説明

癲癇、精神障害、または感覚器官の障害のためのAMPA受容体アンタゴニスト

本発明は、治療的有効量のAMPA受容体アンタゴニストを、癲癇、精神障害および/または感覚器官の障害を治療するのに有用な1つ以上のその他の活性成分と組み合わせて患者に投与することによって、癲癇、精神障害および/または感覚器官の障害を治療する方法を提供する。本発明はまた、治療的有効量のAMPA受容体アンタゴニスト、ならびに任意に、癲癇、精神障害および/または感覚器官の障害を治療するのに有用な1つ以上のその他の活性成分を含む、医薬的な組合せ、キット、および医薬組成物を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願]
本出願は、米国特許法第119条のもと2007年12月26日に出願されたUS仮出願第61/006,134号の優先権を主張する。上記仮出願の開示は、その全体が本明細書において参考として組み込まれる。
【0002】
[発明の分野]
本発明は、AMPA受容体アンタゴニストを含む医薬組成物、組合せおよびキット、ならびにAMPA受容体アンタゴニストを使用して癲癇、精神障害、または感覚器官の障害を治療するための方法を提供する。
【背景技術】
【0003】
[発明の背景]
癲癇は、反復性発作を示すよくある神経疾患である。この疾患の罹患率は、総人口の約1%である。これらは、電位感受性イオンチャネル、GABA受容体またはGABA代謝を主に調節する抗癲癇薬で治療される。患者の大部分は、抗癲癇薬に反応するが、癲癇患者の約20%は、治療に対して難治性である。従って、良好な効力、かつ他の抗癲癇薬と良好な薬力学的相互作用を示す抗癲癇薬が期待されている。
【0004】
AMPA受容体は、脳内に分散しており、迅速なシナプス神経伝達の役割がある。AMPA受容体は、ニューロンの異常興奮および神経細胞死に関与すると考えられている。AMPAアンタゴニストの広域な抗痙攣効果が、様々な実験モデルでの研究から確認されている。
【0005】
多数の抗癲癇薬が発作の治療のために使われている。例えば、カルバマゼピン、フェニトインおよびラモトリギン等のナトリウムまたはカルシウムチャネル阻害剤、ガバペンチンおよびプレガバリン等のカルシウムチャネルモジュレーター、ならびにGABAのモジュレーターが部分発作(partial onset seizure)に対して使用される。
【0006】
全身発作は、限られた抗癲癇薬で治療される。例えば、バルプロエートは、全身発作に対してよく使用される最初に使われる薬であり、エトスクシミドは特に欠伸発作に対して使用される。部分発作に対する一部の抗癲癇薬は、全身発作を悪化させることが知られている。発作の亜型に対するこのような選択性は、併用療法を困難にする。上記抗癲癇薬はまた、治療難治性発作の補助薬としても使用されている。補助薬は、処方薬とは異なる作用モードを有する抗癲癇薬のなかから選択されることが推奨されている。
【0007】
精神障害は、場合によって、治療が無効である。抗癲癇薬は、よく補助療法として使用されるか、または場合によっては単独療法として使用される。
【0008】
感覚系の障害は、様々な因子に起因する。グルタミン酸が、感覚器官における神経伝達物質であることが知られている。
【0009】
耳鳴りまたは難聴は、様々な理由に起因する。実験的な(experimental)耳鳴りまたは難聴は、大音響への暴露、抗生物質等の薬物の中毒、または蝸牛へのグルタミン酸アゴニストの注射により引き起こされる。グルタミン酸アンタゴニストがこれらのモデルにおいて作用したことが記載されている。従って、グルタミン酸系の阻害剤が治療の選択肢の一つとなりうるが、科学的な評価はなされていない。これらの疾患に対する治療は、確立されていない。抗癲癇薬またはビタミンが使用される場合がある。
【0010】
緑内障および糖尿病性網膜症は、失明の主因である。いくつかの治療選択肢が使用されるが、神経保護を目的とした薬剤はない。実験モデルにおいてグルタミン酸が網膜神経変性の原因因子であることはよく記載されており、これはヒトの場合においても予想されている。グルタミン酸アンタゴニストは動物モデルにおいて作用したが、これらの化合物は網膜における神経変性の治療のためには開発されていない。
【0011】
AMPA受容体アンタゴニストは、1,2-ジヒドロピリジン化合物を含む。1,2-ジヒドロピリジン化合物の一例がペランパネル[すなわち、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン]であり、米国特許第6,949,571号に記載されている。疾患を治療する方法、およびこれらの化合物をコリンエステラーゼ阻害剤と併用して投与する方法は、WO2006/107859およびWO2006/107860に記載されている。疾患を治療する方法、およびこれらの化合物をNMDA受容体アンタゴニストと併用して投与する方法は、WO2008/111590に記載されている。疾患を治療する方法、およびこれらの化合物をシンナミド化合物と併用して投与する方法は、WO2008/139984に記載されている。
【0012】
新規の医薬組成物または組合せを用いて、癲癇、精神障害および感覚器官の障害を治療することが当該分野で必要とされている。本発明は、上記およびその他の重要な目標を目指す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
[発明の要旨]
本発明は、治療的有効量の少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト(例えば、1,2-ジヒドロピリジン化合物)と、任意に癲癇の治療に有用な1つ以上の他の活性成分とを組合せて投与することによって、部分発作および全身発作を含む癲癇を治療および/または予防することを必要とする患者の部分発作および全身発作を含む癲癇を治療および/または予防する方法を提供する。一実施形態において、AMPA受容体アンタゴニストは3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オンである。癲癇を治療および/または予防する方法は、癲癇の治療および/または予防を含む。
【0014】
本発明は、治療的有効量の少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト(例えば、1,2-ジヒドロピリジン化合物)を投与することによって、精神障害を治療および/または予防することを必要とする患者の精神障害を治療および/または予防する方法を提供する。一実施形態において、AMPA受容体アンタゴニストは3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オンである。AMPA受容体アンタゴニストは、任意に精神障害の治療に有用な1つ以上の他の活性成分と投与され得る。精神障害を治療および/または予防する方法は、精神障害の1つ以上の症状の治療および/または予防を含む。
【0015】
本発明は、治療的有効量の少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト(例えば、1,2-ジヒドロピリジン化合物)を投与することによって、感覚器官の障害を治療および/または予防することを必要とする患者の感覚器官の障害を治療および/または予防する方法を提供する。一実施形態において、AMPA受容体アンタゴニストは3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オンである。AMPA受容体アンタゴニストは、任意に精神障害の治療に有用な1つ以上の他の活性成分と投与され得る。感覚器官の障害を治療および/または予防する方法は、感覚器官の障害の1つ以上の症状の治療および/または予防を含む。
【0016】
本発明は、治療的有効量の 少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト(例えば、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン)を含む医薬組成物、組合せ、およびキットを提供する。医薬組成物、組合せ、およびキットは、癲癇、精神障害、および感覚器官の障害を治療するのに有用な1つ以上の他の活性成分を任意に含むことができる。
【0017】
本発明は以下に関する:
(1)(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール(Butorphanol intranasal)、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル(Becampanel)、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン(Dihydroergotamine inhalation)、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール(Indantadol)、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル(Tezampanel)、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール(Dronabinol sublingual)、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上;および
(C)1つ以上の医薬的に許容可能な担体、を含む医薬組成物。
(2)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化6】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、(1)に記載の医薬組成物。
(3)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、(1)に記載の医薬組成物。
(4)癲癇、または癲癇の1つ以上の症状を治療するために使用される、(1)に記載の医薬組成物。
(5)部分発作、または部分発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、(1)に記載の医薬組成物。
(6)前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作(partial seizure secondarily generalized)である、(5)に記載の医薬組成物。
(7)全身発作、または全身発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、(1)に記載の医薬組成物。
(8)前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、または無緊張発作である、(7)に記載の医薬組成物。
(9)精神障害、または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、(1)に記載の医薬組成物。
(10)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害(substance-related disorder)である、(9)に記載の医薬組成物。
(11)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(10)に記載の医薬組成物。
(12)感覚器官の障害、または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、(1)に記載の医薬組成物。
(13)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害(Sound induced hearing deficit)、または物質誘導型聴覚障害(Substance induced hearing deficit)である、(12)に記載の医薬組成物。
(14)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(12)に記載の医薬組成物。
(15)治療レジメン(regimen)に関連するように適応される、(1)に記載の医薬組成物。
(16)(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、を含む組合せ。
(17)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化7】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、(16)に記載の組合せ。
(18)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、(16)に記載の組合せ。
(19)(A)および(B)が、患者に別々に投与されるか、または医薬組成物の形態で患者に投与される、(16)に記載の組合せ。
(20)癲癇、または癲癇の1つ以上の症状を治療するために使用される、(16)に記載の組合せ。
(21)部分発作、または部分発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、(16)に記載の組合せ。
(22)前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、(21)に記載の組合せ。
(23)全身発作、または全身発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、(16)に記載の組合せ。
(24)前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、または無緊張発作である、(23)に記載の組合せ。
(25)精神障害、または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、(16)に記載の組合せ。
(26)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(25)に記載の組合せ。
(27)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(26)に記載の組合せ。
(28)前記組合せが、感覚器官の障害、または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、(16)に記載の組合せ。
(29)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(28)に記載の組合せ。
(30)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(28)に記載の組合せ。
(31)治療レジメンに関連するように適応される、(16)に記載の組合せ。
(32)癲癇または癲癇の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である使用。
(33)部分発作または部分発作の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である使用。
(34)前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、(33)に記載の使用。
(35)全身発作または全身発作の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である使用。
(36)前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、または無緊張発作である、(35)に記載の使用。
(37)精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である使用。
(38)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(37)に記載の使用。
(39)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(38)に記載の使用。
(40)感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である使用。
(41)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(40)に記載の使用。
(42)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(40)に記載の使用。
(43)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化8】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、(32)〜(42)のいずれか一項に記載の使用。
(44)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、(32)〜(42)のいずれか一項に記載の使用。
