説明

立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置

【課題】立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置の提供。
【解決手段】本デジタル映像キャプチャ装置は、映像キャプチャモジュール、中央処理装置及びタッチコントロール式表示モジュールを包含する。中央処理装置は立体映像をタッチコントロール式表示モジュールに送り、タッチコントロール式表示モジュールは立体映像を多重映像に変換し、この多重映像を肉眼で見ると立体映像となり、またタッチコントロール手段をタッチコントロール式表示モジュール上で操作する時は(非)接触式タッチコントロールとされ、タッチコントロール式表示モジュールが第1(2)動作軌跡を発生し、すなわち、該タッチコントロール式表示モジュールの立体映像が第1或いは第2動作軌跡により即時変化し、仮想の立体映像タッチコントロールのインタラクティブ効果を達成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一種の立体映像を表示可能で、並びにタッチコントロール時に該立体映像がそれに伴い対応動作を発生する、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩に伴い、映像キャプチャ装置は、早期のフィルム式のものからデジタル保存の方式に進歩し、デジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラのいずれも、高容量と高解析度のイメージファイル或いはビデオファイルを有し、また、撮影時には即時撮影の効果をブラウズできる。
【0003】
しかし、デジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラにより現出する映像は、二次元平面の映像であり、多角度の観察は行えず、また、平面映像は明晰な被写界深度(被写界深度とは、我々のピント合わせ完成後に、景色がフィルム上で完全に明晰である距離範囲であり、すなわち、焦点前後の明晰な範囲である。これにより被写界深度はある距離であり、この距離内の物体はいずれも明晰である。)の表現が行えず、特に、撮影する物体が比較的大きな前後の距離範囲を有する時、前後不一致の状況を更に容易に形成する。
【0004】
これにより、上述の欠点を解決するため、業者によっては、複数のレンズを通して物体映像をキャプチャし、立体成像の技術を組合せ、デジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラに立体映像を即時表示させている。
【0005】
複数のレンズにより物体の映像を取得し、左眼と右眼の視覚上の視差に合わせる。いわゆる両眼視差とは鑑賞者の左眼と右眼の水平方向の約6.5cmの移動であり、ゆえに物体を観る時、物体を観る角度がやや異なり、このため、受け取る映像内容にもやや違いがあるため、複数のレンズ(少なくとも二つ)により左眼と右眼による受け取る映像をシミュレートするのである。
【0006】
映像を受信後、立体成像の技術を通して、デジタル信号をディスプレイを通して左眼と右眼の受け取る画像にそれぞれ変換する。
【0007】
現行の裸眼で観ることのできる立体映像表示方法は、レンチキュラーシート(lenticular sheet)、視差バリア法(parallax barrier method)、ダブル視差バリア法、或いはスリットソース法(slit source method)の方式により実現される。
【0008】
視差バリア法は、両眼の視差を利用して立体感を発生するもので、取得する二つの異なる角度の映像を、それぞれ等距離に分割して垂直ストリップ状となし、その後、インタレースの方式を利用して左右映像を交錯させて融合させ、融合イメージの偶数部分は右映像で、奇数部分は左映像である。しかし、立体の効果を達成するためには、さらに垂直のスリットとバリアが交互に配置された光回折素子を融合図形の上に置き、スリットとバリアの幅と左右映像の切断の幅は一致するものとし、並びにバリアの遮蔽作用を利用して、左眼と右眼がそれぞれ左右の映像を観るように制限し、両眼の観る映像に差異を発生させて立体の感覚を有するようにする。注意すべきことは、バリアストリップと融合イメージの間には一定の距離が必要で、それによって左眼と右眼がそれぞれ交錯した映像を観ることができて、必要な立体感を発生することができることである。
【0009】
特許文献1において、立体画像撮影に用いられる装置が提供され、被写体との間の距離を検出して、立体映像合成調整の根拠としている。しかし、撮影する立体映像は直接カメラ上で表示することはできず、外部の立体映像装置により表示される。
【0010】
特許文献2において、一種の反射式立体カメラが開示され、それはプリズムの組合せを通して、撮影者がカメラのビューウインドウ中で立体映像を観ることができる。この特許の表示する立体映像は使用者に撮影時に、良好な視野角或いは距離を得られるようにするもので、立体映像を撮影後に現出させることはできない。
【0011】
特許文献3は、複数のレンズを具えたカメラを提供し、撮影時に、複数のレンズの変換により、被写体の立体映像を取得する。
【0012】
特許文献4は、立体カメラを提供し、それは二つの撮像装置を有し、且つレンズの距離と角度を調整することにより、人の顔部を画面の中央に維持できる。
【0013】
特許文献5、6、7等は、一種のデジタルカメラを提供し、それは少なくとも二つの撮影レンズを具え、これらの撮影レンズの間の画面は少数のオーバラップ領域を有し、撮像完了後、映像処理ソフト或いは映像回路を通して、取得した映像を合成して左眼映像と右眼映像となし、肉眼で液晶パネル上で観察すると、一つの立体映像に見える。
【0014】
しかし、それは立体映像を表示できるものの、立体映像と使用者の間のインタラクティブ技術がない。言い換えると、使用者が立体映像を観察する時、外部のキーボード、マウス等の入力装置を通して映像の外観或いは角度の変換を行わねばならず、このためリアルタイム立体映像表示の効果を喪失してしまう。
【0015】
さらに、上述の特許はその立体映像表示時に、表示時の映像を変化させることができない。言い換えると、これらの特許は僅かに立体映像を表示できるだけであり、立体映像を保存後には、平面映像の方式で表示することはできず、このため使用者は立体映像を平面出力(写真現像、印刷等)した後の結果を知ることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0016】
【特許文献1】米国特許公告第5832325号
【特許文献2】米国特許公告第5715489号
【特許文献3】米国特許公開第20080239135号
【特許文献4】米国特許公開第20080239064号
【特許文献5】米国特許公開第20080158346号
【特許文献6】米国特許公開第20080152214号
【特許文献7】米国特許公開第20080151044号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
以上の周知の技術の要求を鑑み、本発明者は研究に精進し、並びにこの分野における長年の経験に基づき、一種の斬新な立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供するものである。
【0018】
