説明

線維筋痛症および他の障害を処置するためのプレガバリン誘導体

本発明は、式(1)の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を投与することによって、OCD、広場恐怖症、パニック障害の病歴を有さない広場恐怖症、特定恐怖症、対人恐怖症、PTSD、下肢静止不能症候群、月経前不快気分障害、体のほてり、および線維筋痛症から選択される障害を処置する方法に関し、ここで、a)R1は、水素、1〜6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、またはフェニルであり;そしてb)R2は、4〜8個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、2〜8個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルケニル、3〜7個の炭素原子のシクロアルキル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、−アルキルシクロアルキル、−アルキルアルコキシ、−アルキルOH、−アルキルフェニル、−アルキルフェノキシ、または置換フェニルである。本発明はまた、化合物(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸を投与することよって上記障害を処置する方法に関する。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトを含む哺乳動物における障害を処置するための方法であって、治療有効量の式1:
【化1】


[式中、
1は、水素、1〜6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、またはフェニルであり;そして
2は、4〜8個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、2〜8個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルケニル、3〜7個の炭素原子のシクロアルキル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、−アルキルシクロアルキル、−アルキルアルコキシ、−アルキルOH、−アルキルフェニル、−アルキルフェノキシ、または置換フェニルである]
の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を該哺乳動物に投与する工程を包含し、該障害が、OCD、恐怖症、PTSD、下肢静止不能症候群、月経前不快気分障害、体のほてり、および線維筋痛症から選択される、上記の方法。
【請求項2】
ヒトを含む哺乳動物における障害を処置するための方法であって、治療有効量の化合物(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸またはその薬学的に許容し得る塩を、該哺乳動物に投与する工程を包含し、該障害が、OCD、恐怖症、PTSD、下肢静止不能症候群、月経前不快気分障害、体のほてり、および線維筋痛症から選択される方法。
【請求項3】
障害が下肢静止不能症候群、月経前不快気分障害、体のほてり、および線維筋痛症から選択される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
障害が線維筋痛症である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
障害が下肢静止不能症候群、月経前不快気分障害、体のほてり、および線維筋痛症から選択される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項6】
障害がOCD、PTSDおよび恐怖症から選択され、該恐怖症が、広場恐怖症、および特定恐怖症から選択される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
ヒトを含む哺乳動物における線維筋痛症および付随する障害を処置するための方法であって、治療有効量の式1:
【化2】

[式中、
1は、水素、1〜6個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、またはフェニルであり;そして
2は、4〜8個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルキル、2〜8個の炭素原子の直鎖もしくは分枝鎖状アルケニル、3〜7個の炭素原子のシクロアルキル、1〜6個の炭素原子のアルコキシ、−アルキルシクロアルキル、−アルキルアルコキシ、−アルキルOH、−アルキルフェニル、−アルキルフェノキシ、または置換フェニルである]
の化合物またはその薬学的に許容し得る塩を、該哺乳動物に投与する工程を包含し、該付随する障害が、偏頭痛、顎関節機能不全、自律神経障害、内分泌機能異常、目眩、寒冷不耐性、化学物質過敏症、乾燥症候、認知機能障害、全般性不安障害、月経前不快気分障害、過敏性腸症候群、機能性腹痛、神経因性疼痛、身体表現性障害、OCD、恐怖症、およびPTSDから選択される、上記の方法。
【請求項8】
ヒトを含む哺乳動物における線維筋痛症および付随する障害を処置するための方法であって、治療有効量の化合物(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチルオクタン酸またはその薬学的に許容し得る塩を、該哺乳動物に投与する工程を包含し、該付随する障害が、偏頭痛、顎関節機能不全、自律神経障害、内分泌機能異常、目眩、寒冷不耐性、化学物質過敏症、乾燥症候、認知機能障害、全般性不安障害、月経前不快気分障害、過敏性腸症候群、機能性腹痛、神経因性疼痛、身体表現性障害、OCD、恐怖症、およびPTSDから選択される方法。
【請求項9】
投与される化合物が、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ノナン酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−デカン酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ウンデカン酸、および(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ドデカン酸;またはそれらの薬学的に許容し得る塩から選択される、請求項7または8に記載の方法。
【請求項10】
付随する障害が、全般性不安障害、月経前不快気分障害、身体表現性障害、過敏性腸症候群、機能性腹痛、神経因性疼痛、または偏頭痛である、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
徐波睡眠を減少する医薬活性剤を用いて処置されるヒト被験体において徐波睡眠を増加する方法であって、このような処置が必要なヒト被験体に、
(a)請求項1に定義される式1の化合物、またはその薬学的に許容し得る塩;および
(b)ヒト成長ホルモンもしくはヒト成長ホルモン分泌促進薬、またはそれらの薬学的に許容し得る塩、
を投与することを包含し、ここで、活性剤(a)および(b)の量は、その組み合わせが徐波睡眠を増加するのに有効となるように選択される、上記の方法。
【請求項12】
徐波睡眠を減少する医薬活性剤を用いて処置されるヒト被験体において徐波睡眠を
増加する方法であって、このような処置が必要なヒト被験体に、
(a)化合物(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸、またはその薬学的に許容し得る塩;および
(b)ヒト成長ホルモンもしくはヒト成長ホルモン分泌促進薬、またはそれらの薬学的に許容し得る塩、
を投与することを包含し、ここで、活性剤(a)および(b)の量は、その組み合わせが徐波睡眠を増加するのに有効となるように選択される、上記の方法。
【請求項13】
ヒト被験体において徐波睡眠を増加する方法であって、このような処置が必要なヒト被験体に、
(a)請求項1に定義される式1の化合物、またはその薬学的に許容し得る塩;および
(b)ヒト成長ホルモンもしくはヒト成長ホルモン分泌促進薬、またはそれらの薬学的に許容し得る塩、
を投与することを包含し、ここで、活性剤(a)および(b)の量は、その組み合わせが徐波睡眠を増加するのに有効となるように選択される、上記の方法。
【請求項14】
ヒト被験体において徐波睡眠を増加する方法であって、このような処置が必要なヒト被験体に、
(a)化合物(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−オクタン酸、またはその薬学的に許容し得る塩;および
(b)ヒト成長ホルモンもしくはヒト成長ホルモン分泌促進薬、またはそれらの薬学的に許容し得る塩、
を投与することを包含し、ここで、活性剤(a)および(b)の量は、その組み合わせが徐波睡眠を増加するのに有効となるように選択される、上記の方法。
【請求項15】
化合物が、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ノナン酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−デカン酸、(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ウンデカン酸、および(3S,5R)−3−アミノメチル−5−メチル−ドデカン酸;またはそれらの薬学的に許容し得る塩から選択される、請求項1、7、11または13に記載の方法。

【公表番号】特表2006−513257(P2006−513257A)
【公表日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−502471(P2005−502471)
【出願日】平成15年12月3日(2003.12.3)
【国際出願番号】PCT/IB2003/005712
【国際公開番号】WO2004/054566
【国際公開日】平成16年7月1日(2004.7.1)
【出願人】(391011308)ワーナー−ランバート・カンパニー、リミテッド、ライアビリティ、カンパニー (37)
【氏名又は名称原語表記】WARNER−LAMBERT COMPANYLLC
【Fターム(参考)】