応携帯端末である。
【特許文献1】特開2002−123169号公報
【特許文献2】特開2002−344608号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記第1の従来方式は、指先という狭い感覚感受範囲での認識となるため、指先の感覚が鈍化した視覚障害者は点字認識が困難である。
【0007】
また、上記第2の従来方式は指先での点字の感受から離れ、全く新しい方法で点字を表示・認識するとしているが、当該先行事例は着脱式であり、さらに両手での知覚を必須としている。視覚障害者は白杖などを使用しているため片手がふさがっているケースが予想され、両手での知覚では不都合が生じる。そもそも2列3段の構成の点字を並列的に並んだ両手各3本の指で読み取るのは、位置関係の認識に誤りをもたらしやすいと言える。加えて、携帯電話端末という本発明の特性上、着脱などのわずらわしい作業は省かれることが望ましい。
【0008】
第3の従来方式は、点字情報を伝達する構造を用いた携帯端末であるが、その伝達方法は第1の従来方式に則っているため、第1の従来方式が持つ課題が解決されないので使用に不便が生じる可能性がある。
【0009】
本発明は上述した課題に鑑み、感覚感受範囲を拡げることで点字の認識が容易になるようにした、新たな点字認識方法と、その方法を採用した指を固定するための位置決め構造を有し、利用者が片手で誤認せずに刺激を認識できるようにした点字情報伝達盤、および、視覚障害者に受信メール等の文字情報を容易に伝えられるようにした点字対応携帯電話端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、2列3段計6点の点字を、定位させた片方の手のいずれか2本の指の掌側の指先から付け根に渡る範囲において縦列に各3点ずつ振り分け、振り分けた各点で前記指の掌側の触覚を刺激して認識させるものである。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の点字認識方法を採用した点字情報伝達盤であって、片方の手のいずれか2本の指の掌側が盤の表面に当接されて所定の位置に位置決めされる指の位置決め構造と、前記振り分けた各点において触覚刺激を発生させ点字を認識させる点字認識装置を有するものである。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の点字認識装置であって、出没自在な6個の触覚刺激ピンを設置し、断続的に前記触覚刺激感受部位に押圧運動による刺激を与える装置である。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の指の位置決め構造であって、前記2本の指の間に隔壁を設け、指の股に当接させることにより前記触覚刺激ピンの位置に指を位置決めさせる構造である。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項2に記載の指の位置決め手段であって前記2本の指の先端に突き当たり部を設け、さらに指型のガイド溝を設けることで指を沿わせ前記触覚刺激ピンの位置に指を位置決めさせる構造である。
【0015】
請求項6に係る発明は、文字情報を点字情報に変換する手段と点字表現手段として請求項1に記載の点字認識方法および、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の点字情報伝達盤を一体化させた、片手で把持可能なハンドサイズの扁平状の筐体であって、表面に請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の点字情報伝達盤を備え、裏面および側面に送信情報入力部を備え、前記筐体内に前記点字認識装置を有する点字対応携帯電話端末である。
【発明の効果】
【0016】
請求項1に係る本発明は、指先の感覚が鈍化してしまい前記第1の従来方式先での認識が困難だった人が、点字認識の感受範囲を広げることにより6点点字の認識を容易にし、コミュニケーションの円滑化を促進させることが可能である。
【0017】
請求項2に係る本発明は、請求項1に記載の点字認識方法を実現可能にする最適な装置であり、前記点字認識方法を携帯電話端末等の機器に搭載が可能になる。
【0018】
請求項3に係る本発明は、触覚刺激感受部位に「押圧」という人体に認識しやすい刺激として点字情報を伝達することが可能になる。
【0019】
