説明

第一級アリルアルコールとの新規な反応

本発明は、第一級アリルアルコールを、a)Ag、Au、Ce、Mn、Ni、Ru、Re、ZnおよびCoからなる群から選択される金属、好ましくはAg、を含有する化合物、b)TEMPO(2,2’,6,6’−テトラ−メチルピペリジン−1−オキシル)またはその誘導体のような酸化剤、並びにc)ペルオキソジスルフェート(PDS)、HSO、H、NaOCl、O、KOClおよび空気からなる群から選択される共酸化剤と反応させる方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
ビタミン類およびカロテノイド類の合成は、工業的に極めて重要である。キーとなる中間体に第一級および第三級のアリルアルコールがある。ゲラニオールおよび/またはネロールからのリナロールの製造は、これらの工業的に重要な反応の1つである。イソフィトールの合成法の1つはシトラールから出発し、これを水素化によりネロール/ゲラニオールに変換し、その後、リナロールへと転移させる。リナロール自身は、キャロル反応によりC3伸長されてゲラニルアセトンになる。ゲラニオール/ネロールからリナロールへの変換は、通常、タングステン触媒により触媒される。これらの触媒反応の多くは、低収率および/または低選択性であるという欠点がある。他の可能性として均一な酸の使用があるが、それらは環境問題を引き起こす恐れがある。
【0002】
[発明の概要]
第一級アリルアルコールを、Ag、Au、Ce、Mn、Ni、Ru、Re、ZnおよびCoからなる群から選択される金属、好ましくはAgを含有する化合物、TEMPO(2,2’,6,6’−テトラ−メチルピペリジン−1−オキシル)またはその誘導体のような酸化剤、並びにペルオキソジスルフェート(PDS)、HSO、H、NaOCl、O、KOClおよび空気からなる群から選択される共酸化剤と反応させることにより、そうした状況を改善することができることが今や明らかとなった。
【0003】
国際公開第2005/084800号パンフレットにおいて、ジョンソン・マッセイ(Johnson Matthey)は、ポリマーに坦持させたTEMPO(2,2’,6,6’−テトラ−メチルピペリジン−1−オキシル)を反応させるとオクタノールなどの第一級アルコールが酸化されることを報告した。
【0004】
糖の処理において、類似の反応条件(TEMPO、水相ペルオキソジスルフェート、Ag基触媒)が、J.Catal.2000、194、345−351(ヘルデリッヒ(Hoelderich)ら)に報告されている。
【0005】
類似の酸化条件下では、坦持TEMPOが存在すると、フリーのTEMPOが存在した場合と比較して、第一級アリルアルコールが異なる挙動を示したことが観察できる。
【0006】
意外なことに、ポリマー坦持TEMPO触媒を使用したゲラニオールでは、転化率が70.4%(表1および2、Nr.JE280)で、主要生成物が3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−オール=リナロール(選択率:47.7%)および3,7−ジメチル−6−オクテン−1−オール(選択率:40.6%)であったようである。これらの2つの生成物は、ゲラニオール構造の転位反応により生成したものであろう。
【0007】
酸化系の存在下で、第一級アルコールが主としてアルデヒドまたは酸などの通常の酸化生成物でなく、他の工業的に非常に重要な中間体を生成することは、非常に意外なことであると見なければならない。
【0008】
[発明の概要]
本発明は、第一級アリルアルコールを、Ag、Au、Ce、Mn、Ni、Ru、Re、ZnおよびCoからなる群から選択される金属、好ましくはAgを含有する化合物、TEMPO(2,2’,6,6’−テトラ−メチルピペリジン−1−オキシル)またはその誘導体のような酸化剤、並びにペルオキソジスルフェート(PDS)、HSO、H、NaOCl、O、KOClおよび空気からなる群から選択される共酸化剤と反応させることを含む方法に関する。
【0009】
本方法の好ましい実施形態では、試薬はPDSを含有する。一実施形態では、PDSは0.01〜0.8mol/l、好ましくは0.1〜0.5mol/lで存在する。
【0010】
本方法の好ましい実施形態では、試薬はTEMPOである。類似の酸化条件下では、ポリマー坦持TEMPO(PS−TEMPO)が存在すると、フリーのTEMPOが存在した場合と比較して、第一級アリルアルコールが異なる挙動を示したことが観察できる。以下では、この用語は両種を包含するものとした。
【0011】
本方法の好ましい実施形態では、PS−TEMPOは国際公開第2005/084800号パンフレットに従って合成されたものが使用される。
【0012】
本方法の他の好ましい実施形態では、材料はFLUKAから商業的に入手可能なものが使用され得る。
【0013】
本発明のいくつかの実施例では、好ましくは1〜5g/lのPS−TEMPOが使用された。好ましい実施形態では、触媒坦持量は2〜15mmol/gであった。
【0014】
本発明の他の実施形態では、第一級アリルアルコール1mmol当たりTEMPO量が0.5×10−3mmol〜15×10−3mmolとなる量で、TEMPO種を使用した。
【0015】
本方法の好ましい実施形態では、化合物は、塩、硝酸塩、硫酸塩および炭酸塩などの塩であり、好ましくは塩基性の塩であり、より好ましくは炭酸塩である。
