説明

装置および方法

【課題】物体、特にプラスチックの用量を移動する装置および方法を改良する。
【解決手段】プラスチックの用量(80)を圧縮成形装置(1)に運搬するよう設計される移送手段(8)から構成され、前記移送手段(8)は、押出手段からの前記用量(8)を除去するよう設計される受容手段(321)、および前記受容手段(321)から前記用量(80)を受容しかつ前記用量(80)を前記圧縮成形装置(1)に運搬するよう設計される運搬手段(308)から構成される装置において、前記受容手段(321)は前記運搬手段(308)によって支持されかつ前記運搬手段(308)に対して可動であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は物体、特にプラスチックの用量を移動する装置に関する。本発明はさらに、プラスチックの用量を移送する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
装置は、成形モールドが関連する周辺範囲のある成形回転台から構成される、プラスチックの用量の圧縮成形が既知であり、成形キャビティ―すなわちメス型半モールド、およびパンチ―すなわちオス型半モールドから構成され、それらは相互に可動である。
【0003】
成形キャビティはそれぞれ、成形キャビティがパンチから離間されるときに、ペースト状のプラスチック用量を受容するよう設計される。続いて成形キャビティおよびパンチは、パンチが成形キャビティを穿孔し、および前記用量を形成するためプラスチックの用量と相互作用するように、接近するよう移動される。装置はまた、成形キャビティにプラスチックの用量をペースト状で供給することも既知である。
【0004】
前記装置は、用量を形成するための、押出機の分配ノズルを出るプラスチックを切削する切削装置から構成される。切削装置は一つかそれ以上の切削要素、およびプラスチックの隣接要素として作用し、かつ切削要素が分配ノズルを出るプラスチックから用量を分けた後、同用量が運搬範囲から移動するのを阻止する一つかそれ以上の対照的要素から構成されうる。これらの装置は、切削装置が分配ノズルから分けた用量を取り除く複数の除去要素を支持する第一回転台、および前記除去要素からプラスチックの用量を受容しかつ用量を成形キャビティに運搬する複数の分配要素を支持する第二回転台から構成される。
【0005】
第一回転台と第二回転台は同一回転軸を有し、および、除去要素が運搬要素より大きい鉛直高さに設置され、かつ運搬要素が成形キャビティより大きい鉛直高さに設置されるように、設計される。
【0006】
除去要素は第一回転台の周辺範囲に固定され、および円軌道に沿って移動する。
【0007】
分配要素は第二回転台に関連する可動のアームによって支持され、および閉ループ通路に沿って移動する。閉ループ通路は前記円軌道に一致する部分から構成され、追加的部分は回転中の成形キャビティによって定められる、また円形である軌道に一致し、および二つの連結部は前記部分および前記追加的部分の間に置かれる。
【0008】
操作中、除去要素はプラスチックの用量を押出機から除去し、および続いて、除去要素および分配要素が上方に相互に設置され、かつ円軌道の同一部分に沿って移動する間、対応する分配要素に用量を運搬する。
【0009】
また続いて、除去要素が円軌道を覆い続ける間、可動アームは分配要素を除去要素から離して移動し、および除去要素を成形キャビティと相互作用させる。
【0010】
分配要素が成形キャビティの上方に設置され、かつ成形キャビティによって定められる円軌道の部分に沿って移動する間、分配要素はプラスチックの用量を成形キャビティに運搬する。
【0011】
可動のアームによって、分配要素および成形キャビティは、分配要素が第二回転台の周辺範囲に固定された場合に前記分配要素と成形キャビティが相互作用するときより、長時間相互作用することが可能になる。これは、用量が分配要素から成形キャビティに通過する間の時間間隔に、非常に大きな間隔の時間が提供されることを可能にする。
【0012】
前記に開示された装置では、可動のアームはカムによって駆動される。
【0013】
上記に開示された装置の不利点は、プラスチックの用量は、分配要素を成形キャビティと相互作用させるため移動アームが分配要素を除去要素から離すよう移動するとき、前記用量が除去要素によって分配要素にまだ移送されていない場合に、分配要素および除去要素の対応する動きによってせん断されることである。
【0014】
せん断された用量の部分は装置の上に広がる。その結果として、装置の構成材(例として前記カムの跡、移動アームなど)はプラスチックによって汚れる。さらに、前記構成材上にプラスチックが堆積すると、前記プラスチックが固体になったとき構成材に応力が生じ、その正確性が変わる
【0015】
さらに上記に開示された装置の不利点は、前記装置は製造および業務が著しく複雑なことである。
【0016】
事実、前記カムは、カムの寸法不良が重要な―およびしたがって容認できない―成形キャビティに対する分配要素の位置誤差を生じるので、非常に低減された寸法許容差で製造されなければならない。
【0017】
特に、可動アームはカムの小さい寸法不良を分配要素の大きな位置誤差に変換する増幅効果を伴うレバーとして作用する。
【0018】
カムかつ/またその不適確な角度ステップの前方で寸法不良が生じた場合、分配要素は成形キャビティと整列されず、従って一定量の不適確が生じた場合に用量は移送されることができない。
【0019】
加えて、構成材と装置の摩耗および劣化は前記誤差を増幅する。
【0020】
さらに、成形キャビティの数は分配要素の数より多いため、分配要素はそれぞれ、操作中に複数の成形キャビティを供給しなければならない。
【0021】
上記に開示された装置の不利点は、前記分配要素が供給するよう設計される複数の成形キャビティのすべての成形キャビティに対する分配要素の正しい位置決めを得ることが非常に難しいことから成る。
【0022】
成形回転台に対する成形キャビティの位置誤差―限られた量であるが―は、分配要素が前記複数の成形キャビティの他の成形キャビティに用量を堆積できるとしても、分配要素は前記成形キャビティ内に、全体または部分的に用量を堆積することができないことを意味する。
【0023】
加えて、カムの設計ステップ中、装置の操作中に用量が受ける遠心の値と遠心力を予測するのは非常に難しい。
【0024】
用量は分配要素の直径より小さい直径を有するので、上記の力の作用を通して用量は分配要素内側の壁の部分にとどまりやすく、およびさらに分配要素の追加的内壁部分から分離しやすくなる。従って、分配要素が成形キャビティと同軸になるならば、用量の縦軸は成形キャビティの軸と実質的に一致せず、それによって用量の移送がより困難になる。
【0025】
この欠点は、用量が成形キャビティと同軸であり、および分配要素がそうでないようなカムの設計によって、未然に防ぐことが可能である。
【0026】
この場合、設定直径を有する用量―およびゆえに一定の寸法を有する母材の形成を目的とする―の移送から、異なる直径を有する用量―およびゆえに他の寸法を有する母材の形成を目的とする―の移送へ移動することはカムの交換の必要が生じ、これは開示される解決が実際には実行不可能にする。
【0027】
従来開示された装置では、分配要素はそれぞれ、除去要素からの用量が管状外皮の中に入るよう通過する上部開口、および管状外皮から成形キャビティへ通過する下部開口を有する管状外皮から構成される。分配要素はそれぞれ、管状外皮の支持に咬合され、および下部開口を用量が通過できる開放位置と、用量の下部開口の通過を防止する閉鎖位置の間で可動である、第一閉鎖要素および第二閉鎖要素から構成される。
【0028】
第一閉鎖要素および第二閉鎖要素は閉鎖位置から開放位置へ、逆もまた同様に、アーチ形の軌道を描いて通過する。
【0029】
さらに第一閉鎖要素を直接駆動するロッドが備わる、作動装置が提供される。
【0030】
第二閉鎖要素は、一端が第一閉鎖要素に咬合され、および他の一端が第二閉鎖要素に咬合されるレバーを用いて、第一閉鎖要素によって駆動される。
【0031】
上記に開示された装置の不利点は、第一閉鎖要素および第二閉鎖要素が閉鎖位置から開放位置へ、逆もまた同様に、互いに対して異なるモードで(すなわち異なる運動法則で)通過することからなる。
【0032】
一つまたは二つの閉鎖要素の動きが予測されるまたは異なることにより、用量の下端に接する内表―前記表面により多くまたは少なく付着しうる―は用量、特に用量の本体に対して用量の下端に応力またはねじれを引き起こす。
【0033】
これは用量がその前記上端、つまり用量のチップ範囲を変形させさせやすい応力を受けることを意味する。結果として、成形キャビティに変形された用量を挿入することは、困難またはむしろ不可能でありうる。
【0034】
これらのいくつかの形は第一閉鎖要素および第二閉鎖要素から用量の下端を抽出することができない、または非常に困難であるため、優良な製品のために技術的に適合されうる第一閉鎖要素と第二閉鎖要素のアーチ形軌道は、第一閉鎖要素と第二閉鎖要素の内形のすべてが実行されることはできないので、設計限界がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0035】
本発明の目的は、物体、特にプラスチックの用量を移動する装置を改良することである。
【0036】
他の目的は、プラスチックの用量を圧縮成形する装置を改良することである。
【0037】
さらに目的は、良好な正確性および優れた再現性が備わる、物体、特にプラスチックの用量を移動するための装置を得ることである。
【0038】
さらに目的は、移送中に用量がせん断されるリスクが取り除かれた、圧縮成形装置にプラスチックの用量を供給するための装置を得ることである。
【0039】
さらに目的は、用量、特にそのチップ範囲を変形しない、圧縮成形装置にプラスチックの用量を供給するための装置を得ることである。
【発明を解決するための手段】
【0040】
本発明の第一の態様では、物体を受容するよう設計されたシート手段が備わる運搬装置、前記シート手段は曲線軌道に沿って可動であり、および前記物体を運搬装置に運搬かつ/また前記運搬装置から取り除くよう設計される移送手段が備わる追加的運搬装置から構成され、前記運搬装置は、前記シート手段と前記移送手段が前記曲線軌道の部分に沿って互いに連結して維持されるように係合するよう設計される連結手段から構成されることを特徴とする装置が提供される。
【0041】
実施例では、装置はさらに移送手段とシート手段を前記曲線軌道の部分に沿って互いに接続し、および移送手段とシート手段が前記部分に沿って連結して進行した後、移送手段とシート手段を開放できるよう形成される接続手段から構成される。
【0042】
本発明の第二の態様では、物体を受容するよう設計されたシート手段の備わる運搬装置、前記シート手段は曲線軌道に沿って可動であり、および前記物体を前記運搬装置に運搬かつ/また前記運搬装置から取り除くよう設計される移送手段が備わる追加的運搬装置から構成され、前記装置はさらに、移送手段とシート手段を前記曲線軌道の部分に沿って互いに接続し、および移送手段とシート手段が前記部分に沿って連結して移動した後、移送手段とシート手段を解放するように形成される接続手段から構成されることを特徴とする装置が提供される。
【0043】
本発明のこれらの態様により、物体をシート手段に挿入し、またはシート手段から取り外す、優れた正確性のある装置を得ることが可能である。事実シート手段は、連結手段かつ/また接続手段と相互作用することにより、シート手段とともに、シート手段によって定められる曲線軌道の部分に沿って移動するよう移送手段を誘導する。移送手段とシート手段が前記部分を覆う間、物体は移送手段からシート手段、逆もまた同様に移送されることが可能である。
【0044】
さらに、移送手段を駆動するために、先行技術による装置のような一つかそれ以上のカムを装備する必要がない。
【0045】
これによって、カムの寸法許容差、これらの後者の磨耗、および先行技術による装置の連結式のアームのある装置の正確性の損失による、移送手段の軌道の正確さの損失の問題が阻止されることができる。
【0046】
接続手段は、移送手段がシート手段とともに前記曲線軌道の部分に沿って動移動することを余儀なくさせる。前記曲線軌道の部分は従って、移送手段およびシート手段が接続手段によって開放されるまで互いに離れることのないよう、非常に大きな範囲を有する。
【0047】
実施例で運搬装置は、圧縮成形装置、および圧縮成形装置によって支持される成形モールドの成形キャビティから構成されるシート手段から構成される。
【0048】
この場合は、用量の移送中、移送手段が成形キャビティに直に接触する―または関連する要素に接する―装置が得られる。
【0049】
事実、用量を移送する間、連結手段かつ/また接続手段は、成形キャビティが移送手段の基準かつセンタリング手段であるように、成形キャビティと相互作用する。
【0050】
これは、分配要素の基準手段が完全に欠けており分配要素が事実上後者に接しようが接しまいが成形キャビティの上方に配置される、先行技術による装置には見られない。
【0051】
また、成形キャビティは連結手段との相互作用により、用量が移送手段から成形キャビティに移送される間の時間の間隔で、移送手段と成形キャビティが軌道の通常の部分に沿って確実にともに進行するよう、移送手段の駆動手段として機能する。
【0052】
これは、分配要素がカムによって始動され、分配機能の位置誤差が伴い、異なる装置の非最適化運動学的同期化(例として回転台装置の動作移送での機械的問題)から生じる位置誤差がこの誤差に加わる可能性もある先行技術の装置には見られない。
【0053】
本発明の第三の態様では、プラスチックの用量を圧縮成形装置に運搬するよう設計される移送手段から構成され、前記移送手段は、前記用量を押出機から取り除くよう設計される受容手段、および前記用量を前記受容手段から受容し、かつ前記用量を前記圧縮成形装置に運搬するよう設計される運搬手段から構成され、前記受容手段および前記運搬手段は互いに固着されることを特徴とする装置が提供される。
【0054】
本発明のこの態様により、先行技術による装置で見られるものとは異なる、受容手段および運搬手段が互いに対して動くときに用量がせん断されない装置が得られることが可能である。
【0055】
本発明の第四の態様では、プラスチックの用量を圧縮成形装置に運搬するよう設計される移送手段から構成される装置が提供され、前記装置はさらに、前記用量によって横断可能な前記移送手段の開口を開放かつ/また閉鎖するため、第二閉鎖手段と連携する第一閉鎖手段、および前記第一閉鎖手段と第二閉鎖手段を前記開口にほぼ平行な平面上で、前記第一閉鎖手段と前記第二閉鎖手段を互いに並行に維持して移動するための駆動手段から構成されることを特徴とする。
【0056】
本発明のこの態様によって、先行技術による装置で見られるものとは異なる、第一閉鎖手段と第二閉鎖手段が用量、特に用量のチップ範囲で前記用量を歪曲させる応力を与えることのない装置を得ることが可能である。
【0057】
これにより、用量はより容易に圧縮成形装置に移送され、および圧縮成形装置によって支持される形成モールドの成形キャビティに、ずっと正確に挿入されることが可能になる。
【0058】
本発明の第五の態様では、プラスチックの用量を圧縮成形装置に運搬するよう設計される移送手段から構成される装置が提供され、前記移送手段は押出手段からの前記用量を取り除くよう設計される受容手段から構成され、前記受容手段は前記用量から得られた物体を、前記圧縮成形装置から取り除くことができるよう形成されることを特徴とする。
【0059】
本発明の第六の態様では、容器母材を得るためプラスチックの用量を圧縮成形するよう設計されるモールド手段が備わる圧縮成形装置、および前記モールド手段を前記用量に供給し、かつ前記モールド手段から前記母材を取り除くよう設計される移送手段が備わる移動装置から構成される装置が提供される。
【0060】
本発明の第七の態様では、容器母材を得るためプラスチックの用量を圧縮成形するよう設計されるモールド手段が備わる圧縮成形装置、および、前記モールド手段を前記用量に供給するよう設計される移送手段と、前記成形手段から前記母材を取り除くよう設計される除去手段が備わる移動装置から構成される装置が提供される。
【0061】
本発明のこれらの態様により、単一の移動装置がプラスチックの用量をモールド手段に運搬し、および用量の形成により得られた物体をモールド手段から取り除く、非常に小型の装置を得ることが可能である。
【0062】
特に、用量と母材はある程度の類似形を有する、つまり両方とも伸長された形を有するので、受容手段は、操作サイクルステップ中に、前記受容手段が押出手段から(または押出手段から用量を分ける切削手段から)用量を取り除き、および操作サイクルの続くステップ中で成形手段から母材を取り除くように、適合されることが可能である。
【0063】
先行技術による装置では逆に、供給装置が圧縮成形回転台に用量を供給するよう提供され、除去装置が成形回転台から母材を取り除くよう提供される。除去装置と供給装置は互いに平行して配置され、除去装置は成形回転台の回転方向に対して供給装置の上方に置かれる。
【0064】
本発明のこれらの態様により、先行技術による装置よりも長時間、圧縮成形装置の中に母材が保持されることができる装置が得られることが可能である。これは、成形装置で得られた母材のより良く冷却を可能にする。
【0065】
事実、本発明のこれらの態様により、用量を運搬しかつ母材を取り除く単一の移動装置が提供されるので、用量およびそれから得られた母材は、圧縮成形装置の完全な回転のため圧縮成形装置上に十分に留まる。
【0066】
一方既知の装置では、母材は、用量がモールドの中に導入される前にモールドから取り除かれる―次の母材を形成するよう設計される―。
【0067】
従って、用量およびそこから得られた母材はそれぞれ、圧縮成形回転台の完全な回転より短い時間、圧縮成形回転台上に留まる。
【0068】
さらに、本発明のこれらの態様により、単一の移動装置が用量を運搬しかつ母材を取り除くよう提供されるため、全体の容量は縮小され、および先行技術による供給装置の時間よりも短く用量が移動装置に留まるように押出機は移動装置に対して設置されることが可能である。
【0069】
これにより、移動装置の移送手段に用量が接着するリスクが低減される。
【0070】
さらに、これにより前記移送手段の低温の温度調節が十分に行える。
【0071】
本発明の第八の態様では、プラスチックの用量を成形装置に運搬するよう設計される移送手段から構成され、前記移送手段は前記用量を受容するよう設計される収容手段から構成され、前記移送手段は、前記収容手段の中に受容され、かつ前記用量を前記圧縮成形装置に運搬するため前記収容手段に対して可動である、移動促進手段から構成されることを特徴とする装置が提供される。
【0072】
本発明のこの態様により、用量が移送手段によって圧縮成形装置の成形キャビティの内部にまで伴い、用量の移送の簡易化、および前記用量の成形キャビティでの位置決めの改良ができる装置が得られることが可能である。
【0073】
本発明の第九の態様では、プラスチックの用量を成形装置に運搬するよう設計される移送手段から構成され、前記移送手段は、押出手段からの前記用量を取り除くよう設計される受容手段、および前記受容手段から前記用量を受容し、かつ前記用量を前記圧縮成形装置に運搬するよう設計される運搬手段から構成され、前記受容手段は、前記運搬手段によって支持され、かつ前記運搬手段に対して可動であることを特徴とする装置が提供される。
【0074】
受容手段は、受容手段と運搬手段が実質的に同軸である第一操作位置と、受容手段が運搬手段に対して移送手段の移動方向により前進位置にある第二操作位置の間で可動である。
【0075】
本発明のこの態様により、受容手段が第一操作位置のとき、受容手段から運搬手段への用量の通過が促進され、および、受容手段が前記第二操作位置のとき、前記用量の一つから形成された物体の圧縮成形装置からの取り除きが促進される装置が得られることが可能である。
【0076】
さらに、受容手段が第一操作位置から第二操作位置に移動する間、可能性のある残余プラスチックが運搬手段の面から取り除かれることができる。
【0077】