請求項4および、請求項5に係る本発明は、指の定位を容易にするとともに、挟持することにより通常の「握る」という握力を伴った行為からの解放を実現し、手にかかる負担を軽減することが可能となる。また、前記点字情報伝達盤を丸みを帯びた筐体に搭載した場合等に前記触覚刺激ピンの位置の誤認識を防ぐことが可能になる。
【0020】
請求項6に係る本発明により、音声ガイダンス等の聴覚に頼ることなく、点字を用いたコミュニケーションが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施例1および実施例2について、図1ないし図8を基に説明する。ここで図1は、2本の指の関節によって分割された掌側の6ヶ所の触覚刺激感受部位を示す図、図2は実施例1に係る点字対応携帯電話端末の全体図、図3は実施例2に係る点字対応携帯電話端末の全体図、図4は実施例1に係る点字対応携帯電話端末の送信情報入力部を示す図、図5は触覚刺激ピン駆動部の内部構造の一例を示す図、図6は実施例に係る点字対応携帯電話端末の構成を示すブロック図、図7はメール受信時の操作の一例を示すフローチャート、図8はメール送信時の操作の一例を示すフローチャートである。
【実施例1】
【0022】
まず、実施例1について、図1、図2および図4ないし図8を基に説明する。
点字対応携帯電話端末2は、主に、図2に示す点字情報伝達盤3、位置決め構造4、触覚刺激ピン5および図4に示す送信情報入力部6から構成されている。
【0023】
図2に示す点字情報伝達盤3は、表面に触覚刺激ピン5を出没させる6個の触覚刺激ピン出没穴5aが設置されており、6個の触覚刺激ピン出没穴5aの位置に触覚刺激感受部位1を位置決めさせる位置決め構造4が設置されている。また、内部に触覚刺激ピン5および触覚刺激ピン駆動部8が設置されている。
【0024】
当該点字情報伝達盤3において、6個の触覚刺激ピン出没穴5aより点字に対応した形に触角刺激ピン5が出没し触覚刺激部位1に接触することにより、点字情報を人体に認識しやすい情報として表現する。
【0025】
図2に示す位置決め構造4は、触覚刺激感受部位1を点字情報伝達盤3に確実に定位させることを目的とするものである。前記2本の指の間に隔壁4aを設け、隔壁4aの端部を指の股に当接させることにより触覚刺激ピン5の位置に指を位置決めさせる。
【0026】
これにより定位を容易にするとともに、挟持することにより通常の「握る」という握力を伴った行為からの解放を実現し、手にかかる負担を軽減することが可能となる。
【0027】
図2に示す触覚刺激ピン5および図5に示す触覚刺激ピン駆動部8は押圧による刺激で6点点字を表現するための6個のマイクロソレノイド8b及び6本の直径3.0mmの触覚刺激ピン5で構成される。
【0028】
図2ないし図4に示すスキャナー7は、街頭等に設置されている従来の6点点字を読み取るための付加機能である。スキャナー7による点字読み取りの装置として、以前特開平06−289775号公報に開示された直接接触方式の点字読取装置を用いる。
【0029】
マイクロソレノイド8bの制御信号(以下、「点字信号」という。)変換部29からの信号を受け、マイクロソレノイド8bに通電するとプランジャー(可動鉄芯)8aが作動し、触覚刺激ピン5が持ち上がり指と接触し、マイクロソレノイド8bの直線運動を利用することで、押圧運動が実施可能となる。また、マイクロソレノイド8bのプランジャー(可動鉄芯)8aに3.0mmの触覚刺激ピン5を連結し一体化させることにより、プランジャー8aの上下運動がそのまま、触覚刺激ピン5の上下運動となり、簡素な構造で点字を表現することが可能である。
【0030】
次に、本携帯電話端末の構成を図6を用いて説明する。本実施の形態は、送受信部20、変復調部21、音声符復号器22、制御部23、スピーカー24、マイク25、入力部26、RAM(Random Access Memory)27と、ROM(Read Only Memory)28、点字変換部29、点字信号変換部30、字情報伝達部31から構成される。付加機能として点字読み取り用のスキャナー部40を搭載することも可能である。
【0031】
まず、受信動作について説明する。まず、無線信号は、送受信部20により受信され、変復調部21により復調され、その結果、受信デジタル信号として音声符復号器22及び制御部23へ出力される。音声符復号器22は、音声に関する受信デジタル信号を復号化して音声情報に変換し、スピーカー24へ出力する。スピーカー24は、音声情報を外部へ音声として出力する。
【0032】
