説明

軟性素材のオーブンウェアコンテナーおよび製造方法

【課題】使用している間強固な形を維持し、収納のためにより小さなサイズに折り曲げることができる容器を提供する。
【解決手段】オーブンウェアコンテナー20には、柔軟な中央部24によって分離された強固な上部および底部が含まれている。中央部24には厚板部30、および薄板部28が含まれている。上部に加えられた圧力が各薄板部28を折り曲げて、底部へ中央部24を順次折りたたむ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーブンウェアコンテナー、特にコンテナーを使用してない時に容易でより効率的に保管できるようにコンテナーを折り曲げるまたは折りたたむことを可能にする、弾性部を含むオーブンウェアコンテナーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来式オーブンウェアコンテナーはたいてい強固な構造であり、パイレックス(Pyrex(登録商標))のように通常金属、セラミックス、あるいはガラスで製造されている。商用および住宅用のほとんどのキッチンは、機会ある無数の料理タスクの準備をするために通常広範囲に及ぶ種類とサイズのオーブンウェアコンテナーを有している。
【0003】
従来式オーブンウェアコンテナーの強固な構造の結果として、通常キッチン内の大量なスペースを占める。すべてのキッチン、特に通常スペースに制限された住宅用キッチンでは、オーブンウェアコンテナーを使用していない時により少ないスペースで済むオーブンウェアコンテナーから利益を得るであろう。
【0004】
最近、非強固なまたは柔軟なオーブンウェアコンテナーが導入された。従来技術の柔軟なオーブンウェアコンテナーは、通常柔軟性に優れたシリコーンゴムで製造され、とても柔軟で、通常約ショアA硬度40あり、形を曲げるまたは折りたたむことができる。スペースを維持するためにより小さなサイズに柔軟なオーブンウェアコンテナを曲げるまたは折りたたむことができるが、これら柔軟なオーブンウェアコンテナーはある場所から別の場所へ持ち上げたあるいは運ばれた時、安定性のために強固な鍋または同様な物に支えられなければならない不便さを持っている。液体またはケーキ生地のような半液体の食べ物で満たされた場合、曲がるあるいは側面がゆがみ中身の流出を引き起こすことができる、柔軟な側面が強固さを欠くような深い側面を持つまたは物を大量に入れるには、柔軟なシリコンは大型オーブンウェアコンテナには実用的ではない。
【0005】
そのため、使用中に強固さを維持し、支える鍋を使用せず、収納中にスペースを維持するためにより小さなサイズに折り曲げることができるオーブンウェアコンテナーが必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明に関して、使用中に強固な形を維持し、収納のためにより小さなサイズに折り曲げることができる、折りたたみ可能なオーブンウェアコンテナーが提供されている。オーブンウェアコンテナーは、柔軟な中央部によって分離された強固な上部および底部が含まれている。柔軟な中央部には厚板部および薄板部が含まれている。上部に加えられた圧力が、折りたたんだ配置で中央部に複数性の折り曲げまたはひだを作るために、中央部の各薄板部を折り曲げて、底部へ柔軟な中央部を順次折りたたむことを引き起こす。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のオーブンウェアコンテナーで達成されたいくつかの利点には次のことが含まれている:
(1)本発明の軟性素材のオーブンウェアコンテナーは、収納のためにコンパクトな形に折り曲げることができるという長所がある。これは、オーブンウェアコンテナーが使用されていない時、オーブンウェアコンテナーの収納スペースの必要性を大いに減少する。
(2)本発明の軟性素材のオーブンウェアコンテナーは、広げられた状態に置かれた時、その形を維持する。これは、従来技術の柔軟なオーブンウェアコンテナーに対する大きな利点である。
(3)その広げられた状態で、本発明の軟性素材のオーブンウェアコンテナーは、使用者による不安定な振動または衝突によって引き起こるつぶれ無しに、液体または捏ね物のような不安定な食べ物を支えることができる。