(45)(A)および(B)が、患者に別々に投与されるか、または医薬組成物の形態で患者に投与される、(32)〜(42)のいずれか一項に記載の使用。
(46)前記治療が治療レジメンの一部である、(32)〜(42)のいずれか一項に記載の使用。
(47)癲癇または癲癇の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である化合物。
(48)部分発作または部分発作の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である化合物。
(49)前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、(48)に記載の化合物。
(50)全身発作または全身発作の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である化合物。
(51)前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作または無緊張発作である、(50)に記載の化合物。
(52)精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である化合物。
(53)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(52)に記載の化合物。
(54)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(53)に記載の化合物。
(55)感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、である化合物。
(56)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(55)に記載の化合物。
(57)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(55)に記載の化合物。
(58)前記治療が治療レジメンの一部である、(47)〜(57)のいずれか一項に記載の化合物。
(59)(1)〜(15)のいずれか一項に記載の医薬組成物、または(16)〜(31)のいずれか一項に記載の組合せを含む、キット。
(60)治療レジメンに関連するように適応される、(59)に記載のキット。
(61)癲癇または癲癇の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、を投与することを含む方法。
(62)部分発作または部分発作の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、を投与することを含む方法。
(63)前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、(62)に記載の方法。
(64)全身発作または全身発作の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、を投与することを含む方法。
(65)前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作または無緊張発作である、(64)に記載の方法。
(66)精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、を投与することを含む方法。
(67)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(66)に記載の方法。
(68)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(67)に記載の方法。
(69)感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上、を投与することを含む方法。
(70)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(69)に記載の方法。
(71)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症. である、(69)に記載の方法。
(72)前記治療が治療レジメンの一部であり、前記投与が一連の投与を伴う、(61)〜(71)のいずれか一項に記載の方法。
(73)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
1つ以上の医薬的に許容可能な担体、を含む精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物。
(74)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(73)に記載の医薬組成物。
(75)前記気分障害が鬱病または双極性障害である、(74)に記載の医薬組成物。
(76)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
1つ以上の医薬的に許容可能な担体、を含む感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物。
(77)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(76)に記載の医薬組成物。
(78)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(76)に記載の医薬組成物。
(79)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化9】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、(73)〜(78)のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(80)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、(73)〜(78)のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(81)治療レジメンに関連するように適応される、(73)〜(78)のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(82)精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)の使用であって、該(A)は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、化合物(A)の使用。
(83)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(82)に記載の使用。
(84)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(83)に記載の使用。
(85)感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)の使用であって、該(A) は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、化合物(A)の使用。
(86)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(85)に記載の使用。
(87)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(85)に記載の使用。
(88)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化10】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、(82)〜(87)のいずれか一項に記載の使用。
(89)前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、(82)〜(87)のいずれか一項に記載の使用。
(90)前記治療が治療レジメンの一部である、(82)〜(87)のいずれか一項に記載の使用。
(91)精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)であって、該(A)は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、化合物。
(92)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(91)に記載の化合物。
(93)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(92)に記載の化合物。
(94)感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)であって、該(A)は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、化合物。
(95)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(94)に記載の化合物。
(96)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(94)に記載の化合物。
(97)前記治療が治療レジメンの一部である、(91)〜(96)のいずれか一項に記載の化合物。
(98)(73)〜(75)および(79)〜(81)のいずれか一項に記載の医薬組成物を含む、精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するためのキット。
(99)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(98)に記載のキット。
(100)前記気分障害が、鬱病または双極性障害ある、(99)に記載のキット。
(101)(76)〜(81)のいずれか一項に記載の医薬組成物を含む、感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するためのキット。
(102)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(101)に記載のキット。
(103)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(101)に記載のキット。
(104)治療レジメンに関連するように適応される(98)〜(103)のいずれか一項に記載のキット。
(105)精神障害または精神障害の1つ以上の症状の治療を必要とする患者に、治療的有効量の(73)〜(75)および(79)〜(81)のいずれか一項に記載の医薬組成物を投与することを含む、精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療する方法。
(106)前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、(105)に記載の方法。
(107)前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、(106)に記載の方法。
(108)感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状の治療を必要とする患者に、治療的有効量の(76)〜(81)のいずれか一項に記載の医薬組成物を投与することを含む、感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療する方法。
(109)前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、(108)に記載の方法。
(110)前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、(108)に記載の方法。
(111)前記治療が治療レジメンの一部であり、および前記投与が一連の投与を伴う、(105)〜(110)のいずれか一項に記載の方法。
【0018】
本発明の上記および他の態様は、本明細書においてより詳細に説明する。
【発明を実施するための形態】
【0019】
[発明の詳細な説明]
「患者」とは、動物、好ましくは哺乳動物、より好ましくはヒトをいう。用語「患者」には、男性および女性が含まれ、成人、小児および乳幼児を含む。一実施形態において、患者は、犬または猫等のペットであってもよい。
【0020】
「活性成分」とは、疾患もしくは障害の治療および/または予防に関与するAMPA受容体アンタゴニスト、ならびに本明細書に記載するその他の化合物を指す。上記活性成分は、既知の作用メカニズムを有するものでも、未知の作用メカニズムを有するものでもよく、この活性成分は、1つ以上の作用メカニズムを有することができる。活性成分は、置換基の型に応じて不斉炭素を有してもよく、立体異性体(例えば、幾何異性体、エナンチオマー、ジアステレオマー等)を有してもよい。活性成分またはその立体異性体は、医薬的に許容可能な塩を形成することができる。活性成分、その医薬的に許容可能な塩、その立体異性体、またはその立体異性体の医薬的に許容可能な塩は、無水物である場合があり、そして溶媒和物を形成する場合もある。活性成分、その医薬的に許容可能な塩、その立体異性体、その立体異性体の医薬的に許容可能な塩またはその溶媒和物は、結晶であっても非晶質のものであってもよい。活性成分、その医薬的に許容可能な塩、その立体異性体、その立体異性体の医薬的に許容可能な塩またはその溶媒和物中には結晶多型が存在してもよいが、これに限定されることなく、任意の型の結晶が単独または組合せで存在してもよく、これらは本発明の範囲内にある。
【0021】
「治療(処置)(treatment)」および「治療する(処置する)(treating)」とは、所望の薬理的効果および/または生理的効果を獲得することをいう。これらの効果は、疾患および/またはその疾患の1つ以上の症状を完全もしくは部分的に妨げるという観点からは予防的であり、そして疾患および/または疾患によって引き起こされる1つ以上の症状を部分的もしくは完全に治癒するという観点からは治療的である。「治療」および「治療する」とは、患者の疾患(例えば、癲癇、精神障害、または感覚器官の障害)の全ての治療を含み、これらの治療としては、例えば、(a)ある疾患に罹患しやすい疑いがあるが、まだ罹患したとは診断されていない患者、または以前に疾患に罹患したと診断されたが現時点では疾患に罹患されたと診断されていない患者において、疾患またはその疾患の1つ以上の症状を防ぐこと;(b)疾患の1つ以上の症状を抑制すること、すなわち、その疾患の1つ以上の症状の進行を抑制または遅らせること;(c)疾患の1つ以上の症状を軽減すること、すなわち、その疾患の1つ以上の症状を後退(reverse)もしくは消去すること;(d) 疾患の1つ以上の症状の進行を後退すること;または(e)疾患の1つ以上の症状を安定化させて、その疾患の1つ以上の症状が悪化も改善もしないようにすることが挙げられる。患者に対する特定の治療レジメンは、具体的な採用化合物の活性、年齢、体重、一般的な健康状態、性別、食事、投与時間、分泌時間、薬物の組合せ、担当医師の判断、および治療する症状の重症度を含む様々な因子に依存する。
【0022】
本明細書に記載される疾患および障害の治療および/もしくは予防および/または発症を遅らせるために2つ以上の化合物を投与することに関して、「別々に投与される」とは、例えば、任意の順番での化合物の連続投与または化合物の同時投与が挙げられる。化合物の同時投与とは、投与様式に応じて、それらの化合物が実質的に同時にまたは厳密に同時に患者に投与されることを意味する。化合物の連続投与は任意の順番で行ってもよいし、化合物の投与の間の時間は任意で行ってもよい。連続投与は、どの化合物が最初に投与されるべきか、どの化合物が二番目に投与されるべきか、そして化合物の投与の間にどのくらいの時間の中断をとるべきかに影響する因子に基づいて行うことができる。例えば、2つ以上の化合物が別々かつ連続的に投与される場合、いつ患者に化合物を投与するかということに影響する因子としては、例えば、(a)投与する化合物について最良の効能が提供される時間、(b)投与する化合物について副作用が最小限になる時間、(c)化合物の投薬量、(d)化合物の投与経路、(e)治療される疾患または障害、(f)治療される患者、(g)投与される化合物と当該分野で公知の他の因子とのインビボでの関係が挙げられる。連続投与のための時間間隔は、活性成分を組合せて使用する際に治療される疾患または障害に対する効果が、活性成分の一方のみを使用して得られる効果と比較して、相加的なレベルを超えるように選択されることが好ましい。
【0023】
「組合せ(combination)」とは、AMPA受容体アンタゴニストおよび第2の活性成分(例えば、抗癲癇薬、抗精神障害薬、または抗感覚器官障害薬)が、異なる医薬組成物または製薬として別々に投与されることを指す。医薬組成物または製剤は、投与様式が同じであっても異なっていてもよい。
【0024】
