遊技機
【課題】主制御装置に対する不正を抑制することが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】スロットマシン10は、筐体11を備えている。筐体11は、スロットマシン10前方に向けて開放された四角箱状に形成されている。筐体11の前面側には、前面扉21が取り付けられている。前面扉21はその左側部を回動軸として、筐体11の内部空間を開閉可能とするように筐体11に支持されている。筐体11には、リールユニット101が搭載されているとともに、当該リールユニット101の上方空間には背板部13に固定させて主制御装置41が設けられている。この場合に、前面扉21には、表示制御装置245が搭載されており、前面扉21を閉鎖した状態においては、当該表示制御装置245の表面がリールユニット101の前後方向の中央よりも後方へと入り込み、主制御装置41の表面に対して近い位置にて対向することとなる。
【解決手段】スロットマシン10は、筐体11を備えている。筐体11は、スロットマシン10前方に向けて開放された四角箱状に形成されている。筐体11の前面側には、前面扉21が取り付けられている。前面扉21はその左側部を回動軸として、筐体11の内部空間を開閉可能とするように筐体11に支持されている。筐体11には、リールユニット101が搭載されているとともに、当該リールユニット101の上方空間には背板部13に固定させて主制御装置41が設けられている。この場合に、前面扉21には、表示制御装置245が搭載されており、前面扉21を閉鎖した状態においては、当該表示制御装置245の表面がリールユニット101の前後方向の中央よりも後方へと入り込み、主制御装置41の表面に対して近い位置にて対向することとなる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技機前方に開放された筐体と、
当該筐体の前面側において開閉可能に支持された前面扉と、
前記筐体内に設けられ、周方向に複数種の絵柄が付された周回体と、
前記筐体内に設けられ、遊技者に特典を付与するか否かの抽選処理を実行し、当該抽選処理の処理結果に応じて前記周回体の停止制御を実行する主制御装置と、
前記前面扉に設けられ、前記周回体に付された絵柄を遊技機前方から視認可能とする表示窓部と、
前記前面扉に設けられ、所定の表示演出を実行可能とする表示部を有する表示装置と、
当該表示装置を表示制御する表示制御装置と、
を備え、
前記主制御装置は、前記筐体の背板部において前記周回体の上方となる位置に設置されており、
前記表示装置は、前記表示窓部の上方に前記表示部が存在するように前記前面扉に設置されており、
前記表示制御装置は、前記表示装置の後方に搭載されていることにより、前記主制御装置に対して遊技機前方から対向するようにして前記前面扉に一体化されており、且つ当該表示制御装置の前記主制御装置との対向面が前記筐体内における前記周回体の上方空間において前記周回体の前後方向の中央よりも後方に存在するように設置されていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記主制御装置は、制御を実行するための制御用素子が所定の板面に搭載された主制御基板と、当該主制御基板を収容する基板ボックスと、を備えており、前記基板ボックスにおいて前記所定の板面と対向する表側壁部が遊技機前方を向くようにして設置されており、
前記表示制御装置は、前記表側壁部において前記制御用素子と対向する領域が、当該表示制御装置の前記対向面と対向するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記主制御装置において遊技機前方を向く面を有する壁部には、当該主制御装置が他の機器と電気的な接続を行うために利用される主側コネクタ部を有しており、
前記表示制御装置は、前記主側コネクタ部が、当該表示制御装置の前記対向面と対向するように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記主制御装置の所定の一辺側は、前記表示制御装置の前記対向面と対向する領域の外側に位置しており、
当該所定の一辺側に、前記主制御装置において主制御基板を収容する基板ボックスにおける複数のケース体の分離を規制する構造が存在していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項5】
前記筐体内において前記周回体よりも上方であって前記主制御装置よりも下方の位置に、基板装置が設けられており、
当該基板装置は、電気的な接続を行うための特定コネクタ部を有しており、
当該特定コネクタ部は前記基板装置の上方から電気的な接続作業を行うように設けられており、
前記主制御装置は前記特定コネクタ部の上方の空間に入り込んでおらず、前記表示制御装置は前記特定コネクタ部の上方の空間に入り込んでいることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項6】
