説明

車載情報処理装置

【課題】 ダウンロードが中断されたときにダウンロード中のデータを適切なタイミングで消去し、もってダウンロード中のデータを消去したときの重複する無駄なダウンロードを防止できると共に、ダウンロード中のデータを保存し続けたときのデータベースの空き容量の縮小を防止できる車載情報処理装置を提供する。
【解決手段】 コンテンツのダウンロードが中断されたときに、ダウンロード中のデータに時刻情報及び自車の位置情報を基準点として追記して保存し(ステップS10)、追記情報に基づいてダウンロード中断から消去時間が経過したとき(ステップS12がYes)、或いはダウンロード中断の地点から自車が消去距離だけ遠ざかったとき(ステップS14がYes)には、他車との通信が回復する可能性が低いと見なしてダウンロード中のデータを消去する(ステップS20)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はデータセンタや自車の周辺を走行する他車からコンテンツを取得して任意に利用可能とする車載情報処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば従来のカーナビゲーション装置では、CD−ROM等の記録媒体から読み出した地図情報、或いはVICS(Vehicle Information and Communication System)受信機を介して受信される路側のビーコンからの渋滞情報や事故情報等をディスプレイ表示や音声案内を利用して運転者に提供している。更に近年ではこれらの車両の運転に関わる情報のみならず、例えば音楽や映画情報、或いは自車周辺のローカル情報等のような多岐にわたる情報提供を目的として、各地に設置されたデータセンタから情報を配信するネットワークが構築されており、車両の搭載された車載情報処理装置を介して任意のコンテンツをデータセンタから取得できるようになっている。
【0003】
一方、上記データセンタとの通信に加えて、自車の周辺を走行している他車との間での通信を可能とする車車間通信の技術も確立されている(例えば、特許文献1参照)。当該特許文献1に開示された技術は、各車からデータセンタへのアクセスが集中して必要なコンテンツを取得できない事態を想定し、自車の周辺を走行中の他車から必要なコンテンツとして地図データを取得することにより、データセンタへのアクセス集中を緩和している。
【特許文献1】特開2004−85405号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車車間通信ではコンテンツの取得中に他車が自車の通信エリア外になって通信が途絶えることがあり、路車間通信でも電波の瞬断により通信が途絶えることがある。何れの場合もコンテンツのダウンロードが中断されてしまうことから、自車のデータベース内にはダウンロード中の不完全なデータが残存することになる。
上記特許文献1の技術ではこのような事態を全く想定していないため、ダウンロード中の不完全なデータを直ちに消去したり、或いはダウンロード中のデータをそのまま保存し続けたりするごく一般な対応しかできない。しかしながら、ダウンロード途中のデータを消去してしまうと、再び他車との通信エリア内に入って通信が回復したときに最初からダウンロードを行う必要が生じ、一方、ダウンロード中のデータを無制限に保存していても利用できないばかりか、限りあるデータベースの空き容量が狭まって他の必要なコンテンツのダウンロードに支障をきたすという問題があった。
【0005】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ダウンロードが中断されたときにダウンロード中のデータを適切なタイミングで消去し、もってダウンロード中のデータを消去したときの重複する無駄なダウンロードを防止すると共に、ダウンロード中のデータを保存し続けたときのデータベースの空き容量の縮小を防止し、効率のよいコンテンツの取得処理を実現することができる車載情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、通信手段により配信元からコンテンツを取得する取得手段と、取得手段に取得されたコンテンツを保存するコンテンツ保存手段と、取得手段によるコンテンツの取得中に通信手段による通信が途絶えたときに、コンテンツ保存手段に保存されている取得中のコンテンツに追加情報を追記する情報追記手段と、取得中のコンテンツに追記された追加情報が予め設定された所定条件を満たしたときに、取得中のコンテンツを消去するコンテンツ消去手段とを備えたものである。
【0007】
従って、コンテンツの取得中に通信手段による通信が途絶えたときには、情報追記手段により取得中のコンテンツに追加情報が追記され、追加情報が予め設定された所定条件を満たすと、コンテンツ消去手段により取得中のコンテンツが消去される。
