説明

置換ピリミジン類

構造式(I)の新規化合物は、カンナビノイド−1(CB1)受容体の拮抗薬および/または逆作働薬であり、CB1受容体が介在する疾患の治療、予防および抑制において有用である。本発明の化合物は、精神病、記憶障害、認識力障害、片頭痛、神経症、多発性硬化症およびギランバレー症候群などの神経炎症障害およびウィルス性脳炎の炎症性続発症、脳血管発作、ならびに頭部外傷、不安障害、ストレス、癲癇、パーキンソン病、運動障害および統合失調症の治療における中枢作用性薬剤として有用である。それら化合物はまた、物質乱用障害の治療、肥満もしくは摂食障害の治療、ならびに喘息、便秘、慢性腸擬似閉塞および肝硬変の治療においても有用である。
【化166】


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記構造式Iの化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【化1】

[式中、

(1)水素、
(2)C1−10アルキル、
(3)−OR
(4)−NR
(5)−NRC(O)R
(6)−CO
(7)−C(O)NR
(8)シアノ、
(9)−SRおよび
(10)−SO
から選択され;
は、
(1)水素、
(2)C1−10アルキル、
(3)−OR
(4)−NR
(5)−NRC(O)R
(6)−CO
(7)−C(O)NR
(8)シアノ、
(9)−SRおよび
(10)−SO
から選択され;
は、
(1)アリール、および
(2)ヘテロアリール
から選択され;
各アリールおよびヘテロアリールは独立にRから選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;
は、
(1)アリール、および
(2)ヘテロアリール
から選択され;
各アリールおよびヘテロアリールは、独立にRから選択される1〜4個の置換基で置換されていても良く;
各Rは独立に、
(1)水素、
(2)C1−10アルキル、
(3)C2−10アルケニル、
(4)シクロアルキル、
(5)シクロアルキル−C1−10アルキル、
(6)シクロヘテロアルキル、
(7)シクロヘテロアルキル−C1−10アルキル、
(8)アリール、
(9)ヘテロアリール、
(10)アリール−C1−10アルキルおよび
(11)ヘテロアリール−C1−10アルキル
から選択され;
各Rは独立に、
(1)水素、
(2)C1−10アルキル、
(3)C2−10アルケニル、
(4)シクロアルキル、
(5)シクロアルキル−C1−10アルキル、
(6)シクロヘテロアルキル、
(7)シクロヘテロアルキル−C1−10アルキル、
(8)アリール、
(9)ヘテロアリール、
(10)アリール−C1−10アルキルおよび
(11)ヘテロアリール−C1−10アルキル
から選択され;あるいは
とRがそれらが結合している窒素原子と一体となって、独立に酸素、硫黄およびN−Rから選択される0〜2個のさらなるヘテロ原子を有する4〜7員の架橋または非架橋の複素環を形成しており;
各RおよびRは、未置換であるかRから選択される1〜3個の置換基で置換されていても良く;
各Rは独立に、
(1)C1−10アルキル、
(2)−OR
(3)−NRS(O)
(4)ハロゲン、
(5)−SR
(6)−S(O)NR
(7)−NR
(8)−C(O)R
(9)−CO
(10)−CN、
(11)−C(O)NR
(12)−NRC(O)R
(13)−NRC(O)ORd
(14)−NRC(O)NR
(15)−CF
(16)−OCF
(17)シクロヘテロアルキル、
(18)アリール、
(19)アリールC1−4アルキル、
(20)ヘテロアリールおよび
(21)ヘテロアリールC1−4アルキル
から選択され;
およびRは独立に、
(1)水素、
(2)C1−10アルキル、
(3)C2−10アルケニル、
(4)シクロアルキル、
(5)シクロアルキル−C1−10アルキル、
(6)シクロヘテロアルキル、
(7)シクロヘテロアルキル−C1−10アルキル、
(8)アリール、
(9)ヘテロアリール、
(10)アリール−C1−10アルキルおよび
(11)ヘテロアリール−C1−10アルキル
から選択され;あるいは
とRがそれらが結合している窒素原子と一体となって、独立に酸素、硫黄およびN−Rから選択される0〜2個のさらなるヘテロ原子を有する4〜7員の架橋または非架橋の複素環を形成しており;
各RおよびRは未置換であるかRから選択される1〜3個の置換基で置換されていても良く;
各Rは独立に、
(1)ハロゲン、
(2)C1−10アルキル、
(3)−O−C1−4アルキル、
(4)−S−C1−4アルキル、
(5)−CN、
(6)−CFおよび
(7)−OCF
から選択され;
各Rは独立に、
(1)ハロゲン、
(2)C1−10アルキル、
(3)−O−C1−4アルキル、
(4)−S−C1−4アルキル、
(5)−CN、
(6)−CFおよび
(7)−OCF
から選択され;
mは1および2から選択される。]
【請求項2】
およびRがそれぞれ独立に
(1)フェニル、
(2)ピリジル
から選択され;
各フェニルおよびピリジルが独立にRから選択される1〜3個の置換基で置換されていても良い請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項3】
およびRがそれぞれ独立に、
【化2】

から選択される請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項4】
が、
(1)C1−6アルキル、
(2)−OH、
(3)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−OC1−6アルキル、
(4)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキルオキシ−、
(5)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキルオキシ−、
(6)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロヘテロアルキルオキシ−、
(7)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロヘテロアルキル−C1−4アルキルオキシ、
(8)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニルオキシ、
(9)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリールオキシ、
(10)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニル−C1−4アルキルオキシ、
(11)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリール−C1−4アルキルオキシ、
(12)−NR
(13)−NRC(O)R
(14)−COH、
(15)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキルオキシカルボニル−、
(16)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキルオキシカルボニル−、
(17)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキルオキシカルボニル−、
(18)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニルオキシカルボニル、
(19)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリールオキシカルボニル、
(20)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニル−C1−4アルキルオキシカルボニル、
(21)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリール−C1−4アルキルオキシカルボニル、
(22)−C(O)NR
(23)シアノ、
(24)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SC1−6アルキルおよび
(25)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SO1−6アルキル
から選択され;
およびRがそれぞれ、
(1)水素、
(2)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル、
(3)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキル、
(4)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキル、
(5)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニル、
(6)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリール、
(7)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニル−C1−4アルキル、
(8)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリール−C1−4アルキル
から選択され;あるいは
窒素と結合するときは、
とRがそれらが結合している窒素原子と一体となって、未置換であるか炭素上で1〜3個のR置換基によって置換された、独立に酸素、硫黄およびN−Rから選択される0〜2個のさらなるヘテロ原子を有する4〜7員の架橋または非架橋の複素環を形成している請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項5】