「単剤療法」は、疾患または障害の治療および/または予防のために、1種の活性成分(例えば、AMPA受容体アンタゴニスト)のみを使用する治療である。
【0025】
「併用療法」は、疾患の治療および/または予防のために、2種以上の活性成分が別々に投与される、あるいは医薬組成物の形態で投与される治療である。
【0026】
「治療的有効量」とは、疾患を治療および/または予防するために必要な活性成分の量をいう。2種以上の活性成分が併用療法のために投与される場合、用語「治療的有効量」とは、疾患を治療および/または予防するために必要な活性成分の量をいい、例えば、以下の(a)〜(d)が挙げられる:(a)治療的有効量の第1の活性成分と治療的有効量の第2の活性成分(すなわち、疾患を治療および/または予防するための単剤療法に使用される各活性成分の量が、併用療法のために使用される);(b)治療的有効量の第1の活性成分と治療的有効量より少ない第2の活性成分、これらは組み合せることにより疾患の治療および/または予防を有効に提供する(例えば、治療的有効量よりも少ない第2の活性成分が併用療法において使用されて、第2の活性成分が単剤療法で使用される場合に達成される結果と等しい結果またはそれを超える結果を達成することができる);(c)治療的有効量よりも少ない第1の活性成分と治療的有効量の第2の活性成分、これらは組み合せることにより疾患の治療および/または予防を有効に提供する(例えば、治療的有効量よりも少ない第1の活性成分が併用療法において使用されて、第1の活性成分が単剤療法で使用される場合に達成される結果と等しい結果またはそれを超える結果を達成することができる);ならびに(d)治療的有効量よりも少ない第1の活性成分と治療的有効量よりも少ない第2の活性成分、これらは併用療法において疾患もしくは障害の治療および/または予防を提供する(例えば、治療的有効量よりも少ない第1の活性成分を併用療法において使用して、第1の活性成分が単剤療法で使用される場合に達成される結果と等しい結果またはそれを超える結果を達成することが可能であり、かつ、治療的有効量よりも少ない第2の活性成分を併用療法において使用して、第2の活性成分が単剤療法で使用される場合に達成される結果と等しい結果またはそれを超える結果を達成することが可能である)。3つ以上の活性成分を併用療法に使用する場合は、同様の「治療的有効量/治療的有効量よりも少ない量」で使用できる。例えば、(a)3つ全ての活性成分が治療的有効量である場合があり;(b)2つの活性成分が治療的有効量で、第3の活性成分が治療的有効量よりも少ない量である場合があり;(c)1つの活性成分が治療的有効量で、他の2つの活性成分が治療的有効量よりも少ない量である場合があり;または(d)3つ全ての活性成分が治療的有効量よりも少ない量である場合もある。
【0027】
「キット」は、「市販パッケージ(commercial package)」とも呼ばれ、以下の組合せを含むことができる:(i)AMPA受容体アンタゴニストを含む第1の医薬組成物または製剤;(ii)第2の活性成分を含む任意の第2の医薬組成物または製剤;(iii)疾患を治療もしくは予防するため、または疾患の発症を遅らせるために医薬組成物または製剤を使用することについての指示書;および(iv)任意に、医薬組成物もしくは製剤を投与するため(例えば、シリンジ、希釈剤、医療用グローブ、手の殺菌剤等)、身体中の薬物レベルをモニタリングするため、薬剤の服用に関して患者のコンプライアンスをサポートするため、または疾患の状態をモニタリングするためのその他の材料。上記キットは、数日間、数週間または数ヶ月間におよび十分な薬剤および材料を供給することができる。別の実施形態において、「キット」は以下を含むことができる:(i)AMPA受容体アンタゴニストおよび任意に第2の活性成分を含む医薬組成物または製剤;(ii)疾患を治療もしくは予防するため、または疾患の発症を遅らせるために医薬組成物または製剤を使用するための指示書;ならびに(iii)任意に、医薬組成物もしくは製剤を投与するため(例えば、シリンジ、希釈剤、医療用グローブ、手の殺菌剤等)、身体中の薬物レベルをモニタリングするため、薬剤の服用に関して患者のコンプライアンスをサポートするため、または疾患の状態をモニタリングするためのその他の材料。上記キットは、数日間、数週間または数ヶ月間におよび十分な薬剤および材料を供給することができる。さらに、上記キットは、治療レジメンの全てまたは一部を履行するために十分な医薬および材料を提供することができる。
【0028】
「溶媒和物」は当該分野で周知である。溶媒和物は、医薬的に許容可能な溶媒和物であることが好ましい。医薬的に許容可能な溶媒和物は、水和物または非水和物のいずれであってもよいが、好ましくは水和物である。水、アルコール(例えば、メタノール、エタノール、n-プロパノール)、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド(DMSO)等の溶媒を使用することができる。
【0029】
「水和物」は、結晶の水分子を含む化合物をいう。結晶の水分子は、1個以上(例えば、1〜10個)の整数値をとってもよいし、0よりも大きい任意の分数でも1〜10の整数の分数でもよい。例えば、水和物は、化合物・1/4 H2O;化合物・1/2 H2O;化合物・3/4 H2O;化合物・2H2O;化合物・5 1/2 H2O;化合物・6H2O等として表すことができる。「化合物」は、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン等、本明細書に記載のいずれのものであってもよい。
【0030】
「医薬的に許容可能な塩」は当該分野で周知であり、これらとしては、無機酸の塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩、臭化水素酸塩およびリン酸塩)、ならびに有機酸の塩(例えば、ギ酸塩、酒石酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩およびトルエンスルホン酸塩)が挙げられる。特定の置換基が選択される場合、本発明の化合物は、例えば、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩またはカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えば、カルシウム塩またはマグネシウム塩)、有機アミン塩(例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、ジシクロヘキシルアミンまたはN,N’-ジベンジルエチレンジアミンとの塩)を形成することができる。当業者は、本発明の化合物を他の任意の医薬的に許容可能な塩の形態として作製することができることを認識するであろう。
【0031】
本発明は、少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト、および任意に、癲癇、精神障害、または感覚器官の障害を治療するのに有用な第2の活性成分を使用して、癲癇、精神障害、もしくは感覚器官の障害を治療および/または予防するための方法を提供する。
【0032】
I.癲癇
臨床的評価の目的のために、患者を発作のタイプのよって分類する。2クラスの発作がある:すなわち、部分発作および全身発作である。部分発作は、さらに、単純部分発作、複雑部分発作、および二次全身性部分発作に分類される。全身発作は、痙攣性発作および非痙攣性発作に分類される。これらはさらに、欠伸発作(以前は「小発作(petit mal)」と称されていた)、非定型欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、および無緊張発作に分類される。
【0033】
(1)部分発作は、以下の3つの基本群に分類できる:
A. 単純部分発作
B. 複雑部分発作
C. 二次全身性部分発作。
【0034】
(2)全身発作は、最初の臨床的変化において左右の脳半球に関与する。以下のタイプの発作が全身発作に含まれる:
A. 欠伸発作
i) 欠伸発作
ii) 非定型欠伸発作
B. ミオクローヌス発作
C. 間代発作
D. 強直発作
E. 強直間代発作
F. 無緊張発作。
【0035】
(3) 未分類癲癇発作
未分類癲癇発作は、臨床データが不十分または不完全という理由、および記載されている分類に当てはまることがこれまでに定義されていないという理由から、上記一覧した発作(1)および(2)に分類できない全ての発作を含む。未分類癲癇発作の例として、新生児発作の一部、例えば、律動的眼球運動、咀嚼(chewing)、および眩暈(swimming)が挙げられる。
【0036】
癲癇または癲癇症候群の分類の詳細は、当該分野で記載されており(Epilepsia (1989) 30;389-399)、その全体が本明細書に参考として組み込まれる。
【0037】
以下の疾患(1)〜(3)は、上記分類または未分類発作の組合せにより診断される:
(1)特発性癲癇
A.部分発作を伴う特発性癲癇
B.全身発作を伴う特発性癲癇
(2)症候性癲癇
A.部分発作を伴う症候性癲癇
B.全身発作を伴う症候性癲癇
(3)分類困難な癲癇
A.ウエスト症候群
B.レノックス-ガストー症候群
C.後天性癲癇性失語症 (ランドウ-クレフナー症候群)
D.徐波睡眠期に持続性棘徐波を示す癲癇。
【0038】
「癲癇」とは、脳中の神経細胞群またはニューロンが時々異常なシグナリングをする脳障害を指す。癲癇では、正常なパターンの(thenormal pattern of)ニューロン活動が乱されて、変な感覚、感情および挙動、または場合によっては痙攣、筋肉の痙攣、および意識の不明を引き起こす。2回以上の発作を起こして初めて癲癇であると考えられる。
【0039】
「癲癇」は、部分発作、全身発作、または未分類癲癇発作に分類され得る(出典:Epilepsia (1981) 22;489-501)。
【0040】
「癲癇症候群」とは、癲癇を含む特定の症状のセットにより特徴付けられる障害を指す。癲癇症候群は、それらの症状、またはそれらが由来する脳の場所によって表される。
【0041】
「部分発作」とは、脳の一部だけで生じる焦点発作を指す。
【0042】
「単純部分発作」とは、焦点発作を起こしている人が意識があるが普段と違う感じまたは感覚を持ち得る、脳の一部だけで生じる焦点発作を指す。
【0043】
「複雑部分発作」とは、意識の変化または消失を被る焦点発作を指す。
【0044】
「二次全身性部分発作」とは、部分発作として始まり(すなわち、脳の限定された一箇所で発症し)、その後脳全体に広がり、「全身化する」発作を指す。
【0045】
「欠伸発作」とは、発作が反復して起こり、瞬間的に意識を失う癲癇障害を指す。これらの発作は、ほとんどの場合、小児期または青年期に始まる。
【0046】
「非定型欠伸」 発作とは、非定型の特徴(例えば、異様な運動活動)を伴う欠伸発作を指す。
【0047】
「ミオクローヌス発作」とは、特に上半身、腕、または脚において、急なピクピクした動き(jerk)またはひきつり(twitch)を生じる発作を指す。
【0048】
「間代発作」とは、身体の両側において筋肉のピクピクした動きを繰返し生じる発作を指す。
【0049】
「強直発作」とは、身体の筋肉(一般的に、背中、脚、および腕の筋肉)において硬直を生じる発作を指す。
【0050】
「強直間代発作」(「大発作(grand mal seizure)」)とは、意識喪失、身体硬直、ならびに腕および脚のピクピクした動きが反復することを含む症状が入り混じった発作を指す。
【0051】
「無緊張発作」(「倒れ発作(drop attacks)」)とは、筋緊張の急な喪失を生じる発作を指す。
【0052】
II. 精神障害
(1) 大鬱病および双極性疾患を含む気分障害
「気分障害」とは、気分の周期的変化を伴う種々の状態を指す。気分障害としては、「躁病」(高揚感、精神運動活動の増進、早口、観念奔逸、睡眠欲求の低下、それやすさ、被刺激性、性的欲求の増大、活力増大、誇大性、および/または判断低下等の症状に特徴付けられる);「軽躁病」(軽度の躁病);「鬱病」(大鬱病、気分変調および双極性障害);ならびに「無関心」が挙げられる。
【0053】
大鬱病は、持続的な悲しみ、不安および/もしくは空虚な気分;絶望感、悲観、罪悪感、無気力(worthlessness)および/もしくは無力感;趣味および性交を含む活動に対する興味もしくは喜びの喪失;活力低下もしくは疲労感;集中、記憶および/もしくは決断の困難性;不眠症、早朝覚醒もしくは過眠(oversleeping);食欲の増進もしくは低下;自殺もしくは死を考えること;自殺未遂;落ち着きの無さおよび/もしくは被刺激性;ならびに/または、頭痛、消化系障害および/もしくは慢性的な疼痛等の治療が効かない持続的な身体症状を特徴とする。大鬱病は、時間と共に変化し得るいくつかのまたは多数の症状を特徴とし得る。気分変調とは、重症度の低い(場合によっては慢性な)大鬱病を指す。躁鬱病とも呼ばれる双極性障害は、浮き(例えば、躁病)から沈み(例えば、大鬱病または気分変調)までの周期的な気分の変化を特徴とする。
【0054】
無関心は、以下の1つ以上に見られる、認知処理の鈍化および/またはやる気の喪失を特徴とする:すなわち、生産性の欠如、取組みの欠如、根気の欠如、社会性もしくはレクリエーションの低減、新しいことを学ぶ興味の欠如、新しい経験をする興味の欠如、良い出来事もしくは悪い出来事に対する情動反応の欠如、不変的なまたは平坦な情動、および/または興奮もしくは激しい感情の欠如。
【0055】
(2) 不安障害
「不安障害」とは、不安を感じ始めるまで恐怖感を抑える際に多く起こる障害を指す。不安障害の兆候として:絶え間のない確認または再確認行動、日常の出来事および行動についての持続的でかつ非現実的な心配、ならびに明らかな理由もなく起こる恐怖感および不安が挙げられる。不安障害としては:パニック障害(心臓動悸、眩暈、息切れ、および抑えきれないまたはひどい恐怖感として現れる、急で制御不能な恐怖に襲われること);全般性不安障害(他の身体的および挙動的問題を伴う少なくとも6ヶ月は続く過度の不安および心配);社会恐怖症(他人の凝視に晒される可能性のある1つ以上の状況に対する持続的な恐怖感);強迫性障害(不安を生じる反復性かつ侵入性の望まない思考であって、この不安を和らげる儀式的挙動を伴うことが多い);ならびに心的外傷後ストレス障害(ひどく辛いかまたはトラウマな出来事を経験した場合に起こる;繰返し起こる悪夢および/またはフラッシュバックならびにいわれのない怒りがよくみとめられる症状)が挙げられる。
【0056】
(3)人格障害とは、人間関係および職場で重大な問題を起こす長期パターンの思考および挙動を指す。人格障害を持つ人は、日常のストレスおよび問題に対処するのが困難である。このような人たちは他人と波乱含みの関係になることが多い。人格障害の厳密な原因は知られていない。しかし、遺伝子および幼児体験が関与しているかもしれない。人格障害は、3つの群のうちの1つで共通の特徴を持つ:A群(奇妙で変わった挙動を特徴とする人格障害であって、妄想性、統合失調症的および統合失調症型の人格障害が挙げられる);B群(人格障害は芝居がかった感情的挙動によって定義され、演技性、自己愛性、反社会的および境界型人格障害が挙げられる)、ならびにC群(人格障害は不安、おびえた挙動を特徴とし、強迫性、回避性および依存性人格障害が挙げられる)。
【0057】
(4)統合失調症およびその他の精神病性障害
「統合失調症およびその他の精神病性障害」とは、妄想および幻覚等の思考処理の障害、他人および外界からの患者の興味の大幅な離脱、ならびに自分自身への興味(the investment of it in his own)の離脱を特徴とする精神病である「統合失調症」を指す。統合失調症と診断された患者は、根本にある病気の経過により生じるかおよび/または抗精神病薬での治療の副作用として、認識機能障害および/または認知症を患うものが多い。本明細書で使用する「統合失調症」という用語は、例えば、慢性統合失調症、外来統合失調症、緊張型統合失調症、解体型統合失調症、潜在性統合失調症、妄想型統合失調症、偽神経症性統合失調症、残遺統合失調症、および単純統合失調症を含む、反応統合失調症および過程統合失調症を指す。
【0058】
(5)物質関連障害
「物質関連障害」とは、薬物摂取の乱用、薬物の副作用、および毒素への暴露に関係する障害を指す。障害に関係する物質は、2つの群に分かれる:すなわち、物質使用による障害および物質に誘発される障害。
【0059】
III. 感覚器官の障害
(1)聴覚障害:
A. 耳鳴り
B. 音誘導型聴覚障害
C. 物質誘導型聴覚障害
【0060】
「耳鳴り」(Tinnitus(head noise)) とは、様々な形態の難聴に関連する症状を指す。これは、通常、罹患者の耳の中で起こる共鳴(ringing)、うなり(roaring)またはシューっという音(hissing sound)である。重症な例の耳鳴りがする人は、聴くこと、作業すること、または寝ることさえも困難である場合がある。
【0061】
「音誘導型聴覚障害」とは、大音響への過度な暴露による難聴を指す。
【0062】
「物質誘導型聴覚障害」とは、化学化合物に起因する難聴を指す。一部の薬物は、耳鳴りを引き起こし得る。他の健康問題(例えば、アレルギー、腫瘍、心臓、血管、顎および首の問題)も耳鳴りを引き起こし得る.