【0016】
本方法の好ましい実施形態では、化合物は担体上の銀塩または銀である。担体上の銀塩または銀の1つの有用な使用量は、第一級アリルアルコール1グラム当たりAg1〜20mgである。
【0017】
本方法の好ましい実施形態では、化合物は、触媒、好ましくは、表面積が50m/g超、好ましくは50〜600m/g、より好ましくは50〜250m/gの不均一触媒である。
【0018】
適切な触媒としては、
Ag−γ−Al
Ag−SiO2
Ag−セライト
が挙げられる。
【0019】
触媒は担体に担持させることができる。本発明で成功裡に使用することができる担体は、Al、SiO、ゼオライト、セライト、ハイドロタルサイト、MS群のメソ多孔性材料(MCM41またはMCM48など)からなる群から選択され、より好ましくはCOアニオンを含有するハイドロタルサイトおよびセライト、特に好ましくはAlから選択され得る。
【0020】
一実施形態では、触媒は、触媒1g当たり金属1〜250mg、好ましくは金属10〜250mg、より好ましくは1g当たり金属10〜150mg、特に好ましくは触媒1g当たり金属50〜100mgの濃度で含まれる。
【0021】
金属をPDSと共に使用するときには、触媒1mg当たりPDS10〜1000mgの量で使用することができる。好ましくは、触媒1mg当たり100〜500mgのPDSが使用される。
【0022】
本方法の好ましい実施形態では、反応は、0℃以上、好ましくは15℃以上、より好ましくは30℃、特に好ましくは60℃以上の温度で行われる。
【0023】
本方法の好ましい実施形態では、反応は、150℃以下、好ましくは120℃以下、より好ましくは100℃以下、特に好ましくは80℃以下の温度で行われる。
【0024】
本方法の好ましい実施形態では、反応は、大気圧を超える、好ましくは2barを超える、より好ましくは3barを超える、特に好ましくは5barを超える圧力で行われる。
【0025】
本方法の好ましい実施形態では、アリルアルコールは、5〜60個のC原子、好ましくは5〜25個のC原子を含み、好ましくはフィトール、デカプレノール、イソデカプレノール、ゲラニオール、ネロール、ファルネソール、ネロリドールおよびソラニソール(solanisol)からなる群から選択される。
【0026】
本方法の好ましい実施形態では、反応は、転位、好ましくは異性化を含む。
【0027】
好ましい実施形態では、溶媒が使用される。好ましい溶媒は水またはトルエンである。他の好ましい実施形態では、水と、トルエン、ジクロロメタン、メタノール、ヘキサン、酢酸、THFおよびイオン性液体の群から選択される1種の溶媒、特に好ましくはトルエンとの混合物が使用される。
【0028】
本発明のさらに他の実施形態では、水と水不溶性有機溶媒との混合物を使用することができる。水不溶性有機溶媒の例としては、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、好ましくはトルエンが挙げられる。
【0029】
本発明の一実施形態では、水の有機溶媒に対する比は少なくとも100:1である。他の実施形態では、比は、100:1以下、好ましくは50:1、より好ましくは20:1、特に好ましくは10:1である。
【0030】
本方法の好ましい実施形態では、反応生成物が分離される。
【0031】
本方法の好ましい実施形態では、反応生成物は、少なくとも1種の第三級アルコールを、反応生成物の重量に対して好ましくは20%超の選択率で、より好ましくは50%超で、特に好ましくは70%超の選択率で含む。
【0032】
本方法の好ましい実施形態では、第三級アルコールの他の反応生成物に対するモル比は、20:80、好ましくは30:70、より好ましくは50:50、特に好ましくは70:30もしくはそれ以上の比率である。
【0033】
本方法の好ましい実施形態では、収率は、遊離体に対して少なくとも5%超、好ましくは10%超、特に好ましくは10〜20%である。
【0034】
本方法の好ましい実施形態では、収率は、遊離体に対して50%以下、好ましくは40%以下、特に好ましくは30%以下である。
【0035】
本方法の好ましい実施形態では、反応生成物は反応してビタミンA、ビタミンE、カロチノイド、ユビキノンまたはフレーバー化合物になる。
【0036】
本方法の好ましい実施形態では、反応生成物は反応してベータカロテンまたはカンタキサンチンになる。
【0037】
本方法の好ましい実施形態では、反応生成物は反応してネロリドールになる。
【0038】
類似の酸化条件下では、坦持TEMPOが存在すると、フリーのTEMPOが存在した場合と比較して、3種のアルコールが異なる挙動を示したことが観察できる。
【0039】
これらの反応に他の触媒系もまた適用された。それはシリカに担持されたイオン性液体中に固定された金属塩から形成された。
【0040】
この反応に使用される他の触媒は、Zn−Ru−Al−ハイドロタルサイトまたはアルミナ上のMnである。これらの触媒は低活性ながら高い選択性を有する。
【0041】
適用可能な他の用途としては、フィトールからイソフィトールへのの異性化、デカプレノールからイソデカプレノールへの異性化、ビタミンAの異性化、ソラニソール(solanisol)の異性化(CoQ10にとって重要)がある。
【0042】
[実施例:]
本発明の実施形態を、以下の実施例によりさらに説明する。