本発明の第十の態様では、前記圧縮成形装置に前記用量を移送するのに適合する移送手段へのプラスチックの用量の受容、前記用量を少なくとも部分的に包囲する液体のクッションを生成するための既定の圧力を有する流体の第一流の前記移送手段への分配、および、前記移送手段から前記用量を取り出すため追加的既定の圧力を有する流体の第二流の前記移送手段への分配から構成され、前記追加的既定の圧力は前記既定の圧力より大きくなる方法が提供される。
【0078】
本発明のこの態様により、プラスチックの用量を移送手段から非常に効果的に取り出すことが可能である。
【0079】
流体の第一流(つまり、高圧流体の噴射)は実際に用量に直接作用せず、少なくとも部分的に用量を包む液体のクッションにかかる。このように、高圧流体の噴射が直接当たる場合より均一な応力が用量にかかる。
【0080】
従って用量は、用量を外しかつ移送手段の壁と相互作用して接着させやすい、移送手段から圧縮成形装置への用量の正しい移送を脅かしがちである応力を、受けることがない。
【0081】
本発明は、いくつかの例証および制限されない実施例を説明する添付の図面を参照することにより良く理解および実行される。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】圧縮成形装置および運搬装置から構成される平面図である。
【図2】図1の運搬装置の側面図である。
【図3】図1の運搬装置の平面図である。
【図4】図1の運搬装置の断片的斜視側面図である。
【図5】操作配置での運搬装置の運搬要素を示す、図1の装置の概略的および断片的平面図である。
【図6】追加的操作配置での運搬要素を示す、図5と同様の図である。
【図7】運搬要素の斜視図である。
【図8】図7の運搬要素の平面図である。
【図9】図7の運搬要素の側面図である。
【図10】図7の運搬要素の縦断面図である。
【図11】運搬要素の部分の斜視図である。
【図12】図11の運搬要素の部分の平面図である。
【図13】図11の運搬要素の部分の側面図である。
【図14】図11の運搬要素の部分の正面図である。
【図15】運搬要素の追加的部分の斜視図である。
【図16】図15の運搬要素の追加的部分の平面図である。
【図17】図1の装置の概略的および断片的斜視図である。
【図18】運搬装置の構成材の斜視図である。
【図19】プラスチックを圧縮成形する装置の配置図である。
【図20】プラスチックを圧縮成形する追加的装置の配置図である。
【図21】操作配置での成形装置の成形キャビティおよび運搬装置の操作装置の縦断面図である。
【図22】図21の拡大詳細図である。
【図23】追加的操作配置の操作装置を示す図21と同様の断面図である。
【図24】図23の拡大詳細図である。
【図25】操作装置の収容部分の斜視図である。
【図26】図25の収容部分の追加的斜視図である。
【図27】図25の収容部分が提供される誘導要素の概略斜視図である。
【図28】冷却流体を受容するよう設計された導管手段の実施例を透過的に示す、図27の誘導要素の追加的概略斜視図である。
【図29】図25の収容部分の縦方向の平面に沿って取られた断面図である。
【図30】図25の収容部分縦方向の平面に沿って取られた追加的断面図である。
【図31】導管手段の追加的実施例を透過的に示す、図28と同様の図である。
【図32】図10の詳細図である。
【図33】運搬要素の下からの部分的概略的斜視図である。
【図34】図33の運搬要素の下からの部分的概略的斜視図である。
【図35】図33の運搬要素の斜視、概略、および断面図である。
【図36】圧縮成形装置および運搬装置から構成される装置の概略的平面図である。
【図37】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図36の運搬装置の概略的平面図である。
【図38】図37の拡大詳細図である。
【図39】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図36の運搬装置の概略的平面図である。
【図40】図39の拡大詳細図である。
【図41】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図36の運搬装置の概略的平面図である。
【図42】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図36の運搬装置の概略的平面図である。
【図43】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図36の運搬装置の概略的平面図である。
【図44】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図36の運搬装置の概略的平面図である。
【図45】圧縮成形装置および変化形によって作られた運搬装置から構成される装置の概略的平面図である。
【図46】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図45の運搬装置の概略的平面図である。
【図47】図46の拡大詳細図である。
【図48】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図45の運搬装置の概略的平面図である。
【図49】図48の拡大詳細図である。
【図50】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図45の運搬装置の概略的平面図である。
【図51】連続する操作配置での運搬装置の接続手段を示す、図45の運搬装置の概略的平面図である。
【図52】操作配置での運搬装置の接続手段を示す、圧縮成形装置および運搬装置から構成される装置の概略的平面図である。
【図53】図52の拡大詳細図である。
【図54】追加的操作配置での接続手段を示す、図52と同様の図である。
【図55】また追加的操作配置での接続手段を示す、図52と同様の図である。
【図56】変化形によって作られた接続手段を示す図53と同様の図である。
【図57】プラスチックを圧縮成形する装置の配置図である。
【図58】圧縮成形装置にプラスチックの用量を挿入し、かつ圧縮成形装置によって形成された物体を取り除くよう設計された移動装置の断片的斜視図である。
【図59】図58の移動装置の追加的断片的斜視図である。
【図60】図58の移動装置の断片的および部分的な断面斜視図である。
【図61】圧縮成形装置の成形キャビティを係合する移動装置の運搬要素の施錠要素の斜視図である。
【図62】移動装置の下部の下からの斜視図である。
【図63】移動装置の下部の斜視側面図である。
【図64】移動装置の下部の概略的平面図である。
【図65】移動装置の下部の上方からの斜視図である。
【図66】移動装置の上部の下からの斜視図である。
【図67】移動装置の上部の斜視側面図である。
【図68】移動装置の上部の斜視側面図である。
【図69】移動装置の上部の斜視側面図である。
【図70】形成された物体の操作装置の分解斜視図である。
【図71】移動装置の上部の概略平面図である。
【図72】圧縮成形装置の成形モールドの縦面に沿って取られた断面図である。
【図73】図72の詳細である。
【図74】操作配置での運搬要素の縦面に沿って取られた概略的断面図である。
【図75】他の操作配置での運搬要素を示す図74と同様の断面図である。
【図76】追加的操作配置での運搬要素を示す図74と同様の断面図である。
【図77】また追加的操作配置での運搬要素を示す図74と同様の断面図である。
【図78】また追加的操作配置での運搬要素を示す図74と同様の断面図である。
【図79】図76の詳細である。
【図80】図77の詳細である。
【図81】図78の詳細である。
【発明を実施するための形態】
【0083】
図1から18を参照して、軸Aの周囲をR1の方向に回転可能で、かつ複数の成形モールド3を支持する回転台2から構成される、プラスチックの用量を圧縮成形するための成形装置1が示される。成形モールド3は回転台2の周辺範囲4に設置され、およびほぼ均一な角度で離間されることができるよう配置される。
【0084】
単純化のため、いくつかの成形モールド3のみが図1に示される。
【0085】
成形モールド3はそれぞれ、相互に可動である成形キャビティ5およびパンチ(図示せず)から構成される。
成形モールド3は、プラスチックの用量80が成形キャビティ5に挿入され、および例として容器の母材である形成された物体が成形モールド3から取り除かれるように成形キャビティ5およびパンチが互いに離間される開放配置、および用量80を形成するためパンチが成形キャビティ5を貫通する閉鎖配置を前提とする。
【0086】
図示されない実施例では、成形装置1は回転台2の代わりに、例としてベルトまたはチェーン要素などの、閉ループ軌道に沿って可動な柔軟要素が備わる、成形モールド3の移動かつ支持要素から構成される。
【0087】
用量80を生成するため、押出機の分配ノズルから出るプラスチックを切削する、図示されない切削装置がさらに提供される。切削装置は一つかそれ以上の切削要素、およびプラスチックの隣接要素として作用し、および用量が分配ノズルから出るプラスチックから分けられた後、切削要素によって同容量を運搬範囲から離して移動するのを阻止する一つかそれ以上の対照要素から構成される。
【0088】
前記切削装置によって分配ノズルから分けられる用量80を受容し、かつ成形装置1に用量80を運搬する運搬装置6がさらに提供される。
【0089】
図示されない実施例では、成形装置1の代わりに複数のシートが提供される周辺上に回転操作装置が提供される。
【0090】
この場合では、運搬装置6は前記シートに物体を運搬、または前記シートから物体を取り除くことが可能である。
【0091】
運搬装置6は、追加的軸Bの周囲を追加的方向R2に沿って回転し、および、追加的回転台7の追加的周辺範囲9に設置され、かつほぼ均一な角度で離間されるよう配置される複数の運搬要素8を支持する、追加的回転台7から構成される。
【0092】
回転台2および追加的回転台7は、独立した、かつ相互に同期化される駆動手段―例:電気モーターなどによって回転されることが可能である。
【0093】
図示されない実施例では、回転台7の代わりに運搬装置6は、例として閉ループ軌道に沿って可動であるベルトまたはチェーン要素などの柔軟要素が備わる、運搬要素8の移動かつ支持要素から構成される。
【0094】
運搬要素8はそれぞれ、追加的回転台7の穴11に受容される一対の誘導ロッド10から構成される。
【0095】
穴11は再循環ボール軸受筒に適合しうる。
【0096】
スプリング12が追加的回転台7と運搬装置8の間に設置され、前記スプリング12は、追加的回転台7から離れて移動し、および図5に示される誘導ロッド10が穴11の外側に最大量突出する最大範囲Eの配置に留まるよう、運搬要素8を引く。
【0097】
最大範囲配置Eは、誘導ロッド10に関連する末端ストローク要素によって設定される。
【0098】
スプリング12は柱13によって内部に引き出され、および故障の場合、スプリング12の部分を運搬装置6の構成材の損傷から防ぐ保護ケース14に適合される。
【0099】
運搬要素8は、誘導ロッド10が固定される支持本体15から構成され、および支持本体15は追加的軸Bに近づくようまたは軸Bから離れるよう、回転台2に対して半径方向に移動する。
【0100】
運搬要素8はさらに、支持本体15に回転可能に支持され、および追加的軸Bにほぼ平行に配置されるさらに追加的軸Cの周囲を振動する追加的支持本体16から構成される。
【0101】
支持本体15は、内部に追加的支持本体16のシャンク18が受容される、追加的軸Cにほぼ平行に配置される穴17によって横断される。ベアリング19が穴17とシャンク18の間に置かれ、前記ベアリング19は追加的支持本体16が支持本体15に対して追加的軸Cの周囲を振動することを可能にする。
【0102】
追加的支持本体16は、前記切削装置が分配ノズルから分けた用量80を受容するよう設計される受容部分21、用量80を収容しかつ用量80を望ましい形にする収容部分22、および受容部分21と収容部分22の間に置かれ、かつ受容部分21から収容部分22への用量80の移送を促進するよう設計される連結部分23が備わる操作装置20から構成される。
【0103】
操作装置20は、受容部分21、収容部分22、および連結部分23が一体化で、または組み立てられると連続する内表が外形および寸法を示す互いに区別されたいずれの複数のパーツでも作られるように、形成される。受容部分21はCまたはU字型であり、および、追加的回転方向R2に向かって開き、かつ通常逆さまの円錐台のような形、つまり連結部分23に接近して徐々に減少する部分を有する隙間24が内部に備わる。
【0104】
収容部分22は内部に、ほぼ円筒型の空洞25が備わる。
【0105】
連結部分23は内部に、逆さまの円錐台のような形の、つまり収容部分22に接近して徐々に減少する部分を有する追加的陥凹26が備わる。
【0106】
言い換えれば、連結部分23は収容部分22への用量80の挿入を促進するためのじょうごのような形を有する。
【0107】
連結部分23は、受容部分21から押出機(または用量80を生み出すため押出機の分配ノズルから出るプラスチックを切削する前記切削装置)によって除去される用量80が連結部分23の内部を貫通するよう通過する、入口開口27が備わる。
【0108】
収容部分22は、用量80が成形キャビティ5に運搬されるよう通過する、出口開口28が備わる。
【0109】
温度調節手段は、プラスチックが用量に接触するよう作られる表面に不本意に接着するのを防ぐため、操作要素20の温度を調節するよう設計されて提供される。
【0110】
温度調節手段は、操作要素20に得られかつ冷却流体が供給される導管冷却手段から構成される。
【0111】
温度調節手段はさらに、冷却ガス、または、冷却しやすい微小孔または穴から出る量が拡大されるとき結果として前記流体が相互作用する表面を冷却する、他の加圧流体を分配する分配手段から構成されうる。
【0112】
プラスチックとの相互作用を目的とする操作装置20の内部の部分は、冷却ガスが分配されるガスが通過する気孔性が備わる材料で作られることが可能である。
【0113】
内部の部分は、冷却液を使用する場合の温度調節手段と冷却ガスを使用する場合の温度調節手段にはどちらも、プラスチックが接着するのを防ぎ、およびプラスチックと前記内部部分の間に互いに摺動するよう促進する、コーティング剤を塗布する場合にも提供されうる表面処理が施される。
【0114】
出口開口28に関連し、かつ第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30が用量80の出口開口28の通過を可能にする図4、15、16、23、および24に示される開放配置Xと、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30が用量80の出口開口28の通過を阻止する図21および22に示される閉鎖配置Yの間で移動する、第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30がさらに提供される。
【0115】
第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30は、用量80のチップを望ましい形にするよう設計される外形部分31から構成される。
【0116】
成形キャビティ5を係合するよう設計される連結部分32は、追加的支持本体に関連する。より詳しい詳細が下記に開示される。
【0117】
連結要素32は、V字型シート36を定めるよう互いに傾斜する第一連結壁33および第二連結壁34から構成され、前記第一連結壁33と第二連結壁34は成形キャビティ5の外表、特に外部円筒形表面35と相互作用するよう設計される。
【0118】
操作中、回転台2は、回転台2によって支持される成形モールド3が円軌道P1に沿って方向R1に前進するように、軸Aの周囲を回転する。
【0119】
追加的回転台7は、前記追加的回転台7によって支持される移送要素8―前記移送要素8は最大範囲配置Eではスプリング12によって保持される―が追加的円軌道P2に沿って追加的方向R2に前進するように追加的軸Bの周囲を回転する。
【0120】
成形装置1および運搬要素装置6は、用量80が運搬要素8から成形キャビティ5に移送される図5および6に示される移送範囲Tで、円軌道P1と追加的円軌道P2が交差するように配置される。
【0121】
言い換えれば、軸Aおよび追加的軸Bは、円軌道P1と追加的軸Bの半径の合計より少ない距離に離間される。
【0122】
回転台2と追加的回転台7の回転中、移送範囲の開始部分にある運搬要素8は、対応する成形モールド3と相互作用する。
【0123】
第一連結壁33と第二連結壁34は、成形モールド3の成形キャビティ5の外部円筒形表面35に係合し、そのような成形キャビティ5はV字型シート36を受容する。
【0124】
回転台2および回転台7が回転を続ける間、最大範囲配置Eから離すようかつ追加的回転軸Bに近づけるよう、成形キャビティ5は運搬要素8を強制的に移動する。
【0125】
支持本体15は、追加的回転台7に対して半径方向に移動し、誘導ロッド10が部分的に穴11に受容される間、スプリング12によって支持本体15にかかる突き押しは、連結要素32上の成形キャビティ5によってかかる力によって、克服される。
【0126】
運搬要素8は移動中、スプリング12によってかかる力によって、連結要素32との接触が維持される。
【0127】
図5と図6の比較によって現れるように、第一連結壁33と第二連結壁34が外部円筒形表面35と接触したまま、追加的支持本体16は支持本体15に対して回転する―図5に示される第一操作配置O1から図6に示される追加的操作配置O2に通過する―。
【0128】
従って運搬要素8は、移送範囲Tで追加的円軌道P2を離れ、および円軌道P1の部分Zに沿って移動する。
【0129】
ゆえに、運搬要素8と成形キャビティ5は、用量80が移送要素8から成形キャビティ5に正しく移送されることのできる間の、非常に長い間隔の時間相互作用する。
【0130】
第一連結壁33と第二連結壁34は外部円筒形表面35に接触したままであるので、成形キャビティ5と操作要素20が部分Zに沿ってともに進行する間、収容部分22は成形キャビティ5の上方に、かつ整列されて配置される。
【0131】
これは、成形キャビティ5は運搬要素8の基準かつセンタリング手段として作用するので、成形キャビティ5に対する操作要素20の適切な位置決めが確実になり、収容部分22から成形キャビティ5への用量の最適な移送が可能になる。
【0132】
さらに、追加的支持本体16は支持本体15に対して回転可能であり、および支持本体15は追加的回転台7に対して半径方向に移動可能であるので、スプリング12が前記支持本体15を強制的に追加的軸Bから離す間、連結要素32は、たとえ連結要素32の位置かつ/また成形キャビティ5の位置が理論的に提供されるものとは一定の範囲内で異なるとしても、成形キャビティ5に適切を係合することが可能である。
【0133】
上記で説明されたことによって、外部円筒形表面35に係合するV字型のようなシートの形態、およびスプリング12によって可能である運搬要素8の半径方向の歪曲に加えて、同期化のエラーが回転台2の回転速度と追加的回転台7の回転速度の間で補正されることが可能である。
【0134】
外部円筒形表面35は、成形キャビティ5が最適に運搬要素8のための基準かつセンタリング手段となる機能を実行できる高い寸法精度を確実にする、例として研削などの機械的機械加工操作を受ける
【0135】
連結要素32が外部円筒形表面35と相互作用するとき、成形モールド3は開放配置にあり、および成形キャビティ5はそのストロークの下死点位置にある。
【0136】
成形キャビティ5は、一端に成形キャビティ5が固定されるロッドに備わる作動装置によって移動される。
【0137】
下死点位置では、前記ロッドの大部分が誘導スリーブ内部に適合される。
【0138】
従って下死点位置では、成形キャビティ5は操作要素20で得られるよりも正確な位置決めができる、高い剛性が備わる。
【0139】
成形キャビティ5、連結要素32、および操作要素20は、連結要素32が外部円筒形表面35と相互作用するとき、収容部分22の軸が成形キャビティ5の軸と実質的に同軸になるように構成されることが可能である。
【0140】
実際には、用量80は収容部分22よりやや小さい直径で提示することが可能である。
【0141】
