説明

車両の内装部品の配設構造

【課題】第1内装部品と第2内装部品を、天井スペースの圧迫等の不具合を招くことなく、ルーフ側部のパネル材に配置できる車両の内装部品の配設構造を提供する。
【解決手段】第1内装部品であるグラブレール22はブラケット21を介してルーフサイドレール12のインナパネル12bに取り付ける。ブラケット21は、インナパネル12bに取り付けられる車体取付座24と、車体取付座24から車幅方向内側に延出した後に下方に略L字状に屈曲する屈曲片30と、屈曲片30の下方に形成され、グラブレール22が取り付けられる部品取付座28と、を備えた構成とする。インナパネル12bとブラケット21の屈曲片30によって囲まれた略コ字状の空間部を、第2内装部品であるエアバッグ14の配置される部品収容部32とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ルーフ側部のパネル材に、カーテンエアバッグやグラブレール等の複数の内装部品が配設される車両の内装部品の配設構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、車両の側面衝突時等に、乗員と車両側部との間でエアバッグを展開させ、そのエアバッグによって乗員を保護するカーテンエアバッグ装置が開発されている。
このカーテンエアバッグ装置は、ルーフ側部のパネル材の車内側面にエアバッグが折り畳み状態で取り付けられ、通常時(エアバッグが展開しないとき)には、そのエアバッグの下方側が車室側表皮材であるルーフライニングの端末部によって覆われている。そして、衝突等による衝撃入力時には、インフレータによる高圧ガスの注入によってエアバッグがルーフ側部から下方に展開して、乗員と車体側部の間に乗員保護用の壁を形成する。
【0003】
ところで、車室内のルーフ側部には、乗員の把持するグラブレール等の内装部品が取り付けられるが、前述のカーテンエアバッグ装置を装備した車両においては、グラブレール等の内装部品をエアバクッグとの干渉を避けるように配置しなければならない(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の内装部品の配設構造においては、ルーフ側部のパネル材の車内側面に車幅方向内側に突出するブラケットを取り付け、そのブラケットの部品取付座面にグラブレール(第1内装部品)を取り付けるとともに、ブラケットの部品取付座面よりも下方で、かつ部品取付座面に対して車体外側にオフセットした位置にエアバッグ(第2内装部品)を配置するようにしている。
【特許文献1】特開平10−138859号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この従来の内装部品の配設構造においては、エアバッグの収容部の車室内側上方にグラブレールが配置されることになるため、グラブレールの取付部が天井スペースを圧迫し、ルーフ部の各種の装備の設計が制約を受け易くなる。
【0005】
そこでこの発明は、第1内装部品と第2内装部品を、天井スペースの圧迫等の不具合を招くことなく、ルーフ側部のパネル材に配置できるようにして、ルーフ部の設計の自由度を向上させることのできる車両の内装部品の配設構造を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、ルーフ側部のパネル材(例えば、後述の実施形態におけるインナパネル12b)の車内側にブラケット(例えば、後述の実施形態におけるブラケット21)を介して第1内装部品(例えば、後述の実施形態におけるグラブレール22)が取り付けられるとともに、前記パネル材上の前記ブラケットの取付位置と前記ブラケット上の第1内装部品の取付位置との間に第2内装部品(例えば、後述の実施形態におけるエアバッグ14)が配置される車両の内装部品の配設構造であって、前記ブラケットが、前記パネル材に取り付けられる車体取付座(例えば、後述の実施形態における車体取付座24)と、この車体取付座から車幅方向内側に延出した後に下方に略L字状に屈曲する屈曲片(例えば、後述の実施形態における屈曲片30)と、この屈曲片の下端に形成され、前記第1内装部品が取り付けられる部品取付座(例えば、後述の実施形態における部品取付座28)と、を備えた構成とされ、前記パネル材と前記ブラケットの屈曲片によって囲まれた下向きの略コ字の空間部が、前記第2内装部品の配置される部品収容部(例えば、後述の実施形態における部品収容部32)とされていることを特徴とする。
これにより、第1内装部品がブラケットを介してルーフ側部のパネル材に取り付けられ、第2内装部品が、第1内装部品の車幅方向外側位置において、パネル材とブラケットの屈曲片によって囲まれた下向きの略コ字状の空間部内に配置されることになる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両の内装部品の配設構造において、前記第2内装部品は折り畳まれたエアバッグであり、前記ブラケットの屈曲片の下縁と部品取付座の少なくともいずれか一方には、前記エアバッグの展開時に、同エアバッグを前記第1内装部品から離間する方向に案内するガイド部(例えば、後述の実施形態におけるガイド壁34)が設けられていることを特徴とする。