【0043】
[適切な触媒の一般的調製手順]
水に溶解した適切な銀塩に担体材料を加え、この混合物を室温で15時間攪拌した。固体をろ過し、120℃で2時間乾燥させた。その後、得られた固体を500℃で10時間加熱した。オーブンの加熱および冷却速度は10℃/分とした。
【0044】
【表1】

【0045】
この手順の変形として、得られた固体1gをTHF10ml中で攪拌し、4−アセトアミド−TEMPOを0.6g加えた。1時間の間に、その溶液に、10mlのTHFに溶解した5mlのTEOSを滴下し、得られた混合物を60℃で5時間攪拌した。ろ過後、THFを使用し、24時間かけてソックスレー抽出器で固体を抽出した。
【0046】
本発明の他の実施形態では、触媒を以下のように調製した。
【0047】
20mlのHOと10mlの濃縮NHとの溶液に、次の成分:2mlのTEOSおよび5mlのAPTMSを、室温で攪拌しながら加えた。得られた混合物を室温で24時間攪拌した。容器の縁に少量の白色固体残渣が付着した、やや濁った溶液が生成された。ロータリー中、80℃で溶媒を除去した。得られた固体を160℃のオーブンで9時間乾燥させて、0.6gのやや黄色がかった白色粉末を得た。
【0048】
その粉末0.5gを6mlのホルムアルデヒド中、60℃で2時間攪拌した。黄色の固体が生成され、ろ過後、120℃で3時間乾燥させて0.27gの固体を得た。
【0049】
その固体0.2gを0.013gのAgNOと8mlのHOとの溶液に加え、60℃で2時間攪拌した。混合物は褐色から黒色に変色する。さらにろ過して透明な溶液および0.11gの褐色固体を得た。
【0050】
[実施例1:ポリマー担持TEMPOを使用した酢酸中のゲラニオールの反応]
ポリマー担持TEMPO0.102g、Co(NO58mgおよびMn(CHCOO)79mgをシュレンク管に加えた。シュレンク管を純酸素で数回パージした。その後、10mlのAcOHおよび1mlのゲラニオールを加えた。シュレンク管を、酸素雰囲気下、40℃に加熱した。
【0051】
[実施例2:(有機相、水、PDS、不均一触媒)中のゲラニオールの反応]
TEMPO36mg、PDS2.4g、Ag−CO−γ−Al17mgを丸底フラスコに加えた。10mlの溶媒および2mlのゲラニオールを加えた。反応は空気雰囲気下で行った。
【0052】
[表1:反応前後の触媒担持量]
反応中、触媒担持量はほぼ一定である。安定性を調べるために、数回の対照実験を行った(ゲラニオール3.2ml、Ag/Al15mg、PS−TEMPO0.1g、PDS5g、水50ml、80℃、24時間)。さらに、熱重量測定により、反応後の触媒上には有機残渣が存在しないことが確認された。
【0053】
【表2】

【0054】
[実施例3:有機相、水相、不均一触媒中のアルコールの反応]
TEMPO36mg、PDS2.4g、触媒17mgを丸底フラスコに加えた。水10ml、AcOH20mlおよび基質2mlを加えた。反応は空気雰囲気下で行った。
【0055】
[表2:触媒中における異なる金属の影響]
(反応条件:ゲラニオール0.6g、Me−カタリサトール(Katalysator)0.003g、PS−TEMPO0.02g、PDS1g、水10ml、80℃、2時間)
【0056】
【表3】

【0057】
[実施例4:]
50mlのHOと25mlのトルエンとの混合物中のPDS5g、PS TEMPO(Fluka)0.1g、Ag/Al15mgを、15mmolのネロールと共に油浴中で80℃に加熱した。150分後、9%のリナロールを回収した。
【0058】
50mlのH2Oと25mlのトルエンとの混合物中のPDS5g、PS TEMPO(Fluka)0.1g、Ag/Al15mg)を、15mmolのゲラニオールと共に、油浴中で80℃に加熱した。150分後、20%のリナロールを回収した。
【0059】
50mlのH2Oと25mlのトルエンとの混合物中のPDS5g、PS TEMPO(Fluka)0.1g、Ag/Al15mg)を、15mmolのファルネソールと共に、油浴中で80℃に加熱した。150分後、8%のネロリドールを回収した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一級アリルアルコールを、a)Ag、Au、Ce、Mn、Ni、Ru、Re、ZnおよびCoからなる群から選択される金属、好ましくはAg、を含有する化合物、b)TEMPO(2,2’,6,6’−テトラ−メチルピペリジン−1−オキシル)またはその誘導体のような酸化剤、並びにc)ペルオキソジスルフェート(PDS)、HSO、H、NaOCl、O、KOClおよび空気からなる群から選択される共酸化剤と反応させることを含む方法。
【請求項2】
前記共酸化剤は、PDSであって、0.01〜0.8mol/l、好ましくは0.1〜0.5mol/lで存在する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記酸化剤は、PS−TEMPOであって、1〜5g/lで存在し、かつ/または、酸化剤の触媒担持量が2〜15mmol/gであった請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記化合物は、硝酸塩、硫酸塩および炭酸塩などの塩、好ましくは塩基性の塩、より好ましくは炭酸塩を含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記化合物は、担体上のAg塩またはAgであって、第一級アリルアルコール1グラム当たりAgが1〜20mgとなる量で存在する請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記化合物は、触媒、好ましくは、表面積が0.5m2/g超、好ましくは50〜600m2/g、より好ましくは50〜250m2/gの不均一触媒である請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