一方、制御部23は、RAM27に保存された受信メール等の文字情報を読み出し、文字情報を点字変換部29で6点点字の凹凸パターン(以下、「点字情報」という。)に変換する制御を行う。また、制御部23は、入力部26で入力された文字情報を、点字変換部29で前記点字情報に変換する制御を行う。さらに、制御部23は、スキャナー部40が搭載された場合、スキャナー部40で読みこまれた前記点字情報を点字信号変換部30で 前記点字信号に変換する制御を行う。点字変換部29は、入力部26、RAM27、ROM28からの文字情報を前記点字情報に変換し、点字信号変換部30に伝達する。点字信号変換部30は、点字変換部29で変換された点字情報を前記点字信号に変換し、点字情報伝達部31に伝達する。点字情報伝達部31において、点字信号変換部30で変換された電気信号によりマイクロソレノイド8bが作動することにより触覚刺激ピン5が上下し、触覚刺激ピン5を介して触覚刺激感受部位1で認識できる刺激として表現する。
【0033】
次に、操作の流れについて図6および図7を用いて説明する。
図7は、メール受信時の操作例を示すフローチャート図である。M101においてメールを受信した際に、従来の携帯電話端末同様、着信音もしくはバイブレーターの振動等によって、ユーザーにメール受信を知らせる。M102において受信したメールはRAM27に保存される。ユーザーはメールボタン6bを押し、受信メールを選択する。
【0034】
M103においてメールが選択されると制御部23は、受信メールの一文節を点字変換部29において前記点字情報に変換する。
【0035】
M104で、変換された前記点字情報を点字信号変換部30において前記点字信号に変換する。最後にM105で、前記点字信号を点字情報伝達部31において押圧運動に変換し、M106で受信メールの一文節を点字として表現する。
【0036】
ユーザーは点字情報伝達部31において実施された表現を、触覚刺激感受部位1で認識する。M107でユーザーは、点字情報伝達部31において実施された表現を認識できなかった場合に、携帯電話端末本体側面のデバイス6aを操作することで、再度、同じ文節を点字情報伝達部31において表現させることができる。
【0037】
M108で、実施された表現を認識できた場合、ユーザーがデバイス6aを操作する。M109で制御部23は、未表現の文節があるかどうかを判断する。
【0038】
M110で、未表現の文節があった場合、制御部23は、次の文節を表現するためにM106からM109の流れを繰り返す 。
【0039】
M111で、未表現の文節がなかった場合、制御部23は、ユーザーに対して「受信メールをもう一度読み直すか」等の確認を行う。
【0040】
M111の確認動作において、ユーザーがデバイス6aを操作することで、M106からの流れに従って、再度受信メールを表現する。
【0041】
M111の確認動作において、ユーザーがデバイス6aを操作することで、メール受信動作は終了する。
【0042】
図7は、メール送信時の操作例を示すフローチャート図である。M301において、ユーザーは携帯電話端末本体2の側面に設置されたメールボタン6bを長押しすることにより、「メール送信」を選択する。
【0043】
M302でメール作成時、ユーザーは、従来型携帯電話端末と同様の入力方法によりメール本文を作成する。
【0044】
M303において、本文入力が終了した後、ユーザーが携帯電話端末本体2の側面のデバイス6aを操作することで、ユーザーに対する押圧運動による送信メッセージの確認動作が実施される。
【0045】
M304において、確認動作が終了した後に、押圧運動による送信確認が実施される。そこで、ユーザーが携帯電話端末本体2の側面のデバイス6aを操作すると、メールが送信され、メール送信が終了となる。また、ユーザーがクリアボタン6eを押すと、M302に戻る。
【0046】
次に、付加機能として点字読み取り用のスキャナー7を搭載した場合の操作の流れを図6および図7を用いて説明する。街頭等に設置されている点字をユーザーが読みたいと思ったときに、SC201において、携帯電話端末本体2の端部に搭載したスキャナー7を点字の凹凸に当て、水平方向等に動かすことにより点字を読み取る。
【0047】
SC202において、読み取られた点字情報は、RAM27に保存される。
【0048】
その後は、M104からの動作を踏襲し、読み取られた点字は、点字情報伝達部31で表現される。
【実施例2】
【0049】
次に、実施例2について図3を用いて説明する。但し、実施例2は位置決め構造4に関して実施例1と差異があるものであり、位置決め構造4以外は実施例1と同一であるので、ここでの説明を省略する。
【0050】