(4)柔軟なオーブンウェアコンテナーとは異なり、本発明の軟性素材のオーブンウェアコンテナーは、ある位置から別の位置に移動される場合、個別の鍋または他の強固な物によって支える必要がない。
(5)本発明の軟性素材のオーブンウェアコンテナーは、従来式オーブンのような高温環境中で使用することができる。
(6)本発明に従って完全にシリコーンゴムから製造されたオーブンウェアコンテナーは、オーブンレンジ中で使用することができる。
【0008】
本発明のこれらおよび他の利点は、図面とともに次の記述を読むことによりさらに詳しく理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1の第1および好ましい実施例に関して、本発明はオーブンウェアコンテナー20ならびオーブンウェアコンテナの製造方法です。オーブンウェアコンテナーは、底部22、底部22から延長する中央部24、さらに中央部24から延長する上部26が含まれている。
【0010】
図2の断面図を参照すると、オーブンウェアコンテナー20の中央部24は、厚板部30によって分離された1つまたはそれ以上の薄板部28が含まれている。薄板部28は平面で、コンテナー20の底部端34と平行に配列されている。薄板部28は、各薄板部28で折り曲げることができるコンテナー20とともにコンテナーを折り曲げ可能にする。また、コンテナー20には、上部端32、底部端34、および上部26から延長するハンドル36が含まれている。さらにコンテナー20は、底部端34から延長する延長38を含むことができる。図8で示されるように、延長38はオーブンウェアコンテナー20の底部37から伸びて、コンテナーの底部37が置かれるすべての表面から遠ざけて上げるために飾りを提供する。コンテナー40の底部37と直接接触がされていない延長38は、表面にコンテナーを置く場合、より涼しくより低い接触面を提供する。
【0011】
図3および図4で示されているように、オーブンウェアコンテナー20は折り曲げられた配置で示され、収納目的のためにコンテナ20の垂直側面を劇的に減少することができ、いくつものオーブンウェアコンテナー(示されていない)を上に積み重ねることを可能にし、それによって収納に必要なスペースの量を減少する。図4で示されるように、コンテナー20は各薄板部28で折り曲げられている。圧力がコンテナー20の上部端32に加えられるとともに、薄板部28のすべてが折り曲げられるまでコンテナー20は各薄板部28で順々に折り曲げる。折り曲げられた配置中、薄板部28および厚板部30はオーブンウェアコンテナー20の柔軟な中央部24にひだ39または折り曲げを形成する。
【0012】
図1に関して、薄板部28に追加して、オーブンウェアコンテナー20の折り曲げ能力および自己支援を可能にするために、コンテナーは柔軟で、底部22または上部26よりわずかに柔らかい中央部24が含まれている。好ましくは、中央部24はショアA硬度70〜85間で製造され、底部22および上部26はショアA硬度85以上で製造される。中央部24は、シリコーンゴムのような柔軟で弾力性のある材料から製造され、したがって、コンテナーは薄板部28がひび割れることがなく多くの反復された折り曲げサイクルに耐えることができる。ショアA硬度85以上の上部26および底部22を持っていることは、上部端32を押された時、上部26の強固さの保持を可能にし、それによって底部22への抑制された方法の中で中央部24を均等に折り曲げることを可能にする。また、硬い上部26および底部22は、握った時、上部26および底部22が歪まずそして曲がらないので、軟性素材のオーブンウェアコンテナー20のより容易な取り扱いを提供する。これは、典型的に薄板がありさらにショアA硬度40の範囲で、歪みを非常に受け易くそして内容物をこぼし易い従来技術の柔軟なオーブンウェアコンテナーに対する重要な利点である。さらに、本発明のオーブンウェアコンテナーは、硬い上部26および底部22が独立したコンテナーにすることを可能にする。したがって、本発明のオーブンウェアコンテナー20は、外部の鍋または他の支えによって支えられることがなく、スープのような液体を含むどんな食べ物も受け入れ、さらに運ぶことができる。対照的に、従来技術の柔軟なオーブンウェアコンテナーは、これはショアA硬度40のオーブンウェアコンテナーでとても起こる可能性がある、側面の歪みによるこぼれの機会を減少させるために鍋または他の支える物によって支える必要がある。シリコーンゴムで全体を製造された、図1のオーブンウェアコンテナー20は、シリコーンゴムによってマイクロ波放射が吸収されないので、従来式およびオーブンレンジの両方で使用することがでる。