所定条件としては、例えば追加情報に基づいて通信回復の可能性を判断できる条件が設定され、当該所定条件が満たされたときには通信回復の可能性が低い、換言すればコンテンツ保存手段に保存されている取得中のコンテンツを利用できる可能性が低いと見なしてコンテンツが消去される。これにより取得中のコンテンツが適切なタイミングで消去されることになり、コンテンツの消去後に通信が回復してコンテンツの取得を最初からやり直す必要が生じたり、或いは通信が回復することなく不必要なコンテンツを保存し続けることでコンテンツ保存手段の空き容量が縮小して、他の必要なコンテンツの取得が妨げられたりする事態を最小限に抑制可能となる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1において、情報追記手段が、取得中のコンテンツに追加情報として通信が途絶えたときの時刻を追記し、コンテンツ消去手段が、追加情報の時刻から所定時間が経過したときに取得中のコンテンツを消去するものである。
従って、コンテンツの取得中に通信が途絶えたときには追加情報として通信が途絶えたときの時刻がコンテンツに追記され、追加情報の時刻から所定時間が経過すると取得中のコンテンツが消去される。一旦途絶えた通信が回復する可能性は、一般的に通信が途絶えたときの時刻から時間が経過するほど低下するため、この時刻に基づく判定により取得中のコンテンツを適切なタイミングで消去可能となる。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1において、取得手段が通信手段により自車の周辺の他車からコンテンツを取得し、情報追記手段が、取得中のコンテンツに追加情報として通信が途絶えたときの時刻又は通信が途絶えたときの自車位置の少なくとも一方を追記し、コンテンツ消去手段が、追加情報の時刻から所定時間が経過したとき、又は追加情報の自車位置から自車が所定距離だけ遠ざかったときに、取得中のコンテンツを消去するものである。
【0010】
従って、自車の周辺の他車からコンテンツが取得され、コンテンツの取得中に通信が途絶えたときには、追加情報として通信が途絶えたときの時刻又は通信が途絶えたときの自車位置の少なくとも一方がコンテンツに追記され、追加情報の時刻から所定時間が経過するか、或いは追加情報の自車位置から自車が所定距離だけ遠ざかったときに取得中のコンテンツが消去される。一旦途絶えた通信が回復する可能性は、一般的に通信が途絶えたときの時刻から時間が経過するほど低下すると共に、通信が途絶えたときの地点から自車が遠ざかるほど低下するため、この時刻及び距離に基づく判定により取得中のコンテンツを適切なタイミングで消去可能となる。
【発明の効果】
【0011】
以上説明したように請求項1の発明の車載情報処理装置によれば、コンテンツの取得が中断されたときに取得中のコンテンツを適切なタイミングで消去し、もって取得中のコンテンツを消去したときの重複する無駄なコンテンツの取得を防止すると共に、取得中のコンテンツを保存し続けたときのコンテンツ保存手段の空き容量の縮小を防止し、効率のよいコンテンツの取得処理を実現することができる。
【0012】
請求項2の発明の車載情報処理装置によれば、請求項1に加えて、通信が途絶えたときの時刻に基づき、取得中のコンテンツを適切なタイミングで消去することができる。
請求項3の発明の車載情報処理装置によれば、請求項1に加えて、通信が途絶えたときの時刻又は通信が途絶えたときの自車位置に基づき、取得中のコンテンツを適切なタイミングで消去することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を車車間通信により他車との間でコンテンツの取得・供給を行う車載情報処理装置に具体化した実施形態を説明する。
図1は実施形態の車載情報処理装置の全体構成を示すブロック図であり、同図では1車両に搭載されている車載情報処理装置の構成を示しているが、他の車両についても同一構成である。
【0014】
ここで、本実施形態の車載情報処理装置は車車間通信機能に加えて一般的なナビゲーション機能を備えており、自車に予め蓄積されている地図情報、及びGPSから受信された自車の位置情報に基づき、ディスプレイ上での自車位置の表示や目的地までの最適ルートのガイダンス等の各種情報を提供する。尚、ナビゲーション機能は必ずしも備える必要はなく、当該機能を省略してもよい。
【0015】
図1において車両1(以下、自車と称する)に搭載された通信モジュール2は、無線LAN、Bluetooth、特定省電力無線機などの通信手段を用いて、自車1の周囲を走行中の他車101に搭載された通信モジュール102との間で車車間通信を行う(通信手段)。これにより、地図情報、渋滞情報、事故情報、音楽や映画情報、自車周辺のローカル情報等の種々のコンテンツを他車101から取得したり(取得手段)、逆に当該コンテンツを他車101に供給したりする。尚、他車101からのコンテンツの無制限の利用を制限するためにコンテンツには有効期限が設定されており、この有効期限内において自車1での利用が許可される。
【0016】
例えば上記ナビゲーション機能で、自車1が地図情報を保有しない地域を走行するために当該地域の地図情報が必要になったり、或いは自車1が保有する地図情報より詳細な地図情報(例えば、細かな路地も判別可能な情報)を運転者が要求したりし、対応する地図情報を他車101が保有しているときには、当該地図情報が通信モジュール2を介して他車101から取得される。
【0017】
