説明

画像表示装置の駆動方法

【課題】各副画素への出力信号の最適化が図られ、輝度の増加を確実に図ることができる画像表示装置の駆動方法を提供する。
【解決手段】画像表示装置は、第1、第2、第3及び第4副画素から構成された画素が、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネルと、入力信号が入力され、出力信号を出力する信号処理部とを備えており、3原色に第4の色を加えることで拡大されたHSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)が、信号処理部に求められており、信号処理部において、複数の画素における副画素・入力信号値に基づき、該複数の画素における彩度S及び明度V(S)を求め、明度V(S)と伸長係数α0の積から求められた伸長された明度の値が最大値Vmax(S)を越える画素の全画素に対する割合が所定の値(β0)以下となるように伸長係数α0を決定する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から構成された画素が2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素・出力信号を、第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(a)第4の色を加えることで拡大されたHSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)を、信号処理部において求め、
(b)信号処理部において、複数の画素における副画素・入力信号値に基づき、該複数の画素における彩度S及び明度V(S)を求め、
(c)明度V(S)と伸長係数α0の積から求められた伸長された明度の値が最大値Vmax(S)を越える画素の全画素に対する割合が所定の値(β0)以下となるように伸長係数α0を決定する画像表示装置の駆動方法。
ここで、彩度S及び明度V(S)は、
S=(Max−Min)/Max
V(S)=Max
で表され、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項2】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から構成された画素が、第1の方向及び第2の方向に2次元マトリクス状に配列され、第1の方向に配列された少なくとも第1の画素及び第2の画素によって画素群が構成され、各画素群において、第1の画素と第2の画素との間に第4の色を表示する第4副画素が配置されている画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素に関して、第4副画素・出力信号を、第1の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号、並びに、第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(a)第4の色を加えることで拡大されたHSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)を、信号処理部において求め、
(b)信号処理部において、複数の画素における副画素・入力信号値に基づき、該複数の画素における彩度S及び明度V(S)を求め、
(c)明度V(S)と伸長係数α0の積から求められた伸長された明度の値が最大値Vmax(S)を越える画素の全画素に対する割合が所定の値(β0)以下となるように伸長係数α0を決定する画像表示装置の駆動方法。
ここで、彩度S及び明度V(S)は、
S=(Max−Min)/Max
V(S)=Max
で表され、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項3】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第1の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第1の画素への第3副画素・出力信号を、少なくとも第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号、並びに、第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号に基づき求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力し、
第(p,q)番目の第2の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第1の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(a)第4の色を加えることで拡大されたHSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)を、信号処理部において求め、
(b)信号処理部において、複数の画素における副画素・入力信号値に基づき、該複数の画素における彩度S及び明度V(S)を求め、
(c)明度V(S)と伸長係数α0の積から求められた伸長された明度の値が最大値Vmax(S)を越える画素の全画素に対する割合が所定の値(β0)以下となるように伸長係数α0を決定する画像表示装置の駆動方法。
ここで、彩度S及び明度V(S)は、
S=(Max−Min)/Max
V(S)=Max
で表され、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項4】
(A)画素が、第1の方向にP0個、第2の方向にQ0個の合計、P0×Q0個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部においては、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・P0であり、q=1,2・・・,Q0である]の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(a)第4の色を加えることで拡大されたHSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)を、信号処理部において求め、
(b)信号処理部において、複数の画素における副画素・入力信号値に基づき、該複数の画素における彩度S及び明度V(S)を求め、
(c)明度V(S)と伸長係数α0の積から求められた伸長された明度の値が最大値Vmax(S)を越える画素の全画素に対する割合が所定の値(β0)以下となるように伸長係数α0を決定する画像表示装置の駆動方法。
ここで、彩度S及び明度V(S)は、
S=(Max−Min)/Max
V(S)=Max
で表され、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項5】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき第4副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力し、
少なくとも第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号並びに第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号に基づき第3副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(a)第4の色を加えることで拡大されたHSV色空間における彩度Sを変数とした明度の最大値Vmax(S)を、信号処理部において求め、
(b)信号処理部において、複数の画素における副画素・入力信号値に基づき、該複数の画素における彩度S及び明度V(S)を求め、
(c)明度V(S)と伸長係数α0の積から求められた伸長された明度の値が最大値Vmax(S)を越える画素の全画素に対する割合が所定の値(β0)以下となるように伸長係数α0を決定する画像表示装置の駆動方法。
ここで、彩度S及び明度V(S)は、
S=(Max−Min)/Max
V(S)=Max
で表され、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項6】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から構成された画素が2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素・出力信号を、第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
