説明

腸アルカリホスファターゼモジュレーターおよびそれの使用

モジュレーター、すなわち、腸アルカリホスファターゼ(IAP)のアクチベーターおよびインヒビターを開示する。IAPアクチベーターを使用した、腸管の細菌感染の処置方法および腸管の健康状態を維持する方法も開示する。IAPインヒビターを使用した、痩せ衰えた患者および脂肪吸収が減少したかまたは無視できるほどの患者の体重増加を補助する方法をさらに開示する。アクチベーターを、経腸的栄養補給中に消化管粘膜萎縮を抑制し、それにより、管腔の微生物および毒素に対する障壁として腸粘膜を維持する方法として使用することができる。IAPアクチベーターはまた、消化管中の細菌コロニー形成の抑制に有用である。アクチベーターにより、さらに、細菌リポ多糖(LPS)の解毒方法を得ることができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
有効量の腸アルカリホスファターゼ(IAP)モジュレーターを被験体に投与する工程を含む、前記被験体において胃腸細菌侵入を予防する方法。
【請求項2】
有効量の腸アルカリホスファターゼ(IAP)モジュレーターを胃腸粘膜に投与する工程を含む、前記粘膜上のグラム陰性菌作用によって引き起こされるかまたは悪化する疾患または病状を処置または予防する方法。
【請求項3】
前記IAPモジュレーターがIAPアクチベーターである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記IAPモジュレーターが、式:
【化165】

(式中、
RおよびRは以下からそれぞれ独立して選択される:
(i)水素、
(ii)置換または非置換のC、C10、またはC14アリール、または
(iii)−C(O)R、ここで、Rはヒドロカルビル単位であり、
は、
(i)水素、
(ii)置換または非置換のC〜C直鎖、分枝、または環状アルキル
であり、
RおよびRは共に式:
【化166】

を有する縮合環系を形成することができるか、あるいは
およびRは共に式:
【化167】

を有する縮合環系を形成することができ、
は水素またはC〜C直鎖アルキルであり、
Aは、3〜14個の炭素原子および酸素、窒素、硫黄、またはその組み合わせから選択される1〜5個のヘテロ原子を有する1つまたは複数の置換または非置換のシクロアルキル環、アリール環、複素環、またはヘテロアリール環である)を有する1つまたは複数の化合物を含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記化合物が、式:
【化168】

