説明

電子装置およびその外部電源供給装置の制御方法

【課題】電子装置およびその外部電源供給装置の制御方法を提供する。
【解決手段】本発明による電子装置1は、オン状態とオフ状態を有する外部電源供給装置5と電気接続し、該電子装置はスイッチモジュール2と、内部電源モジュール3とを含み、スイッチモジュールが触発されると、スイッチ信号を生成する。内部電源モジュールは、スイッチ信号を受信し、トリガ信号を生成して、外部電源供給装置に伝送することにより、外部電源供給装置をオフ状態からオン状態に切り換え、該外部電源供給装置は、電子装置に電源を供給する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子装置およびその外部電源供給装置の制御方法に係わり、特に一種の外部電源供給装置をオフ状態からオン状態に切り換え、制御できる電子装置に係わる。
【背景技術】
【0002】
環境保護への意識向上から、ますます多くの使用者が電子装置の低消費電力化が期待されている一方、大部分の電子装置は、電源供給装置を使用して、電力の供給をする。しかしながら、従来の電子装置がオフ状態または待機時、電源装置から常に電力の供給をしているようになっていたため、不要な消費電力となってしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在、すでに一種のオン/オフ状態が制御できる電源装置を開発されているが、この種の電源装置では、必要な電力の供給を求める際、使用者より、電源装置のスイッチをオンしてから、電子装置のスイッチをオンする操作の必要があり、操作が不便である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は前記した先行技術の課題を鑑みて、外部電源供給装置の状態を制御でき、使用者より、電子装置のスイッチと電源装置のスイッチとを操作する必要があるという先行技術の課題を解決するため、一種の電子装置およびその外部電源供給装置の制御方法を提供することを本発明の主な目的とする。
【0005】
本発明の目的により、スイッチモジュールと内部電源モジュールを含む一種の電子装置を供給する。スイッチモジュールが触発ないしは起動されると、スイッチ信号を生成する。内部電源モジュールは、スイッチ信号を受信し、トリガ信号を生成し、外部電源供給装置に伝送し、外部電源供給装置を触発して、オフ状態からオン状態に切り換え、電子装置に電源を供給する。
【0006】
本発明はさらに、外部電源供給装置の制御方法を供給する。以下のプロセスを含む。まず、スイッチ信号を生成するプロセス:電子装置内のスイッチモジュールが触発されると、スイッチ信号を生成する。これから、トリガ信号を供給するプロセル:内部電源モジュールは、スイッチ信号を受信し、トリガ信号を生成して、外部電源供給装置に伝送する。最後に、電源を供給するプロセス:外部電源供給装置が該トリガ信号を受信したときに、オフ状態からオン状態に切り換えて、電子装置に電源を供給する。
【発明の効果】
【0007】
上記の通り、本発明による外部電源供給装置の制御方法およびそれを用いた電子装置は、以下の一つ又は複数の長所を有する。
【0008】
イ.本発明の電子装置は、内部電源モジュールより、外部電源供給装置を起動させるための触発電源を供給できる。
【0009】
ロ.本発明の内部電源モジュールは、トリガ信号のレベル切り換えセクションのみに電気消費される。
【0010】
ハ.本発明の電子装置は、内部電源モジュールの充電必要により、外部電源供給装置の状態を制御できる。
【0011】
ニ.本発明の電子装置は、ウェイク・オン・ラン機能の実行の有無により、外部電源供給装置の状態を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の電子装置の第1実施形態によるシステム構成図である。
【図2】本発明の電子装置の第2実施形態によるシステム構成図である。
【図3】本発明の電子装置の信号波形態様図である。
【図4】本発明の外部電源供給装置の第1制御方法のプロセス態様図である。
【図5】本発明の外部電源供給装置の第2制御方法のプロセス態様図である。
【図6】本発明の外部電源供給装置の第3制御方法のプロセス態様図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
[第1実施形態]
図1は、本発明の電子装置の第1実施形態によるシステム構成図を示す。この図において、電子装置1は、オン状態とオフ状態を備えた外部電源供給装置5と電気接続し、電子装置1は、スイッチモジュール2、内部電源モジュール3と、制御モジュール4を含む。スイッチモジュール2が触発されると、スイッチ信号21を生成する。