【0013】
図1で示される好ましい実施例では、オーブンウェアコンテナー20は食品等級シリコーンゴムのようなエラストマーポリマーから製造されることが好ましい。上部26および底部22は、圧縮成形により個別の型で成形されことが好ましい。型はそれぞれ無加硫シリコーンゴム成分で満たされ、結果として加硫された上部26および底部22がショアA硬度85以上を得るために加硫される。その後、上部26および底部22は、最終オーブンウェアコンテナー20の成形のために第3の型に配置される。底部22は型の底部に置かれ、無加硫シリコーンゴム成分が底部22の上に注入され、さらに上部26は型の上部に置かれる。第3の型に注入された無加硫シリコーンゴム成分は、オーブンウェアコンテナー中央部24になるようショアA硬度70〜85を得るために、硬度剤の正確な量が含まれている。型には、底部22および上部26の全周囲と無加硫シリコーンゴムの密接を確保するために、十分な無加硫シリコーンゴムが含まれている。加硫サイクルは、圧力120〜180kg/cm、加硫温度摂氏140〜200度で、加硫時間5〜13分間が含まれていることが好ましい。加硫サイクルのパラメーターは、コンテナーのサイズ、型に注入された無加硫シリコーンゴムの等級、コンテナーの厚さ、無加硫シリコーンゴム成分の添加物の量および種類、様々な他の要因により異なる。加硫サイクル後、オーブンウェアコンテナーはショアA硬度85以上の加硫シリコーンゴムの底部22、ショアA硬度70〜85の加硫シリコーンゴムの中央部24、ショアA硬度85以上の加硫シリコーンゴムの上部26が含まれている。加硫され後、オーブンウェアコンテナー20を成形するためにオーブンウェアコンテナー20の上部26および底部22は中央部に安全に接着され、また、オーブンウェアコンテナーは華氏530度のオーブンで使用可能である。
【0014】
また、図1で示されるオーブンウェアコンテナー20の上部26および底部22は、セラミックとシリコーンゴムの混合物からも成形することができる。セラミックパウダーは、上部26および底部22の硬度をより高めるために無加硫シリコーンゴムと混合することができる。酸化アルミニウムは、加硫シリコーンゴムおよびセラミックの混合物のショアA硬度を増加させるために、無加硫シリコーンゴムに加えることができるセラミックパウダーの一例である。
【0015】
図5で示される、オーブンウェアコンテナー40の第2の実施例では、アルミニウムから製造られる底部22が含まれている。図6で示される、オーブンウェアコンテナー50の第3の実施例では、アルミニウムから製造される底部22および上部26の両方がある。これらの2つの実施例が説明するように、オーブンウェアコンテナーの上部26および底部22部は、要求されるショアA硬度85以上を含む他の適切な材料から製造することができる。したがって、上部26および底部22は金属から製造することができる。底部22は高熱伝達率を備えた金属であることが好ましい。底部22および上部に好ましい金属のリストには、銅、アルミニウムおよび鋼鉄が含まている。他方では、上部26および底部は、セラミック、強化ガラス、またはホウケイ酸ガラスから製造することができる。これらの材料はすべて、上記した成形手順中に適切なサイクル時間、温度、および圧力で中央部24のシリコーンゴムに安全に接着することができる。上部26および底部22が金属、セラミック、またはガラスから製造されたとしても、上記したように型に導入され、そして中央部を成形するために無加硫シリコーンゴム成分が注入される。圧縮成形作業に加えられる加硫サイクルの圧力、温度、および時間後、中央部24の加硫シリコーンゴムは別々の上部26および底部22部に完全に接着される。
【0016】
