説明

電力装置

【課題】高圧電力機器および高圧バッテリが接続された高圧電力ラインからの電力を電圧変換して低圧電力機器および低圧バッテリが接続された低圧電力ラインに供給するDC/DCコンバータの異常をより適正に検出する。
【解決手段】平滑コンデンサ35のディスチャージ制御の実行中にDC/DCコンバータ28を少なくとも所定時間だけ駆動制御する。そして、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きが予め定められた正常範囲内であるときにはDC/DCコンバータ28は正常であると判定し、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの端子間電圧Vcの変化の傾きが正常範囲外であるときにはDC/DCコンバータ28に異常が発生していると判定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧電力機器および高圧バッテリが接続された高圧電力ラインからの電力を電圧変換して低圧電力機器および低圧バッテリが接続された低圧電力ラインに供給するDC/DCコンバータを備えた電力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電力装置としては、主バッテリと、主バッテリよりも低電圧で充放電される補機バッテリと、主バッテリからの電圧を開閉スイッチを介して入力するインバータ回路と、主バッテリとインバータ回路との間に設けられた平滑コンデンサと、平滑コンデンサと補機バッテリとの間に設けられると共に主バッテリまたは平滑コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを電圧変換して補機バッテリに供給するDC/DCコンバータとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電力装置では、主バッテリと平滑コンデンサとの接続を解除した状態でDC/DCコンバータを駆動して平滑コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを補機バッテリに供給することにより、平滑コンデンサのディスチャージを実行している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−061209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のような電力装置では、DC/DCコンバータに異常が発生していると主バッテリまたは平滑コンデンサから補機バッテリへと電力を供給することができなくなり、補機バッテリの電圧が低下して補機の駆動に必要な電力を補機バッテリから供給し得なくなってしまうおそれがある。従って、このようなDC/DCコンバータの異常を補機バッテリの電圧が低下する前に確実に検出することが望ましい。
【0005】
本発明の電力装置は、高圧電力機器および高圧バッテリが接続された高圧電力ラインからの電力を電圧変換して低圧電力機器および低圧バッテリが接続された低圧電力ラインに供給するDC/DCコンバータの異常をより適正に検出することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電力装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の電力装置は、高圧電力ラインを介して高圧電力機器と電力をやり取りする高圧バッテリと、低圧電力ラインを介して低圧電力機器と電力をやり取りする低圧バッテリと、前記高圧バッテリにリレーを介して接続されると共に前記高圧電力機器を駆動するインバータと、前記インバータの前記高圧バッテリ側の電圧を平滑化する平滑コンデンサと、前記高圧電力ラインからの電力を電圧変換して前記低圧電力ラインに供給するDC/DCコンバータとを備えた電力装置であって、
前記リレーのオフ要求がなされたときに、該リレーをオフして前記平滑コンデンサに蓄えられた電荷がディスチャージされるよう前記インバータを制御するディスチャージ制御を実行すると共に該ディスチャージ制御を実行している最中に前記DC/DCコンバータを少なくとも所定時間だけ駆動制御する制御手段と、
前記ディスチャージ制御が実行されている最中に前記DC/DCコンバータが駆動されているときの前記平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合が予め定められた正常範囲内であるときには該DC/DCコンバータは正常であると判定し、前記変化度合が前記正常範囲外であるときには該DC/DCコンバータに異常が発生していると判定する異常判定手段と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
