説明

空気調和機及び空気調和機の遠隔制御システム

【課題】消し忘れによる不経済な運転を防止することのできる空気調和機及び空気調和機の遠隔制御システムを提供する。
【解決手段】空気調和機1と、空気調和機1に接続された通信装置2と、空気調和機1と通信可能なリモコン5と、空気調和機1の遠隔制御手段である外部通信機器3とで構成され、空気調和機1と外部通信機器3とが通信回線4及び通信装置2を介して通信可能とされ、空気調和機1に設けられた制御部6は、運転開始後所定時間内に、外部通信機器3から制御指令が無いときは、強制的に空気調和機1を停止させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部から通信回線を利用して遠隔制御される空気調和機及び空気調和機の遠隔制御システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットなどを利用して、屋外から空気調和機を遠隔制御したり、空気調和機の状態を監視して、異常が発生した場合には事前に故障を把握して修理する空気調和機の遠隔制御システムが公知の事実となっている。
空気調和機の遠隔制御システムの利用方法として、例えば、別荘などにおける温度・湿度調節、換気などに利用すれば、遠隔でコントロールすることができるので非常に便利である。また、帰宅前に遠隔制御により運転を開始させておけば、自宅到着時には快適に過ごせるので便利である。
【0003】
このような空気調和機の遠隔制御方法は、特許文献1に記載されている。特許文献1には、インターネット網を介して携帯電話で遠隔制御する技術が記載されている。
【0004】
また、図1は、インターネット網を介して携帯電話で空気調和機を遠隔制御する一般的な方法の一例を示す概略図である。一般家屋内に設置された空気調和機1は、通信装置2と接続され、ネットワーク網(インターネットなど)4を利用して、携帯電話基地局を通して携帯電話3との通信を行なう。携帯電話3から制御指令を送信することにより、空気調和機の運転・停止、各種設定、変更などを行なえる。
【0005】
【特許文献1】特開2003−74942号公報(段落0023参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、外部から遠隔制御したとき、ユーザーは空気調和機の運転状況を直接目で見て確認することができない。遠隔制御した内容が実際に動作しているかを確認するには、操作した携帯電話などの外部通信機器で空気調和機の情報を受信するなどして、確認を行わなければならない。
【0007】
したがって、一度運転を開始してしまうと、ユーザー自身が運転を停止させる操作をしなければ、空気調和機は運転を継続し続ける。操作忘れなどで運転状態の確認を怠ったり、運転を停止するのを長期間忘れると、不要な時も空気調和機を動作させたままの状態が続くことが起こりうる。無駄なエネルギーを消費して、非常に不経済であり、また、故障なども心配である。
【0008】
例えば、帰宅前に空気調和機を遠隔制御により運転開始させ、帰宅時に快適に暮らせるように使用している人の場合、寄り道、急用などで予定よりも遅い時刻に帰宅する場合には、空気調和機に無用な動作をさせることになり、非常に不経済である。
【0009】
そこで、本発明は、上記に鑑み、消し忘れなどによる不経済な運転を防止することのできる空気調和機及び空気調和機の遠隔制御システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明は、外部から通信回線を通じて遠隔制御可能とされた空気調和機であって、運転中、所定時間制御指令が無いとき、運転を強制的に停止させる制御手段を有することを特徴とする空気調和機である。
【0011】
上記通信回線とは、携帯電話等の外部通信機器と空気調和機とを通信可能とする通信回線のことであり、例えば、電話回線、電力線、無線LAN等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。上記外部通信機器は、空気調和機が設置されている室内の外部にあるものであり、空気調和機の運転状況を直接監視できるような近場から赤外線等により通信を行うリモコン等の機器を除くものである。制御指令とは、外部通信機器を用いた遠隔制御による制御指令のみとしてもよいし、外部通信機器を用いた遠隔制御、リモコン操作及び本体キーのスイッチ操作等のユーザーによる全ての操作による制御指令としてもよい。
【0012】
遠隔制御により空気調和機を運転させた場合、直接空気調和機を確認することができないので、消し忘れという事態が起こりやすいが、本発明によると、運転開始後所定時間内になにも制御指令がないときは、強制的に空気調和機を停止させることができる。所定時間内に制御指令が無い場合は、空気調和機を運転させていることをユーザーが忘れているとみなすことができるので、そのような場合に強制的に運転を停止すれば、消し忘れを防止できる。
【0013】