本発明の第1の目的は、立体映像を表示できる立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0019】
本発明の第2の目的は、物体の立体画像をキャプチャする立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0020】
本発明の第3の目的は、タッチコントロール時に立体映像がタッチコントロール動作に伴い変化する立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0021】
本発明の第4の目的は、立体映像と平面映像の表示切換えが行える立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0022】
本発明の第5の目的は、物体映像を追跡可能な立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0023】
本発明の第6の目的は、立体映像を表示可能な立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0024】
本発明の第7の目的は、物体の立体画像をキャプチャする立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0025】
本発明の第8の目的は、タッチコントロール時に立体映像がタッチコントロール動作に伴い変化する立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0026】
本発明の第9の目的は、立体映像と平面映像の表示切換えが行える立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【0027】
本発明の第10の目的は、物体映像を追跡可能な立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0028】
上述の目的を達成するため、本発明の「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」は、映像キャプチャモジュール、中央処理装置、及びタッチコントロール式表示モジュールを包含し、該映像キャプチャモジュールに複数の映像キャプチャユニットが設けられ、それは物体の複数の外部映像をキャプチャし、並びに中央処理装置に伝送し、該中央処理装置は該外部映像に基づき、該物体の立体映像を生成する。
【0029】
該タッチコントロール式表示モジュールにはタッチパネル、立体成像変換ボードと、液晶パネルと動作検出ユニットを包含し、上述の該立体映像は該中央処理装置内の立体映像合成ユニットで整合された後に、該タッチコントロール式表示モジュールに伝送され、該液晶パネルが該立体映像を表示する。
【0030】
該立体成像変換ボードは該液晶パネル上に設置され、これにより、該立体映像は該立体成像変換ボードにより多重映像に変換され、該多重映像は肉眼で見ると一つの立体映像として認識される。
タッチコントロール手段が該タッチコントロール式表示モジュールにおいてタッチコントロールを実行する時、該タッチパネルは該タッチコントロール手段の第1動作軌跡を計算し、該中央処理装置が該第1動作軌跡の変化を記録し、該タッチパネルが表示する立体映像に、該第1動作軌跡に伴い対応する変化を発生させる。
【0031】
タッチコントロール手段でタッチコントロールする時には、該タッチパネルに接触する必要はなく、直接該動作検出ユニットが該タッチコントロール手段の第2動作軌跡を記録し、該中央処理装置を通して第2動作軌跡の変化を記録し、該液晶パネルが表示する立体映像に該第2動作軌跡に伴い対応する変化を発生させる。
【0032】
さらに、映像キャプチャ時に、これら映像キャプチャユニットは該物体を画面中央に維持することができ、該映像キャプチャモジュールにこれら映像キャプチャユニットを制御できる映像追跡ユニットが設けられる。
【0033】
及び、該タッチコントロール式表示モジュールに映像切換えユニットが設けられ、それが該中央処理装置、該立体成像変換ボードと電気的に接続され、該液晶パネルが該立体映像を発生し、且つ該立体映像が該立体成像変換ボードを通る時、該映像切換えユニットにより該立体成像変換ボードのモードが選択され、立体或いは平面映像が表示される。
【発明の効果】
【0034】
本発明のデジタル映像キャプチャ装置は、映像キャプチャモジュール、中央処理装置及びタッチコントロール式表示モジュールを包含する。中央処理装置は立体映像をタッチコントロール式表示モジュールに送り、タッチコントロール式表示モジュールは立体映像を多重映像に変換し、この多重映像を肉眼で見ると立体映像となり、またタッチコントロール手段をタッチコントロール式表示モジュール上で操作する時は(非)接触式タッチコントロールとされ、タッチコントロール式表示モジュールが第1(2)動作軌跡を発生し、すなわち、該タッチコントロール式表示モジュールの立体映像が第1或いは第2動作軌跡により即時変化し、仮想の立体映像タッチコントロールのインタラクティブ効果を達成する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の好ましい実施例のブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施例の立体図(一)である。
【図3】本発明の好ましい実施例の立体図(二)である。
【図4】本発明の好ましい実施例の側面断面図である。
【図5】本発明の好ましい実施例のフローチャート(一)である。
【図6】本発明の好ましい実施例の動作表示図(一)である。
【図7】本発明の好ましい実施例のフローチャート(二)である。
【図8】本発明の好ましい実施例のフローチャート(三)である。
【図9】本発明の好ましい実施例の動作表示図(二)である。
【図10】本発明の好ましい実施例の映像切換え説明表示図(一)である。
【図11】本発明の好ましい実施例の映像切換え説明表示図(二)である。
【図12】本発明の好ましい実施例の映像切換え説明表示図(三)である。
【図13】本発明の好ましい実施例の映像切換え説明表示図(四)である。
【図14】本発明の別の好ましい実施例の正面図(一)である。
【図15】本発明の別の好ましい実施例の正面図(二)である。
【図16】本発明のまた別の好ましい実施例のブロック図(一)である。
【図17】本発明のまた別の好ましい実施例の側面断面図である。
【図18】本発明のまた別の好ましい実施例のブロック図(二)である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
図1、2、3、4を参照されたい。これらは本発明の好ましい実施例のブロック図、立体図一、立体図二、側面断面図である。図示されるように、本発明の「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」は、デジタル映像キャプチャ装置1を具え、それは、映像キャプチャモジュール2、中央処理装置3、タッチコントロール式表示モジュール4で構成され、且つ該映像キャプチャモジュール2は該デジタル映像キャプチャ装置1の第1表面11に設置され、該タッチコントロール式表示モジュール4は該デジタル映像キャプチャ装置1の第2表面12に設置される。
【0037】