第1副画素に第1副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第2副画素に第2副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第3副画素に第3副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの、画素を構成する第1副画素、第2副画素及び第3副画素の集合体の輝度をBN1-3とし、画素を構成する第4副画素に第4副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの第4副画素の輝度BN4としたとき、
α0=(BN4/BN1-3)+1
とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項7】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から構成された画素が、第1の方向及び第2の方向に2次元マトリクス状に配列され、第1の方向に配列された少なくとも第1の画素及び第2の画素によって画素群が構成され、各画素群において、第1の画素と第2の画素との間に第4の色を表示する第4副画素が配置されている画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素に関して、第4副画素・出力信号を、第1の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号、並びに、第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
第1副画素に第1副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第2副画素に第2副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第3副画素に第3副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの、画素群を構成する第1副画素、第2副画素及び第3副画素の集合体の輝度をBN1-3とし、画素群を構成する第4副画素に第4副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの第4副画素の輝度BN4としたとき、
α0=(BN4/BN1-3)+1
とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項8】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第1の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第1の画素への第3副画素・出力信号を、少なくとも第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号、並びに、第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号に基づき求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力し、
第(p,q)番目の第2の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第1の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
第1副画素に第1副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第2副画素に第2副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第3副画素に第3副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの、画素群を構成する第1副画素、第2副画素及び第3副画素の集合体の輝度をBN1-3とし、画素群を構成する第4副画素に第4副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの第4副画素の輝度BN4としたとき、
α0=(BN4/BN1-3)+1
とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項9】
(A)画素が、第1の方向にP0個、第2の方向にQ0個の合計、P0×Q0個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部においては、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・P0であり、q=1,2・・・,Q0である]の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
第1副画素に第1副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第2副画素に第2副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第3副画素に第3副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの、画素を構成する第1副画素、第2副画素及び第3副画素の集合体の輝度をBN1-3とし、画素を構成する第4副画素に第4副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの第4副画素の輝度BN4としたとき、
α0=(BN4/BN1-3)+1
とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項10】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき第4副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力し、
少なくとも第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号並びに第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号に基づき第3副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、 第1副画素に第1副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第2副画素に第2副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力され、第3副画素に第3副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの、画素群を構成する第1副画素、第2副画素及び第3副画素の集合体の輝度をBN1-3とし、画素群を構成する第4副画素に第4副画素・出力信号の最大信号値に相当する値を有する信号が入力されたときの第4副画素の輝度BN4としたとき、
α0=(BN4/BN1-3)+1
とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項11】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から構成された画素が2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素・出力信号を、第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、HSV色空間における色相H及び彩度Sが以下の式で定義され、
40≦H≦65
0.5≦S≦1.0
の範囲となる画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最大のとき、
H=60(G−B)/(Max−Min)
であり、Gの値が最大のとき、
H=60(B−R)/(Max−Min)+120
であり、Bの値が最大のとき、
H=60(R−G)/(Max−Min)+240
であり、
S=(Max−Min)/Max
であり、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項12】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から構成された画素が、第1の方向及び第2の方向に2次元マトリクス状に配列され、第1の方向に配列された少なくとも第1の画素及び第2の画素によって画素群が構成され、各画素群において、第1の画素と第2の画素との間に第4の色を表示する第4副画素が配置されている画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素に関して、第4副画素・出力信号を、第1の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号、並びに、第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、HSV色空間における色相H及び彩度Sが以下の式で定義され、
40≦H≦65
0.5≦S≦1.0