また、強制運転停止は、遠隔制御による運転開始後の所定時間内に制御指令が無い場合にのみ行ってもよいし、リモコン操作又は空気調和機本体の操作等の遠隔制御でない操作による運転開始後の所定時間内に制御指令が無い場合にも、強制運転停止が行われるようにしてもよい。なお、遠隔制御であるか否かを判別するためには、外部からの制御指令の有無を検知する検知手段を空気調和機に設ければよい。外部からの制御指令と、リモコン又は本体の制御指令との区別は、通信方式や信号の種類で区別すればよい。そして、制御手段は、外部からの制御指令によって運転を開始した後、所定時間制御指令が無いとき、強制運転停止するようにすればよい。
【0014】
所定時間の設定を変更可能とするのが好ましい。消し忘れとみなす時間を変更することにより、各ユーザーの利用スタイルに合わせることができ、より利便性が高まる。
【0015】
また、強制運転停止を無効にする手段を備えるのが好ましい。例えば、睡眠中や、長期にわたって運転させておきたい場合のような運転を停止させたくない場合において、強制運転停止を無効にすることができれば、便利である。
【0016】
空気調和機は、運転開始後、運転状況を外部通信機器に報知するのが好ましい。運転状況とは、強制運転停止をしたこと、暖房運転をしていること等の空気調和機の運転の状態である。報知手段としては、通信回線を利用して、画像、光、音、におい、振動又は動作等の人間の五感に作用する媒体により報知する。例えば、電子メールを利用して報知する。ユーザーは、空気調和機の運転状況を遠隔地において確認することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によると、遠隔制御により空気調和機を運転させた場合に、運転開始後所定時間内に制御指令がないときは、強制的に空気調和機を停止させることができるので、遠隔制御の利便性を利用しつつも、不注意による消し忘れを防止でき、無駄な運転がなくなって経済的である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
[第1の実施形態]
以下、本発明の空気調和機の遠隔制御システムを図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の空気調和機の遠隔制御システムの概略の構成を示す説明図、図2は空気調和機の構成を示す図である。本実施形態の遠隔制御システムは、図1に示すように、空気調和機1と、空気調和機1とケーブルで接続された通信装置2と、空気調和機1の遠隔制御手段である外部通信機器3とで構成され、空気調和機1と外部通信機器3とが通信装置2及び通信回線4を介して通信可能となっている。空気調和機1は、リモコン5によっても操作可能とされる。
【0019】
空気調和機1は、図2に示すように、制御手段としての制御部6と、通信装置2との間でデータ信号を送受信する通信インターフェース7と、リモコン5からの制御指令を受信する受信部8と、時間を計測するタイマ9と、操作スイッチ10とを備えている。空気調和機1は、外部通信機器3、リモコン5又は操作スイッチ10からの制御指令により、冷房、暖房、除湿、換気等の空調を行う。
【0020】
リモコン5は、赤外線または電波などの無線信号により制御指令を送信する。リモコン5には、空気調和機1の運転内容の各種設定を行うための操作部11が設けられ、その操作内容にしたがって制御指令が作成される。
【0021】
外部通信機器3は、インターネットを利用した通信が可能な例えば、携帯電話、パソコン、携帯情報端末(PDA)等の携帯端末が例示されるが、通信回線4を介して通信可能な装置であればこれに限定されるものではない。また、複数の外部通信機器3により遠隔制御可能としてもよい。
【0022】
また、外部通信機器3には、空気調和機1の運転内容の各種設定を行うための操作部(図示せず)と、表示部(図示せず)とが設けられ、操作部による操作信号を空気調和機1の制御部6に送信することにより、空気調和機1に対して制御指令を行う。なお、操作部及び表示部は、外部通信機器3の既存の機能を使用すればよい。
【0023】
通信装置2は、屋内に設置され、通信回線4に接続される。そして、インターネットを用いて所定の通信プロトコルにしたがって通信を行う。
【0024】
通信回線4としては、インターネット網を通じて通信装置2と外部通信機器3との間でデータ通信ができればよく、有線あるいは無線の通信回線が用いられ、例えば、電話回線、電力線又は無線LAN等とされる。
【0025】
制御部6は、CPU、ROM及びRAM等から構成され、外部通信機器3、リモコン5又は操作スイッチ10からの制御指令に応じて、空気調和機1の運転を制御する。また、制御部6は、外部通信機器3、リモコン5又は操作スイッチ10のいずれかから最後に操作されたときから、どの程度の時間が経過したかをタイマ9により計測する。外部通信機器3からの制御指令によって運転を開始した後、外部通信機器3から所定時間制御指令がないときは、消し忘れと判断し、運転を強制的に停止させる。その強制運転停止の制御方法の詳細については、後述する。
【0026】
所定時間については、例えば、別荘などの管理の場合には1ヶ月単位などの長い時間の間隔が必要な場合があり、また、自宅における管理の場合は1時間単位などと短い時間の間隔が必要な場合がある。そこで、所定時間については、ユーザーにより設定変更可能とされる。所定時間の設定変更手段は、外部通信機器3、リモコン5又は空気調和機1のいずれに設けてもよく、ユーザーは、適宜使い勝手のよいものを選択して使用できる。所定時間を設定変更可能とすることにより、ユーザーによる空気調和機1の使用形態にあわせたベストな条件を設定することができる。
