血管形成治療用化合物
本発明は、血管形成を治療または阻害するために有用なイソオキサゾール化合物、イソチアゾール化合物、およびトリアゾール化合物に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
で表される化合物あるいは、その薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物およびプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RaまたはRbのうちの1つは−Hであり、他方は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、かつ
R2は、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよい2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、置換されていてもよいベンゾ[1,3]ジオキソリル、置換されていてもよいビフェニル、置換されていてもよい4−ピリジニル−フェニル、置換されていてもよいキノリニル、置換されていてもよいイソキノリニル、置換されていてもよい1H−インドリル、置換されていてもよいピリジニル、置換されていてもよいオキサゾリル、置換されていてもよいイソキサゾリル、置換されていてもよいチアゾリル、置換されていてもよいイソチアゾリル、置換されていてもよいイミダゾリル、置換されていてもよいピロリル、置換されていてもよいピラゾリル、置換されていてもよいフラニル、置換されていてもよいチオフェニル、置換されていてもよいチアジアゾリル、置換されていてもよいオキサジアゾリル、置換されていてもよいクロマニル、置換されていてもよいイソクロマニル、置換されていてもよいピリダジニル、置換されていてもよいピリミジニル、置換されていてもよいピラジニル、置換されていてもよいベンゾチオフェニル、置換されていてもよい2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフェニル、置換されていてもよいベンゾフラニル、置換されていてもよい2,3−ジヒドロ−ベンゾフラニル、置換されていてもよい1H−ベンゾイミダゾリル、置換されていてもよいベンゾチアゾリル、置換されていてもよいベンゾオキサゾリル、置換されていてもよい1H−ベンゾトリアゾリル、置換されていてもよい1H−インダゾリル、置換されていてもよい9H−プリニル、置換されていてもよいピロロピリミジニル、置換されていてもよいピロロピラジニル、置換されていてもよいピロロピリダジニル、置換されていてもよいイミダゾピラジニルまたは置換されていてもよいイミダゾールピリダジニルである。
【請求項2】
式(II)
で表される化合物あるいは、その薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物およびプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RcまたはRdのうちの1つが−Hであり、他方は、置換されていてもよいヘテロアリール、非置換のフェニルまたは以下の式
のうちの1つで表される置換フェニルであり、
R4は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、
R18、R19、R22およびR23は、各々独立して、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR7、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R20は、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR17、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R21は、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR17、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R7およびR8は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
R10およびR11は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルもしくは置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか、またはR10およびR11は、それらが結合する窒素と一緒になって、置換されていてもよいヘテロシクリルもしくは置換されていてもよいヘテロアリールを形成し、
R17は、それぞれについて独立して、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、かつ
pは1または2である。
【請求項3】
化合物が、式(IA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
化合物が、式(VA)
で表され、
式中、
RiまたはRjのうちの1つが−Hであり、他方は、以下の式
で表され、
X1およびX2は各々独立して、CHまたはNであり、
R12、R13およびR14は各々独立して、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR7、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R8は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
R10およびR11は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルもしくは置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか、またはR10およびR11が、それらが結合する窒素と一緒になって、置換されていてもよいヘテロシクリルもしくは置換されていてもよいヘテロアリールを形成し、かつ
pは1または2である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
化合物が、式(IIA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
化合物が、式(IB)
で表され、
式中、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、かつ
R7は、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
化合物が、式(VB)
で表され、
式中、
RiまたはRjのうちの1つが−Hであり、他方は、以下の式
で表され、
X1およびX2は各々独立して、CHまたはNであり、
R12、R13およびR14は各々独立して、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR7、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R8は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
R10およびR11は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルもしくは置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか、またはR10およびR11が、それらが結合する窒素と一緒になって、置換されていてもよいヘテロシクリルもしくは置換されていてもよいヘテロアリールを形成し、かつ
pは1または2である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
式(XI)
で表される化合物あるいは、その薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物またはプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RaまたはRbのうちの1つが−Hであり、他方は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、ただし、Raはアクリジニルではなく、かつ
R30は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールである。
【請求項9】
化合物が、式(XIA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
化合物が、式(XIB)
で表され、
式中、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
式(XXXI)
で表される化合物、あるいはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物またはプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RaまたはRbのうちの1つが−Hであり、他方は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、かつ
R59は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、ただし、R59は非置換のフェニルではない。
【請求項12】
化合物が、式(XXXIA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
化合物が、式(XXXIB)
で表され、式中、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、かつ
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルである、請求項11に記載の方法。
【請求項1】
式(I)
で表される化合物あるいは、その薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物およびプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RaまたはRbのうちの1つは−Hであり、他方は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、かつ
R2は、置換されていてもよいフェニル、置換されていてもよい2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、置換されていてもよいベンゾ[1,3]ジオキソリル、置換されていてもよいビフェニル、置換されていてもよい4−ピリジニル−フェニル、置換されていてもよいキノリニル、置換されていてもよいイソキノリニル、置換されていてもよい1H−インドリル、置換されていてもよいピリジニル、置換されていてもよいオキサゾリル、置換されていてもよいイソキサゾリル、置換されていてもよいチアゾリル、置換されていてもよいイソチアゾリル、置換されていてもよいイミダゾリル、置換されていてもよいピロリル、置換されていてもよいピラゾリル、置換されていてもよいフラニル、置換されていてもよいチオフェニル、置換されていてもよいチアジアゾリル、置換されていてもよいオキサジアゾリル、置換されていてもよいクロマニル、置換されていてもよいイソクロマニル、置換されていてもよいピリダジニル、置換されていてもよいピリミジニル、置換されていてもよいピラジニル、置換されていてもよいベンゾチオフェニル、置換されていてもよい2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフェニル、置換されていてもよいベンゾフラニル、置換されていてもよい2,3−ジヒドロ−ベンゾフラニル、置換されていてもよい1H−ベンゾイミダゾリル、置換されていてもよいベンゾチアゾリル、置換されていてもよいベンゾオキサゾリル、置換されていてもよい1H−ベンゾトリアゾリル、置換されていてもよい1H−インダゾリル、置換されていてもよい9H−プリニル、置換されていてもよいピロロピリミジニル、置換されていてもよいピロロピラジニル、置換されていてもよいピロロピリダジニル、置換されていてもよいイミダゾピラジニルまたは置換されていてもよいイミダゾールピリダジニルである。