が、
(1)C1−6アルキル、
(2)−OH、
(3)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−OC1−6アルキル、
(4)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたC4−7シクロアルキルオキシ−、
(5)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−3アルキルオキシ−、
(6)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニルオキシ、
(7)未置換であるか1個または2個のR置換基で置換されたピリジルオキシ、
(8)未置換であるか1個または2個のR置換基で置換されたフェニル−C1−3アルキルオキシ、
(9)未置換であるか1個または2個のR置換基で置換されたピリジル−C1−3アルキルオキシ、
(10)−NR[Rは、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル、
(c)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル、
(d)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキル、
(e)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニル、
(f)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたヘテロアリール、
(g)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたベンジル
から選択され;
は、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル
から選択され;あるいは
およびRがそれらが結合している窒素原子と一体となって、未置換であるか1〜2個のR置換基によって炭素上で置換された、独立に酸素、硫黄およびN−Rから選択される0〜2個のさらなるヘテロ原子を有する4〜7員の架橋または非架橋複素環を形成している。]、
(11)−NRC(O)R[Rは、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル、
(c)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル、
(d)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキル、
(e)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニル、
(f)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたピリジル、
(g)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたベンジル、
(h)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたピリジルメチル−
から選択され;
は、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル
から選択される。]、
(12)−COH、
(13)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキルオキシカルボニル−、
(14)−C(O)NR[Rは、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル
から選択され;
は、
(a)水素および
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル
から選択される。]、
(15)シアノ、
(16)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SC1−6アルキルおよび
(17)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SO1−6アルキル
から選択され;
各Rは独立に、
(1)C1−3アルキル、
(2)ヒドロキシ、
(3)−OC1−3アルキル、
(4)ハロゲン、
(5)−SCH
(6)−SH、
(7)−NR
(8)−C(O)C1−3アルキル、
(9)−CO1−3アルキル、
(10)−COH、
(11)−CN、
(12)−CF
(13)−OCF
(14)シクロヘテロアルキル、
(15)フェニル、
(16)ベンジルおよび
(17)ピリジル
から選択される請求項4に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項6】
が、
(1)水素、
(2)C1−6アルキル、
(3)−OH、
(4)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−OC1−6アルキル、
(5)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキルオキシ−、
(6)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキルオキシ−、
(7)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロヘテロアルキルオキシ−、
(8)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロヘテロアルキル−C1−4アルキルオキシ、
(9)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニルオキシ、
(10)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリールオキシ、
(11)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニル−C1−4アルキルオキシ、
(12)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリール−C1−4アルキルオキシ、
(13)−NR
(14)−NRC(O)R
(15)−COH、
(16)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキルオキシカルボニル−、
(17)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキルオキシカルボニル−、
(18)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキルオキシカルボニル−、
(19)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニルオキシカルボニル、
(20)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリールオキシカルボニル、
(21)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたフェニル−C1−4アルキルオキシカルボニル、
(22)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたヘテロアリール−C1−4アルキルオキシカルボニル、
(23)−C(O)NR
(24)シアノ、
(25)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SC1−6アルキルおよび
(26)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SO1−6アルキル
から選択される請求項4に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項7】
が、
(1)水素、
(2)C1−6アルキル、
(3)−OH、
(4)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−OC1−6アルキル、
(5)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたC4−7シクロアルキルオキシ−、
(6)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたC4−7シクロアルキル−C1−3アルキルオキシ−、
(7)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニルオキシ、
(8)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたピリジルオキシ、
(9)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニル−C1−3アルキルオキシ、
(10)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたピリジル−C1−3アルキルオキシ、
(11)−NR[Rは、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル、
(c)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル、