【0027】
また、制御部6は、入力された制御指令が、外部通信機器3、リモコン5、操作スイッチ10のいずれかであるか判別する機能を有する。判別は、通信方式、信号の種類により行う。
【0028】
次に、上述の強制運転停止の制御方法について詳細を説明する。図3は、空気調和機の制御フローチャートである。外部通信機器3の遠隔制御により空気調和機1の運転開始指示がされ、空気調和機1はこの制御指令を受信して、運転を開始する。このとき、同時にタイムカウントを始める。
【0029】
図3に示すように、まず、制御部6は、空気調和機1が遠隔制御されたかどうかを判断する(S10)。そして、直前の制御指令が遠隔制御であると判断した場合は、最後に遠隔制御されたときからの時間が所定時間を経過したか否かを判断し(S11)、所定時間を経過している場合は、空気調和機1の運転を停止させる(S12)。運転停止後は、制御指令の待機状態となる。
【0030】
また、S10で遠隔制御でないと判断した場合(リモコン5又は操作スイッチ10による操作である場合)、ユーザーが空気調和機1の近くにいることを意味し、空気調和機1を強制停止する必要はないので、次の制御指令があるまで待機する。そして、次の制御指令がくるとS10に戻る。
【0031】
S11で、所定時間を経過していないとき、制御指令を受信したか検知する。制御指令を受信していなければ、経過時間をみて、所定時間を経過していれば空気調和機1の運転を停止させる(S12)。また、制御指令を受信していれば、タイムカウントをクリアしてS10に戻る。
【0032】
以上の構成によると、本空気調和機1は、遠隔制御による指示に従い運転を開始する。普通は、ユーザーが遠隔制御、リモコン5又は操作スイッチ10の操作することにより、空気調和機1の運転を停止をさせる。しかし、別荘などの管理に空気調和機1を利用している場合は、遠隔での操作の為に空気調和機1を直接目で確認することができないので、消し忘れる事態が起こりやくなる。そこで、本発明では、外部通信機器3を用いた遠隔制御による運転開始後、一定時間操作がない場合は、消し忘れと判断し、強制的に空気調和機1を停止するように動作させる。したがって、無人のまま長時間にわたって運転されるといったことを防止でき、無駄なエネルギーの消費を減らすことができる。
【0033】
なお、上記実施形態においては、外部通信機器3による最後の遠隔制御から所定時間遠隔制御が無い場合に、空気調和機の運転を強制的に停止させたが、外部通信機器3、リモコン5又は操作スイッチ10のいずれかによる最後の操作から、所定時間、外部通信機器3、リモコン5又は操作スイッチ10のいずれの操作も無い場合に、空気調和機の運転を強制的に停止させるようにしてもよい。
【0034】
[第2の実施形態]
図4は第2の実施形態の空気調和機の制御フローチャートである。図4に示すように、本実施形態においては、強制運転停止無効手段を設け、空気調和機1の運転を強制停止をするか否かについてユーザーが選択できることを特徴とするものである。ユーザーが、空気調和機1を動作させ続ける要望がある場合に、空気調和機1の強制停止機能を利用しないようにすることが可能である。
【0035】
強制運転停止無効手段として、無効と有効とを切り替えるスイッチを操作スイッチ10に設ける。あるいは、外部通信機器3又はリモコン5からの入力により、無効あるいは有効を設定する。この入力手段は、外部通信機器3、リモコン5または空気調和機1のいずれに設けてもよい。この設定情報は空気調和機1の不揮発性メモリに記憶される。
【0036】
制御部6は、設定情報を参照して、遠隔制御か否かの判断の前に、強制運転停止の設定の有無を確認する。その他の構成、動作は上記第1の実施形態と同様である。
【0037】
制御方法について説明すると、まず、制御部6は、強制運転の設定の有無を判断し(S20)、強制運転停止が有効に設定されていると判断された場合は、直前の制御指令が遠隔制御であるか否かを判断し(S21)、その後は第1の実施形態のフローチャートと同じように進む。また、S20で、強制運転停止が無効に設定されていると判断された場合は、所定時間が経過してもそのまま運転を続行する。
【0038】
なお、上記実施形態においては、強制運転停止無効手段として、ユーザーが操作して設定する形態としたが、制御部6が強制運転停止させる必要のないと判断するときに自動的に無効にさせる形態としてもよい。
【0039】
たとえば、空気調和機1に、人の有無を検出する人体センサを設ける。外部通信機器3によって運転開始されたとき、所定時間経過する前に人の存在を検知したとき、制御部6は、強制運転停止の機能を無効にする。すなわち、人が空気調和機1の近くにいることになるので、運転が突然停止すると不快感を与えかねないが、自動的に無効にすることにより、快適な環境を保持できる。人の存在が検知されなかったときは、通常どおり強制運転停止のフローにしたがって動作を続行する。
【0040】
なお、人体センサ以外に、光、音、振動等といあった人の存在により生ずる物理的現象を検知する検知センサを利用してもよい。この検知センサは、空気調和機1に設けてもよいが、外部に設けて検知センサの出力を空気調和機1が受信するようにしてもよい。