【0014】
内部電源モジュール3は、スイッチ信号21を受信し、トリガ信号31を生成し、外部電源供給装置5に伝送し、触発して、外部電源供給装置5をオフ状態からオン状態に切り換え、電子装置1に電源51を供給する。
【0015】
制御モジュール4は、電源51と、スイッチ信号21を受信して、制御信号41を生成し、外部電源供給装置5に伝送して、外部電源供給装置5の状態を制御する。
【0016】
実際に応用する際には、携帯式パソコンを電子装置1として例示する。外部電源供給装置5は、電源ケーブル(cable)を介して、携帯式パソコンと接続し、電源51を携帯式パソコンに供給する。使用者が、購入したばかりの携帯式パソコンを起動しようとする際には、外部電源供給装置5はオフ状態になっているため、電力を供給することができないし、充電式電池もまだ電力が持っていない。この場合に、まず、本発明による内部電源モジュール3を外部電源供給装置5に触発電力を供給し、該内部電源モジュール3は、たとえば、リチウム電池または水銀電池である。先行技術において、該内部電源モジュール3は、リアルタイムクロック(RTC)のみに電力を供給する。これから、本発明において、携帯式パソコンのスイッチモジュール2が触発されて、起動の要求をされると、内部電源モジュール3は、スイッチモジュール2より、出力されるレベル切り換えセクション211を含んだスイッチ信号21に基づいて、同じレベル切り換えセクションのトリガ信号31を生成し、外部電源供給装置5に伝送し、触発して、外部電源供給装置5をオフ状態からオン状態に切り換え、レベル切り換えセクション内、電源51を電子装置1に供給する。最後に、制御モジュール4は、たとえば組込コントローラー(EC)であり、外部電源供給装置5から供給された電源51とスイッチモジュール2から供給されたスイッチ信号21により、制御信号41を生成し、外部電源供給装置5に伝送し、外部電源供給装置5をオン状態に維持する。その後、電子装置1が、電源51の入力によって、オン状態になることは、当該分野の技術者の熟知範囲であり、ここでの説明を省略する。
【0017】
上記の通り、内部電源モジュール3は、該レベル切り換えセクションのみに電気消費される。これ以降、制御モジュール4は、外部電源供給装置5から電源51を供給することにより、制御信号41を生成し、外部電源供給装置5の状態を制御する、そのため、内部電源モジュール3は、使え始めたすぐに電力が切ることがない。そのほか、充電式電池に電力を持っているとき、充電式電池は、外部電源供給装置5にオン状態に切り換えるための触発電力が供給できる。また、電子装置1は、電源ケーブルのほか、無線伝送手段により、外部電源供給装置5と電気接続し、信号伝送ならびに外部電源供給装置5から供給された電源51を受け入れることができる。
【0018】
[第2実施形態]
図2は、本発明の電子装置の第2実施形態によるシステム構成図を示す。図1との違いは、図2はさらに信号維持モジュール6、制限モジュール7、遅延モジュール8、電気容量検知ユニット42と、ウェイク・オン・ランモジュール9とを含む。信号維持モジュール6は、内部電源モジュール3と外部電源供給装置5との間に電気接続し、トリガ信号31のレベル切り換えセクションを延長することに用いる。
【0019】
制限モジュール7は、内部電源モジュール3と外部電源供給装置5との間に電気接続し、トリガ信号31の信号レベルを引き下げることに用いる。仮に、内部電源モジュール3がスイッチ信号21を受信されていないときでも、低電圧レベル312のトリガ信号31を送信できる。これに対して、スイッチ信号21を受信されたときに、高電圧レベル313のトリガ信号31を送信できる。該制限モジュール7は、低電圧レベル312のトリガ信号31をゼロレベルに維持することにより、低電圧レベル312のトリガ信号31による外部電源供給装置5への触発を避けることができる。
【0020】
遅延モジュール8は、スイッチモジュール2と制御モジュール4との間に電気接続する。遅延モジュール8は、スイッチモジュール2より送り出されたスイッチ信号21を受信した後、所定の遅延期間を経過してから、スイッチ信号21を制御モジュール4に伝送する。
【0021】
前述の信号維持モジュール6と遅延モジュール8の設置目的は、制御モジュール4は、外部電源供給装置5より供給された電源51を受け入れてから、スイッチ信号21により、制御信号41を生成する。よって、信号維持モジュール6の設置により、トリガ信号31による外部電源供給装置5を触発して、電源51の供給期間を制御モジュール4より制御信号41が発信されるまでに延長でき、外部電源供給装置5を制御し、電源51を安定に供給する。さらに、遅延モジュール8の設置は、制御モジュール4は、電源51を受け入れてから、スイッチ信号21の受信が始まる。
