説明

発信規制方法およびシステム

【課題】既に発生している発信需要に対して規制を行うのではなく,発信需要そのものを抑制ないし遅延させることで、利用者の使用感を損なうことなく通話網の輻輳や交換局の負荷を抑制できる発信規制方法およびシステムを提供する。
【解決手段】交換局1は、呼出元の電話端末2aから発信呼を受信したときに発信規制が必要と判定されると遅延時間Tdを算出し、呼出元ID(例えば、電話番号)および遅延時間Tdの付加された呼出信号を呼出先の電話端末2bへ送信する。電話端末2bでは、呼出信号が受信されると呼び出し音が鳴動され、オフフックが所定時間内に検知されなければ、これを不完了呼と判定し、呼出信号に付加されている呼出元IDおよび遅延時間Tdを抽出する。そして、経過時間タイマTが遅延時間Tdに達するのを待って、呼出元IDを表示部25に着信履歴として表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発信規制方法およびシステムに係り、特に、不在時の着信呼に対する発信のように、受動的な発信を規制することで通話網の輻輳や交換局の負荷を抑制する発信規制方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
非同期型のユーザ間双方向通信において、災害や年明けなどの特定のイベント発生時に通信網側の設備の過負荷を回避する一手法として、通信網の負荷が過大となることが予測されるとき、あるいは通信網の負荷が過大となったことが検知されたときに、発信を規制することで通信網の輻輳を回避する技術が多数提案されている。特許文献1には、輻輳レベルに応じた一定の確率で通信要求を拒否することで輻輳を回避する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2004−88502号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1のように、通信要求を一定の確率ないし特定のルールに基づいて拒否する技術は、過度の輻輳を防ぐためには有効であるものの利用者の使用感を大きく損ねるという技術課題があった。また,通信要求を拒否するにあたり、その重要度に応じて対応を変えることが困難であった。例えば、特定の用件のための通信要求と不完了呼に対する返信要求でと対応を変えることは困難であった。
【0004】
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、既に発生している発信需要に対して規制を行うのではなく,発信需要そのものを抑制ないし遅延させることで、利用者の使用感を損なうことなく通話網の輻輳や交換局の負荷を抑制できる発信規制方法およびシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明は、呼出元の電話端末からの要求に応答して呼出先の電話端末へ呼出信号を送信し、呼出信号に応答した呼出先と呼出元との間に通話セッションを確立する交換局を含む発信規制システムにおいて、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
【0006】
(1)通話網の輻輳状態および交換局の負荷の少なくとも一方に基づいて発信規制の要否を判定する手段と、発信規制中の不完了呼に関して、その呼出元を特定する呼出元IDの呼出先での明示を制限する呼出元明示制限手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
(2)呼出元明示制限手段は、呼出元IDの明示を呼出先において許可するタイミングを決定し、交換局は、許可タイミングおよび呼出元IDの付加された呼出信号を呼出先へ送信する手段を含むことを特徴とする。
【0008】
(3)呼出先の電話端末は、不完了呼の呼出信号に許可タイミングおよび呼出元IDが付加されていると、当該許可タイミングまで呼出元IDを明示しないことを特徴とする。
【0009】
(4)呼出元明示制限手段は、不完了呼の再呼出タイミングを決定し、交換機は、呼出元からの要求に応答して呼出元IDの付加されていない呼出信号を送信し、これが不完了呼になると前記再呼出タイミングを待って、呼出元IDの付加された再呼出信号を送信する手段を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
【0011】
(1)呼出先の電話端末のユーザは、発信規制中は遅延時間が経過して呼出元IDが表示されるまでは不完了呼の呼出元を識別できず、折り返しの発信呼を送信することができないので、通話網の輻輳や交換局の負荷を軽減できるようになる。
【0012】
(2)呼出先の電話端末のユーザは、発信規制中は最初の呼出信号のみならず再呼出信号が不完了呼となるまで呼出元を識別できず、折り返しの発信呼を送信することができないので、通話網の輻輳や交換局1の負荷を軽減できるようになる。
【0013】