(式中、
RおよびRは以下から選択される:
(i)置換または非置換のC、C10、またはC14アリール、または
(ii)−C(O)R
(iii)ここで、Rは以下から選択される:
(a)置換または非置換のC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−OR、ここで、Rは以下から選択される:
(i)水素、
(ii)置換または非置換のC〜C直鎖または分枝アルキル、
各置換は以下から選択される:
(i)ハロゲン、および
(ii)−[C(R7a)(R7b)]C(O)R
はヒドロキシ、C〜C直鎖もしくは分枝アルコキシ、または−N(R8a)(R8b)であり、各R8aおよびR8bは、水素またはC〜C10直鎖、分枝、もしくは環状アルキルから独立して選択され、
(iii)−[C(R7a)(R7b)]N(R9a)(R9b)、
各R9aおよびR9bは、水素またはC〜C10直鎖、分枝、もしくは環状アルキルから独立して選択されるか、あるいは、R9aおよびR9bは共に3〜7個の原子を有する環を形成することができ、
各R7aおよびR7bは独立して水素またはC〜C直鎖もしくは分枝アルキルであり、添え字wは0〜5の整数であり、
Aは6員のアリール環、複素環、またはヘテロアリール環であり、
各Rは水素の置換であり、各Rは以下から独立して選択される:
(i)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(ii)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルケニル、
(iii)C〜C12置換または非置換の直鎖または分枝アルキニル、
(iv)CまたはC10置換または非置換アリール、
(v)C〜C置換または非置換の複素環、
(vi)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(vii)−[C(R24a)(R24b)]OR10
10は以下から選択される:
(a)−H、
(b)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(c)CまたはC10置換または非置換のアリールまたはアルキレンアリール、
(d)C〜C置換または非置換の複素環、
(e)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(viii)−[C(R24a)(R24b)]N(R11a)(R11b)、
11aおよびR11bは以下からそれぞれ独立して選択される:
(a)−H、
(b)−OR12
12は水素またはC〜C直鎖アルキルであり、
(c)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(d)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(e)C〜C置換または非置換の複素環、
(f)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、または
(g)R11aおよびR11bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(ix)−[C(R24a)(R24b)]C(O)R13
13は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−OR14
14は、水素、置換または非置換のC〜C直鎖アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであり、
(c)−N(R15a)(R15b)、
15aおよびR15bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R15aおよびR15bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(x)−[C(R24a)(R24b)]OC(O)R16
16は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R17a)(R17b)、
17aおよびR17bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R17aおよびR17bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xi)−[C(R24a)(R24b)]NR18C(O)R19
18は以下である:
(a)−H、または
(b)C〜C置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
19は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R20a)(R20b)、
20aおよびR20bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R20aおよびR20bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xii)−[C(R24a)(R24b)]CN、
(xiii)−[C(R24a)(R24b)]NO
(xiv)−[C(R24a)(R24b)]21
21は、−F、−Cl、−Br、または−Iから選択される1〜21個のハロゲン原子に置換されたC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキルであり、
(xv)−[C(R24a)(R24b)]SO22
22は、水素、ヒドロキシル、置換もしくは非置換のC〜C直鎖もしくは分枝アルキル、置換もしくは非置換のC、C10、もしくはC14アリール、C〜C15アルキレンアリール、C〜C置換もしくは非置換の複素環、またはC〜C11置換もしくは非置換のヘテロアリールであり、
(xvi)同一炭素原子上の2個のR単位は共に=O、=S、または=NR23から選択される単位を形成することができ、
23は、水素、ヒドロキシル、C〜C直鎖もしくは分枝アルキル、またはC〜C直鎖もしくは分枝アルコキシであり、
24aおよびR24bは、それぞれ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、
添え字xは0〜14の整数であり、
添え字nは0〜5の整数であり、
各Rは以下から独立して選択される水素の置換である:
(i)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(ii)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルケニル、