前記触媒は、担体、好ましくはAl、SiO2、ゼオライト、セライト、ハイドロタルサイト、MCM41またはMCM48などMS群のメソ多孔性材料、より好ましくはCOアニオンを含有するハイドロタルサイトおよびセライト、特に好ましくはAlに担持されている請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記反応は、0℃以上、好ましくは15℃以上、より好ましくは30℃、特に好ましくは60℃以上の温度で行われる請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記反応は、150℃以下、好ましくは120℃以下、より好ましくは100℃以下、特に好ましくは80℃以下の温度で行われる請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記反応は、大気圧を超える、好ましくは2barを超える、より好ましくは3barを超える、特に好ましくは5barを超える圧力で行われる請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記アリルアルコールは、5〜60個のC原子、好ましくは5〜25個のC原子を含み、好ましくはフィトール、デカプレノール、イソデカプレノール、ゲラニオール、ネロール、ファルネソール、ネロリドールおよびソラニソール(solanisol)からなる群から選択される請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記反応は、転位、好ましくは異性化を含む請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記溶媒、好ましくは水または水と炭化水素の混合物、より好ましくは水と、トルエン、ジクロロメタン、メタノール、ヘキサン、酢酸、THFおよびイオン性液体の群から選択される1種の溶媒、特に好ましくはトルエンとの混合物をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記溶媒を、100:1、好ましくは50:1、より好ましくは20:1、特に好ましくは10:1の比でさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記反応生成物を分離することをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記反応生成物は、少なくとも1種の第三級アルコールを、前記反応生成物の重量に対して好ましくは20%超の選択率で、より好ましくは50%超で、特に好ましくは70%超の選択率で含む請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記第三級アルコールの他の反応生成物に対するモル比は、20:80、好ましくは30:70、より好ましくは50:50、特に好ましくは70:30もしくはそれ以上の比率である請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記収率は、遊離体に対して少なくとも5%超、好ましくは10%超、特に好ましくは10〜20%である請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記収率は、遊離体に対して50%以下、好ましくは40%以下、特に好ましくは30%以下である請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記反応生成物をビタミンA、ビタミンE、カロチノイド、ユビキノンまたはフレーバー化合物へ反応させることをさらに含む請求項13または14に記載の方法。
【請求項21】
前記カロチノイドは、ベータカロテンまたはカンタキサンチンである請求項15に記載の方法。
【請求項22】
前記フレーバー化合物は、ネロリドールである請求項15に記載の方法。

【公表番号】特表2010−518134(P2010−518134A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549378(P2009−549378)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【国際出願番号】PCT/EP2008/001169
【国際公開番号】WO2008/098774
【国際公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【出願人】(503220392)ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. (873)
【Fターム(参考)】