説明

無線システム

【課題】ガスメータ、ガスメータに接続された無線親機、無線親機と無線通信を行う無線子機、及び無線子機に接続されたガス警報器を備えた無線システムにおいて、建物の電源コンセントに余裕がなくても、電源コンセントへの配線を増やすことなく無線子機とガス警報器とに電源を供給できるようにする。
【解決手段】ガス警報器1に、無線子機2に電源を供給するための電源出力手段14を設けるか、若しくは、無線子機2に、ガス警報器1に電源を供給するための電源出力手段を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線システムに関し、より詳細には、保安のためにガスメータとガス警報器とを無線通信にて接続する無線システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ガスメータは、ガス警報器と通信可能に接続され、これにより保安システムを形成している。ガス警報器は、ガス漏れを検知したときブザーや音声にてガスが漏れていることを使用者に知らせるとともに、ガスメータに対してガス漏れが起きている旨の信号を送る。ガスメータは、ガス警報器からの信号を受けると、内蔵されている遮断弁にてガスの供給を遮断することで、ガス爆発や火災、ガス中毒の事故を未然に防止する。
【0003】
また、ガスメータにてガスの使用量を監視しており、長時間使用していたり、ガス管外れなどによりガスの流量が異常となったりした場合、ガス警報器に対して各事象に対応した信号を送り、ガス警報器はその旨を音声やブザーにて使用者へ警告したり、更には、異常状態が解消しガスが使用できる状態となったことなど、現在のガスメータやガス警報器の状態やガスの使用状況などを知らせたりすることも可能となっている。
【0004】
一般的に、ガスメータは屋外やマンション等であればパイプシャフト内に設置され、ガス警報器は台所に設置される。このガスメータとガス警報器とを有線で接続しようとした場合には、壁に穴を開けたり、電線を敷設するなどの工事が必要となり、美観の上でも好ましくない。
【0005】
このような配線工事を不要にするために、ガスメータとガス警報器との双方に無線装置を接続し、双方の無線装置の間で通信を行う無線システムが開示されている(例えば、特許文献1−4を参照)。
【0006】
そして、従来の無線システムでは、ガスメータに接続される無線親機やガス警報器に接続される無線子機の電源には電池を使用する場合が多いが、無線子機は台所に設置されるため、電源に商用電源を用いられる場合もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、この従来の商用電源を用いる無線子機においては、大抵の場合、ガス警報器にも商用電源が必要であるので2つの電源コンセントが必要となるが、他の電化製品用に電源コンセントを用いてしまうと、2つの電源コンセントを確保するのが難しかったりする。特に、ガス警報器が既設されていた場合には、既に電源コンセントが使用されていることが多い。
【0008】
また、無線子機はガス警報器の隣など、ガス警報器の近くに設置されるため、電源コンセントからガス警報器と無線子機への2本の電源コードが引かれることとなり、見苦しくなる。また、無線子機とガス警報器とを同じ位置ではなく近くに設置すると、見苦しくなる。
【0009】
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、ガスメータ、ガスメータに接続された無線親機、無線親機と無線通信を行う無線子機、及び無線子機に接続されたガス警報器を備えた無線システムにおいて、建物の電源コンセントに余裕がなくても、電源コンセントへの配線を増やすことなく無線子機とガス警報器とに電源を供給できるようにすることにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、ガスメータ、ガスメータに接続された無線親機、無線親機と無線通信を行う無線子機、及び無線子機に接続されたガス警報器を備えた無線システムにおいて、建物の電源コンセントに余裕がなくても、電源コンセントへの配線を増やすことなく無線子機とガス警報器とに電源を供給できるようにし、且つ無線子機とガス警報器とを同じ位置に取り付け可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、無線通信を行う無線親機と、該無線親機との間で無線通信を行う無線子機と、前記無線親機に接続されるガスメータと、前記無線子機に接続されるガス警報器とから構成され、無線親機と無線子機との間で無線通信を行い、前記ガスメータと前記ガス警報器との間で情報をやり取りする無線システムにおいて、前記無線子機、前記ガス警報器の何れか一方に、他方に電源を供給するための電源出力手段を設けたことを特徴としたものである。
【0012】
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記電源出力手段を前記ガス警報器に設けたことを特徴としたものである。
【0013】
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記電源出力手段を前記無線子機に設けたことを特徴としたものである。
