説明

遊技機

【課題】電気的に動作する装置が搭載される内部空間を仕切る仕切壁部を好適に形成することが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】筐体11は、底板部12、背板部13、左側板部14、右側板部15、及び天板部16を用いて、前方に開放された四角箱状に形成されている。これら各板部12〜16は、木製の板62〜66と、金属層67とを用いて形成されている。背板部13には、配線を通すための配線孔71が形成されている。配線孔71は、背板63に形成された板側配線孔と、金属層67に形成された金属側配線孔とから形成されている。この場合に、板側配線孔の幅狭領域における内側の開口の周縁部には所定範囲に亘って金属層67が存在しないように、金属側配線孔が形成されている。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気機器が搭載される内部空間を仕切る仕切壁部を有し、当該仕切壁部には貫通孔が形成されており、
前記仕切壁部は、
金属以外の材料により形成されたベース板部と、
当該ベース板部の板面に設けられた金属板部と、
を有しており、
前記ベース板部には、前記貫通孔の少なくとも一部を生じさせる所定孔領域が形成されており、
当該所定孔領域の前記金属板部側開口面の周縁部から前記ベース板部の板面に沿った外側であって少なくとも特定方向の所定範囲に亘って前記金属板部が存在していないことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記金属板部には、前記所定孔領域に連通させて形成され、前記貫通孔の一部を生じさせる金属側孔部を有しており、
当該金属側孔部の開口面積が、前記所定孔領域の前記金属板部側開口面の開口面積よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記ベース板部には、前記金属側孔部と前記所定孔領域との間を繋ぐように前記貫通孔の一部を構成する連通領域を有しており、
当該連通領域は、前記所定孔領域よりも開口サイズが大きくなるように形成されており、当該連通領域の前記金属板部側開口面は前記金属側孔部と一致していることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記貫通孔は、前記仕切壁部を有する遊技機構成体を搬送する場合に手が掛けられる持ち手部を生じさせるために利用されるものであり、
前記所定範囲には、前記貫通孔を通った作業者の手が触れる箇所が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項5】
前記金属板部は、前記仕切壁部の内部空間側の板面に設けられており、
前記持ち手部は、前記内部空間側から前記貫通孔を覆うようにカバー体を備えており、当該カバー体の内周面と前記仕切壁部において当該カバー体により覆われた範囲の板面とにより区画されるようにして、前記貫通孔から手を差し入れる空間が形成されており、
当該所定孔領域の前記金属板部側開口面の周縁部から前記ベース板部の板面に沿った外側であって少なくとも特定方向の所定範囲に亘って前記金属板部が存在していないことにより、前記差し入れる空間内に前記金属板部が存在していないことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記カバー体は、前記内部空間側から前記仕切壁部の板面に当接するフランジ部を有しており、
当該フランジ部により覆われる範囲に、前記金属板部のエッジ部分が存在していることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記カバー体を前記仕切壁部に固定するための固定具が、前記フランジ部において前記金属板部と重なっている領域に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【公開番号】特開2013−22139(P2013−22139A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−158081(P2011−158081)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】