【0041】
または、外部通信機器3によって運転開始されたとき、所定時間経過する前にリモコン5又は操作スイッチ10による制御指令があったとき、制御部6は、強制運転停止の機能を無効にするようにしてもよい。リモコン5又は操作スイッチ10による制御指令がないときは、通常どおり強制運転停止のフローを続行する。
【0042】
以上の構成によると、ユーザーが、外部から運転を開始させた後、帰宅したとき、何も操作しないと強制的に停止されるという不具合が生じなくなる。ユーザーに不快感を生じさせないですむ。
【0043】
[第3の実施形態]
図5は第3の実施形態の空気調和機の制御フローチャートである。図5に示すように、本実施形態においては、空気調和機1の運転状況を外部通信機器3に報知することを特徴とするものである。
【0044】
本実施形態では、制御部6は、空気調和機1の運転を停止したとき、停止した情報を通信装置2に出力する。その情報は外部通信機器3へ送信される。その他の構成、動作は第2の実施形態と同様である。
【0045】
制御方法について説明すると、第2の実施形態のフローチャートと同様に進んで、空気調和機1の運転が停止した場合(S30)、制御部6は、その情報を通信装置2に出力し、外部通信機器3へメール送信する。ユーザーは空気調和機1が強制停止したことを気づかない場合があり、ずっと運転し続けていると考えている可能性もあるが、空気調和機1が強制停止した場合、メール(S31)を送信することにより、ユーザーに注意を促すことが出来る。図6はメールの内容の例示であり(S32)、空気調和機1の停止した状態や停止時間などをユーザーは知ることができる。
【0046】
なお、上記実施形態においては、運転停止の情報を報知したが、暖房又は冷房などの運転の種類、温度、湿度など他の運転状況を報知できるようにしてもよい。また、報知手段としては、電子メールに限定されるものではなく、音声、光、振動など他の方法により報知してもよい。
【0047】
また、各実施形態において、空気調和機1と通信装置2とは別々であったが、空気調和機1は通信装置2を内蔵してもよい。この場合、直接通信回線4に接続してもよいし、またはルータを介して接続してもよい。
【0048】
また、通信にインターネット網を利用したが、遠隔制御システムを1つのネットワーク内、例えばビル内に構築して、空気調和機1と通信装置2と、外部通信機器とをLAN接続してもよい。
【0049】
遠隔制御システムとして、複数の空気調和機1を対象としてもよい。各空気調和機1は、それぞれ外部通信機器3と通信可能とされる。外部通信機器3によって、1台ごとに遠隔制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】一般的な空気調和機の遠隔制御方法を示す概略図
【図2】空気調和機の構成を示す図
【図3】第1の実施形態の空気調和機の制御フローチャート
【図4】第2の実施形態の空気調和機の制御フローチャート
【図5】第3の実施形態の空気調和機の制御フローチャート
【図6】メールの送信内容を示す図
【符号の説明】
【0051】
1 空気調和機
2 通信装置
3 外部通信機器
4 通信回線
5 リモコン
6 制御部
7 通信インターフェース
8 受信部
9 タイマ
10 操作スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から通信回線を通じて遠隔制御可能とされた空気調和機であって、運転中、所定時間制御指令が無いとき、運転を強制的に停止させる制御手段を有することを特徴とする空気調和機。
【請求項2】
外部からの制御指令の有無を検知する検知手段を有し、前記制御手段は、外部からの制御指令によって運転を開始した後、所定時間制御指令が無いとき、強制運転停止することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
【請求項3】
前記所定時間の設定が変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機。
【請求項4】
強制運転停止を無効にする手段を備えたこと特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
【請求項5】
外部通信機器と空気調和機とが通信回線を通じて通信可能とされ、前記外部通信機器からの制御指令によって空気調和機を遠隔制御する空気調和機の遠隔制御システムであって、空気調和機は、外部通信機器からの制御指令によって運転を開始した後、所定時間制御指令がないとき、運転を強制的に停止させる制御手段を有することを特徴とする空気調和機の遠隔制御システム。
【請求項6】
前記空気調和機は、運転開始後、運転状況を前記外部通信機器に報知することを特徴とする請求項5記載の空気調和機の遠隔制御システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−162091(P2006−162091A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−349555(P2004−349555)
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】