該映像キャプチャモジュール2は複数の映像キャプチャユニット21を具え、それは物体の複数の外部映像を取得するか、或いは近距離内の物体外観をキャプチャしてキャプチャする映像が充分な立体効果を得られるようにし、該映像キャプチャモジュール2には三つ、四つ或いは更に多くの映像キャプチャユニット21を設置可能である。一般には、これら映像キャプチャユニット21は電荷結合素子(CCD)或いは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサで構成した感光素子とされ、直接これら外部映像を生成可能で、且つこれら映像キャプチャユニット21がCCDとされる時、その特性により、少なくとも線形CCD、インターライントランスファCCD、フルフレームCCD、或いはフレームトランスファCCDのいずれかを少なくとも包含する。
【0038】
さらに、該映像キャプチャモジュール2のこれら映像キャプチャユニット21の該第1表面11における設置位置は、水平並列配置、角部配置、側辺配置或いは偶数並列配置のいずれかとされる。
【0039】
該中央処理装置3と後述の該タッチコントロール式表示モジュール4の各ユニットは電気的に接続され、該中央処理装置3は該外部映像を受け取り、該外部映像を合成して一つの立体映像となし、及び、後述の第1動作軌跡或いは第2動作軌跡を受信し、該立体映像の動作軌跡により発生する変化を計算する。
【0040】
例えば、該立体映像が三角錐体を表示し、且つ尖端部分が使用者の肉眼直視方向を向いている時、該第1動作軌跡或いは第2動作軌跡が上から下であると、該三角錐体はそれに伴い回転し、底部の平坦面を使用者の肉眼直視方向に対向させる。この部分の記述は該立体映像とこれら動作軌跡間のインタラクティブ関係について例示して説明するためのもので、その他の任意の角度の回転、拡大動作、水平或いは垂直の移動等もまた、本発明の保護範囲に属する。
【0041】
さらに、該中央処理装置3には立体映像合成ユニット31が設けられ、それはこれら映像キャプチャユニット21にそれぞれ電気的に接続されて、これら映像キャプチャユニット21の伝送するこれら外部映像を受け取り、並びに立体映像を合成し、また、該立体映像合成ユニット31が該立体映像を生成する時は、視差バリア法(parallax barrier method)、ダブル視差バリア法、或いはスリットソース法(slit source method)の方式により実行する。このほか、該立体映像合成ユニット31は実際に実施される時、該中央処理装置3と電気的に接続された集積回路の形式とされるか、或いは該中央処理装置3により読み取られ並びに演算されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子及びパッシブ素子で構成された電子回路形式とされる。
【0042】
タッチコントロール式表示モジュール4は、タッチパネル41、液晶パネル43、立体成像変換ボード42、複数の動作検出ユニット44及び映像切換えユニット45を包含する。
【0043】
該タッチパネル41は該中央処理装置3と電気的に接続されて、該タッチコントロール手段のタッチコントロール時の第1動作軌跡を記録し且つ該タッチコントロール手段はタッチコントロール時に、直接がタッチパネル41の表面に接触し、これは接触式タッチコントロールと称し、また、該タッチパネル41は一般には、抵抗膜式タッチパネル、静電容量式タッチパネル、赤外線式タッチパネル、光学式タッチパネル或いは超音波式タッチパネルのいずれかとされる。どの形式のタッチパネル41であっても、該タッチコントロール手段が接触する時、該第1動作軌跡は単一方向の動作以外に、多方向の動作とされ得て、手指のタッチコントロールを例とすると、人指し指と親指が同時に該タッチパネル41に接触すると、該タッチパネル41は二つの接触点を検出し、並びに二つの接触点の移動方向を記録し、該接触点の移動方向は同じ方向或いは異なる方向とされ得る。
【0044】
これら動作検出ユニット44は中央処理装置3と電気的に接続され、該タッチコントロール手段のタッチコントロール時の第2動作軌跡を記録し、該タッチコントロール手段のタッチコントロール時には、該タッチパネル41の表面に接触できず、これは非接触式タッチコントロールと称される。一般には、これら動作検出ユニット44は電荷結合素子(CCD)とされ得るほか、その他の、例えば、赤外線センサ或いは超音波センサとされ得て、赤外線或いは超音波等を利用して該タッチコントロール手段の異なる表面の外観検出信号をキャプチャする。このほか、本発明のいわゆるタッチコントロール手段は、実際の応用においては、人の手指、タッチコントロール専用のスタイラスペン或いは一般にタッチコントロールに用いられる物品とされ、これらはいずれも本発明の該タッチコントロール手段の範疇にある。
【0045】
該液晶パネル43は該中央処理装置3と電気的に接続され、該中央処理装置3の伝送する該立体映像を受信し並びに表示し、該液晶パネル43はねじれネマティック型(TN)パネル、垂直配向(VA)パネル、マルチドメイン垂直配向(MVA)パネル、パターン化垂直配向(Patterned Vertical Alignment;PVA)パネル、IPS(In−Plane Switching)パネル、CPA(Continuous Pinwheel Alignment)パネル、OCB(Optical Compenesated Bend)パネル、有機発光ダイオード(OLED)パネル、アクティブマトリクス型有機発光ダイオード(AMOLED)パネル、パッシブマトリクス型有機発光ダイオード(PMOLED)パネル、真空蛍光ディスプレイ(VFD)パネル、プラズマディスプレイパネル(PDP)、表面伝導型電子放出(SED)ディスプレイ或いは電界放出ディスプレイ(FED)或いは電子ペーパーのいずれかとされる。
【0046】
該立体成像変換ボード42は該タッチパネル41と該液晶パネル43の間に設けられ、該液晶パネル43が立体映像を発生した後、該立体成像変換ボード42により受け取られ、該立体映像が多重映像に変換され、該立体映像は人の肉眼で観る映像の特性により、左眼と右眼それぞれが受信する映像に区分されて肉眼の視差で見た後に、該立体映像として認識され、該立体成像変換ボード42は光回折素子(light grating)構造とされるか複眼レンズパネルとされ、該液晶パネル43の発生した該立体映像を該多重映像に分ける。
【0047】
該映像切換えユニット45は該中央処理装置3、該立体成像変換ボード42にそれぞれ電気的に接続され、該立体成像変換ボード42を制御して該液晶パネル43が表示する該立体映像の平面と立体の変換を行う。さらに、該映像切換えユニット45は該中央処理装置3と電気的に接続された集積回路形式とされるか、或いは該中央処理装置3内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置3により読み取られ並びに演算されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子及びパッシブ素子で構成された電子回路形式とされる。
【0048】
図1、5、6は本発明の実施例のブロック図、フローチャート(一)、動作表示図(一)である。図示されるように、本発明の「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」は以下の方式で立体成像を実行する。
(100)該中央処理装置が該立体映像を該タッチコントロール式表示モジュールに伝送する。