の範囲となる画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最大のとき、
H=60(G−B)/(Max−Min)
であり、Gの値が最大のとき、
H=60(B−R)/(Max−Min)+120
であり、Bの値が最大のとき、
H=60(R−G)/(Max−Min)+240
であり、
S=(Max−Min)/Max
であり、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項13】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第1の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第1の画素への第3副画素・出力信号を、少なくとも第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号、並びに、第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号に基づき求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力し、
第(p,q)番目の第2の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第1の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、HSV色空間における色相H及び彩度Sが以下の式で定義され、
40≦H≦65
0.5≦S≦1.0
の範囲となる画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最大のとき、
H=60(G−B)/(Max−Min)
であり、Gの値が最大のとき、
H=60(B−R)/(Max−Min)+120
であり、Bの値が最大のとき、
H=60(R−G)/(Max−Min)+240
であり、
S=(Max−Min)/Max
であり、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項14】
(A)画素が、第1の方向にP0個、第2の方向にQ0個の合計、P0×Q0個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部においては、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・P0であり、q=1,2・・・,Q0である]の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、HSV色空間における色相H及び彩度Sが以下の式で定義され、
40≦H≦65
0.5≦S≦1.0
の範囲となる画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最大のとき、
H=60(G−B)/(Max−Min)
であり、Gの値が最大のとき、
H=60(B−R)/(Max−Min)+120
であり、Bの値が最大のとき、
H=60(R−G)/(Max−Min)+240
であり、
S=(Max−Min)/Max
であり、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項15】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき第4副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力し、
少なくとも第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号並びに第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号に基づき第3副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、 (R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、HSV色空間における色相H及び彩度Sが以下の式で定義され、
40≦H≦65
0.5≦S≦1.0
の範囲となる画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最大のとき、
H=60(G−B)/(Max−Min)
であり、Gの値が最大のとき、
H=60(B−R)/(Max−Min)+120
であり、Bの値が最大のとき、
H=60(R−G)/(Max−Min)+240
であり、
S=(Max−Min)/Max
であり、
Max:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最大値
Min:画素への第1副画素・入力信号値、第2副画素・入力信号値及び第3副画素・入力信号値の3つの副画素・入力信号値の最小値
である。
【請求項16】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から構成された画素が2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素・出力信号を、第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、(R,G,B)が以下の式を満足する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧0.78×(2n−1)
G≧(2R/3)+(B/3)
B≦0.50R
を満足するとき。あるいは又、(R,G,B)において、Gの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧(4B/60)+(56G/60)
G≧0.78×(2n−1)
B≦0.50R
を満足するとき。但し、nは表示階調ビット数である。
【請求項17】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から構成された画素が、第1の方向及び第2の方向に2次元マトリクス状に配列され、第1の方向に配列された少なくとも第1の画素及び第2の画素によって画素群が構成され、各画素群において、第1の画素と第2の画素との間に第4の色を表示する第4副画素が配置されている画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素に関して、第4副画素・出力信号を、第1の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号、並びに、第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、(R,G,B)が以下の式を満足する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧0.78×(2n−1)
G≧(2R/3)+(B/3)
B≦0.50R
を満足するとき。あるいは又、(R,G,B)において、Gの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧(4B/60)+(56G/60)
G≧0.78×(2n−1)
B≦0.50R
を満足するとき。但し、nは表示階調ビット数である。
【請求項18】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第1の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第1の画素への第3副画素・出力信号を、少なくとも第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号、並びに、第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号に基づき求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力し、
第(p,q)番目の第2の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第1の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、(R,G,B)が以下の式を満足する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧0.78×(2n−1)
G≧(2R/3)+(B/3)
B≦0.50R
を満足するとき。あるいは又、(R,G,B)において、Gの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧(4B/60)+(56G/60)
G≧0.78×(2n−1)
B≦0.50R
を満足するとき。但し、nは表示階調ビット数である。
【請求項19】