他車101から通信モジュール2を介してダウンロード中のコンテンツのデータは一時保管バッファ3に順次保存され(コンテンツ保存手段)、ダウンロードが完了した後にデータベース4に保存される。通信モジュール2の通信状態は通信接続監視部5により常時監視されており、データのダウンロード中に他車101が自車1の通信エリア外になり、通信が途絶えてデータのダウンロードが中断されると、通信接続監視部5はその時点のタイマ6により計時された時刻情報及びGPS7により取得された自車1の位置情報を基準点(=0)とし、一時保管バッファ3に保存されているダウンロード中のデータに追記する(情報追記手段)。
【0018】
比較演算機8は運転者により指定された消去時間及び消去距離を表示制御部9を介して入力する一方、上記ダウンロード中断に伴って通信接続監視部5から発せられる指令を受けて、一時保管バッファ3に保存されたダウンロード中のコンテンツのデータを所定時間毎に読み出し、データに基準点として追記された時刻情報と現在の時刻情報とを上記消去時間に基づいて比較すると共に、基準点として追記された位置情報と現在の自車の位置情報とを上記消去距離に基づいて比較し、比較結果に基づいてダウンロード中のデータを消去したり(コンテンツ消去手段)、或いは通信の回復後にダウンロードを再開したりする。
【0019】
次に、以上のように構成された車載情報処理装置による車車間通信機能、特にダウンロードの中断時に上記比較演算機8が奏する作用について、図2に示すダウンロード制御ルーチンに従って詳述する。
図2のダウンロード制御ルーチンは、車車間通信によりコンテンツを取得する必要が生じて自車周辺の他車からコンテンツのダウンロードを開始するときに実行される。まず、ステップS2で通信モジュール2によりコンテンツのダウンロードを行い、ダウンロード中のデータを一時保管バッファ3に順次保存する。続くステップS4ではダウンロード完了か否かを判定し、判定がNo(否定)のときにはステップS6に移行して通信接続監視部5により他車101との通信エリア内であるか否かを判定する。通信エリア内であるとしてYes(肯定)の判定を下したときには、ステップS2に戻ってダウンロードを継続し、ダウンロード完了によりステップS4の判定がYesになると、ステップS8で一時保管バッファ3のデータをデータベース4に保存し、これにより一連のコンテンツの取得処理が完了する。
【0020】
又、コンテンツの取得中に他車101が自車1の通信エリア外になり、通信が途絶えてダウンロードが中断されたときには、ステップS6からステップS10に移行する。ステップS10では通信接続監視部5によりその時点のタイマ6の時刻情報及びGPS7による自車1の位置情報を、一時保管バッファ3に保存されているダウンロード中のデータに基準点として追記する。続くステップS12では比較演算機8によりダウンロード中断から消去時間が経過したか否かを判定する。具体的には、データに基準点として追記した時刻情報と現在の時刻情報とに基づきダウンロード中断からの経過時間を算出し、算出した経過時間が消去時間より短いときには、消去時間が経過していないとしてNoの判定を下してステップS14に移行する。
【0021】
ステップS14ではダウンロード中断の地点から自車1が消去距離だけ遠ざかったか否かを判定する。具体的には、データに基準点として追記した位置情報と現在の自車1の位置情報とに基づきダウンロード中断の地点から自車1までの直線距離を算出し、算出した直線距離が消去距離より短いときには、消去距離だけ遠ざかっていないとしてNoの判定を下してステップS16に移行する。尚、ステップS14では、直線距離に代えて道路に沿った走行距離を適用してもよい。
【0022】
ステップS16では上記ダウンロードが中断された他車101との通信が回復したか否かを判定し、未だ通信が回復していないときにはNoの判定を下してステップS12に戻る。そして、通信の回復によりステップS16の判定がYesになると、ステップS18でダウンロード中のデータに基準点として追記されている時刻情報及び位置情報を消去した後にステップS2に戻る。そして、ステップS2では中断以前のダウンロード済みのデータに引き続いてダウンロードを再開し、以降は上記と同様の処理を繰返す。
【0023】
一方、ダウンロード中断から消去時間が経過してステップS12の判定がYesになったとき、或いはダウンロード中断の地点から自車1が消去距離だけ遠ざかってステップS14の判定がYesになったときには、ステップS20に移行して一時保管バッファ3に保存されたダウンロード中のコンテンツのデータを消去する。
以上のように他車101からコンテンツを取得する際にダウンロードが中断されたときには、ダウンロード中のデータにダウンロードが中断された時点の時刻情報及び自車の位置情報を基準点として追記した上で、この基準点の時刻情報及び位置情報と現在の時刻情報及び位置情報とに基づき、ダウンロード中断から消去時間が経過したか否か、及びダウンロード中断の地点から自車が消去距離だけ遠ざかったか否かを判定している。一旦途絶えた他車101との通信が回復する可能性は、一般的にダウンロード中断から時間が経過するほど低下すると共に、ダウンロード中断の地点から自車1が遠ざかるほど低下するものと考えられる。
【0024】