【0063】
(2)眼科障害:
A. 緑内障
B. 糖尿病性網膜症
【0064】
「緑内障」とは、視神経(眼から脳へ視覚的情報を運ぶ神経)の損傷を生じる障害の群を指す。視神経の損傷は、視力の低下を生じ、これは失明まで進行し得る。緑内障を患うほとんどの人が、眼への流圧(fluid pressure)が高い(眼圧の上昇として知られる症状)。主に4つのタイプの緑内障がある:すなわち、開放隅角(慢性) 緑内障、閉塞隅角(急性) 緑内障、先天性緑内障、および続発性緑内障。
【0065】
「糖尿病性網膜症」とは、アメリカの成人において最もよくある糖尿病性眼病および失明の主な原因を指す。これは、網膜の血管における変化により生じる。糖尿病性網膜症は、時間と共に視力低下を招く。糖尿病性網膜症は4段階に分かれる:すなわち、軽度の非増殖性網膜症、中度の非増殖性網膜症、重度の非増殖性網膜症、および増殖性網膜症。
【0066】
一実施形態において、本明細書に記載する方法および組成物で使用するAMPA受容体アンタゴニストは、当該分野で公知のいずれのものであってもよい。AMPA受容体アンタゴニストの例(全て活性成分)としては、1,2-ジヒドロピリジン化合物、キノキサリンジオンアミノアルキルホスホン酸塩等が挙げられる。
【0067】
一実施形態において、AMPA受容体アンタゴニストは、ベカンパネル、EGIS 8332(7-アセチル-5-(4-アミノフェニル)-8,9-ジヒドロ-8-メチル-7H-1,3-ジオキソロ[4,5-h][2,3]ベンゾジアゼピン-8-カルボニトリル);GYKI 47261(4-(7-クロロ-2-メチル-4H-3,10,10a-トリアザ-ベンゾ[f]アズレン-9-イル)フェニルアミン));イラムパネル(irampanel)(N,N-ジメチル-2-[2-(3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)フェノキシ]エタンアミン);KRP 199((7-[4-[[[[4-カルボキシフェニル)-アミノ]カルボニル]オキシ]メチル]-1H-イミダゾール-1-イル]-3,4-ジヒドロ-3-オキソ-6-(トリフルオロメチル)-2-キノキサリンカルボン酸);NS 1209(2-[[[5-[4-[(ジメチルアミノ)-スルホニル]フェニル]-1,2,6,7,8,9-ヘキサヒドロ-8-メチル-2-オキソ- 3H-ピロロ[3,2-h]イソキノリン-3-イリデン]アミノ]オキシ]-4-ヒドロキシブタン酸モノナトリウム塩);トピラメート(topiramate)(TOPAMAX(登録商標));タランパネル(LY-300164、(R)-7-アセチル-5-(4-アミノフェニル)-8,9-ジヒドロ(dibydro)-8メチル-7H-1,3-ジオキソロ[4,5-h][2,3]ベンゾ-ジアゼピン;YM9OK(6-イミダゾール-1-イル-7-ニトロ-1,4-ジヒドロ(dibydro)-キノキサリン-2,3-ジオン);S-34730(7-クロロ-6-スルファモイル-2-(1H)-キノリノン-3-ホスホン酸);ゾナンパネル(Zonampanel)(YM-872;(7-イミダゾール-1-イル-6-ニトロ-2,3-ジオキソ-3,4-ジヒドロ-2H-キノキサリン-1-イル)-酢酸);GYKI 52466 (4-(8-メチル-9H-1,3-ジオキサ-6,7-ジアザ-シクロヘプタ[f]インデン-5-イル)-フェニルアミン);ZK 200775(MPQX、(7-モルホリン-4-イル-2,3-ジオキソ-6-トリフルオロメチル-3,4-ジヒドロ-2H-キノキサリン-1-イルメチル)-ホスホン酸);CP-465022(3-(2-クロロフェニル)-2-[2-(6-ジエチルアミノメチル-ピリジン-2-イル)-ビニル]-6-フルオロ-3H-キナゾリン-4-オン);SYM-2189(4-(4-アミノ-フェニル)-6-メトキシ-1-メチル-1H-フタラジン-2-カルボン酸プロピルアミド);SYM-2206(8-(4-アミノ-フェニル)-5-メチル-5H-[1,3]ジオキソロ[4,5-g]フタラジン-6-カルボン酸プロピルアミド);RPR-117824((4-オキソ-2-ホスホノ-5,10-ジヒドロ-4H-イミダゾ[1,2-a]インデノ[1,2-e]ピラジン-9-イル)-酢酸);またはLY-293558(6-[2-(1H-テトラゾール-5-イル)-エチル]-デカヒドロ-イソキノリン-3-カルボン酸)であり得る。
【0068】
別の実施形態において、AMPA受容体アンタゴニストは、1,2-ジヒドロピリジン化合物である。本明細書に記載の方法および組成物において使用される1,2-ジヒドロピリジン化合物は、当該分野で公知のいずれのものであってもよい。「1,2-ジヒドロピリジン化合物」という用語には、1,2-ジヒドロピリジン化合物、1,2-ジヒドロピリジン化合物の医薬的に許容可能な塩、1,2-ジヒドロピリジン化合物の立体異性体、1,2-ジヒドロピリジン化合物の立体異性体の医薬的に許容可能な塩、1,2-ジヒドロピリジン化合物の水和物、1,2-ジヒドロピリジン化合物の医薬的に許容可能な塩の水和物、1,2-ジヒドロピリジン化合物の水和物の立体異性体、および1,2-ジヒドロピリジン化合物の医薬的に許容可能な塩の水和物の立体異性体が含まれる。
【0069】
本明細書に記載する方法および組成物に使用する1,2-ジヒドロピリジン化合物は、式(I)の化合物であり得る:
【化11】

式中、QはNH、OまたはSであり;
R1、R2、R3、R4およびR5は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、または-X-Aであり;
Xは、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)- 、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;
R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;
m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;
Aは、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環である;ただし、R1、R2、R3、R4およびR5のうち3つの基は-X-Aであり、R1、R2、R3、R4およびR5のうち残った2つの基は、独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである。
【0070】
一実施形態において、以下の化合物は、式(I)の化合物の範囲から除外される:(1)QがOであり;R1およびR5が水素であり;ならびにR2、R3およびR4がフェニルである場合;(2)QがOであり;R1およびR4が水素であり;ならびにR2、R3およびR5がフェニルである場合;そして(3)QがOであり;R1およびR2が水素であり;ならびにR3、R4およびR5がフェニルである場合。
【0071】
別の実施形態において、本明細書に記載する方法および組成物で使用する1,2-ジヒドロピリジン化合物は、式(II)の化合物である:
【化12】

式中、QはNH、OまたはSであり;
X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)- 、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;
R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;
m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;
A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;そして
R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである。
【0072】
別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレンまたは必要により置換されたC2-6アルキニレンである)を提供する。置換基は、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-および-N(R15)-CS-N(R16)-の1つ以上であってよく;
R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;
m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;
A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環である。
【0073】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物のための置換基は、以下のもののうちの1つ以上であってよい:ヒドロキシ;ハロゲン;ニトリル;ニトロ;C1-6アルキル;C2-6アルケニル;C2-6アルキニル[ここで、アルキル、アルケニルおよびアルキニルは、独立して、かつ必要により、ヒドロキシ、ニトリル、ハロゲン、C1-6アルキルアミノ、ジ(C1-6アルキル)アミノ、C2-6アルケニルアミノ、ジ(C2-6アルケニル)アミノ、C2-6アルキニルアミノ、ジ(C2-6アルキニル)アミノ、N-C1-6アルキル-N-C2-6アルケニルアミノ、N-C1-6アルキル-N-C2-6アルキニルアミノ、N-C2-6アルケニル-N-C2-6アルキニルアミノ、アラルキルオキシ、TBDMSオキシ、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキルカルボニルオキシ、C2-6アルケニルカルボニルオキシ、C2-6アルキニルカルボニルオキシ、N-C1-6アルキルカルバモイル、N-C2-6アルケニルカルバモイルおよびN-C1-6アルキニルカルバモイルから選択される1つ以上の基で置換され得る];C1-6アルコキシ;C2-6アルケニルオキシ;C2-6アルキニルオキシ[ここで、アルコキシ、アルケニルオキシおよびアルキニルオキシは、独立して、かつ必要により、C1-6アルキルアミノ、アラルキルオキシおよびヒドロキシから選択される1つ以上の基で置換され得る];C1-6アルキルチオ;C2-6アルケニルチオ;C2-6アルキニルチオ[ここで、アルキルチオ、アルケニルチオおよびアルキニルチオは、独立して、かつ必要により、ヒドロキシ、ニトリル、ハロゲン、C1-6アルキルアミノ、アラルキルオキシ、TBDMSオキシ、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C1-6アルキルカルボニルオキシおよびC1-6アルキルカルバモイルから選択される1つ以上の基によって置換され得る];必要により置換されたカルボニル[これは、C1-6アルコキシ、アミノ、C1-6アルキルアミノ、ジ(C1-6アルキル)アミノ、C2-6アルケニルアミノ、ジ(C2-6アルケニル)アミノ、C2-6アルキニルアミノ、ジ(C2-6アルキニル)アミノ、N-C1-6アルキル-N-C2-6アルケニルアミノ、N-C1-6アルキル-N-C2-6アルキニルアミノおよびN-C2-6アルケニル-N-C2-6アルキニルアミノによって置換され得る];必要により置換されたアミノ[これは、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C1-6アルキルスルホニル、C2-6アルケニルスルホニル、C2-6アルキニルスルホニル、C1-6アルキルカルボニル、C2-6アルケニルカルボニルおよびC2-6アルキニルカルボニルから選択される1つまたは2つの基で置換され得る];C1-6アルキルスルホニル;C2-6アルケニルスルホニル;C2-6アルキニルスルホニル;C1-6アルキルスルフィニル;C2-6アルケニルスルフィニル;C2-6アルキニルスルフィニル;ホルミル;必要により置換されたC3-8シクロアルキル;必要により置換されたC3-8シクロアルケニル[ここで、シクロアルキル基および/またはシクロアルケニル基は、独立して、かつ必要により、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルオキシC1-6アルキルおよびアラルキルから選択される1つ以上の基によって置換され得る];5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環[これは、必要により、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルオキシC1-6アルキルおよびアラルキルから選択される1つ以上の基によって置換され得る];C6-14芳香族炭化水素環式環[これは、必要により、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルオキシC1-6アルキルおよびアラルキルから選択される1つ以上の基によって置換され得る];ならびに5〜14員の芳香族ヘテロ環式環[これは、必要により、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルオキシC1-6アルキルおよびアラルキルから選択される1つ以上の基によって置換され得る]。
【0074】
別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニルまたは必要により置換された5〜14員の非芳香族へテロ環である)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC6-14 芳香族炭化水素環または必要により置換された5〜14員の芳香族へテロ環である)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、フェニル、ピロリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チエニル、チアゾリル、フリル、ナフチル、キノリル、iso-キノリル、インドリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾピリジル、カルバゾリル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、ジオキシニル、アダマンチル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルまたはモルホリル(morpholyl)であり;これらはいずれも、必要により置換基を有していてもよい)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して:
【化13】

(これらのうちのいずれも、必要により置換され得る)から選択される)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノまたはニトリルで置換される)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、ヒドロキシル、ハロゲン、アミノ、ニトリルまたはニトロである)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(II)の化合物(式中、Qは酸素である)を提供する。
【0075】
別の実施形態において、本発明は、式(I)または(II)の化合物(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、-CH2-、-CH(OH)-、-CH2-CH2-、-CH=CH-、-C≡C-、-O-または-CO-である)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(I)または(II)の化合物(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ単結合である)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(I)または(II)の化合物(式中、R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、n-プロピルまたはiso-プロピルである)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(I)または(II)の化合物(式中、R17およびR18は、それぞれ水素である)を提供する。
【0076】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、ハロゲン原子とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等を示し、好ましい原子としては、フッ素、塩素および臭素が挙げられる。
【0077】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C1-6アルキルとは、1〜6個の炭素を有するアルキル基をいい、例としては、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、iso-ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、2-エチルプロピル、n-ヘキシル、1-メチル-1-エチルプロピル、1-エチル-2-メチルプロピル、1,1,2-トリメチルプロピル、1-プロピルプロピル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、2-エチルブチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル等の直鎖または分岐鎖のアルキル基が挙げられる。
【0078】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C2-6アルケニルとは、2〜6個の炭素を有するアルケニル基をいい、例としては、ビニル、アリル、1-プロペニル、2-プロペニル、iso-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、3-メチル-1-プロペニル、2-メチル-2-プロペニル、3-メチル-2-プロペニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、1-ペンテニル、1-ヘキセニル、1,3-ヘキサジエニル、1,6-ヘキサジエニル等が挙げられる。
【0079】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C2-6アルキニルとは、2〜6個の炭素を有するアルキニル基をいい、例としては、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、3-ブチニル、3-メチル-1-プロピニル、1-エチニル-2-プロピニル、2-メチル-3-プロピニル、1-ペンチニル、1-ヘキシニル、1,3-ヘキサジイニル(hexadiynyl)、1,6-ヘキサジイニル等が挙げられる。
