説明

通信機器の保守方法とシステム

【課題】
現場に出向くことなく、顧客のネットワークの状態の監視、顧客の通信機器の設定データの変更を可能とする保守方法のシステム。
【解決手段】
顧客のネットワークを構成する複数の通信機器101〜105と、通信機器の保守を行う保守会社と、を備え、保守会社は、通信機器より設定データや通信状態を格納するデータベース301と、データベース301の設定データや通信状態を監視し、ネットワークで発生する問題を検出したとき、前記問題を解決するための新たな設定データに変更することを前記ネットワークの管理者に通知するか、あるいは、前記ネットワークを通して前記通信機器の設定データを新たな設定データに変更する業務実行手段401を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信機器の保守方法とシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
保守会社が顧客のネットワークの状態の監視、あるいは顧客の通信機器の設定データの変更を実施する場合、一般に、顧客の通信機器が設置されている現場へ保守担当者等が出向いて保守作業が行われている。
【0003】
なお、ネットワーク機器に関する設定情報の一元管理、ネットワーク機器への設定情報の設定等に関して、例えば特許文献1には、ネットワーク機器に関する設定情報を保持し、定期的にネットワーク機器の設定状況を監視し、設定情報と設定状況に差異があるときには外部に通知するネットワーク機器管理装置を備え、顧客が所持するネットワーク機器の設定情報を一元的に保持し、ネットワーク機器に設定情報を投入し、あるいはその設定情報を検知・保持するネットワーク機器管理方式が開示されている。
【0004】
また、ネットワーク機器の設定情報をデータベースで管理する技術として、例えば特許文献2には、ネットワークを構成する機器の設定および構成情報と稼動情報の履歴管理を、データベースを用いて行い、ネットワークシステムの状態が変化したときの要因推定、対策立案を可能とする方法が開示されている。
【0005】
さらに、輻湊等のネットワーク障害の発生に対する制御技術として、輻湊発生時、輻湊通信装置から取得したリソース使用率とトラヒック負荷率に基づき、目標トラヒック量を算出し、輻湊通信装置に流入するトラヒック量を規制する輻湊制御方法も知られている(特許文献3)。
【0006】
そして、通信網の通信品質の維持と使用効率の向上を図る品質制御管理システムとして、品質管理マネージャによってパケット交換装置の管理と通信経路の管理、品質クラスの管理、通信経路あるいは品質クラスの使用帯域の管理を行い、パケット交換装置に、各管理内容を配信し、品質クラスに基づき、通信経路を予め決定し、決定された通信経路の管理内容に基づく設定情報を、音声通信マネージャ等に配信する構成も知られている(特許文献4)。
【0007】
【特許文献1】特開2002−190809号公報
【特許文献2】特開2003−152721号公報
【特許文献3】特開2003−309599号公報
【特許文献4】特開2002−064555号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記特許文献等のいずれにも、通信機器の設定データや通信状態を取得してデータベースに記憶するとともに、該データベースに記憶された設定データや通信状態からネットワークを監視し、ネットワークの障害等を検出時、該障害の対策となる通信機器の設定データを作成して通信機器に自動設定するシステム等は開示されていない。したがって、本発明の目的は、通信機器の設置場所等現場に出向くことなく、通信機器の設定情報や通信状態を監視し、通信機器の設定データを自動で変更することを可能とする保守方法とシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願で開示される発明は、上記目的を達成するため、概略以下の構成とされる。
【0010】
本発明に係るシステムは、ネットワークを構成する複数の通信機器と、前記複数の通信機器の設定データ及び/又は通信状態を記憶管理するデータベースと、前記通信機器の保守管理を遠隔で行う業務実行手段とを含む保守会社と、を備え、前記業務実行手段は、前記データベースに格納されている、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態を監視し、前記監視の結果、前記ネットワークで発生する問題を検出したとき、前記問題を解決するための新たな設定データを生成し、前記通信機器の設定データを新たな設定データに変更することを前記ネットワークの管理者に通知し、前記新たな設定データに変更する場合には、前記ネットワークを通して、前記通信機器の設定データを新たな設定データに変更するように制御する。
【0011】