この場合は、用量80は収容要素22の内壁の部分に置かれ、および前記内壁の部分と応対する収容要素22の内壁の追加的部分にから離れて留まることが可能である。
【0142】
言い換えれば、用量80は収容要素22の軸に対して非対称になるよう、収容要素22の内部にそれ自体を配置する。
【0143】
調整手段37は、連結要素32が外部円筒形表面35と相互作用するとき用量80の軸(しかし収容部分22の軸ではない)が成形キャビティ5の軸と実質的に同軸になるよう、連結要素32を追加的支持本体16に対して移動することを可能にするよう提供される。
【0144】
調節手段37は、追加的回転台7に対して半径方向に配置される図10、32、33および34に示される調節方向D1に沿って連結要素32を移動するよう設計される第一調節手段38、追加的回転台7に対して横方向に配置されるおよび図33および34に示される追加的調節方向D2に沿って連結要素32を移動するよう設計される第二調節手段39から構成される。
【0145】
操作要素20に得られる溝118内部に摺動する第一部分119、および連結要素32の付属部114が内部で摺動できる追加的溝140が備わる第二部分120を有する、スライド117が提供される。
【0146】
第一調節手段38は、スライド117の内部に得られるシート126の中に受容されるシャンク125を有する第一偏心カムピン123から構成される。
【0147】
第一偏心カムピン123は、調節方向D1に沿って、スライド117に対して連結要素32を移動する。
【0148】
第一偏心カムピン123は、連結要素32に得られる貫通穴132の中に挿入できる適切な道具を用いて回転されうる。
【0149】
第一調節手段38はさらに、連結要素32がスライド117に対して望ましい位置に配置されると連結要素32をスライド117に固定する、第一締め付けねじ127から構成される。
【0150】
第一締め付けねじ127は、連結要素32に得られる穴122の中に受容されるくさび形要素142上で、くさび形要素142を追加的溝140の壁143へ押すために機能する。
【0151】
第二調節手段39は、操作要素20に得られる追加的シートの中に受容される追加的シャンクを有する第二偏心カムピン124から構成される。
【0152】
第二偏心カムピンは、スライド117を操作要素に対して、追加的調節方向D2に沿って移動する。
【0153】
第二偏心カムピン124は、スライド117に得られる追加的貫通穴133の中に挿入できる適切な道具を用いて回転されうる。
【0154】
第二調節手段39はさらに、スライド117が操作要素20に対して望ましい位置に配置されると操作要素20上にライド117に固定する、第二締め付けねじ128から構成される。
【0155】
第二締め付けねじ128は、スライド117に得られる追加的穴130の中に受容される追加的くさび形要素129上で、追加的くさび形要素129を溝118の追加的壁131へ押すために機能する。
【0156】
回転台2および追加的回転台7が回転を続ける間、運搬要素8および成形キャビティ5はスプリング12と連結要素32に接触して互いに保持され、部分Zの端範囲に到着する。
【0157】
この端範囲では、連結要素32は外部円筒形表面35から外れる。
【0158】
スプリング12は、運搬要素8が円軌道P1を離れ、および追加的円軌道P2に沿って再び移動するよう、運搬要素8を最大範囲配置Eに戻す。
【0159】
運搬要素8は、追加的支持本体16が追加的操作位置O2から操作位置O1に移動できるよう、支持本体15と追加的支持本体16の間に置かれ、および追加的支持本体16が追加的軸Cの周囲を回転するよう設計される、図4に示されるケース手段の中に受容される弾性手段から構成される。
【0160】
さらに、弾性手段は操作位置O1に追加的支持本体16を保持する。
【0161】
運搬要素8はさらに、追加的支持本体16が操作位置O1の周囲を振動するのを阻止する、操作位置O1で追加的支持本体16の適切な再配置を促進するよう設計される、図15に示される、例として油圧ダンパーであるダンピング要素から構成される。
【0162】
図36から56を参照して、運搬要素8と成形キャビティ5が、回転台2の回転中に成形キャビティ5によって定められる軌道の部分に沿って相互に接続を維持されるよう、成形キャビティ5と連携するよう設計される、接続要素232が追加的支持本体16と関連する成形装置1が示される。
【0163】
図36から44を参照に、接続要素232の実施例は、追加的支持本体16に固定される連結要素160から構成されることが示される。
【0164】
連結要素160は、成形キャビティ5の部分を受容するよう設計されるシート161から構成される。
【0165】
連結要素160は、成形キャビティ5の外表、好ましくは外部円筒形表面35と相互作用する。
【0166】
連結要素160は、成形キャビティ5の外部円筒形表面35と、好ましくは一つか二つの接触点で相互作用する。図38および40に示される実施例では、前記接触点は第一接触点174および第二接触点175から構成される。図示されない追加的実施例では、前記接触点は、前記部分がシート161に接続要素232が成形キャビティ5に対して正しく配置されることができるように受容されるとき、成形キャビティ5の外部円筒形表面と相互作用する回転手段によって定められることが可能である。回転手段は、連結要素160によって回転可能に支持され、かつシート161の内部に面する、一つの回転要素(一つの接触点の場合)または一対の回転要素(二つの接触点の場合)から構成されうる。
【0167】
また他に、連結要素161は、シート161をV字型にするよう互いに傾斜される第一連結壁および第二連結壁から構成され、それらは成形キャビティ5の外部円筒形表面と相互作用するよう設計されうる。
【0168】
摩耗を制限するため、成形モールド3はそれぞれ、接続要素232が回転台2および追加的回転台7の回転中に前記本体に対して摺動しないよう、接続要素232を静止して受容し、かつ成形キャビティ5に対して回転可能に支持されるよう設計される本体―例としてリング型である―が備わることが可能である。前記本体は実際、成形キャビティ5に対して接続要素232とともに回転する。
【0169】
前記本体は、シャフトのように形成されることが可能であり、シャフトと成形キャビティ5の間には、ローラー、またはベアリングが、成形キャビティ5の外部範囲で回転するよう設計されるよう設置される。
【0170】
接続要素232はさらに、第一ピン164によって連結要素160に咬合される第一端166を有する第一可動アーム162、および第二ピン165によって連結要素160に咬合される追加的第一端167を有する第二可動アーム163から構成される。
【0171】
このように、第一可動アーム162および第二可動アーム163は、連結要素160に対して振動する。
【0172】
第一可動アーム162はさらに、第一端166に相対する第二端168から構成される。
【0173】
同様に、第二可動163アームはさらに、追加的第一端167に相対する追加的第二端169から構成される。
【0174】
さらに追加的回転手段170が、成形キャビティ5の外表と相互作用するよう設計されて提供されることが可能である。
【0175】
追加的回転手段170はさらに、第二端168に回転可能に支持される第一回転要素171、および追加的第二端169に回転可能に支持される第二回転要素172から構成されうる。
【0176】
連結要素160は、第一可動アーム162、および第二可動アーム163は、接続要素232に挟み形を与える
【0177】
接続要素232は、回転台2と追加的回転台7が回転する間、第一可動アーム162および第二可動アーム163によって運搬要素8と成形キャビティ5が互いに離れて移動することを阻止する、図39、40、41、および42に示される施錠配置W1を前提としうる。
【0178】
接続要素232にはさらに、回転台2と追加的回転台7が回転する間、第一可動アーム162および第二可動アーム163によって成形キャビティ5が、シート161、第一可動アーム162、および第二可動アーム163によって定められる受容範囲173の内部を貫通し、かつ/また受容範囲173を出ることが可能になる、図37、38、43、および44に示される解除配置W2を前提としうる。
【0179】
受容範囲173は、追加的回転台7に対してほぼ半径方向に配置され、かつ追加的回転台7の外側に面する開口部176を有する。
【0180】
接続要素232が施錠配置W1にあるとき、第一可動アーム162および第二可動アーム163は、第二端168と追加的第二端169が、第一可動アーム162と第二可動アーム163が成形キャビティ5を部分的に包囲するように互いに隣接する、締め付け位置K1を前提とする。
【0181】
接続要素232が解除配置W2にあるとき、第一可動アーム162および第二可動アーム163は、第二端168と追加的第二端169が互いに離れる分岐位置K2を前提とする。
【0182】
さらに、駆動手段は第一可動アーム162および第二可動アーム163を、締め付け位置K1から分岐位置K2に、逆もまた同様に、移動する。
【0183】
加えて、接続要素232は第一アーム262および第二アーム263を締め付け位置K1に維持する施錠手段から構成されうる。
【0184】
図示されない実施例では、接続要素232は連結要素160に対して振動する可動アーム、および連結要素160に固く固定される固定アームから構成される。
【0185】
図45から51を参照に、接続要素232の実施例は、追加的支持本体16に固定される連結要素260から構成されることが示される。
【0186】
連結要素260は、成形キャビティ5の部分に受容されるよう設計されるシート261を定める第一アーム262および第二アーム263から構成される。シート261はU字型である。
【0187】
シート261は、追加的回転台7に対してほぼ半径方向に配置され、かつ追加的回転台7の外側に面する開口部276を有する。
【0188】
連結要素260は、成形キャビティ5の外表と、好ましくは外部円筒形表面35と相互作用する。
【0189】
連結要素260は、成形キャビティ5の外表と、好ましくは一つか二つの接触点で相互作用する。図47および49に示される実施例では、前記部分がシート261に接続要素232が成形キャビティ5に対して正しい配置ができるように受容されるとき、成形キャビティ5の外部円筒形表面と相互作用する回転手段180によって定められる単一の接触点が提供される。回転手段180は、連結要素260によって回転可能に支持され、かつシート261の内部に面する回転要素181から構成される。図示されない追加的実施例では、回転手段180は一対の回転要素から構成される。
【0190】
また他に、連結要素260は、シート261の追加的支持本体16により近い範囲がV字型になるよう互いに傾斜され、成形キャビティ5の外表と相互作用するよう配置される、第一連結壁および第二連結壁から構成されうる。
【0191】
この場合は、第一アーム262は前記第一壁の一端から突出し、および第二アーム263は前記第二壁の一端から突出しうる。
【0192】
接続要素232は、成形キャビティ5をシート261に維持するため、または成形キャビティ5をシート261から解放するため、成形キャビティ5と相互作用するよう設計される、保持手段184から構成される。
【0193】
第一アーム262は第一端範囲182が備わり、および第二アーム263は第二端範囲183が備わる。
【0194】
保持手段184は第一アーム262および第二アーム263に関連する。
【0195】
保持手段184は、第一端範囲182によって回転可能に支持される第一回転本体185および第二端範囲183によって回転可能に支持される第二回転本体186から構成され、第一回転本体185と第二回転本体186は成形キャビティ5の外表と相互作用するよう設計される。
【0196】
接続要素232は、回転台2と追加的回転台7が回転する間、保持手段184によって運搬要素8と成形キャビティ5が互いに離れて動くことを阻止する、図48、49、および50に示される施錠配置W3を前提としうる。
【0197】
接続要素232にはさらに、回転台2と追加的回転台7が回転する間、保持要素184によって成形キャビティ5がシート261の内部を貫通し、かつ/またシート261を出ることを可能にする、図46、47、および51に示される解除配置W4を前提としうる。
【0198】
接続要素232が施錠配置W3にあるとき、保持手段184は第一回転本体185と第二回転本体186がシート261の内部に突出する、拡張位置K3を前提とする。
【0199】
接続要素232が解除配置W4にあるとき、保持手段184は第一回転本体185と第二回転本体186が第一アーム262と第二アーム263に関連する空洞に、少なくとも一部がシート261の内部に突出しないよう、少なくとも部分的に受容される撤回位置K4を前提とする。
【0200】
保持手段184を拡張位置K3から撤回位置K4に、逆もまた同様に移動するよう、駆動手段がさらに提供される。
【0201】
加えて、接続手段232は、拡張位置K3に保持手段184を維持する施錠手段から構成されうる。
【0202】
駆動手段は、保持手段184を拡張位置K3に維持する弾性手段(例として、第一回転本体185と第二回転本体186が第一端範囲182と第二端範囲183にそれぞれ咬合されるような方法によってピンに作用するスプリング)、および保持手段184を弾性手段の動きに反して、撤回位置K4に移動する作動手段(例として空気圧式シリンダー手段)から構成される。
【0203】
また、駆動手段は、保持手段184を撤回位置K4に維持する弾性手段、および保持手段184を弾性手段の動きに反して、拡張位置K3に移動する作動手段(例として空気圧式シリンダー手段)から構成される。
【0204】
この場合、作動手段の電源供給の遮断が起こる場合―例として、圧縮空気の分配の一時停止を通して―接続要素232はキャビティ5を解放する。
【0205】
言い換えれば、接続要素232は通常解除配置W4にあり、および作動手段が作動されるときのみ施錠配置W3を前提とするので、非常の場合、運搬要素8は対応する成形キャビティ5から離れることが可能である。
【0206】
連結要素260は、保持手段184が拡張位置K3に配置される前に、つまり第一回転本体185と第二回転本体186が前記成形キャビティ5を保持するために成形キャビティと相互作用する前に、成形キャビティ5の連結要素260に対する正しい位置決めを促進する、例として第一端範囲182と第二端範囲183の近くに配置されるセンタリング促進手段から構成される。
【0207】
操作中、回転台2は軸Aの周囲を、回転台2によって支持される成形モールド3が円軌道P2に沿って方向R2に前進するように、回転する。
【0208】
追加的回転台7は追加的軸Bの周囲を、追加的回転台7によって支持される運搬要素8が追加的円軌道P1に沿って追加的方向R1に前進するように、回転する。
【0209】
成形装置1および運搬装置6は、用量が運搬要素8から成形キャビティ5に移送される、図36、39、45、48、50に示される移送範囲Tで円軌道P1と円軌道P2が交差するように、配置される。
【0210】
言い換えれば、軸Aと追加的軸Bは、円軌道P1と追加的円軌道P2の半径の合計より少ない距離で離間される。
【0211】
回転台2と追加的回転台7の回転中、移送範囲Tの初期部分に位置する運搬装置8は、対応する成形キャビティ5と相互作用する。
【0212】
図37および38では、図37から44を参照して開示される運搬装置6の実施例の、成形キャビティ5が接続要素232の受容範囲173に受容される間、支持本体15が追加的軸Bに向かって移動する、第一操作配置A1が示される。
【0213】
運搬装置6が第一操作配置A1にあるとき、接続要素232は解除配置W2にある。第一可動アーム162と第二可動アーム163は、成形キャビティ5が第一可動アーム162と第二可動アーム163の間に受容されることができるように、分岐位置K2にある。
【0214】
図39および40では、接続要素232が施錠配置W1にある運搬装置6の第二操作配置A2が示される。
【0215】
第一可動アーム162と第二可動アーム163は、成形キャビティ5が受容範囲173に保持されるように、締め付け位置K1にある。
【0216】
図41および図42にはそれぞれ、接続要素232が施錠配置W1にある、運搬装置6の第三操作配置A3および第四操作配置A4が示される。
【0217】
第一可動アーム162と第二可動アームは、成形キャビティ5が受容範囲173に保持されるように、締め付け位置K1にある。
【0218】
運搬装置6が第三操作配置A3から第四操作配置A4に移動する間、接続要素232が互いに繋がれる成形キャビティ5と運搬要素8を維持するように、成形キャビティ5は運搬要素8の動きを制御する。
【0219】
特に成形キャビティ5は、図41と図42の間の比較から推論されるように、追加的回転台7に対する支持本体15の摺動(して離れる)、および支持本体15に対する追加的支持本体16の振動を引き起こす。
【0220】
図43では、接続要素が解除配置W2にあり、および成形キャビティ5が受容範囲173を離れる準備をする、運搬装置6の第五操作配置A5が示される。第一可動アーム162と第二可動アームは、成形キャビティ5が受容範囲173から出るのを阻止しないように、分岐位置K2にある。
【0221】
図44では、接続要素が解除配置W2にあり、および成形キャビティ5が受容範囲173を出る、運搬装置6の第六操作配置A6が示される。第一可動アーム162と第二可動アームは分岐位置K2にある。
【0222】
運搬装置6は第一操作配置A1、第二操作配置A2、第三操作配置A3、および第四操作配置A4を連続して前提とし、運搬要素8と相互作用する成形キャビティ5は、接続要素232が運搬要素8と成形キャビティ5を相互に接続されて維持することを可能にするため、追加的軸Bに向かうよう、および追加的軸Bから離れるよう支持本体15を移動し、および追加的支持本体16が支持本体15に対して振動するよう、誘導する。
【0223】
このように、移送範囲Tの運搬要素8は、追加的円軌道P2を離れ、および円軌道P1の部分Zに沿って移動する。
【0224】
運搬装置6が第五操作配置A5および第六操作配置A6を連続して前提とする間、接続要素232は成形キャビティ5を解放する。運搬要素8が成形キャビティ5から離れるように移動できるよう、支持本体15は追加的軸Bに向かって移動し、および支持本体16は支持本体15に対して振動する。
【0225】
運搬要素8と成形キャビティ5は、用量が運搬要素8の収容部分22から成形キャビティ5に正しく移送される間の、非常に長い間隔の時間相互作用する。
【0226】
さらに前記時間間隔の間に、下記により詳しく開示されるように、運搬要素8の受容部分21は、成形キャビティ5はで形成された、例として母材である物体を取り除くことが可能である。
【0227】
接続要素232は成形キャビティ5を保持するので、成形キャビティ5および操作装置20が部分Zに沿ってともに稼働する間、収容部分22は成形キャビティ5の上方に、かつ整列されて配置される。
【0228】
これは、成形キャビティ5に対する操作配置20の正しい位置決めを確実にする、成形キャビティ5が運搬要素8の基準かつセンタリング手段として作用するような最適な方法で、用量が収容部分22から成形キャビティ5に移送されることを可能にする。
【0229】
さらに、追加的支持本体16は支持本体15に対して回転し、および支持本体15は追加的回転台7に対し半径方向に移動することが可能であるので、接続要素232は、たとえ接続要素の位置232かつ/また成形キャビティ5の位置が、理論上想定される位置とは特定の制限内で異なるとしても、成形キャビティ5と正しく係合することが可能である。
【0230】
上記の説明により、成形キャビティ5の外表に係合する接続要素232の形態、支持本体15の半径方向の摺動、および支持本体15に対する追加的支持本体16の振動に加えて、回転台2の回転速度と追加的回転台7の回転速度の間の同期化エラーが回避されることが可能になる。
【0231】
成形キャビティ5の外表は、成形キャビティ5が運搬要素8の標準かつセンタリング手段の機能を最適な方法で実行できるような優れた寸法精度を確実にする、例として研削などの機械加工を受ける。
【0232】
接続要素232が成形キャビティ5の外表と相互作用するとき、成形モールド3は開放配置にあり、および成形キャビティ5はそのストロークの下死点位置にある。