【0080】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C1-6アルコキシとは、1〜6個の炭素を有するアルコキシ基をいい、例としては、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、iso-プロポキシ、sec-プロポキシ、n-ブトキシ、iso-ブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ、n-ペンチルオキシ、iso-ペンチルオキシ、sec-ペンチルオキシ、n-ヘキシオキシ、iso-ヘキシオキシ、1,1-ジメチルプロポキシ、1,2-ジメチルプロポキシ、2,2-ジメチルプロポキシ、2-エチルプロポキシ、1-メチル-2-エチルプロポキシ、1-エチル-2-メチルプロポキシ、1,1,2-トリメチルプロポキシ、1,1,2-トリメチルプロポキシ、1,1-ジメチルブトキシ、1,2-ジメチルブトキシ、2,2-ジメチルブトキシ、2,3-ジメチルブトキシ、1,3-ジメチルブトキシ、2-エチルブトキシ、1,3-ジメチルブトキシ、2-メチルペントキシ、3-メチルペントキシ、ヘキシルオキシ等が挙げられる。
【0081】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C2-6アルキニルオキシとは、2〜6個の炭素原子を有するアルキニルオキシ基をいい、例としては、エチニルオキシ、1-プロピニルオキシ、2-プロピニルオキシ、1-ブチニルオキシ、2-ブチニルオキシ、3-ブチニルオキシ、1-メチル-2-プロピニルオキシ、1-エチル-2-プロピニルオキシ、1-エチニル-2-プロピニルオキシ、1-ペンチニルオキシ、1-ヘキシニルオキシ、1,3-ヘキサジニルオキシ、1,6-ヘキサジニルオキシ等が挙げられる。
【0082】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C2-6アルケニルオキシとは、2〜6個の炭素を有するアルケニルオキシ基をいい、例としては、ビニルオキシ、2-プロペニルオキシ、1-プロペニルオキシ、2-プロペニルオキシ、iso-プロペニルオキシ、2-メチル-1-プロペニルオキシ、3-メチル-1-プロペニルオキシ、2-メチル-2-プロペニルオキシ、3-メチル-2-プロペニルオキシ、1-ブテニルオキシ、2-ブテニルオキシ、3-ブテニルオキシ、1-ペンテニルオキシ、1-ヘキセニルオキシ、1,3-ヘキサジエニルオキシ、1,6-ヘキサジエニルオキシ等が挙げられる。
【0083】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C3-8シクロアルキルとは、3〜8個の炭素原子で構成されるシクロアルキル基をいい、例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等が挙げられる。
【0084】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C3-8シクロアルケニルとは、3〜8個の炭素原子で構成されるシクロアルケニル基をいい、例としては、シクロプロペン-1-イル、シクロプロペン-3-イル、シクロブテン-1-イル、シクロブテン-3-イル、1,3-シクロブタジエン-1-イル、シクロペンテン-1-イル、シクロペンテン-3-イル、シクロペンテン-4-イル、1,3-シクロペンタジエン-1-イル、1,3-シクロペンタジエン-2-イル、1,3-シクロペンタジエン-5-イル、シクロヘキセン-1-イル、シクロヘキセン-3-イル、シクロヘキセン-4-イル、1,3-シクロヘキサジエン-1-イル、1,3-シクロヘキサジエン-2-イル、1,3-シクロヘキサジエン-5-イル、1,4-シクロヘキサジエン-3-イル、1,4-シクロヘキサジエン-1-イル、シクロヘプテン-1-イル、シクロヘプテン-3-イル、シクロヘプテン-4-イル、シクロヘプテン-5-イル、1,3-シクロヘプテン-2-イル、1,3-シクロヘプテン-1-イル、1,3-シクロヘプタジエン-5-イル、1,3-シクロヘプタジエン-6-イル、1,4-シクロヘプタジエン-3-イル、1,4-シクロヘプタジエン-2-イル、1,4-シクロヘプタジエン-1-イル、1,4-シクロヘプタジエン-6-イル、1,3,5-シクロヘプタトリエン-3-イル、1,3,5-シクロヘプタトリエン-2-イル、1,3,5-シクロヘプタトリエン-1-イル、1,3,5-シクロヘプタトリエン-7-イル、シクロオクテン-1-イル、シクロオクテン-3-イル、シクロオクテン-4-イル、シクロオクテン-5-イル、1,3-シクロオクタジエン-2-イル、1,3-シクロオクタジエン-1-イル、1,3-シクロオクタジエン-5-イル、1,3-シクロオクタジエン-6-イル、1,4-シクロオクタジエン-3-イル、1,4-シクロオクタジエン-2-イル、1,4-シクロオクタジエン-1-イル、1,4-シクロオクタジエン-6-イル、1,4-シクロオクタジエン-7-イル、1,5-シクロオクタジエン-3-イル、1,5-シクロオクタジエン-2-イル、1,3,5-シクロオクタトリエン-3-イル、1,3,5-シクロオクタトリエン-2-イル、1,3,5-シクロオクタトリエン-1-イル、1,3,5-シクロオクタトリエン-7-イル、1,3,6-シクロオクタトリエン-2-イル、1,3,6-シクロオクタトリエン-1-イル、1,3,6-シクロオクタトリエン-5-イル、1,3,6-シクロオクタトリエン-6-イル基等が挙げられる。
【0085】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環とは、窒素、硫黄および酸素から選択される1つ以上のヘテロ原子を含む、単環式、二環式または三環式の5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環を意味する。具体的な例としては、ピロリジニル、ピロリル、ピペリジニル、ピペラジニル、イミダゾリル、ピラゾリジル、イミダゾリジル、モルホリル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ピロリニル、ジヒドロフリル、ジヒドロピラニル、イミダゾリニル、オキサゾリニル等が挙げられる。さらに、ピリドン環および非芳香族縮合環に由来する基(例えば、フタルイミド環、スクシンイミド環等に由来する基)もまた、非芳香族へテロ環式環に含まれる。
【0086】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、C6-14芳香族炭化水素環式環およびアリール(C6-14aromatic hydrocarbocyclic ring and the aryl)とは、6〜14個の炭素原子から構成される芳香族炭化水素環式環、単環式環、および縮合した二環式環、三環式環等を意味する。具体的な例としては、フェニル、インデニル、1-ナフチル、2-ナフチル、アズレニル、ヘプタレニル、ビフェニル、インデニル(indathenyl)、アセナフチル、フルオレニル、フェナレニル、フェナントレニル、アントラセニル、シクロペンタシクロオクテニル、ベンゾシクロオクテニル等が挙げられる。
【0087】
本発明の1,2-ジヒドロピリジン化合物に関して、5〜14員の芳香族ヘテロ環式環およびヘテロアリール環とは、窒素、硫黄および酸素から選択される1つ以上のヘテロ原子を含む単環式、二環式または三環式の5〜14員の芳香族ヘテロ環式環を意味する。具体的な例としては、(1)ピロリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアゾリル、テトラゾリル、ベンゾトリアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、インドリル、iso-インドリル、インドリジニル、プレニル、インダゾリル、キノリル、iso-キノリル、キノリジニル(quinoliziyl)、フタラジル、ナフチルイジニル(naphthylidinyl)、キノキサリル(quinoxalyl)、キナゾリニル、シンノリニル、プテリジニル、イミダゾトリアジニル、ピラジノピリダジニル、アクリジニル、フェナントリジニル、カルバゾリル、カルバゾリニル、ペリミジニル、フェナントロリニル、フェナジニル(phenacinyl)、イミダゾピリジニル、イミダゾピリミジニル、ピラゾロピリジニルまたはピラゾロピリジニル等の窒素を含有する芳香族ヘテロ環式環;(2)チエニルまたはベンゾチエニル等の硫黄を含有する芳香族ヘテロ環式環;(3)フリル、ピラニル、シクロペンタピラニル、ベンゾフリルまたはiso-ベンゾフリル等の酸素を含有する芳香族ヘテロ環式環;および(4)チアゾリル、iso-チアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、フェノチアジニル、イソオキサゾリル、フラザニル、フェノキサジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、オキサジアゾリル、ピラゾロオキサジアゾリル(pyrazoloxadiazolyl)、イミダゾチアゾリル、チエノフラニル、フロピロリルまたはピリドキサジニル(pyridoxadinyl)等の2つ以上の異なるヘテロ原子を含有する芳香族ヘテロ環式環が挙げられる。
【0088】
別の実施形態において、本明細書に記載の方法および組成物において使用される1,2-ジヒドロピリジン化合物は、式(III)の化合物である:
【化14】

(式中、X1、X2、X3、A1、A2、A3、R17およびR18は、上記の式(II)の化合物において定義された意味と同じ意味を有する)。
【0089】
別の実施形態において、本発明は、式(III)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環または5〜14員の芳香族へテロ環である)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(III)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、フェニル、ピロリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チエニル、チアゾリル、フリル、ナフチル、キノリル、iso-キノリル、インドリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、イミダゾピリジル、カルバゾリル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、ジオキシニル、アダマンチル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルまたはモルホリル(morpholyl)であり;ここで各々は、必要により置換され得る)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(III)の化合物(式中、A1、A2およびA3は、それぞれ独立して:
【化15】

(これらの各々は、必要により置換され得る)から選択される)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(III)の化合物(式中、A1、A2およびA3における置換基の結合部位は、それぞれ、基X1、X2およびX3に結合する炭素原子のα位にある)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(III)の化合物(式中、X1、X2およびX3は単結合である)を提供する。別の実施形態において、本発明は、式(III)の化合物(式中、R7およびR18は水素である)を提供する。
【0090】
一実施形態において、本明細書に記載の方法および組成物において使用される1,2-ジヒドロピリジン化合物は、化合物Aである:
【化16】

化合物AについてのIUPAC名称は、2-(2-オキソ-1-フェニル-5-ピリジン-2-イル-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)ベンゾニトリルである。化合物Aは、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オンと呼ばれる場合もある。化合物Aは、ペランパネルとしても公知である。
【0091】
本明細書を通して、用語「化合物A」、「2-(2-オキソ-1-フェニル-5-ピリジン-2-イル-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)ベンゾニトリル」、「3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン」および「ペランパネル」は、それらの医薬的に許容可能な塩、それらの立体異性体、それらの立体異性体の医薬的に許容可能な塩、それらの水和物、それらの医薬的に許容可能な塩の水和物、それらの水和物の立体異性体、およびそれらの医薬的に許容可能な塩の水和物の立体異性体を含むことが意図される。別の実施形態において、用語「化合物A」、「2-(2-オキソ-1-フェニル-5-ピリジン-2-イル-1,2-ジヒドロピリジン-3-イル)ベンゾニトリル」、「3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン」および「ペランパネル」は、それらの医薬的に許容可能な塩、それらの水和物およびそれらの医薬的に許容可能な塩の水和物を含むことが意図される。
【0092】
他の実施形態において、本発明の方法および組成物において有用な1,2-ジヒドロピリジン化合物は、以下のものである:3-(2-シアノフェニル)-5-(2-メチルスルホニルアミノフェニル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ニトロフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-アミノフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メチルスルホニルアミノフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メチルアミノフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ジメチルアミノフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-[3-(5-メトキシメチル-2-オキサゾリジノン-3-イル)-フェニル]-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メトキシカルボニルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メチルアミノカルボニルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-ヒドロキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-ジメチルアミノエトキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ホルミルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ヒドロキシメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-シアノメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-アセチルアミノメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メチルスルホニルアミノメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-アセトキシメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-メチルチオフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-メチルスルホニルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ホルミルチオフェン-3-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ジエチルアミノメチルチオフェン-3-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ヒドロキシメチルチオフェン-3-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-ベンジル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-フェニル-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1,5-ジフェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-メトキシフェニル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(3,4-ジメトキシフェニル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(チオフェン-3-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-フルオロフェニル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(チオフェン-2-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(3-フルフリル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-フルフリル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-メトキシカルボニルフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-フェニル-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-フルオロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メトキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-フルオロ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(4-メトキシ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-フルオロ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メトキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-フルオロ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-フルオロフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-フルオロフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-フルオロフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-メトキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メトキシ-フェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-フェニル-5-(2-ピリジル)-1-(3-フルオロフェニル-)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-フルオロフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-ホルミルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-ホルミルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-クロロフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-トリル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-トリフルオロメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(チオフェン-3-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-フルフリル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-トリル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-トリフルオロメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-メトキシピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(ピリミジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ベンジルオキシメチルピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-エチルチオピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-メトキシピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-クロロピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-フルオロピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-メトキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-フェニル-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(チオフェン-3-イル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2,6-ジメチルフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノチオフェン-3-イル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-フルオロ-3-ピリジル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ヒドロキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ジメチルアミノエトキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-クロロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(3-ジメチルアミノプロポキシフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-ヒドロキシメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(4-シアノメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-シアノメチルフェニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(6-ジエチルアミノメチル-2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-フェニル-5-(2-ピリミジニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-ヒドロキシピリジン-6-イル)-1-フェニル-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;1-(2-アミノベンゾチアゾール-6-イル)-3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(1-ベンジル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-5-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-[2-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)フェニル]-1-フェニル-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(6-メチルピリジン-2-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(5-メチルピリジン-2-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(3-ヒドロキシピリジン-2-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-フェニル-5-(2-チアゾリル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-メトキシピリジン-6-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;1-(4-アミノフェニル)-3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;1-(3-アミノフェニル)-3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリミジニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-アミノトルエン-4-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-[3-(ジメチルアミノエトキシ)フェニル]-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-[3-(ピペリジノエトキシ)フェニル]-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-[3-(ピロリジノエトキシ)フェニル]-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-[3-(ジイソプロピルアミノエトキシ(diisoproylaminoethoxy))フェニル]-5-(-2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-[3-(4-ピペリジノブチル-1-オキシ)フェニル]-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-(4-ニトロフェニル)-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;1-フェニル-5-(2-ピリジル)-3-(2-チアゾリル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-(3-ピリジル)-5-(2-ピリミジニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-フルオロピリジン-3-イル)-1-フェニル-5-(2-ピリミジニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノピリジン-3-イル)-1-フェニル-5-(2-ピリミジニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-(3-ニトロフェニル)-5-(2-ピリミジニル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-ニトロフェニル)-1-フェニル-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-ホルミルチオフェン-3-イル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-ナフチル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(1-ナフチル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;5-(2-アミノピリジン-6-イル)-3-(2-シアノフェニル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;5-(2-ブロモピリジン-6-イル)-3-(2-シアノフェニル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-モルホリノピリジン-6-イル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピ
リジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-(3-ヒドロキシフェニル)-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-[3-(4-ピペリジルオキシ)]フェニル-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;1-[3-(N-アセチルピペリジン-4-イル-オキシ)フェニル]-3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-1-{3-[1-(メタンスルホニル)ピペリジン-4-イル-オキシ]フェニル}-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;1-[3-(N-メチルピペリジン-4-イル-オキシ)フェニル]-3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(6-クロロ-1H-ベンズイミダゾール-2-イル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-(2-ニトロトルエン-4-イル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-(2-シアノチオフェン-3-イル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-[2-(5-オキサゾリル)フェニル]-1-フェニル-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;3-[2-(5-オキサゾリル)チオフェン-3-イル]-1-フェニル-5-(2-ピリジル)-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;および3-(2-エトキシカルボニルビニルチオフェン-3-イル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン。
【0093】
上記1,2-ジヒドロピリジン化合物および上記1,2-ジヒドロピリジン化合物を作製するための方法は、米国特許第6,949,571号、米国公開公報2004/0023973号、ならびにPCT国際公開公報WO 03/047577、WO 04/009553、WO 06/004100、WO 06/004107、WO07/072868、WO07/072869、WO07/126060、およびWO08/093392に記載されており、これらの開示は、その全体が本明細書に参考として組み込まれる。
【0094】
キノキサリンジオンアミノアルキルホスホネート等の他のAMPA受容体アンタゴニストの投与方法、用量および作製方法は、例えば、WO 2005/094797およびWO 98/17672に記載されている。
【0095】
他の実施形態では、本発明は、治療的有効量の:(i)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト、(ii)癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するために使用できる少なくとも1つのその他の活性成分、および(iii)少なくとも1つの医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本発明はまた、治療的有効量の:(i)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニストおよび(ii)癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するために使用できる少なくとも1つのその他の活性成分を含む組合せであって、該化合物は、本明細書に記載する疾患または障害を治療するために患者に別々に(例えば、同時に、連続して)投与することができる、組合せも提供する。本発明は、治療的有効量の:(i)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト、(ii)癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するために使用できる少なくとも1つのその他の活性成分、ならびに(iii)本明細書に記載する疾患および障害の治療における(i)および(ii)の同時、別々、または連続した使用のための指示書、を含むキット(例えば、市販パッケージ)を提供する。AMPA受容体アンタゴニストは、本明細書に記載のいずれのものであってもよい。例えば、1,2-ジヒドロピリジン化合物 は、式(I)の化合物、式(II)の化合物、式(III)の化合物、または化合物Aであり得る。一実施形態において、本発明は、治療的有効量の:(i)3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;(ii)癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに使用できる少なくとも1つのその他の活性成分;および(iii)少なくとも1つの医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
【0096】
癲癇、精神障害または感覚器官の障害の治療または予防のために、1つ以上のその他の活性成分を本発明のAMPA受容体アンタゴニストと併用することができる。
【0097】
癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに有用な活性成分の例として、アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド、またはそれらの2つ以上が挙げられる。これらの活性成分は、(必要に応じて)医薬的に許容可能な塩、水和物、または溶媒和物の形態で使用され得る。
【0098】
他の実施形態では、本発明は、治療的有効量の:(i)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト、(ii)任意に、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するために有用な1つ以上のその他の活性成分、および(iii)少なくとも1つの医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物を提供する。本発明はまた、治療的有効量の:(i)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニストおよび(ii)任意に、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するために有用な1つ以上のその他の活性成分を含む組合せであって、該化合物は、本明細書に記載する疾患または障害を治療するために患者に別々に(例えば、同時に、連続して)投与することができる、組合せも提供する。本発明は、治療的有効量の:(i)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト、(ii)任意に、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するために有用な1つ以上のその他の活性成分、ならびに(iii)本明細書に記載する疾患および障害の治療における(i)および(ii)の同時、別々、または連続した使用のための指示書、を含むキット(例えば、市販パッケージ)を提供する。AMPA受容体アンタゴニストは、本明細書に記載のいずれのものであってもよい。例えば、1,2-ジヒドロピリジン化合物 は、式(I)の化合物、式(II)の化合物、式(III)の化合物、または化合物Aであり得る。一実施形態において、本発明は、治療的有効量の:(i)3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン;(ii)任意に、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに有用な1つ以上のその他の活性成分;および(iii)少なくとも1つの医薬的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
【0099】
本発明は、治療的有効量の:(a)少なくとも1つのAMPA受容体アンタゴニスト、おおよび(b)任意に、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに有用な1つ以上のその他の活性成分を投与することにより、癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、および癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の治療ならびに/または予防を必要とする患者において、癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、および癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療ならびに/または予防する方法を提供する。癲癇、精神障害または感覚器官の障害、および癲癇、精神障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療する方法は、(i)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の頻度を減らす方法、(ii)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の重症度を低くする方法、(iii)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の継続時間を短くする方法、(iv)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の頻度を減らし、重症度を低くする方法、(v)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の頻度を減らし、継続時間を短くする方法、(vi)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の重症度を低くし、継続時間を短くする方法、ならびに(vii)癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害、または癲癇、精神障害もしくは感覚器官の障害の1つ以上の症状の障害の頻度を減らし、重症度を低くし、継続時間を短くする方法を含む。AMPA受容体アンタゴニスト、ならびに任意に1つ以上のその他の活性成分は、患者に別々に投与してもよいし、医薬組成物の形態で投与されてもよい。