【0022】
電気容量検知ユニット42は、制御モジュール4の内部に設ける。電子装置1に充電式電池を備えた場合に、電気容量検知ユニット42は、所定時間おきに、内部電源モジュール3の電池容量をチェックし、電池の充電が必要かどうかにより、外部電源供給装置5のオン状態又はオフ状態を制御する。
【0023】
ウェイク・オン・ランモジュール9は、制御モジュール4と電気接続し、ウェイク・オン・ラン機能を実行することにより、電子装置1は、ネットワークから伝送した遠隔制御信号に従い、オン又はオフする。制御モジュール4は、ウェイク・オン・ラン機能が実行されていたときに、外部電源供給装置5をオン状態に維持する。
【0024】
図3は、本発明による電子装置の信号波形図を示す。図3を参照し、トリガ信号31は、信号維持モジュール6を介して、レベル切り換えセクション311を延長しているため、レベル切り換えセクション311はスイッチ信号21のレベル切り換えセクション211より長いとなる。外部電源供給装置の状態52はトリガ信号31が高電圧レベル313に切り換えると同時に、オフ状態からオン状態に切り換える。その後、外部電源供給装置5は稼働を開始し、電源51を電子装置1に電力を供給し始める。制御モジュール4は、電源51と遅延モジュール8を介して、出力されたスイッチ信号21を受け入れてから、制御信号41を生成し、外部電源供給装置5の状態を制御する。図3に示す通り、外部電源供給装置5は、Aラインに到達する前には、トリガ信号31によって触発して、電力を供給するが、Aラインに到達した後、制御信号41によって、外部電源供給装置5の状態制御を行う。
【0025】
図4は、本発明の外部電源供給装置の第1制御方法のプロセス態様図を示す。図4を参照し、内部電源モジュール3の電子装置1に適する外部電源供給装置の第1制御方法。該電子装置1は、外部電源供給装置5と電気接続されている。そのうち、外部電源供給装置5は、オン状態とオフ状態を含み、該制御方法は、以下のプロセスを含む。
【0026】
プロセスS401:スイッチ信号21を生成する。電子装置1のスイッチモジュール2が触発されると、スイッチ信号21を生成する。
【0027】
プロセスS402:トリガ信号31を供給する。内部電源モジュール3は、スイッチ信号21を受信し、トリガ信号31を生成して、外部電源供給装置5に伝送する。
【0028】
プロセスS403:電源51を供給する。外部電源供給装置5がトリガ信号31を受信したときに、オフ状態からオン状態に切り換えて、電源51を電子装置1に供給する。
【0029】
使用者は、上記プロセスに従い、電子装置1を起動するときに、プロセスS401により、電子装置1内のスイッチモジュール2が触発されると、スイッチ信号21を生成する。プロセスS402により、電子装置1は、内部電源モジュール3を介して、プロセスS401にて、生成されたスイッチ信号21を受信し、トリガ信号31を生成して、外部電源供給装置5に供給する。プロセスS402にはさらに、制限プロセスと、信号維持プロセスを含む。制限プロセスは、制限モジュール7により、プロセスS402にて、生成されたトリガ信号31の信号レベルを引き下げるに用いる。信号維持プロセスは、信号維持モジュール6により、プロセスS402にて、生成されたトリガ信号31のレベル切り換えセクション311を延長するに用いる。プロセスS403により、外部電源供給装置5がトリガ信号31を受信がしたときに、オフ状態からオン状態に切り換えて、電源51を電子装置1に供給する。プロセスS403の後は、さらに制御プロセスを含み、制御モジュール4がプロセスS403にて、供給されたこのレベル切り換えセクションの電源51と、プロセスS401にて、生成されたスイッチ信号21により、制御信号41を生成して、外部電源供給装置5に伝送することにより、外部電源供給装置5の状態を制御する。そのうち、制御モジュール4は、プロセスS401にて、生成されたスイッチ信号21を受信する前に、さらに遅延モジュール8を介して、スイッチ信号21に所定の遅延期間を経過してから、制御モジュール4に伝送する遅延プロセスを含む。
【0030】
本発明は、プロセスS401にて、生成されたスイッチ信号21により、外部電源供給装置5を制御するほか、さらに内部電源モジュール3の電池容量により、外部電源供給装置5の状態を制御できる。図5を参照し、プロセスS501は、制御モジュール4内の電気容量検知ユニット42により、所定時間おきに立ち上がり、プロセスS502にて、内部電源モジュール3の電池容量を検知し、充電必要性を判断する。電池容量が設定の下限値を下回る場合には、プロセスS503にて、外部電源供給装置5を立ち上がって内部電源モジュール3に充電を行う。これに対して、電池容量が設定の上限値を上回る場合には、プロセスS504にて、制御モジュール4をふたたびスリープモードの状態になる。