よって、ダウンロード中断から消去時間が経過せず、且つダウンロード中断の地点から自車1が消去距離だけ遠ざかっていないときには、他車101との通信が回復する可能性が比較的高い、換言すれば一時保管バッファ3に保存されたダウンロード中のデータを利用できる可能性が高いと見なせるため、ダウンロード中のデータを保存し続け、ダウンロード中断から消去時間が経過したとき、或いはダウンロード中断の地点から自車1が消去距離だけ遠ざかったときには、他車101との通信が回復する可能性が低い、換言すれば一時保管バッファ3に保存されたダウンロード中のデータを利用できる可能性が低いと見なせるため、ダウンロード中のデータを消去しているのである。
【0025】
以上の処理により、ダウンロード中のデータを適切なタイミングで消去することができ、データの消去後に他車101との通信が回復してダウンロードを最初からやり直す必要が生じたり、或いは他車101との通信が回復することなく不必要なデータを保存し続けることで一時保管バッファ3の空き容量が縮小して、他の必要なデータのダウンロードが妨げられたりする事態を最小限に抑制でき、ひいては無駄を省いた効率のよいコンテンツの取得処理を実現することができる。
【0026】
又、ダウンロードの保存及び消去を判定するための消去時刻及び消去距離を、表示制御部9により運転者が任意に設定可能としている。従って、例えば後で映画情報等の大容量のコンテンツをダウンロードする予定があるときには、消去時刻及び消去距離を短く設定することで、ダウンロード中の別のデータが保存されている場合であっても当該データを早期に消去でき、もって一時保管バッファ3の空き容量を確保して上記大容量のコンテンツを円滑にダウンロードすることができる。
【0027】
更に、消去時刻及び消去距離はコンテンツのカテゴリー毎に設定するようにしてもよい。このように構成すれば、例えば迅速なダウンロードが要求される渋滞情報や事故情報等については、他のコンテンツに比較して消去時刻及び消去距離を長く設定することで、たとえダウンロードが中断された場合であっても他のコンテンツより長く保存し続け、他車との通信が回復した時点でダウンロードを再開して当該コンテンツをいち早く利用することができる。
【0028】
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では他車101との車車間通信を想定したが、車車間通信に加えてデータセンタとの路車間通信を実施する車載情報処理装置、或いは路車間通信のみを実施する車載情報処理装置に具体化してもよい。
又、上記実施形態では、時刻情報及び位置情報に関する何れかの条件が成立したときにダウンロード中のデータを消去したが、双方の条件が成立したときにデータを消去してもよい。更に必ずしも双方の条件を判定する必要はなく、時刻情報のみ或いは位置情報のみに基づいてデータの保存・消去の判定処理を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】実施形態の車載情報処理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】車載情報処理装置によって実行されるダウンロード制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0030】
1 自車
2 通信モジュール(通信手段、取得手段)
3 一時保管バッファ(コンテンツ保存手段)
5 通信接続監視部(情報追記手段)
8 比較演算機(コンテンツ消去手段)
101 他車

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信手段により配信元からコンテンツを取得する取得手段と、
上記取得手段に取得されたコンテンツを保存するコンテンツ保存手段と、
上記取得手段によるコンテンツの取得中に上記通信手段による通信が途絶えたときに、上記コンテンツ保存手段に保存されている取得中のコンテンツに追加情報を追記する情報追記手段と、
上記取得中のコンテンツに追記された追加情報が予め設定された所定条件を満たしたときに、該取得中のコンテンツを消去するコンテンツ消去手段と
を備えたことを特徴とする車載情報処理装置。
【請求項2】
上記情報追記手段は、取得中のコンテンツに上記追加情報として通信が途絶えたときの時刻を追記し、
上記コンテンツ消去手段は、上記追加情報の時刻から所定時間が経過したときに上記取得中のコンテンツを消去することを特徴とする請求項1記載の車載情報処理装置。
【請求項3】
上記取得手段は、上記通信手段により自車の周辺の他車からコンテンツを取得し、
上記情報追記手段は、取得中のコンテンツに上記追加情報として通信が途絶えたときの時刻又は通信が途絶えたときの自車位置の少なくとも一方を追記し、
上記コンテンツ消去手段は、上記追加情報の時刻から所定時間が経過したとき、又は追加情報の自車位置から自車が所定距離だけ遠ざかったときに、上記取得中のコンテンツを消去することを特徴とする請求項1記載の車載情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−163512(P2006−163512A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−350034(P2004−350034)
【出願日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Bluetooth
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【Fターム(参考)】