上述のステップを実行する時、該中央処理装置3が所定の立体映像を該タッチコントロール式表示モジュール4に伝送し、該立体映像は保存媒体内に予め保存され、たとえば該デジタル映像キャプチャ装置1内部に設けられた保存媒体に保存され、該保存媒体はメモリ、メモリカード、ハードディスク、光ディスクとされ得る。
或いは、該立体映像は該映像キャプチャモジュール2により該物体5の複数の外部映像がキャプチャされ、該立体映像合成ユニット31によりこれら外部映像が合成されて該立体映像7とされる。
(101)該タッチコントロール式表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示する。
(102)該立体映像が該タッチコントロール式表示モジュールの該立体成像変換ボードを通過する。
(103)該立体成像変換ボードが該立体映像を多重映像に変換する。
(104)該多重映像が肉眼でみられると、該立体映像となる。
【0049】
上述のステップが実行される時、タッチコントロール式表示モジュール4の該液晶パネル43が該中央処理装置3の伝送した該立体映像7(液晶パネルの画像表示原理については公開され且つ何年にも渡り実施されている技術であり、並びに本発明の訴求ではないため、詳しくは説明しない)を表示し、同時に、該立体成像変換ボード42が該液晶パネル43の上方に重ねて設けられ、これにより該液晶パネル43により表示される該立体映像7が該立体成像変換ボード42により多重映像に変換され、該立体映像7が肉眼6が受信する映像の特性により、左眼と右眼がそれぞれ受信する映像に区分され、肉眼6の視差により受信された後に該立体映像7とされる。
【0050】
図1、7、9は本発明の好ましい実施例のブロック図、フローチャート(二)、及び動作表示図(二)である。図示されるように、本発明の「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」は、以下のステップにより立体成像のタッチコントロール動作を実行する。
(200)タッチコントロール式表示モジュールの液晶パネルが立体映像を表示する。
このステップの実行過程は前述のフローチャート(一)の記述のとおりであるため、詳しく説明しない。
(201)該タッチコントロール手段が該タッチコントロール式表示モジュールの該タッチパネルにおいてタッチコントロール動作を実行する。
このステップを実行する時、該タッチコントロール手段8は直接該タッチコントロール式表示モジュール4の該タッチパネル41に接触し、並びに直接該タッチパネル41の表面上でタッチコントロール動作を実行し、すなわち、接触式タッチコントロールを実行する。
(202)該タッチパネルが該タッチコントロール手段の第1動作軌跡を記録する。
(203)該第1動作軌跡が該中央処理装置を通して該液晶パネルに伝送される。
このステップが実行される時、該タッチパネル41は該タッチコントロール手段8移動時の該第1動作軌跡、例えば単一方向移動、複数方向移動、線形移動或いは非線形移動等を記録し、並びに座標演算等の計算動作により軌跡の移動量を計算する。
(204)該液晶パネルは該第1動作軌跡により表示中の該立体映像に対応する変化を発生させる。
【0051】
上述のステップを実行する時、該中央処理装置3は該第1動作軌跡を受信した後、該第1動作軌跡に所定の動作を組合せ、該立体映像7に該第1動作軌跡により対応する変化を発生させ、タッチコントロール式表示モジュール4が表示する該立体映像7にそれに伴う動作を発生させ、例えば、動作軌跡が上から下であれば、該立体映像を上から下に回転させ、或いは動作軌跡が二つの接触点の距離の漸増であれば、該立体映像7を拡大させる等の動作を発生させる。また、該立体成像変換ボード42により該立体映像7を多重映像に分け、すなわち左眼のみが受信する映像と右眼のみが受信する映像とに区分し、左眼と右眼がそれぞれ専属の映像を受信後に、脳内で立体映像の即時動作効果を発生する。
【0052】
図1、8、9は本発明の好ましい実施例のブロック図、フローチャート(三)、及び動作表示図(二)である。図示されるように、本発明の「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」は、以下のステップで立体成像のタッチコントロール動作を実行する。
(300)該タッチコントロール式表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示する。
上述のステップの実行過程は前述のフローチャート(一)と同様であるため、詳しく説明しない。
(301)該タッチコントロール手段が該タッチコントロール式表示モジュールの該タッチパネルにおいてタッチコントロール動作を実行する。
上述のステップを実行する時、該タッチコントロール手段8は該タッチコントロール式表示モジュール4の該タッチパネル41の上方で動作を実行し、すなわち空中操作を行ない、並びに該タッチパネル41に接触せず、すなわち非接触式タッチコントロールを行う。
(302)該動作検出ユニットが該タッチコントロール手段の該第2動作軌跡を記録する。
(303)該第2動作軌跡が該中央処理装置を通して該液晶パネルに伝送される。
上述のステップが実行される時、該動作検出ユニット44が該タッチコントロール手段8の移動時の該第2動作軌跡、例えば単一方向移動、複数方向移動、線形移動、非線形移動等を記録し、並びに座標演算等により動作軌跡の移動量を計算し、空間で言うと、X、Y、Zの三次元空間での移動量を計算する。
(304)該液晶パネルが該第2動作軌跡により表示中の該立体映像に対応する変化を発生させる。
【0053】
上述のステップを実行する時、該中央処理装置3は該第2動作軌跡を受け取った後、該第2動作軌跡に所定の動作を組合せ、該立体映像7に該第2動作軌跡により対応する変化を発生させ、該液晶パネル43が表示する該立体映像7にそれに伴う動作を発生させ、また、該立体成像変換ボード42により該立体映像7を多重映像に分け、左眼と右眼がそれぞれ受信後に、脳内で立体映像の即時動作効果を発生する。
【0054】
図1、10、11、12、13は本発明の好ましい実施例のブロック図、映像切換え説明図(一)から(四)である。図示されるように、使用者が液晶パネル43を通して映像を表示する時、該映像切換えユニット45を通して立体映像と平面映像の表示切換えを行うことができる。一般には、平面映像を表示する時、該映像切換えユニット45が電気信号を発生し、該立体成像変換ボード42内部の構造を同一方向に分極し、該液晶パネル43の発生する映像が多重映像に分けられないようにし、一般に既存の液晶パネルと同様の表示画面を保持する。
【0055】
立体映像表示を実行したい時は、該映像切換えユニット45が電気信号を発生し、該立体成像変換ボード42内部の構造を分極して規律的に且つ異なる方向となし、すなわち該液晶パネル43の発生する映像を多重映像に分ける。上述の立体映像と平面映像の切換え方式は、図10、11のようにアクティブレンズの方式により実現されるほか、図12、13のように、液晶バリア(LC Barrier)の方式で実現可能であり、また、レンチキュラーレンズ(Lenticular Lens)構造或いは液晶レンズ構造によっても実現可能で、いずれも立体映像と平面映像変換の機能を達成できる。
【0056】
図1、14、15は本発明の実施例のブロック図、本発明の別の実施例の正面図(一)及び(二)である。図14、15に示される実施例は前述の図1の実施例と比較すると、その異なる点は、該映像キャプチャモジュール2のこれら映像キャプチャユニット21の設置時に、図1のように、該デジタル映像キャプチャ装置1の第1表面11に水平並列方式で配置されるほか、該第1表面11の四つの角部に設置されるか、或いは四つ或いは五つ或いはそれより多くの映像キャプチャユニット21が該第1表面に設置される。