【0031】
このほか、本発明は、ウェイク・オン・ラン機能の実行かどうかにより、外部電源供給装置の状態を制御できる。図6を参照し、プロセスS601にて、電子装置1がシャットダウンしているとき、プロセスS602は、制御モジュール4により、電子装置1内のウェイク・オン・ランモジュール9よりウェイク・オン・ラン機能を実行する必要性を判断し、その判断結果に従う。例えば、ウェイク・オン・ラン機能が実行する必要があると判断されたとき、プロセスS603にて、外部電源供給装置5をオンする。これに対して、ウェイク・オン・ラン機能を実行する必要がないと判断さたき、プロセスS604にて、外部電源供給装置5をオフする。
【0032】
上記の説明通り、本発明による外部電源供給装置の制御方法およびそれを用いた電子装置の効果は、外部電源供給装置5がオフ状態にいると、電子装置1に電力を供給しない場合に、電子装置1は、内部電源モジュール3より外部電源供給装置5起動ための触発電源を供給する。さらに、電子装置1内の制御モジュール4は, 電源管理装置とし、スイッチ信号21の有無、充電の必要性と、ウェイク・オン・ラン機能などにより、外部電源供給装置5の状態を制御する。
【0033】
以上は実施形態の列挙であり、本発明になんらの制限を加わるものではない。本発明の精神と範囲を逸脱しない限り、その等効果修正又は変更は、なお、本明細書の特許請求の範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0034】
1…電子装置、2…スイッチモジュール、21…スイッチ信号、211…スイッチ信号のレベル切り換えセクション、3…内部電源モジュール、31…トリガ信号、311…トリガ信号のレベル切り換えセクション、312…低電圧レベル、313…高電圧レベル、4…制御モジュール、41…制御信号、42…電気容量検知ユニット、5…外部電源供給装置、51…電源、52…外部電源供給装置の状態、6…信号維持モジュール、7…制限モジュール、8…遅延モジュール、9…ウェイク・オン・ランモジュール、S401〜S403、S501〜S504、S601〜S604…プロセス。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部電源供給装置と電気接続する一種の電子装置において、
前記外部電源供給装置は、オン状態とオフ状態とを含み、
前記電子装置は、スイッチモジュールと内部電源モジュールとを含み、
前記スイッチモジュールは、触発されると、スイッチ信号を生成し、
前記内部電源モジュールは、前記スイッチ信号を受信し、トリガ信号を生成して、外部電源供給装置に伝送し、前記外部電源供給装置を触発して、前記オフ状態から前記オン状態に切り換えて、前記電子装置に電源を供給することを特徴とする、電子装置。
【請求項2】
当該電子装置は、有線ケーブルまたは無線伝送方式により、前記外部電源供給装置と電気接続することを特徴とする、請求項1記載の電子装置。
【請求項3】
前記スイッチモジュールは、触発されると、レベル切り換えセクションを含む前記スイッチ信号を生成することを特徴とする、請求項1記載の電子装置。
【請求項4】
前記トリガ信号は、前記外部電源供給装置を触発し、前記レベル切り換えセクションにて、前記外部電源供給装置が前記電源を供給することを特徴とする、請求項3記載の電子装置。
【請求項5】
信号維持モジュールをさらに含み、前記内部電源モジュールと前記外部電源供給装置との間に電気接続し、前記トリガ信号の前記レベル切り換えセクションを延長することを特徴とする、請求項4記載の電子装置。
【請求項6】
制御モジュールをさらに含み、
前記制御モジュールは、前記レベル切り換えセクションの前記電源と、前記スイッチ信号とを受信し、制御信号を生成し、前記外部電源供給装置に伝送し、前記外部電源供給装置の状態を制御することを特徴とする、請求項4記載の電子装置。
【請求項7】
制限モジュールをさらに含み、前記内部電源モジュールと前記外部電源供給装置との間に電気接続し、前記トリガ信号の信号レベルを引き下げることを特徴とする、請求項1記載の電子装置。
【請求項8】
遅延モジュールをさらに含み、前記スイッチモジュールと前記制御モジュールとの間に電気接続し、
前記遅延モジュールは、前記スイッチモジュールより伝送された前記スイッチ信号を受信した後、所定の遅延期間を経過して、前記スイッチ信号を前記制御モジュールに伝送することを特徴とする、請求項6記載の電子装置。
【請求項9】
前記制御モジュールはさらに、電気容量検知ユニットを含み、