【0100】
本発明の組合せ、キットおよび/または医薬組成物に含まれる製剤の投薬形態は、特に限定されない。本発明の組合せ、キットおよび/または医薬組成物は、神経因性疼痛を治療するため;神経因性疼痛を予防するため;ならびに神経因性疼痛の発症を遅らせるための組合せ、キットおよび/または医薬組成物として有用である。
【0101】
本発明の組合せ、キットおよび/または医薬組成物は、神経因性疼痛を治療するため;神経因性疼痛を予防するため;ならびに神経因性疼痛の発症を遅らせるための薬剤として使用することができる。
【0102】
本発明の組合せ、キットおよび/または医薬組成物は、患者に投与することができる。
【0103】
本発明の組合せ、キットおよび/または医薬組成物は、経口投与または非経口投与によって使用することができる。本発明の組合せ、キットおよび/または医薬組成物が使用される場合、本発明の化合物の投与される用量は、患者の症状の程度、年齢、性別、体重および感受性の差、投与の様式、投与期間、投与間隔、医薬製剤の性質、処方およびタイプ、ならびに活性成分のタイプに応じて異なる。
【0104】
本発明の医薬組成物は、種々の形態(例えば、経口用固形製剤、注射用溶液等)にすることができる。
【0105】
本発明のAMPA受容体アンタゴニストおよび1つ以上のその他の活性成分は、従来の医薬的に許容可能な非毒性担体、アジュバント、およびビヒクルを所望に応じて含む投薬単位製剤として、経口的、局所的、非経口的、吸引(経鼻もしくは経口)、または経直腸的に投与することができる。非経口という用語には、皮下、静脈内、筋内、髄腔内、胸骨内への注射または注入技術が含まれる。
【0106】
経口投与の場合、本発明のAMPA受容体アンタゴニスト(例えば、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン)の一日の用量は、通常、30μg/日〜10 g/日;100μg/日〜5 g/日;または100μg/日〜100 mg/日である。注射による投与の場合、一日の用量は、通常、30μg/日〜1 g/日;100μg/日〜500 mg/日;または100μg/日〜30 mg/日である。化合物は、一日に一回、または一日に数回に分けて投与される。投薬量に関連して使用する場合、重量数値は、塩、対イオン、水和物等を除いた1,2-ジヒドロピリジンの重量を指す。従って、500 mgの3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オンの等量を得るためには、医薬的に許容可能な塩および/または水和物の追加重量があるために、化合物の医薬的に許容可能な塩および/または水和物を500 mgを超える量で使用する必要がある。
【0107】
癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに有用なその他の活性成分(例えば、バルプロ酸セミナトリウム、フェニトイン、カルバマゼピン、オクスカルバゼピン、リカルバゼピン、ラモトリジン、ガバペンチン、トピラメート、レベチラセタム、ルフィナマイド、フェノバルビタールおよびクロバザム)の一日の用量は、通常、バルプロ酸セミナトリウムについては400 mg/日〜1200 mg/日;フェニトインについては200 mg/日〜300 mg/日;フォスフェニトインについては200 mg/日〜300 mg/日;カルバマゼピンについては200 mg/日〜1200 mg/日;オクスカルバゼピンについては600 mg/日〜1200 mg/日;リカルバゼピンについては750 mg/日〜2000 mg/日;ラモトリジンについては25 mg/日〜200 mg/日;ガバペンチンについては600 mg/日〜2400 mg/日;トピラメートについては50 mg/日〜600 mg/日;レベチラセタムについては1000 mg/日〜3000 mg/日;ルフィナマイドについては100 mg/日〜3200mg/日;フェノバルビタールについては30 mg/日〜200 mg/日;プリミドンについては250 mg/日〜2000 mg/日;またはクロバザムについては10 mg/日〜40 mg/日である。化合物は、一日に一回、一日に数回に分け、または連続的に投与される。投薬量に関連して使用する場合、重量数値は、塩、対イオン等を除いた、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに有用なその他の活性成分の重量を指す。従って、癲癇、精神障害または感覚器官の障害を治療するのに有用なその他の活性成分の等量を得るためには、塩の追加重量があるために、薬剤を上記量を超える量で使用する必要がある。
【0108】
子供に投与する場合、用量は場合によって成人のものよりも少なくてもよい。実際の投与方法は、大きく変動し、本明細書に記載する好適な方法から逸脱してもよい。
【0109】
本明細書に記載の任意の他の化合物は、例えば、市販化合物のパッケージに封入された折込み、The Physician’s Desk Reference、化合物の用量を記載している特許、および化合物の用量を記載している論文を参照して、当該分野で周知の用量で患者に投与することができる。
【0110】
一実施形態において、投与の様式は、皮下注射、筋内注射、静脈内注射または動脈内注射等の注射によるものである。適切な分散剤または湿潤剤、懸濁剤(例えば、メチルセルロース、Polysorbate 80、ヒドロキシエチルセルロース、アカシア、粉末トラガカント、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリオキシエチレン(polyoxytehylene)ソルビタンモノラウレート等)、pH調整剤、緩衝剤、可溶化剤(例えば、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、Polysorbate 80、ニコチンアミド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、マクロゴール、ヒマシ油脂肪酸のエチルエステル等)、安定剤(例えば、亜硫酸ナトリウムおよびピロ亜硫酸ナトリウム(metasulfite);保存剤の例としては、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、クロロクレゾール等)、等張化剤および保存剤を使用して、当該分野に従って注射用調製物(例えば、注射用滅菌水溶液または油性懸濁液)を処方することができる。注射用滅菌調製物は、例えば、非毒性の非経口的に許容可能な希釈剤または溶媒(例えば、1,3-ブタンジオール溶液)に入った注射用滅菌溶液または懸濁液としてもよい。使用することができる許容可能なビヒクルおよび溶媒には、水、リンガー溶液および等張性の塩化ナトリウム溶液がある。さらに、溶媒または懸濁媒質として滅菌固定油が慣用的に使用される。この目的にために、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含む任意の刺激の少ない固定油を使用することができ、さらに、オレイン酸等の脂肪酸も、注射用調製物において使用することができる。このような調製物は、当該分野で公知の方法によって、凍結乾燥することができる。
【0111】
固体の経口製剤を調製するためには、賦形剤、および必要により、結合剤、崩壊剤、滑剤、着色剤、矯味矯臭剤等を主薬に添加し、次いで、慣用的な方法に従って錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、細粒剤、分散剤、カプセル剤等に成形する。
【0112】
賦形剤としては、例えば、ラクトース、コーンスターチ、スクロース、グルコース、ソルビトール(sorbit)、結晶セルロース、二酸化ケイ素等を使用することができ;結合剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、エチルセルロース、メチルセルロース、アラビアゴム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等を使用することができ;滑剤としては、例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルク、シリカ等を使用することができ;着色剤としては、薬剤に添加することができるものを使用することができ;矯味矯臭剤としては、例えば、ココアパウダー、メントール、芳香族酸、ペパーミント油、樟脳油、シナモンパウダー等を使用することができる。もちろん、必要な場合には、これらの錠剤および顆粒剤は、糖コーティング、ゼラチンコーティング等により適宜被覆されていてもよい。
【0113】
経口投与のための固体投薬形態としては、チューインガム、カプセル剤、錠剤、舌下剤、粉剤、顆粒剤およびゲルを挙げることができる。このような固体投薬形態において、活性化合物は、ラクトースまたはデンプン等の1つ以上の不活性な希釈剤と混合することができる。慣行として、そのような投薬形態は、他の物質(ステアリン酸マグネシウム等の滑剤が挙げられる)も含むことができる。カプセル剤、錠剤および丸剤の場合、上記投薬形態は、緩衝剤を含むこともできる。錠剤は、腸溶性コーティングまたはフィルムコーティング等(好ましくはフィルムコーティング)で調製することもできる。
【0114】
錠剤を作製するために、例えば、ビヒクル(例えば、ラクトース、白砂糖、マンニトール、グルコース、デンプン、炭酸カルシウム、結晶セルロース、ケイ酸等)、結合剤(例えば、水、エタノール、ミラノール(myranol)、グルコース溶液、デンプン溶液、ゼラチン溶液、 ポリビニルピロリドン等)、分解剤(例えば、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、ラクトース等)、吸収促進剤(例えば、第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等)、湿潤剤(例えば、グリセリン、デンプン等)、滑剤(例えば、ステアリン酸、ポリエチレングリコール等)、および矯味矯臭剤(例えば、甘味料)等の当該分野で公知の医薬的に許容可能な担体と化合物とを混合することができる。錠剤は、従来の錠剤、成形剤、カシェ剤等の形態にすることができる。
【0115】
舌下投与とは、口の中(例えば、舌の下、頬と歯肉との間、舌と口蓋との間)での投与をいう。口の中の血管の多い粘膜内層は、化合物を身体に投与するのに好都合な位置である。
【0116】
他の実施形態において、固体投薬形態は、医薬的に許容可能な担体に入れられた、顆粒剤または粉剤としてパッケージされていてもよく、顆粒剤または粉剤は、パッケージから取り出して食物に振りかけられるか、または水もしくはジュース等の液体と混合されるか、あるいは、顆粒剤は、カプセルに封入される。この実施形態において、本明細書に記載の化合物は、矯味矯臭剤または甘味剤と混合することができる。パッケージする材料は、プラスチックでもコーティング紙でもよいし、顆粒剤および/または粉剤に水もしくは湿気が到達することを防ぐ任意の材料でもよい。
【0117】
経口投与のための液体投薬形態としては、当該分野で一般的に使用される不活性な希釈剤(例えば、水)を含む、医薬的に許容可能な乳剤、溶液、舌下用溶液、懸濁液およびシロップを挙げることができる。このような組成物は、アジュバント、例えば、湿潤剤、乳化剤および懸濁剤、ならびに甘味剤、矯味矯臭剤および香料も含むことができる。舌下用溶液を作製するために、化合物は、種々の担体、賦形剤、pH調整剤等(例えば、水、砂糖、乳酸、酢酸、フルクトース、グルコース、サッカリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、アルコール、ベントナイト、トラガカント、ゼラチン、アルギン酸塩、アスパルテーム、ソルビトール、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸ナトリウム、人工の矯味矯臭剤および着色剤)と混合することができる。
【0118】
本明細書において引用される特許、特許出願および公報の各々は、その全体が本明細書において参考として組み込まれる。
【0119】
当業者であれば、添付の特許請求の範囲の趣旨または範囲から逸脱することなく、本発明に対して種々の改変がなされ得ることを理解するであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上;および
(C)1つ以上の医薬的に許容可能な担体
を含む医薬組成物。
【請求項2】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化1】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項4】
癲癇、または癲癇の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項5】
部分発作、または部分発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、請求項5に記載の医薬組成物。
【請求項7】
全身発作、または全身発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項8】
前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、または無緊張発作である、請求項7に記載の医薬組成物。
【請求項9】
精神障害、または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項10】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項9に記載の医薬組成物。
【請求項11】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項10に記載の医薬組成物。
【請求項12】
感覚器官の障害、または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項13】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項12に記載の医薬組成物。
【請求項14】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項12に記載の医薬組成物。
【請求項15】
治療レジメンに関連するように適応される、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項16】
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
を含む組合せ。
【請求項17】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化2】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、請求項16に記載の組合せ。
【請求項18】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、請求項16に記載の組合せ。
【請求項19】
(A)および(B)が、患者に別々に投与されるか、または医薬組成物の形態で患者に投与される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項20】
癲癇、または癲癇の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項21】
部分発作、または部分発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項22】
前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、請求項21に記載の組合せ。
【請求項23】
全身発作、または全身発作の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項24】
前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、または無緊張発作である、請求項23に記載の組合せ。
【請求項25】
精神障害、または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項26】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項25に記載の組合せ。
【請求項27】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項26に記載の組合せ。
【請求項28】
感覚器官の障害、または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項29】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項28に記載の組合せ。
【請求項30】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項28に記載の組合せ。
【請求項31】
治療レジメンに関連するように適応される、請求項16に記載の組合せ。
【請求項32】
癲癇または癲癇の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記使用。
【請求項33】
部分発作または部分発作の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記使用。
【請求項34】
前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、請求項33に記載の使用。
【請求項35】
全身発作または全身発作の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記使用。
【請求項36】
前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作、または無緊張発作である、請求項35に記載の使用。
【請求項37】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記使用。
【請求項38】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項37に記載の使用。
