記録媒体、再生装置、及び集積回路
【課題】記録媒体からの映像・音声信号を処理して、平面視映像と立体視映像とのいずれをもシームレスに再生可能な半導体集積回路を提供する。
【解決手段】記録媒体から読み出されたエクステント・ブロックをストリーム処理部が受信する。主制御部はストリーム処理部内の切替部に、そのエクステント・ブロックの含むメインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとを異なるバッファに格納させる。信号処理部は各バッファ内のデータ・ブロックを復号する。1つのエクステント・ブロック内の全データ・ブロックの復号に要する時間(t)は、そのエクステント・ブロックから先頭以外のデータ・ブロックが読み出される時間(t1)、そのエクステント・ブロックの終端が読み出されてから次のエクステント・ブロックの先頭が読み出され始めるまでの時間(t2)、その先頭のデータ・ブロックが読み出される時間(t3)の合計(t1+t2+t3)以上である。
【解決手段】記録媒体から読み出されたエクステント・ブロックをストリーム処理部が受信する。主制御部はストリーム処理部内の切替部に、そのエクステント・ブロックの含むメインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとを異なるバッファに格納させる。信号処理部は各バッファ内のデータ・ブロックを復号する。1つのエクステント・ブロック内の全データ・ブロックの復号に要する時間(t)は、そのエクステント・ブロックから先頭以外のデータ・ブロックが読み出される時間(t1)、そのエクステント・ブロックの終端が読み出されてから次のエクステント・ブロックの先頭が読み出され始めるまでの時間(t2)、その先頭のデータ・ブロックが読み出される時間(t3)の合計(t1+t2+t3)以上である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面視映像の再生に利用されるメインビュー・ストリーム、及び、前記メインビュー・ストリームと組み合わされて立体視映像の再生に利用されるサブビュー・ストリームが記録された記録媒体から受信したデータに対して、映像・音声信号処理を行う半導体集積回路であって、
前記サブビュー・ストリームは、前記メインビュー・ストリームを参照して符号化されており、
前記メインビュー・ストリームは複数のメインビュー・データ・ブロックに分割されて配置され、前記サブビュー・ストリームは複数のサブビュー・データ・ブロックに分割されて配置され、
メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとが交互に連続して配置されたデータであって、立体視映像が再生される際に一つのエクステントとして参照されるエクステント・ブロック、
が複数構成されており、
前記複数のメインビュー・データ・ブロックと前記複数のサブビュー・データ・ブロックとはそれぞれ、映像系データを含み、
前記複数のメインビュー・データ・ブロックと前記複数のサブビュー・データ・ブロックとの少なくともいずれかは、音声系データを含み、
各エクステント・ブロック内の先頭のデータ・ブロックはサブビュー・データ・ブロックであり、
前記半導体集積回路は、
前記半導体集積回路の制御を行う主制御部と、
外部の装置によって前記記録媒体から読み出されたエクステント・ブロックを前記外部の装置から受信して、前記半導体集積回路の内部もしくは外部に設けられたメモリに一旦格納した後、前記映像系データと前記音声系データとに多重分離するストリーム処理部と、
前記音声系データと前記映像系データとをそれぞれ復号する信号処理部と、
復号された前記映像系データと前記音声系データとを出力するAV出力部と
を備えており、
前記ストリーム処理部は、前記受信されたエクステント・ブロックの格納先を前記メモリ内の第1の領域と第2の領域との間で切り替える切替部を備えており、
前記主制御部は、前記受信されたエクステント・ブロックのうち、前記複数のメインビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第1の領域に格納するように前記切替部を制御し、前記複数のサブビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第2の領域に格納するように前記切替部を制御し、
前記信号処理部が、1つのエクステント・ブロック内の全てのデータ・ブロックを復号するのに要する時間(t)は、
前記外部の装置が、前記1つのエクステント・ブロック内の先頭のデータ・ブロックを除くデータ・ブロックを読み出すのに要する時間(t1)と、前記1つのエクステント・ブロックの終端を読み終えてから次のエクステント・ブロックの先頭を読み始めるまでに要する時間(t2)と、前記次のエクステント・ブロック内の先頭のデータ・ブロックを読み出すのに要する時間(t3)との合計(t1+t2+t3)以上である
ことを特徴とする半導体集積回路。
【請求項1】
平面視映像の再生に利用されるメインビュー・ストリーム、及び、前記メインビュー・ストリームと組み合わされて立体視映像の再生に利用されるサブビュー・ストリームが記録された記録媒体から受信したデータに対して、映像・音声信号処理を行う半導体集積回路であって、
前記サブビュー・ストリームは、前記メインビュー・ストリームを参照して符号化されており、
前記メインビュー・ストリームは複数のメインビュー・データ・ブロックに分割されて配置され、前記サブビュー・ストリームは複数のサブビュー・データ・ブロックに分割されて配置され、
メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとが交互に連続して配置されたデータであって、立体視映像が再生される際に一つのエクステントとして参照されるエクステント・ブロック、
が複数構成されており、
前記複数のメインビュー・データ・ブロックと前記複数のサブビュー・データ・ブロックとはそれぞれ、映像系データを含み、
前記複数のメインビュー・データ・ブロックと前記複数のサブビュー・データ・ブロックとの少なくともいずれかは、音声系データを含み、
各エクステント・ブロック内の先頭のデータ・ブロックはサブビュー・データ・ブロックであり、
前記半導体集積回路は、
前記半導体集積回路の制御を行う主制御部と、
外部の装置によって前記記録媒体から読み出されたエクステント・ブロックを前記外部の装置から受信して、前記半導体集積回路の内部もしくは外部に設けられたメモリに一旦格納した後、前記映像系データと前記音声系データとに多重分離するストリーム処理部と、
前記音声系データと前記映像系データとをそれぞれ復号する信号処理部と、
復号された前記映像系データと前記音声系データとを出力するAV出力部と
を備えており、
前記ストリーム処理部は、前記受信されたエクステント・ブロックの格納先を前記メモリ内の第1の領域と第2の領域との間で切り替える切替部を備えており、
前記主制御部は、前記受信されたエクステント・ブロックのうち、前記複数のメインビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第1の領域に格納するように前記切替部を制御し、前記複数のサブビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第2の領域に格納するように前記切替部を制御し、
前記信号処理部が、1つのエクステント・ブロック内の全てのデータ・ブロックを復号するのに要する時間(t)は、
前記外部の装置が、前記1つのエクステント・ブロック内の先頭のデータ・ブロックを除くデータ・ブロックを読み出すのに要する時間(t1)と、前記1つのエクステント・ブロックの終端を読み終えてから次のエクステント・ブロックの先頭を読み始めるまでに要する時間(t2)と、前記次のエクステント・ブロック内の先頭のデータ・ブロックを読み出すのに要する時間(t3)との合計(t1+t2+t3)以上である
ことを特徴とする半導体集積回路。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【公開番号】特開2010−267380(P2010−267380A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−177524(P2010−177524)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【分割の表示】特願2010−528621(P2010−528621)の分割
【原出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【分割の表示】特願2010−528621(P2010−528621)の分割
【原出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】
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