(A)画素が、第1の方向にP0個、第2の方向にQ0個の合計、P0×Q0個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部においては、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・P0であり、q=1,2・・・,Q0である]の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、(R,G,B)が以下の式を満足する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧0.78×(2n−1)
G≧(2R/3)+(B/3)
B≦0.50R
を満足するとき。あるいは又、(R,G,B)において、Gの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧(4B/60)+(56G/60)
G≧0.78×(2n−1)
B≦0.50R
を満足するとき。但し、nは表示階調ビット数である。
【請求項20】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき第4副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力し、
少なくとも第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号並びに第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号に基づき第3副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
(R,G,B)で定義された色が画素において表示されるとし、(R,G,B)が以下の式を満足する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
ここで、(R,G,B)において、Rの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧0.78×(2n−1)
G≧(2R/3)+(B/3)
B≦0.50R
を満足するとき。あるいは又、(R,G,B)において、Gの値が最高値、Bの値が最低値の場合であって、
R≧(4B/60)+(56G/60)
G≧0.78×(2n−1)
B≦0.50R
を満足するとき。但し、nは表示階調ビット数である。
【請求項21】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から構成された画素が2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素・出力信号を、第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
黄色を表示する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項22】
(A)第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から構成された画素が、第1の方向及び第2の方向に2次元マトリクス状に配列され、第1の方向に配列された少なくとも第1の画素及び第2の画素によって画素群が構成され、各画素群において、第1の画素と第2の画素との間に第4の色を表示する第4副画素が配置されている画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
信号処理部において、
第1の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の画素に関して、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第4副画素に関して、第4副画素・出力信号を、第1の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号、並びに、第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号に基づき求め、第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
黄色を表示する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項23】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第1の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第1の画素への第3副画素・出力信号を、少なくとも第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号、並びに、第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号に基づき求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力し、
第(p,q)番目の第2の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第1の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
黄色を表示する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項24】
(A)画素が、第1の方向にP0個、第2の方向にQ0個の合計、P0×Q0個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、第3原色を表示する第3副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部においては、
第1副画素・出力信号を、少なくとも第1副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第1副画素へ出力し、
第2副画素・出力信号を、少なくとも第2副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第2副画素へ出力し、
第3副画素・出力信号を、少なくとも第3副画素・入力信号及び伸長係数α0に基づき求め、第3副画素へ出力し、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・P0であり、q=1,2・・・,Q0である]の画素への第4副画素・出力信号を、第(p,q)番目の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき求め、第(p,q)番目の画素の第4副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
黄色を表示する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。
【請求項25】
(A)画素群が、第1の方向にP個、第2の方向にQ個の合計、P×Q個、2次元マトリクス状に配列されて成る画像表示パネル、並びに、
(B)信号処理部、
を備え、
各画素群は、第1の方向に沿って、第1の画素及び第2の画素から構成され、
第1の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第3原色を表示する第3副画素から成り、
第2の画素は、第1原色を表示する第1副画素、第2原色を表示する第2副画素、及び、第4の色を表示する第4副画素から成り、
信号処理部において、
第2の方向に沿って数えたときの第(p,q)番目[但し、p=1,2・・・Pであり、q=1,2・・・,Qである]の第2の画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第2信号、並びに、第2の方向に沿って第(p,q)番目の第2の画素に隣接した隣接画素への第1副画素・入力信号、第2副画素・入力信号及び第3副画素・入力信号から求められた第4副画素・制御第1信号に基づき第4副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第2の画素の第4副画素へ出力し、
少なくとも第(p,q)番目の第2の画素への第3副画素・入力信号並びに第(p,q)番目の第1の画素への第3副画素・入力信号に基づき第3副画素・出力信号を求め、第(p,q)番目の第1の画素の第3副画素へ出力する画像表示装置の駆動方法であって、
黄色を表示する画素の全画素に対する割合が所定の値β’0を超えるとき、伸長係数α0を所定の値以下とする画像表示装置の駆動方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−154323(P2011−154323A)
【公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−17297(P2010−17297)
【出願日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】