(iii)C〜C12置換または非置換の直鎖または分枝アルキニル、
(iv)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(v)C〜C置換または非置換の複素環、
(vi)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(vii)−[C(R39a)(R39b)]OR25
25は以下から選択される:
(a)−H、
(b)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(c)CまたはC10置換または非置換のアリールまたはアルキレンアリール、
(d)C〜C置換または非置換の複素環、
(e)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(viii)−[C(R39a)(R39b)]N(R26a)(R26b)、
26aおよびR26bは以下からそれぞれ独立して選択される:
(a)−H、
(b)−OR27
27は水素またはC〜C直鎖アルキルであり、
(c)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(d)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(e)C〜C置換または非置換の複素環、
(f)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、または
(g)R26aおよびR26bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(ix)−[C(R39a)(R39b)]C(O)R28
28は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−OR29
29は、水素、置換または非置換のC〜C直鎖アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであり、
(c)−N(R30a)(R30b)、
30aおよびR30bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R30aおよびR30bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(x)−[C(R39a)(R39b)]OC(O)R31
31は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R32a)(R32b)、
32aおよびR32bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R32aおよびR32bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xi)−[C(R39a)(R39b)]NR33C(O)R34
33は以下である:
(a)−H、または
(b)C〜C置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
34は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R35a)(R35b)、
35aおよびR35bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R35aおよびR35bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xii)−[C(R39a)(R39b)]CN、
(xiii)−[C(R39a)(R39b)]NO
(xiv)−[C(R39a)(R39b)]36
36は、−F、−Cl、−Br、または−Iから選択される1〜21個のハロゲン原子に置換されたC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキルであり、
(xv)−[C(R39a)(R39b)]SO37
37は、水素、ヒドロキシル、置換もしくは非置換のC〜C直鎖もしくは分枝アルキル、置換もしくは非置換のC、C10、もしくはC14アリール、C〜C15アルキレンアリール、C〜C置換もしくは非置換の複素環、またはC〜C11置換もしくは非置換のヘテロアリールであり、
(xvi)同一炭素原子上の2個のR単位は共に=O、=S、または=NR38から選択される単位を形成することができ、
38は、水素、ヒドロキシル、C〜C直鎖もしくは分枝アルキル、またはC〜C直鎖もしくは分枝アルコキシであり、
39aおよびR39bは、それぞれ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、
添え字yは0〜14の整数であり、
添え字mは0〜5の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
およびR置換の水素の置換が、以下:
(i)C〜C12直鎖、分枝、または環状アルキル、アルケニル、およびアルキニル、
(ii)置換または非置換のCまたはC10アリール、
(iii)置換または非置換のCまたはC10アルキレンアリール、
(iv)置換または非置換のC〜C複素環、
(v)置換または非置換のC〜Cヘテロアリール環、
(vi)−(CR102a102bOR101
(vii)−(CR102a102bC(O)R101
(viii)−(CR102a102bC(O)OR101
(ix)−(CR102a102bC(O)N(R101
(x)−(CR102a102bN(R101
(xi)ハロゲン、
(xii)−(CR102a102bCN、
(xiii)−(CR102a102bNO
(xiv)−CH、ここで、Xはハロゲンであり、添え字jは0〜2の整数であり、j+k=3、
(xv)−(CR102a102bSR101
(xvi)−(CR102a102bSO101、および
(xvii)−(CR102a102bSO101
(式中、各R101は、独立して、水素、置換または非置換のC〜C直鎖、分枝、または環状アルキル、フェニル、ベンジル、複素環、またはヘテロアリールであるか、あるいは、2個のR101単位は共に3〜7個の原子を含む環を形成することができ、R102aおよびR102bはそれぞれ独立して水素またはC〜C直鎖もしくは分枝アルキルであり、添え字zは0〜4である)からそれぞれ独立して選択される有機ラジカルである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記化合物が、式:
【化169】