【0233】
成形キャビティ5は、成形キャビティ5が固定される端にステムが備わる駆動装置によって移動される。
【0234】
下死点位置では、前記ステムの広範部分が誘導スリーブの内部に受容される。
【0235】
下死点位置では従って、成形キャビティ5は操作配置のより正確な位置決めが得られることのできる優れた剛性が備わる。
【0236】
成形キャビティ5、接続要素232、および操作配置20は、接続要素232が成形キャビティ5の外表と相互作用するとき、収容部分22の軸が成形キャビティ5の軸と実質的に同軸になるように形成される。
【0237】
実際、用量は収容部分22の直径よりやや小さい直径を有しうる。
【0238】
この場合、用量は収容部分22の内壁の一部に止まり、および前記内壁に相対する収容部分22の内壁の追加的部分から離間されうる。
【0239】
言い換えれば用量は、収容部分22の軸に対して非対称になることができるよう、収容要素22の内部に配置される。
【0240】
接続要素232を追加的支持本体16に対して、接続要素232が成形キャビティ5の外表と相互作用するとき、用量の軸(および収容部分22の軸ではない)が成形キャビティ5の軸と実質的に同軸になるように移動されることを可能にする、例として図32から35を参照して上記に開示される型の調節手段が提供される。
【0241】
調節手段は、追加的回転台7に対して半径方向に配置される調節方向に沿って追加的支持本体16に対して接続要素232を移動するよう設計される第一調節手段、および前記調節方向に横方向に配置される追加的調節方向に、追加的支持本体16に対して接続要素232を移動するよう設計される第二調節手段から構成されうる。
【0242】
図46および47では、成形キャビティ5が接続要素232のシート261を貫通し始める間、支持本体15が追加的軸Bに向かって移動する、図45から51を参照して開示される運搬装置6の実施例の第一操作配置B1が示される。
【0243】
運搬装置6が第一操作配置B1にあるとき、接続要素232は解除配置W4にある。保持手段184は、成形キャビティ5が第一可動アーム162と第二可動アーム163の間に受容されるよう撤回配置K4にある。
【0244】
図48および49では、成形キャビティ5がシート261に完全に受容されるように、支持本体15が追加的軸Bから離れるよう移動する、運搬装置6の第二操作配置B2が示される。
【0245】
運搬装置6が第二操作配置B2にあるとき、接続要素232は施錠配置W3にある。保持手段184は、成形キャビティ5がシート261に保持されるよう拡張配置K3にある。
【0246】
図50には、接続要素232が施錠配置W3にある、運搬装置6の第三操作配置B3が示される。保持手段184は、成形キャビティ5がシート261に保持されるよう拡張配置K3にある。
【0247】
図51には、接続要素232が解除配置W4にあり、および成形キャビティ5がシート261から出ていく、運搬装置6の第四操作配置B4が示される。保持手段184は、成形キャビティ5がシート261を出るのを阻止しないよう撤回配置K4にある。
【0248】
運搬装置6は、追加的回転台7に対して支持本体15の摺動を制御するよう設計される、制御手段から構成される。
【0249】
制御手段は、―例として、運搬装置6が第一操作配置A1、第二操作配置A2および第三操作配置A3、または第一操作配置B1および第二操作配置B2を前提とするとき―接続要素232を成形キャビティ5に繋ぐことができるようにするため、運搬要素8を追加的回転台7から離して移動することを目的とする、および同時に、―例として、運搬装置6が第六操作配置A6、または第四操作配置B4前提とするとき―接続要素232を成形キャビティ5から外すことができるようにするため、運搬要素8が追加的回転台7の近くに移動することを目的とする、例として追加的回転台7と運搬要素8の間に置かれる弾性手段から構成されうる。
【0250】
制御手段はまた、特に運搬要素8が移送範囲Tに達する前に、運搬要素8が追加的回転台7から離れている最大範囲位置と、運搬要素8が追加的回転台7により近い最小範囲位置に対して、必要の場合は運搬要素8を中間位置に維持するよう設計される施錠手段から構成されうる。
【0251】
また、制御手段は直線状の作動手段から構成されうる。
【0252】
特に、直線状の作動手段は、運搬要素8を成形キャビティ5と相互作用させ、かつ接続要素232が成形キャビティ5に繋がれると、運搬要素が部分Zに沿って進行するよう成形キャビティ5が誘起するのを阻止しないようにする。
【0253】
特に、直線状の作動手段は、運搬要素8が接続要素232によって成形キャビティ5に繋がれて維持される間、―例として、運搬装置6が第四操作配置A4、または第三操作配置B3を前提とするとき―運搬要素が追加的回転台7から離れて移動するよう成形キャビティ5が誘起するのを阻止しない。
【0254】
直線状の作動手段は運搬要素8を追加的軸Bに向かって、および追加的軸Bから離れて移動するよう作動されることが可能である。
【0255】
特に直線状の作動手段は、互いに向かって相互移動するステップの間、つまり、運搬要素が移送範囲Tに接近し始めるとき、接続要素232が成形キャビティ5と相互作用するのを阻止するため、運搬要素8を追加的軸Bに移動することが可能である。
【0256】
続いて、直線状の作動手段は、運搬要素8を追加的軸Bに向かう、および追加的軸Bから離れる動きを指揮する、接続要素232によって運搬要素8に繋がれる成形キャビティ5の動作と反対にならないように停止される。
【0257】
特に直線状の作動手段は、成形キャビティ5と運搬要素8が、非常に長い部分Zに沿ってともに移動する間、互いに接続が維持されるのを阻止しない。
【0258】
また続いて、接続要素232が成形キャビティ5を解放した後、直線状の作動手段は、運搬要素8を追加的軸Bに向かって移動するよう再び作動されることが可能である。
【0259】
直線状の作動手段は空気圧式、電気、または他の型であることが可能である。
【0260】
接続要素232は、運搬要素8と成形キャビティ5が相互接触して維持され、しかし互いに繋がれない場合よりも、用量が運搬要素8から成形キャビティ5に移送される間、長い時間の間隔を得ることを可能にする。
【0261】
特に接続要素232によって、運搬装置6が、運搬要素8の作動によって運搬要素8を成形キャビティ5との接触を維持する作動要素、および、成形キャビティ5に対して運搬要素8を配置するが運搬要素8と成形キャビティ5を互いに繋がない連結要素から構成される場合よりも、より効果的な運搬装置6を得ることが可能である。
【0262】
図示されない実施例では、接続要素232の代わりに、磁気接続手段が提供されることが可能である。磁気接続手段は運搬要素8に、成形キャビティ5に、または両方に関連することが可能である。
【0263】
図36から44および45から51に示される接続要素232の実施例は、特に、成形キャビティ5を繋ぐために、接続要素232が実質的に正面方向に成形キャビティ5と相互作用するので効果的である。
【0264】
これは、接続要素232をより容易に成形キャビティ5に適合させ、および非常事態が発生した場合、例として追加的回転台7を回転させる電気モーターの停止を引き起こす電流の遮断などの場合、接続手段5をより容易に切断させることを可能にする。
【0265】
図52から56を参照に、複数の運搬要素8から構成される運搬装置6が示される。図52から56では、前記複数の運搬要素の一つの運搬要素8が示される。
【0266】
運搬要素8はそれぞれ、追加的回転台7によって回転可能に支持される支持本体手段190、および支持本体手段190に対して摺動可能である追加的支持本体手段191から構成される。
【0267】
追加的支持本体手段191は、支持本体手段190の穴手段193に摺動可能に受容される誘導ロッド手段192から構成される。
【0268】
追加的支持本体手段191は操作装置20から構成される。
【0269】
追加的支持本体手段191には、接続要素232が関連する。
【0270】
接続要素232は追加的支持本体手段190に関連する連結手段360から構成される。
【0271】
連結手段360は成形キャビティ5の部分を受容するよう設計されるシート361から構成される。
【0272】
連結手段360は成形キャビティ5の外表、好ましくは外部円筒形表面35と相互作用する。
【0273】
連結手段360は成形キャビティ5の外表と、好ましくは一つか二つの接触点で相互作用する。
【0274】
接続要素232は、前記接触点の第一接触点を定める第一回転手段194、および前記接触点の第二接触点を定める第二回転手段195から構成される。
【0275】
第一回転手段194および第二回転手段195は、連結手段360によって回転可能に支持され、かつシート361と内部で互いに面する。
【0276】
第一回転手段194と第二回転手段195は、前記部分がシート161に受容されるとき、成形キャビティ5に対する接続要素232の正しい位置決めを可能にするよう、成形キャビティ5の外表と相互作用する。
【0277】
接続要素232はさらに、連結手段360に向かうよう、および連結手段360から離れるよう可動である保持要素196から構成される。
【0278】
保持要素196は曲線部分を有し、成形キャビティ5を部分的に包囲するよう設計される相互作用部分197から構成される。
【0279】
保持要素196は、成形キャビティ5を受容するよう設計される受容範囲373を定める連結要素360と連携する。
【0280】
受容範囲373は、追加的回転台7に対してほぼ円周方向に配置され、かつ追加的回転方向R2を開放する開口部376を有する。
【0281】
保持要素196は、成形キャビティ5が受容範囲373に受容されるとき成形キャビティ5と相互作用する、回転要素199が回転可能に支持される先端部分198から構成される
【0282】
接続要素232は、保持要素196および連結要素360によって、回転台2と追加的回転台7が回転される間、運搬要素8と成形キャビティ5が7互いに離れるのが阻止される、図52から56に示される施錠配置W5を前提としうる。
【0283】
接続要素232はさらに、保持要素196および連結要素360によって、回転台2および追加的回転台7が回転される間、成形キャビティ5が受容範囲373の内部を貫通、かつ/また受容範囲373を出ることが可能になる、図示されない解除配置を前提とする。
【0284】
接続要素232が施錠配置W5にあるとき、保持要素196は、保持要素196の先端部198が連結要素360により近い閉鎖位置K5を前提とする。
【0285】
接続要素232が解除配置にあるとき、保持要素196は保持要素196の先端部198が連結要素360から離れる開放位置にある。
【0286】
保持要素196と連結要素360の間に弾性要素200が置かれる。弾性要素200は保持要素を閉鎖位置K5に維持できるように形成されることが可能である。
【0287】
保持要素196を閉鎖位置K5から開放位置に、弾性要素299の動作に反して移動する駆動手段がさらに提供される。
【0288】
弾性要素200の代わりに空気圧式手段が提供されることが可能である。
【0289】
また、保持要素は閉鎖位置K5から開放位置に、成形キャビティ5から直接移動されることが可能である。
特に成形キャビティ5は回転要素199と相互作用して、保持要素196を連結要素360に対して移動することが可能である。
【0290】
さらに、接続要素232は、保持要素196を閉鎖位置K5に維持する施錠手段から構成されうる。
【0291】
また、弾性要素は保持要素196を開放位置に維持できるように形成されることが可能である。
【0292】
この場合、駆動手段は、保持要素を開放位置から閉鎖位置K5に移動するよう提供されることが可能である。
【0293】
この実施例では、駆動手段への供給に遮断が生じる場合―例として、電気エネルギーの圧縮空気の分配の一時停止を通して―接続要素232はキャビティ5を解放する。これは、回転台2かつ/また追加的回転台7およびそれによって支持される装置の損害を引き起こす、運搬要素8がそれぞれの成形キャビティ5に予想以上に接続され続けるのを阻止する。
【0294】
言い換えれば、緊急の場合は、運搬要素8はそれぞれの成形キャビティ5から外れることが可能である。
【0295】
図52から55に示されるように、保持要素196は、図53に示される移動方向D1に沿って連結要素360に対して直線状に可動である。
【0296】
保持要素196が連結要素360に対して移動するとき保持要素196を誘導する、図示されない誘導手段が提供される。
【0297】
図56に示されるように、保持要素196は連結要素360に対して振動する。
特に、保持要素は回転方向R1の回転軸AXの周囲を回転可能である。
【0298】
図52および54にはそれぞれ、成形キャビティ5が接続要素232の受容範囲373に保持される、図52から55を参照して開示される運搬装置6の実施例の第一操作配置C1および第二操作配置C2が示される。
【0299】
運搬装置6が第一操作配置C1および第二操作配置C2にあるとき、接続要素232は施錠配置W5にある。
【0300】
図55では、接続要素232が成形キャビティ5から外れた、運搬装置6の第三操作配置C3が示される。
【0301】
図52から55を参照して開示される施錠手段はまた、図36から51を参照して開示される運搬装置6、つまり追加的回転台7に対して摺動可能である支持本体15、および支持本体15に対して振動する追加的支持本体16がから構成される運搬装置6、に関連することが可能である。
【0302】
図7から9に示されるように、連結部分23の入口開口27を閉鎖するよう設計される、追加的支持本体16に関連する閉鎖装置40がある。
【0303】
閉鎖装置40は、端42に相対し、追加的支持本体16に咬合される、追加的端44を有するアーム43の端42に固定される閉鎖要素41から構成される。
【0304】
閉鎖要素41は、閉鎖要素41が入口開口を閉鎖する図7および8に示される閉鎖位置Kと、閉鎖要素41が入口開口27から離れる図示されない開放位置の間で可動である。
【0305】
閉鎖位置Kでは、閉鎖要素41は、閉鎖要素41の表面および操作装置20の表面を相互作用による損害を阻止する操作装置20と接触しない。
【0306】
閉鎖装置40はさらに、閉鎖位置Kに閉鎖要素41を保持する、例としてケース45の中に受容されるスプリングである追加的弾性手段から構成される。
【0307】
追加的弾性手段は、操作中、支持本体15に対する追加的支持本体16の振動の量を変えない突き押しを提供する。
【0308】
ケース45は、支持本体15に咬合される第一先端範囲49、およびアーム43の部分51に咬合される、先端範囲49に相対する追加的先端範囲50から構成される。
【0309】
閉鎖装置40はさらに、アーム43の付属部47に咬合され、かつ運搬装置6に固定される図示されないカム要素と連携する回転要素46から構成される。
【0310】
カム要素は、追加的回転台7の回転中、支持本体15および追加的支持本体16の位置の変更を生じさせずに、閉鎖要素41を閉鎖位置Kから開放位置に移動することができるように形成される。
【0311】
また、追加的弾性手段は、閉鎖要素41を開放位置に維持できるように形成されることが可能である。
【0312】
この場合カム要素は、追加的回転台7の回転中、閉鎖要素41を開放位置から閉鎖位置Kに移動することができるように形成される。
【0313】
用量80が連結部分23および収容部分22の中に全体的に受容されたかを確認し(すなわち、用量全体が入口開口27を通過したかを前記センサー手段が確認する)、および、その場合には閉鎖要素41が開放位置から閉鎖位置Kに移動されることを可能にするために、センサー手段が提供される。
【0314】
例として圧縮空気である液体を連結部分23および収容部分22に分配する分配装置48は閉鎖要素41に関連し、分配装置48は図示されない導管によって供給される。
【0315】
閉鎖要素41が閉鎖位置Kにあるとき、出口開口28を通して収容部分22からの用量80の取り出しを促進するため、供給要素48は収容部分22に、中に受容される用量80の上に液体を導入する。
【0316】
また、閉鎖要素40内部では、可動の取り出し要素が、用量80を収容部分22から取り出すため用量80に直接作用する液体によって関連、指揮されることが可能である。
【0317】
取り出し要素は、事前に用量80を押出機から分ける切削ナイフと接触した用量80の上部の粗さを減少する、またはもっと言えば除去するために、用量80の上部の輪郭を描くことができるように形成されうる。
【0318】
可動の取り出し要素は、前記取り出し要素が相互作用する用量の一端に、パンチが用量に対してより容易に集まるよう、パンチの第一貫通を促進できるような形のくぼみを作るように形成されうる。
【0319】
言い換えれば、パンチは前記くぼみの係合によって、用量の軸が成形キャビティの軸と整列されるよう、用量をより容易に配置することが可能である。
【0320】
また、取り出し要素は、液体クッションが取り出し要素と用量80の上部の間に置かれるよう、直接ではなく間接に用量に作用しうる。
【0321】
図15および16を参照して、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30を開放配置Xと閉鎖配置Yの間で駆動するよう設計される駆動装置52が示される。
【0322】
駆動装置52は、例として空気圧式アクチュエーターである第一アクチュエーター53、および追加的支持本体16に固定される、例として追加的空気圧アクチュエーターである第二アクチュエーター54から構成される。
【0323】
第一アクチュエーター53は、第一閉鎖要素29が接続される第一支持要素57に固定される一つの自由端56を有する、第一ステム55から構成される。
【0324】
第二アクチュエーター54は、第二閉鎖要素30が接続される第二支持要素60に固定される追加的自由端59を有する、第二ステム58から構成される。
【0325】
第一アクチュエーター53および第二アクチュエーター54は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30を、開放位置Xから閉鎖位置Yへ、逆もまた同様に、移動する。
【0326】
第一アクチュエーター53と第二アクチュエーターは複動式でありうる。
【0327】
作動装置52は、ラック部分63が備わりかつ第一支持要素57に接続される先端範囲62を有するバー61から構成される。
【0328】
駆動装置52はさらに、追加的ラック部分66が備わりかつ第二支持要素60に接続される追加的先端範囲65を有する追加的バー64から構成される。
【0329】
作動装置52はさらに、追加的支持本体16によってアイドリング方法で回転するよう支持される歯車67から構成される。
【0330】
バー61および追加的バー64は、ラック部分63と追加的ラック部分66が互いに面し、かつ同時に歯車67に係合するよう配置される。
【0331】
第一ステム55は追加的バー64にほぼ平行に、かつ後者の上方に配置される。
【0332】
第二ステム58はバー61にほぼ平行に、かつ後者の上方に配置される。
【0333】
駆動装置52は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30の移動方向Fに沿った直線の平行移動により、相互に離れるよう、かつ互いに向かうよう、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30を移動する。
【0334】
駆動装置52は、出口開口28によって定められる追加的面にほぼ平行である面で互いに向かいかつ離れるよう、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30を相互に移動する。
【0335】
駆動装置52は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30を、互いに平行になるよう維持して移動する。
【0336】
このように、用量80のチップは第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30から均等に離される。
【0337】