これにより、エアバッグが折り畳まれた状態でブラケットの屈曲片の内側の部品収容部に配置される。衝突等による衝撃入力時にエアバッグが展開を開始すると、エアバッグの展開方向がガイド部によって第1内装部品から離間する方向に規制される。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の車両の内装部品の配設構造において、前記第1内装部品は車室内で乗員が把持するグラブレールであり、前記ブラケットの部品取付座は前記エアバッグから離間する方向を向いて配置され、前記部品取付座には、前記グラブレールによってルーフライニング(例えば、後述の実施形態におけるルーフライニング18)が挟持固定されていることを特徴とする。
これにより、グラブレールは、エアバッグから離間する方向に向くブラケットの部品取付座にルーフライニングとともに取り付けられることになる。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、第1内装部品が屈曲片を有するブラケットを介してルーフ側部のパネル材に取り付けられ、第2内装部品が、パネル材とブラケットの屈曲片によって囲まれた部品収容部に配置されるため、第1内装部品を第2内装部品に対して上方に大きくオフセットさせずにパネル材の車室内側にコンパクトに配置でき、その結果、天井スペースを大きく確保することが可能になる。これにより、サンルーフ等のルーフ側の各種装備の設計にあたり、自由度を高めることが可能になる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、エアバッグが折り畳まれた状態でブラケットの屈曲片の内側の部品収容部に配置され、エアバッグの展開がブラケットのガイド部によって第1内装部品から離間する方向に案内されるため、エアバッグを第1内装部品とともにルーフ側部にコンパクトに配置することが可能になるとともに、エアバッグの展開時に同エアバッグが第1内装部品と干渉するのを未然に防止することが可能になる。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、エアバッグから離間する方向に向くブラケットの部品取付座に対して、グラブレールがルーフライニングとともに取り付けられるため、エアバッグの展開時に、グラブレールやルーフライニングの取付部に作用するエアバッグの推力をいなし、取付部に作用する過負荷をより確実に抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、説明の便宜上、部品を車両へ取り付けた状態の方向を用いて説明するものとする。また、図中、矢印Iは車幅方向の内側を指すものとする。
【0013】
図1は、車両10を右側斜め後方から見た斜視図である。ここで示す車両10は、車体のルーフ11の両側部に、車体前後方向に沿うようにルーフサイドレール12が設けられ、この両ルーフサイドレール12,12の車室内側にはカーテンエアバッグ装置13のエアバッグ14(第2内装部品)が折り畳まれた状態で装着されている。
【0014】
図2は、図1に示す右側のルーフサイドレール12部分を車室内側から見た正面図である。なお、同図においては、車体のルーフサイドレール12や車室内側の表皮材等は図示都合上省略されている。カーテンエアバッグ装置13は、同図に示すようにエアバッグ14が折り畳まれた状態で断面略U字状の樹脂製の保持カバー15内に収容され、その保持カバー15が開口をほぼ下方に向けてフロントピラー16(図1参照。)からルーフサイドレール12に亙る範囲に取り付けられている。そして、折り畳まれたエアバッグ14には、側面衝突等による衝撃入力時にガス圧を発生するインフレータ17が接続され、インフレータ17からエアバッグ14に高圧ガスを導入することによってエアバッグ14を下方に展開させるようになっている。エアバッグ14は、車室内側においてフロントピラー16から車体後部近傍までの広い範囲に亙ってカーテン状に展開し、車室内の乗員をガス圧によるクッション作用によって保護するようになっている。
【0015】
図3は、図2のA部を拡大して示した図であり、図4は、図3のB−B断面に対応する断面図である。図2,図3においては、ルーフサイドレール12や車室内側の表皮材等は省略されているが、ルーフサイドレール12は、図4に示すように車外側のアウタパネル12aと車室内側のインナパネル12b(パネル材)が相互に接合されて閉断面構造を成し、車室内の天井部には表皮材であるルーフライニング18が取り付けられている。ルーフライニング18の車幅方向の側部の端縁は、ルーフサイドレール12のアウタパネル12aとインナパネル12bの下端側の接合フランジ12cの近傍まで延出し、接合フランジ12cに装着されたシール部材19に密接するようになっている。
【0016】
図4に示すように、ルーフサイドレール12のインナパネル12bは、下端の接合フランジ12cから段差状に車幅方向内側に膨出した後に上方に立ち上がる垂立壁20が設けられ、その垂立壁20の上端部が車幅方向内側に屈曲してアウタパネル12aとルーフパネル11aに接合されている。