(式中、
は以下から選択される:
(i)水素、
(ii)C〜C直鎖または分枝アルキル、または
(iii)−[CHC(O)N(R8a)(R8b)、
各Rは以下から選択される:
(i)C〜C直鎖または分枝アルキル、
(ii)C〜C直鎖または分枝アルコキシ、
(iii)−OH、
(iv)−F、
(v)−Cl、
(vi)−Br、
(vii)−NO
(viii)−NH、および
(ix)−CF
添え字wは0〜3の整数であり、添え字xは0〜5の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記化合物が、式:
【化170】

(式中、
は以下から選択される:
(i)水素、
(ii)C〜C直鎖または分枝アルキル、または
(iii)−[CHC(O)N(R8a)(R8b)、
各Rは以下から選択される:
(i)C〜C直鎖または分枝アルキル、
(ii)C〜C直鎖または分枝アルコキシ、
(iii)−OH、
(iv)−F、
(v)−Cl、
(vi)−Br、
(vii)−NO
(viii)−NH、および
(ix)−CF
添え字wは0〜3の整数であり、添え字xは0〜5の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記化合物が、式:
【化171】

(式中、
2個の隣接するR単位は共に以下から選択される置換または非置換の縮合環を形成する:
(i)シクロアルキル、
(ii)アリール、
(iii)複素環、または
(iv)ヘテロアリール、
前記縮合環は6〜12個の炭素原子、酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜4個のヘテロ原子を有し、
添え字xは0〜5の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
前記縮合環が、以下:
(i)C〜C12直鎖、分枝、または環状アルキル、アルケニル、およびアルキニル、
(ii)置換または非置換のCまたはC10アリール、
(iii)置換または非置換のCまたはC10アルキレンアリール、
(iv)置換または非置換のC〜C複素環、
(v)置換または非置換のC〜Cヘテロアリール環、
(vi)−(CR102a102bOR101
(vii)−(CR102a102bC(O)R101
(viii)−(CR102a102bC(O)OR101
(ix)−(CR102a102bC(O)N(R101
(x)ハロゲン、
(xi)−(CR102a102bCN、
(xii)−(CR102a102bNO
(xiii)−CH、ここで、Xはハロゲンであり、添え字jは0〜2の整数であり、j+k=3、
(xiv)−(CR102a102bSR101
(xv)−(CR102a102bSO101、および
(xvi)−(CR102a102bSO101
(式中、各R101は、独立して、水素、置換または非置換のC〜C直鎖、分枝、または環状アルキル、フェニル、ベンジル、複素環、またはヘテロアリールであるか、あるいは、2個のR101単位は共に3〜7個の原子を含む環を形成することができ、R102aおよびR102bはそれぞれ独立して水素またはC〜C直鎖もしくは分枝アルキルであり、添え字zは0〜4である)からそれぞれ独立して選択される1〜14個の水素の置換を有する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記化合物が、式:
【化172】