前記基板装置は、前記主制御装置と他の機器との電気的な接続を中継する中継基板装置であることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記前面扉は、前記表示窓部を形成するためのパネルを有する扉ベースを有しており、
前記表示装置及び前記表示制御装置は前記扉ベースに搭載されており、
可動物を動作させることにより演出の実行を可能とする可動物ユニットを備え、
前記扉ベースの前面部と前記表示制御装置との間に前記可動物ユニットが搭載されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項1】
遊技機前方に開放された筐体と、
当該筐体の前面側において開閉可能に支持された前面扉と、
前記筐体内に設けられ、周方向に複数種の絵柄が付された周回体と、
前記筐体内に設けられ、遊技者に特典を付与するか否かの抽選処理を実行し、当該抽選処理の処理結果に応じて前記周回体の停止制御を実行する主制御装置と、
前記前面扉に設けられ、前記周回体に付された絵柄を遊技機前方から視認可能とする表示窓部と、
前記前面扉に設けられ、所定の表示演出を実行可能とする表示部を有する表示装置と、
当該表示装置を表示制御する表示制御装置と、
を備え、
前記主制御装置は、前記筐体の背板部において前記周回体の上方となる位置に設置されており、
前記表示装置は、前記表示窓部の上方に前記表示部が存在するように前記前面扉に設置されており、
前記表示制御装置は、前記表示装置の後方に搭載されていることにより、前記主制御装置に対して遊技機前方から対向するようにして前記前面扉に一体化されており、且つ当該表示制御装置の前記主制御装置との対向面が前記筐体内における前記周回体の上方空間において前記周回体の前後方向の中央よりも後方に存在するように設置されていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記主制御装置は、制御を実行するための制御用素子が所定の板面に搭載された主制御基板と、当該主制御基板を収容する基板ボックスと、を備えており、前記基板ボックスにおいて前記所定の板面と対向する表側壁部が遊技機前方を向くようにして設置されており、
前記表示制御装置は、前記表側壁部において前記制御用素子と対向する領域が、当該表示制御装置の前記対向面と対向するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記主制御装置において遊技機前方を向く面を有する壁部には、当該主制御装置が他の機器と電気的な接続を行うために利用される主側コネクタ部を有しており、
前記表示制御装置は、前記主側コネクタ部が、当該表示制御装置の前記対向面と対向するように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記主制御装置の所定の一辺側は、前記表示制御装置の前記対向面と対向する領域の外側に位置しており、
当該所定の一辺側に、前記主制御装置において主制御基板を収容する基板ボックスにおける複数のケース体の分離を規制する構造が存在していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項5】
前記筐体内において前記周回体よりも上方であって前記主制御装置よりも下方の位置に、基板装置が設けられており、
当該基板装置は、電気的な接続を行うための特定コネクタ部を有しており、
当該特定コネクタ部は前記基板装置の上方から電気的な接続作業を行うように設けられており、
前記主制御装置は前記特定コネクタ部の上方の空間に入り込んでおらず、前記表示制御装置は前記特定コネクタ部の上方の空間に入り込んでいることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項6】
前記基板装置は、前記主制御装置と他の機器との電気的な接続を中継する中継基板装置であることを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記前面扉は、前記表示窓部を形成するためのパネルを有する扉ベースを有しており、
前記表示装置及び前記表示制御装置は前記扉ベースに搭載されており、
可動物を動作させることにより演出の実行を可能とする可動物ユニットを備え、
前記扉ベースの前面部と前記表示制御装置との間に前記可動物ユニットが搭載されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【公開番号】特開2013−22145(P2013−22145A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−158087(P2011−158087)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
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