インナパネル12bの垂立壁20のうちの、図示しない車室内のシートの側方位置には、金属製のブラケット21を介してグラブレール22(第2内装部品)が取り付けられている。グラブレール22は、シートに着座した乗員が姿勢維持や安全確保のために把持する部品であり、乗員の把持する把持部22a(図3参照。)の両端部がクリップ23(図4参照。)とねじ止めによってブラケット21に固定されるようになっている。
【0017】
図5,図6は、ブラケット21を夫々異なる方向から見た斜視図である。これらの図にも示すように、ブラケット21は長尺な金属板がプレス成形されて成り、長尺方向を車体前後方向に沿わせるようにしてルーフサイドレール12のインナパネル12bに取り付けられるようになっている。ブラケット21は、長手方向の両端に偏平な車体取付座24,24が設けられるとともに、長手方向のほぼ中間位置に偏平なバッグ取付座25が設けられている。車体取付座24は、図3に示すようにボルト26によってインナパネル12bに結合され、バッグ取付座25は、車体取付座24に対して若干車幅方向内側に迫り出す位置に配置され、そこにエアバッグ14と保持カバー15とが取り付けられるようになっている。具体的には、バッグ取付座25の中央には、図3に示すようにエアバッグ14の帯状の上部端末14aが保持部材27を介してボルト40によって結合され、そのボルト結合部の両側位置に保持カバー15の取付片15a,15aが係止されている。
【0018】
また、ブラケット21は、両端の車体取付座24と中央のバッグ取付座25の間に偏平な部品取付座28が夫々設けられている。この各部品取付座28には、車体前後方向に長い長孔29が形成され、その長孔29にグラブレール22の両端部が係止されるようになっている。
各部品取付座28は、隣接する車体取付座24とバッグ取付座25に対して夫々屈曲片30,31によって連結されている。屈曲片30,31は、車体取付座24とバッグ取付座25に対して板厚方向に略直角に折り曲げられ、板厚方向と直交する平面形状は、図4,図6に良好に示されるように略L字状とされている。具体的には、各屈曲片30,31は、車体取付座24とバッグ取付座25から夫々車幅方向内側に延出する側方延出部30a,31aと、側方延出部30a,31aの前端部から下方に延出する下方延出部30b,31bとを備え、下方延出部30b,31bの端末部に、部品取付座24が車幅方向内側斜め下方に指向するように連設されている。そして、各屈曲片30,31は、図4に示すように(図4においては、一方の屈曲片30のみ示すが、他方の屈曲片31も同様。)、ブラケット21がインナパネル12bの垂立壁20に取り付けられた状態において、垂立壁20との間で下向きの略コ字状の空間部を形成しており、その空間部が、エアバッグ14を保持カバー15とともに収容する部品収容部32とされている。なお、部品取付座28は、前述のように車幅方向内側斜め下方に指向していることから、エアバッグ14の取付基部からは離間する方向に向いて配置されているものと言える。
【0019】
また、各部品取付座28は、上縁部側に補強リブ33が設けられるとともに、下縁部側にガイド壁34(ガイド部)が設けられている。補強リブ33は、各部品取付座28の上縁部が上方側に略直角に折り曲げられ、部品取付座28の剛性の向上とブラケット21の取り扱い性の向上が図られている。一方、ガイド壁34は、部品取付座28の下縁部が保護カバーの15の車室内側の側壁のほぼ直下位置において前記側壁と略同一面上に位置するように略鉛直下方に屈曲され、エアバッグ14の展開時に、同エアバッグ14の展開方向を規制するガイド部として機能するようになっている。
【0020】
ところで、ルーフライニング18の車幅方向の側縁部は、図4に示すように、ブラケット21の部品取付座28の上面に重合され、グラブレール22の端部に挟み込まれた状態において、グラブレール22とともに部品取付座28に固定されている。ルーフライニング18の部品取付座28よりも外側の端縁は、エアバッグ14の展開時に下方側に押し開かれることによってエアバッグ14の展開を許容する。
【0021】
以上の構成において、車両10に側面衝突等によって衝撃が入力されると、エアバッグ14がインフレータ17から供給される高圧ガスを受けて下方に展開する。このとき、エアバッグ14は、ルーフライニング18の側縁部を押し開いて下方に展開するが、このときブラケット21のガイド壁34がエアバッグ14の展開方向を規制し、エアバッグ14の必要以上の推力がルーフライニング18とグラブレール22の取付部に作用するのを制限する。したがって、これによりルーフライニング18の必要以上のめくれやグラブレール22のダメージが防止される。
【0022】