【0057】
上述の方式により、該映像キャプチャモジュール2が外部映像を取得する時、異なる物体角度に対する被写界深度に対して、更に良好な映像品質を取得して、前述の立体映像合成後に、該立体映像に更に立体感を具備させることができる。
【0058】
図1、16、17は本発明の好ましい実施例のブロック図、本発明の別の実施例のブロック図及び側面断面図である。図示されるように、図16、17の実施例の提供する「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」の図1の実施例との異なる点は、そのタッチコントロール式表示モジュール4が直接一つの表示モジュールとして設けられ、すなわち、この表示モジュールには僅かに該液晶パネル43が設けられ、該立体成像変換ボード42と該映像切換えユニット45は僅かに立体映像表示用とされ、これにより、本実施例中で述べる該立体成像変換ボード42は、その構造上は立体と平面映像の変換の機能を有しておらず、単純な光回折素子構造或いは複眼レンズパネル等とされ得る。
【0059】
これにより、本実施例の立体成像実行時、そのステップは完全に前述の図5のステップと同じであり、僅かに該タッチコントロール式表示モジュール4が該表示モジュールに置換されればよく、改修後のステップは以下のとおりである。(過程の細部は同じであるため詳しくは説明しない。)
該中央処理装置が該立体映像を該表示モジュールに伝送する。
該表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示する。
該立体映像が該表示モジュールの該立体成像変換ボードを通過する。
該立体成像変換ボードが該立体映像を該多重映像に変換する。
該多重映像が肉眼で受信された後に該立体映像となる。
【0060】
図1、18を参照されたい。これらは本発明の好ましい実施例のブロック図、別の好ましい実施例のブロック図(二)である。図示されるように、本実施例を前述の図1と比較すると、その異なるところは、該映像キャプチャモジュール2には映像追跡ユニット22が設けられ、それはこれら映像キャプチャユニット21の物体の位置の追跡を制御し、撮影時に、これら映像キャプチャユニット21が自動的に物体の位置を追跡し、例えば顔部の追跡或いは物体定位を行えるようにする。該映像追跡ユニット22はこれら映像キャプチャモジュール2の動作を制御する時、圧電アクチュエータ、圧電モータ、超音波モータ、エレクレット、或いは関連小型化アクチュエータのいずれかとされ、これらのマイクロ化アクチュータによりこれら映像キャプチャユニット21の発生する転向移動、前後移動等の動作を制御し、顔部追跡或いは物体定位等の機能を達成する。或いは、該映像追跡ユニット22はファームウエア或いはソフトウエアの方式を採用できるほか、直接撮影過程中に、被写体の位置をリアルタイムで計算し、例えば被写体とフレーム境界の距離を計算するか、各映像キャプチャユニット21と被写体の距離等を計算することで、同様に、顔部追跡或いは物体定位等の機能を達成でき、ハードウエア、ファームウエア或いはソフトウエアの形態の顔部追跡或いは物体定位等はすでに長年にわたり公開され実行されてきた技術であり、並びに本発明の訴求ではないので、詳しく説明しない。
【0061】
さらに、該映像追跡ユニット22はこれら映像キャプチャユニット21と電気的に接続された集積回路形式とされるか、これら映像キャプチャユニット21に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置3の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされ得る。
【0062】
以上に述べたことは、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、この技術に習熟する者が、本発明の精神と範囲内でなし得る均等の変化と修飾はいずれも本発明の特許請求の範囲内に属する。
【0063】
総合すると、本発明の「立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置」は特許の発明性、及び産業上の利用価値を有している。
【符号の説明】
【0064】
1 デジタル映像キャプチャ装置
11 第1表面
12 第2表面
21 映像キャプチャユニット
22 映像追跡ユニット
3 中央処理装置
31 立体映像合成ユニット
4 タッチコントロール式表示モジュール
41 タッチパネル
42 立体成像変換ボード
43 液晶パネル
44 動作検出ユニット
45 映像切換えユニット
5 物体
6 肉眼
7 立体映像
8 タッチコントロール手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタル映像キャプチャ装置を具え、物体に対して映像をキャプチャし、タッチコントロール手段によるタッチコントロールに供される立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該デジタル映像キャプチャ装置は、
物体の複数の外部映像をキャプチャするための複数の映像キャプチャユニットを具えた、映像キャプチャモジュールと、
タッチパネル、液晶パネル、立体成像変換ボード、及び映像切換えユニットを包含するタッチコントロール式表示モジュールであって、
該タッチパネルは該タッチコントロール手段の第1動作軌跡を記録するのに用いられ、 該液晶パネルは立体映像を表示するのに用いられ、
該立体成像変換ボードは該立体映像を多重映像に変換し、該多重映像は肉眼で見ると該立体映像となり、
該映像切換えユニットは該立体成像変換ボードと電気的に接続されて、該立体成像変換ボードを制御し、該液晶パネルが表示する立体映像の平面と立体の変換を行なう、
上記タッチコントロール式表示モジュールと、
中央処理装置であって、該映像キャプチャモジュールのこれら映像キャプチャユニット、該タッチコントロール式表示モジュールの該タッチパネル、該液晶パネル、該立体成像変換ボード、及び該映像切換えユニットと電気的に接続され、該外部映像を合成して該立体映像となし並びに該液晶パネルに伝送し表示し、及び、該中央処理装置が該第1動作軌跡を受信し、これら動作軌跡により該液晶パネルの表示する該立体映像のリアルタイム動作を表示させる、上記中央処理装置と、
を包含したことを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項2】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、これら映像キャプチャユニットは、電荷結合素子(CCD)或いは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)で構成した感光素子のいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項3】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像キャプチャモジュールに映像追跡ユニットが設けられ、該映像追跡ユニットはこれら映像キャプチャユニットが物体の位置を追跡するのを制御することを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項4】