(d)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキル、
(e)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニル、
(f)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたヘテロアリール、
(g)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたベンジル
から選択され;
は、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル
から選択され;あるいは
およびRがそれらが結合している窒素原子と一体となって、未置換であるか1〜2個のR置換基によって炭素上で置換された4〜7員の架橋または非架橋複素環を形成している。]、
(12)−NHC(O)R[Rは、
(a)水素、
(b)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたC1−6アルキル、
(c)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル、
(d)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたシクロアルキル−C1−4アルキル、
(e)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたフェニル、
(f)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたピリジル、
(g)未置換であるか1〜2個のR置換基で置換されたベンジル、
(h)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換されたピリジルメチル−
から選択される。]
(13)シアノおよび
(14)未置換であるか1〜3個のR置換基で置換された−SO1−6アルキル
から選択される請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項8】
が、
(1)メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたは2,2−ジメチルプロピルオキシ、
(2)−OH、
(3)未置換であるか1〜3個のハロ、ヒドロキシもしくはメトキシ置換基で置換されたメトキシ、エチルオキシ、イソプロピルオキシ、n−ブチルオキシ、sec−ブチルオキシ、イソブチルオキシ、tert−ブチルオキシ、n−ペンチルオキシまたは2,2−ジメチルプロピルオキシ、
(4)シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシまたはシクロヘプチルオキシ、
(5)シクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシまたはシクロヘプチルメトキシ、
(6)4−フルオロフェニルオキシ、4−クロロフェニルオキシ、4−メトキシフェニルオキシ、3−フルオロフェニルオキシ、3−クロロフェニルオキシ、3,4−ジフルオロフェニルオキシ、3,4−ジクロロフェニルオキシ、3,5−ジフルオロフェニルオキシ、3,5−ジクロロフェニルオキシまたはフェニルオキシ、
(7)4−ピリジルオキシ、3−ピリジルオキシ、2−ピリジルオキシ、6−クロロ−3−ピリジルオキシまたは5−クロロ−3−ピリジルオキシ、
(8)ベンジルオキシ、3−フルオロベンジルオキシ、3−クロロベンジルオキシ、4−フルオロベンジルオキシ、4−クロロベンジルオキシ、3,4−ジフルオロベンジルオキシ、3,4−ジクロロベンジルオキシ、3,5−ジフルオロベンジルオキシ、3,5−ジクロロベンジルオキシ、2,4−フルオロベンジルオキシ、2,4−ジクロロベンジルオキシ、α−メチル−4−フルオロベンジルオキシ、α−メチル−4−クロロベンジルオキシ、α,α−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシまたはα,α−ジメチル−4−クロロベンジルオキシ、
(9)2−ピリジルメチルオキシ、3−ピリジルメチルオキシまたは4−ピリジルメチルオキシ、
(10)アミノ、N−メチルアミノ、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジイソプロピルアミノまたはN(CH)CHCHN(CH、あるいはモルホリニル、チオモルホリニル、ピロリジニル、ピペリジニルおよび[2.2.1]アザビシクロヘプチルから選択される窒素を介して結合したN含有ヘテロシクロアルキル、
(11)−NHCOR[R
(12)水素、
(13)C1−4アルキル、
(14)C4−6シクロアルキルおよび
(15)フェニル、4−フルオロフェニル、4−クロロフェニル、3,4−ジフルオロフェニルまたは3,4−ジクロロフェニル
から選択される]、
(16)−COH、
(17)−C(O)NH
(18)−CN、
(19)−SCHおよび
(20)−SOCH
から選択され;
が、
(1)水素、
(2)メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルまたは2,2−ジメチルプロピルオキシ、
(3)−OH、
(4)未置換であるか1〜3個のハロ、ヒドロキシまたはメトキシ置換基で置換されたメトキシ、エチルオキシ、イソプロピルオキシ、n−ブチルオキシ、sec−ブチルオキシ、イソブチルオキシ、tert−ブチルオキシ、n−ペンチルオキシまたは2,2−ジメチルプロピルオキシ、
(5)シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシまたはシクロヘプチルオキシ、
(6)シクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシまたはシクロヘプチルメトキシ、
(7)4−フルオロフェニルオキシ、4−クロロフェニルオキシ、3−フルオロフェニルオキシ、3−クロロフェニルオキシ、3−シアノフェニルオキシ、3,4−ジフルオロフェニルオキシ、3,4−ジクロロフェニルオキシ、3,5−ジフルオロフェニルオキシ、3,5−ジクロロフェニルオキシまたはフェニルオキシ、
(8)ベンジルオキシ、3−フルオロベンジルオキシ、3−クロロベンジルオキシ、4−フルオロベンジルオキシ、4−クロロベンジルオキシ、3,4−ジフルオロベンジルオキシ、3,4−ジクロロベンジルオキシ、3,5−ジフルオロベンジルオキシ、3,5−ジクロロベンジルオキシ、2,4−フルオロベンジルオキシまたは2,4−ジクロロベンジルオキシ、
(9)4−ピリジルオキシ、3−ピリジルオキシ、2−ピリジルオキシ、6−クロロ−3−ピリジルオキシまたは5−クロロ−3−ピリジルオキシ、
(10)アミノ、N−メチルアミノ、N−エチルアミノ、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N−ジイソプロピルアミノ、あるいはピロリジニルおよびピペリジニルから選択される窒素を介して結合したN含有ヘテロシクロアルキル、
(11)−NHCOR[Rは、
(12)水素および、
(13)C1−4アルキル
から選択される]、
(14)−CNおよび
(15)−SOCH
から選択され;
およびRがそれぞれ独立に、
(1)4−クロロフェニル、
(2)4−メトキシフェニル、
(3)4−フルオロフェニル、
(4)4−トリフルオロメチルフェニル、
(5)3−クロロフェニル、
(6)3−メトキシフェニル、
(7)2,4−ジクロロフェニルおよび
(8)2−クロロ−4−メチルチオフェニル
から選択される請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項9】
が4−クロロフェニルであり、Rが2,4−ジクロロフェニルである請求項8に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項10】
(1)2−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(2)2−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(2−クロロ−4−メチルチオフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(3)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(4)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(2−クロロ−4−メチルチオ−フェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(5)2−(4−クロロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(6)2−(4−クロロベンジルオキシ)−4−(2−クロロ−4−メチルチオ−フェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(7)2−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(8)2−(3,4−ジクロロベンジルオキシ)−4−(2−クロロ−4−メチルチオ−フェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(9)2−(3−フルオロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(10)2−(3−フルオロベンジルオキシ)−4−(2−クロロ−4−メチルチオ−フェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