前記電気容量検知ユニットは、所定期間おきに、前記内部電源モジュールの電池容量を検知し、前記電池容量により、充電必要性を判断し、前記外部電源供給装置の状態を制御することを特徴とする、請求項6記載の電子装置。
【請求項10】
ウェイク・オン・ランモジュールをさらに含み、前記制御モジュールと電気接続し、
前記制御モジュールは、前記ウェイク・オン・ラン機能の実行有無を判断し、前記外部電源供給装置の状態を制御することを特徴とする、請求項6記載の電子装置。
【請求項11】
外部電源供給装置の制御方法であって、内部電源モジュールを備える電子装置に運用し、前記電子装置は、前記外部電源供給装置と電気接続し、そのうち、前記外部電源供給装置は、オン状態とオフ状態とを含む、外部電源供給装置の制御方法において、
電子装置内のスイッチモジュールが触発されると、スイッチ信号を生成し、
内部電源モジュールは、前記スイッチ信号を受信し、トリガ信号を生成して、外部電源供給装置に伝送し、
外部電源供給装置が前記トリガ信号を受信したときは、オフ状態からオン状態に切り換えて、電源を電子装置に供給することを特徴とする、外部電源供給装置の制御方法。
【請求項12】
前記電子装置は、有線ケーブルまたは無線伝送方式により、前記外部電源供給装置と電気接続することを特徴とする、請求項11記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項13】
前記スイッチモジュールが触発されると、レベル切り換えセクションを含む前記スイッチ信号を生成することを特徴とする、請求項11記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項14】
前記トリガ信号は、前記外部電源供給装置を触発し、前記レベル切り換えセクションにて、前記外部電源供給装置が前記電源を供給することを特徴とする、請求項13記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項15】
信号維持プロセスをさらに含み、
信号維持モジュールにより、前記トリガ信号の前記レベル切り換えセクションを延長することを特徴とする、請求項14記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項16】
制御プロセスをさらに含み、
制御モジュールより、前記レベル切り換えセクションの前記電源と前記スイッチ信号を受信し、制御信号を生成して、前記外部電源供給装置に供給し、前記外部電源供給装置の状態を制御することを特徴とする、請求項14記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項17】
制限プロセスをさらに含み、
制限モジュールにより、前記トリガ信号の信号レベルを引き下げることを特徴とする、請求項11記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項18】
遅延プロセスをさらに含み、
前記遅延モジュールにより、前記スイッチ信号を所定の遅延時間を経過した後に、前記制御モジュールに伝送することを特徴とする、請求項16記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項19】
電気容量検知プロセスをさらに含み、
前記制御モジュール内蔵の電気容量検知ユニットにより、所定期間おきに、前記電気容量検知ユニットの電源モジュールの電池容量を検知し、前記電池容量に基づいて、前記充電式電池の充電必要性を判断し、前記外部電源供給装置の制御することを特徴とする、請求項16記載の外部電源供給装置の制御方法。
【請求項20】
判断プロセスをさらに含み、
前記電子装置がシャットダウンされたときに、前記制御モジュールは、前記電子装置がウェイク・オン・ラン機能の実行の有無を判断し、判断結果を生成し、前記判断結果に従い、前記外部電源供給装置の状態を制御することを特徴とする、請求項16記載の外部電源供給装置の制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−183557(P2010−183557A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−97266(P2009−97266)
【出願日】平成21年4月13日(2009.4.13)
【出願人】(509024640)エイサー インコーポレイテッド (14)
【氏名又は名称原語表記】ACER INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】8F, 88, Section 1, Hsin Tai Wu Road,Hsichih,Taipei Hsien 221, Taiwan
【Fターム(参考)】