請求項3記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像追跡ユニットは該映像キャプチャユニットと電気的に接続された集積回路とされるか、該映像キャプチャユニット内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項5】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該タッチパネルは抵抗膜式タッチパネル、静電容量式タッチパネル、赤外線式タッチパネル、光学式タッチパネル或いは超音波式タッチパネルのいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項6】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体成像変換ボードは光回折素子構造或いは複眼レンズパネルのいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項7】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該多重映像は少なくとも左眼映像と右眼映像とに区分されることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項8】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該中央処理装置にはこれら外部映像を合成して該立体映像となす立体映像合成ユニットが設けられたことを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項9】
請求項8記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像合成ユニットは該立体映像の合成時に、視差バリア法(parallax barrier method)、ダブル視差バリア法、或いはスリットソース法(slit source method)のいずれかを使用することを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項10】
請求項8記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像合成ユニットは該中央処理装置と電気的に接続された集積回路とされるか、該中央処理装置内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項11】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該タッチコントロール式表示モジュールの該タッチパネルは該立体成像変換ボードの上に重ねて設けられ、該立体成像変換ボードは該液晶パネルの上に重ねて設けられ、該液晶パネルが表示する該立体映像が該立体成像変換ボードを通過することを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項12】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該液晶パネルはねじれネマティック型(TN)パネル、垂直配向(VA)パネル、マルチドメイン垂直配向(MVA)パネル、パターン化垂直配向(Patterned Vertical Alignment;PVA)パネル、IPS(In−Plane Switching)パネル、CPA(Continuous Pinwheel Alignment)パネル、OCB(Optical Compenesated Bend)パネル、有機発光ダイオード(OLED)パネル、アクティブマトリクス型有機発光ダイオード(AMOLED)パネル、パッシブマトリクス型有機発光ダイオード(PMOLED)パネルのいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項13】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該第1動作軌跡は該タッチコントロール手段が該タッチパネルに接触する接触式動作軌跡とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項14】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該タッチコントロール式表示モジュールに複数の動作検出ユニットが設けられ、これら動作検出ユニットは該タッチコントロール手段がタッチコントロールする時の第2動作軌跡を記録するのに用いられることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項15】
請求項14記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該第2動作軌跡は該タッチコントロール手段が該タッチパネルに非接触の非接触式動作軌跡とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項16】
請求項14記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、これら動作検出ユニットは、電荷結合素子(CCD)或いは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)で構成した感光素子のいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項17】
請求項14記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、これら動作検出ユニットは、赤外線センサとされ、それは該タッチコントロール手段物体の異なる表面の外観検出信号を発生し、該中央処理装置がそれを合成して第2動作軌跡となすことを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項18】
請求項14記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、これら動作検出ユニットは、超音波センサとされ、それは該タッチコントロール手段物体の異なる表面の外観検出信号を発生し、該中央処理装置がそれを合成して第2動作軌跡となすことを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項19】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像キャプチャモジュールは該デジタル映像キャプチャ装置の第1表面に設置され、該タッチコントロール式表示モジュールは該デジタル映像キャプチャ装置の第2表面に設置されたことを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項20】