図3に示す位置決め構造4は前記2本の指の先端に突き当たり部4bを設け、さらに指型のガイド溝4cを設けることで指を沿わせ触覚刺激ピン5の位置に指を位置決めさせる。
これにより、例えば点字情報伝達盤3を丸みを帯びた筐体に搭載した場合等に触覚刺激ピン5の位置の誤認識を防ぐことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】指の触覚刺激感受部位を示す図である。
【図2】実施例1に係る点字対応携帯電話端末の全体図である。
【図3】実施例2に係る点字対応携帯電話端末の全体図である。
【図4】点字対応携帯電話端末の送信情報入力部を示す図である。
【図5】触覚刺激ピン駆動部の内部構造の一例を示す図である。
【図6】点字対応携帯電話端末の構成を示すブロック図である。
【図7】メール受信時の操作の一例を示すフローチャートである。
【図8】メール送信時の操作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0052】
1 触覚刺激感受部位
2 点字対応携帯電話端末本体
3 点字情報伝達盤
4 位置決め構造
4a 隔壁
4b 突き当たり部
4c ガイド溝
5 触覚刺激ピ ン
5a 触覚刺激ピン出没穴
6 送信情報入力部
6a デバイス
6b メールボタン
6c スキャナーボタン
6d 電源(切)
6e クリアボタン
6f 履歴ボタン
6g アドレス帳呼び出しボタン
6h テンキー
7 スキャナー
8 触覚刺激ピン駆動部
8a プランジャー
8b マイクロソレノイド
20 送受信部
21 変復調部
22 音声符復号器
23 制御部
24 スピーカー
25 マイク
26 入力部
27 RAM
28 ROM
29 点字変換部
30 点字信号変換部
31 点字情報伝達部
40 スキャナー部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2列3段計6点の点字を、定位させた片方の手のいずれか2本の指の掌側の指先から付け根に渡る範囲(以下、「触覚刺激感受部位」という。)において縦列に各3点ずつ振り分け、振り分けた各点で前記指の掌側の触覚を刺激して認識させる点字認識方法。
【請求項2】
請求項1に記載の点字認識方法を採用した点字情報伝達盤であって、片方の手のいずれか2本の指の掌側が盤の表面に当接されて所定の位置に位置決めされる指の位置決め構造と、前記振り分けた各点において触覚刺激を発生させ点字を認識させる点字認識装置を有する点字情報伝達盤。
【請求項3】
前記点字認識装置は、出没自在な6個の触覚刺激ピンが設置され、断続的に前記触覚刺激感受部位に押圧による刺激を与える装置である請求項2に記載の点字情報伝達盤。
【請求項4】
前記の指の位置決め構造は、前記2本の指の間に隔壁を設け、該隔壁の端部を指の股に当接させることにより前記触覚刺激ピンの位置に指を位置決めさせる構造である請求項2に記載の点字情報伝達盤。
【請求項5】
前記の指の位置決め構造は、前記2本の指の先端が突き当たる、突き当たり部を設け、さらに指型のガイド溝を設け該ガイド溝に指を沿わせることにより前記触覚刺激ピンの位置に指を位置決めさせる構造である請求項2に記載の点字情報伝達盤。
【請求項6】
片手で把持可能なハンドサイズの扁平状の筐体であって、表面に請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の点字情報伝達盤を備え、裏面に送信情報入力部を備え、前記筐体内に前記点字認識装置を有する点字対応携帯電話端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−256771(P2007−256771A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−82855(P2006−82855)
【出願日】平成18年3月24日(2006.3.24)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 平成18年3月8日 中央大学法学部峯知的財産法務ゼミ発行の「峯知的財産法務ゼミ2005−2006」に発表
【出願人】(306001002)
【出願人】(306000821)
【出願人】(306000876)
【出願人】(306000865)
【出願人】(306000843)
【出願人】(306000887)
【出願人】(306000854)
【出願人】(306000832)
【出願人】(306000898)
【出願人】(306000810)
【Fターム(参考)】