(式中、
RおよびRは式−C(O)Rを有し、ここで、Rは以下から選択される:
(a)置換または非置換のC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−OR、ここで、Rは以下から選択される:
(i)水素、
(ii)置換または非置換のC〜C直鎖または分枝アルキル、
各置換は以下から選択される:
(a)ハロゲン、および
(b)−[C(R7a)(R7b)]C(O)R
はヒドロキシ、C〜C直鎖もしくは分枝アルコキシ、または−N(R8a)(R8b)であり、各R8aおよびR8bは、水素またはC〜C10直鎖、分枝、もしくは環状アルキルから独立して選択され、
(c)−[C(R7a)(R7b)]N(R9a)(R9b)、
各R9aおよびR9bは、水素またはC〜C10直鎖、分枝、もしくは環状アルキルから独立して選択されるか、あるいは、R9aおよびR9bは共に3〜7個の原子を有する環を形成することができ、
各R7aおよびR7bは独立して水素またはC〜C直鎖もしくは分枝アルキルであり、添え字wは0〜5の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項12】
前記化合物が、式:
【化173】

【化174】

(式中、
各Rは以下から独立して選択される水素の置換である:
(i)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(ii)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルケニル、
(iii)C〜C12置換または非置換の直鎖または分枝アルキニル、
(iv)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(v)C〜C置換または非置換の複素環、
(vi)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(vii)−[C(R39a)(R39b)]OR25
25は以下から選択される:
(a)−H、
(b)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(c)CまたはC10置換または非置換のアリールまたはアルキレンアリール、
(d)C〜C置換または非置換の複素環、
(e)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(viii)−[C(R39a)(R39b)]N(R26a)(R26b)、
26aおよびR26bは以下からそれぞれ独立して選択される:
(a)−H、
(b)−OR27
27は水素またはC〜C直鎖アルキルであり、
(c)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(d)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(e)C〜C置換または非置換の複素環、
(f)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、または
(g)R26aおよびR26bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(ix)−[C(R39a)(R39b)]C(O)R28
28は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−OR29
29は、水素、置換または非置換のC〜C直鎖アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであり、
(c)−N(R30a)(R30b)、
30aおよびR30bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R30aおよびR30bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(x)−[C(R39a)(R39b)]OC(O)R31
31は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R32a)(R32b)、
32aおよびR32bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R32aおよびR32bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xi)−[C(R39a)(R39b)]NR33C(O)R34
33は以下である:
(a)−H、または
(b)C〜C置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
34は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R35a)(R35b)、
35aおよびR35bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R35aおよびR35bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xii)−[C(R39a)(R39b)]CN、
(xiii)−[C(R39a)(R39b)]NO
(xiv)−[C(R39a)(R39b)]36
36は、−F、−Cl、−Br、または−Iから選択される1〜21個のハロゲン原子に置換されたC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキルであり、
(xv)−[C(R39a)(R39b)]SO37
37は、水素、ヒドロキシル、置換もしくは非置換のC〜C直鎖もしくは分枝アルキル、置換もしくは非置換のC、C10、もしくはC14アリール、C〜C15アルキレンアリール、C〜C置換もしくは非置換の複素環、またはC〜C11置換もしくは非置換のヘテロアリールであり、
(xvi)同一炭素原子上の2個のR単位は共に=O、=S、または=NR38から選択される単位を形成することができ、
38は、水素、ヒドロキシル、C〜C直鎖もしくは分枝アルキル、またはC〜C直鎖もしくは分枝アルコキシであり、
39aおよびR39bは、それぞれ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、
添え字yは0〜14の整数であり、
添え字mは0〜5の整数であり、
各Rは以下から独立して選択される:
(i)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(ii)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルケニル、
(iii)C〜C12置換または非置換の直鎖または分枝アルキニル、
(iv)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(v)C〜C置換または非置換の複素環、
(vi)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(vii)−[C(R54a)(R54b)]OR40
40は以下から選択される:
(a)−H、
(b)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(c)CまたはC10置換または非置換のアリールまたはアルキレンアリール、
(d)C〜C置換または非置換の複素環、
(e)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、
(viii)−[C(R54a)(R54b)]N(R41a)(R41b)、
41aおよびR41bは以下からそれぞれ独立して選択される:
(a)−H、
(b)−OR42
42は水素またはC〜C直鎖アルキルであり、
(c)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(d)CまたはC10置換または非置換のアリール、
(e)C〜C置換または非置換の複素環、
(f)C〜C11置換または非置換のヘテロアリール、または
(g)R41aおよびR41bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(ix)−[C(R54a)(R54b)]C(O)R43
43は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−OR44
44は、水素、置換または非置換のC〜C直鎖アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであり、
(c)−N(R45a)(R45b)、
45aおよびR45bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R45aおよびR45bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(x)−[C(R54a)(R54b)]OC(O)R46
46は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R47a)(R47b)、
47aおよびR47bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R47aおよびR47bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xi)−[C(R54a)(R54b)]NR48C(O)R49
48は以下である:
(a)−H、または
(b)C〜C置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
49は以下である:
(a)C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、
(b)−N(R50a)(R50b)、
50aおよびR50bは、それぞれ独立して、水素、C〜C12置換または非置換の直鎖、分枝、または環状アルキル、CまたはC10置換または非置換のアリール、C〜C置換または非置換の複素環、C〜C11置換または非置換のヘテロアリールであるか、あるいは、R50aおよびR50bは共に3〜10個の炭素原子および酸素、窒素、および硫黄から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する置換または非置換の環を形成することができ、
(xii)−[C(R54a)(R54b)]CN、
(xiii)−[C(R54a)(R54b)]NO
(xiv)−[C(R54a)(R54b)]51
51は、−F、−Cl、−Br、または−Iから選択される1〜21個のハロゲン原子に置換されたC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキルであり、
(xv)−[C(R54a)(R54b)]SO52
52は、水素、ヒドロキシル、置換もしくは非置換のC〜C直鎖もしくは分枝アルキル、置換もしくは非置換のC、C10、もしくはC14アリール、C〜C15アルキレンアリール、C〜C置換もしくは非置換の複素環、またはC〜C11置換もしくは非置換のヘテロアリールであり、
(xvi)同一炭素原子上の2個のR単位は共に=O、=S、または=NR53から選択される単位を形成することができ、
53は、水素、ヒドロキシル、C〜C直鎖もしくは分枝アルキル、またはC〜C直鎖もしくは分枝アルコキシであり、
54aおよびR54bは、それぞれ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、
添え字pは0〜14の整数であり、
添え字qは0〜5の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項13】
前記化合物が、式:
【化175】

【化176】

を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物が、式:
【化177】

(式中、
60は以下から選択される:
(i)水素、
(ii)置換または非置換のCまたはC10アリール、
(iii)置換または非置換のC〜Cヘテロアリール、または
(iv)置換または非置換のC〜C複素環、
61およびR62は共に以下から選択される環を形成する:
(i)飽和または不飽和のシクロアルキル、
(ii)飽和または不飽和のビシクロアルキル、または
(iii)アリール、
Lは1〜5個の炭素原子を有する結合単位であり、
添え字kは0または1である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項15】
前記化合物が、式:
【化178】

を有する、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
60がフェニルである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
60が、
【化179】

【化180】

【化181】

(式中、任意の環水素原子をヒドロカルビル単位と置換することができる)から選択される式を有する置換または非置換のC、C、C、またはCヘテロアリールまたは複素環式の5員環である、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
60が、
【化182】