請求項19記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像キャプチャモジュールの該映像キャプチャユニットの該第1表面における設置位置は、水平配置、垂直配列、角部配置、側辺配置或いは偶数並列配置のいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項21】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該デジタル映像キャプチャ装置はデジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項22】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像切換えユニットの制御する該立体成像変換ボードはアクティブレンズ、レンチキュラーレンズ(Lenticular Lens)構造、液晶レンズ構造、或いは液晶バリア(LC Barrier)構造のいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項23】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像切換えユニットは該中央処理装置と電気的に接続された集積回路とされるか、該中央処理装置内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項24】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該タッチコントロール式表示モジュールは以下の方式、すなわち、
該中央処理装置が該立体映像を該タッチコントロール式表示モジュールに伝送し、
該タッチコントロール式表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示し、
該立体映像が該タッチコントロール式表示モジュールの該立体成像変換ボードを通過し、
該立体成像変換ボードが該立体映像を該多重映像に変換し、
該多重映像が肉眼で見ると該立体映像となる、
以上の方式により、立体成像することを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項25】
請求項24記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像は該映像キャプチャモジュールが該物体の複数の外部映像をキャプチャし、該中央処理装置により合成されて該立体映像とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項26】
請求項24記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像は予め該デジタル映像キャプチャ装置内部に保存されることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項27】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該デジタル映像キャプチャ装置は以下のステップ、すなわち、
該タッチコントロール式表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示し、
該タッチコントロール手段が該タッチコントロール式表示モジュールの該タッチパネルにおいてタッチコントロール動作を実行し、
該タッチパネルが該タッチコントロール手段の第1動作軌跡を記録し、
該第1動作軌跡が該中央処理装置を通して該液晶パネルに伝送され、
該液晶パネルが該第1動作軌跡により表示中の該立体映像に対応する変化を発生させる、
以上のステップにより、立体成像のタッチコントロール動作を実行することを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項28】
請求項27記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該第1動作軌跡は該タッチコントロール手段が該タッチパネルに接触する接触式動作軌跡とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項29】
請求項14記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該タッチコントロール式表示モジュールは以下のステップ、すなわち、
該タッチコントロール式表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示し、
該タッチコントロール手段が該タッチコントロール式表示モジュールの該タッチパネルにおいてタッチコントロール動作を実行し、
該動作検出ユニットが該タッチコントロール手段の該第2動作軌跡を記録し、
該第2動作軌跡が該中央処理装置を通して該液晶パネルに伝送され、
該液晶パネルが該第2動作軌跡により表示中の該立体映像に対応する変化を発生させ、 以上のステップにより立体成像のタッチコントロールを実行することを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項30】
請求項29記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該第2動作軌跡は該タッチコントロール手段が該タッチパネルに非接触の非接触式動作軌跡とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項31】
請求項1記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像キャプチャモジュールは映像追跡ユニットを具え、該映像追跡ユニットはこれら映像キャプチャユニットを制御して物体の位置を追跡するのに用いられることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項32】
請求項31記載の立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像追跡ユニットはこれら映像キャプチャユニットと電気的に接続された集積回路とされるか、或いは該映像キャプチャユニット内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされることを特徴とする、立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項33】
デジタル映像キャプチャ装置を具え、物体に対して映像をキャプチャする立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該デジタル映像キャプチャ装置は、
物体の複数の外部映像をキャプチャするための少なくとも四つの水平に配列された映像キャプチャユニットを具えた、映像キャプチャモジュールと、
液晶パネル、立体成像変換ボード、及び映像切換えユニットを包含する表示モジュールであって、
該液晶パネルは立体映像を表示するのに用いられ、
該立体成像変換ボードは該立体映像を多重映像に変換し、該多重映像は肉眼で見ると該立体映像となり、
該映像切換えユニットは該立体成像変換ボードと電気的に接続されて、該立体成像変換ボードを制御し、該液晶パネルが表示する立体映像の平面と立体の変換を行なう、
上記表示モジュールと、
中央処理装置であって、該映像キャプチャモジュールのこれら映像キャプチャユニット、該表示モジュールの該液晶パネル、該立体成像変換ボード、及び該映像切換えユニットと電気的に接続され、該外部映像を合成して該立体映像となし並びに該液晶パネルに伝送し表示するのに用いられる、上記中央処理装置と、