図7に関して、上部26および底部22で示されているオーブンウェアコンテナー60の第4の実施例は、オーブンウェアコンテナーの上部対底部で異なる要求の特性を提供するために、異なる製品から製造されている。上部26は、優れた断熱特性を持っている強化またはホウケイ酸ガラスから製造されている。これをオーブンから取り出した後、指への伝熱の危険がより少なく使用者がオーブンウェアコンテナー60の上部26をつかむことができる。オーブンウェアコンテナー60の底部22は、調理中にオーブンまたはコンロからコンテナーの中身まで優れた伝熱を提供するアルミニウムから製造されている。
【0017】
本発明のコンテナーの別の可能な構造は、セラミック、または強化あるいはホウケイ酸ガラスで製造された上部および底部、そしてシリコーンゴムで製造された中央部が含まれるであろう。この方法で製造されたオーブンウェアコンテナーは、従来式オーブンおよびオーブンレンジの両方で使用することに適するであろう。
【0018】
本発明は、底部、中央部および上部の圧縮成形または射出成形が含まれ、成形作業の接着が含まれるコンテナー成形方法を含む。底部および上部は、加硫シリコーンゴム、金属、セラミック、強化ガラス、あるいはホウケイ酸ガラスのそれぞれで製造されている。型は、底部、上部、さらに底部および上部間の無加硫シリコーンゴム成分の受け入れのために空洞を持って提供されている。方法には、底部コンテナー、無加硫シリコーンゴム成分、および上部コンテナーで型に詰め込むことが含まれている。型内の無加硫ゴム成分は、底部コンテナーおよび上部コンテナーと密着している。無加硫シリコーンゴム成分を加硫するために熱と圧力が一定時間型に加えられ、そして上部および底部コンテナーに接着した加硫された中央部コンテナーが含まれるコンテナーを成形する。その後、コンテナーは型から取り外され、製造製品には上部および底部コンテナーが中央部コンテナー全体に接着されたコンテナーを含む。
【0019】
技術に熟練している人にとって明白であるように、いくつかの変化は発明の範囲から離れずオーブンウェアコンテナーに作ることができる。発明範囲内で、例えば、このいくつかの実施例で示されるようにハンドルを備えるよりもむしろハンドルを備えない本発明のオーブンウェアコンテナーを製造した方が良い。また、本発明範囲内で本発明に従って異なるコンテナーの幅、高さ、形のオーブンウェアコンテナーを製造する。無加硫シリコーンゴムの等級、およびシリコーンゴム成分への添加物により、圧縮成形手順中の加硫サイクルの熱、圧力、さらにサイクル時間のレベルの修正は本発明範囲内であろう。さらに、射出成形手順中のオーブンウェアコンテナーの製造も本発明範囲内あろう。
【0020】
発明が記述されたように、発明の精神および範囲から離れずに同じことが多くの方法で修正できるかもしれないことは、それらの技術に熟練している人々には明白である。すべてのこのような修正は、追加特許請求の範囲内に含まれるようにさせるつもりである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】図1は、本発明に従ったオーブンウェアコンテナー側面図。
【図2】図2は、図1の線2−2に沿って切断したオーブンウェアコンテナー部分図。
【図3】図3は、折りたたみまたは折り曲げ状態の図1のオーブンウェアコンテナー側面図。
【図4】図4は、図3の線4−4に沿って切断したオーブンウェアコンテナー部分図。
【図5】図5は、本発明のオーブンウェアコンテナーの第2の実施例の部分図。
【図6】図6は、本発明のオーブンウェアコンテナーの第3の実施例の部分図。
【図7】図7は、本発明のオーブンウェアコンテナーの第4の実施例の部分図。
【図8】図8は、図1で描写されたオーブンウェアコンテナーの底部図です。
【符号の説明】
【0022】
部品番号 説明
20 オーブンウェアコンテナー
22 底部
24 中央部
26 上部
28 薄板部
30 厚板部
32 上部端
34 底部端
36 ハンドル
37 コンテナー底部
38 延長
39 ひだまたは折り曲がり
40 第2の実施例のオーブンウェアコンテナー
50 第3の実施例のオーブンウェアコンテナー
60 第4の実施例のオーブンウェアコンテナー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部、
前記底部から延長する中央部、