【化183】

から選択される式を有する置換または非置換のC、C、C、またはCヘテロアリール5員環である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
60が、式:
【化184】

を有する、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
60が、
【化185】

【化186】

(式中、任意の環水素原子をヒドロカルビル単位と置換することができる)から選択される式を有する置換または非置換のC、C、またはCヘテロアリールまたは複素環式の6員環である、請求項15に記載の方法。
【請求項21】
60が、
【化187】

から選択される式を有する置換または非置換のC、C、またはCヘテロアリール6員環である、請求項15に記載の方法。
【請求項22】
60が式:
【化188】

を有する、請求項15に記載の方法。
【請求項23】
60が、
【化189】

(式中、任意の環水素原子をヒドロカルビル単位と置換することができる)から選択される式を有する縮合した置換または非置換のCまたはCヘテロアリールまたは複素環である、請求項15に記載の方法。
【請求項24】
Lが、
(i)−CH−、
(ii)−CHCH−、
(iii)−CHCHCH−、
(iv)−CHCHCHCH−、
(v)−CHCH(CH)CH−、または
(vi)−CHCH(CH)CHCH
から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項25】
Lが−CH−または−CHCH−である、請求項15に記載の方法。
【請求項26】
添え字kが0である、請求項15に記載の方法。
【請求項27】
前記化合物が、式:
【化190】

を有する、請求項14に記載の方法。
【請求項28】
60がフェニルである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
60が、
【化191】

【化192】

【化193】

(式中、任意の環水素原子をヒドロカルビル単位と置換することができる)から選択される式を有する置換または非置換のC、C、C、またはCヘテロアリールまたは複素環式の5員環である、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
60が、
【化194】

【化195】

から選択される式を有する置換または非置換のC、C、C、またはCヘテロアリール5員環である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
60が、式:
【化196】

を有する、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
60が、
【化197】

【化198】

(式中、任意の環水素原子をヒドロカルビル単位と置換することができる)
から選択される式を有する置換または非置換のC、C、またはCヘテロアリールまたは複素環式の6員環である、請求項27に記載の方法。
【請求項33】
60が、
【化199】

【化200】

から選択される式を有する置換または非置換のC、C、またはCヘテロアリールまたは複素環式の6員環である、請求項27に記載の方法。
【請求項34】
60が、式:
【化201】

を有する、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
60が、
【化202】

(式中、任意の環水素原子をヒドロカルビル単位と置換することができる)
から選択される式を有する縮合した置換または非置換のCまたはCヘテロアリールまたは複素環である、請求項27に記載の方法。
【請求項36】
Lが、
(i)−CH−、
(ii)−CHCH−、
(iii)−CHCHCH−、
(iv)−CHCHCHCH−、
(v)−CHCH(CH)CH−、または
(vi)−CHCH(CH)CHCH
から選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項37】
Lが−CH−または−CHCH−である、請求項27に記載の方法。
【請求項38】
添え字kが0である、請求項27に記載の方法。
【請求項39】
前記化合物が、式:
【化203】

(式中、
BおよびCは以下から独立して選択される環である:
(i)CまたはC10アリール、または
(ii)C〜Cヘテロアリール、
およびRは1〜9個の水素の置換であり、各RおよびRは以下から独立して選択される:
(i)置換または非置換のC〜C10直鎖、分枝、または環状アルキル、
(ii)置換または非置換のC〜C10直鎖、分枝、または環状アルケニル、
(iii)置換または非置換のC〜C10直鎖または分枝アルキニル、
(iv)置換または非置換のC〜C10直鎖、分枝、または環状アルコキシ、
(v)置換または非置換のC〜C10直鎖、分枝、または環状アルケノキシ、
(vi)置換または非置換のC〜C10直鎖または分枝アルキノキシ、または
(vii)ハロゲン、
添え字sは0〜9の整数であり、添え字tは0〜9の整数である)を有する、請求項4に記載の方法。
【請求項40】
Bが置換または非置換のCまたはC10アリールである、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
BがCアリールである、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
Bが置換または非置換のC〜Cヘテロアリールである、請求項39に記載の方法。
【請求項43】
Bが、
【化204】