【0014】
第4の技術手段は、第1〜第3の何れか1の技術手段において、前記無線子機、前記ガス警報器の何れか一方に嵌合部を設け、他方に該嵌合部に嵌合させるための爪部を設け、前記嵌合部に該爪部を嵌合させることで前記無線子機と前記ガス警報器とを固定することを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ガスメータ、ガスメータに接続された無線親機、無線親機と無線通信を行う無線子機、及び無線子機に接続されたガス警報器を備えた無線システムにおいて、建物の電源コンセントに余裕がなくても、電源コンセントへの配線を増やすことなく無線子機とガス警報器とに電源を供給できるようになる。
【0016】
また、本発明の他の形態によれば、このような無線システムにおいて、無線子機とガス警報器とを同じ位置に取り付けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る無線システムの構成例を示す概略図である。
【図2】図1の無線システムにおける無線子機及びガス警報器の一構成例を示す図である。
【図3】図1の無線システムにおける無線子機及びガス警報器の他の構成例を示す図である。
【図4】従来のガス警報器の設置方法の一例を示す図である。
【図5】図3の無線子機及びガス警報器の設置方法の一例を示す図である。
【図6】図5に示した無線子機に代わる無線子機の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、本発明に係る無線システムの構成例を示す概略図である。図1で例示する無線システムは、ガスメータ4とガス警報器1との間を無線接続し、無線通信にて情報を交換して、ガス漏れ等による危険を未然に防止するシステムである。この無線システムでは、この無線接続のために無線通信機器(無線送受信装置)を、ガスメータ4側とガス警報器1側とに用いる。ガスメータ4には無線通信機器である無線親機3を有線で接続し、それらの間で情報の送受を可能とし、ガス警報器1には無線通信機器である無線子機2を有線で接続し、それらの間で情報の送受を可能としている。そして、無線親機3と無線子機2との間で無線通信を行うことで、ガスメータ4とガス警報器1との間で相互に情報をやり取りすることができる。
【0019】
図1のような無線システムにおいて、本発明では、無線子機2とガス警報器1の何れか一方に、他方に電源を供給するための電源出力手段を設けている。
【0020】
この電源出力手段をガス警報器1側に設けた例を、図2を参照しながら説明する。図2は、図1の無線システムにおける無線子機及びガス警報器の一構成例を示す図である。なお、図2では、図1のガス警報器1、無線子機2に対応する機器を、それぞれガス警報器1a、無線子機2aとして説明する。
【0021】
図2の構成例では、ガス警報器1aに電源出力手段14を設けており、無線子機2aとしては従来の無線子機を適用できる。ガス警報器1aは、無線子機2aと通信を行うための通信手段11と、ガス漏れ等を検知する検知手段13と、検知手段13によりガス漏れ等を検知したときや通信手段11にて情報を受信したときに、使用者へ音声やブザー等で知らせるための報知手段12と、商用電源へ接続してガス警報器1aの各手段へ電源供給する電源入力手段15と、電源を外部機器へ供給するための電源出力手段14とを備える。
【0022】
電源入力手段15は電源プラグにより、建物の壁などに設置された電源コンセントに接続され、ガス警報器1aの各手段へ電源を供給している。また、電源出力手段14は電源入力手段15と接続しており、電源入力手段15から供給された商用電源を外部機器へ供給できるようになっている。この電源出力手段14へ無線子機2aの電源プラグを差し込み接続することで、無線子機2aへ電源を供給できるようにしている。
【0023】
この構成例では、ガス警報器1a側に、商用電源を出力できるように電源出力手段14を設けたので、無線子機2aの電源をガス警報器1aの電源出力手段14から供給でき、建物の電源コンセントに差し込み口の余裕がなくても無線子機2aとガス警報器1aとを設置できるとともに、電源コンセントへの配線も増えず、美観を損なうことがない。また、無線子機2aは従来のものがそのまま利用できる。
【0024】
このようなガス警報器1a及び無線子機2aを備えた図1の無線システムにおける保安に関する動作について簡単に説明する。ガス警報器1aにおいて、ガス漏れを検知手段13が検知したとき、報知手段12が音声又はブザー等により使用者へガスが漏れていることを知らせるよう動作するとともに、通信手段11がガス漏れに対応する信号を無線子機2aに出力する。
【0025】
このガス漏れ信号を受信した無線子機2aは、無線通信にて無線親機3を介してガスメータ4へ通報し、ガスメータ4はガスの使用状態などから総合的に判断し、必要であればガスの供給を遮断弁等により遮断する。なお、図3の構成例について後述するように、遮断が解除されたときにも、一旦ガスメータ4との無線親機3及び無線子機2bを介した通信を経て報知手段12が音声又はブザー等により使用者へ解除されたことを知らせるとよい。
【0026】