(11)2−(3−クロロベンジルアミノ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(12)2−(n,n−ジメチルアミノ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(13)2−アミノ−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(14)2−カルボキシ−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(15)2−メチルチオ−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(16)2−メチルチオ−4−ヒドロキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(18)2,4−ジヒドロキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(19)2−メチルチオ−4−ヒドロキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(20)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−ヒドロキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(21)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−ヒドロキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(22)2,4−ビス−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(23)2,4−ジメトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(24)2,4−ジエトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(25)2,4−ジイソプロポキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(26)2−メチルスルホニル−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(27)2,4−ビス(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(28)2−シアノ−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(29)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−シアノ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(30)2−シアノ−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(31)2,4−ビス(シアノ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(32)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−メチル−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(33)2−エチル−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(34)2−イソプロピル−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(35)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−メチル−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(36)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−エチル−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(37)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(n−メチルアミノ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(38)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−アミノ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(39)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(アミノ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(40)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−(アセチルアミノ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(41)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(アセチルアミノ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(42)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−(n−ピロリジニル)−5−[4−クロロフェニル]−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン;
(43)2−(シクロプロピルメトキシ)−4−(n−ピロリジニル)−5−[4−クロロフェニル]−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン;
(44)2−(n,n−ジエチルアミノ)−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(45)2−(n,n−ジイソプロピルアミノ)−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(46)2−(n−ピロリジル)−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(47)2−(n−ピペリジル)−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(48)2−(n−モルホリニル)−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(49)2−(7−n−[221]−アザビシクロヘプチル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(50)2−(n−プロピオニル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(51)2−(n−(2−メチル)プロピオニル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(52)2−(n−(3−メチル)ブチリル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(53)2−(アミノカルボニル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(54)2−(カルボキシ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(55)2−(2−ヒドロキシエチレンオキシ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(56)2−(2−メトキシエチレンオキシ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(57)2−(シクロヘキシルメチルオキシ)−4−イソプロポキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(58)2−シクロヘキシルオキシ−4−イソプロポキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(59)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−シクロヘキシルオキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(60)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−シクロヘキシルオキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(61)2,4−ビス(シクロプロピルメチルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(62)2−シクロプロピルオキシ−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(63)2−(n−ピロリジニル)−4−シクロプロピルオキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