本発明に係る方法は、保守会社のデータベースが、ネットワークを構成する複数の通信機器より、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態を取得して前記データベースに記憶する工程と、前記保守会社の業務実行手段が、前記データベースに記憶された設定データ及び/又は通信状態を監視する工程と、前記業務実行手段は、前記監視の結果、前記ネットワークで発生する問題を検出したとき、前記問題を解決するための新たな設定データに変更することを、ネットワークの管理者に通知するか、あるいは、前記ネットワークを通して通信機器の設定データを新たな設定データに変更するように制御する工程と、を含む。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、保守会社は、顧客のネットワークの状態を監視したり、顧客の通信機器の設定データを変更したりする際、実際に顧客の通信機器が設置されている現場へ出向く必要がなく、遠隔から作業を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態において、顧客のネットワークを構成する複数の通信機器(101〜105)と、ネットワーク、通信機器(101〜105)の保守を行う保守会社を備え、該保守会社は、通信機器より設定データや通信状態を格納するデータベース(301)と、データベース(301)に記憶された設定データや通信状態を監視し、ネットワークで発生する問題を検出したとき、該問題を解決するための新たな設定データに変更することを、ネットワークの管理者(201)に通知するか、あるいは、前記ネットワークを通して通信機器の設定データを新たな設定データに変更するように制御する業務実行手段(401)を備えている。
【0014】
顧客のネットワークを構成する通信機器(101〜105)は、以下の(a1)乃至(a3)を実行する。
【0015】
(a1)通信機器の有する設定データを保守会社へ送信する。
【0016】
(a2)通信機器の通信状態を保守会社へ通知する。
【0017】
(a3)保守会社から新たな設定データを受け、それを顧客の設定データに置き換える。
【0018】
顧客のネットワーク管理者(201)は、以下の(b1)乃至(b3)を実行する。
【0019】
(b1)保守会社から、新たな設定データへの変更に関する勧めを受け取る。
【0020】
(b2)上記(b1)の勧めに対して、変更を受けるか否かを判断する。
【0021】
(b3)上記(b2)の判断結果を、保守会社へ通知する。
【0022】
保守会社のデータベース(301)は、以下の(c1)乃至(c4)を実行する。
【0023】
(c1)顧客のネットワークを構成する通信機器から送信されてくる、設定データや通信状態に関する情報を受信し格納する。
【0024】
(c2)上記(c1)にて受信し格納した設定データや通信状態に関する情報を、保守会社の業務実行手段(401)へ渡す。
【0025】
(c3)保守会社の業務実行手段(401)から、新たな設定データを受け取り格納する。
【0026】
(c4)保守会社の業務実行手段(401)からの指示により、新たな設定データを顧客のネットワークを構成する通信機器へ送信する。
【0027】
保守会社の業務実行手段(401)は、以下の(d1)乃至(d6)を実行する。
【0028】
(d1)保守会社のデータベース(301)に格納されている、顧客のネットワークを構成する通信機器の設定データや通信状態に関する情報(302)を、保守会社のデータベース(301)から受け取って監視する。
【0029】
(d2)上記(d1)による監視によって見出された輻輳や通信断といった顧客のネットワークで起きている問題を解決することができる、新たな設定データ(403)を生成する。
【0030】
(d3)上記(d2)による新たな設定データ(403)に関して、適用を顧客のネットワーク管理者へ勧める。
【0031】
(d4)上記(d3)による新たな設定データを、保守会社のデータベース(301)へ渡す。
【0032】
(d5)上記(d3)の勧めに対する、顧客のネットワーク管理者(201)からの判断を受け取る。
【0033】
(d6)上記(d5)において適用を受ける判断を顧客のネットワーク管理者(201)より通知されてきた場合、保守会社のデータベース(301)に格納されている、顧客のネットワークを構成する通信機器の設定データを変更するための新たな設定データ(303)を顧客へ送信するように、保守会社のデータベース(301)に指示する。以下、実施例に即して説明する。
【実施例】
【0034】
本発明の一実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照すると、通信機器A(101)、通信機器B(102)、通信機器C(103)、通信機器D(104)、通信機器E(105)で構成される顧客のネットワークと、顧客のネットワーク管理者(201)と、保守会社のデータベース(301)と、保守会社の業務実行手段(401)を備えている。なお、通信機器は5台に限定されるものでないことは勿論である。
【0035】
本発明の実施例の動作について説明する。顧客のネットワークを構成する通信機器A(101)、通信機器B(102)、通信機器C(103)、通信機器D(104)、通信機器E(105)は、それぞれ保守会社に対して、自ら有する設定データを送信し、さらに、自らの通信状態を通知する。
【0036】
上記の設定データや通信状態の情報は、保守会社のデータベース(301)に格納される(302)。
【0037】
保守会社の業務実行手段(401)は、保守会社のデータベース(301)に格納された設定データや通信状態の情報(302)を受け取って、監視を行う(402)。
【0038】