(3)上記(1),(2)により通話網の輻輳や交換局1の負荷を軽減できるので、各端末の発信を規制する発信規制が並行して行われている場合には、その規制率を下げることができるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る発信規制方法およびシステムが適用されるネットワークの構成を示したブロック図であり、多数の電話端末2(2a,2b,2c,2d…)が交換局1に収容されている。交換局1は、一の電話端末(例えば、電話端末2a)から他の一の電話端末(例えば、電話端末2b)への発信呼を検知すると、呼出元である電話端末2aを特定する呼出元ID(例えば、電話番号)の付加された呼出信号を相手端末2bへ送信し、呼出先から応答信号が返信されると、呼出元の電話端末2aと呼出先の電話端末2bとの間に通話セッションを確立する。
[第1実施形態]
【0015】
図2,3は、本発明の第1実施形態における交換局1および電話端末2の主要部の構成を示した機能ブロック図であり、ここでは、本発明の説明に不要な構成は図示が省略されている。
【0016】
図2の交換局1において、送受信部11は、各電話端末2から送信される発信呼を受信する着信部11aおよび呼出先の電話端末2へ呼出信号を送信する発信部11bを含む。通信プロトコル実行部12は、呼処理および通話処理のための通信プロトコルを実行する。発信規制判定部13は、通話網の輻輳や交換局1の負荷を監視し、あるいは他の監視ノード(図示せず)から通知される輻輳や負荷の監視結果を受信し、発信規制を行うか否かを判定する。
【0017】
呼出元明示制限部14は、発信規制中に配下の電話端末2に対する発信呼が受信され、呼出先へ呼出信号を送信したものの応答信号を受信できなかったために当該発信呼が不完了呼となったときに呼出先の電話端末2に対して呼出元IDの明示を許可するタイミングとして、着信時刻からの遅延時間Tdを予め計算する。
【0018】
この遅延時間Tdは、通話網の輻輳や交換局1の負荷の程度に応じて適応的に計算され、一時的な輻輳や負荷が解消または軽減されると予測される時間に設定される。呼出信号生成部15は、呼出元IDおよび遅延時間Tdの付加された呼出信号を生成する。この呼出信号は発信部11bから呼出先の電話端末2へ送信される。
【0019】
図3の電話端末2において、送受信部21は、着呼部21aおよび発呼部21bを含む。通信プロトコル実行部22は、呼処理および通話処理のための通信プロトコルを実行する。情報抽出部23は、受信した呼出信号に付加されている呼出元IDおよび遅延時間Tdを抽出する。呼出元明示制限部24は、不完了呼の呼出信号を受信した時刻からの経過時間Tを前記抽出した遅延時間Tdと比較し、経過時間Tが遅延時間Tdに達するまで、表示部25への呼出元IDの表示を禁止する。表示部25は、呼出元IDの表示禁止が解除されるのを待って当該呼出元IDを表示部25に表示する。
【0020】
次いで、図4,5のフローチャートおよび図6のシーケンスフローを参照して本発明の第1実施形態の動作を説明する。図4は、前記交換局1の動作を示したフローチャートであり、図5は、前記電話端末2の動作を示したフローチャートである。ここでは、電話端末2aから同2bへの発信呼が不完了呼となった場合の発信規制について説明する。
【0021】
交換局1は、呼出元の電話端末2aから送信された発信呼が着信部11aで受信され、これが図4のステップS11で検知されるとステップS12へ進む。ステップS12では、前記発信規制判定部13により発信規制の要否が判定される。発信規制が必要と判定されるとステップS13へ進み、前記呼出元明示制限部14により遅延時間Tdが算出される。ステップS14では、呼出信号生成部15において、呼出元ID(例えば、電話番号)および遅延時間Tdの付加された呼出信号が生成され、発信部11bから呼出先の電話端末2bへ送信される。
【0022】
なお、前記ステップS12において発信規制が不要と判定されるとステップS15へ進み、呼出信号生成部15において呼出元IDの付加された呼出信号が生成され、発信部11bから呼出先の電話端末2bへ送信される。
【0023】
呼出先の電話端末2bは、図5のステップS21において、交換局1から送信された呼出信号が着呼部21aで検知されるとステップS22へ進む。ステップS22では、呼び出し音が鳴動される。ステップS23では、オフフックされたか否かが判定され、オフフックが検知されれば通常の着信処理へ移行する。
【0024】
これに対して、オフフックが所定時間内に検知されなければ、不完了呼と判定されてステップS24へ進む。ステップS24では、情報抽出部23において、前記受信された呼出信号に付加されている呼出元IDが抽出され、さらに遅延時間Tdが付加されている場合には、これも抽出される。
【0025】
ステップS25では、呼出信号から呼出元IDのみならず遅延時間Tdも抽出されたか否かが判定される。遅延時間Tdが抽出されていなければステップS28へ進み、当該呼出元IDが表示部25に着信履歴として直ちに表示される。これに対して、前記ステップS25において、呼出信号から呼出元IDのみならず遅延時間Tdも抽出されたと判定されるとステップS26へ進み、経過時間タイマTがスタートする。