第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30は、ゆえに用量80に―特に用量80のチップに―用量を変形させがちな圧力をかけない。
【0338】
第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30は、ラック部分63、追加的ラック部分66、および歯車67のすべてが同期手段として作用することにより、同時方法で、かつ同じ距離を覆って、移動方向Fに沿って移動する。
【0339】
調節手段68はさらに、第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30の位置を調節するよう提供される。
【0340】
調節手段68は、損害を引き起こす、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30が互いに衝突することを阻止する。
【0341】
調節手段68は、調節ねじ、および一つかそれ以上の調節ねじを用いて望ましい操作配置に配置されるよう適合される停止要素がそれぞれに備わる、機械的なストローク制限要素から構成される。
【0342】
図17および18に示されるように、運搬装置6は、運搬要素8を移動するよう設計される、第一移動装置69および第二移動装置70から構成される。
【0343】
製造サイクルに接続される必要性、または操作中に起こる緊急状態により、運搬要素8が押出機からプラスチックの用量80を取り除かないように、運搬要素8が押出機と(または、用量80を生成する押出機の分配ノズルを出るプラスチックを切削する切削装置と)相互作用するのを阻止する必要がありうる。同様に、運搬要素8がプラスチックの用量80を成形キャビティ5に運搬しないように、運搬要素8が圧縮成形装置1と相互作用するのを阻止する必要がありうる。
【0344】
より一般的に、運搬装置6と圧縮成形装置1の間のいずれの相互作用を阻止することが望ましい場合がありうる。
【0345】
加えて、残りの運搬要素が非作業位置に維持される間、いくつかの運搬要素8のみが押出機および圧縮成形装置1と相互作用することが望まれうる。
【0346】
第一移動装置69は、運搬装置6が圧縮成形装置1と、必要に応じて運搬要素8を回転台2から取り除くことができるよう相互作用する、運搬装置6の範囲に配置される。
【0347】
第二移動装置70は、運搬装置6が押出機と、必要に応じて運搬要素8を押出機から取り除くことができるよう相互作用する、運搬装置6の追加的範囲に配置される。
【0348】
第一移動装置69と第二移動装置70は、カムの外形を定めるよう溝72が得られるプレート71から構成される。
【0349】
第一移動装置69と第二移動装置70はさらに、追加的回転台7に接続される部分およびプレート71に接続される追加的部分を有する、例として空気圧式作動手段である作動手段73から構成される。
【0350】
作動手段73は、支持本体15によって回転可能に支持される回転本体74が溝72に受容される操作位置と、回転本体74が溝72と相互作用しない静止位置の間に、プレート71を移動する。
【0351】
プレート71を操作位置から静止位置に、逆もまた同様に、誘導する柱75がさらに提供される。
【0352】
操作位置では、溝72は回転本体74を既定の軌道に沿って進行するよう導く。
【0353】
従って回転本体74は溝72と相互作用することにより、スプリング12によって与えられる力を克服し、および運搬要素8が追加的回転軸Bに接近するよう導く。
【0354】
プレート71が操作位置にあるとき、互いに隣接する運搬要素8に関連する複数の回転本体74は、同時に溝72に係合する。
【0355】
結果として、プレート71は一連の運搬要素8の群を同時に移動する。
【0356】
また、運搬要素8はそれぞれ、スプリング12の代わりに、空気圧式または他の型(例:LinMotR)の、一方で、追加的回転台7の外装に向かって運搬要素8の半径方向の位置に関わりなく、運搬要素8に連続的な継続する突き押しを確実にし、および他方では運搬要素8が他の運搬要素8に関わりなく移動され、前記運搬要素8を最大範囲配置Eから取り除き、かつ前記運搬要素8を追加的回転軸Bに近づくよう移動することを可能にする、直線状の作動装置から構成されうる。
【0357】
この場合、第一移動装置69と第二移動装置70は提供される必要がない。
【0358】
図19を参照して、物体、特に容器の母材を得るためのプラスチックの用量を加圧成形する装置が示され、前記装置は、押出機81、ペースト状のプラスチックを押出機81から取り除きかつ前記用量を上記に開示された型の成形装置1に移送する、上記に開示された型の運搬装置6から構成される。
【0359】
装置はさらに、抽出装置82、温度調節装置83、除去装置84、および運搬装置85から構成される。
【0360】
抽出装置82、温度調節装置83、および除去装置84はそれぞれ、回転する回転台から構成される。
【0361】
抽出装置82は物体を圧縮成形装置1から取り除き、および前記物体を温度調節装置83に運搬し、前記物体は例として冷却されるなど、温度調節される。
【0362】
除去装置84は、物体を温度調節装置83から取り除き、および前記物体を排出する運搬装置85に前記物体を運搬する。
【0363】
運搬装置6では、用量80の挿入のため角度セクターαが識別される。
【0364】
抽出装置82では、完成品を取り除くため角度セクターβが識別される。
【0365】
運搬装置6、押出機82、および温度調節装置83によって境界される範囲にオペレーターが接近するのを阻止しないため、追加的回転方向R2に対してより下流に配置される位置を採択できるよう、押出機81は運搬装置6に対して移動されない、つまり押出機81は、追加的回転方向R2に沿って移動される間、角度セクターαに近づくように移動されない。
【0366】
図20を参照して、物体、特に容器の母材を得るためのプラスチックの用量を加圧成形する装置が示され、前記装置は、押出機81、圧縮成形装置1、温度調節装置83、除去装置84、および図19を参照して開示されるものと同様のおよび運搬装置85から構成される。
【0367】
装置は、ペースト状のプラスチックを押出機81から取り除き、かつ前記用量を圧縮成形装置1に移送する、運搬装置6が備わる。
【0368】
運搬装置6はさらに、物体を圧縮成形装置1から取り除き、かつ前記物体を例として回転台型の移送装置86に移送する。
【0369】
続いて、移送装置86は物体を温度調節装置83に供給する。
【0370】
用量80を挿入しかつ完成品を除去するため、角度セクターγが運搬装置6で定められる。
【0371】
図示されない実施例では、運搬装置6が物体を温度調節装置83に直接運搬するこの場合には、移送装置86は提供され得ない。
【0372】
これにより、構造的に簡素化された装置が得られることが可能になる。
【0373】
図7、10、および12に示されるように、運搬装置6の運搬要素8の受容部分22は物体を受容および支持できるように形成される。
【0374】
受容部分22の隙間24は、用量および物体の両方を、特にそのような物体が母材であり、従って前記母材から生成されるために設計される用量80と形状および寸法に関して顕著に類似性を示す場合に、効果的に受容および操作できるように形成される。
【0375】
母材が収集される間、閉鎖要素41が存在するならば閉鎖位置Kにある。
【0376】
結果として、目的のため適切に形成された閉鎖要素41は、母材を下から支持する支持要素として作用することが可能である。
【0377】
押出機81は、追加的回転方向R2に対して、図19の装置の押出機81によって採択される位置よりさらに下流に配置される位置を採択することが可能である。
【0378】
言い換えれば、抽出装置82が提供されない押出機は運搬装置6への接近を阻止しないので、前記押出機81を追加的回転方向R2に沿って移動することにより、角度セクターγに近づくよう押出機81を移動することが可能である。
【0379】
加えて、押出機が追加的回転方向R2よりさらに下流に位置されるので、用量は図19に示される装置より短い時間、運搬要素8の内部に留まる。
【0380】
これは、プラスチックが運搬要素8の壁に接着することを阻止する一因となる。
【0381】
その上、用量が圧縮成形装置1に挿入されるとき物体が圧縮成形装置1によって取り除かれるので、―および用量が圧縮成形装置1に挿入される前ではなく―前記用量(および前記用量から由来する母材)は、軸Aの周囲の回転台2の完全な回転に実質的に適合する期間の時間、圧縮成形装置1に留まる。
【0382】
従って、形成された後、物体の重量が安定化されるように冷却が可能な間、図19の装置の場合よりも多くの時間が提供される。
【0383】
図21から24を参照して、用量80が成形キャビティ5に直接向かうよう設計される誘導要素87が備わる収容部分22から構成される、操作要素20が示される。
【0384】
誘導要素87は、空洞の内部に25が受容されるスリーブ88から構成される。
【0385】
誘導要素87は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30を超えて、用量80を成形キャビティ5に運搬することができるよう、スリーブ88が収容部分22の内部に収容される図21および22に示される撤回位置と、スリーブ88が出口開口28を通って突出している図23および24に示される拡張位置Nの間に、移動している。
【0386】
誘導要素87は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30が閉鎖配置Yにあるとき、撤回位置Mを採択する。
【0387】
誘導要素87は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30が開放配置Xにあるとき、拡張位置Nを採択する。
【0388】
撤回位置Mから拡張位置Nへ通過することにより、スリーブ88は、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30の厚さHと同等またはより大きい距離に沿って進行し、前記厚さは追加的軸Bに平行に計測される。
【0389】
誘導要素87は、収容部分22に得られる筺体91の中に受容されるようスリーブ88から出る、環状に突出する頂部89から構成される。
【0390】
環状に突出する頂部89は、筺体91の内部で第一槽96および第二槽97を識別する。
【0391】
第一槽96は導管98を通して、例として圧縮空気である操作流体が供給される。
【0392】
第二槽97は追加的導管99を通して、例として圧縮空気である操作流体が供給される。
【0393】
操作中、誘導要素87が撤回位置Mにあるとき、第二槽97は操作流体が供給される。
【0394】
環状に突出する頂部89は、筺体91の基準面100の先端となる第一リブ92まで移動する。
【0395】
従って、誘導要素87は撤回位置Mから拡張位置Nまで通過する。
【0396】
続いて、第一槽96は操作流体が供給される。
【0397】
環状に突出する頂部89は、筺体91の追加的基準面101の先端となる第二リブ93まで移動する。
【0398】
第二槽97の内部にある操作流体は、追加的導管99を通って排出される。
【0399】
従って、誘導要素87は拡張位置Nから撤回位置Mまで戻る。
【0400】
図25から31を参照に、操作要素20の収容部分22が示され、前記収容部分22は、冷却流体を運搬するよう設計される導管手段102が得られる横壁116から構成されるスリーブ8が備わる。
【0401】
スリーブ88には、球111を格納するシート手段110が得られる。
【0402】
球111の部分はシート手段110から突出し、および収容部分22に得られる溝の中に受容される。
【0403】
従って球111は、誘導要素87が撤回位置Mと拡張位置Nの間に移動することができるよう、しかしスリーブ88が前記スリーブ88の縦軸Eの周囲を回転しないようにする。
【0404】
下記に、例証として開示される導管手段102の二つの特定の実施例を示すが、他の実施例もまた代替的に提供されることは可能である。
【0405】
下記に、例証として開示される導管手段102の二つの特定の実施例を示すが、他の実施例もまた代替的に提供されることは可能である。
【0406】
導管手段102はさらに、一つのみが図28に示される、互いに隣接して円周に配置される複数の上部導管104がから構成される。
【0407】
下記に、下部導管103の一つが詳細に開示される。
【0408】
前記下部導管103の参照で断言されることは、他の導管103および上部導管104にも適用できることが理解されることである。
【0409】
下部導管104は、ほぼ直線状で、軸Eに対しほぼ平行に伸長する第一パイプ105および第二パイプ106から構成される。
【0410】
第一パイプ105および第二パイプ106は、曲線状の外形を有し、かつスリーブ88に対しほぼ円周に伸長する第三パイプ107に接続される。
【0411】
下部導管104はさらに、第一管状要素8を通る冷却流体が下部導管104に導入される、第一パイプ105に接続される第一管状要素108、および第二管状要素109を通る冷却流体が下部導管104から取り除かれる、第二パイプ106に接続される第二管状要素109から構成される。
【0412】
第一管状要素108および第二管状要素109は、スリーブ88に対しほぼ半径方向に配置される。
【0413】
図30に示されるように、第一管状要素108は収容部分22に得られる第一槽112に面する。
【0414】
第一槽112は、供給導管113を通して冷却流体が供給され、および続いて、第一管状要素108に供給する。
【0415】
第一槽112は、撤回位置Mから拡張位置Nに移動するとき誘導要素87が行うストロークと同等かより大きい縦軸Eに平行に測定される範囲を有する。
【0416】
その結果、第一管状要素108は、誘導要素87が撤回位置Mにあるときと誘導要素が拡張位置Nにあるときの両方で、第一槽112に面する。
【0417】
さらに第一管状要素108は、誘導要素87が撤回位置Mから拡張位置Nに、逆もまた同様に移動する間、第一槽112と継続した接続を保持される。
【0418】
図29に示されるように、第二管状要素109は収容部分22に得られる第二槽114内部を開放する。
【0419】
第二槽114は第二管状要素109から冷却流体を受容する。冷却流体は排出導管115を通って第二層114から排出される。
【0420】
第二槽114は、撤回位置Mから拡張位置Nに移動するとき誘導要素87が覆うストロークと同等かより大きい、縦軸Eに平行に測定される範囲を有する。
【0421】
その結果、第二管状要素109は、誘導要素87が撤回位置Mにあるときと誘導要素87が拡張位置Nにあるときの両方で、第二槽114に面する。
【0422】
さらに第二管状要素109は、誘導要素87が撤回位置Mから拡張位置Nに、逆もまた同様に移動する間、第二槽114と継続した接続を保持される。
【0423】
これにより、誘導要素は操作サイクルのいかなる時でも効果的に冷却されることが可能になる。
【0424】
図31を参照に、導管手段102は、図31に一つのみが示される、互いに隣接して円周に配置される複数の導管150から構成される。
【0425】
下記に導管150の一つが詳細に開示される。
【0426】
前記導管150の参照で断言できることは、他の導管150への適用にも適していることが理解されることである。
【0427】
導管150は、ほぼ直線状で、縦軸Eにほぼ平行に伸長する、パイプの第一部分151、パイプの第二部分153、およびパイプの第三部分153から構成される。
【0428】
パイプの第一部分151およびパイプの第三部分153は、相互にほぼ整列される。
【0429】
パイプの第一部分151とパイプの第二部分152は、曲線状の外形を有しかつスリーブ88に対しほぼ円周に伸長するパイプの第四部分154によって接続される。
【0430】
パイプの第二部分152とパイプの第三部分153は、曲線状の外形を有しかつスリーブ88に対しほぼ円周に伸長するパイプの第五部分155によって接続される。
【0431】
導管150はさらに、追加的第一管状要素を通る冷却流体が導管150の中に導入される、パイプの第一部分151に接続される追加的第一管状要素156、および追加的第二管状要素157を通る冷却流体が導管150から取り除かれる、パイプの第三部分153に接続される追加的第二管状要素157から構成される。
【0432】
追加的第一管状要素156および追加的第二管状要素157は、スリーブ88に対しほぼ半径方向に配置される。
【0433】
追加的第一管状要素156は、収容部分22に得られる図示されない追加的第一槽に面する。
【0434】
追加的第一槽は冷却流体が供給され、および続いて、追加的第一管状要素156に供給する。
【0435】
追加的第一槽は、撤回位置Mから拡張位置Nに移動するとき誘導要素87が実行するストロークと同等かより大きい、縦軸Eに平行に測定される範囲を有する。
【0436】
その結果、追加的第一管状要素156は、誘導要素87が撤回位置Mにあるときと誘導要素87が拡張位置Nにあるときの両方で、追加的第一槽に面する。
【0437】
さらに追加的第一管状要素156は、誘導要素87が撤回位置Mから拡張位置Nに、逆もまた同様に移動する間、追加的第一槽と継続した接続を保持される。
【0438】
追加的第二管状要素157は、収容部分22に得られる図示されない追加的第二槽に面する。
【0439】
追加的第二層は追加的第二管状要素57から冷却流体を受容し、および前記冷却流体を排出する。
【0440】
追加的第二槽は、撤回位置Mから拡張位置Nに移動するとき誘導要素87が実行するストロークと同等かより大きい、縦軸Eに平行に測定される範囲を有する。
【0441】
その結果、第二管状要素157は、誘導要素87が撤回位置Mにあるときと誘導要素87が拡張位置Nにあるときの両方で、追加的第二槽に面する。
【0442】
さらに追加的第二管状要素157は、誘導要素87が撤回位置Mから拡張位置Nに、逆もまた同様に移動する間、追加的第二槽と継続した接続を保持される。
【0443】
これにより、誘導要素は操作サイクルのいかなる時でも効果的に冷却されることが可能になる。
【0444】
図57から81を参照して、プラスチックの用量を圧縮成形するための、軸Aの周囲をR1の方向に回転可能で、および複数の成形モールド3を支持する回転台2から構成される成形装置1が示される。成形モールド3は回転台2の周辺範囲に設置され、および十分に均一な角度で離間されることができるよう配置される。
【0445】
成形モールド3はそれぞれ、相互に可動である成形キャビティ5およびパンチ305から構成される。成形モールド3は、プラスチックの用量80が成形キャビティ5に挿入され、例として容器母材300である成形された物体が成形モールド3から取り除かれるように、成形キャビティ5とパンチが相互に互いから離間される、図76から78に示される開放配置Z1、およびパンチ305が用量80を形成するため成形キャビティ5の内部を貫通する、図72および73に示される閉鎖配置Z2を前提としうる。
【0446】
図示されない実施例では、成形装置1は回転台2の代わりに、閉ループ軌道に沿って移動する、例としてベルトまたはチェーン要素である弾性要素が備わる成形モールド3を移動および支持するための、移動かつ支持要素から構成される。
【0447】
用量80を生成するため、押出機の分配ノズルから出るプラスチックを切削する、図示されない切削装置がさらに提供される。
切削装置は、一つかそれ以上の切削要素、およびプラスチックのための隣接手段として作用し、かつ分配ノズルから出るプラスチックから用量が分けられた後、切削手段によって同用量が運搬範囲から離れて移動するのを阻止する一つかそれ以上の対照要素から構成されうる。
【0448】
前記切削装置によって分配ノズルから分けられた用量80を受容し、かつ用量80を成形装置1に運搬する、運搬装置6がさらに提供される。
【0449】
図示されない実施例では、成形装置1の代わりに、複数のシートが提供される周辺に回転操作装置が提供される。
【0450】
この場合は、運搬装置6が前記シートに物体を運搬すること、または前記シートから物体を取り除くことが可能である。
【0451】
同様に図2を参照して開示されることは、運搬装置6はプラスチックの用量80を圧縮成形装置に運搬し、かつ物体、特に容器の母材300を圧縮成形装置1から取り除くよう設計されることである。