次に、上述の電源出力手段を無線子機2側に設けた例を、図3を参照しながら説明する。図3は、図1の無線システムにおける無線子機及びガス警報器の他の構成例を示す図である。なお、図3では、図1のガス警報器1、無線子機2に対応する機器を、それぞれガス警報器1b、無線子機2bとして説明する。
【0027】
図3の構成例では、無線子機2bに電源出力手段25を設けており、ガス警報器1bとしては従来のガス警報器を適用できる。無線子機2bは、無線通信を行うための無線通信手段22及びアンテナ21と、接続されるガス警報器1bや無線通信手段22と通信を行う制御手段(通信制御手段)23と、商用電源へ接続して無線子機2bの各手段へ電源供給する電源入力手段24と、電源を外部機器へ供給するための電源出力手段25とを備える。
【0028】
電源入力手段24は電源プラグにより、建物の壁などに設置された電源コンセントに接続され、無線子機2bの各手段へ電源を供給している。また、電源出力手段25は電源入力手段24と接続しており、電源入力手段24から供給された商用電源を外部機器へ供給できるようになっている。この電源出力手段25へガス警報器1bの電源プラグを差し込み接続することで、ガス警報器1bへ電源を供給できるようにしている。
【0029】
この構成例では、無線子機2b側に、商用電源を出力できるように電源出力手段25を設けたので、ガス警報器1bの電源を無線子機2bの電源出力手段25から供給でき、建物のコンセントに差し込み口の余裕がなくても無線子機2bとガス警報器1bを設置できるとともに、壁のコンセントへの配線も増えず、美観を損なうことがない。また、ガス警報器1bは従来のものがそのまま利用できる。
【0030】
このようなガス警報器1b及び無線子機2bを備えた図1の無線システムにおける保安に関する動作について簡単に説明する。ガス警報器1bにおいて、図2の検知手段13、報知手段12、及び通信手段11と同等の手段により、ガス漏れを検知したとき、音声又はブザー等により使用者へガスが漏れていることを知らせるとともに、ガス漏れに対応する信号(ガス漏れ信号)を無線子機2bに出力する。
【0031】
このガス漏れ信号を受信した無線子機2bは、ガス漏れを検知した旨の情報(ガス漏れ情報)を無線親機3に対して出力する。より具体的には、無線子機2bの制御手段23は、このガス漏れ信号を受信すると、無線通信手段22にて無線親機3を呼出して、無線親機3と接続確認を行った後、ガス漏れ情報を無線親機3に無線送信する。無線親機3は受信したガス漏れ情報をガスメータ4へ送り、ガスメータ4はガスの使用状態などから総合的に判断し、必要であればガスの供給を遮断弁等により遮断する。
【0032】
また、ガスメータ4で遮断を解除したときには、ガスメータ4は無線親機3へ解除の信号を送り、無線親機3は無線子機2bを呼出し接続確認の後、解除信号を無線子機2bに無線送信する。無線子機2bの制御手段23は、無線通信手段22にて受信した解除信号をガス警報器1bへ送信する。ガス警報器1bでは、報知手段が、遮断が解除された旨を音声やブザー等で使用者に知らせるようにしている。
【0033】
次に、無線子機及びガス警報器の設置例について説明する。設置を簡単に且つ見栄え良くするために、無線子機、ガス警報器の何れか一方に嵌合部を設け、他方にその嵌合部に嵌合させるための爪部を設け、嵌合部に爪部を嵌合させることで無線子機とガス警報器とを固定することが好ましい。
【0034】
図4〜図6を参照しながら、図3の構成例である無線子機2b及びガス警報器1bの設置方法を説明する。図4は従来のガス警報器の設置方法の一例を示す図で、図5は図3の無線子機及びガス警報器の設置方法の一例を示す図である。
【0035】
まず、ガス警報器1bの従来の設置方法について説明する。ガス警報器1bの設置には、図4に示すような取付板5を利用する。この取付板5には、バネ性を持ち先端がフック状になった爪部52が形成されており、ガス警報器1bの側面にはその爪部52が嵌合する形状の嵌合部16が設けられている。
【0036】
ガス警報器1bを設置する際には、取付板5を予めガス警報器1bを設置する位置の壁面に取り付けておき、ガス警報器1bを取付板5の2個の爪部52の間に押し込んで、取付板5の爪部52とガス警報器1bの嵌合部16を嵌合させて固定する。
【0037】
次に、無線子機2bの設置方法について説明する。図5に例示するように、無線子機2bには、その側面に電源出力手段25を設けるとともに、図4のガス警報器1bの嵌合部16と同じ形状の嵌合部26を設け、正面には図4の取付板5の爪部52と同じ形状の爪部27を設けておく。
【0038】
そして、無線子機2bを、図4でガス警報器1bについて説明したように爪部52を嵌合部26に嵌合させて取付板5に取り付けるとともに、ガス警報器1bを、爪部27を嵌合部16に嵌合させて無線子機2bに取り付ける。
【0039】
これにより、取付板5もガス警報器1bもその形状を変更することなく従来のままで取付可能となるとともに、無線子機2bとガス警報器1bが一体となり、無線子機2bを新たに設置するスペースがなくても設置でき、美観上も好ましく設置できる。
【0040】