この車両10の内装部品の配設構造においては、略L字状の屈曲片30を備えたブラケット21を介してグラブレール22がルーフサイドレール12のインナパネル12bに取り付けられ、カーテンエアバッグ装置13のエアバッグ14が、インナパネル12bとブラケット21の屈曲片30,31によって囲まれた略コ字状の部品収容部32内に配置されているため、天井高さを充分に確保できない状況においも、サンルーフ等のルーフ11部分の装備の設計の自由度を狭めることなく、グラブレール22をエアバッグ14とともにコンパクトに配置することができる。すなわち、この車両10の内装部品の配設構造においては、ブラケット21に、エアバッグ14の上方を跨ぐ屈曲片30,31が設けられ、そのブラケット21がインナパネル12bの垂立壁20に取り付けられているため、ブラケット21によってルーフ11の中心寄りのスペースが圧迫されることがなくなり、その結果、サンルーフの開口や、その開口を開閉するサンシェード等の設置スペースをルーフ11部分に大きく確保することが可能になる。
【0023】
また、この内装部品の配設構造においては、ブラケット21の部品取付座28の下縁にガイド壁34が設けられ、エアバッグ14の展開時にエアバッグ14がグラブレール22の取付部方向に展開するのをガイド壁34によって規制できるようになっているため、エアバッグ14の展開時に過大な推力がグラブレール22の取付部に作用するのを防止して、グラブレール22の取付部を充分に保護することができる。特に、この実施形態のブラケット21においては、部品取付座28の下縁を折り曲げてガイド壁34を一体に形成するようにしているため、構造の簡素化による製造コストの削減と、部品取付座28の強度の向上を図れるというさらなる利点がある。
【0024】
さらに、この内装部品の取付構造にあっては、ブラケット21の部品取付座28がエアバッグ14から離間する方向である車幅方向内側下方に向いて配置され、その部品取付座28にグラブレール22とルーフライニング18が取り付けられているため、エアバッグ14の展開時にグラブレール22とルーフライニング18の取付部に作用するエアバッグ14の推力をいなし、取付部に作用する過負荷をより少なくできるという利点もある。
【0025】
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、ブラケット21の部品取付座28の下縁に、エアバッグ14の展開方向を規制するガイド壁34(ガイド部)が形成されているが、屈曲片30の下方延出部30bにガイド壁を形成するようにしても良い。勿論、部品取付座28と屈曲片30の両方にガイド壁を形成するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】この発明の一実施形態を示すものであり、車両を後方斜め上方から見た斜視図。
【図2】同実施形態を示すものであり、カーテンサイドエアバッグ装置の取付状態を車室内側から見た正面図。
【図3】同実施形態を示す図2のA部を拡大した正面図。
【図4】同実施形態を示す図3のB−B断面に対応する断面図。
【図5】同実施形態を示すブラケットの斜視図。
【図6】同実施形態を示すものであり、同ブラケットを別の角度から見た斜視図。
【符号の説明】
【0027】
12b…インナパネル(パネル材)
14…エアバッグ(第2内装部品)
18…ルーフライニング
21…ブラケット
22…グラブレール(第1内装部品)
24…車体取付座
28…部品取付座
30…屈曲片
32…部品収容部
34…ガイド壁(ガイド部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ルーフ側部のパネル材の車内側にブラケットを介して第1内装部品が取り付けられるとともに、前記パネル材上の前記ブラケットの取付位置と前記ブラケット上の第1内装部品の取付位置との間に第2内装部品が配置される車両の内装部品の配設構造であって、
前記ブラケットが、前記パネル材に取り付けられる車体取付座と、この車体取付座から車幅方向内側に延出した後に下方に略L字状に屈曲する屈曲片と、この屈曲片の下端に形成され、前記第1内装部品が取り付けられる部品取付座と、を備えた構成とされ、
前記パネル材と前記ブラケットの屈曲片によって囲まれた下向きの略コ字の空間部が、前記第2内装部品の配置される部品収容部とされていることを特徴とする車両の内装部品の配設構造。
【請求項2】
前記第2内装部品は折り畳まれたエアバッグであり、
前記ブラケットの屈曲片の下縁と部品取付座の少なくともいずれか一方には、前記エアバッグの展開時に、同エアバッグを前記第1内装部品から離間する方向に案内するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の内装部品の配設構造。
【請求項3】
前記第1内装部品は車室内で乗員が把持するグラブレールであり、
前記ブラケットの部品取付座は前記エアバッグから離間する方向を向いて配置され、
前記部品取付座には、前記グラブレールによってルーフライニングが挟持固定されていることを特徴とする請求項2に記載の車両の内装部品の配設構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−302889(P2008−302889A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−154018(P2007−154018)
【出願日】平成19年6月11日(2007.6.11)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】