【0452】
運搬装置6は、用量80を圧縮成形装置1に運搬するよう設計される複数の運搬要素8を支持する第一回転本体301、および容器母材300を圧縮成形装置1から取り除くよう設計される複数の除去要素303を支持する第二回転本体302から構成される。運搬要素8は第一回転本体301の周辺範囲に配置され、かつほぼ角度的に同距離になるよう配置される。除去要素303は第二回転本体302の周辺範囲に配置され、かつほぼ角度的に同距離になるよう配置される。除去要素303は、容器母材を圧縮成形装置1の成形モールド3が備わる接着成形手段304から受容する。接着成形手段304は、相互に向かうよう、および互いに離れるよう可動である一対の半モールドから構成される。接着成形手段304は、例としてねじ部分が備わる容器母材300の接着範囲を形成し、および成形後、容器母材300を保持する。
【0453】
第一回転本体301と第二回転本体302は、運搬装置6の操作中、第一回転本体301と第二回転本体302がともに、同じ回転速度で、回転方向R2の同じ回転軸Bの周囲を回転するように、操作上相互に関連する。第一回転本体301は、第二回転本体302より低い高さに、回転軸Bに沿って配置される。
【0454】
第一回転本体301と第二回転本体302は、運搬装置6の調節かつ/また維持操作の間、互いに独立して回転されることができるよう形成される。
【0455】
第一回転本体301と第二回転本体302は、除去要素303がそれぞれの運搬要素8に対応するように配置される。操作中、運搬要素8が用量80を成形モールド3の成形キャビティ5に運搬する間、対応する除去要素303は前記成形モールド3の接着成形手段304から容器母材300を取り除く。
【0456】
図示されない実施例では、運搬装置6は第一回転本体301と第二回転本体302の代わりに、閉ループ軌道に沿って可動である、例としてベルトまたはチェーン要素である弾性要素が備わる、除去要素303および運搬要素8の、移動かつ支持要素から構成される。
【0457】
運搬要素8はそれぞれ、第一回転本体301の穴に受容される一対の誘導ロッド10から構成される。
【0458】
穴は、球状の循環軸受筒を格納しうる。
【0459】
運搬要素8はそれぞれ、回転要素を回転軸Bに向かうようおよび回転軸Bから離れるよう移動する、例として空気圧式アクチュエーターである直線状のアクチュエーターに固定される。特に直線状のアクチュエーター371は、誘導ロッド10が穴の外側の最大量によって伸長される、図64に示される最大範囲配置Eに運搬要素8を維持する。
【0460】
最大範囲配置Eは、誘導ロッド10に関連する先端ストローク要素によって決定される。
【0461】
運搬要素8は、誘導ロッド10が固定され、第一回転本体301に対して、回転軸Bに向かうようおよび回転軸Bから離れるよう可動である、支持本体15から構成される。
【0462】
運搬要素8はさらに、支持本体15に回転可能に支持される追加的支持本体16から構成される。
【0463】
支持本体15は、追加的支持本体15のシャンク18が内部に受容される穴17によって覆われる。
【0464】
穴17とシャンク18の間には、追加的支持本体16を支持本体15に対して振動できるようにする軸受け19が設置される。
【0465】
追加的支持本体16は、前記切削装置が分配ノズルから分ける用量80を受容するよう設計される受容部分321、用量80を収容しかつ用量80を望ましい形にするよう形成される収容部分322、および受容部分321と収容部分322の間に設置され、かつ用量80の受容部分321から収容部分322への移送を促進するよう設計される連結要素323、が備わる操作装置20から構成される。
【0466】
連結部分323と収容部分322は管状本体308を定めるため連携し、受容部分321は管状本体308に対して可動になるように追加的支持本体16に咬合される。
【0467】
受容部分321は、回転方向R2に開きかつ一般的に逆さまの円錐形のように形成される、つまり収容連結部分323に接近して徐々に減少する部分を有する、隙間24を境とするC字型またはU字型である、壁307から引き離す基部306から構成される。
【0468】
収容部分322はほぼ円筒形の陥凹25が内部に備わる。
【0469】
連結部分323は逆さまの円錐形のように形成される、つまり収容部分322に接近して徐々に減少する部分を有する、追加的陥凹26が内部に備わる。言い換えれば、連結部分323は収容部分322の用量80の挿入を促進する、じょうご形をしている。
【0470】
連結部分323は、用量80が押出機によって受容部分321から(または用量80を生成するため押出機の分配ノズルを出るプラスチックを切削する前記切削装置から)取り除かれる用量80が通過し、連結部分323の内部を貫通する、入口開口27が備わる。
【0471】
収容部分322は、成形キャビティ5に運搬される用量80が通過する出口開口28が備わる。
【0472】
用量に接触するよう設計される表面にプラスチックが不本意に接着することを阻止するため、操作要素20の温度を調節するよう設計される温度調節手段が提供される。
【0473】
温度調節手段は、操作要素20に得られかつ冷却液が供給される、冷却導管から構成されうる。
【0474】
第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30はさらに出口開口28に関連し、および、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30によって用量80が出口開口を通過することを可能にする図81に示される開放配置Xと、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30によって用量80が出口開口28を通過することを阻止する図79に示される閉鎖配置Yの間で可動である。
【0475】
第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30は、用量80のチップを望ましい形にするよう設計される、成形部分31から構成される。
【0476】
第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30は、開放配置Xと閉鎖配置Yの間で、例として図15および16を参照して開示される型の駆動装置2の駆動装置によって駆動される。
【0477】
受容部分321は、基部306が入口開口27を閉鎖する図76から81に示される閉鎖位置H1と、基部306が入口開口27から遠い図74および75に示される開放位置H2の間で、管状本体308に対して可動である。
【0478】
受容部分321上に回転要素309が、運搬装置6の枠に固定されるカム要素310と連携するよう咬合される。
【0479】
カム要素310は、例として受容部分321を開放位置H2に維持しがちである突き押しを克服することによって、第一回転本体301の回転中に、支持本体15および追加的支持本体16の位置の変化が生じないよう受容部分321を開放位置H2から閉鎖位置H1に移動できるように、形成される。
【0480】
基部306は、管状本体308に面する基部306の面313に配置される開口に入る導管311に沿って進行される。
【0481】
導管311は、収容部分322からの用量80の取り出しを促進するため、例として圧縮空気である流体を連結部分323および収容部分322に分配するよう設計される。
【0482】
図74から81を参照して、作業サイクルの連続的ステップが示される。
【0483】
図74に示される作業サイクルの第一ステップでは、受容部分321は隙間24が陥凹25と実質的に同軸になる開放位置H2にある。
【0484】
受容部分321は押出機から用量80を受容する。
【0485】
図75に示される作業サイクルの連続的ステップでは、用量80は閉鎖配置Yにある第一閉鎖位置29および第二閉鎖要素30に接触するまで管状本体308の中に下降する。受容部分321は開放位置H2にある。
【0486】
図76および79に示される作業サイクルの連続的ステップでは、受容部分321は、開放位置H2から、図64および65に示されるように、受容部分321が方向R2で管状本体308より前進される閉鎖位置H1に移動する。
【0487】
最初は、圧縮空気は導管311を通して分配されない。続いて、下記により詳細に開示される方法で、用量80が挿入されるべき成形キャビティ5に管状本体308が重ねられ、およびほぼ整列されて維持される間、圧縮空気は第一圧力レベルで陥凹25に分配される。
【0488】
圧縮空気は、用量80に対して上方に、および部分的に側面にも、配置される流体のクッションを形成できるように、用量80と陥凹25の間で定められるキャビティを充填する。
【0489】
同時に、第一閉鎖要素29と第二閉鎖要素30は閉鎖配置Yから開放配置Xへ移動を開始する。
【0490】
図77および80に示される作業サイクルの連続的ステップでは、第一閉鎖要素29および第二閉鎖要素30が開放配置Xに移動し続ける間、圧縮空気が陥凹25の中に第二圧力レベルで分配され、前記第二圧力レベルは第一圧力レベルより大きくなる。
【0491】
より大きい空気圧力は、用量80が陥凹25から成形キャビティ5へ素早く移送されることを可能にする。低い圧力で空気によって形成される流体のクッションは、用量80にかかるより大きい空気圧力の噴射の応力を均一にすることを可能にする。
【0492】
用量が最初に陥凹に挿入される低い圧力の空気なしで、大きい空気圧力の噴射を受ける場合、前記大きい圧力の噴射は用量80を移動または外すことになり、用量80の陥凹25の壁との相互作用、および成形キャビティ5の中への正しい移送の阻止を引き起こしうる。
【0493】
図78および81に示される作業サイクルの連続的ステップでは、用量80は成形キャビティ5に到達している。受容部分321は閉鎖位置H1に維持される。
【0494】
圧縮空気は導管311を通って分配されない。
【0495】
上記に開示される操作サイクルのステップ中に、受容部分321は、開放位置H2から閉鎖位置H1に移動することにより、管状本体8の上部表面314からプラスチック陥凹2の中に正しく移送されない用量80の部分のような、可能性のある残余物を取り除く。前記プラスチックの残余物は、除去および除外されなかった場合、図76から78で推論されるように下記により詳細に開示する方法で、母材300に、ほぼ同時に成形モールド3から取り除かれる用量80の挿入に、固定されてしまう。
【0496】
さらに、受容部分321は閉鎖位置H1にあるとき、圧縮成形モールド3から後者を取り除く間に母材300と相互作用しない。
【0497】
言い換えれば、受容部分321が閉鎖位置H1にあるとき、壁307(基部306よりずっと厚い)ではなく基部306(非常に小さな厚さを有する)のみがパンチ305上に整列され、かつ母材300の下方に配置される。これは、接着成形手段304から母材を抽出するため、パンチ305の下方に十分な空間を得ることを可能にする。もう一方で、受容部分321が開放配置H2にある場合、パンチ305に整列される壁は、接着成形手段304から母材を抽出する邪魔になるか、または阻止することにすらなる。
【0498】
収容部分321は、閉鎖位置H1で見られるより、管状本体308に対し収容部分321がずっと前方にある位置に配置されうることが、予想される可能性がある。これは、前記プラスチックの残余物が入口開口27により近い上部表面313の範囲からずっと離れて移動されることを可能にする。
【0499】
通常操作とは異なる場合では、運搬装置6は用量80の成形キャビティ5への供給を止め、しかし圧縮成形装置を空にすることができるようにすでに形成された母材300の成形モールドからの取り除きは続けることが必要とされうる。
【0500】
運搬要素8の数は成形モールド3の数より少ないので、すべての成形モールドを空にするためには運搬装置のいくつかの回転、例として3から4回転が必要である。
【0501】
それぞれの前記回転の間、すべての受容部分321は開放位置H2から閉鎖位置H1に進み、およびその後、開放位置H2に戻る。部分的に固形化されたプラスチックの部分が受容部分321の上部表面313に貼りついてしまった場合、開放位置H2から閉鎖位置H1への、また逆も同様の移動は前記部分的に固形化されたプラスチックと相互作用し、およびその結果受容部分321の破損を引き起こす可能性のあるような圧力を受けうる。
【0502】
従って、すべての受容部分321は、成形モールド3がから除去要素303を用いて母材300空にされる間、閉鎖位置H1に維持されることが望ましい。
【0503】
この目的のため、第一回転本体301上に取り付けられる例としてほぼ円形の部分であるプレート316から構成される、制御装置315が提供される。 下記に詳細が開示される、プレート316が第一操作配置または第二操作配置に配置されることができるようにプレート316を第一回転本体301に対して回転する、例として空気圧式アクチュエーターであるアクチュエーターが提供される。プレート316は溝317が、ほぼ半径方向に配置され、溝それぞれの内部ではスライド318が可動であるように、備わる。
【0504】
溝317の数は運搬要素8の数と同じである。
【0505】
スライド318のそれぞれには、ロッド319の一端が咬合され、前記ロッドは対応する受容部分321の範囲に咬合され、前記端に相対する追加的端を有する。
【0506】
運搬装置6の正常操作中は、プレート316は第一操位置に配置される。回転本体301が回転されるとき、カム要素309と連携する回転要素310は、受容部分321を開放位置H2から閉鎖位置H1に一つずつ取り除く。この場合、溝317はスライド318をプレート316に対して摺動可能にする。
【0507】
上記の運搬装置6の正常操作と異なる状況では、アクチュエーターが方向R2に相対する駆動方向R3にプレート316を回転する。従ってプレート316は、第二操作位置に配置される。
プレート316が第一操作位置から第二操作位置に移動されるとき、溝317に受容されるスライド318は方向R3に回転され、およびロッド319を用いて、対応する管状本体308に対する受容部分321それぞれの回転を引き起こす。
【0508】
追加的支持本体16それぞれには、下記に詳細が開示される、成形キャビティ5に係合されるよう設計される接続要素460が関連する。
【0509】
接続要素460は把持部として形成され、および対応する圧縮成形キャビティ5と相互作用することを目的とされる。
【0510】
成形キャビティ5はそれぞれ、成形キャビティ5の本体327上に回転可能に支持されるリングのように形成される回転要素326が、外部に備わる。
【0511】
回転要素326と本体327の間には、本体327に対してローラー329が回転することができるよう、回転要素326を設置される。ローラー329は、適切な移送ケージによって互いに均等に離間されることが可能である。
【0512】
接続要素460は、例として連結要素の骨組みによって回転可能に支持されるローラーである隣接要素328、および前記骨組みに咬合される第一アーム324と第二アーム325から構成される。
【0513】
第一アーム324の一端には、第一ローラー330が回転可能に支持される。
【0514】
第二アーム325の一端には、第二ローラー331が回転可能に支持される。
【0515】
第一ローラー330と第二ローラー331は、回転要素326の外部表面に得られる隙間332に受容されるよう設計される。
【0516】
第一ローラー330を受容する目的の第一隙間322と第二ローラー331を受容する目的の第二隙間322が、第一ローラー330と第二ローラー331の近くに、第一アーム324と第二アーム325によって成形キャビティ5の把持が促進されるように回転要素326を設置する、図示されない位置決め装置が提供される。
【0517】
第一アーム324および第二アーム325は、第一アーム324と第二アーム325が前記骨組みに対して反対の方向に回転するように、接続ロッド333によって互いに接続される。
【0518】
閉鎖配置に接続要素460を維持しやすい、例としてスプリングである弾性要素が提供される。
【0519】
操作中、回転台2は、支持される成形モールド3がそれによって円軌道P1に沿って方向R1に前進するように、回転軸Aの周囲を回転する。
【0520】
第一回転本体301は、支持される移送要素8がそれによって―直線状のアクチュエーター371によって最大範囲配置Eに維持され―、追加的円軌道P2に沿って追加的方向R2に前進するように、軸Bの周囲を回転する。
【0521】
成形装置1および運搬装置6は、円軌道P1と追加的円軌道P2が、用量80が運搬要素8によって成形キャビティ5に移送される、図57に示される移送範囲Tで交差するように、配置される。
【0522】
言い換えれば、回転軸Aおよび回転軸Bは、円軌道P1と追加的円軌道P2の半径の合計より少ない距離によって分けられる。
【0523】
回転台2および追加的回転台7の回転中、移送範囲Tの開始部分にある運搬要素8は対応する成形モールド3と相互作用する。
【0524】
成形キャビティ5は、第一ローラー330および第二ローラー331と相互作用することにより、第一アーム324と第二アーム325を互いに引き離しやすくなる。言い換えれば、成形キャビティ5は接続要素460を開放しやすくなる。
【0525】
第一ローラー330と第二ローラー331がそれぞれの隙間332に受容される間、隣接要素328は回転要素326の外部円筒形表面と係合する。
【0526】
回転台2および追加的回転台7が回転を続ける間、成形キャビティ5は運搬要素8が最大範囲配置Eから移動させ、および回転軸Bに向かって移動させるようにする。
【0527】
誘導ロッド10が部分的に穴11の中に受容される間、支持本体15は追加的回転台7に対し半径方向に動き、直線状のアクチュエーター371によって支持本体15にかかる突き押しは、接続要素460上の成形キャビティ5によってかかる力によって克服される。
【0528】
接続要素460が運搬要素8と成形キャビティ5の接続を維持する間、追加的支持本体16は支持本体15に対して回転する。
【0529】
運搬要素8は従って移送範囲Tで追加的円軌道P2を放で、および円軌道P1の部分Zに沿って移動する。
【0530】
このように、移送要素8および成形キャビティ5は、用量80が移送要素8から成形キャビティ5に正しく移送されることのできる間の、非常に長い期間の時間相互作用する。
【0531】
隣接要素328は回転要素326と接触し、および第一ローラー330と第二ローラー331はシート322の内部に受容されるので、成形キャビティ5および操作装置が部分Zに沿ってともに進行する間、収容部分321は成形キャビティ5の上方に、および整列して配置される。
【0532】
これは、用量80の収容部分322からの成形キャビティ5への優れた移送が達成されることを可能にし、成形キャビティ5は運搬要素8の基準かつセンタリング手段として作用するので、成形キャビティ5に対する操作装置20の正しい位置決めが確実にする。
【0533】
さらに、追加的支持本体16は支持本体15に対して回転可能であり、および支持本体15は第一回転本体301に対して半径方向に移動するので、直線状のアクチュエーター371が追加的支持本体16を軸Bから離して移動させる間、たとえ接続要素460の位置かつ/また成形キャビティ5の位置が特定の範囲内で理論上推論される位置と異なるとしても、接続要素460は成形キャビティ5に正しく係合することが可能である。
【0534】
接続要素460が回転要素326と相互作用するとき、成形モールド3は開放配置にあり、および成形キャビティ5はそのストロークの下死点位置にある。
【0535】
成形キャビティ5は、一端に成形キャビティ5が固定されるステムが備わる駆動装置によって移動される。
【0536】
下死点位置では、前記ステムの広範部分が誘導スリーブの中に受容される。
【0537】
従って下死点位置では、成形キャビティ5は、より正確な操作装置20の位置決めを得ることができる優れた剛性が備わる。
【0538】
成形キャビティ5、接続要素460、および収容部分322は、接続要素460が回転要素326と相互作用するとき、収容部分322の軸が成形キャビティ5の軸と実質的に同軸になるように形成されることが可能である。
【0539】