本発明の電力装置では、リレーのオフ要求がなされたときに、当該リレーをオフして平滑コンデンサに蓄えられた電荷がディスチャージされるようインバータを制御するディスチャージ制御を実行すると共に当該ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータを少なくとも所定時間だけ駆動制御する。すなわち、ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータを駆動したときに、DC/DCコンバータが正常であれば、平滑コンデンサに蓄えられた電荷がDC/DCコンバータで電圧変換されて低圧電力ライン側(低圧バッテリ)へと供給されるため、平滑コンデンサのディスチャージが促進され、DC/DCコンバータを非駆動としたときよりも平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合が負側に大きくなる。従って、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータが駆動されているときの平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合が予め定められた正常範囲内であるときにはDC/DCコンバータは正常であると判定すると共に、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータが駆動されているときの平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合が正常範囲外であるときにはDC/DCコンバータに異常が発生していると判定することができる。これにより、高圧電力機器および高圧バッテリが接続された高圧電力ライン側からの電力を電圧変換して低圧電力機器および低圧バッテリが接続された低圧電力ライン側に供給するDC/DCコンバータの異常をより適正に検出することができる。なお、平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合の正常範囲は、ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータを非駆動としたときの平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合よりも所定値だけ負側に大きな範囲として実験・解析等により予め定めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施例に係る電力装置を搭載した電気自動車10の概略構成図である。
【図2】DC/DCコンバータ28の駆動時および非駆動時それぞれの場合におけるディスチャージ制御の実行による平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの時間変化の様子を例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0011】
図1は、本発明の実施例に係る電力装置を搭載した電気自動車10の概略構成図である。実施例の電気自動車10は、図示するように、駆動輪30a,30bにデファレンシャルギヤ31を介して連結された駆動軸32に動力を入出力可能なモータ22と、モータ22を駆動するインバータ24と高圧電力ライン33とを介してモータ22と電力のやり取りを行なうメインバッテリ26と、インバータ24とメインバッテリ26との接続および接続の解除を実行するシステムメインリレーSMRと、低圧電力ライン34を介して補機23と電力のやり取りを行う補機バッテリ27と、高圧電力ライン33と低圧電力ライン34とに接続されて高圧電力ライン33からの電力を降圧して低圧電力ライン34へ出力可能なDC/DCコンバータ28と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット40とを備える。
【0012】
高圧電力機器としてのモータ22は、電動機として機能すると共に発電機としても機能する周知の同期発電電動機として構成されている。インバータ24は、複数のスイッチング素子により構成されており、メインバッテリ26から供給される直流電流を擬似的な三相交流電流に変換してモータ22に供給する。メインバッテリ26は、実施例では、例えば、定格出力電圧が200〜300Vのニッケル水素二次電池またはリチウムイオン二次電池として構成されており、電子制御ユニット40によって管理されている。また、高圧電力ライン33には、インバータ24とメインバッテリ26との間の電圧を平滑化する平滑コンデンサ35が設置されている。
【0013】
補機バッテリ27は、実施例では、定格出力電圧が12Vの鉛蓄電池として構成されており、低圧電力ライン34を介して補機23と接続されている。低圧電力ライン34に接続される低圧電力機器としての補機23には、例えばヘッドライトやルームランプ,カーオーディオ等の複数の電力機器が含まれる(何れも図示せず)。なお、補機バッテリ27は、図示しない電力ラインを介して電子制御ユニット40にも接続されており、電子制御ユニット40にも電力を供給する。DC/DCコンバータ28は、いずれも図示しないスイッチング素子やトランスなどを含み、スイッチング素子をオンオフすることにより高圧電力ライン33からの電力を降圧して低圧電力ライン34に出力可能である。これにより、メインバッテリ26からの電力やモータ22で発電された電力などを補機バッテリ27へと供給することができる。また、DC/DCコンバータ28は、電子制御ユニット40からの制御信号により制御される。
【0014】