保守会社の業務実行手段(401)は、上記の監視を行う中で、輻輳や通信断といった顧客のネットワークで起きている問題、障害等を検出した場合、該問題、障害を解決するための新たな設定データ(403)を生成する。なお、保守会社の業務実行手段(401)は、顧客のネットワークで起きている問題、障害と、対策となる設定データとの対応を予め記憶しておくか、ルール等に基づき設定データを自動生成してもよい。あるいは、保守会社の業務実行手段(401)において、保守担当者により設定データの変更等を行ってもよい。
【0039】
保守会社の業務実行手段(401)は、生成した新たな設定データ(403)を、保守会社のデータベース(301)に格納する(303)。
【0040】
一方、新たな設定データ(403)を適用するか否かについて、顧客のネットワーク管理者(201)の判断を仰ぐために、保守会社の業務実行手段(401)は、顧客のネットワーク管理者(201)と連絡を取り合う。ネットワーク管理者(201)は、保守会社の業務実行手段(401)と通信接続する端末あるいは制御装置(コントローラ)等で構成してもよい。
【0041】
上記連絡の結果、新たな設定情報の適用を受ける判断を顧客のネットワーク管理者(201)より受けた場合、保守会社の業務実行手段(401)は、保守会社のデータベース(301)に格納されている、顧客のネットワークを構成する通信機器の設定データを変更するための新たな設定データ(303)を顧客へ送信するように、保守会社のデータベース(301)に指示する。
【0042】
保守会社のデータベース(301)は、上記指示により、新たな設定データ(303)を顧客のネットワークを構成する通信機器A(101)、通信機器B(102)、通信機器C(103)、通信機器D(104)、通信機器E(105)へそれぞれ送信する。データベース(301)は、記憶装置とデータベース管理システムのほか、通信手段を備えており、サーバ装置として構成してもよい。
【0043】
顧客のネットワークを構成する通信機器A(101)、通信機器B(102)、通信機器C(103)、通信機器D(104)、通信機器E(105)は、受け取った保守会社からの新たな設定データを受け、それを自らの設定データに更新する。設定データの更新の仕方は、元の設定データの新たな設定データによる置き換えのほか、変更点のみの一部更新であってもよい。
【0044】
保守会社は、顧客のネットワークの状態を監視したり、顧客の通信機器の設定データを変更したりする際、実際に、顧客の通信機器が設置されている現場へ出向く必要がなく、遠隔から作業を行うことができる。なお、ネットワークとしてはIP網等のパケット網であっても回線網であってもよく、また有線、無線通信網のいずれであってもよい。
【0045】
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
【0047】
101 通信機器A
102 通信機器B
103 通信機器C
104 通信機器D
105 通信機器E
201 顧客のネットワーク管理者
301 保守会社のデータベース
401 保守会社の業務実行手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークを構成する複数の通信機器と、
前記複数の通信機器の設定データ及び/又は通信状態を記憶管理するデータベースと、前記通信機器の保守管理を遠隔で行う業務実行手段とを含む保守会社と、
を備え、
前記業務実行手段は、前記データベースに格納されている、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態を監視し、前記監視の結果、前記ネットワークで発生する問題を検出したとき、前記問題を解決するための新たな設定データを生成し、前記通信機器の設定データを新たな設定データに変更することを前記ネットワークの管理者に通知し、前記新たな設定データに変更する場合には、前記ネットワークを通して、前記通信機器の設定データを新たな設定データに変更するように制御する、ことを特徴とする保守管理システム。
【請求項2】
前記通信機器は、前記通信機器の保持する設定データ及び/又は前記通信機器の通信状態を、前記保守会社へ通知する手段と、
前記保守会社から送信された前記新たな設定データを受け、もとの設定データに置き換える手段と、
を備えている、ことを特徴とする請求項1記載の保守管理システム。
【請求項3】
前記ネットワークの管理者は、前記保守会社から、前記新たな設定データへの変更に関する通知を受けると、前記新たな設定データへの変更を受けるか否かを判断し判断結果を前記保守会社へ通知する、ことを特徴とする請求項1記載の保守管理システム。
【請求項4】
前記保守会社は、前記通信機器から送信される設定データ及び/又は通信状態に関する情報を受信して格納するデータベースを備え、
前記データベースは、前記設定データ及び/又は通信状態に関する情報を前記業務実行手段へ渡し、前記業務実行手段から受け取った新たな設定データを格納し、前記業務実行手段からの指示により前記新たな設定データを前記通信機器へ送信する、ことを特徴とする請求項1記載の保守管理システム。
【請求項5】
前記業務実行手段は、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態に関する情報を、前記データベースから受け取って監視し、前記ネットワーク上での問題を検出した場合、前記問題を解決するための新たな設定データを生成し、
前記新たな設定データへの変更の有無を、前記ネットワークの管理者へ通知するとともに、前記新たな設定データを前記データベースへ渡し、
前記ネットワークの管理者からの判断を受け取り、前記判断が前記新たな設定データへ変更するものである場合、前記データベースに格納されている、前記通信機器の設定データを変更するための新たな設定データを前記通信機器に送信するように、前記データベースに指示する、ことを特徴とする請求項1記載の保守管理システム。
【請求項6】
保守会社のデータベースが、ネットワークを構成する複数の通信機器より、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態を取得して前記データベースに記憶する工程と、
前記保守会社の業務実行手段が、前記データベースに記憶された設定データ及び/又は通信状態を監視する工程と、
前記業務実行手段は、前記監視の結果、前記ネットワークで発生する問題を検出したとき、前記問題を解決するための新たな設定データに変更することを、ネットワークの管理者に通知するか、あるいは、前記ネットワークを通して通信機器の設定データを新たな設定データに変更するように制御する工程と、
を含む、ことを特徴とする保守管理方法。
【請求項7】
前記通信機器が、前記通信機器の保持する設定データ及び/又は前記通信機器の通信状態を、前記保守会社へ通知する工程と、
前記通信機器が、前記保守会社から新たな設定データを受け、前記新たな設定データをもとの設定データに置き換える工程と、
を含む、ことを特徴とする請求項6記載の保守管理方法。
【請求項8】
前記ネットワークの管理者は、前記保守会社から前記新たな設定データへの変更に関する通知を受けると、前記通知に対して、変更を受けるか否かを判断し、前記判断の結果を、前記保守会社へ通知する工程を含む、ことを特徴とする請求項6記載の保守管理方法。
【請求項9】
前記データベースが、前記通信機器から送信される設定データ及び/又は通信状態に関する情報を受信して格納する工程と、
前記データベースが、設定データ及び/又は通信状態に関する情報を、前記業務実行手段へ渡し、且つ、前記業務実行手段から、新たな設定データを受け取り格納する工程と、
前記業務実行手段からの指示により、新たな設定データを前記通信機器へ送信する工程と、
を含む、ことを特徴とする請求項6記載の保守管理方法。
【請求項10】
前記業務実行手段が、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態に関する情報を、前記データベースから受け取って監視する工程と、
前記業務実行手段が、前記監視によって見出されたネットワークでの問題を解決するための新たな設定データを生成する工程と、
前記業務実行手段が、前記新たな設定データに関してネットワークの管理者へ通知するとともに、前記新たな設定データを前記データベースへ渡す工程と、
前記業務実行手段が、前記ネットワークの管理者からの判断を受け取り、前記データベースに格納されている、前記通信機器の設定データを変更するための新たな設定データを送信するように、前記データベースに指示する工程と、
を含む、ことを特徴とする請求項6記載の保守管理方法。
【請求項11】
通信機器の保持する設定データ及び/又は前記通信機器の通信状態を前記保守会社のデータベースへ通知する手段と、
前記保守会社から送信された前記新たな設定データを受けとり、もとの設定データに置き換える手段と、
を備えている、ことを特徴とする通信機器。
【請求項12】
ネットワークを構成する複数の通信機器から送信される、設定データ及び/又は通信状態に関する情報を受信して格納するデータベース装置と、
業務実行手段と、
を備え、
前記データベース装置は、前記設定データ及び/又は通信状態に関する情報を、前記業務実行手段へ渡し、前記業務実行手段から新たな設定データを受け取るとこれを格納し、前記業務実行手段からの指示により前記新たな設定データを前記通信機器へ送信する制御を行い、
前記業務実行手段は、前記通信機器の設定データ及び/又は通信状態に関する情報を、前記データベースから受け取って監視し、前記ネットワークで発生する問題を検出した場合、前記問題を解決するための新たな設定データを生成し、前記新たな設定データへの変更の通知を前記ネットワークの管理者へ送信するとともに、前記新たな設定データを前記データベース装置へ渡し、
前記ネットワークの管理者からの判断を受け取り、前記新たな設定データへ変更する場合、前記データベース装置に格納されている、前記通信機器の設定データを変更するための新たな設定データを送信するように、前記データベース装置に指示する、ことを特徴とする保守装置。

【図1】
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【公開番号】特開2006−197204(P2006−197204A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−6321(P2005−6321)
【出願日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】