前記中央部から延長する上部、
第一の硬度を持っている前記底部および前記上部、
前記底部および前記上部の第一の硬度より低い硬度を持っている
前記中央部、
前記中間部に薄板部をさらに含むことを特徴とするコンテナー。
【請求項2】
前記底部および前記上部の前記第一の硬度がショアA硬度85以上であり、
前記中間部の前記硬度がショアA硬度70〜85であることをさらに特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項3】
前記中間部がエラストマーポリマーから製造されることを特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項4】
前記エラストマーポリマーがシリコーンゴムであることを特徴とする請求項3に記載のコンテナー。
【請求項5】
前記上部および前記底部がエラストマーポリマーから製造されることを特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項6】
前記エラストマーポリマーがシリコーンゴムであることを特徴とする請求項5に記載のコンテナー。
【請求項7】
前記上部および前記底部が金属から製造されることを特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項8】
前記金属が銅、アルミニウムおよび鋼鉄から成るグループから選択されることを特徴とする請求項7に記載のコンテナー。
【請求項9】
前記上部および前記底部がセラミックから製造されることを特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項10】
前記上部および前記底部がガラスから製造されることを特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項11】
前記ガラスが強化ガラスおよびホウケイ酸ガラスから成るグループから選択されることを特徴とする請求項10に記載のコンテナー。
【請求項12】
前記上部および前記底部がシリコーンゴムならびにセラミックパウダーの混合物から製造されることを特徴とする請求項1に記載のコンテナー。
【請求項13】
加硫シリコーンゴム、金属、セラミック、またはホウケイ酸ガラスで製造された底部コンテナーを提供するステップと、
加硫シリコーンゴム、金属、セラミック、またはホウケイ酸ガラスで製造された上部コンテナーを提供するステップと、
無加硫シリコーンゴム成分を提供するステップと、
前記底部コンテナー、前記無加硫シリコーンゴム成分、および前記上部コンテナーの受け入れのために空洞を持って型を提供するステップと、
前記無加硫シリコーンゴム成分が前記底部コンテナおよび前記上部コンテナーに接触され、前記型に前記低部コンテナー、前記無加硫シリコーンゴム成分、前記上部コンテナー、無加硫ゴム成分を順序正しく配置するステップと、
前記無加硫シリコーンゴム成分を加硫し、前記上部および前記底部コンテナーに接着された加硫された中央部を含む前記コンテナーを成形するため、加硫温度、加硫圧力、加硫サイクル時間を持っている加硫サイクルの前記型内の前記無加硫シリコーンゴムを加硫するステップと、
前記上部および前記底部コンテナーが前記中央部に完全に接着された前記コンテナーを前記型から取り除くステップとをさらに含むことを特徴とするコンテナーの成形方法。
【請求項14】
前記上部コンテナーおよび前記底部コンテナーの無加硫シリコーンゴムがショアA硬度85以上であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記加硫サイクルには
摂氏140〜200度の加硫温度と、
圧力120〜180kg/cmの加硫圧力と、
5〜13分間の加硫サイクル時間とをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−114921(P2008−114921A)
【公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−147545(P2007−147545)
【出願日】平成19年6月2日(2007.6.2)
【出願人】(507182667)
【Fターム(参考)】