電子制御ユニット40は、CPU42を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU42の他に処理プログラムを記憶するROM44と、データを一時的に記憶するRAM46と、図示しない入出力ポートとを備える。電子制御ユニット40には、アクセルペダル53の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ54からのアクセル開度Accや車速センサ58からの車速V、平滑コンデンサ35の端子間に設置された電圧センサ36からの端子間電圧Vcなどが入力ポートを介して入力される。電子制御ユニット40からは、モータ22を駆動制御するためのインバータ24のスイッチング素子へのスイッチング制御信号やDC/DCコンバータ28へのスイッチング制御信号、システムメインリレーSMRへのオンオフ制御信号などが出力ポートを介して出力される。また、電子制御ユニット40は、運転者によりシステムが停止されたとき等、システムメインリレーSMRのオフ要求がなされたときに、システムメインリレーSMRをオフして平滑コンデンサ35に残った電荷をディスチャージするようインバータ24をスイッチング制御するディスチャージ制御を実行する。ここで、ディスチャージ制御は、例えば、モータ22のロータに形成される磁束の方向(d軸)に電流を流すことで、モータ22からトルクが出力されずに電力が消費されるようにインバータ24をスイッチング制御することにより平滑コンデンサ35に蓄えられた電荷をディスチャージするものであってもよいし、インバータ24のスイッチング損失により平滑コンデンサ35に蓄えられた電荷をディスチャージするものであってもよい。
【0015】
実施例の電気自動車10は、基本的には、電子制御ユニット40によって実行される次のような駆動制御によって走行する。すなわち、電子制御ユニット40は、まず、アクセルペダルポジションセンサ54からのアクセル開度Accと車速センサ58からの車速Vとに応じて走行のために駆動軸32に要求される要求トルクを設定し、メインバッテリ26を充放電することができる最大電力としての入出力制限の範囲内で要求トルクに応じたモータ22のトルク指令を設定し、モータ22がトルク指令で駆動されるようインバータ24をスイッチング制御する。実施例の電気自動車10は、こうした制御により、メインバッテリ26の入出力制限の範囲内でアクセル開度Accに応じた要求トルクを駆動軸32に出力して走行する。
【0016】
次に、上述のように構成された電気自動車10において、DC/DCコンバータ28に異常が発生しているか否かを判定するための手法について説明する。実施例の電子制御ユニット40は、上述したインバータ24のディスチャージ制御を実行する際にDC/DCコンバータ28を少なくとも所定時間だけ駆動制御すると共に、以下の手順に従ってDC/DCコンバータ28の異常の有無を判定する。
【0017】
図2は、ディスチャージ制御の実行による平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの時間変化の様子を例示する説明図である。図中実線は、DC/DCコンバータ28を駆動した場合の端子間電圧Vcの変化の様子を示し、図中点線は、DC/DCコンバータ28を非駆動とした場合の端子間電圧Vcの変化の様子を示す。図示するように、ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータ28を駆動したときに、DC/DCコンバータ28が正常であれば、平滑コンデンサ35に蓄えられた電荷がDC/DCコンバータ28で電圧変換されて低圧電力ライン34側(補機バッテリ27)へと供給されるため、平滑コンデンサ35のディスチャージが促進され、DC/DCコンバータ28を非駆動としたときよりも平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾き(変化度合)が負側に大きくなる。従って、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きが予め定められた正常範囲(図中一点鎖線で示した範囲)内であるときにはDC/DCコンバータ28は正常であると判定し、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きが正常範囲外であるときにはDC/DCコンバータ28に異常が発生していると判定する。実施例では、平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きの正常範囲は、ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータ28を非駆動としたときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きよりも所定値だけ負側に大きな範囲として実験・解析等により予め定められる。
【0018】