【0026】
ステップS27では、経過時間タイマTと遅延時間Tdとが比較され、タイマTが遅延時間Tdに達すると、ステップS28へ進んで呼出元IDが表示部25に着信履歴として表示される。したがって、これ以降であれば、呼出先の電話端末2bのユーザが着信履歴に基づいて呼出元へ発信呼を送信することで、輻輳や過負荷の期間を避けた通話が可能になる。
【0027】
このように、本実施形態によれば、呼出先となる電話端末2bのユーザは、発信規制中は遅延時間Tdが経過して呼出元IDが表示されるまでは不完了呼の呼出元を識別できず、折り返しの発信呼を送信することができないので、通話網の輻輳や交換局1の負荷を軽減できるようになる。
[第2実施形態]
図7,8は、本発明の第2実施形態における交換局1および電話端末2の主要部の構成を示した機能ブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。ここでも、本発明の説明に不要な構成は図示が省略されている。
【0028】
図7の交換局1において、再呼出タイミング決定部16は、発信規制中に配下の電話端末2に対する発信呼が着信部11aで検知され、呼出先へ呼出信号を送信したものの応答信号を受信できなかったために当該発信呼が不完了呼となったときに、呼出先の電話端末2を再発呼するまでの待機時間Twを計算する。この待機時間Twは、通話網の輻輳状態や交換局1の負荷の程度に応じて適応的に計算され、一時的な輻輳や負荷が解消または軽減されると予測される時間に設定される。
【0029】
呼出信号生成部17は、呼出元IDの付加された呼出信号および呼出元IDの付加されていない呼出信号を選択的に生成する。この呼出信号は発信部11bから発呼先の電話端末2へ送信される。
【0030】
なお、図8の電話端末2は従来の電話端末と同等の構成であり、第1実施形態との比較では、呼出元明示制限部24が省略されている点で異なる。すなわち、第2実施形態では電話端末2として従来の電話端末をそのまま利用できる。
【0031】
次いで、図9,10のフローチャートおよび図11のシーケンスフローを参照して本発明の第2実施形態の動作を説明する。図9は、前記交換局1の動作を示したフローチャートであり、図10は、前記電話端末2の動作を示したフローチャートである。ここでも、電話端末2aから同2bへの発呼が不完了呼となった場合の発信規制について説明する。
【0032】
交換局1は、電話端末2aから送信された発信呼が着信部11aで受信され、これが図9のステップS41で検知されるとステップS42へ進む。ステップS42では、前記発信規制判定部13により発信規制の要否が判定される。発信規制が必要と判定されるとステップS43へ進み、呼出元IDの付加されていない呼出信号が前記呼出信号生成部17で生成され、送信部12から呼出先の電話端末2bへ送信される。
【0033】
ステップS44では、呼出先からの応答の有無が判定され、呼出先でのオフフックが検知されると通常の呼接続処理へ進む。これに対して、オフフックが検知されなければ、呼出信号の送信を停止してステップS45へ進み、再呼出タイミング決定部16により待機時間Twが算出される。ステップS46では経過時間タイマTがスタートする。
【0034】
ステップS47では、経過時間タイマTと待機時間Twとが比較され、経過時間タイマTが待機時間Twに達するとステップS48へ進む。ステップS48では、呼出元IDの付加された呼出信号が前記呼出信号生成部17で生成され、発信部11bから呼出先の電話端末2bへ送信される。
【0035】
なお、前記ステップS42において、発信規制が不要と判定されると直ちにステップS48へ進み、呼出元IDの付加された呼出信号が生成されて発信部11bから呼出先の電話端末2bへ送信される。
【0036】
呼出先の電話端末2bは、図10のステップS61において、交換局1から送信された呼出信号が着呼部21aで検知されるとステップS62へ進む。ステップS62では、呼び出し音が鳴動される。ステップS63では、オフフックされたか否かが判定され、オフフックが検知されれば通常の着信処理へ移行する。これに対して、オフフックが所定時間内に検知されなければ、不完了呼と判定されてステップS64へ進む。
【0037】
ステップS64では、情報抽出部23において、前記受信された呼出信号に呼出元IDが付加されているか否かが判定され、付加されていなければ当該処理を終了する。したがって、表示部25の着信履歴には呼出元IDが表示されない。
【0038】
これに対して、呼出信号に呼出元IDが付加されていればステップS65へ進み、当該呼出元IDが呼出信号から抽出されて表示部25に着信履歴として表示される。したがって、これ以降であれば、呼出先の電話端末2bのユーザが着信履歴に基づいて呼出元へ発信呼を送信することで、輻輳や過負荷の期間を避けた通話が可能になる。
【0039】
このように、本実施形態によれば、呼出先となる電話端末2bのユーザは、発信規制中は最初の呼出信号のみならず再呼出信号が不完了呼となるまで呼出元を識別できず、折り返しの発信呼を送信することができないので、通話網の輻輳や交換局1の負荷を軽減できるようになる。