【請求項39】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項38に記載の使用。
【請求項40】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)および(B)の使用であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記使用。
【請求項41】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項40に記載の使用。
【請求項42】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項40に記載の使用。
【請求項43】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化3】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、請求項32〜42のいずれか一項に記載の使用。
【請求項44】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、請求項32〜42のいずれか一項に記載の使用。
【請求項45】
(A)および(B)が、患者に別々に投与されるか、または医薬組成物の形態で患者に投与される、請求項32〜42のいずれか一項に記載の使用。
【請求項46】
前記治療が治療レジメンの一部である、請求項32〜42のいずれか一項に記載の使用。
【請求項47】
癲癇または癲癇の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記化合物。
【請求項48】
部分発作または部分発作の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記化合物。
【請求項49】
前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
全身発作または全身発作の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記化合物。
【請求項51】
前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作または無緊張発作である、請求項50に記載の化合物。
【請求項52】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記化合物。
【請求項53】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項53に記載の化合物。
【請求項55】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)および(B)であって、該(A)および(B)が:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
である、前記化合物。
【請求項56】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項55に記載の化合物。
【請求項57】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項55に記載の化合物。
【請求項58】
前記治療が治療レジメンの一部である、請求項47〜57のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
請求項1〜15のいずれか一項に記載の医薬組成物、または請求項16〜31のいずれか一項に記載の組合せを含む、キット。
【請求項60】
治療レジメンに関連するように適応される、請求項59に記載のキット。
【請求項61】
癲癇または癲癇の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
を投与することを含む、前記方法。
【請求項62】
部分発作または部分発作の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
を投与することを含む、前記方法。
【請求項63】
前記部分発作が、単純部分発作、複雑部分発作、または二次全身性部分発作である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
全身発作または全身発作の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
を投与することを含む、前記方法。
【請求項65】
前記全身発作が、欠伸発作、ミオクローヌス発作、間代発作、強直発作、強直間代発作または無緊張発作である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
を投与することを含む、前記方法。
【請求項67】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療する方法であって、それを必要とする患者に治療的有効量の:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
(B)アルモトリプタン、アリピプラゾール、ボツリヌス毒素A、カルバマゼピン、ジアゼパム、ジクロフェナク、メシル酸ジヒドロエルゴタミン、ドロナビノール、ドロナビノール/カンナビジオール、デュロキセチン、エレトリプタン、エパルレスタット、エトスクシミド、フェルバメート、フェンタニル、フォスフェニトイン、フロバトリプタン、ガバペンチン、ラモトリジン、レバセカルニン、レベチラセタム、ロメリジン、ロルノキシカム、メロキシカム、メマンチン、メキシレチン、MTR 104、ナラトリプタン、ノイロトロピン、オランザピン、オランザピン/フルオキセチン、オクスカルバゼピン、パリペリドン、プレガバリン、クエチアピン、レボキセチン、リスペリドン、リザトリプタン、ルフィナマイド、スマトリプタン、チアガビン、トピラメート、バルプロ酸セミナトリウム、ビガバトリン、ジプラシドン、ゾルミトリプタン、アルモダフィニル、ナプロキセンナトリウム/メトクロプラミド、スチリペントール、ビフェプルノックス、デスベンラファキシン、デキストロメトルファン/キニジン、ラコサミド、MT 300、ナプロキセンナトリウム/スマトリプタン、NGX 4010、バルプロ酸、アセナピン、ブリバラセタム、経鼻ブトルファノール、カリスバメート、酢酸エスリカルバゼピン、リカルバゼピン、LL 2011、MK 0974、ラニレスタット、レチガビン、タペンタドール、XP 13512、ゼナレスタット、ABT 894、ACV 1、ADX 10059、AGN 203818、AL 208、ALGRX 4975、アルプロスタジル、アミトリプチリン/ケタミン、ベカンパネル、BIBN 4096、ビシファジン、BVT 115959、C-ペプチド、カリプラジン、CNS 5161、CX 1010、デバゼピド、吸入ジヒドロエルゴタミン、DP-VPA、ガランタミン、ガナキソロン、GRC 6211、GW 274150、イブジラスト、インダンタドール、KRN 5500、ロキサピン、MCC 257、MEM 1003、代謝調節型グルタミン酸受容体3アンタゴニスト、NS 1209、ペルジンホテル、PNU 142633F、プロクロルペラジン、プロサプチドTX14 A、QR 333、ラルフィナミド、RG 2417、SB 509、セレトラセタム、SLV 313、SRN 001、SRN 002、T 2000、TAK 428、TAK 583、タランパネル、テザンパネル、トナベルサット、ACR 325、AST 726、AZD 1940、AZD 9272、BF 1、ジヒドロエルゴタミン、舌下ドロナビノール、EVT 101、FHPC 01、GW 273629、HEPP、HF 0299、ICA 105665、KD 7040、ケタミン/ブタンベン、LY 466195、NGX 426、NP 101、NXN 188、PF 4480682、SD 118、選択性ノルエピネフィリン再取込み阻害剤、SLV 314、トラマドール、TRO 19622、フェノバルビタール、プリミドン、クロバザム、クロナゼパム、ニトラゼパム、アセタゾラミド;またはそれらの2つ以上
を投与することを含む、前記方法。
【請求項70】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項69に記載の方法。
【請求項72】
前記治療が治療レジメンの一部であり、前記投与が一連の投与を伴う、請求項61〜71のいずれか一項に記載の方法。
【請求項73】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物であって、
AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
1つ以上の医薬的に許容可能な担体
を含む、前記医薬組成物。
【請求項74】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項73に記載の医薬組成物。
【請求項75】
前記気分障害が鬱病または双極性障害である、請求項74に記載の医薬組成物。
【請求項76】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物であって、
AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物;および
1つ以上の医薬的に許容可能な担体
を含む、前記医薬組成物。
【請求項77】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項76に記載の医薬組成物。
【請求項78】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項76に記載の医薬組成物。
【請求項79】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化4】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、請求項73〜78のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項80】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、請求項73〜78のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項81】
治療レジメンに関連するように適応される、請求項73〜78のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項82】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)の使用であって、該(A) は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、化合物(A)の使用。
【請求項83】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項82に記載の使用。
【請求項84】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項83に記載の使用。
【請求項85】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するための医薬組成物を作製するための化合物(A)の使用であって、該(A) は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、化合物(A)の使用。
【請求項86】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項85に記載の使用。
【請求項87】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項85に記載の使用。
【請求項88】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、式(III)の化合物、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物であり、該式(III)の化合物は:
【化5】

(式中、X1、X2およびX3は、それぞれ独立して、単結合、必要により置換されたC1-6アルキレン、必要により置換されたC2-6アルケニレン、必要により置換されたC2-6アルキニレン、-O-、-S-、-CO-、-SO-、-SO2-、-N(R6)-、-N(R7)-CO-、-CO-N(R8)-、-N(R9)-CH2-、-CH2-N(R10)-、-CH2-CO-、-CO-CH2-、-N(R11)-S(O)m-、-S(O)n-N(R12)-、-CH2-S(O)p-、-S(O)q-CH2-、-CH2-O-、-O-CH2-、-N(R13)-CO-N(R14)-または-N(R15)-CS-N(R16)であり;R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15およびR16は、それぞれ独立して、水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;m、n、pおよびqは、それぞれ独立して0、1または2の整数であり;A1、A2およびA3は、それぞれ独立して、必要により置換されたC3-8シクロアルキル、必要により置換されたC3-8シクロアルケニル、必要により置換された5〜14員の非芳香族ヘテロ環式環、必要により置換されたC6-14芳香族炭化水素環式環、または必要により置換された5〜14員の芳香族ヘテロ環式環であり;ならびに R17およびR18は、それぞれ独立して、水素、ハロゲンまたはC1-6アルキルである)である、請求項82〜87のいずれか一項に記載の使用。
【請求項89】
前記AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物が、3-(2-シアノフェニル)-5-(2-ピリジル)-1-フェニル-1,2-ジヒドロピリジン-2-オン、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、請求項82〜87のいずれか一項に記載の使用。
【請求項90】
前記治療が治療レジメンの一部である、請求項82〜87のいずれか一項に記載の使用。
【請求項91】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)であって、該(A)は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、前記化合物。
【請求項92】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項91に記載の化合物。
【請求項93】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項92に記載の化合物。
【請求項94】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するために使用する化合物(A)であって、該(A)は:
(A)AMPA受容体アンタゴニスト、その医薬的に許容可能な塩、その水和物、またはその医薬的に許容可能な塩の水和物である、前記化合物。
【請求項95】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項94に記載の化合物。
【請求項96】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項94に記載の化合物。
【請求項97】
前記治療が治療レジメンの一部である、請求項91〜96のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項98】
請求項73〜75および79〜81のいずれか一項に記載の医薬組成物を含む、精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療するためのキット。
【請求項99】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項98に記載のキット。
【請求項100】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害ある、請求項99に記載のキット。
【請求項101】
請求項76〜81のいずれか一項に記載の医薬組成物を含む、感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療するためのキット。
【請求項102】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項101に記載のキット。
【請求項103】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項101に記載のキット。
【請求項104】
治療レジメンに関連するように適応される請求項98〜103のいずれか一項に記載のキット。
【請求項105】
精神障害または精神障害の1つ以上の症状を治療する方法であって、精神障害または精神障害の1つ以上の症状の治療を必要とする患者に、治療的有効量の請求項73〜75および79〜81のいずれか一項に記載の医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項106】
前記精神障害が、気分障害、不安障害、人格障害、統合失調症および他の精神病性障害、または物質関連障害である、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
前記気分障害が、鬱病または双極性障害である、請求項106に記載の方法。
【請求項108】
感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状を治療する方法であって、感覚器官の障害または感覚器官の障害の1つ以上の症状の治療を必要とする患者に、治療的有効量の請求項76〜81のいずれか一項に記載の医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
【請求項109】
前記感覚器官の障害が、耳鳴り、音誘導型聴覚障害、または物質誘導型聴覚障害である、請求項108に記載の方法。
【請求項110】
前記感覚器官の障害が、緑内障または糖尿病性網膜症である、請求項108に記載の方法。
【請求項111】
前記治療が治療レジメンの一部であり、および前記投与が一連の投与を伴う、請求項105〜110のいずれか一項に記載の方法。

【公表番号】特表2011−507800(P2011−507800A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−520362(P2010−520362)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【国際出願番号】PCT/JP2008/073978
【国際公開番号】WO2009/082039
【国際公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(506137147)エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 (215)
【Fターム(参考)】