以上説明した実施例の電力装置を備えた電気自動車10では、システムメインリレーSMRのオフ要求がなされたときに、システムメインリレーSMRをオフして平滑コンデンサ35に蓄えられた電荷がディスチャージされるようインバータ24を制御するディスチャージ制御を実行すると共に当該ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータ28を少なくとも所定時間だけ駆動制御する。そして、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きが予め定められた正常範囲内であるときにはDC/DCコンバータ28は正常であると判定し、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化の傾きが正常範囲外であるときにはDC/DCコンバータ28に異常が発生していると判定する。これにより、モータ22およびメインバッテリ26が接続された高圧電力ライン33からの電力を電圧変換して補機23および補機バッテリ27が接続された低圧電力ライン34に供給するDC/DCコンバータ28の異常をより適正に検出することができる。
【0019】
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、高圧電力ライン33を介してモータ22と電力をやり取りするメインバッテリ26が「高圧バッテリ」に相当し、低圧電力ライン34を介して補機23と電力をやり取りする補機バッテリ27が「低圧バッテリ」に相当し、メインバッテリ26にシステムメインリレーSMRを介して接続されると共にモータ22を駆動するインバータ24が「インバータ」に相当し、インバータ24のメインバッテリ26側の電圧を平滑化する平滑コンデンサ35が「平滑コンデンサ」に相当し、高圧電力ライン33からの電力を電圧変換して低圧電力ライン34に供給するDC/DCコンバータ28が「DC/DCコンバータ」に相当し、システムメインリレーSMRのオフ要求がなされたときに、当該システムメインリレーSMRをオフして平滑コンデンサ35に蓄えられた電荷がディスチャージされるようインバータ24を制御するディスチャージ制御を実行すると共に当該ディスチャージ制御を実行している最中にDC/DCコンバータ28を少なくとも所定時間だけ駆動制御する電子制御ユニット40が「制御手段」に相当し、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化度合が予め定められた正常範囲内であるときには当該DC/DCコンバータ28は正常であると判定し、ディスチャージ制御が実行されている最中にDC/DCコンバータ28が駆動されているときの平滑コンデンサ35の端子間電圧Vcの変化度合が正常範囲外であるときには当該DC/DCコンバータに異常が発生していると判定する電子制御ユニット40が「異常判定手段」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
【0020】
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明は、高圧電力機器および高圧バッテリが接続された高圧電力ラインからの電力を電圧変換して低圧電力機器および低圧バッテリが接続された低圧電力ラインに供給するDC/DCコンバータとを備えた電力装置、および、それを備えた電気自動車の製造産業等に利用可能である。
【符号の説明】
【0022】
10 電気自動車、22 モータ、23 補機、24 インバータ、26 メインバッテリ、27 補機バッテリ、28 DC/DCコンバータ、30a,30b 駆動輪、31 デファレンシャルギヤ、32 駆動軸、33 高圧電力ライン、34 低圧電力ライン、35 平滑コンデンサ、36 電圧センサ、40 電子制御ユニット、42 CPU
、44 ROM、46 RAM、53 アクセルペダル、54 アクセルペダルポジションセンサ、58 車速センサ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高圧電力ラインを介して高圧電力機器と電力をやり取りする高圧バッテリと、低圧電力ラインを介して低圧電力機器と電力をやり取りする低圧バッテリと、前記高圧バッテリにリレーを介して接続されると共に前記高圧電力機器を駆動するインバータと、前記インバータの前記高圧バッテリ側の電圧を平滑化する平滑コンデンサと、前記高圧電力ラインからの電力を電圧変換して前記低圧電力ラインに供給するDC/DCコンバータとを備えた電力装置であって、
前記リレーのオフ要求がなされたときに、該リレーをオフして前記平滑コンデンサに蓄えられた電荷がディスチャージされるよう前記インバータを制御するディスチャージ制御を実行すると共に該ディスチャージ制御を実行している最中に前記DC/DCコンバータを少なくとも所定時間だけ駆動制御する制御手段と、
前記ディスチャージ制御が実行されている最中に前記DC/DCコンバータが駆動されているときの前記平滑コンデンサの端子間電圧の変化度合が予め定められた正常範囲内であるときには該DC/DCコンバータは正常であると判定し、前記変化度合が前記正常範囲外であるときには該DC/DCコンバータに異常が発生していると判定する異常判定手段と、
を備える電力装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−5299(P2012−5299A)
【公開日】平成24年1月5日(2012.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−139677(P2010−139677)
【出願日】平成22年6月18日(2010.6.18)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】