接続手段460が追加的支持本体16に対して、接続手段460が回転要素326と相互作用するとき、用量80の軸(および収容部分322の軸ではない)が成形キャビティ5の軸と実質的に同軸になるように移動されることができる、例として図32から35を参照して示される型の調節手段37である調節手段が提供される。
【0540】
回転台2および第一回転本体301が回転を続ける間、接続要素460によって相互に接触が維持される運搬要素8および成形キャビティ5は部分Zの末端範囲に到達する。
【0541】
この先端範囲で、接続要素460は回転要素326から離れる。
【0542】
直線状のアクチュエーター371は、運搬要素8が円軌道P1を離れ、および追加的円軌道P2に沿って再び進行するように、運搬要素8を最大範囲配置Eに戻す。
【0543】
第一アーム324の追加的端に、車輪334が、運搬装置6の骨組みに固定されるカム本体335と相互作用するよう設計されて咬合される。
【0544】
車輪334とカム本体335は(第一アーム324と第二アーム325を接続する接続ロッド33とともに)、成形キャビティに固定される第一アーム324と第二アーム325を維持する施錠装置を定める。
【0545】
前記施錠装置は、運搬装置6の正常操作中、または緊急事態のときのみの作動が可能である。
【0546】
接続要素460は、パンチおよびそこから母材300を取り除くべき接着成形手段304に対する、除去要素303のさらに正確な位置決めを可能にする。
【0547】
除去要素303はそれぞれ、第二回転本体302に固定される誘導バー337に沿って摺動可能である第一支持本体336から構成される。誘導バー337は回転軸Bにほぼ平行、つまりほぼ水平方向に沿って、配置される。
【0548】
第一支持本体336は、第一カム339に係合する、第一車輪338が回転可能に支持されるアーム340から構成される。第一カム339は、運搬装置6のヘッド341に得られる溝のように形成され、および第一車輪338を受容するよう設計される。ヘッド341は、第二回転本体302が回転されるとき固定された位置に維持される。車第一カム339に係合する第一車輪338は、回転軸Bに沿った第一支持本体338の動きを制御する。
【0549】
正常操作に先行する調節および微調整ステップでは、運搬要素8―および結果として回転要素303―は成形キャビティ5に対して、すなわちまた様々な成形キャビティ5の間で繰り返し可能な正しい適合を得るためにも、段階的に行われなければならない。
【0550】
ヘッド341は、第一車輪338と相互作用する第一カムが、通常操作中に除去要素303を母材300と相互作用させるために誘導する操作位置と、モールド3のパンチ305が調節および微調整の実行を可能にするのを妨げないように除去要素303が配置される点検位置の間で、ほぼ垂直方向に、回転軸Bに沿って可動である。
【0551】
特に、除去要素303は操作位置にあるときよりより高く配置され、および点検位置ではより低く配置される。
【0552】
調節および微調節が実行されると、第二回転本体302が回転されるとき、ヘッド341は点検位置から(つまり下方位置から)操作位置へ(つまり上方位置へ)移動されることが可能である。この位置の変化はまた、劇的な回転速度の上昇で操作が生じるときにも達成されることが可能である。
【0553】
ヘッド341が持ち上がる間、第一回転本体301と第二回転本体302は回転台2に対し段階的に行われているので、回転要素303それぞれが対応するパンチ305を妨害するリスクが避けられる。
【0554】
回転要素303はさらに、第一支持本体336によって支持され、かつ第一支持本体336に対して摺動可能である第二支持本体342から構成される。第二支持本体342は、第一支持本体336の穴に摺動可能に受容される追加的誘導バー343から構成される。第二支持本体342は第二回転本体302に対してほぼ半径方向に可動である。ロッド344は、第二車輪345が回転可能に咬合され第二カム346に係合する縁で、第二支持本体342から引き出される。
【0555】
第二カム346は、運搬装置6の固定プレート347に得られる溝のように形成され、および第二車輪345を受容するよう設計される。第二カム346に係合する第二車輪345は、第一支持本体336に対する第二支持本体342の摺動を制御する。
【0556】
回転要素303はさらに、第二支持本体342によって支持され、かつ第二支持本体342に対して回転可能である第三支持本体348から構成される。第三支持本体348は、第二支持本体342のシート351に回転可能に受容されるピン350から構成される。追加的ロッド352は、第三カム354に係合する第三車輪353が回転可能に支持される縁で、第三支持本体348から引き出される。
【0557】
第三カム354は、固定プレート347に得られる溝のように形成され、および第三車輪353を受容するよう設計される。第三車輪353は第三カム354と係合することにより、第三支持本体348を第二支持本体342に対して回転する。
【0558】
除去要素303はさらに、第三支持本体348によって支持され、および母材300を成形モールド3から取り除き、図20を参照して開示される型の移送装置86を例とする移送装置にかつ母材300を搬送するよう設計される、把持要素355から構成される。
【0559】
把持要素355は内部で、第四車輪358が回転可能に支持され、第四カム359に係合する端にさらに追加的ロッド357が到達される、スリーブ356から構成される。第四カム359は、運搬装置6の追加的プレート370に得られる溝のように形成され、および第四車輪358を受容するよう設計される。第四カム359と係合する第四車輪358は、把持要素355の保持手段の開閉を制御する。
【0560】
操作中、接続要素460が運搬要素8と成形キャビティ5に以前に開示された方法で相互に接続された後、運搬要素8が成形モールド3の成形キャビティ5の中に用量80を堆積する間、前記運搬要素8に対応する除去要素303は、母材300を成形モールド3のパンチ305から取り除く。
【0561】
把持要素355は、第一車輪338および第一カム339、第二車輪345および第二カム346、第三車輪353および第三カム354によって、母材300上に配置される。
【0562】
特に図76に示されるように、母材300をパンチ305から取り除くために、接着成形手段304が回転軸Aに沿って移動する間、把持要素355は母材300を包囲する。
【0563】
続いて、把持要素355は、母材300が接着成形手段304によって解放される前に母材300を固定する。この状態では把持要素355は、接着成形手段304と同じ運動法則で、最初に垂直に下方に移動し始める。
【0564】
その次に、図77および78に示されるように、把持要素355は、母材300に続いて垂直に移動する。
【0565】
その後、母材300が接着成形手段に受容されると、把持要素355はまた横方向に移動する。
【0566】
把持要素355による母材300の把持の開始に先行するステップ、およびすぐに続く把持要素355による母材300の把持の終了ステップでは、把持要素355のわずかな振動が起こりうるが、しかしそのような振動は、母材300の正しい操作に悪影響を及ぼすものではない。
【符号の説明】
【0567】
1 成形装置
2 回転台
3 成形モールド
4 末梢領域
5 成形キャビティ
6 運搬装置
7 追加的回転台
8 運搬要素
9 追加的末梢領域
10 誘導ロッド
11 穴
12 スプリング
13 柱
14 保護ケース
15 支持本体
16 追加的支持本体
17 穴
18 シャンク
19 ベアリング
20 操作装置
21 受容部分
22 収容部分
23 連結部分
24 隙間
25 空洞
26 追加的陥凹
27 入口開口
28 出口開口
29 第一閉鎖要素
30 第二閉鎖要素
31 外形部分
32 連結要素
33 第一連結壁
34 第二連結壁
35 外部円筒形表面
36 V字型シート
37 調節手段
38 第一調節手段
39 第二調節手段
40 閉鎖装置
41 閉鎖要素
42 端
43 アーム
44 追加的端
45 ケース
46 回転要素
47 付属部
48 分配装置
49 先端範囲
50 追加的先端範囲
51 部分
52 駆動装置
53 第一アクチュエーター
54 第二アクチュエーター
55 第一ステム
56 自由端
57 第一支持要素
58 第二ステム
59 追加的自由端
60 第二支持要素
61 バー
62 先端範囲
63 ラック部分
64 追加的バー
65 追加的先端範囲
66 追加的ラック部分
67 歯車
68 調節手段
69 第一移動装置
70 第二移動装置
71 プレート
72 溝
73 作動手段
74 回転本体
75 柱
80 プラスチックの用量
81 押出機
82 抽出装置
83 温度調節装置
84 除去装置
85 運搬装置
86 移送装置
87 誘導要素
88 スリーブ
89 頂部
91 筺体
92 第一リブ
93 第二リブ
94 顎
95 シール要素
96 第一槽
97 第二槽
98 導管
99 追加的導管
100 基準面
101 追加的基準面
102 導管手段
103 下部導管
104 上部導管
105 第一パイプ
106 第二パイプ
107 第三パイプ
108 第一管状要素
109 第二管状要素
110 シート手段
111 球
112 第一槽
113 供給導管
114 第二槽
115 排出導管
116 横壁
117 スライド
118 溝
119 第一部分
120 第二部分
122 穴
123 第一偏心カムピン
124 第二偏心カムピン
125 シャンク
126 シート
127 第一締め付けねじ
128 第二締め付けねじ
129 追加的くさび形要素
130 追加的穴
131 追加的壁
132 貫通穴
133 追加的貫通穴
160 連結要素
161 シート
162 第一可動アーム
163 第二可動アーム
164 第一ピン
165 第二ピン
166 第一端
167 追加的第一端
168 第二端
169 追加的第二端
170 追加的回転手段
171 第一回転要素
172 第二回転要素
173 受容範囲
174 第一接触点
175 第二接触点
140 追加的溝
141 付属物
142 くさび形要素
143 壁
150 導管
151 パイプの第一部分
152 パイプの第二部分
153 パイプの第三部分
154 パイプの第四部分
155 パイプの第五部分
156 追加的第一管状要素
157 追加的第二管状要素
160 連結要素
161 シート
162 第一可動アーム
163 第二可動アーム
164 第一ピン
165 第二ピン
166 第一端
167 追加的第一端
168 第二端
169 追加的第二端
170 追加的回転手段
171 第一回転要素
172 第二回転要素
173 受容範囲
174 第一接触点
175 第二接触点
176 開口部
180 回転手段
181 回転要素
182 第一端範囲
183 第二端範囲
184 保持手段
185 第一回転本体
186 第二回転本体
190 支持本体手段
191 追加的支持本体手段
192 誘導ロッド手段
193 穴手段
194 第一回転手段
195 第二回転手段
196 保持要素
197 相互作用部分
198 終端部
199 回転要素
200 弾性要素
232 接続要素
260 連結要素
261 シート
262 第一アーム
263 第二アーム
276 開口部
300 容器母材
301 第一回転本体
302 第二回転本体
303 除去要素
304 接着成形手段
305 パンチ
306 基部
307 壁
308 管状本体
309 回転要素
310 カム要素
311 導管
312 開口
313 面
314 上部表面
315 制御装置
316 プレート
317 溝
318 スライド
319 ロッド
321 受容部分
322 収容部分
323 連結部分
324 第一アーム
325 第二アーム
326 回転要素
327 本体
328 隣接要素
329 ローラー
330 第一ローラー
331 第二ローラー
332 隙間
333 接続ロッド
334 車輪
335 カム本体
336 第一支持本体
337 誘導バー
338 第一車輪
339 第一カム
340 アーム
341 ヘッド
342 第二支持本体
343 追加的誘導バー
344 ロッド
345 第二車輪
346 第二カム
347 固定プレート
348 第三支持本体
350 ピン
351 シート
352 追加的ロッド
353 第三車輪
354 第三カム
355 把持要素
356 スリーブ
357 (さらに)追加的ロッド
358 第四車輪
359 第四カム
360 連結手段
361 シート
370 追加的プレート
371 直線状のアクチュエーター
373 受容範囲
376 開口部
460 接続要素
A 軸
AX 回転軸
A1 第一操作配置
A2 第二操作配置
A3 第三操作配置
A4 第四操作配置
A5 第五操作配置
A6 第六操作配置
B 追加的軸
B1 第一操作配置
B2 第二操作配置
B3 第三操作配置
B4 第四操作配置
C1 第一操作配置
C2 第二操作配置
C3 第三操作配置
D1 調節方向
D2 追加的調節方向
E 最大範囲配置
H1 閉鎖位置
H2 開放位置
K 閉鎖位置
K1 締め付け位置
K2 分岐位置
K3 拡張位置
K4 撤回位置
M 撤回位置
N 拡張位置
O1 第一操作配置
O2 追加的操作配置
R1 方向
R2 追加的方向
R3 駆動方向
P1 円軌道
P2 追加的円軌道
T 移送範囲
W1 施錠配置
W2 解除配置
W3 施錠配置
W4 解除配置
W5 施錠配置
X 開放配置
Y 閉鎖配置
Z (円軌道の)部分
Z1 開放配置
Z2 閉鎖配置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラスチックの用量(80)を圧縮成形装置(1)に運搬するよう設計される移送手段(8)から構成され、前記移送手段(8)は、押出手段からの前記用量(8)を除去するよう設計される受容手段(321)、および前記受容手段(321)から前記用量(80)を受容しかつ前記用量(80)を前記圧縮成形装置(1)に運搬するよう設計される運搬手段(308)から構成される装置において、前記受容手段(321)は前記運搬手段(308)によって支持されかつ前記運搬手段(308)に対して可動であることを特徴とする装置。
【請求項2】
前記受容手段(321)は前記受容手段(321)と前記運搬手段(308)が相互に整列される第一操作位置(H2)と、前記受容手段(321)が前記移送手段(8)の前進方向(R2)で前記運搬手段(308)に対してより前進位置にある第二操作位置(H1)の間で可動である、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第一操作位置(H2)では、前記受容手段(321)と前記運搬手段(308)は実質的に同軸になる、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
およびさらに、前記第一操作位置(H2)と第二操作位置(H1)の間で前記受容手段(321)を移動するよう設計される移動手段から構成される、請求項2または3に記載の装置。
【請求項5】
前記移動手段は、カム手段(310)に係合する車輪手段(309)から構成される、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記移動手段は、前記受容手段(321)を前記第一操作位置(H2)に維持するよう設計されるスプリング手段から構成される、請求項4または5に記載の装置。
【請求項7】
およびさらに、前記受容手段(321)を前記第二操作位置(H1)に移動し、かつ前記受容手段(321)を前記第二操作位置(H1)に維持するよう設計される、駆動かつ施錠手段(315)から構成される、請求項2から6のいずれか一つに記載の装置。
【請求項8】
前記駆動かつ施錠手段(315)は、内部にスライド手段(318)がロッド手段(319)を用いて前記受容手段(321)に摺動可能に接続される、溝手段(317)が備わるプレート(316)から構成される、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記受容手段(321)は、前記用量(80)を受容するよう設計される隙間(24)の境となる壁手段(307)、および前記壁手段(307)の範囲から前記運搬手段(308)の近くに伸長する付属手段(306)から構成される、請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
【請求項10】
前記受容手段(321)が前記第二操作位置(H1)にあるとき、前記付属手段(306)は前記用量(80)が前記運搬手段(308)に入るよう通過する前記運搬手段(308)の開口(27)を閉鎖する、請求項2から8のいずれか一つに付加されるものとして請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記付属手段(306)には、前記運搬手段(308)に流体を分配するよう設計される分配手段が備わる、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記付属手段(306)は、前記運搬手段(308)に面する、前記付属手段(306)の面(313)に配置された開口(312)に入る導管(311)を備える、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記分配手段は、少なくとも部分的に前記用量(80)を包囲する流体クッションを生成するための既定の圧力を有する流体の第一流を前記移送手段(8)に分配するために配置され、そして、前記移送手段(8)から前記用量(80)を取り出すための追加的既定圧力を有する流体の第二流を前記移送手段(8)への追加的分配するために配置されている、請求項11または12に記載の装置。
【請求項14】
押出手段からのプラスチックの用量(80)を除去するよう設計される、移送手段(8)の受容手段(321)において前記用量(80)を受容し、前記受容手段(321)から前記移送手段(8)の運搬手段(308)へ前記用量(80)を移送し、さらに、前記運搬手段(308)から圧縮成形装置(1)へ前記用量(80)を運搬することを含む方法であって、前記受容手段(321)を前記運搬手段(308)によって支持し、かつ前記運搬手段(308)に対して前記受容手段(321)を移動させること、を特徴とする方法。
【請求項15】
前記移動は、前記受容手段(321)を、前記運搬手段(308)の入口開口(27)を前記受容手段(321)が閉鎖する閉鎖位置(H1)と、前記受容手段(321)が前記入口開口(27)から開放位置(H2)の間で、移動させ、前記受容手段(321)が記入口開口(27)を閉鎖している時に、流体を前記受容手段(321)から前記移送手段(8)内に前記前記用量(80)に向けて分配する、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記分配は、少なくとも部分的に前記用量(80)を包囲する流体クッションを生成するための既定の圧力を有する流体の第一流を前記移送手段(8)に分配すること、および前記移送手段(8)から前記用量(80)を取り出すための追加的既定圧力を有する流体の第二流を前記移送手段(8)への追加的分配することから構成され、前記追加的既定の圧力は前記既定の圧力より大きくなる、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記移送手段(8)は、前記用量(80)が前記移送手段(8)を出るよう通過する出口開口(28)、および、第一閉鎖手段(29)と第二閉鎖手段(30)が前記用量(80)の前記開口(28)の通過を可能にする開放配置(X)と、前記第一閉鎖手段(29)と前記第二閉鎖手段(30)が前記用量(80)の前記出口開口(28)の通過を阻止する閉鎖配置(Y)の間で可動である前記第一閉鎖手段(29)および第二閉鎖手段(30)から構成され、前記分配は、前記第一閉鎖手段(29)と第二閉鎖手段(30)が前記閉鎖配置(Y)から前記開放配置(X)に移動し始める間に供給される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記追加的分配は、前記第一閉鎖手段(29)と前記第二閉鎖手段(30)が前記開放配置(X)にあるときに提供される、請求項17に記載の方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate

【図19】
image rotate

【図20】
image rotate

【図21】
image rotate

【図22】
image rotate

【図23】
image rotate

【図24】
image rotate

【図25】
image rotate

【図26】
image rotate

【図27】
image rotate

【図28】
image rotate

【図29】
image rotate

【図30】
image rotate

【図31】
image rotate

【図32】
image rotate

【図33】
image rotate

【図34】
image rotate

【図35】
image rotate

【図36】
image rotate

【図37】
image rotate

【図38】
image rotate

【図39】
image rotate

【図40】
image rotate

【図41】
image rotate

【図42】
image rotate

【図43】
image rotate

【図44】
image rotate

【図45】
image rotate

【図46】
image rotate

【図47】
image rotate

【図48】
image rotate

【図49】
image rotate

【図50】
image rotate

【図51】
image rotate

【図52】
image rotate

【図53】
image rotate

【図54】
image rotate

【図55】
image rotate

【図56】
image rotate

【図57】
image rotate

【図58】
image rotate

【図59】
image rotate

【図60】
image rotate

【図61】
image rotate

【図62】
image rotate

【図63】
image rotate

【図64】
image rotate

【図65】
image rotate

【図66】
image rotate

【図67】
image rotate

【図68】
image rotate

【図69】
image rotate

【図70】
image rotate

【図71】
image rotate

【図72】
image rotate

【図73】
image rotate

【図74】
image rotate

【図75】
image rotate

【図76】
image rotate

【図77】
image rotate

【図78】
image rotate

【図79】
image rotate

【図80】
image rotate

【図81】
image rotate


【公開番号】特開2012−81768(P2012−81768A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−13896(P2012−13896)
【出願日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【分割の表示】特願2009−523360(P2009−523360)の分割
【原出願日】平成19年7月27日(2007.7.27)
【出願人】(507015435)サクミ コオペラティヴァ メッカニチ イモラ ソシエタ コオペラティヴァ (22)
【Fターム(参考)】