を包含したことを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項34】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、これら映像キャプチャユニットが、電荷結合素子(CCD)或いは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)で構成した感光素子のいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項35】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体成像変換ボードが光回折素子或いは複眼レンズパネルのいずれかとされたことを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項36】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該多重映像が少なくとも左眼映像或いは右眼映像に区分されることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項37】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該中央処理装置にこれら外部映像を合成して該立体映像となす立体映像合成ユニットが設けられたことを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項38】
請求項37記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像合成ユニットは該立体映像の合成時に、視差バリア法(parallax barrier method)、ダブル視差バリア法、或いはスリットソース法(slit source method)のいずれかを使用することを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項39】
請求項37記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像合成ユニットは該中央処理装置と電気的に接続された集積回路とされるか、或いは該中央処理装置内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項40】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該表示モジュールの該立体成像変換ボードは該液晶パネルの上に重ねて設けられて、該液晶パネルが表示する該立体映像が該立体成像変換ボードを通過することを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項41】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該液晶パネルはねじれネマティック型(TN)パネル、垂直配向(VA)パネル、マルチドメイン垂直配向(MVA)パネル、パターン化垂直配向(Patterned Vertical Alignment;PVA)パネル、IPS(In−Plane Switching)パネル、CPA(Continuous Pinwheel Alignment)パネル、OCB(Optical Compenesated Bend)パネル、有機発光ダイオード(OLED)パネル、アクティブマトリクス型有機発光ダイオード(AMOLED)パネル、パッシブマトリクス型有機発光ダイオード(PMOLED)パネルのいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項42】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像キャプチャモジュールは該デジタル映像キャプチャ装置の第1表面に設置され、該表示モジュールは該デジタル映像キャプチャ装置の第2表面に設置されることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項43】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該デジタル映像キャプチャ装置はデジタルカメラ或いはデジタルビデオカメラとされることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項44】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像切換えユニットの制御する該立体成像変換ボードはアクティブレンズ、レンチキュラーレンズ(Lenticular Lens)構造、液晶レンズ構造、或いは液晶バリア(LC Barrier)構造のいずれかとされることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項45】
請求項33記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該映像切換えユニットは該中央処理装置と電気的に接続された集積回路とされるか、或いは該中央処理装置内に記録されたファームウエア形式とされるか、或いは該中央処理装置の読み取りと演算に供されるソフトウエア形式とされるか、或いはアクティブ素子とパッシブ素子で構成された電子回路形式とされることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項46】
請求項31記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該表示モジュールは以下の方式、すなわち、
該中央処理装置が該立体映像を該表示モジュールに伝送し、
該表示モジュールの該液晶パネルが該立体映像を表示し、
該立体映像が該表示モジュールの該立体成像変換ボードを通過し、
該立体成像変換ボードが該立体映像を該多重映像に変換し、
該多重映像が肉眼で見ると該立体映像となる、
以上の方式により、立体成像することを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項47】
請求項46記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像は該映像キャプチャモジュールが該物体の複数の外部映像をキャプチャし、該中央処理装置がそれを合成することにより該立体映像とすることを特徴とする、立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。
【請求項48】
請求項46記載の立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置において、該立体映像は先に該デジタル映像キャプチャ装置内部に保存されることを特徴とする、
立体映像の表示機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2010−263599(P2010−263599A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−205828(P2009−205828)
【出願日】平成21年9月7日(2009.9.7)
【出願人】(507294753)介面光電股▲ふん▼有限公司 (29)
【Fターム(参考)】