【0040】
なお、上記の第2実施形態では、呼出元IDの付加されていない最初の呼出信号が不完了呼になると、次いで、待機時間Twの経過後に呼出元IDの付加された呼出信号が送信されるものとして説明したが、呼出元IDの付加されていない最初の呼出信号のみを送信し、呼出元IDの付加された呼出信号の送信は省略しても良い。このようにすれば、呼出先では着信の事実すら識別できないので、折り返しの発信呼が送信されることがない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明に係る発信規制システムが適用されるネットワークのブロック図である。
【図2】第1実施形態における交換局の構成を示した機能ブロック図である。
【図3】第1実施形態における電話端末の構成を示した機能ブロック図である。
【図4】第1実施形態における交換局の動作を示したフローチャートである。
【図5】第1実施形態における電話端末の動作を示したフローチャートである。
【図6】第1実施形態における発信規制の手順を示したシーケンスフローである。
【図7】第1実施形態における交換局の構成を示した機能ブロック図である。
【図8】第1実施形態における電話端末の構成を示した機能ブロック図である。
【図9】第1実施形態における交換局の動作を示したフローチャートである。
【図10】第1実施形態における電話端末の動作を示したフローチャートである。
【図11】第1実施形態における発信規制の手順を示したシーケンスフローである。
【符号の説明】
【0042】
1…交換局,2…電話端末,11,21…送受信部,12,22…通信プロトコル実行部,13…発信規制判定部,14、24…呼出元明示制限部,15,17…呼出信号生成部,16…再呼出タイミング決定部,23…情報抽出部,25…表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
呼出元の電話端末からの要求に応答して呼出先の電話端末へ呼出信号を送信し、呼出信号に応答した呼出先と呼出元との間に通話セッションを確立する交換局を含む発信規制システムにおいて、
通話網の輻輳状態および交換局の負荷の少なくとも一方に基づいて発信規制の要否を判定する手段と、
発信規制中の不完了呼に関して、その呼出元を特定する呼出元IDの呼出先での明示を制限する呼出元明示制限手段とを具備したことを特徴とする発信規制システム。
【請求項2】
前記呼出元明示制限手段は、前記呼出元IDの明示を呼出先において許可するタイミングを決定し、
前記交換局は、前記許可タイミングおよび呼出元IDの付加された呼出信号を呼出先へ送信する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の発信規制システム。
【請求項3】
前記呼出先の電話端末は、不完了呼の呼出信号に許可タイミングおよび呼出元IDが付加されていると、当該許可タイミングまで呼出元IDを明示しないことを特徴とする請求項2に記載の発信規制システム。
【請求項4】
前記呼出元明示制限手段は、不完了呼の再呼出タイミングを決定し、
前記交換局は、呼出元からの要求に応答して呼出元IDの付加されていない呼出信号を送信し、これが不完了呼になると前記再呼出タイミングを待って、呼出元IDの付加された再呼出信号を送信する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の発信規制システム。
【請求項5】
前記交換局は、発信規制中に呼出元からの要求に応答して呼出元IDの付加されていない呼出信号を送信する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の発信規制システム。
【請求項6】
呼出元の電話端末からの要求に応答して呼出先の電話端末へ呼出信号を送信し、呼出信号に応答した呼出先と呼出元との間に通話セッションを確立する交換局における発信規制方法において、
通話網の輻輳状態および交換局の負荷の少なくとも一方に基づいて発信規制の要否を判定する手順と、
呼出信号に対する応答が得られない不完了呼を検知する手順と、
発信規制中の不完了呼に関して、その呼出元を特定する呼出元IDの呼出先での明示を制限する手順とを含むことを特徴とする発信規制方法。
【請求項7】
前記不完了呼を検知する手順は、呼出先で呼び出しが行われた不完了呼を検知することを特徴とする請求項6に記載の発信規制方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−166315(P2010−166315A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−6772(P2009−6772)
【出願日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(000208891)KDDI株式会社 (2,700)
【Fターム(参考)】