【請求項2】
式(II)
で表される化合物あるいは、その薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物およびプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RcまたはRdのうちの1つが−Hであり、他方は、置換されていてもよいヘテロアリール、非置換のフェニルまたは以下の式
のうちの1つで表される置換フェニルであり、
R4は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、
R18、R19、R22およびR23は、各々独立して、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR7、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R20は、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR17、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R21は、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR17、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R7およびR8は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
R10およびR11は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルもしくは置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか、またはR10およびR11は、それらが結合する窒素と一緒になって、置換されていてもよいヘテロシクリルもしくは置換されていてもよいヘテロアリールを形成し、
R17は、それぞれについて独立して、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、かつ
pは1または2である。
【請求項3】
化合物が、式(IA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
化合物が、式(VA)
で表され、
式中、
RiまたはRjのうちの1つが−Hであり、他方は、以下の式
で表され、
X1およびX2は各々独立して、CHまたはNであり、
R12、R13およびR14は各々独立して、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR7、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R8は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
R10およびR11は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルもしくは置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか、またはR10およびR11が、それらが結合する窒素と一緒になって、置換されていてもよいヘテロシクリルもしくは置換されていてもよいヘテロアリールを形成し、かつ
pは1または2である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
化合物が、式(IIA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
化合物が、式(IB)
で表され、
式中、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、かつ
R7は、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
化合物が、式(VB)
で表され、
式中、
RiまたはRjのうちの1つが−Hであり、他方は、以下の式
で表され、
X1およびX2は各々独立して、CHまたはNであり、
R12、R13およびR14は各々独立して、ハロ、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアラルキル、シアノ、ニトロ、グアナジノ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヘテロアルキル、−OR7、−NR10R11、−C(O)R7、−C(O)OR7、−OC(O)R7、−C(O)NR10R11、−NR8C(O)R7、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、−SR7、−S(O)pR7、−OS(O)pR7、−S(O)pOR7、−NR8S(O)pR7または−S(O)pNR10R11であり、
R8は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
R10およびR11は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルもしくは置換されていてもよいヘテロアラルキルであるか、またはR10およびR11が、それらが結合する窒素と一緒になって、置換されていてもよいヘテロシクリルもしくは置換されていてもよいヘテロアリールを形成し、かつ
pは1または2である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
式(XI)
で表される化合物あるいは、その薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物またはプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RaまたはRbのうちの1つが−Hであり、他方は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、ただし、Raはアクリジニルではなく、かつ
R30は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールである。
【請求項9】
化合物が、式(XIA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
化合物が、式(XIB)
で表され、
式中、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルである、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
式(XXXI)
で表される化合物、あるいはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、包接化合物またはプロドラッグの有効量を被験体に投与する段階を含む、血管形成の治療または阻害を必要とする被験体で、血管形成を治療または阻害する方法:
式中、
RaまたはRbのうちの1つが−Hであり、他方は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、かつ
R59は、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリールであり、ただし、R59は非置換のフェニルではない。
【請求項12】
化合物が、式(XXXIA)
で表され、
式中、
Rxは、(Raa)m、−Raa−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)(CH2)nC(O)OH、−C(O)YRz、−C(O)NH−Raaまたは−(Raa)qC(O)(Y1)であり、
Ryは、−Hまたは低級アルキルであり、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルであり、
Raaは、アミノ酸残基またはアミノ酸残基類似体であり、
Yは、CH2、OまたはNHであり、
Rzは、Alk−NH2、Alk−C(O)OH、HetまたはY1であり、
Alkは、置換されていてもよいアルキレンであり、
Hetは、置換されていてもよいヘテロアルキルであり、
Y1は、分子量60,000ダルトン未満の水溶性ポリマーであり、
nは、1、2、3または4であり、
mは、1から10の整数であり、かつ
qは0または1である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
化合物が、式(XXXIB)
で表され、式中、
Rwは、−H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、−OP(O)(OR7)2、−SP(O)(OR7)2、ニトロ、アルキルエステルまたはヒドロキシルであり、かつ
R7は、それぞれについて独立して、−H、置換されていてもよいアルキル、置換されていてもよいアルケニル、置換されていてもよいアルキニル、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいシクロアルケニル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいアラルキルまたは置換されていてもよいヘテロアラルキルである、請求項11に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【公表番号】特表2010−503674(P2010−503674A)
【公表日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−528287(P2009−528287)
【出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際出願番号】PCT/US2007/019905
【国際公開番号】WO2008/033449
【国際公開日】平成20年3月20日(2008.3.20)
【出願人】(504151848)シンタ ファーマシューティカルズ コーポレーション (72)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際出願番号】PCT/US2007/019905
【国際公開番号】WO2008/033449
【国際公開日】平成20年3月20日(2008.3.20)
【出願人】(504151848)シンタ ファーマシューティカルズ コーポレーション (72)
【Fターム(参考)】
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