【化205】

から選択される式を有する置換または非置換のC、C、C、またはCヘテロアリール5員環である、請求項39に記載の方法。
【請求項44】
Bが、
【化206】

から選択される式を有するC、C、またはCヘテロアリール6員環である、請求項39に記載の方法。
【請求項45】
Bが置換または非置換のCまたはC10アリールである、請求項39に記載の方法。
【請求項46】
CがCアリールである、請求項39に記載の方法。
【請求項47】
Cが置換または非置換のC〜Cヘテロアリールである、請求項39に記載の方法。
【請求項48】
Cが、
【化207】

【化208】

から選択される式を有する置換または非置換のC、C、C、またはCヘテロアリール5員環である、請求項39に記載の方法。
【請求項49】
Cが、
【化209】

から選択される式を有するC、C、またはCヘテロアリール6員環である、請求項39に記載の方法。
【請求項50】
被験体において胃腸細菌侵入を予防する方法であって、
エチル5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3,3−ジメチル−2−オキソブチル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
1−(tert−ブチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3−(2−ヒドロキシフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
3−(4−イソプロピルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
メチル3−(2,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
メチル3−(2,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6(1H)−オン、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
4−メチル−3−フェニルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
N−[5−(4−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アセトアミド、および
4−[(1−メチル−4H−イミダゾール−2−イル)メチル]−N−フェニル−1,3,5−トリアジン−2−アミン
から選択される有効量の1つまたは複数の化合物を前記被験体に投与する工程を含む、方法。
【請求項51】
インビボ、インビトロ、およびエクスビボで細胞中の腸アルカリホスファターゼ量を増加させる方法であって、細胞を、
エチル5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3,3−ジメチル−2−オキソブチル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
1−(tert−ブチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3−(2−ヒドロキシフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
3−(4−イソプロピルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
メチル3−(2,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
メチル3−(2,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6(1H)−オン、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
4−メチル−3−フェニルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
N−[5−(4−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アセトアミド、および
4−[(1−メチル−4H−イミダゾール−2−イル)メチル]−N−フェニル−1,3,5−トリアジン−2−アミン
から選択される有効量の1つまたは複数の化合物と接触させる工程を含む、方法。
【請求項52】
被験体の腸アルカリホスファターゼを活性化する方法であって、
エチル5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3,3−ジメチル−2−オキソブチル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
1−(tert−ブチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3−(2−ヒドロキシフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
3−(4−イソプロピルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
メチル3−(2,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
メチル3−(2,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6(1H)−オン、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
4−メチル−3−フェニルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
N−[5−(4−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アセトアミド、および
4−[(1−メチル−4H−イミダゾール−2−イル)メチル]−N−フェニル−1,3,5−トリアジン−2−アミン
から選択される有効量の1つまたは複数の化合物を前記被験体に投与する工程を含む、方法。
【請求項53】
被験体のアルカリホスファターゼ量を増加させる方法であって、
エチル5−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3,3−ジメチル−2−オキソブチル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
1−(tert−ブチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル5−(4−ブロモフェニル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシラート、
3−(2−ヒドロキシフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
3−(4−イソプロピルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸、
メチル3−(2,4−ジクロロフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
メチル3−(2,4−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシラート、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6(1H)−オン、
3−(4−メトキシフェニル)−4−メチルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
4−メチル−3−フェニルピラノ[2,3−c]ピラゾール−6−オール、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−ヘキサヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)−3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−イソインドール−1,3(2H)−ジオン、
N−[5−(4−ブロモベンジルチオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アセトアミド、および
4−[(1−メチル−4H−イミダゾール−2−イル)メチル]−N−フェニル−1,3,5−トリアジン−2−アミン
から選択される有効量の1つまたは複数の化合物を被験体に投与する工程を含む、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公表番号】特表2011−521916(P2011−521916A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−510647(P2011−510647)
【出願日】平成21年5月19日(2009.5.19)
【国際出願番号】PCT/US2009/044511
【国際公開番号】WO2009/143150
【国際公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【出願人】(508236848)バーナム インスティテュート フォー メディカル リサーチ (9)
【Fターム(参考)】