このように、嵌合部26を嵌合部16と同じ形状にすることで、従来の取付板5を利用して、無線子機2bが取り付けられ、爪部27を爪部52と同じ形状にすることで、その無線子機2bに従来のガス警報器1bが取り付けられる。但し、嵌合部16と嵌合部26、及び、爪部52と爪部27とは同じ形状にしなくてもよく、嵌合部26と爪部52、及び、嵌合部16と爪部27とがそれぞれ固定可能であれば無線子機2bを新たに設置するスペースがなくても設置でき、美観上も好ましく設置できる。さらに、ガス警報器1b側に爪部を設け、その爪部に嵌合する嵌合部(嵌合部26とは別の嵌合部)を無線子機2bに形成しておいてもよい。
【0041】
また、ガス警報器1bと無線子機2bとの取り付け順序が逆になるように爪部や嵌合部を構成してもよい。つまり、取付板5に従来通りガス警報器1bを取り付けてガス警報器1bに重ねるように無線子機2bを取り付けてもよい。この場合、ガス検知センサの位置が無線子機2bに重ならないようにすればよい。
【0042】
また、上述した例では、取付板5とガス警報器1b、無線子機2bの取り付け固定方法として、図示するような爪部と嵌合部の組合せのみ説明したが、嵌合部としてはスリット状のものを採用してもよく、機器同士が固定できる方法であればその固定手段は限定されるものではない。また、電源出力手段25の位置を側面として説明しているが、底面でも上面でも構わない。さらに、嵌合部16,26の形成位置を側面としているが、爪部27,52が嵌合できる位置であればよく、上面と底面とに形成するなどしてもよい。
【0043】
図6は、図5に示した無線子機に代わる無線子機の例を示す図である。図6で例示する無線子機2cは、図5で示した無線子機2bの代わりに無線システムに組み込むことができる。
【0044】
無線子機2cは、その底部に凹部28が形成されており、その奥に電源出力手段25を設けている。この電源出力手段25へガス警報器1bの電源プラグを接続するが、奥まっているため無線子機2cへガス警報器1bを重ねて取り付けると電源プラグが隠れ、外観がスッキリするとともに、いたずら等でガス警報器1bの電源プラグを抜かれたりする心配もなくなる。
【0045】
以上、図3の構成例を挙げて、図4〜図6を参照しながら、無線子機2bとガス警報器1bとの設置方法について説明したが、図2の構成例、すなわち電源出力手段14をガス警報器1a側に設けた構成例についても、ガス警報器1a、無線子機2aの何れか一方に嵌合部を設け、他方に爪部を設けることで、同様に適用できる。
【0046】
また、以上の例では、電源プラグがコードを伴うものであることを前提として図示して説明したが、電源プラグはコードを伴わずプラグ部分だけで構成してもよい。このような構成は、図5や図6で説明したように無線子機とガス警報器とが壁等の同じ位置に重ねて設置するようにしておき、一方にコンセントを設け他方に電源プラグを設けておくことで適用できる。このような構成でも、外観がスッキリするとともに、いたずら等でガス警報器の電源プラグを抜かれたりする心配もなくなる。
【符号の説明】
【0047】
1,1a,1b…ガス警報器、2,2a,2b,2c…無線子機、3…無線親機、4…ガスメータ、5…取付板、11…通信手段、12…報知手段、13…検知手段、14,25…電源出力手段、15,24…電源入力手段、16,26…嵌合部、21…アンテナ、22…無線通信手段、23…制御手段、27,52…爪部、28…凹部。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0048】
【特許文献1】特許第3693531号公報
【特許文献2】特開2007−57336号公報
【特許文献3】特開2007−89119号公報
【特許文献4】特開2007−140624号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信を行う無線親機と、該無線親機との間で無線通信を行う無線子機と、前記無線親機に接続されるガスメータと、前記無線子機に接続されるガス警報器とから構成され、無線親機と無線子機との間で無線通信を行い、前記ガスメータと前記ガス警報器との間で情報をやり取りする無線システムにおいて、前記無線子機、前記ガス警報器の何れか一方に、他方に電源を供給するための電源出力手段を設けたことを特徴とする無線システム。
【請求項2】
前記電源出力手段を前記ガス警報器に設けたことを特徴とする請求項1に記載の無線システム。
【請求項3】
前記電源出力手段を前記無線子機に設けたことを特徴とする請求項1に記載の無線システム。
【請求項4】
前記無線子機、前記ガス警報器の何れか一方に嵌合部を設け、他方に該嵌合部に嵌合させるための爪部を設け、前記嵌合部に該爪部を嵌合させることで前記無線子機と前記ガス警報器とを固定することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の無線システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−277503(P2010−277503A)
【公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−131936(P2009−131936)
【出願日】平成21年6月1日(2009.6.1)
【出願人】(000006932)リコーエレメックス株式会社 (708)
【Fターム(参考)】