(64)2,4−ビス(イソプロピルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(65)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(4−クロロフェニル)−5−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(66)2−(4−クロロベンジルオキシ)−4−(4−クロロフェニル)−5−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(67)2−(3−フルオロベンジルオキシ)−4−(4−クロロフェニル)−5−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(68)2−(3−クロロベンジルオキシ)−4−(4−クロロフェニル)−5−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(69)2−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(4−クロロフェニル)−5−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(70)2−(α−メチル−4−フルオロベンジルオキシ−)−4−(4−クロロフェニル)−5−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(71)2−(α−メチル−4−フルオロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(72)2−(3−ピリジルメトキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(73)2−(n−ブチルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(74)2−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(75)2−(シクロヘキシルメトキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(76)2−(3,5−ジクロロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(77)2−(6−クロロ−3−ピリジルメトキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(78)2−(α,α−ジメチル−4−フルオロベンジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(79)2−(4−フルオロフェニルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(80)2−(3−フルオロフェニルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(81)2−(3,4−ジフルオロフェニルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(82)2−(3−クロロフェニルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(83)2−(4−メトキシフェニルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(84)2−(3−ピリジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(85)2−(5−クロロ−3−ピリジルオキシ)−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(86)2−(n−(4−フルオロベンズアミド))−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(87)2−(n−(シクロヘキシルカルボキサミド))−4−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(4−クロロフェニル)ピリミジン;
(88)2,4−ビス(シクロブチルメトキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(89)2−シクロブチルメトキシ−4−(6−フルオロ−3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(90)2−シクロブチルメトキシ−4−(5−クロロ−3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(91)2−メチルスルホニル−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(92)2−シクロブチルメトキシ−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(93)2−(2,2−ジメチルプロピルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(94)2−(2−t−ブチルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(95)2−(2−シクロブチルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(96)2−(n−プロピルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(97)2−(n−ブチルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(98)2−(sec−ブチルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(99)2−(イソ−ブチルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(100)2−(イソプロピルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(101)2−(n−ペンチルオキシ)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(102)2−シクロプロピルオキシ−4−(4−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(103)2,4−ビス−(4−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(104)2−(イソブチルオキシ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(105)2−(シクロプロピルメトキシ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(106)2−(イソプロピルオキシ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(107)2−エトキシ−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(108)2−(n−ピロリジニル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(109)2−(n,n′,n′−トリメチル−エチレンジアミノ)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(110)2−(n−ピペリジル)−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(111)2−(n−モルホリニル)−エチレンジアミノ−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(112)2−ジメチルアミノ−4−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(113)2−(n−ピロリジニル)−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(114)2−メチルスルホニル−4−(2−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(115)2−(2−イソプロピルオキシ)−4−(2−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(116)2−(2−トリメチルジアミノロキシ)−4−(2−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(117)2−(2−ピロリジニル)−4−(2−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(118)2−(メチルスルホニル)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(119)2−メトキシ−4−(メチルスルホニル)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(120)2−(3,4−ジフルオロフェニルオキシ)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(121)2−メトキシ−4−(3,4−ジフルオロフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(122)2−(3−フルオロフェニルオキシ)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(123)2−メトキシ−4−(3−フルオロフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(124)2−メトキシ−4−(2−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(125)2−(2−ピリジルオキシ)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(126)2−(5−クロロ−3−ピリジルオキシ)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(127)2−メトキシ−4−(5−クロロ−3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(128)2−(3−ピリジルオキシ)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(129)2−メトキシ−4−(3−ピリジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(130)2−メトキシ−4−(4−フルオロフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(131)2−メトキシ−4−(3,5−ジフルオロフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(132)2−メトキシ−4−(3−シアノフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(133)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−メトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(134)2−メトキシ−4−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(135)2−(メチルスルホニル)−4−エトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(136)2−エトキシ−4−(メチルスルホニル)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(137)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−エトキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(138)2−エトキシ−4−(3,4−ジフルオロフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(139)2−(メチルスルホニル)−4−イソプロピルオキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(140)2−イソプロピルオキシ−4−(メチルスルホニル)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(141)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−イソプロピルオキシ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(142)2−イソプロピルオキシ−4−(3,4−ジフルオロフェニルオキシ)−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(143)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−ピロリジニル−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(144)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−ジエチルアミノ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;および
(145)2−(3,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−ジメチルアミノ−5−(4−クロロフェニル)−6−(2,4−ジクロロフェニル)ピリミジン;
(146)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−メトキシ−5−(4−フルオロフェニル)−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン;
(147)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−メトキシ−5−(4−メトキシフェニル)−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン;
(148)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−メトキシ−5−(4−トリフルオロメチルフェニル)−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン;
(149)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−メトキシ−5−(3−クロロフェニル)−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン;
(150)2−(3,4−ジフルオロフェノキシ)−4−メトキシ−5−(3−メトキシフェニル)−6−[2,4−ジクロロフェニル]ピリミジン
から選択される請求項1に記載の化合物および該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項11】
カンナビノイド−1受容体が介在する疾患の治療方法であって、そのような治療を必要とする患者に対して、治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項12】
前記カンナビノイド−1受容体が介在する疾患が、精神病、記憶障害、認識力障害、片頭痛、神経症、神経炎症障害、脳血管発作、頭部外傷、不安障害、ストレス、癲癇、パーキンソン病、統合失調症、物質乱用障害、便秘、慢性腸擬似閉塞、肝硬変、喘息、肥満および過剰食物摂取に関連する他の摂食障害から選択される請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記カンナビノイド−1受容体が介在する疾患が、過剰食物摂取に関連する摂食障害である請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記過剰食物摂取に関連する摂食障害が、肥満、神経性多食性および強迫性摂食障害から選択される請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記過剰食物摂取に関連する摂食障害が、肥満である請求項14に記載の方法。
【請求項16】
肥満の危険性がある人物における肥満の予防方法であって、前記人物に対して、請求項1に記載の化合物約0.001mg/kg〜約100mg/kgを投与することを含む方法。
【請求項17】
請求項1に記載の化合物および製薬上許容される担体を含む組成物。
【請求項18】
処置を必要とするヒト患者でのカンナビノイド−1受容体介在疾患の治療に有用な医薬の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項19】
前記カンナビノイド−1受容体が介在する疾患が、精神病、記憶障害、認識力障害、片頭痛、神経症、神経炎症障害、脳血管発作、頭部外傷、不安障害、ストレス、癲癇、パーキンソン病、統合失調症、物質乱用障害、便秘、慢性腸擬似閉塞、肝硬変、喘息、肥満および過剰食物摂取に関連する他の摂食障害から選択される請求項18に記載の使用。
【請求項20】
前記カンナビノイド−1受容体が介在する疾患が、過剰食物摂取に関連する摂食障害である請求項19に記載の使用。
【請求項21】
前記過剰食物摂取に関連する摂食障害が、肥満、神経性多食性および強迫性摂食障害から選択される請求項20に記載の使用。
【請求項22】
前記過剰食物摂取に関連する摂食障害が、肥満である請求項21に記載の使用。
【請求項23】
肥満の危険性がある人物での肥満予防のための医薬製造における請求項1に記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2006−510597(P2006−510597A)
【公表日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−539876(P2004−539876)
【出願日】平成15年9月23日(2003.9.23)
【国際出願番号】PCT/US2003/030161
【国際公開番号】WO2004/029204
【国際公開日】平成16年4月8日(2004.4.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
テフロン
TEFLON
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】